JPH0545820B2 - - Google Patents

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JPH0545820B2
JPH0545820B2 JP2329589A JP2329589A JPH0545820B2 JP H0545820 B2 JPH0545820 B2 JP H0545820B2 JP 2329589 A JP2329589 A JP 2329589A JP 2329589 A JP2329589 A JP 2329589A JP H0545820 B2 JPH0545820 B2 JP H0545820B2
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JP
Japan
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pulley
guide holes
pulley member
diameter
disc
Prior art date
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JP2329589A
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JPH02203053A (ja
Inventor
Hideaki Kawahara
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
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Publication of JPH02203053A publication Critical patent/JPH02203053A/ja
Publication of JPH0545820B2 publication Critical patent/JPH0545820B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイミングベルトの張力を駆動力に
応じて自動的に調整して、そのスキツプ現象を抑
制するベルト伝動装置の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、歯付プーリにタイミングベルト(シ
ンクロベルト)を巻き掛けてベルト伝動を行うベ
ルト伝動装置においては、ベルトの張力が低下す
ると、ベルトの歯部とプーリの歯部との噛合がな
くなつていわゆるスキツプ現象が生じるという問
題がある。
このようなスキツプ現象を抑制する装置として
は、ベルトの緩み側背面をばね等で付勢されたテ
ンシヨンローラにより押圧して、ベルトにその駆
動力に応じた張力を与えるようにしたテンシヨン
機構が知られている。しかし、このものでは、ベ
ルトがテンシヨンローラによつて通常の屈曲方向
とは逆の背面方向に屈曲されるため、ベルト心体
の疲労が促進され、ベルトの耐久性が低下すると
いう不具合がある。また、大きいトルクが加わつ
た場合や、経時変化に伴つてベルトに伸びが生じ
た場合には、テンシヨンローラの戻りによりその
押圧力が低下し、スキツプ現象の発生は確実に阻
止し得ないこととなる。
このため、上記スキツプ現象を確実に阻止し得
るようにしたベルト伝動装置として、従来、特公
昭58−47592号公報に開示されるものが知られて
いる。
すなわち、このものは、互いに平行な1対の回
転軸にそれぞれ支持された歯付プーリからなる駆
動及び従動プーリと、該両プーリ間に巻き掛けら
れて両回転軸間で動力を伝達するタイミングベル
トとを設け、上記駆動又は従動プーリのいずれか
一方を、回転軸に回転一体に支持されかつ外周に
ギヤを有する第1プーリ部材と、該第1プーリ部
材の外周に第1プーリ部材の軸心に対して偏心可
能に配置され、上記第1プーリ部材のギヤに噛合
するギヤを内周に有し、外周に上記タイミングベ
ルトに噛み合う歯部を有する第2プーリ部材とで
構成し、上記両プーリ部材のギヤ同士の噛合で動
力伝達を行わせることにより、駆動及び従動プー
リ間の軸間距離を駆動力に応じて変位させて最適
なベルト張力を自動的に得るようにし、ベルトの
スキツプ現象を防止してその耐久性の向上を図る
ようにしたものである。
しかしながら、この従来のものでは、駆動プー
リ側を第1及び第2プーリ部材で構成した場合、
該両プーリ部材の径の違いにより必然的に第2プ
ーリ部材側のギヤの数が第1プーリ部材のギヤの
数よりも多くなり、回転軸の回転が減速されて第
2プーリ部材つまりベルトに伝達されることとな
る。このため、駆動プーリから従動プーリに回転
を増速して伝達する必要のある自転車の駆動系に
適用すると、その増速伝達の確保のために、上記
減速分を見越して駆動プーリの直径を必要以上に
大きくせねばならず、その配置スペースが大きく
なつたり、重量が増加したりする等の難点があつ
た。
そこで、こうした不具合を解消するベルト伝動
装置として、特開昭63−6261号公報に開示される
ものがある。このものは、例えば第11図に示す
ように、基本的には上記従来の構造と同様で、駆
動軸a上の駆動プーリcと従動軸b上の従動プー
リdとの間に歯付伝動ベルトeが巻回されたもの
である。その特徴として、上記駆動プーリcは、
外周端面に歯付ベルトeが噛み合う無端状の外歯
(図示せず)を有する環状従動輪fと、該環状従
動輪fの内周側に配置され、中心に上記駆動軸a
を一体に有し、環状従動輪fの内径よりも小径の
駆動デイスクgと、上記環状従動輪fの側面に一
体に取り付けられ、中心部に上記駆動軸aを遊動
可能に貫通させる窓h1を有する側面板hと、上記
駆動デイスクgの側面に駆動軸aを中心として等
角度間隔で突設された複数のブツシユi,i,…
と、上記側面板hにその中心と同心状態に等角度
間隔で開口され、上記複数のブツシユi,i,…
をそれぞれ遊嵌合可能な複数のブツシユ窓j,
j,…とを備えている。そして、駆動デイスクg
の各ブツシユiが側面板hの各ブツシユ窓jの周
縁部を摺接しながら押すことによつて駆動デイス
クgから環状従動輪fへの動力伝達が行われる構
成とされている。この構成により、駆動力に応じ
て最適なベルト張力を自動的に得ることができ、
ベルトeのスキツプ現象を確実に防止することが
できることに加え、駆動デイスクg(駆動軸a)
と環状従動輪fとの回転比率が等しいために、増
速伝達を要する自転車の駆動系に適用した場合で
も、環状従動輪f延いては駆動プーリcの直径を
小さくすることができる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この提案のものでは、作動原理上、
駆動デイスクgの各ブツシユiが側面板hの各ブ
ツシユ窓jの周縁部を滑りながら押すことによつ
て駆動デイスクgから環状従動輪fへの動力伝達
が行われる構造であるので、ブツシユi又はブツ
シユ窓j周縁部が早期磨耗しないようにするため
に、実際の使用段階では各ブツシユi上にローラ
を回転自在に支持すること等が必要不可欠とされ
る。このため、構造が複雑になり、装置の組立工
数が増加してコストアツプを招く難がある。
また、大きな負荷が急激に加わつた場合にはロ
ーラが破損したり、ブツシユiが折損したりする
虞れがある。
さらには、ブツシユiやローラの摺動摩擦によ
るトルクロスが生じるのは避けられ得ない。
また、駆動デイスクgの側面にブツシユi,
i,…が突設されているため、駆動プーリcの厚
さが増大してベルト伝動装置が厚くなる等の問題
もある。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、上記のベルト伝動装置におい
て、回転軸に結合支持される側のプーリ部材とベ
ルトに噛合連結される側のプーリ部材との駆動力
伝達構造を改良することにより、ベルト伝動装置
の構造を簡単にして組立工数の低減及びそれに伴
うコストダウン化を図り、急激な大負荷に対する
耐久性を高め、トルクロスを低減するとともに、
ベルト伝動装置の薄肉化を図ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明の解決手段
は、基本的に、駆動側プーリにおける回転軸側と
プーリ側とをボールやローラ等の転動体を用いた
係合機構によつて連結する。
すなわち、請求項1記載の発明では、互いに平
行な1対の回転軸と、該回転軸にそれぞれ支持さ
れた歯付プーリからなる駆動及び従動プーリと、
該両プーリ間に巻き掛けられて両回転軸間で動力
を伝達するタイミングベルトとを備えたベルト伝
動装置に対し、上記駆動プーリを、回転軸に回転
一体に支持された円板状の第1プーリ部材と、該
第1プーリ部材に係合された第2プーリ部材とか
らなるものとする。
そして、上記第1プーリ部材は、内周が上記回
転軸に回転一体に取り付けられた円板からなるデ
イスク部を備えた構成とする。
一方、上記第2プーリ部材は、第1プーリ部材
の外周に配置され、かつ内径がデイスク部の外径
よりも大に形成され、外周に上記タイミングベル
トに噛み合う歯部を有する略リング状のプーリ部
と、上記デイスク部の両側にデイスク部を挟み込
むように配置され、かつ外周縁が上記プーリ部に
回転一体に固定され、中心に上記回転軸を挿通可
能な貫通孔を有する円板からなる1対の側面板と
を備えた構成とする。
さらに、上記一方の側面板の内側面には複数の
有底の第2プーリ側案内穴を側面板と同心円周上
にかつ等角度間隔をあけて設ける。また、上記デ
イスク部において上記一方の側面板の内側面に対
向する一側面には上記第2プーリ側案内穴と略同
径の複数の有底の第1プーリ側案内穴を第2プー
リ側案内穴に対応して設ける。
また、上記互いに対向する両案内穴には案内穴
の開口径よりも小径の転動体を各半部がそれぞれ
両案内穴に臨むように嵌装する。そして、上記各
転動体の案内穴での転動により第2プーリ部材を
第1プーリ部材に対し所定量偏心可能に構成す
る。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の
発明の構成において、第1プーリ部材のデイスク
部の他側面にも同様の第1プーリ部材側案内穴を
設け、一方、デイスク部両側面にそれぞれ対向す
る側面板の内側面に第2プーリ部材側案内穴を設
ける。
また、請求項3記載の発明では、上記請求項1
記載の発明の構成とは逆に、駆動プーリにおける
第1プーリ部材を、軸線方向に所定間隔をあけて
対向配置され、かつ内周が上記回転軸に回転一体
に取り付けられた円板からなる1対の側面板を備
える構成とする。一方、第2プーリ部材は、第1
プーリ部材の外周に配置され、かつ内径が側面板
の外径よりも大に形成され、外周に上記タイミン
グベルトに噛み合う歯部を有する略リング状のプ
ーリ部と、上記両側面板間に遊嵌合され、かつ外
周縁が上記プーリ部に回転一体に固定され、中心
に上記回転軸を挿通可能な貫通孔を有する円板か
らなるデイスク部とを備えてなるものとする。
そして、上記一方の側面板の内側面に複数の有
底の第1プーリ側案内穴を側面板と同心円周上に
かつ等角度間隔をあけて設ける一方、上記デイス
ク部において上記一方の側面板の内側面に対向す
る一側面に、上記第1プーリ側案内穴と略同径の
複数の有底の第2プーリ側案内穴を第1プーリ側
案内穴に対応して設ける。
さらに、上記互いに対向する両案内穴に転動体
を各半部がそれぞれ両案内穴に臨むように嵌装
し、各転動体の案内穴での転動により第2プーリ
部材を第1プーリ部材に対し所定量偏心可能に構
成する。
請求項4記載の発明では、上記請求項3記載の
発明の構成において、第2プーリ部材のデイスク
部の他側面にも同様の第2プーリ部材側案内穴を
設け、一方、デイスク部両側面にそれぞれ対向す
る側面板の内側面に第1プーリ部材側案内穴を設
ける。
さらに、請求項5記載の発明では、上記請求項
1、2、3又は4記載の発明の構成において、デ
イスク部と側面板との間に、転動体を転動可能に
保持する保持孔を有する転動体保持板を配設す
る。
そして、具体的に、請求項6記載の発明では、
上記請求項1、2、3、4又は5記載の発明の構
成において転動体をボールとする。
一方、請求項7記載の発明では、上記請求項
1、2、3、4又は5記載の発明の構成において
転動体をローラ(ころ)とする。
また、請求項8記載の発明では、上記請求項7
記載の記載の発明の構成において、ローラを円柱
状、円錐状又は鼓形状とする。
(作用) 上記の構成により、請求項1、2、3又は4記
載の発明では、駆動及び従動プーリ間にタイミン
グベルトが巻き掛けられると、該タイミングベル
トの曲げ剛性と第2プーリ部材の自重とにより、
第2プーリ部材の軸心が第1プーリ部材の軸心に
対し従動プーリ側でかつベルト緩み側に偏心す
る。この偏心に伴い、第2プーリ部材の案内穴が
それと対応する第1プーリ側案内穴に対して同様
の方向に偏心するが、この両案内穴間には転動体
が介在されているため、偏心は転動体に規制され
て止まる。すなわち、無負荷状態では第2プーリ
部材は最大量偏心する。この状態では、第2プー
リ側案内穴が第1プーリ側案内穴に対して従動プ
ーリ側でかつベルト緩み側に偏心しているため、
第1プーリ部材に駆動力を与えた場合、第2プー
リ部材に駆動力を伝達するのは、偏心方向が第1
プーリ部材の円周方向と一致する位置、つまり第
1プーリ部材の軸心に対し従動プーリ側でかつベ
ルト緊張側部分のみとなる。従つて、駆動プーリ
の1回転中、複数の案内穴及び転動体が第1プー
リ部材の軸心に対し従動プーリ側でかつベルト緊
張側部分を横切るときにのみ、駆動力が第1プー
リ部材から第2プーリ部材に伝達される。
回転軸に駆動力が与えられた場合、第1プーリ
部材から第2プーリ部材への駆動力の伝達は第1
プーリ部材の軸心に対し従動プーリ側でかつベル
ト緊張側部分に位置する転動体のみで行われ、そ
の力の方向は第1プーリ部材の円周方向となる。
この方向は第2プーリ部材の軸心から第1プーリ
部材の軸心に向かう方向と略一致しているので、
上記駆動力により第2プーリ部材は第1プーリ部
材側へ移動して偏心量は減少する。ところが、こ
の第2プーリ部材の移動により、、タイミングベ
ルトの巻き掛かるピツチ周長が増大するので、無
負荷状態で緩み状態にあつたタイミングベルトは
引つ張られ、これにより第2プーリ部材の移動が
規制される。同時に、モーメントの釣合いにによ
り、第1プーリ部材の軸心に対し従動プーリ側で
かつベルト緊張側部分に位置する転動体からそれ
ぞれベルトの緊張側及び緩み側の各スパンまでの
垂直距離に応じた比率でベルトの緊張側及び緩み
側に張力が付与される。また、駆動力の大きさが
変化しても、その駆動力を伝達する転動体の位置
及び力の方向は変化せず、力の大きさのみが駆動
力に応じて変化するため、タイミングベルトの緊
張側及び緩み側には常に一定の比率で張力が与え
られる。以上により、タイミングベルトのスキツ
プ現象を抑制して、その耐久性を高めることがで
きる。
そして、この発明の場合、案内穴と転動体との
係合により駆動力を伝達する構造であるため、ブ
ツシユ及びローラを使用する場合に比べ、構造が
簡単となり、組立工数の減少によつてコストダウ
ンを図ることができる。また、転動体による伝達
であるので、大きな負荷が急激に加わつた場合で
も転動体の損傷がなく、高い耐久性を得ることが
できる。さらに、転動体の案内穴内での転動によ
りその抵抗が小さく、トルクロスを低減すること
ができる。しかも転動体が案内穴内で転動するの
で、駆動プーリ側の厚さを薄くでき、ベルト伝動
装置のコンパクト化を図ることができる。
また特に、請求項2又は4記載の発明では、案
内穴及び転動体が第1プーリ部材又は第2プーリ
部材のデイスク部における表裏側面に配設されて
いるので、第1プーリ部材から第2プーリ部材へ
駆動力を伝達する際の力のバランスが良くなり、
トルクロスを低減できるとともに、大きな駆動力
を伝達することができる。
さらに、請求項5記載の発明では、転動体の位
置規制を行う転動体保持板が付設されているの
で、案内穴内での転動体の遊びを有効に規制で
き、駆動プーリのより安定した回転を得ることが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図及び第4図は本発明の第1実施例の全体
構成を示し、1は自転車のクランクペダル(図示
せず)に連結された駆動軸、2は自転車の後車輪
(図示せず)を支持する従動軸であつて、これら
駆動軸1及び従動軸2は互いに平行に配置されて
いる。上記駆動軸1には歯付きの駆動プーリ3が
回転一体に取り付けられている。従動軸2には駆
動プーリ3よりも小径で外周に歯部16aを有す
る従動プーリ16が支持され、この従動プーリ1
6は図示しないワンウエイクラツチ機構によつて
駆動回転方向(図で反時計回り方向)にのみ従動
軸2に回転一体に連結される。そして上記両プー
リ3,16間には底面(内周面)に歯部B1を有
するタイミングベルトBが巻き掛けられており、
このベルトBによつて駆動軸1から従動軸2に動
力を伝達するようになされている。
上記駆動プーリ3は、駆動軸1に回転一体に支
持された小径円板状の第1プーリ部材4と、該第
1プーリ部材4の外周に配置され、第1プーリ部
材4の軸心O1すなわち駆動軸1の回転中心に対
して偏心可能な軸心O2を有する第2プーリ部材
7と、両プーリ部材4,7を連結する係合機構1
2とで構成されている。
上記駆動プーリ3の具体構造について第1図及
び第2図により説明すると、上記第1プーリ部材
4は、駆動軸1に回転一体に結合されたボス部5
と、該ボス部5の外周に一体形成された円板から
なるデイスク部6とで構成されている。
一方、上記第2プーリ部材7は、略リング状の
プーリ部8と、該プーリ部8に外周部にてピン
9,9,…により回転一体に固定された表裏1対
の側面板10,11とを備えてなる。上記プーリ
部8は第1プーリ部材4の外周に配置され、その
内径がデイスク部6の外径よりも大に形成され、
外周には上記タイミングベルトBに噛み合う歯部
8aが形成されている。一方、1対の側面板1
0,11は上記デイスク部6の両側にデイスク部
6を挟み込むように対向配置され、外周部はプー
リ部8よりも半径方向外側に突出していて、駆動
プーリ3の対向シエイブを構成しており、中心に
は上記ボス部5(駆動軸1)を挿通可能な貫通孔
10a,11aが形成されている。
さらに上記係合機構12について説明するに、
上記第2プーリ部材7における裏側(第1図で左
側)の側面板11の内側面には複数(図では16
個)の有底円形状の第2プーリ側ボール案内穴1
4,14,…が側面板11と同心円周上にかつ等
角度間隔をあけて凹設されている。一方、上記第
1プーリ部材4のデイスク部6において上記裏側
側面板11の内側面に対向する裏面には上記第2
プーリ側ボール案内穴14,14,…と略同径の
複数の有底円形状の第1プーリ側ボール案内穴1
3,13,…がそれぞれ両プーリ部材4,7の同
心状態で各第2プーリ側ボール案内穴14に対応
して形成されている。この各ボール案内穴13,
14は深さが開口部の直径に比べて小さい浅穴に
設定されている。
さらに、上記互いに対向する第1プーリ側ボー
ル案内穴13と第2プーリ側ボール案内穴14と
の各々には各ボール案内穴13,14の開口径よ
りも小径でその略半分程度の直径を有するボール
15(転動体)が各半部をそれぞれ両ボール案内
穴13,14に臨ませて嵌装されている。
そして、この各ボール15のボール案内穴1
3,14での転動により第2プーリ部材7が第1
プーリ部材4に対し所定量偏心可能に構成されて
いる。
また、上記駆動軸1及び従動軸2の軸心O1
O3同士を結ぶ直線lAと、該直線lAに直交しかつ上
記第1プーリ部材4の軸心O1を通る直線lBとによ
り区画された緩み側偏心ゾーンZに、上記第2プ
ーリ部材7の軸心O2が所定量偏心して位置する
よう、上記タイミングベルトBの長さが設定され
ている。
したがつて、上記実施例においては、駆動及び
従動プーリ3,16間で動力伝達が行われない無
負荷状態では、第3図に示すように、タイミング
ベルトBの張力がほぼ零になり、駆動プーリ3に
おける第2プーリ部材7の軸心O2が第1プーリ
4の軸心O1に対し最大量偏心する。
この状態から駆動軸1に駆動力が加わつて負荷
状態になると、第4図に示すように、その駆動力
は第1プーリ部材4から、該第1プーリ部材4の
軸心O1に対しほぼ従動プーリ16側でかつベル
ト緊張側部分(図で駆動プーリ3の右上側部分)
に位置するボール15を介して第2プーリ部材7
に伝達される。このため、第2プーリ部材7は両
プーリ部材4,7の軸心O1,O2を通る平面pに
沿つてタイミングベルトBの緊張側に移動すると
ともに、この移動によつてタイミングベルトBの
緊張側と緩み側とに一定の比率で張力が分配され
る。その結果、タイミングベルトBのスキツプ現
象を有効に抑え、その耐久性を向上させることが
できる。
そして、タイミングベルトBの回行状態では、
上記両プーリ部材4,7の軸心O1,O2同士がほ
ぼ一致し、このことにより駆動プーリ3をスムー
ズに回転させることができる。
この場合、上記第1及び第2プーリ部材4,7
がボール案内穴13,14及びボール15からな
る係合機構12により連結されているので、駆動
プーリ3に対しその駆動軸1の回転を1:1の伝
達比で伝達でき、駆動プーリ3の回転を増速して
従動プーリ16に伝動する場合であつても駆動プ
ーリ3の径を必要以上に大きくせずとも済み、よ
つて駆動プーリ3の配置スペースを縮小しかつそ
の重量をも軽減することができる。
また、ボール案内穴13,14とボール15と
の係合により駆動力を伝達する構造であるため、
ブツシユ及びローラを使用する場合に比べ、構造
が簡単となり、組立工数の減少によつてコストダ
ウンを図ることができる。
さらに、ボール15による伝達であるので、大
きな負荷が急激に加わつた場合でもボール15の
損傷がなく、高い耐久性を得ることができる。
さらにまた、ボール15は案内穴13,14内
で転動するので、トルクロスを低減することがで
きる。
加えて、ボール15がボール案内穴13,14
内で転動するので、駆動プーリ3側の厚さを薄く
でき、ベルト伝動装置のコンパクト化を図ること
ができる。
また、第3図に示すように、無負荷状態ではタ
イミングベルトBの張力が零であるので、該タイ
ミングベルトBの装着の際に初張力を与える必要
がなく、その装着を容易に行うことができる。
本発明は以上の第1実施例以外に種々の他の実
施例を包含するものであり、以下、その各々につ
いて説明する。尚、各実施例では、第1実施例に
対応する部分については同じ符号を符してその詳
細な説明は省略する。
上記第1実施例では、第1プーリ部材4の裏面
及び該裏面に対向する裏側の側面板11の内面に
それぞれボール案内穴13,14を凹設して、該
各ボール穴13,14にボール15を嵌装した
が、これに代え、ボール案内穴13,14及びボ
ール15を駆動軸プーリ3の表面側に設けてもよ
い。
また、第1プーリ部材4の表裏面及び該表裏面
に対向する表裏側の側面板11の内面にそれぞれ
ボール案内穴を凹設して、該各ボール案内穴にボ
ールを嵌装した構造とすることも可能である(第
2実施例)。この例の場合、ボール案内穴及びボ
ールが駆動ーリ3の表裏側双方に設けられるの
で、第1プーリ部材4から第2プーリ部材7への
駆動力の伝達の際、スラスト方向の力のバランス
が良くなり、トルクロスをさらに低減できるとと
もに、伝達可能な駆動力を増大できる利点があ
る。
第5図は第3実施例を示し、上記第1実施例で
は、第1プーリ部材4にデイスク部6を、第2プ
ーリ部材7に側面板10,11をそれぞれ形成し
たのに代え、第1プーリ部材4に側面板10′,
11′を、第2プーリ部材7にデイスク部6′をそ
れぞれ形成したものである。すなわち、この実施
例では、駆動プーリ3′における第1プーリ部材
4′は、駆動軸1と回転一体のボス部5と、軸線
方向に所定間隔をあけて対向配置され、かつ内周
がピン9′,9′,…により上記ボス部5に回転一
体に固定された円板からなる表裏1対の側面板1
0′,11′とで構成されている。
一方、第2プーリ部材7′は、外周に歯部8a
を有する略リング状のプーリ部8と、上記第1プ
ーリ部材4の両側面板10′,11′間に遊嵌合さ
れ、かつ外周縁が上記プーリ部8に回転一体に固
定され、中心に上記ボス部5(駆動軸1)を挿通
可能な貫通孔6a′を有する円板からなるデイスク
部6′とで構成されている。
さらに、上記表裏側の両側面板10′,11′の
内側面にはそれぞれ複数の有底の第1プーリ側ボ
ール案内穴13′,13′,…が側面板10′,1
1′と同心円周上にかつ等角度間隔をあけて設け
られている一方、上記デイスク部6′の両側面に
はそれぞれ上記第1プーリ側ボール案内穴13′,
13′と略同径の複数の有底の第2プーリ側ボー
ル案内穴14′,14′が第1プーリ側ボール案内
穴13′に対応して設けられている。
そして、上記互いに対向する両ボール案内穴1
3′,14′にはボール案内穴13′,14′の開口
径よりも小径のボール15が各半部をそれぞれ両
ボール案内穴13′,14′に臨ませて嵌装されて
いて、各ボール15のボール案内穴13′,1
4′での転動により第2プーリ部材7が第1プー
リ部材4に対し所定量偏心可能に構成されてい
る。
したがつて、この第3実施例でも、上記第2実
施例と同様の作用効果を奏することができる。
尚、この第3実施例の構成において、駆動プー
リ3′のボール案内穴13′,14′とボール15
との組合せを駆動プーリ3′の表裏側のいずれか
一方に限定してもよく、上記第1実施例と同様の
作用効果を奏することが可能である。
さらに、第6図に示すように、上記デイスク部
6(又は6′)と側面板10,11(又は10′,
11′)との間に、ボール15を転動可能に保持
する円形保持孔17a,17a,…を有するボー
ル保持板17を配設してもよい。この場合、ボー
ル15の位置規制を行うボール保持板17によ
り、各ボール案内穴13,14(又は13′,1
4′)内でのボール15の遊びを有効に規制でき、
駆動プーリ3,3′のより安定した回転を得るこ
とができる利点がある。
以上の実施例では、転動体としてボール15を
使用したが、このボール15に代えて円柱状、円
錐状、鼓形状のローラを用いることもできる。
すなわち、第7図及び第8図は第4実施例を示
しており、この実施例では、上記第1実施例の構
成(第1図〜第4図参照)において、各ボール案
内穴13,14をローラ案内穴18,19に、ボ
ール15を円柱状ローラ20にそれぞれ代えた構
成とされている。したがつて、この実施例の場
合、第1実施例と同様の作用効果を奏することが
できることに加え、ボール15をローラ20に代
えたことによつて耐久性を向上させることがで
き、より一層有利である。
また、第9図は第5実施例を示し、上記第3実
施例の構成(第5図参照)において、上記と同様
に各ボール案内穴13′,14′をローラ案内穴1
8′,19′に、ボール15を円錐状ローラ20′
にそれぞれ代えたものである。この実施例の場
合、第3実施例と同様の作用効果を奏することが
でき、耐久性を向上させることができる。
さらに、第10図は、上記第6図の実施例と同
様に、デイスク部6(又は6′)と側面板10,
11(又は10′,11′)との間に、ローラ20
を転動可能に保持する円形保持孔21a,21
a,…を有するローラ保持板21を配置したもの
である。この場合、各ローラ案内穴内18,19
(又は18′,19′)でのローラ20の遊びを有
効に規制でき、より安定した回転を得ることがで
きる。
以上の各実施例は、自転車の駆動系に適用した
場合であるが、本発明はこの他、高い耐久性の要
求される各種のベルト伝動装置に対しても適用す
ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項1、2、3又は4
記載の発明によると、タイミングベルトにより従
動プーリとの間で動力を伝達する駆動プーリを、
その回転軸に回転一体に支持された第1プーリ部
材と、該第1プーリ部材の外周に第1プーリ部材
の軸心に対して偏心可能に配置され、かつ第1プ
ーリ部材にボールやローラ等の転動体及びその案
内穴を組み合わせてなる係合機構を介して連結さ
れ、外周にて上記タイミングベルトに噛み合う第
2プーリ部材とで構成し、第1プーリ部材の駆動
力の増大に伴い、第2プーリ部材の第1プーリ部
材に対する偏心量を連続的に減少変化させるよう
にしたことにより、第1プーリ部材の回転を減速
することなく1:1の回転比で第2プーリ部材に
伝達でき、駆動プーリの回転を増速して従動プー
リに伝達する駆動系であつても駆動プーリの直径
を小さく保ち得、駆動プーリひいてはベルト伝動
装置の配置スペースの縮小化及び軽量化を図るこ
とができる。また案内穴と転動体との係合により
駆動力を伝達する構造であるため、ブツシユ及び
ローラを使用する場合に比べ、構造が簡単とな
り、組立工数の減少によつてコストダウンを図る
ことができる。また、転動体による伝達であるの
で、大きな負荷が急激に加わつた場合でも転動体
の損傷がなく、高い耐久性を得ることができる。
さらに、転動体は案内穴内で転動するので、トル
クロスを低減することができる。しかも、転動体
が案内穴内で転動するので、駆動プーリ側の厚さ
を薄くでき、ベルト伝動装置のコンパクト化を図
ることができる。特に、自転車の駆動系に適用し
た場合には、その耐久性を高め得るばかりでな
く、ペダルの踏出し操作力を軽くでき、自転車自
体の軽量化、コンパクト化を図ることができる
等、実用上優れた効果を有するものである。
また、特に、請求項2又は4記載の発明では、
案内穴及び転動体が第1プーリ部材又は第2プー
リ部材のデイスク部における表裏側面に配設され
ているので、第1プーリ部材から第2プーリ部材
へ駆動力を伝達する際の力のバランスが良くな
り、トルクロスを低減できるとともに、大きな駆
動力を伝達することができる。
さらに、請求項5記載の発明では、転動体の位
置規制を行う転動体保持板が付設されているの
で、案内穴内での転動体の遊びを有効に規制で
き、より安定した回転を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示し、
第1図は駆動プーリの縦断面図、第2図は同分解
斜視図、第3図は無負荷状態のベルト伝動装置を
示す一部破断正面図、第4図は同負荷状態を示す
一部破断正面図である。第5図は第3実施例を示
す第1図相当図である。第6図はボール保持板の
斜視図である。第7図及び第8図は第4実施例を
示し、第7図は第1図相当図、第8図は第2図相
当図である。第9図は第5実施例における第1図
相当図である。第10図はローラ保持板の斜視図
である。第11図は従来例を示す第4図相当図で
ある。 1…駆動軸(回転軸)、2…従動軸(回転軸)、
3,3′,3″,3…駆動プーリ、4,4′…第
1プーリ部材、5…ボス部、6,6′…デイスク
部、6a′…貫通孔、7,7′…第2プーリ部材、
8…プーリ部、8a…歯部、10,10′,11,
11′…側面板、10a,11a…貫通孔、12,
12′…係合機構、13,13′,14,14′…
ボール案内穴、15…ボール(転動体)、16…
従動プーリ、17…ボール保持板(転動体保持
板)、17a…保持孔、18,18′,19,1
9′…ローラ案内穴、20…ローラ(転動体)、2
1…ローラ保持板(転動体保持板)、21a…保
持孔、B…タイミングベルト、O1…第1プーリ
部材の軸心、O2…第2プーリ部材の軸心、O3
従動軸の軸心、p…軸心O1,O2を通る平面、lA
…軸心O1,O3を結ぶ直線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに平行な1対の回転軸と、該回転軸にそ
    れぞれ支持された歯付プーリからなる駆動及び従
    動プーリと、該両プーリ間に巻き掛けられて両回
    転軸間で動力を伝達するタイミングベルトとを備
    え、 上記駆動プーリは、回転軸に回転一体に支持さ
    れた円板状の第1プーリ部材と、該第1プーリ部
    材に係合された第2プーリ部材とからなり、 上記第1プーリ部材は、内周が上記回転軸に回
    転一体に取り付けられた円板からなるデイスク部
    を備える一方、 上記第2プーリ部材は、第1プーリ部材の外周
    に配置されかつ内径がデイスク部の外径よりも大
    に形成され、外周に上記タイミングベルトに噛み
    合う歯部を有する略リング状のプーリ部と、上記
    デイスク部の両側にデイスク部を挟み込むように
    配置され、かつ外周縁が上記プーリ部に回転一体
    に固定され、中心に上記回転軸を挿通可能な貫通
    孔を有する円板からなる1対の側面板とを備えて
    なり、 上記一方の側面板の内側面には複数の有底の第
    2プーリ側案内穴が側面板と同心円周上にかつ等
    角度間隔をあけて設けられている一方、 上記デイスク部において上記一方の側面板の内
    側面に対向する一側面には上記第2プーリ側案内
    穴と略同径の複数の有底の第1プーリ側案内穴が
    第2プーリ側案内穴に対応して設けられ、 上記互いに対向する両案内穴には案内穴の開口
    径よりも小径の転動体が各半部をそれぞれ両案内
    穴に臨ませて嵌装され、 上記各転動体の案内穴での転動により第2プー
    リ部材が第1プーリ部材に対し所定量偏心可能に
    構成されていることを特徴とする自動張力調整機
    構を有するベルト伝動装置。 2 互いに平行な1対の回転軸と、該回転軸にそ
    れぞれ支持された歯付プーリからなる駆動及び従
    動プーリと、該両プーリ間に巻き掛けられて両回
    転軸間で動力を伝達するタイミングベルトとを備
    え、 上記駆動プーリは、回転軸に回転一体に支持さ
    れた円板状の第1プーリ部材と、該第1プーリ部
    材に係合された第2プーリ部材とからなり、 上記第1プーリ部材は、内周が上記回転軸に回
    転一体に取り付けられた円板からなるデイスク部
    を備える一方、 上記第2プーリ部材は、第1プーリ部材の外周
    に配置されかつ内径がデイスク部の外径よりも大
    に形成され、外周に上記タイミングベルトに噛み
    合う歯部を有する略リング状のプーリ部と、上記
    デイスク部の両側にデイスク部を挟み込むように
    配置され、かつ外周縁が上記プーリ部に回転一体
    に固定され、中心に上記回転軸を挿通可能な貫通
    孔を有する円板からなる1対の側面板とを備えて
    なり、 上記両側面板の内側面にはそれぞれ複数の有底
    の第2プーリ側案内穴が側面板と同心円周上にか
    つ等角度間隔をあけて設けられている一方、 上記デイスク部の両側面にはそれぞれ上記第2
    プーリ側案内穴と略同径の複数の有底の第1プー
    リ側案内穴が第2プーリ側案内穴に対応して設け
    られ、 上記互いに対向する両案内穴には案内穴の開口
    径よりも小径の転動体が各半部をそれぞれ両案内
    穴に臨ませて嵌装され、 上記各転動体の案内穴での転動により第2プー
    リ部材が第1プーリ部材に対し所定量偏心可能に
    構成されていることを特徴とする自動張力調整機
    構を有するベルト伝動装置。 3 互いに平行な1対の回転軸と、該回転軸にそ
    れぞれ支持された歯付プーリからなる駆動及び従
    動プーリと、該両プーリ間に巻き掛けられて両回
    転軸間で動力を伝達するタイミングベルトとを備
    え、 上記駆動プーリは、回転軸に回転一体に支持さ
    れた円板状の第1プーリ部材と、該第1プーリ部
    材に係合された第2プーリ部材とからなり、 上記第1プーリ部材は、軸線方向に所定間隔を
    あけて対向配置されかつ内周が上記回転軸に回転
    一体に取り付けられた円板からなる1対の側面板
    を備える一方、 上記第2プーリ部材は、第1プーリ部材の外周
    に配置されかつ内径が側面板の外径よりも大に形
    成され、外周に上記タイミングベルトに噛み合う
    歯部を有する略リング状のプーリ部と、上記両側
    面板間に遊嵌合され、かつ外周縁が上記プーリ部
    に回転一体に固定され、中心に上記回転軸を挿通
    可能な貫通孔を有する円板からなるデイスク部と
    を備えてなり、 上記一方の側面板の内側面には複数の有底の第
    1プーリ側案内穴が側面板と同心円周上にかつ等
    角度間隔をあけて設けられている一方、 上記デイスク部において上記一方の側面板の内
    側面に対向する一側面には上記第1プーリ側案内
    穴と略同径の複数の有底の第2プーリ側案内穴が
    第1プーリ側案内穴に対応して設けられ、 上記互いに対向する両案内穴には案内穴の開口
    径よりも小径の転動体が各半部をそれぞれ両案内
    穴に臨ませて嵌装され、 上記各転動体の案内穴での転動により第2プー
    リ部材が第1プーリ部材に対し所定量偏心可能に
    構成されていることを特徴とする自動張力調整機
    構を有するベルト伝動装置。 4 互いに平行な1対の回転軸と、該回転軸にそ
    れぞれ支持された歯付プーリからなる駆動及び従
    動プーリと、該両プーリ間に巻き掛けられて両回
    転軸間で動力を伝達するタイミングベルトとを備
    え、 上記駆動プーリは、回転軸に回転一体に支持さ
    れた円板状の第1プーリ部材と、該第1プーリ部
    材に係合された第2プーリ部材とからなり、 上記第1プーリ部材は、軸線方向に所定間隔を
    あけて対向配置されかつ内周が上記回転軸に回転
    一体に取り付けられた円板からなる1対の側面板
    を備える一方、 上記第2プーリ部材は、第1プーリ部材の外周
    に配置されかつ内径が側面板の外径よりも大に形
    成され、外周に上記タイミングベルトに噛み合う
    歯部を有する略リング状のプーリ部と、上記両側
    面板間に遊嵌合され、かつ外周縁が上記プーリ部
    に回転一体に固定され、中心に上記回転軸を挿通
    可能な貫通孔を有する円板からなるデイスク部と
    を備えてなり、 上記両側面板の内側面にはそれぞれ複数の有底
    の第1プーリ側案内穴が側面板と同心円周上にか
    つ等角度間隔をあけて設けられている一方、 上記デイスク部の両側面にはそれぞれ上記第1
    プーリ側案内穴と略同径の複数の有底の第2プー
    リ側案内穴が第1プーリ側案内穴に対応して設け
    られ、 上記互いに対向する両案内穴には案内穴の開口
    径よりも小径の転動体が各半部をそれぞれ両案内
    穴に臨ませて嵌装され、 上記各転動体の案内穴での転動により第2プー
    リ部材が第1プーリ部材に対し所定量偏心可能に
    構成されていることを特徴とする自動張力調整機
    構を有するベルト伝動装置。 5 デイスク部と側面板との間に、転動体を転動
    可能に保持する保持孔を有する転動体保持板が配
    設されていることを特徴とする請求項1、2、3
    又は4記載の自動張力調整機構を有するベルト伝
    動装置。 6 転動体はボールであることを特徴とする請求
    項1、2、3、4又は5記載の自動張力調整機構
    を有するベルト伝動装置。 7 転動体はローラであることを特徴とする請求
    項1、2、3、4又は5記載の自動張力調整機構
    を有するベルト伝動装置。 8 ローラは円柱状、円錐状又は鼓形状であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の自動張力調整機構
    を有するベルト伝動装置。
JP2329589A 1989-01-31 1989-01-31 自動張力調整機構を有するベルト伝動装置 Granted JPH02203053A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9664096B2 (en) 2014-09-02 2017-05-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus for internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9664096B2 (en) 2014-09-02 2017-05-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus for internal combustion engine

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