JPH0545907Y2 - - Google Patents
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- JPH0545907Y2 JPH0545907Y2 JP132189U JP132189U JPH0545907Y2 JP H0545907 Y2 JPH0545907 Y2 JP H0545907Y2 JP 132189 U JP132189 U JP 132189U JP 132189 U JP132189 U JP 132189U JP H0545907 Y2 JPH0545907 Y2 JP H0545907Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- spool
- hydraulic pressure
- valve spool
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車載の操舵装置やその他産業機器等
に適用される圧力制御弁に関する。
に適用される圧力制御弁に関する。
(従来の技術)
従来の圧力制御弁としては、例えば、特開昭60
−172789号公報に記載されているようなものが知
られている。この公報記載の圧力制御弁は、バル
ブスプールを摺動させるソレノイドに、それぞれ
エア抜き用のプラグが設けられている構造となつ
ている。
−172789号公報に記載されているようなものが知
られている。この公報記載の圧力制御弁は、バル
ブスプールを摺動させるソレノイドに、それぞれ
エア抜き用のプラグが設けられている構造となつ
ている。
従つて、スプール背室等のバルブ穴内のエア抜
きとは別個に、このプラグを抜いてエア抜きを行
うため、エア抜きに手間がかかるし、また、途中
でエアが混入した場合に対応し難く、エア抜き性
能に劣るものであつた。
きとは別個に、このプラグを抜いてエア抜きを行
うため、エア抜きに手間がかかるし、また、途中
でエアが混入した場合に対応し難く、エア抜き性
能に劣るものであつた。
これに対し、このエア抜き性能を向上させたも
のとして、本考案出願人による実願昭63−19416
号に記載されているようなものが知られている。
のとして、本考案出願人による実願昭63−19416
号に記載されているようなものが知られている。
この本願出願人による先行技術である圧力制御
弁は、ソレノイドのプランジヤが収容されるプラ
ンジヤ室と、ソレノイドとバルブスプール端面と
の間に形成されるスプール背室との間を連通孔で
連通させた構造となつていた。
弁は、ソレノイドのプランジヤが収容されるプラ
ンジヤ室と、ソレノイドとバルブスプール端面と
の間に形成されるスプール背室との間を連通孔で
連通させた構造となつていた。
従つて、スプール背室のエア抜きと同時にプラ
ンジヤ室内のエア抜きを行うことができ、エア抜
き性能が高かつた。
ンジヤ室内のエア抜きを行うことができ、エア抜
き性能が高かつた。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、この先行技術の圧力制御弁にあ
つても、以下に述べるような問題があつた。
つても、以下に述べるような問題があつた。
即ち、ソレノイドに通電される電流には、バル
ブスプールの摺動抵抗を低減させるために、通常
デイザが重畳され、このデイザによつてバルブス
プールを振動させるようにしてるが、この振動が
大きすぎると、出力液圧の圧力変動(脈動)が大
きくなり、異音発生等の不具合が生じる。そし
て、このようなバルブスプールの振動は通常バル
ブ全体のダンパ効果によつて抑えられるが、車載
時等にバルブ内にエアが残存したり、エアが混入
すると、このダンパ効果が小さくなつて、上記脈
動が大きくなつてしまう。
ブスプールの摺動抵抗を低減させるために、通常
デイザが重畳され、このデイザによつてバルブス
プールを振動させるようにしてるが、この振動が
大きすぎると、出力液圧の圧力変動(脈動)が大
きくなり、異音発生等の不具合が生じる。そし
て、このようなバルブスプールの振動は通常バル
ブ全体のダンパ効果によつて抑えられるが、車載
時等にバルブ内にエアが残存したり、エアが混入
すると、このダンパ効果が小さくなつて、上記脈
動が大きくなつてしまう。
この残存・混入エアによるダンパ効果の低下
は、スプール背室内の容量が大きくなる程大きく
なるもので、この先行技術のように、スプール背
室とプランジヤ室とを連通孔で連通した場合に
は、スプール背室の実質的な容量が大きくなり、
それだけ、エア残存・混入時にはダンパ効果の低
下が生じるものであつた。
は、スプール背室内の容量が大きくなる程大きく
なるもので、この先行技術のように、スプール背
室とプランジヤ室とを連通孔で連通した場合に
は、スプール背室の実質的な容量が大きくなり、
それだけ、エア残存・混入時にはダンパ効果の低
下が生じるものであつた。
本考案は、上述の問題に着目してなされたもの
で、高いエア抜き性能が得られながら、エアが残
存・混入した場合の出力液圧の圧力変動(脈動)
を小さくできる圧力制御弁を提供することを目的
としている。
で、高いエア抜き性能が得られながら、エアが残
存・混入した場合の出力液圧の圧力変動(脈動)
を小さくできる圧力制御弁を提供することを目的
としている。
(課題を解決するための手段)
上述の目的達成のために、本考案の圧力制御弁
では、バルブ穴に摺動自在に内蔵され、出力回路
の出力液圧を制御可能なバルブスプールと、この
バルブスプールをプランジヤにより押圧するソレ
ノイドと、このソレノイドとバルブスプールの間
にバルブスプールのストロークを許容すべく設け
られたスプール背室と、前記ソレノイド内に、プ
ランジヤのストロークを許容すべく設けられたプ
ランジヤ室と、このプランジヤ室と前記スプール
背室とを連通する連通孔と、この連通孔の途中に
設けられた絞りとを設けた。
では、バルブ穴に摺動自在に内蔵され、出力回路
の出力液圧を制御可能なバルブスプールと、この
バルブスプールをプランジヤにより押圧するソレ
ノイドと、このソレノイドとバルブスプールの間
にバルブスプールのストロークを許容すべく設け
られたスプール背室と、前記ソレノイド内に、プ
ランジヤのストロークを許容すべく設けられたプ
ランジヤ室と、このプランジヤ室と前記スプール
背室とを連通する連通孔と、この連通孔の途中に
設けられた絞りとを設けた。
(作用)
本考案の圧力制御弁では、上述のように構成さ
れるので、エア抜きを行う際には、スプール背室
のエア抜きと同時に、連通孔を介してプランジヤ
室内のエア抜きも行うことができる。
れるので、エア抜きを行う際には、スプール背室
のエア抜きと同時に、連通孔を介してプランジヤ
室内のエア抜きも行うことができる。
また、ソレノイドに対してデイザを重畳させた
電流を通電させて出力液圧の制御を行うに際し、
バルブ内にエアが残存・混入した場合、ダンパ効
果が低下するもので、このダンパ効果の低下の程
度は、通常、バルブスプールの端面側の室の容積
が大きくなる程低下の度合が大きくなる。
電流を通電させて出力液圧の制御を行うに際し、
バルブ内にエアが残存・混入した場合、ダンパ効
果が低下するもので、このダンパ効果の低下の程
度は、通常、バルブスプールの端面側の室の容積
が大きくなる程低下の度合が大きくなる。
本考案では、プランジヤ室とスプール背室とを
連通孔で連通しているため、バルブスプール端面
側の室の容積が大きくなつているが、この連通孔
の途中に絞りを設けたため、バルブスプールがデ
イザにより振動する際の実質的な容積は、絞りよ
りもバルブスプール側のスプール背室の容積とな
り、連通孔を設けたことによりダンパ効果の低下
が大きくなることはない。
連通孔で連通しているため、バルブスプール端面
側の室の容積が大きくなつているが、この連通孔
の途中に絞りを設けたため、バルブスプールがデ
イザにより振動する際の実質的な容積は、絞りよ
りもバルブスプール側のスプール背室の容積とな
り、連通孔を設けたことによりダンパ効果の低下
が大きくなることはない。
従つて、バルブ内にエアが残存及び混入した場
合でも、ダンパ効果の低下を少なくして、出力液
圧の圧力変動(脈動)を小さく抑えることができ
る。
合でも、ダンパ効果の低下を少なくして、出力液
圧の圧力変動(脈動)を小さく抑えることができ
る。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成について説明する。
図面は、本考案一実施例の圧力制御弁を示す断
面図であつて、この圧力制御弁は、第1出力回路
S1及び第2出力回路S2の出力液圧P1.P2の
どちらか一方を比例的に制御するものである。こ
のような、2つの出力回路S1,S2の出力液圧
P1,P2の一方を比例的に制御する制御は、例え
ば、後輪の舵角制御装置の作動に用いられ、この
ような舵角制御装置では、第1出力回路S1の出
力液圧上昇及び第2出力回路S2の出力液圧下降
により後輪が右に転舵され、逆に第1出力回路S
1の出力液圧下降及び第2出力回路S2の出力液
圧上昇により後輪が左に転舵されるというような
作動が成されるものである。
面図であつて、この圧力制御弁は、第1出力回路
S1及び第2出力回路S2の出力液圧P1.P2の
どちらか一方を比例的に制御するものである。こ
のような、2つの出力回路S1,S2の出力液圧
P1,P2の一方を比例的に制御する制御は、例え
ば、後輪の舵角制御装置の作動に用いられ、この
ような舵角制御装置では、第1出力回路S1の出
力液圧上昇及び第2出力回路S2の出力液圧下降
により後輪が右に転舵され、逆に第1出力回路S
1の出力液圧下降及び第2出力回路S2の出力液
圧上昇により後輪が左に転舵されるというような
作動が成されるものである。
図において、1はバルブボデイであつて、この
バルブボデイ1には、バルブ穴11が穿設されて
いる。そして、このバルブ穴11には、第1出力
ポート11a及び第2出力ポート11bが形成さ
れ、両ポート11a,11b間位置には液圧供給
回路2が接続され、また、両ポート11a,11
bの外側位置にはドレーン回路3が接続されてい
る。さらに、前記バルブ穴11の両端には、大径
の第1スプール背室1a及び第2スプール背室1
bが形成されている。
バルブボデイ1には、バルブ穴11が穿設されて
いる。そして、このバルブ穴11には、第1出力
ポート11a及び第2出力ポート11bが形成さ
れ、両ポート11a,11b間位置には液圧供給
回路2が接続され、また、両ポート11a,11
bの外側位置にはドレーン回路3が接続されてい
る。さらに、前記バルブ穴11の両端には、大径
の第1スプール背室1a及び第2スプール背室1
bが形成されている。
尚、前記第1出力ポート11aは第1出力回路
S1に接続され、一方、第2出力ポート11bは
第2出力回路S2に接続されている。また、前記
液圧供給回路2にはポンプPからの液圧が供給さ
れ、一方、ドレーン回路3は、フイルタFを介し
てリザーバタンクTに接続されていて、大気圧と
なつている。
S1に接続され、一方、第2出力ポート11bは
第2出力回路S2に接続されている。また、前記
液圧供給回路2にはポンプPからの液圧が供給さ
れ、一方、ドレーン回路3は、フイルタFを介し
てリザーバタンクTに接続されていて、大気圧と
なつている。
前記バルブ穴11にはバルブスプール4が摺動
可能に内蔵されている。このバルブスプール4に
は、前記第1出力ポート11aにアンダラツプ状
態で設けられてバルブ穴11との間に絞りq,r
を形成する第1ランド4aと、第2出力ポート1
1bにアンダラツプ状態で設けられてバルブ穴1
1との間に絞りs,tを形成する第2ランド4b
と、両端部の端部ランド4c,4dとが形成さ
れ、前記液圧供給回路2から導かれた液圧を第1
出力ポート11aと第2出力ポート11bとのど
ちらか一方に切り換えるようになつている。
可能に内蔵されている。このバルブスプール4に
は、前記第1出力ポート11aにアンダラツプ状
態で設けられてバルブ穴11との間に絞りq,r
を形成する第1ランド4aと、第2出力ポート1
1bにアンダラツプ状態で設けられてバルブ穴1
1との間に絞りs,tを形成する第2ランド4b
と、両端部の端部ランド4c,4dとが形成さ
れ、前記液圧供給回路2から導かれた液圧を第1
出力ポート11aと第2出力ポート11bとのど
ちらか一方に切り換えるようになつている。
即ち、このバルブスプール4は、図中右側に摺
動すると、第1出力ポート11aではドレーン側
の絞りrが狭められると共に液圧供給側の絞りq
が広げられることにより出力液圧P1が上昇され、
一方、第2出力ポート11bでは液圧供給側の絞
りsが狭められると共にドレーン側の絞りtが広
げられて出力液圧P2が減少される。
動すると、第1出力ポート11aではドレーン側
の絞りrが狭められると共に液圧供給側の絞りq
が広げられることにより出力液圧P1が上昇され、
一方、第2出力ポート11bでは液圧供給側の絞
りsが狭められると共にドレーン側の絞りtが広
げられて出力液圧P2が減少される。
また、バルブスプール4が、逆に図中左方向に
摺動された場合には、絞りq,tが狭められると
共に絞りr,sが広げられることにより第1出力
ポート11aの出力液圧P1が減少されると共に、
第2出力ポート11bの出力液圧P2が上昇され
る。
摺動された場合には、絞りq,tが狭められると
共に絞りr,sが広げられることにより第1出力
ポート11aの出力液圧P1が減少されると共に、
第2出力ポート11bの出力液圧P2が上昇され
る。
尚、前記バルブスプール4は両端をセンタリン
グスプリング4e,4fに弾性支持されていて、
両出力液圧P1,P2が同じ液圧となる中立位置に
配置されるよう摺動付勢されている。また、セン
タリングスプリング4e,4fとバルブスプール
4との間にはリテーナ41a,41bが介在され
ている。このリテーナ41a,41bには、バル
ブスプール4が中立位置となると、バルブボデイ
1に当接されるフランジ42a,42bが形成さ
れていて、バルブスプール4の中立位置や、セン
タリングスプリング4e,4fから離れる方向へ
摺動した状態では、弾発力がバルブスプール4へ
伝達されないようになつている。
グスプリング4e,4fに弾性支持されていて、
両出力液圧P1,P2が同じ液圧となる中立位置に
配置されるよう摺動付勢されている。また、セン
タリングスプリング4e,4fとバルブスプール
4との間にはリテーナ41a,41bが介在され
ている。このリテーナ41a,41bには、バル
ブスプール4が中立位置となると、バルブボデイ
1に当接されるフランジ42a,42bが形成さ
れていて、バルブスプール4の中立位置や、セン
タリングスプリング4e,4fから離れる方向へ
摺動した状態では、弾発力がバルブスプール4へ
伝達されないようになつている。
前記バルブスプール4の摺動は、第1、第2ソ
レノイド5a,5bにより成される 即ち、バルブ穴11の両端位置のバルブボデイ
1には、それぞれ、第1ソレノイド5a及び第2
ソレノイド5bが設けられていて、両ソレノイド
5a,5bに通電すると、その発生吸引力により
プランジヤ51a,51bがスライドしてバルブ
スプール4を押圧するもので、第1ソレノイド5
aへ通電すると、バルブスプール4は図中右に摺
動されて第1出力ポート11a(第1出力回路S
1)の出力液圧P1が上昇され、逆に、第2ソレ
ノイド5bに通電すると第2出力ポート11b
(第2出力回路S2)の出力液圧P2が上昇され
る。
レノイド5a,5bにより成される 即ち、バルブ穴11の両端位置のバルブボデイ
1には、それぞれ、第1ソレノイド5a及び第2
ソレノイド5bが設けられていて、両ソレノイド
5a,5bに通電すると、その発生吸引力により
プランジヤ51a,51bがスライドしてバルブ
スプール4を押圧するもので、第1ソレノイド5
aへ通電すると、バルブスプール4は図中右に摺
動されて第1出力ポート11a(第1出力回路S
1)の出力液圧P1が上昇され、逆に、第2ソレ
ノイド5bに通電すると第2出力ポート11b
(第2出力回路S2)の出力液圧P2が上昇され
る。
そして、前記ソレノイド5a,5bへの通電電
流には、バルブスプール4の摺動抵抗を低減させ
る振動を与えるためのデイザが重畳される。
流には、バルブスプール4の摺動抵抗を低減させ
る振動を与えるためのデイザが重畳される。
尚、プランジヤ51a,51bのスライドは、
ソレノイド5a,5b内の各ストツパ面52a,
53a,52b,53bにより規制される。ま
た、プランジヤ51a,51bは、それぞれ、ス
プリング54a,54bによりバルブスプール4
に対してプリセツト荷重が与えられている。
ソレノイド5a,5b内の各ストツパ面52a,
53a,52b,53bにより規制される。ま
た、プランジヤ51a,51bは、それぞれ、ス
プリング54a,54bによりバルブスプール4
に対してプリセツト荷重が与えられている。
又、前記、第1、第2ソレノイド5a,5bの
プランジヤ室57a,57bと、第2、第1スプ
ール背室1b,1aとの間を区画するケーシング
55a,55bには、両室間をそれぞれ連通させ
る連通孔58a,58bが開設されると共に、該
連通孔58a,58b内には絞り59a,59b
が設けられている。
プランジヤ室57a,57bと、第2、第1スプ
ール背室1b,1aとの間を区画するケーシング
55a,55bには、両室間をそれぞれ連通させ
る連通孔58a,58bが開設されると共に、該
連通孔58a,58b内には絞り59a,59b
が設けられている。
即ち、この連通孔58a,58bは、プランジ
ヤ室57a,57bのエア抜き性向上のために穿
孔され、また絞り59a,59bは前記連通孔5
8a,58bを絞ることによりダンパ効果の低下
を抑制するために設けられるものであつて、絞り
59a,59bの絞り径を小さくするとダンパ効
果は向上するがエア抜き性能が低下し、逆に、絞
り径を大きくするとエア抜き性能は向上するがダ
ンパ効果が低下するという関係にある。このた
め、ダンパ効果とエア抜き性能とを両立させ得る
絞り径を選定する必要があるが、この実施例の場
合には、Φ0.3mm〜Φ0.6mmの範囲内で設定するこ
とが望ましい。
ヤ室57a,57bのエア抜き性向上のために穿
孔され、また絞り59a,59bは前記連通孔5
8a,58bを絞ることによりダンパ効果の低下
を抑制するために設けられるものであつて、絞り
59a,59bの絞り径を小さくするとダンパ効
果は向上するがエア抜き性能が低下し、逆に、絞
り径を大きくするとエア抜き性能は向上するがダ
ンパ効果が低下するという関係にある。このた
め、ダンパ効果とエア抜き性能とを両立させ得る
絞り径を選定する必要があるが、この実施例の場
合には、Φ0.3mm〜Φ0.6mmの範囲内で設定するこ
とが望ましい。
前記バルブスプール4の両端部には、軸方向に
第1ピストン摺動孔63a及び第2ピストン摺動
孔63bが形成されていて、さらにこのピストン
摺動孔63a,63bには、両端が丸まつた円柱
形状の第1パイロツトピストン64a及び第2パ
イロツトピストン64bが摺動自在に挿入されて
いる。
第1ピストン摺動孔63a及び第2ピストン摺動
孔63bが形成されていて、さらにこのピストン
摺動孔63a,63bには、両端が丸まつた円柱
形状の第1パイロツトピストン64a及び第2パ
イロツトピストン64bが摺動自在に挿入されて
いる。
前記両ピストン摺動孔63a,63bは、バル
ブスプール4に形成された第1フイードバツク液
圧導入孔61a及び第2フイードバツク液圧導入
孔61bにより、それぞれ、第1出力ポート11
aと第2出力ポート11bとに連通され、両パイ
ロツトピストン64a,64bは、一端面側がフ
イードバツク液圧を受圧する受圧面65a,65
bとなつている。
ブスプール4に形成された第1フイードバツク液
圧導入孔61a及び第2フイードバツク液圧導入
孔61bにより、それぞれ、第1出力ポート11
aと第2出力ポート11bとに連通され、両パイ
ロツトピストン64a,64bは、一端面側がフ
イードバツク液圧を受圧する受圧面65a,65
bとなつている。
そして、前記パイロツトピストン64a,64
bと両ソレノイド5a,5bのプランジヤ51
a,51bとの間には、金属製でもよいが、望ま
しくは樹脂製で質量の小さなストツパ部材7a,
7bが介在されている。このストツパ部材7a,
7bは、図示するように、底部71a,71bを
有する円筒形状を成し、底部71a,71bの外
側面72a,72bが前記バルブスプール4の端
面及びパイロツトピストン64a,64bの先端
の両方に当接可能に形成され、これにより、プラ
ンジヤ51a,51bの押圧力がバルブスプール
4及びパイロツトピストン64a,64bに伝達
可能となつている。そして、このストツパ部材7
a,7bの底部71a,71bの内側面73a,
73bがプランジヤ51a,51bに当接されて
配置されている。
bと両ソレノイド5a,5bのプランジヤ51
a,51bとの間には、金属製でもよいが、望ま
しくは樹脂製で質量の小さなストツパ部材7a,
7bが介在されている。このストツパ部材7a,
7bは、図示するように、底部71a,71bを
有する円筒形状を成し、底部71a,71bの外
側面72a,72bが前記バルブスプール4の端
面及びパイロツトピストン64a,64bの先端
の両方に当接可能に形成され、これにより、プラ
ンジヤ51a,51bの押圧力がバルブスプール
4及びパイロツトピストン64a,64bに伝達
可能となつている。そして、このストツパ部材7
a,7bの底部71a,71bの内側面73a,
73bがプランジヤ51a,51bに当接されて
配置されている。
また、このストツパ部材7a,7bの底部71
a,71bとは反対側の端面はストツパ面74
a,74bとされ、前記ソレノイド5a,5bの
ケーシング55a,55bに形成されたスプリン
グ着座面56a,56bに当接可能に形成されて
いる。そして、このストツパ面74a,74bと
スプリング着座面56a,56bとの間隔ha,
hbは、バルブスプール4が中立状態であるとき
において、プランジヤ51a,51bとストツパ
面53a,53bとの間隔ia,ibよりもこの間隔
ha,hbの方が狭くなるように設定されている。
a,71bとは反対側の端面はストツパ面74
a,74bとされ、前記ソレノイド5a,5bの
ケーシング55a,55bに形成されたスプリン
グ着座面56a,56bに当接可能に形成されて
いる。そして、このストツパ面74a,74bと
スプリング着座面56a,56bとの間隔ha,
hbは、バルブスプール4が中立状態であるとき
において、プランジヤ51a,51bとストツパ
面53a,53bとの間隔ia,ibよりもこの間隔
ha,hbの方が狭くなるように設定されている。
次に、実施例の作用を説明する。
(イ) エア抜き時
バルブ内のエアを抜く際には、スプール背室1
a,1bが、それぞれ、プランジヤ室57b,5
7aに対して連通孔58b,58aにより連通さ
れているため、各室1a,1b,57b,57a
同時に行うことができ、手間がかからず、エア抜
き性能が高い。
a,1bが、それぞれ、プランジヤ室57b,5
7aに対して連通孔58b,58aにより連通さ
れているため、各室1a,1b,57b,57a
同時に行うことができ、手間がかからず、エア抜
き性能が高い。
(ロ) 中立時
通常、バルブスプール4はセンタリングスプリ
ング4e,4fの付勢力によつて中立位置に保持
されていて、液圧供給回路2から導かれた高圧の
作動液は液圧導入側の絞りq,sを通過してそれ
ぞれドレーン側の絞りr,tからドレーン回路3
を通つてリザーバタンクTへ還流される。
ング4e,4fの付勢力によつて中立位置に保持
されていて、液圧供給回路2から導かれた高圧の
作動液は液圧導入側の絞りq,sを通過してそれ
ぞれドレーン側の絞りr,tからドレーン回路3
を通つてリザーバタンクTへ還流される。
これにより、両出力ポート11a,11bの液
圧は等しく保たれ、かつ、両出力回路S1,S2
の出力液圧P1,P2は等しく保たれる。
圧は等しく保たれ、かつ、両出力回路S1,S2
の出力液圧P1,P2は等しく保たれる。
(ハ) 第1ソレノイド5a駆動時
第1ソレノイド5aが通電されると、発生吸引
力によりプランジヤ51aがストツパ部材7bを
介してバルブスプール4を図中右方向に押圧して
摺動させる。このバルブスプール4の摺動により
第1出力ポート11a及び第1出力回路S1の出
力液圧P1が上昇され、かつ、第2出力ポート1
1b及び第2出力回路S2の出力液圧P2が低下
される。
力によりプランジヤ51aがストツパ部材7bを
介してバルブスプール4を図中右方向に押圧して
摺動させる。このバルブスプール4の摺動により
第1出力ポート11a及び第1出力回路S1の出
力液圧P1が上昇され、かつ、第2出力ポート1
1b及び第2出力回路S2の出力液圧P2が低下
される。
また、この第1出力ポート11aの液圧は、第
1ピストン摺動孔63aに伝達され、このフイー
ドバツク液圧を受圧面65aで受圧することによ
り、第1パイロツトピストン64aは図中右側に
スライドされ、第1ストツパ部材7a及び第2ソ
レノイド5bのプランジヤ51bを右側へ押す。
そして、第1ストツパ部材7aの移動がストツパ
面74aがスプリング着座面56bに当接される
ことにより規制されると、第1パイロツトピスト
ン64aによりプランジヤ51bを押圧する力の
反力がバルブスプール4に対して図中左方向に作
用し、バルブスプール4は押し戻される。
1ピストン摺動孔63aに伝達され、このフイー
ドバツク液圧を受圧面65aで受圧することによ
り、第1パイロツトピストン64aは図中右側に
スライドされ、第1ストツパ部材7a及び第2ソ
レノイド5bのプランジヤ51bを右側へ押す。
そして、第1ストツパ部材7aの移動がストツパ
面74aがスプリング着座面56bに当接される
ことにより規制されると、第1パイロツトピスト
ン64aによりプランジヤ51bを押圧する力の
反力がバルブスプール4に対して図中左方向に作
用し、バルブスプール4は押し戻される。
そして、バルブスプール4が、このフイードバ
ツク液圧による押圧力と、ソレノイド5aによる
押圧力が釣り合う位置に配置されたところで、第
1出力回路S1の出力液圧P1は、第1ソレノイ
ド5aへ通電する電流値I1に比例した液圧に制御
されると共に、第2出力回路S2の出力液圧P2
は、ドレーン圧に減圧される。
ツク液圧による押圧力と、ソレノイド5aによる
押圧力が釣り合う位置に配置されたところで、第
1出力回路S1の出力液圧P1は、第1ソレノイ
ド5aへ通電する電流値I1に比例した液圧に制御
されると共に、第2出力回路S2の出力液圧P2
は、ドレーン圧に減圧される。
尚、第1ソレノイド5aへの通電電流にデイザ
を重畳させることによりバルブスプール4が振動
し、この振動によつてバルブスプール4の摺動抵
抗が低減化される。そして、この時バルブ内にエ
アが残存もしくは混入しているとバルブ全体のダ
ンパ効果が低下し、バルブスプール4の振動が大
きくなりすぎるが、プランジヤ室57aとスプー
ル背室1bとを連通する連通孔58aに絞り59
aを設けているので、ダンパ効果に影響を及ぼす
スプール背室1bのエアの量は、絞り59aによ
つて実質的にはプランジヤ室57aまで拡大され
ることはなく、ダンパ効果が大きく低下すること
はない。
を重畳させることによりバルブスプール4が振動
し、この振動によつてバルブスプール4の摺動抵
抗が低減化される。そして、この時バルブ内にエ
アが残存もしくは混入しているとバルブ全体のダ
ンパ効果が低下し、バルブスプール4の振動が大
きくなりすぎるが、プランジヤ室57aとスプー
ル背室1bとを連通する連通孔58aに絞り59
aを設けているので、ダンパ効果に影響を及ぼす
スプール背室1bのエアの量は、絞り59aによ
つて実質的にはプランジヤ室57aまで拡大され
ることはなく、ダンパ効果が大きく低下すること
はない。
(ニ) 第2ソレノイド5b駆動時
第2ソレノイド5bに通電した場合には、上記
第1ソレノイド5a駆動時と逆に、第2出力回路
S2の出力液圧P2が上昇されると共に第1出力
回路S1の出力液圧P1が低下されるもので、そ
の作動は、上記の場合と対称的であるので説明を
省略する。
第1ソレノイド5a駆動時と逆に、第2出力回路
S2の出力液圧P2が上昇されると共に第1出力
回路S1の出力液圧P1が低下されるもので、そ
の作動は、上記の場合と対称的であるので説明を
省略する。
以上説明したように、本実施例では、プランジ
ヤ室57a,57bとスプール背室1b,1aと
を連通する連通孔58a,58bに絞り59a,
59bを設けたために、高いエア抜き性能を確保
した上で、エアが残存・混入した場合には、ダン
パ効果の低下を抑制して出力液圧P1,P2の圧力
変動(脈動)を小さくできるという特徴を有す
る。
ヤ室57a,57bとスプール背室1b,1aと
を連通する連通孔58a,58bに絞り59a,
59bを設けたために、高いエア抜き性能を確保
した上で、エアが残存・混入した場合には、ダン
パ効果の低下を抑制して出力液圧P1,P2の圧力
変動(脈動)を小さくできるという特徴を有す
る。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、例えば、実施例では、ソレノイドが左
右に設けられ、2つの出力回路の液圧を制御する
圧力制御弁を例として示したが、ソレノイドが1
つで、1つの出力回路の液圧制御を行なう圧力制
御弁等の他の圧力制御弁にも適用できるもので、
要は、バルブスプールの端面に面してスプール背
室が形成されると共に、これに隣設してソレノイ
ドが設けられている構造の圧力制御弁には本考案
を適用できる。
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、例えば、実施例では、ソレノイドが左
右に設けられ、2つの出力回路の液圧を制御する
圧力制御弁を例として示したが、ソレノイドが1
つで、1つの出力回路の液圧制御を行なう圧力制
御弁等の他の圧力制御弁にも適用できるもので、
要は、バルブスプールの端面に面してスプール背
室が形成されると共に、これに隣設してソレノイ
ドが設けられている構造の圧力制御弁には本考案
を適用できる。
(考案の効果)
以上説明してきたように、本考案の圧力制御弁
にあつては、プランジヤ室とスプール背室とを連
通孔で連通すると共に、この連通孔に絞りを設け
た構成としたため、スプール背室及びプランジヤ
室のエア抜きを容易にして、高いエア抜き性能が
得られると共に、エア残存・混入時には、バルブ
スプールが振動した際のバルブスプール端面側の
室の実施的な容積を、絞りにより小さくして、ダ
ンパ効果の低下を防止することができるので、こ
れによつて、高いエア抜き性能を得られると同時
に、ダンパ効果の低下を少なくして、出力液圧の
圧力変動(脈動)を小さく抑えることができると
いう効果が得られる。
にあつては、プランジヤ室とスプール背室とを連
通孔で連通すると共に、この連通孔に絞りを設け
た構成としたため、スプール背室及びプランジヤ
室のエア抜きを容易にして、高いエア抜き性能が
得られると共に、エア残存・混入時には、バルブ
スプールが振動した際のバルブスプール端面側の
室の実施的な容積を、絞りにより小さくして、ダ
ンパ効果の低下を防止することができるので、こ
れによつて、高いエア抜き性能を得られると同時
に、ダンパ効果の低下を少なくして、出力液圧の
圧力変動(脈動)を小さく抑えることができると
いう効果が得られる。
図は本考案一実施例の圧力制御弁を示す断面図
である。 1……バルブボデイ、1a……第1スプール背
室、1b……第2スプール背室、4……バルブス
プール、5a……第1ソレノイド、5b……第2
ソレノイド、11……バルブ穴、57a,57b
……プランジヤ室、58a,58b……連通孔、
59a,59b……絞り。
である。 1……バルブボデイ、1a……第1スプール背
室、1b……第2スプール背室、4……バルブス
プール、5a……第1ソレノイド、5b……第2
ソレノイド、11……バルブ穴、57a,57b
……プランジヤ室、58a,58b……連通孔、
59a,59b……絞り。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 バルブ穴に摺動自在に内蔵され、出力回路の出
力液圧を制御可能なバルブスプールと、 このバルブスプールをプランジヤにより押圧す
るソレノイドと、 このソレノイドとバルブスプールの間にバルブ
スプールのストロークを許容すべく設けられたス
プール背室と、 前記ソレノイド内に、プランジヤのストローク
を許容すべく設けられたプランジヤ室と、 このプランジヤ室と前記スプール背室とを連通
する連通孔と、 この連通孔の途中に設けられた絞りと、 を備えていることを特徴とする圧力制御弁。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP132189U JPH0545907Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | |
| US07/845,845 US5284220A (en) | 1988-07-25 | 1992-03-06 | Pressure control valve assembly for hydraulic circuit and automotive rear wheel steering system utilizing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP132189U JPH0545907Y2 (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292178U JPH0292178U (ja) | 1990-07-23 |
| JPH0545907Y2 true JPH0545907Y2 (ja) | 1993-11-29 |
Family
ID=31201113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP132189U Expired - Lifetime JPH0545907Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1989-01-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545907Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP132189U patent/JPH0545907Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0292178U (ja) | 1990-07-23 |
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