JPH0546405Y2 - - Google Patents

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JPH0546405Y2
JPH0546405Y2 JP2264289U JP2264289U JPH0546405Y2 JP H0546405 Y2 JPH0546405 Y2 JP H0546405Y2 JP 2264289 U JP2264289 U JP 2264289U JP 2264289 U JP2264289 U JP 2264289U JP H0546405 Y2 JPH0546405 Y2 JP H0546405Y2
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bending
forceps
tip
bending operation
endoscope
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は内視鏡の湾曲部の改良に関する。
[従来の技術] 内視鏡の挿入部は、遠隔操作によつて屈曲自在
な湾曲部を可撓管の先端に形成し、その先端部分
に硬質の先端部本体を連結している。この内視鏡
の挿入部は、患者に与える苦痛を小さくするため
に、でき得る限り細くなければならない。しか
し、現在の技術水準では、電荷結合素子(CCD)
など固体撮像素子をイメージガイドフアイババン
ドルほど細く作るのは困難である。したがつて、
固体撮像素子を内蔵する内視鏡の先端部本体はあ
る程度太くなつてしまう。
しかし、それに合わせて可撓管(湾曲部を含む
概念)まで太くしたのでは患者に与える苦痛が大
きくなつてしまう。また、固体撮像素子の信号ケ
ーブルはさほど太くならないことから、可撓管内
部のスペースに無駄が出てしまう。そこで、先端
部に固体撮像素子を内蔵する内視鏡においては、
先端部本体だけを可撓管に比べて太く形成するの
が一般的である。
第14図は、そのような従来の内視鏡の先端部
を示している。第15図はXV−XV線切断面図
である。図中、51は硬質の先端部本体。52は
可撓管の先端部分に形成されて遠隔操作により屈
曲自在な湾曲部である。図中、53は対物光学
系。54は、対物光学系53の結像位置に配置さ
れた固体撮像素子であり、鉗子等の処置具類を挿
通するための鉗子チヤンネル55は、固体撮像素
子54を避けて、先端部本体1の上縁部側に配置
される。56は、照明用ライトガイドバンドルで
ある。
第16図ないし第18図は上述の湾曲部52の
機構を示しており、61は、リベツト62によつ
て上下方向に回動自在に連結された複数の節輪。
63は、最先端の節輪61aに一端が固着され、
他端側が遠隔的に牽引操作される上下一対の操作
ワイヤ。64は、その操作ワイヤ63を案内する
ガイドである。気管支用内視鏡などは、非常に細
くなければならないため、一般にこのように上下
2方向にのみ湾曲するように構成されている。そ
して、その場合、操作ワイヤは、湾曲部内の上下
両縁部に沿つて、各1本ずつ配置されていた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上述のように構成された内視鏡の湾曲
部においては、第14図及び第15図に示される
ように、固定撮像素子54を避けて上縁部に配置
された鉗子チヤンネル55と、湾曲部52を上方
向に屈曲させるための操作ワイヤ63とが干渉し
てしまう。そのため、鉗子チヤンネル55をまつ
すぐに挿通することができず、先端部本体51と
湾曲部52との連結部で鉗子チヤンネル55が曲
がつて配置されていた。その結果、鉗子等の処置
具類の破損といつた不具合が発生し、処置具の種
類によつては全く挿通することができなくなつて
しまう。
かといつて、これに対処するために、湾曲部5
2の直径を太くしたり、先端部本体51の長さを
伸ばしたのでは患者に与える苦痛が大きくなつて
しまう。
本考案は、従来のそのような欠点を解消し、患
者に与える苦痛を増すことなく、処置具類の挿通
性を良くすることができる内視鏡の先端部を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案の内視鏡
の湾曲部は、管軸を挟んで対称な2方向にのみ屈
曲自在な湾曲部に、鉗子等の処置具類を挿通する
鉗子挿通路を挿通すると共に、上記湾曲部の先端
部分に一対の湾曲操作ワイヤを連結し、その湾曲
操作ワイヤのいずれか一方を遠隔的に選択して牽
引することにより、上記湾曲部を上記2方向のう
ちいずれかの方向に選択的に屈曲させるようにし
た内視鏡の湾曲部において、上記鉗子挿通路側に
配置された湾曲操作ワイヤを、少なくともその先
端部分付近において、湾曲方向を挟んで略対称の
離れた位置に配置した複数のワイヤで形成したこ
とを特徴とする。
また、管軸を挟んで対称な2方向にのみ屈曲自
在な湾曲部に、固定撮像素子を内蔵する先端部本
体を連結し、鉗子等の処置具類を挿通する鉗子挿
通路を上記先端部本体から上記湾曲部内に挿通す
ると共に、上記湾曲部の先端部分に一対の湾曲操
作ワイヤを連結し、その湾曲操作ワイヤのいずれ
か一方を遠隔的に選択して牽引することにより、
上記湾曲部を上記2方向のうちいずれかの方向に
選択的に屈曲させるようにした内視鏡の湾曲部に
おいて、上記鉗子挿通路側に配置された湾曲操作
ワイヤを、少なくともその先端部分付近におい
て、湾曲方向を挟んで略対称の離れた位置に配置
した複数のワイヤで形成したことを特徴とする。
[作用] 鉗子挿通路側に配置された操作ワイヤは、少な
くともその先端部分付近においては、複数のワイ
ヤで形成されていて、湾曲方向を挟んで互いに離
れた位置に配置されている。したがつて、鉗子挿
通路がちようど湾曲方向の位置にレイアウトされ
ていても、鉗子挿通路と操作ワイヤとは干渉しな
い。
[実施例] 図面を参照して実施例を説明する。
第1図は内視鏡の湾曲部の先端部分と先端部本
体の側面断面図であり、1は硬質の先端部本体。
2は、遠隔操作により屈曲自在な湾曲部であり、
挿入部を形成する公知の可撓管の先端部分に形成
されている。
先端部本体1は、固体撮像素子10その他の内
蔵物を収容するために、湾曲部2より太い直径に
形成されている。固体撮像素子10に接続される
信号ケーブル10aは固体撮像素子10に比べて
はるかに細いので、信号ケーブル10aが挿通さ
れる湾曲部2は細く形成することができる。そし
て先端部本体1は、第2図に示されるように、円
形断面の素材の側面を90度おきに、3カ所で平面
に切除した形状に形成されている。これは、固体
撮像素子10を内部に収容するために大きくなつ
ている部分のうち無駄な部分をカツトして、患者
に与える苦痛を少しでも少なくするためである。
11は、先端部本体1の先端部分の外周面を形
成する先端部本体枠であり、固体撮像素子10を
固定する金属製の素子枠12が、絶縁テープ13
を介して先端部本体枠11内に固定されている。
固体撮像素子10としては、例えば電荷結合素子
(CCD)などが用いられる。
固体撮像素子10の前方には、対物光学系であ
る対物レンズ14が、金属製のレンズ枠15内に
収容されて配置され、そのレンズ枠15は、電気
絶縁材16を介して、先端部本体枠11に固定さ
れている。17はスペーサ。18はシール用のO
リングである。このようにして、固体撮像素子1
0の受像面が、対物レンズ14の結像面と合致す
るように配置されている。
21は、鉗子その他の処置具類を挿通するため
の鉗子挿通路である鉗子チヤンネルであり、素子
枠12と平行に、先端部本体1内に配置されてい
る。鉗子チヤンネル21は、先端部本体1を少し
でも細く形成するめに、先端部本体1内では肉厚
を薄く形成してある。先端部本体1内では鉗子チ
ヤンネル21は屈曲されないから、肉厚を薄くし
ても座屈などは発生しないことを考慮に入れたも
のである。
鉗子チヤンネル21に沿う先端部本体1の上縁
部は、円形断面のままの形状に形成されている。
そして、第2図に示されるように、鉗子チヤンネ
ル21の両側に沿つて、照明用ライトガイドバン
ドル25が配置されている。
第1図に戻つて、30は、先端部本体枠11と
湾曲部の節輪4とを連結する金属製の連結管であ
り、その連結管30の後側は、第2図に示される
ように、最先端の節輪4の外面に嵌合して、はん
だ付けなどにより、節輪4に固定されている。ま
た連結管30の前側は、先端部本体枠11を両側
から挟みつけるように配置され、先端部本体枠1
1に固定されている。そして、この連結管30に
よつて、先端部本体1と湾曲部2とが、偏心して
連結されている。この偏心は、先端部本体1内の
鉗子チヤンネル21を湾曲部2の管軸に接近させ
る方向に偏心しており、これによつて鉗子チヤン
ネル21の曲りが緩和されている。
湾曲部2において、4は、リベツト3によつて
互いに回動自在に連結された節輪であり、最先端
の節輪4に穿設された孔に、湾曲操作ワイヤ碁の
先端部分が銀ロー付などにより固着されている。
6は公知の網状管。7は、弾力性に富むゴム材料
などからなる外皮である。
この考案の特徴は、湾曲操作ワイヤ5の配置に
工夫がされていることにある。即ち、この実施例
においては、下方向湾曲用の操作ワイヤ5cは、
従来と同様に、湾曲方向と一致する位置、即ち湾
曲部2の下縁部に配置されている。しかし、上方
向湾曲用の操作ワイヤは2本設けられており、こ
の2本の上方向用操作ワイヤ5a,5bは、上下
方向の軸線から左右に例えば各々45度ずつずれ
て、離れた位置に対称に取り付けられている。
第3図ないし第5図は湾曲部2を構成する節輪
4と操作ワイヤ5との関係を示している。湾曲部
2は、第3図に示されるように、多数の節輪4を
互いに、左右一対のリベツト3で回動自在に連結
して構成されている。そして、湾曲部2は2本の
上方向用操作ワイヤ5a,5bを操作部(図示せ
ず)から均等に牽引することにより上方向に屈曲
し、下方向用操作ワイヤ5cを牽引することによ
り下方向に屈曲する。他の方向には屈曲しない。
また操作ワイヤ5のガイド9は、節輪4を部分的
に凹ませて、数カ所に形成されている。
本実施例はこのように構成されているので、第
2図及び第5図に示されるように、鉗子チヤンネ
ル21が操作ワイヤ5と全く干渉しない。したが
つて、第1図に示されるように、先端部本体1と
湾曲部2との連結部において、鉗子チヤンネル2
1を、ほとんどまつすぐに近い形状に配置するこ
とができる。
なお、上記実施例のような2方向の湾曲機構に
おいては、上及び下の湾曲方向は、節輪4に対す
るリベツト3の位置で決定される。したがつて、
上方向の2本の操作ワイヤ5a,5bの配置は、
上下方向の軸線(即ち、湾曲部の屈曲方向)に対
して必ずしも正確に対称である必要はない。ただ
し、その取付位置のずれが大きくなると、リベツ
ト部などをねじるような応力が加わつて耐久性が
悪くなり、湾曲形状にもねじれが発生する。した
がつて、上方向の2本の操作ワイヤ5a,5b
は、上下方向の軸線に対してできるだけ対称に近
いのが望ましい。つまり、第5図においてθ≒
θ′であることが望ましい。
第6図ないし第10図は、本考案の第2の実施
例を示しており、下方向の湾曲操作ワイヤ5c,
5dも、上方向と同様に左右一対設けたものであ
る。このようにすることにより、固体撮像素子1
0用の信号コード10aも湾曲操作ワイヤ5と干
渉しなくなる。他の部分は上述の第1の実施例と
同じである。この場合、第10図に示されるよう
に上方向の操作ワイヤ5a,5bの各取付角度θ
とθ′とはほぼ等しく、また、下方向の操作ワイヤ
5c,5dの各取付角度αとα′ともほぼ等しいこ
とが望ましい。しかし、θ=αである必要はな
い。
第11図ないし第13図は、本考案の第3の実
施例であり、その節輪4と、操作ワイヤ5との関
係だけを示している。この実施例においては、操
作ワイヤ5が上下両方向ともに、先端部分付近だ
けでY字状に左右に分かれており、その後方では
継ぎパイプ5pを介して、湾曲部2内の上縁部又
は下縁部を通る1本のワイヤ5m,5nに連結さ
れている。そして、継ぎパイプ5pとガイド9と
の間隔Lを、操作ワイヤ5m,5nの最大操作ス
トロークより大きくとつてある。このように構成
しても、第1図と全く同様に、鉗子チヤンネル2
1を、操作ワイヤと干渉しないようにしてほとん
どまつすくに配置することができる。
なお、本考案は、固体撮像素子の代りにイメー
ジガイドフアイバなどを用いた内視鏡の湾曲部に
適用することもできる。
[考案の効果] 本考案の内視鏡の湾曲部によれば、湾曲部内で
鉗子挿通路を辺縁部に配置しても、鉗子挿通路と
湾曲操作ワイヤとが干渉しないので、先端部本体
と湾曲部との連結部で、鉗子挿通路をほとんどま
つすぐに近い形状に配置することができる。した
がつて、鉗子その他の処置具類をスムーズに挿脱
することができ、操作性及び処置具類の耐久性が
大幅に向上する等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の側面断面図、
第2図はその−線切断面図、第3図はその湾
曲部の機構の側面断面図、第4図はその部分斜視
図、第5図はその正面断面図、第6図は本考案の
第2の実施例の側面断面図、第7図はその−
線切断面図、第8図はその湾曲部の機構の側面断
面図、第9図はその部分斜視図、第10図はその
正面断面図、第11図は本考案の第3の実施例の
湾曲部の機構の一部を切除して示す平面図、第1
2図はその側面断面図、第13図はその一部を切
除して示す斜視図、第14図は従来例の側面断面
図、第15図はそのXV−XV線切断面図、第1
6図はその湾曲部の機構の側面断面図、第17図
はその部分斜視図、第18図はその正面断面図で
ある。 1……先端部本体、2……湾曲部、4……節
輪、5……操作ワイヤ、21……鉗子チヤンネ
ル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 管軸を挟んで対称な2方向にのみ屈曲自在な
    湾曲部に、鉗子等の処置具類を挿通する鉗子挿
    通路を挿通すると共に、上記湾曲部の先端部分
    に一対の湾曲操作ワイヤを連結し、その湾曲操
    作ワイヤのいずれか一方を遠隔的に選択して牽
    引することにより、上記湾曲部を上記2方向の
    うちいずれかの方向に選択的に屈曲させるよう
    にした内視鏡の湾曲部において、 上記鉗子挿通路側に配置された湾曲操作ワイ
    ヤを、少なくともその先端部分付近において、
    湾曲方向を挟んで略対称の離れた位置に配置し
    た複数のワイヤで形成したことを特徴とする内
    視鏡の湾曲部。 (2) 管軸を挟んで対称な2方向にのみ屈曲自在な
    湾曲部に、固定撮像素子を内蔵する先端部本体
    を連結し、鉗子等の処置具類を挿通する鉗子挿
    通路を上記先端部本体から上記湾曲部内に挿通
    すると共に、上記湾曲部の先端部分に一対の湾
    曲操作ワイヤを連結し、その湾曲操作ワイヤの
    いずれか一方を遠隔的に選択して牽引すること
    により、上記湾曲部を上記2方向のうちいずれ
    かの方向に選択的に屈曲させるようにした内視
    鏡の湾曲部において、 上記鉗子挿通路側に配置された湾曲操作ワイ
    ヤを、少なくともその先端部分付近において、
    湾曲方向を挟んで略対称の離れた位置に配置し
    た複数のワイヤで形成したことを特徴とする内
    視鏡の湾曲部。
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