JPH0547597Y2 - - Google Patents
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- JPH0547597Y2 JPH0547597Y2 JP50790U JP50790U JPH0547597Y2 JP H0547597 Y2 JPH0547597 Y2 JP H0547597Y2 JP 50790 U JP50790 U JP 50790U JP 50790 U JP50790 U JP 50790U JP H0547597 Y2 JPH0547597 Y2 JP H0547597Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は酒類を超音波の作用によつて熟成させ
る装置に関するものである。
る装置に関するものである。
(従来の技術)
超音波による酒類の熟成については、かなり古
くより知られており、例えば特公昭45−13437号、
特開昭56−21587号、特開昭63−192373号等、
種々の提案がなされている。特に高出力で超音波
照射すると熟成された香味が数日を待たずに元に
戻つてしまい、むしろ低出力で、ある程度の時間
を掛けたほうが効果を持続させるために有効であ
ることも知られている(例えば、超音波
TECHNO、1989年、7月号、50〜52頁、及び特
開昭63−192373号公報)。
くより知られており、例えば特公昭45−13437号、
特開昭56−21587号、特開昭63−192373号等、
種々の提案がなされている。特に高出力で超音波
照射すると熟成された香味が数日を待たずに元に
戻つてしまい、むしろ低出力で、ある程度の時間
を掛けたほうが効果を持続させるために有効であ
ることも知られている(例えば、超音波
TECHNO、1989年、7月号、50〜52頁、及び特
開昭63−192373号公報)。
これらの提案について、本考案者が追試を行い
官能検査によつてテストした結果では、それらの
殆どは味の戻りが大きく実用には程遠いことが確
認された。又、特開昭63−192373号のように低出
力で長時間照射する場合には、味戻りの問題は解
決するものの、熟成過剰となつていわゆる『水つ
ぽさ』を呈する問題が現れ、必ずしも好ましいと
は言えない。このように味戻りの問題を解決しつ
つ適度な熟成度を達成する真に実用的な超音波熟
成方法又は装置は従来提案されていない。
官能検査によつてテストした結果では、それらの
殆どは味の戻りが大きく実用には程遠いことが確
認された。又、特開昭63−192373号のように低出
力で長時間照射する場合には、味戻りの問題は解
決するものの、熟成過剰となつていわゆる『水つ
ぽさ』を呈する問題が現れ、必ずしも好ましいと
は言えない。このように味戻りの問題を解決しつ
つ適度な熟成度を達成する真に実用的な超音波熟
成方法又は装置は従来提案されていない。
(考案が解決しようとする課題)
そこで本考案者は発想の転換を行つて、家庭
内又は飲食店における飲用者の面前で、徳利、タ
ンブラー、又はグラス等に小分けした飲用酒を超
音波で適度な熟成度まで急速熟成を行い、味戻り
の起こらない時間内に飲用を完了すれば実用可能
であることを着想した。そこで超音波の周波数と
熟成時間及び味戻りとの関係について種々研究を
重ねたところ、可聴波に近い20kHz程度の超音波
では、数時間の処理が必要であるが味の戻りが少
ない、一方、200〜1000kHzの超音波処理では極
めて短時間で熟成効果があるが、味戻りが大き
く、短時間しか有効でないこと、更に150〜450k
Hzの超音波で20秒から2分程度処理することで適
度な熟成度が得られ、しかも味戻りが生ずる以前
に飲み終えることが出来ることが判明した。
内又は飲食店における飲用者の面前で、徳利、タ
ンブラー、又はグラス等に小分けした飲用酒を超
音波で適度な熟成度まで急速熟成を行い、味戻り
の起こらない時間内に飲用を完了すれば実用可能
であることを着想した。そこで超音波の周波数と
熟成時間及び味戻りとの関係について種々研究を
重ねたところ、可聴波に近い20kHz程度の超音波
では、数時間の処理が必要であるが味の戻りが少
ない、一方、200〜1000kHzの超音波処理では極
めて短時間で熟成効果があるが、味戻りが大き
く、短時間しか有効でないこと、更に150〜450k
Hzの超音波で20秒から2分程度処理することで適
度な熟成度が得られ、しかも味戻りが生ずる以前
に飲み終えることが出来ることが判明した。
ところで、熟成処理直後に飲用するという方法
にあつては、熟成時間が即ち待ち時間となり、酒
の愛好者にとつては数十秒から数分といえども待
つに耐えず、焦躁感に駆られ退屈する場合が多く
その対策が重要な課題となる。
にあつては、熟成時間が即ち待ち時間となり、酒
の愛好者にとつては数十秒から数分といえども待
つに耐えず、焦躁感に駆られ退屈する場合が多く
その対策が重要な課題となる。
そこで本考案は、飲用直前に比較的短時間で酒
類に適度な熟成度に達するまで超音波処理を施す
と共に、処理の間においても飲用者の焦慮を和ら
げ退屈を凌ぎ得るように工夫された簡易熟成装置
を提供せんとするものである。
類に適度な熟成度に達するまで超音波処理を施す
と共に、処理の間においても飲用者の焦慮を和ら
げ退屈を凌ぎ得るように工夫された簡易熟成装置
を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
即ち本考案は、上方が開放され底部に緩衝部材
を設けてなる受音液収容容器と、受音液を指向し
て設けられ且つ高周波発振器と接続する超音波振
動子とよりなり、該高周波発振器の電気回路に組
み込まれた制御器により高周波出力を制御可能と
すると共に高周波発振器と連動して楽音発生器を
発停制御する如くなしたことを特徴とする酒類の
超音波による簡易熟成装置である。かかる装置は
好ましくは上記受音液収容容器が加熱手段を備え
てなる。
を設けてなる受音液収容容器と、受音液を指向し
て設けられ且つ高周波発振器と接続する超音波振
動子とよりなり、該高周波発振器の電気回路に組
み込まれた制御器により高周波出力を制御可能と
すると共に高周波発振器と連動して楽音発生器を
発停制御する如くなしたことを特徴とする酒類の
超音波による簡易熟成装置である。かかる装置は
好ましくは上記受音液収容容器が加熱手段を備え
てなる。
以下、本考案をその一態様を示す添付図面に基
づいて具体的に説明する。
づいて具体的に説明する。
第1図において、受音液、例えば水等の液媒を
収容する受音液収容容器1は上方が開放された有
底筒状をなし、徳利、タンブラー、グラス等の酒
器を収容し得る程度の大きさに、金属好ましくは
ステンレス鋼、例えばSUS304をもつて形成され
る。またその底部には、同様な金属をもつて形成
した簀の子、ネツト或はその他超音波不活性素材
で形成したスポンジ体などの緩衝部材2を敷設す
る。またその上縁には溢流口3を設けることが好
ましい。このように形成した受音液収容容器1は
超音波振動子4、高周波発振器5、楽音発生器6
等を収納した機械ケース7の上に搭載嵌着され
る。超音波振動子4は容器1の底部より上向きに
受音液を指向して配設される。また楽音発生器6
はそのスピーカーを外向きに配置し、スピーカー
に面した機械ケース7の側壁部分をグリル8に形
成する。高周波発振器は電源(図示しない)とリ
ード線9により接続する。
収容する受音液収容容器1は上方が開放された有
底筒状をなし、徳利、タンブラー、グラス等の酒
器を収容し得る程度の大きさに、金属好ましくは
ステンレス鋼、例えばSUS304をもつて形成され
る。またその底部には、同様な金属をもつて形成
した簀の子、ネツト或はその他超音波不活性素材
で形成したスポンジ体などの緩衝部材2を敷設す
る。またその上縁には溢流口3を設けることが好
ましい。このように形成した受音液収容容器1は
超音波振動子4、高周波発振器5、楽音発生器6
等を収納した機械ケース7の上に搭載嵌着され
る。超音波振動子4は容器1の底部より上向きに
受音液を指向して配設される。また楽音発生器6
はそのスピーカーを外向きに配置し、スピーカー
に面した機械ケース7の側壁部分をグリル8に形
成する。高周波発振器は電源(図示しない)とリ
ード線9により接続する。
この例にあつては、高周波発振器5、楽音発生
器6等の総てを機械ケース7の中に収納したが、
それらの少なくとも一部を外部に配置してセパレ
ートタイプとなし得ることは言うまでもなく、又
超音波振動子4を受音液収容容器1の底部に設け
たが、側面に配することも勿論可能である。
器6等の総てを機械ケース7の中に収納したが、
それらの少なくとも一部を外部に配置してセパレ
ートタイプとなし得ることは言うまでもなく、又
超音波振動子4を受音液収容容器1の底部に設け
たが、側面に配することも勿論可能である。
楽音発生器6は、音楽を主として演奏し、その
他、松籟、谷川のせせらぎ、小鳥の囀り等、自然
風物の音色を発生してもよく、特に20〜400Hz及
びその倍音の音楽を演奏する機器であり、カセツ
トプレーヤー、レコードプレーヤーなど、適宜公
知の演奏機器よりなる。
他、松籟、谷川のせせらぎ、小鳥の囀り等、自然
風物の音色を発生してもよく、特に20〜400Hz及
びその倍音の音楽を演奏する機器であり、カセツ
トプレーヤー、レコードプレーヤーなど、適宜公
知の演奏機器よりなる。
次いで第2図に示す電気回路系統図において、
超音波振動子4は高周波発振器5と接続し、又高
周波発振器5は電源11に接続する。制御器10
は高周波発振器5と楽音発生器6を含む楽音発生
器制御回路とタイマー12を含む高周波出力制御
回路とを有する。かかる制御回路において、制御
器10は高周波発振器5の作動開始信号を受けて
楽音発生器6を稼働せしめ、又高周波発振器5の
停止信号を受けて停止するように構成する。また
高周波出力は150〜450kHzの発生超音波の範囲で
可変となすと共に設定出力に応じて適宜な処理時
間をタイマー12によつて設定するよう構成す
る。
超音波振動子4は高周波発振器5と接続し、又高
周波発振器5は電源11に接続する。制御器10
は高周波発振器5と楽音発生器6を含む楽音発生
器制御回路とタイマー12を含む高周波出力制御
回路とを有する。かかる制御回路において、制御
器10は高周波発振器5の作動開始信号を受けて
楽音発生器6を稼働せしめ、又高周波発振器5の
停止信号を受けて停止するように構成する。また
高周波出力は150〜450kHzの発生超音波の範囲で
可変となすと共に設定出力に応じて適宜な処理時
間をタイマー12によつて設定するよう構成す
る。
本考案装置の更に好適な例において、受音液収
容容器1は加熱手段13を備える。加熱手段13
は電熱線、赤外線、又は蛇管、套管等による熱媒
循環方式でもよいが、電熱加熱方式が最も簡便で
ある。これらの加熱手段13は容器1の外部およ
び内部のいずれにも装設することができる。更に
加熱温度は温度センサーと組み合わせた公知の温
度制御機構(図示しない)を利用して50〜70℃の
適温に自動制御することができる。
容容器1は加熱手段13を備える。加熱手段13
は電熱線、赤外線、又は蛇管、套管等による熱媒
循環方式でもよいが、電熱加熱方式が最も簡便で
ある。これらの加熱手段13は容器1の外部およ
び内部のいずれにも装設することができる。更に
加熱温度は温度センサーと組み合わせた公知の温
度制御機構(図示しない)を利用して50〜70℃の
適温に自動制御することができる。
(作用)
次いで、上述の構成になる本考案装置の作用に
ついて述べる。
ついて述べる。
まず適量の受音液、例えば水、を満たした受音
液収容容器1の中に、飲用直前の酒類を小分けし
て注入した徳利、タンブラー、グラス等の小型容
器を浸す。次いで電源スイツチを入れて高周波発
振器5を作動させると、それに接続した超音波振
動子より発生する超音波が受音液に対して照射さ
れる。この際超音波を飲用者の性格または要請に
応じて、制御器10の操作により150〜450kHzの
範囲で適宜に調整すると、タイマー12の作用に
よつて20秒〜2分程度の範囲内において自動的に
設定された照射時間で、適度な熟成度まで熟成す
る。超音波照射の間、緩衝部材2は、徳利、タン
ブラー、グラス等の容器の振動による破損を防止
する作用をなす。一方高周波発振器5の作動と同
時に制御器10を介して楽音発生器6が稼働を開
始し、音楽などが流れて飲用者の耳を楽しませ心
を和ませる。熟成の完了は楽音の停止によつて告
げられ、処理された酒類は直ちに飲用に供され
る。
液収容容器1の中に、飲用直前の酒類を小分けし
て注入した徳利、タンブラー、グラス等の小型容
器を浸す。次いで電源スイツチを入れて高周波発
振器5を作動させると、それに接続した超音波振
動子より発生する超音波が受音液に対して照射さ
れる。この際超音波を飲用者の性格または要請に
応じて、制御器10の操作により150〜450kHzの
範囲で適宜に調整すると、タイマー12の作用に
よつて20秒〜2分程度の範囲内において自動的に
設定された照射時間で、適度な熟成度まで熟成す
る。超音波照射の間、緩衝部材2は、徳利、タン
ブラー、グラス等の容器の振動による破損を防止
する作用をなす。一方高周波発振器5の作動と同
時に制御器10を介して楽音発生器6が稼働を開
始し、音楽などが流れて飲用者の耳を楽しませ心
を和ませる。熟成の完了は楽音の停止によつて告
げられ、処理された酒類は直ちに飲用に供され
る。
また、燗を好む飲用者に対しては、加熱手段1
3を作動させることによつて、適温の燗を施すこ
とができる。
3を作動させることによつて、適温の燗を施すこ
とができる。
(考案の効果)
本考案は前記構成になり上述の作用を司るもの
であるから、適度の熟成による『水つぽさ』を呈
することもなく、適度のまろやかな香味に熟成し
た少量の酒類を、味戻りが生ずる以前に飲み終え
ることができ、常に高級な熟成酒の状態で飲用す
ることができると共に、飲用者に応じて好ましい
処理時間を選択し、その待ち時間を通じて楽しい
楽音を流すことにより焦躁感を鎮静し退屈を防止
するという効果がある。また必要に応じて燗酒の
用意も同時に行うことができるもので、本考案装
置は超音波、可聴音波、加熱を適宜組み合わせて
酒客等の飲用者に供する機器であり、飲食店は勿
論、一般家庭に設備しても優れた効果を発揮する
ものである。
であるから、適度の熟成による『水つぽさ』を呈
することもなく、適度のまろやかな香味に熟成し
た少量の酒類を、味戻りが生ずる以前に飲み終え
ることができ、常に高級な熟成酒の状態で飲用す
ることができると共に、飲用者に応じて好ましい
処理時間を選択し、その待ち時間を通じて楽しい
楽音を流すことにより焦躁感を鎮静し退屈を防止
するという効果がある。また必要に応じて燗酒の
用意も同時に行うことができるもので、本考案装
置は超音波、可聴音波、加熱を適宜組み合わせて
酒客等の飲用者に供する機器であり、飲食店は勿
論、一般家庭に設備しても優れた効果を発揮する
ものである。
第1図は、本考案装置の一具体例を示す垂直断
面該要図であり。また、第2図は、その電気回路
系統図である。 1……受音液収容容器、2……緩衝部材、3…
…溢流口、4……超音波振動子、5……高周波発
振器、6……楽音発生器、7……機械ケース、8
……グリル、9……リード線、10……制御器、
11……電源、12……タイマー、13……加熱
手段。
面該要図であり。また、第2図は、その電気回路
系統図である。 1……受音液収容容器、2……緩衝部材、3…
…溢流口、4……超音波振動子、5……高周波発
振器、6……楽音発生器、7……機械ケース、8
……グリル、9……リード線、10……制御器、
11……電源、12……タイマー、13……加熱
手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 上方が開放され底部に緩衝部材を設けてなる
受音液収容容器と、受音液を指向して設けられ
且つ高周波発振器と接続する超音波振動子とよ
りなり、該高周波発振器の電気回路に組み込ま
れた制御器により高周波出力を制御可能とする
と共に高周波発振器と連動して楽音発生器を発
停制御する如くなしたことを特徴とする酒類の
超音波による簡易熟成装置。 2 上記受音液収容容器が加熱手段を備えてなる
請求項1の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50790U JPH0547597Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50790U JPH0547597Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0392998U JPH0392998U (ja) | 1991-09-20 |
| JPH0547597Y2 true JPH0547597Y2 (ja) | 1993-12-15 |
Family
ID=31504449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50790U Expired - Lifetime JPH0547597Y2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0547597Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6200704B2 (ja) * | 2013-06-26 | 2017-09-20 | 株式会社テックスイージー | 発泡飲料泡立て装置 |
| JP7698211B2 (ja) * | 2022-04-05 | 2025-06-25 | オンキヨー株式会社 | システム、方法、製造方法、食品、及び、清酒 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP50790U patent/JPH0547597Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0392998U (ja) | 1991-09-20 |
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