JPH05477B2 - - Google Patents

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JPH05477B2
JPH05477B2 JP17959888A JP17959888A JPH05477B2 JP H05477 B2 JPH05477 B2 JP H05477B2 JP 17959888 A JP17959888 A JP 17959888A JP 17959888 A JP17959888 A JP 17959888A JP H05477 B2 JPH05477 B2 JP H05477B2
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JP
Japan
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product
shielding
resin
ornament
plating
Prior art date
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JP17959888A
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JPH0230792A (ja
Inventor
Noboru Shirai
Kazuhiro Tonomura
Tokuo Hayakawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Yuken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Yuken Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気めつきを施された樹脂製品の製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
電気めつきを施された樹脂製品は各種分野で
種々に用いられており、例えば自動車の分野にお
ける一例としては、フロントグリルに取り付けら
れる樹脂製のオーナメントがあり、めつきにより
装飾効果を与えられている。
従来、この種のオーナメントはフロントグリル
に段差を有して重ね合せて配置されるのが一般的
であつたが、第9図及び第10図(第9図の部
の部分斜視図)に示されるように、オーナメント
10(第9図において斜線を付与してある部分)
をフロントグリル12に面一に配置してフロント
グリル12との一体感を表現する意匠が考えられ
ている。
図示の配置構造の場合には第10図及び第11
図(第10図のXI−XI線矢視断面図)に示される
ように、オーナメント10はフロントグリル12
に形成された凹部14に埋め込まれるように配置
されて、一部が前記凹部14の底壁14Aに全面
で当接して車両前後方向に位置決めされるととも
に、車両幅方向の両端部がフロントグリル12の
段差面12Aに接近状態で対向することになる。
ここで、第12図に示されるように凹部14の
底壁14Aに当接する部分のオーナメント10に
めつき不良により局部的に突部16が発生してい
ると、オーナメント10に浮きが発生し、オーナ
メント10がフロントグリル12から突出してし
まい、所期の一体感を表現することができなくな
つてしまう。
また、フロントグリル12の段差面12Aに対
向する部分のオーナメント10にめつき不良によ
り局部的に突部16が発生していると、突部16
かフロントグリル12と干渉してしまい、オーナ
メント10をフロントグリル12へ組み付けるこ
とができなくなつてしまう。
なお、突部16の発生を見超してフロントグリ
ル12の段差面12Aとオーナメント10との間
の〓間18(第11図参照)を大きく設定する
と、所期の一体感を表現することができなくなつ
てしまう。
上記のようなオーナメント10の電気めつき
は、第13図に示されるように、メツキ槽20の
上方に配置されたバー22に多数(例えば8個)
のラツク24が吊下され、このラツク24に多数
(例えば24個)のオーナメント10が取り付けら
れ、ラツク24とともにめつき液26中に浸漬さ
れたオーナメント10に対向してめつき液26中
に浸漬された金属板28(例えば、Cu、Ni、
Cr)を陽極とし、オーナメント10を陰極とし
て直流電流を通ずることでなされる。
上記のように配置されたオーナメント10は陽
極となる金属板28に対向する部分では所期の電
流密度となつて所期のめつき層を得ることができ
るが、長手方向(前述のフロントグリル12への
取付状態で車両幅方向)の両端部では電流が集中
して電流密度が高まり、特に端部のエツジ部(第
14図矢印部分及び第15図参照)では局部的に
極めて電流密度が高まり前述のような突部16が
発生する。このように突部16が発生する現象を
その形状から花咲きと称している。
突部16はめつき膜厚が薄い場合には、前記膜
厚に比例して突出量も小さいので問題とならない
場合もあるが、めつき層の耐食性を向上させる見
地等からめつき膜厚を厚くすると突出量が大きく
なつて前述のような不具合を生じてしまう。ま
た、見映を著しく損ねることになるので、製品単
体として見ても不良品となる。
そこで、オーナメント10の両端部エツジ部に
アールを付与して電流の集中を低減することが考
えられるが、この場合には第16図に示されるよ
うにフロントグリル12との間に陥凹部を生じて
しまうので、所期の一体感を表現することができ
なくなつてしまう。
また、オーナメント10の電流集中部分と陽極
としての金属板28との間に介在するように、ラ
ツク24に遮蔽板を取り付けて電流の集中を防止
する対策も講じられているが、遮蔽板の取付位置
を調整しなければならないので作業が著しく煩雑
である。しかも、短時間で多数を処理しなければ
ならないこの種の作業では、遮蔽板の位置調整が
不適当な場合があり、高い割合で突部16の発生
した製品が製造されてしまうのが従来の状況であ
つた。
このような突部16の発生による問題は、上記
のようなメツキ方法による場合には上記のような
オーナメント10に限らず、メツキ膜の厚い製品
では不可避的に発生し得るものであり、相手部品
との関係が問題にならない場合でも見映を著しく
損ねる問題は残るので、簡便な手段により確実に
突部16の発生を防止する技術の開発が希求され
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記に鑑み、めつき膜による突部の発
生を簡便な手段により確実に防止することができ
る電気めつきを施された樹脂製品の製造方法の提
供を課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明になる電気めつきを施された樹脂製品の
製造方法では、樹脂製品となる前の樹脂部材を、
製品形状に等しい製品部分と、めつき液中に配置
された状態における陽極との位置関係又は製品形
状から電流が集中しようとする製品部分の端面部
分に間〓を有して対向する遮蔽部分と、製品部分
の裏側から延出して遮蔽部分と製品部分とを連結
する連結部分とを一体に備えた構造とし、この樹
脂部材に電気めつきを施した後に連結部分を切断
して、製品部分を電気めつきが施された樹脂製品
として得るようになつている。
〔作用〕
上記手段になる本発明では、遮蔽部分が電流を
遮るので、本来であれば電流密度が高くなる製品
部分の端面部分、特に端面エツジ部に電流が集中
せず、突部の発生が防止される。
遮蔽部分は製品部分に対してその都度位置調整
されるのではなく、予じめ最適位置に設定されて
製品部分と連結部分を介して一体構造となつてい
るので、突部の発生を確実に防止する。
樹脂部材は各部を一体として成形できるので、
連結部分及び遮蔽部分が増加しても従来の樹脂製
品の成形加工に比して何等手間を要することがな
く、僅かに樹脂材料の使用量が増すのみで、得ら
れる効果から見れば無視し得る程度のものであ
る。
また、連結部分は樹脂製故に工具等を用いるこ
となく人手で容易に切断することができるから、
連結部分の切断にさしたる手間は要さない。
〔実施例〕
以下に本発明を自動車のフロントグリルに取り
付けられるオーナメントの製造に適用した実施例
を述べる。
第1図乃至第4図に示されるように、樹脂部材
30は、得ようとするオーナメントの形状に等し
い製品部分32と、製品部分32の長手方向両端
部から夫々互いに平行して突出する一対の連結部
分34と、連結部分34の先端部に連続して製品
部分32の長手方向両端面に対向する遮蔽部分3
6とが、樹脂材料から一体成形されて構成されて
いる。
製品部分32は第9図で説明したオーナメント
10と同一形状で、上下のコ字形断面部38と上
下のコ字形断面部38を連結する平坦部40とが
形成されているとともに、長手方向中央部分に有
蓋円筒部42が形成されている。有蓋円筒部42
には図示は省略されているが蓋部にシンボルマー
ク等が形成される。
この製品部分32はコ字形断面部38の各脚部
38Aの先端面と、平坦部40の裏面全面がフロ
ントグリルに形成された凹部の底壁に当接するよ
うになつている。このフロントグリルも前述第9
図乃至第11図で説明したフロントグリル12と
同一形状である。
連結部分34は、製品部分32のコ字形断面部
38の基部38Bの裏面から突出すると同時に製
品部分32の長手方向に突出している。この実施
例の連結部分34は第9図で説明したオーナメン
ト10を成形加工する際にランナー(湯道)とな
つていた部分を利用したものであるが、基部38
Bの裏面であれば、どの部分から突出させても良
い。また、場合によつては、基部38B以外の製
品部分32の裏面から突出させることも可能であ
る。
連結部分34は遮蔽部分36を支持することが
できる強度及び剛性を有していれば他に格別の制
約はないが、本実施例では成形加工の際に連結部
分34を通して遮蔽部分36から製品部分32へ
樹脂材料が流入可能な条件と、連結部分34を工
具等を用いることなく人手で容易に切断できる強
度条件とを、同時に満たしている。
遮蔽部分36は製品部分32の長手方向端面3
2Aへ電流が集中するのを防ぎ、長手方向端面3
2Aに対向する第1遮蔽面36Aが、第4図に示
されるように製品部分32の長手方向から見て長
手方向端面32Aを充分な余裕をもつて覆い隠す
ことができる形状とされている。また、この実施
例では遮蔽部分36には第1遮蔽面36Aの両端
から製品部分32へ向けて直角に屈曲する第2遮
蔽面36Bが形成されている。
上記第1遮蔽面36A及び第2遮蔽面36B
と、製品部分32との離隔距離は、大き過ぎると
電流の遮蔽効果が低くなり、小さ過ぎると長手方
向端面32A等が所期の電流密度に至らないの
で、予じめ実験により求められた最適の離隔距離
に設定されている。
上記構造の樹脂部材30は、製品部分32が第
13図で説明したと同様の姿勢となるように、多
数がラツクに取り付けられてメツキ槽中のメツキ
液に浸漬され、第5図に示されるように陽極とな
る金属板28と対向する。そして、樹脂部材30
を陰極とし、金属板28を陽極として直流電流が
通電されると、樹脂部材30への電気めつきが開
始される。
この際、電流は樹脂部材30の長手方向両端
面、即ち遮蔽部分36の外側端面に集中して、こ
の部分で電流密度が高まるが、製品部分32の長
手方向端面32Aは遮蔽部分36の第1遮蔽面3
6A及び第2遮蔽面36Bに電流が阻止されて電
流密度が高まることがない。
従つて、遮蔽部分36の外側端面はめつき膜が
他の部分よりも厚くなるとともに、エツジ部に突
部が形成されることがあるが、製品部分32の長
手方向端面32Aは厚膜とならないとともにエツ
ジ部に突部も発生せず、製品部分32には全体的
に均一な膜厚でめつきが施される。
電気めつきが終了した後、メツキ槽から取り出
されてラツクから取り外された樹脂部材30は、
製品部分32との境界部近傍で連結部分34が切
断され、遮蔽部分36及び遮蔽部分36と一体と
なつた連結部分34は廃棄される。残つた製品部
分32は第6図に示されるようにコ字形断面部3
8の基部38Bの裏面に連結部分34の極く一部
が突出した状態となつているが、この部分はフロ
ントグリルに形成された凹部の底壁から離間して
いるので何ら問題を生じることがない。また、こ
の連結部分34の切断面にはめつきが施されてい
ないが、この部分は製品部分32がフロントグリ
ルに取り付けられた状態では裏側に隠れてしまう
ので何等問題を生じることがない。
なお、第6図に鎖線で示されるように、連結部
分34が製品部分32の長手方向へ突出した部分
で切断してしまつた場合には、鎖線部分をやすり
による手仕上げで研削すれば良い。
従つて、製品部分32はめつきを施された樹脂
製品としてのオーナメントとしてフロントグリル
に取り付けられて、所期の一体感を表現すること
ができる。
なお、上記実施例では遮蔽効果を高めるために
遮蔽部分36には第1遮蔽面36Aと第2遮蔽面
36Bとを設けたが、第2遮蔽面36Bは必須で
はなく、第7図に示されるように第1遮蔽面36
Aのみとしても良い。
この第1遮蔽面36Aの条件は電気めつきの条
件によつて異なるが、一般的には製品部分32の
長手方向から見て最小でも製品部分32の長手方
向端面32Aと等しく一致する形状が好ましく、
さらに好ましくはこれよりひとまわり以上大きい
形状が一般に良い。
また、上記実施例では製品部分32の平坦部4
0の長手方向端部はコ字形断面部38の長手方向
端部から引込んだ位置にあつて遮蔽部分36の存
在の有無に拘らず電流の回り込みがほとんどない
ので、この部分に対応しては第1遮蔽面36Aは
本来不要である。しかしながら、このために遮蔽
部分36を分割構造としてしまうと、連結部分3
4の断面積を大きくしたり連結部分34の数を増
やしたりして強度及び剛性を確保しなければなら
ず、遮蔽部分36及び連結部分34の成形に要す
る樹脂材料が増加してしまうとともに、陽極とし
ての金属板28の消耗も早くなつてしまうので、
得策ではない。
本発明は以上の実施例で説明したフロントグリ
ルへ取り付けられるオートメントの他、自動車の
ボデイに取り付けられるオーナメント等、分野を
問わず端面や局部に電流密度が集中しやすい種々
の電気メツキを施される樹脂製品の全てに適用可
能である。
第8図には、製品部分32が三角形状で鋭角と
なる角部が局部的に高電流密度となる樹脂製品に
本発明を適用した場合の樹脂部材30の例が示さ
れている。
〔発明の効果〕
以上に説明した通り本発明になる電気めつきを
施された樹脂製品の製造方法では、製品部分の端
面部分に連結部分で支持した遮蔽部分を対向させ
た樹脂部材に電気めつきを施した後に、連結部分
で切断して製品部分をめつきの施された樹脂製品
として得るようにしたので、めつき膜による突部
の発生を簡便な手段により確実に防止することが
できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を自動車のフロントグリルに取
り付けられるオーナメントの製造に適用した実施
例における樹脂部材の正面図、第2図は第1図の
部詳細を示す部分斜視図、第3図は第1図の
−線矢視断面図、第4図は第1図の−線矢
視図、第5図はメツキ液中の第1図の樹脂部材の
姿勢を示す正面図、第6図は第1図の樹脂部材に
めつきが施された後に連結部分が切断された製品
部分の長手方向端部を示す断面図、第7図は実施
例の変形例を示す樹脂部材の正面図、第8図は本
発明を他の樹脂製品の製造に適用した場合の樹脂
部材の例を示す正面図、第9図はフロントグリル
に取り付けられたオーナメントを示す正面図、第
10図は第9図の部詳細を示す部分斜視図、第
11図は第10図のXI−XI線矢視断面図、第12
図はオーナメントにめつきによる突部が発生した
場合の不具合を第11図に対応して示す断面図、
第13図はめつき槽中に配置されたオーナメント
をメツキ槽を断面して概略的に示す正面図、第1
4図は電気めつきによる不具合が生じる部分を矢
印で示すオーナメントの正面図、第15図は第1
4図の不具合発生部を拡大して示す斜視図、第1
6図はオーナメントに生じる不具合に対する適当
でない解決例を第11図に対応して示す断面図で
ある。 30……樹脂部材、32……製品部分、34…
…連結部分、36……遮蔽部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 樹脂製品となる前の樹脂部材を、製品形状に
    等しい製品部分と、めつき液中に配置された状態
    における陽極との位置関係又は製品形状から電流
    が集中しようとする製品部分の端面部分に間〓を
    有して対向する遮蔽部分と、製品部分の裏側から
    延出して遮蔽部分と製品部分とを連結する連結部
    分とを一体に備えた構造とし、この樹脂部材に電
    気めつきを施した後に連結部分を切断して、製品
    部分を電気めつきが施された樹脂製品として得る
    ことを特徴とする電気めつきを施された樹脂製品
    の製造方法。
JP17959888A 1988-07-19 1988-07-19 電気めっきを施された樹脂製品の製造方法 Granted JPH0230792A (ja)

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JP4967662B2 (ja) 2007-01-05 2012-07-04 豊田合成株式会社 樹脂めっき製品の製造方法及びこれに用いられる被めっき樹脂成形品
JP6458714B2 (ja) * 2015-11-18 2019-01-30 豊田合成株式会社 樹脂めっき製品及びその製造方法

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