JPH0548571B2 - - Google Patents
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- JPH0548571B2 JPH0548571B2 JP14276486A JP14276486A JPH0548571B2 JP H0548571 B2 JPH0548571 B2 JP H0548571B2 JP 14276486 A JP14276486 A JP 14276486A JP 14276486 A JP14276486 A JP 14276486A JP H0548571 B2 JPH0548571 B2 JP H0548571B2
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- JP
- Japan
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- exhaust hole
- pedestal
- exhaust
- vacuum
- fluorescent display
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は真空容器内部を真空排気するための排
気管を取り除いた螢光表示管に関し、特に真空容
器に設けた排気孔を真空中で気密封鎖する螢光表
示管の製造方法に関するものである。
気管を取り除いた螢光表示管に関し、特に真空容
器に設けた排気孔を真空中で気密封鎖する螢光表
示管の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
螢光表示管から排気管を取り除く技術は従来よ
り種々提案されている。その第1の方法として、
螢光表示管は通常フロントガラス、側面枠体およ
び陽極基板の各々をフリツトガラスで気密封止し
て真空容器を形成しているが、その封止面のいず
れかの封止を真空中で行なう方法(例えば特開昭
53−15749)と、あるいは第2の方法として、真
空容器を構成する上記3部品のいずれかに排気孔
を設けるとともに、各封止面は真空以外の雰囲気
(例えばN2雰囲気)でフリツトガラスにより封止
しておき、フリツト封止の終了した製品を真空中
に保持しておき、前記排気孔を封ずる方法が提案
されている。
り種々提案されている。その第1の方法として、
螢光表示管は通常フロントガラス、側面枠体およ
び陽極基板の各々をフリツトガラスで気密封止し
て真空容器を形成しているが、その封止面のいず
れかの封止を真空中で行なう方法(例えば特開昭
53−15749)と、あるいは第2の方法として、真
空容器を構成する上記3部品のいずれかに排気孔
を設けるとともに、各封止面は真空以外の雰囲気
(例えばN2雰囲気)でフリツトガラスにより封止
しておき、フリツト封止の終了した製品を真空中
に保持しておき、前記排気孔を封ずる方法が提案
されている。
第1の方法は、封着材料に適当なものがないこ
とと、作業性が悪いこと、真空リークの信頼性の
問題などにより実用化されていない実状である。
とと、作業性が悪いこと、真空リークの信頼性の
問題などにより実用化されていない実状である。
一方、第2の方法には、例えば特開昭52−
130274(A方法と称する)や特開昭59−189534(B
方法と称する)、実公昭58−10291(C方法と称す
る)、実開昭60−149056(D方法と称する)記載の
ものが提案されている。
130274(A方法と称する)や特開昭59−189534(B
方法と称する)、実公昭58−10291(C方法と称す
る)、実開昭60−149056(D方法と称する)記載の
ものが提案されている。
ところが、A方法では、基板の排気孔周囲にメ
タル層を形成するため、基板としてセラミツクを
使用しメタライズを行なうか、ガラス基板の場合
は真空蒸着等によりNi層を形成しなければなら
ず、前者は材料費が高くなり、後者は真空蒸着工
程が一工程増えることになる。また、封着部材で
直接排機構を封ずる場合は、封着部材の溶融時に
封着材の表面張力のみで排気孔部に封着材を保持
しているため、排気孔はそれ程大きくできず、排
気コンダクタンスは余り改善されない。この排気
コンダクタンスを改善する方法としては、排気孔
栓で封ずることも取られているが、いずれも予め
封着材を排気孔部に載置しおくため、排気ベーキ
ング温度は排気孔部の封止温度より低くしなけれ
ばならず、その温度差での螢光表示管の管内より
放出されたガスは排気されることなく管内に封入
されたままとなり、排気装置の到達真空度よりは
るかに悪い真空度で封止されてしまうこととな
る。
タル層を形成するため、基板としてセラミツクを
使用しメタライズを行なうか、ガラス基板の場合
は真空蒸着等によりNi層を形成しなければなら
ず、前者は材料費が高くなり、後者は真空蒸着工
程が一工程増えることになる。また、封着部材で
直接排機構を封ずる場合は、封着部材の溶融時に
封着材の表面張力のみで排気孔部に封着材を保持
しているため、排気孔はそれ程大きくできず、排
気コンダクタンスは余り改善されない。この排気
コンダクタンスを改善する方法としては、排気孔
栓で封ずることも取られているが、いずれも予め
封着材を排気孔部に載置しおくため、排気ベーキ
ング温度は排気孔部の封止温度より低くしなけれ
ばならず、その温度差での螢光表示管の管内より
放出されたガスは排気されることなく管内に封入
されたままとなり、排気装置の到達真空度よりは
るかに悪い真空度で封止されてしまうこととな
る。
B方法では、基板の排気孔部にメタル層が形成
されていないため、排気栓の基板への接着は不可
能もしくは真空リークの信頼性が確保できないと
考えられる。すなわち超音波圧着により金属と絶
縁物を接着する技術は他には全く報告されていな
い。また、螢光表示管には陽極に螢光体層が形成
され、陰極は細いタングステンワイヤが使用され
ており、これらの超音波振動を与えると螢光体の
脱落、フイラメントワイヤの断線を生ずることが
ある。
されていないため、排気栓の基板への接着は不可
能もしくは真空リークの信頼性が確保できないと
考えられる。すなわち超音波圧着により金属と絶
縁物を接着する技術は他には全く報告されていな
い。また、螢光表示管には陽極に螢光体層が形成
され、陰極は細いタングステンワイヤが使用され
ており、これらの超音波振動を与えると螢光体の
脱落、フイラメントワイヤの断線を生ずることが
ある。
C方法では、メタル層を形成した排気孔を設け
た小さなセラミツク基板を、螢光表示管の内側に
取り付けるため、セラミツク基板が高価、管内に
取り付けるため取り付ける作業の作業性が悪い、
螢光表示管の発光表示パターンの障害とならない
ためには取付位置の制約が大きい等の欠点があ
り、その他A方法と共通する欠点がある。
た小さなセラミツク基板を、螢光表示管の内側に
取り付けるため、セラミツク基板が高価、管内に
取り付けるため取り付ける作業の作業性が悪い、
螢光表示管の発光表示パターンの障害とならない
ためには取付位置の制約が大きい等の欠点があ
り、その他A方法と共通する欠点がある。
D方法では、封着材に酸化物ソルダー即ちフリ
ツトガラスを用いることがなされている。ところ
が、フリツトガラスを真空中で溶融した場合は、
以下に考えられる理由によりフリツトガラスの発
砲を避けることができず、接着強度、真空リーク
の信頼性が確保できない。
ツトガラスを用いることがなされている。ところ
が、フリツトガラスを真空中で溶融した場合は、
以下に考えられる理由によりフリツトガラスの発
砲を避けることができず、接着強度、真空リーク
の信頼性が確保できない。
(i) フリツトガラスが粉末であるため、多量のガ
スおよび水分をその製造過程および保管中に吸
着しており、真空中で溶融時に放出し、フリツ
トを発砲させる。
スおよび水分をその製造過程および保管中に吸
着しており、真空中で溶融時に放出し、フリツ
トを発砲させる。
(ii) フリツトガラスを有機物バインダーを用いて
ペースト化し、接着部に塗布しているが、有機
物バインダーの未分解物がフリツト中に含有さ
れており、CO2として放出されフリツトを発泡
させる。
ペースト化し、接着部に塗布しているが、有機
物バインダーの未分解物がフリツト中に含有さ
れており、CO2として放出されフリツトを発泡
させる。
(iii) フリツトガラスは低融点で溶融するため、多
量のPbOを含有しており、溶融温度、熱膨張
係数の調整のため、その他にも酸化物が添加さ
れている。これら酸化物のOが分解放出されフ
リツトを発泡させる。
量のPbOを含有しており、溶融温度、熱膨張
係数の調整のため、その他にも酸化物が添加さ
れている。これら酸化物のOが分解放出されフ
リツトを発泡させる。
なお、フリツトガラスの発泡は真空中でのみ生
ずるものではなく、大気圧下での封着でも生ずる
が、この場合は非常に微少な泡のため、特にトラ
ブルに到ることはない。
ずるものではなく、大気圧下での封着でも生ずる
が、この場合は非常に微少な泡のため、特にトラ
ブルに到ることはない。
一方、排気管付き螢光表示管の排気時ベーキン
グヒートカーブは第7図に示す通りであり、ベー
キング温度は通常300〜350℃で行なわれている。
この場合は、螢光表示管が、ベーキング温度以上
に曝されることなく、排気管の封止切断が行なわ
れるため、ベーキング温度までの温度で管内に放
出されたガスは全て排気されている。
グヒートカーブは第7図に示す通りであり、ベー
キング温度は通常300〜350℃で行なわれている。
この場合は、螢光表示管が、ベーキング温度以上
に曝されることなく、排気管の封止切断が行なわ
れるため、ベーキング温度までの温度で管内に放
出されたガスは全て排気されている。
ところが、フリツトガラスを接着材に用いた、
排気管なし螢光表示管の排気時ベーキングヒート
カーブは第8図に示す通りである。この場合、封
着温度すなわちフリツトの溶融温度は約450℃で
あり、排気ベーキング温度から封着温度までの上
昇中に管内に放出されたガスは、管外に排気され
ることなく排気孔がふさがれてしまい、管内の真
空度は低下したままとなる。
排気管なし螢光表示管の排気時ベーキングヒート
カーブは第8図に示す通りである。この場合、封
着温度すなわちフリツトの溶融温度は約450℃で
あり、排気ベーキング温度から封着温度までの上
昇中に管内に放出されたガスは、管外に排気され
ることなく排気孔がふさがれてしまい、管内の真
空度は低下したままとなる。
その他、排気孔部のみ局部的にフリツト溶融温
度まで加熱するのでないと、螢光表示管全体がフ
リツトの溶融温度に達し、予め封着したフリツト
ガラスが再溶融する。これを避けるために、加熱
装置が複雑なものにならざるを得ないという問題
点があつた。
度まで加熱するのでないと、螢光表示管全体がフ
リツトの溶融温度に達し、予め封着したフリツト
ガラスが再溶融する。これを避けるために、加熱
装置が複雑なものにならざるを得ないという問題
点があつた。
本発明は上記した従来技術の種々の問題点を解
消するためになされたもので、その目的は、真空
容器の一部に設けられた排気孔を気密封止する際
にその封止部の気密性および信頼性を高めた螢光
表示管の製造方法を提供することにある。
消するためになされたもので、その目的は、真空
容器の一部に設けられた排気孔を気密封止する際
にその封止部の気密性および信頼性を高めた螢光
表示管の製造方法を提供することにある。
すなわち、本発明は、陽極基盤と側面枠体およ
び平板ガラスをフリツト封止して構成した真空容
器を備え、この真空容器の一部に設けられた排気
孔を真空中において気密封止する螢光表示管の製
造方法において、前記真空容器の排気孔に対応し
た孔部を有しかつその周面に複数個の支持部が形
成された排気孔台座をフリツトガラスにより当該
真空容器の排気孔部外面に気密接合する工程と、
前記排気孔台座の孔部を閉塞すべく形成されかつ
前記各支持部に相対する支持部を有する排気孔栓
を、各々の支持部を結合させて該排気孔台座に対
向保持させる工程と、次いで前記真空容器を真空
雰囲気中に配して加熱排気しながら前記排気孔栓
を前記排気孔台座に押し当て、これら排気孔栓と
排気孔台座をその間に介在させた低融点金属によ
り気密接合する工程とを具備することを特徴とす
るものである。
び平板ガラスをフリツト封止して構成した真空容
器を備え、この真空容器の一部に設けられた排気
孔を真空中において気密封止する螢光表示管の製
造方法において、前記真空容器の排気孔に対応し
た孔部を有しかつその周面に複数個の支持部が形
成された排気孔台座をフリツトガラスにより当該
真空容器の排気孔部外面に気密接合する工程と、
前記排気孔台座の孔部を閉塞すべく形成されかつ
前記各支持部に相対する支持部を有する排気孔栓
を、各々の支持部を結合させて該排気孔台座に対
向保持させる工程と、次いで前記真空容器を真空
雰囲気中に配して加熱排気しながら前記排気孔栓
を前記排気孔台座に押し当て、これら排気孔栓と
排気孔台座をその間に介在させた低融点金属によ
り気密接合する工程とを具備することを特徴とす
るものである。
したがつて、本発明においては、排気孔栓の気
密接合材に低融点金属を用いることにより、フリ
ツトガラスを用いた場合のように発泡することが
なく、信頼性の高い気密接合が可能となる。ま
た、真空雰囲気中での排気孔台座と排気孔栓の位
置決めを両者に設けた支持部で容易に行うことで
きる。
密接合材に低融点金属を用いることにより、フリ
ツトガラスを用いた場合のように発泡することが
なく、信頼性の高い気密接合が可能となる。ま
た、真空雰囲気中での排気孔台座と排気孔栓の位
置決めを両者に設けた支持部で容易に行うことで
きる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明の方法により製造された螢光表
示管の一例を示す概略図であり、第2図は第1図
の−線断面を、第3図は本発明に係る排気孔
部を真空中で気密封止する工程の一実施例をそれ
ぞれ示す。ここで、陽極基板2には、図示しない
陽極配線パターンが形成され各電極のリード取り
出しが行なわれているとともに、螢光体陽極6、
制御電極7、フイラメント陰極8などが取付けら
れている。そして、フロントガラス1と側面枠体
3は、フリツトガラス4−1により予め気密接合
してカバーガラスを構成し、陽極基板2との封着
面となる側面枠体3の端部にはフリツトガラス4
−2を塗布し、酸化雰囲気中で予備焼成を行ない
脱バインダーを行なつておく。
示管の一例を示す概略図であり、第2図は第1図
の−線断面を、第3図は本発明に係る排気孔
部を真空中で気密封止する工程の一実施例をそれ
ぞれ示す。ここで、陽極基板2には、図示しない
陽極配線パターンが形成され各電極のリード取り
出しが行なわれているとともに、螢光体陽極6、
制御電極7、フイラメント陰極8などが取付けら
れている。そして、フロントガラス1と側面枠体
3は、フリツトガラス4−1により予め気密接合
してカバーガラスを構成し、陽極基板2との封着
面となる側面枠体3の端部にはフリツトガラス4
−2を塗布し、酸化雰囲気中で予備焼成を行ない
脱バインダーを行なつておく。
次に、陽極基板2と前記カバーガルスをN2等
の非酸化雰囲気、大気圧中でフリツトガラス4−
2により気密封止して真空容器を形成する。なお、
この工程までは従来の排気管を有する螢光表示管
と同一工程で形成することができる。また、陽極
基板2には所定の大きさの排気孔11が設けられ
ている。
の非酸化雰囲気、大気圧中でフリツトガラス4−
2により気密封止して真空容器を形成する。なお、
この工程までは従来の排気管を有する螢光表示管
と同一工程で形成することができる。また、陽極
基板2には所定の大きさの排気孔11が設けられ
ている。
次いで、前記排気孔11の陽極基板外面には、
第4図に示すように、その陽極基板2の外面また
は排気孔台座13の一方の面の少なくとも一方に
ペースト状にして塗布したフリツトガラス12を
介在させて排気孔台座13と陽極基板2を気密接
合する。
第4図に示すように、その陽極基板2の外面また
は排気孔台座13の一方の面の少なくとも一方に
ペースト状にして塗布したフリツトガラス12を
介在させて排気孔台座13と陽極基板2を気密接
合する。
このとき、排気孔台座13は、第4図aおよび
bに示すように、陽極基板2の排気孔11に対応
する孔部13aが形成された円板状の台座本体1
3bと、該台座本体13bの外周面より両側に折
り曲げられた2個の支持部13cおよび端部13
dから構成され、その台座本体13bがフリツト
接着部に相当する。この排気孔台座13と陽極基
板2の気密接合は、上記カバーガラスと陽極基板
2の封止工程と同時に行なうことが好ましいが、
特にこれに制約されることなく、別工程で行なう
ことも可能である。また、フリツトガラス12も
特にペースト状で塗布する必要はなく、シート状
にプレス形成したものでもよい。なお、排気孔台
座13は、陽極基板2のガラス板と熱膨張係数の
マツチングのとれた426合金(Ni:42、Cr:6、
残Fe)や50−50合金(Fe:50、Ni:50)等を用
いる。
bに示すように、陽極基板2の排気孔11に対応
する孔部13aが形成された円板状の台座本体1
3bと、該台座本体13bの外周面より両側に折
り曲げられた2個の支持部13cおよび端部13
dから構成され、その台座本体13bがフリツト
接着部に相当する。この排気孔台座13と陽極基
板2の気密接合は、上記カバーガラスと陽極基板
2の封止工程と同時に行なうことが好ましいが、
特にこれに制約されることなく、別工程で行なう
ことも可能である。また、フリツトガラス12も
特にペースト状で塗布する必要はなく、シート状
にプレス形成したものでもよい。なお、排気孔台
座13は、陽極基板2のガラス板と熱膨張係数の
マツチングのとれた426合金(Ni:42、Cr:6、
残Fe)や50−50合金(Fe:50、Ni:50)等を用
いる。
次に、第4図に示すように、排気孔台座13と
の接着面となる円板状の栓本体14aと該栓本体
14aの外周の両側に前記各支持部13cに相対
するように形成された2個の支持部14bおよび
端部14cから構成された426合金等の金属から
なる排気孔栓14を、その各々の端部14cと排
気孔台座13の端部13dをスポツト溶接等にて
接着して固定した後、排気孔栓14を引張り、こ
れら排気孔台座13と排気孔栓14を所定距離だ
け離して対向配置する。なお、第4図中、符号1
9で示す矢印は溶接点をそれぞれ表わす。
の接着面となる円板状の栓本体14aと該栓本体
14aの外周の両側に前記各支持部13cに相対
するように形成された2個の支持部14bおよび
端部14cから構成された426合金等の金属から
なる排気孔栓14を、その各々の端部14cと排
気孔台座13の端部13dをスポツト溶接等にて
接着して固定した後、排気孔栓14を引張り、こ
れら排気孔台座13と排気孔栓14を所定距離だ
け離して対向配置する。なお、第4図中、符号1
9で示す矢印は溶接点をそれぞれ表わす。
次いで、排気孔台座13に排気孔栓14が端部
で固定された真空容器つまり螢光表示管20を、
第3図に示すように真空チヤンバー21等の中に
載置し、そのチヤンバー21内を真空排気するこ
とにより、排気孔11を通して螢光表示管20の
管内を真空排気するとともに、赤外線ランプ等の
加熱源22で排気ベーキング、螢光表示管のフイ
ラメントの活性化等の所定の作業を行う。その
後、押し上げ治具23でもつて、排気孔栓14を
排気孔台座13に押し当て、排気孔栓14とその
台座13の間に予め介在させておいた低融点金属
(図示せず)により両者を気密接合する。
で固定された真空容器つまり螢光表示管20を、
第3図に示すように真空チヤンバー21等の中に
載置し、そのチヤンバー21内を真空排気するこ
とにより、排気孔11を通して螢光表示管20の
管内を真空排気するとともに、赤外線ランプ等の
加熱源22で排気ベーキング、螢光表示管のフイ
ラメントの活性化等の所定の作業を行う。その
後、押し上げ治具23でもつて、排気孔栓14を
排気孔台座13に押し当て、排気孔栓14とその
台座13の間に予め介在させておいた低融点金属
(図示せず)により両者を気密接合する。
このとき、低融点金属は、シート状で排気孔栓
14の栓本体14aと同形状にしたものでも、そ
の栓本体14aの接合面に予め融着しておいたも
のでもよく、材料は例えばPb(:95)−So(:5)
系半田等を用い、前記排気ベーキング温度をその
溶融点より少しだけ高い温度(約350℃)にして
おけば、排気孔栓14を押し当てるだけで、低融
点金属を溶融し接合することができる。
14の栓本体14aと同形状にしたものでも、そ
の栓本体14aの接合面に予め融着しておいたも
のでもよく、材料は例えばPb(:95)−So(:5)
系半田等を用い、前記排気ベーキング温度をその
溶融点より少しだけ高い温度(約350℃)にして
おけば、排気孔栓14を押し当てるだけで、低融
点金属を溶融し接合することができる。
このようにして、排気孔栓14が排気孔台座1
3に気密接合された後、真空チヤンバー21より
螢光表示管20を取り出し、排気孔台座13の支
持部13cおよび排気孔栓14の支持部14bを
その付け根より切り落すことにより、第1図およ
び第2図に示すように、排気管のない螢光表示管
が得られる。第1図、第2図中、符号5は、排気
孔11を気密封止した上記各台座13および栓1
4から構成される排気孔栓部を示している。
3に気密接合された後、真空チヤンバー21より
螢光表示管20を取り出し、排気孔台座13の支
持部13cおよび排気孔栓14の支持部14bを
その付け根より切り落すことにより、第1図およ
び第2図に示すように、排気管のない螢光表示管
が得られる。第1図、第2図中、符号5は、排気
孔11を気密封止した上記各台座13および栓1
4から構成される排気孔栓部を示している。
なお、前記各支持部13c,14bの切り落し
位置に予めハーフエツチングを施しておくことに
より、容易に切り落しを行うことができる。
位置に予めハーフエツチングを施しておくことに
より、容易に切り落しを行うことができる。
第5図は本発明の別の実施例を示す第3図相当
の模式図であり、第6図は第5図の排気孔台座お
よび排気孔栓部の詳細図である。この実施例は、
陽極基板2の排気孔部外面にフリツトガラス12
にて気密接合する金属からなる排気孔台座とし
て、その排気孔11と対応する孔部15aが形成
された円板状の台座本体15bと、該台座本体1
5bの外周面の両側に形成された2個の支持部1
5cおよび各支持部15cの長手方向に沿つて形
成されたスリツト溝15dから構成された排気孔
台座15を用いる。そして、この排気孔台座15
の孔部15aを閉塞するとともにそのスリツト溝
15dに嵌合してスライド可能に形成された排気
孔栓16を設けることにより、これらを上述した
実施例と同様の工程にて気密接合するようにした
ものである。この場合、排気孔栓16は、排気孔
台座15との接着面となる円板状の栓本体16a
と、該栓本体16aの外周面の両側に前記各スリ
ツト溝15dに嵌合可能に形成された2個の支持
部16bから構成される。
の模式図であり、第6図は第5図の排気孔台座お
よび排気孔栓部の詳細図である。この実施例は、
陽極基板2の排気孔部外面にフリツトガラス12
にて気密接合する金属からなる排気孔台座とし
て、その排気孔11と対応する孔部15aが形成
された円板状の台座本体15bと、該台座本体1
5bの外周面の両側に形成された2個の支持部1
5cおよび各支持部15cの長手方向に沿つて形
成されたスリツト溝15dから構成された排気孔
台座15を用いる。そして、この排気孔台座15
の孔部15aを閉塞するとともにそのスリツト溝
15dに嵌合してスライド可能に形成された排気
孔栓16を設けることにより、これらを上述した
実施例と同様の工程にて気密接合するようにした
ものである。この場合、排気孔栓16は、排気孔
台座15との接着面となる円板状の栓本体16a
と、該栓本体16aの外周面の両側に前記各スリ
ツト溝15dに嵌合可能に形成された2個の支持
部16bから構成される。
すなわち、この実施例では、陽極基板2の排気
孔部外面にフリツトガラス12にて排気孔台座1
5を気密接合する工程までは、上記実施例と同様
の工程を経て行うが、この工程後、排気孔台座1
5の各支持部15cを第6図に示すように、略垂
直に立て起こしたうえ、それらスリツト溝15d
の間に排気孔栓16の各支持部材16bを嵌合さ
せて該排気孔栓16をスライド可能な状態で保持
する。次いで、かかる組立て後の真空容器つまり
螢光表示管20を第5図に示すように、真空チヤ
ンバー21等の中に載置し、このチヤンバー21
内を真空排気することにより、その排気孔11を
通して螢光表示管20の管内を排気しながら、加
熱源22でベーキングし、フイラメントの活性化
等の所定の作業を行う。その後、押し下げ治具2
3により排気孔栓16を排気孔台座15のスリツ
ト溝15dに沿つてスライドさせて押し当て、こ
れら排気孔栓16と排気孔台座15の間に介在さ
せた低融点金属(図示せず)を溶融させて両者を
気密接合する。
孔部外面にフリツトガラス12にて排気孔台座1
5を気密接合する工程までは、上記実施例と同様
の工程を経て行うが、この工程後、排気孔台座1
5の各支持部15cを第6図に示すように、略垂
直に立て起こしたうえ、それらスリツト溝15d
の間に排気孔栓16の各支持部材16bを嵌合さ
せて該排気孔栓16をスライド可能な状態で保持
する。次いで、かかる組立て後の真空容器つまり
螢光表示管20を第5図に示すように、真空チヤ
ンバー21等の中に載置し、このチヤンバー21
内を真空排気することにより、その排気孔11を
通して螢光表示管20の管内を排気しながら、加
熱源22でベーキングし、フイラメントの活性化
等の所定の作業を行う。その後、押し下げ治具2
3により排気孔栓16を排気孔台座15のスリツ
ト溝15dに沿つてスライドさせて押し当て、こ
れら排気孔栓16と排気孔台座15の間に介在さ
せた低融点金属(図示せず)を溶融させて両者を
気密接合する。
このとき、排気孔台座15と排気孔栓16は、
低融点金属シート状または予め排気孔栓16の片
面に溶着して介在させ、その低融点金属により接
合する。また、真空中での螢光表示管20のベー
キング温度を約350℃で行ない、低融点金属に例
えばPb(純Pbの融点327℃)を主成分とする合金
を用いると、そのベーキング中またはベーキング
が終了し降温中に排気孔栓16を排気孔台座15
に加圧接触することにより、螢光表示管の熱で低
融点金属が溶融し接合が行われる。
低融点金属シート状または予め排気孔栓16の片
面に溶着して介在させ、その低融点金属により接
合する。また、真空中での螢光表示管20のベー
キング温度を約350℃で行ない、低融点金属に例
えばPb(純Pbの融点327℃)を主成分とする合金
を用いると、そのベーキング中またはベーキング
が終了し降温中に排気孔栓16を排気孔台座15
に加圧接触することにより、螢光表示管の熱で低
融点金属が溶融し接合が行われる。
このようにして、排気孔栓16が排気孔台座1
5に気密接合された後、真空チヤンバー21より
螢光表示管20を取り出し、排気孔台座15およ
び排気孔栓16の各支持部15c,16bをその
付け根より切り落すことにより、排気管のない螢
光表示管を製造できる。なお、各排気孔台座15
および排気孔栓16の支持部15c,16bの切
り落し位置に予めハーフエツチングを施しておく
ことにより、容易に切り落しを行うことができ
る。
5に気密接合された後、真空チヤンバー21より
螢光表示管20を取り出し、排気孔台座15およ
び排気孔栓16の各支持部15c,16bをその
付け根より切り落すことにより、排気管のない螢
光表示管を製造できる。なお、各排気孔台座15
および排気孔栓16の支持部15c,16bの切
り落し位置に予めハーフエツチングを施しておく
ことにより、容易に切り落しを行うことができ
る。
上述した実施例では、排気孔台座と排気孔栓に
2個の支持部を設けて両者をスポツト溶接あるい
はスライド機構により保持する場合について示し
たが、本発明は、これに限定されるものではな
く、排気孔台座と排気孔の両方に相対する任意数
の支持部を設けて任意の手段にて両者を保持する
こともできる。
2個の支持部を設けて両者をスポツト溶接あるい
はスライド機構により保持する場合について示し
たが、本発明は、これに限定されるものではな
く、排気孔台座と排気孔の両方に相対する任意数
の支持部を設けて任意の手段にて両者を保持する
こともできる。
以上説明したように、本発明によるときは、排
気孔栓の気密接合材に低融点金属を用いることが
できるので、フリツトガラスを用いた場合のよう
に発泡することがなく信頼性の高い気密接合が可
能となる。また、真空チヤンバー等の真空雰囲気
中での排気孔台座と排気孔栓の位置決めはその両
者に設けた支持部で行うことができるため、極め
て容易となり、排気装置の構造が著じるしく簡単
になる等、排気管なしの螢光表示管の際し品質の
向上ならびに設備の簡易化がはかれる効果があ
る。
気孔栓の気密接合材に低融点金属を用いることが
できるので、フリツトガラスを用いた場合のよう
に発泡することがなく信頼性の高い気密接合が可
能となる。また、真空チヤンバー等の真空雰囲気
中での排気孔台座と排気孔栓の位置決めはその両
者に設けた支持部で行うことができるため、極め
て容易となり、排気装置の構造が著じるしく簡単
になる等、排気管なしの螢光表示管の際し品質の
向上ならびに設備の簡易化がはかれる効果があ
る。
第1図は本発明の製造方法により作られた螢光
表示管の一例を示す概略斜視図、第2図は第1図
のI−I線断面図、第3図は本発明の一実施例に
供する排気孔部を真空中で気密封止する概略工程
図、第4図aおよびbは第3図の実施例における
排気孔台座、排気孔栓部の詳細側面図および斜視
図、第5図は本発明の別の実施例に供する排気孔
部を真空中で気密封止する概略工程図、第6図a
およびbは第5図の実施例に供する排気孔台座、
排気孔栓部の詳細側面図およびその斜視図、第7
図は排気管付きの螢光表示管の排気ベーキングヒ
ートカーブを示す説明図、第8図は排気管なしの
螢光表示管の排気ベーキングヒートカーブを示す
説明図である。 1……フロントガラス、2……陽極基板、3…
…側面枠体、4−1,4−2……フリツトガラス、
5……排気孔栓部、6……螢光体陽極、7……制
御電極、8……フイラメント陰極、11……排気
孔、12……フリツトガラス、13,15……排
気孔台座、14,16……排気孔栓、20……螢
光表示管、21……真空チヤンバー、22……加
熱源、23……押し上げ治具。
表示管の一例を示す概略斜視図、第2図は第1図
のI−I線断面図、第3図は本発明の一実施例に
供する排気孔部を真空中で気密封止する概略工程
図、第4図aおよびbは第3図の実施例における
排気孔台座、排気孔栓部の詳細側面図および斜視
図、第5図は本発明の別の実施例に供する排気孔
部を真空中で気密封止する概略工程図、第6図a
およびbは第5図の実施例に供する排気孔台座、
排気孔栓部の詳細側面図およびその斜視図、第7
図は排気管付きの螢光表示管の排気ベーキングヒ
ートカーブを示す説明図、第8図は排気管なしの
螢光表示管の排気ベーキングヒートカーブを示す
説明図である。 1……フロントガラス、2……陽極基板、3…
…側面枠体、4−1,4−2……フリツトガラス、
5……排気孔栓部、6……螢光体陽極、7……制
御電極、8……フイラメント陰極、11……排気
孔、12……フリツトガラス、13,15……排
気孔台座、14,16……排気孔栓、20……螢
光表示管、21……真空チヤンバー、22……加
熱源、23……押し上げ治具。
Claims (1)
- 1 陽極基板と側面枠体および平板ガラスをフリ
ツト封止して構成した真空容器を備え、該真空容
器の一部に設けられた排気孔を真空中において気
密封止する螢光表示管の製造方法において、前記
真空容器の排気孔に対応した孔部を有しかつその
外周面に複数個の支持部が形成された排気孔台座
をフリツトガラスにより当該真空容器の排気孔部
外面に気密接合する工程と、前記排気孔台座の孔
部を閉塞すべく形成されかつ前記各支持部に相対
する支持部を有する排気孔栓を、各々の支持部を
結合させて該排気孔台座に対向保持させる工程
と、次いで前記真空容器を真空雰囲気中に配して
加熱排気しながら前記排気孔栓を前記排気孔台座
に押し当て、これら排気孔栓と排気孔台座をその
間に介在させた低融点金属により気密接合する工
程とを具備することを特徴とする螢光表示管の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14276486A JPS632224A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 螢光表示管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14276486A JPS632224A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 螢光表示管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS632224A JPS632224A (ja) | 1988-01-07 |
| JPH0548571B2 true JPH0548571B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=15323038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14276486A Granted JPS632224A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 螢光表示管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS632224A (ja) |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP14276486A patent/JPS632224A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS632224A (ja) | 1988-01-07 |
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