JPH05501253A - 骨の治癒方法及び治癒用組成物 - Google Patents
骨の治癒方法及び治癒用組成物Info
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- JPH05501253A JPH05501253A JP2514583A JP51458390A JPH05501253A JP H05501253 A JPH05501253 A JP H05501253A JP 2514583 A JP2514583 A JP 2514583A JP 51458390 A JP51458390 A JP 51458390A JP H05501253 A JPH05501253 A JP H05501253A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
骨の治療方法及び治療用組成物
技術分野
本発明は、一般に骨の治癒に関するものであり、更に詳しくは、活性治療物質と
して、また溢血動物の骨及びその他の硬い組織の治癒を促進、加速するための薬
剤の製造に使用するための金属−ペプチド錯体に関する。
発明の背景
ヒト及びその他の温血動物の骨の治癒の機構及び進行はしばしば不完全であり、
または許容し得ない程遅いペースで進行する。硬い組織(例えば、骨)の治癒の
初期の機構は一般に三段階プロセスとして特徴づけることができる。
治癒の第一段階は、傷をきれいにし、治癒応答を開始するために適当な型の白血
球の動員を伴う。この目的のために、生体は血流を損傷領域中に封鎖し、毒性の
スーパーオキシド分子を分泌する好中球と称される白血球タイプをその領域に封
鎖して細菌を死滅させ、一般炎症を誘発する。
第二段階は肉芽組織(即ち、コラーゲン及びその他の物質の弛んだ基質中の繊維
芽細胞、マクロファージ、及び新しい血管の混合物)の形成を伴う。この治癒段
階中に、スーパーオキシドイオンの生産及び炎症反応か抑制され、その間にマク
ロファージが侵入して組織砕片をきれいにして、マスト細胞及び繊維芽細胞が後
に続(通路を開き、脈管形成因子を分泌して毛細血管内皮細胞を誘引する。
また、単核細胞が、繊維芽細胞活性化因子を分泌すると共にマクロファージに転
化するのに関与する。マスト細胞は、新しい毛細血管の成長を増幅する“ヘルパ
ー細胞”として利用できる。その他に、構造タンパク質コラーゲンをその領域に
分泌する繊維芽細胞、その他の細胞の増殖がある。骨の構造物質を更に合成する
ために治癒領域中への軟骨細胞及び遺骨細胞の移行がある。
第三の最終段階は、新しい結合組織及び青成分の改造及び形成を伴う。
軟骨と骨の形成を誘導し得ると言われている幾つかの物質があったが、当業界で
は温血動物の骨及びその他の硬い組織の治癒を促進する組成物及び方法に対する
要望がある。本発明はこのような組成物及び方法を提供し、更にその他の関連す
る利点を与える。
発明の開示
簡単に言えば、本発明は活性治療物質として使用するための金属−ペプチド錯体
及びその誘導体を提供する。加えて、溢血動物の冒された骨及びその他の硬い組
織、例えば軟骨の治癒を促進する薬剤の製造に使用するための化合物が開示され
る。本発明の目的のため、“冒された骨”という用語は、骨の骨折、欠陥、外傷
または手術による変性もしくは移植を含む。
更に詳しくは、本発明は冒された骨の治癒を促進し、冒された骨の肉芽組織の形
成を誘導し、骨中の人工器具の移植の如き、冒された骨に関連する新しい骨の成
長の形成を促進するための錯体を提供する。
その他に、溢血動物の骨及びその他の硬い組織の治癒を促進し、加速する金属−
ペプチド錯体及びその誘導体を含む製薬組成物及び器具が開示される。
本明細書に記載された金属−ペプチド錯体は、グリシル−し−ヒスチジル−L−
リシン:銅(I I X G)IL−Cuと称する)、L−リシル−L−ヒスチ
ジル−グリシン:銅(I IXLHG−Cuと称する)、並びにGHL−Cu及
びLHG−Cuの種々の誘導体を含む。
GHL−Cuの誘導体は一般式:
[グリシル−し−ヒスチジル−し−リシン−Co−R] :銅(II)を有する
。
(式中、Rは一間2部分、1〜18個の炭素原子を含むアルキル部分、6〜12
個の炭素原子を含むアリール部分、1−18個の炭素原子を含むアルコキシ部分
、及び6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ部分からなる群から選ばれ、
またはRはL−プロリル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L
−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L−トリプトファン、または(
グリシル)。
−り一トリブトファン(式中、n=1〜2)である)。
上記の誘導体の他に、その他の化学修飾を行ってGl(L誘導体技ヒ訛−Cu誘
導体の生物活性を変えることができる。例えば、グリシンは、アラニン、セリン
、及びバリンを含む種々のその他の小さいアミノ酸により置換されてもよい。更
に、その分子の銅(II)結合親和性は、グリシンの如きN−末端アミノ酸を添
加してグリシル−L−ヒスチジル−し−リシンをグリシル−L−グリシル−し−
ヒスチジを上記の誘導体に添加して相当するテトラペプチドをつくることができ
る。ヒスチジル残基中のイミダゾール基の銅(II)に対する結合親和性は、3
−メチルヒスチジンによるヒスチジンの置換により、または別の炭素原子を鎖に
付加することによりリシル側鎖を延長することにより変性し得る。同様に、分子
をGa−Cu及びその誘導体に付加して三成分錯体を生成でき、例えばヒスチジ
ン、またはその他のアミノ酸及びイミダゾール環化合物を付加してG)L−Cu
−ヒスチジン錯体を生成することができる。
LHG−Coの誘導体は一般式:
[L−リシル−L−ヒスチジル−グリシン−〇〇−Rコ :銅(II)を有する
。
(式中、Rは一■2部分、1〜18個の炭素原子を含むアルキル部分、6〜12
個の炭素原子を含むアリール部分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキシ部分
、及び6〜I2個の炭素原子を含むアリールオキシ部分からなる群から選ばれ、
またはRはL−プロリル−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L
−バリル−し−フェニルアラニル−L−バリン、L−トリプトファン、または(
グリシル)。
−L−トリプトファン(式中、n=1〜2)である)。
上記の誘導体の他に、その他の化学修飾を行ってLHG誘導体及ff1HG−C
u誘導体の生物活性を変えることができる。例えば、リシンは、アラニン、セリ
ン、及びバリンを含む種々のその他の小さいアミノ酸により置換されてもよい。
更に、その分子の銅(II)結合親和性は、グリシンの如きN−末端アミノ酸を
添加してL−リシルーし一ヒスチジルーグリシンをグリシル−し−リシル−し−
ヒスチジル−し−グリシンに変換することにより高めることができる。その他に
、グリシンを上記の誘導体に添加して相当するテトラペプチドをつくることがで
きる。ヒスチジル残基中のイミダゾール基の鋼(II)に対する結合親和性は、
ヒスチジンの3−メチルヒスチジンによる置換により、または別の炭素原子を鎖
に付加することによりリシル側鎖を延長することにより変性し得る。同様に、分
子t−Gl(L−Cu及びその誘導体に添加して三成分錯体を生成でき、例えば
ヒスチジン、またはその他のアミノ酸及びイミダゾール環化合物を添加してG)
L−Cu−ヒスチジン錯体を生成するqとができる。
当業者は、銅をその他の金属で置換して本発明の方法に使用するための活性組成
物を生じることができることを認める。
治癒を促進し、肉芽組織の形成を誘導し、本明細書に記載された冒された骨に関
連する新しい骨の成長の形成を促進する方法は、一般に、所望の目的を達成する
ために治療有効量の上記の組成物の−一つを動物に投与することを含む。
本発明のその他の特徴は、以下の詳細な説明及び図面を参照した後に明らかにな
る。
図面の簡単な説明
図1は本発明の代表的な組成物の使用による骨モデルの乾燥重量の増加をグラフ
で示す1、
図2は本発明の代表的な組成物の使用による骨モデルの刺激をグラフで示す。
図3は本発明の代表的な組成物の使用による骨モデル中の血管形成の刺激をグラ
フで示す。
図4は本発明の代表的な組成物の使用による骨モデル中のコラーゲン合成の刺激
をグラフで示す。
図5は未治療の骨欠陥及び本発明の代表的な組成物で治療された骨欠陥の治癒を
示す三組の写真である。
図6は偽薬及び本発明の代表的な組成物で治療された骨欠陥の=・対の顕微鏡写
真である。
図7は図6より高い倍率の偽薬及び本発明の代表的な組成物で治療された骨欠陥
の一対の顕微鏡写真である。
して使用でき、また温血動物の骨及びその他の硬い組織の治癒の促進に使用する
のに適した薬剤の製造に使用し得る。これらの組成物を含む製薬製剤の適用は肉
芽組織の形成及び骨の全治癒速度を加速するのに有益である。本発明の組成物は
米国特許第4.760.051号、同第4.665.054号及び同第4.81
0.693号明細書に詳しく記載されており、これらは参考として本明細書に含
まれる。
本発明に於いて、l:I 、2:Iまたはそれ以下のGHL−Cu、 LHG−
Cuまたはこれらの誘導体対銅の比を使用することができる。しかしながら、好
ましい実施態様に於いて、最適の治癒はGl(LまたはLHG分子当たり0.5
〜0.9の銅原子の比で生じる。
GHLまたはLHGに対し過剰のモル数の銅(>1.00)は弛く結合され、骨
の治癒を増進するよりも抑制することがある。
G)IL−Cu、 LHG−Cu及びこれらの誘導体を含む製薬製剤は、液体、
ローション、クリーム、またはゲルの形態であってもよい。また、製薬製剤は、
生物学上許される物質、例えば、ポリアクリル酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、
サンゴ、またはヒドロキシアパタイトと混合されたGHI、−Cu、 L)tG
−Cu及びこれらの誘導体からなってもよい。これらは、治癒プロセス中に骨折
した骨または外傷を受けた骨を固定化し、接続するのに使用される認められた型
の外科用器具中に順に混入し得る。
例えば、このような外科用器具は、骨折部分を一緒に保持するのに使用されるピ
ン及びプレート並びに骨中に適所に保持されることを必要とする人工接合材(例
えば、ヒップ)を含む。こうして、GHL−Cu、 LHG−Cu及びこれらの
誘導体の適用は、器具と骨の界面で使用し得る。これらの組成物は器具の初期の
配置中に使用でき、または器具と骨の付着がその後弛んだ場合に使用し得る。ま
た、これらの生物学上許される物質の種々の金属イオン塩、例えばヒアルロン酸
ナトリウムが使用し得る。
本発明の製薬製剤中の有効投薬量は約0405重量%〜約5重1%のGH+、−
Cu、 LHG−Cu及びこれらの誘導体を含む。好ましい範囲は約0.1重量
%〜1.Q重量%である。
本発明の別の実施態様に於いて、製薬製剤は約0.5重量%〜約5重I%の乳化
剤または表面活性剤を含んでもよい。ノニオン系表面活性剤が本発明の目的に好
ましい。好適なノニオン系表面活性剤の例は、ノニルフェノキシポリエトキシエ
タノール(ノンオキシツール(Nonoxyno l )−9)、ポリオキシエ
チレンオレイルエーテル(ブリジ(Brij)−97)、種々のポリオキシエチ
レンエーテル(トリトン(Trit−ons)) 、及び種々の分子量のエチレ
ンオキサイドとプロピレンオキサイドのブロックコポリマー(例えば、プルロニ
ック(Pluronic)68)である。
また、製薬製剤は約1重量%〜約lO重量%の成る種のイオン系表面活性剤を含
んでもよい。これらのイオン系表面活性剤は、ノニオン系表面活性剤に加えて、
またはそれに代えて使用し得る。イオン系表面活性剤の例はラウリル硫酸ナトリ
カム泣び同様の化合物を含む。
乳化剤または表面活性剤に加えて、またはこれらに代えて、製薬製剤は約1重量
%〜約20重量%の浸透促進剤を含んでもよい、、浸透促進剤の例はジメチルス
ルホキシド(1)MSO)及び尿素である。骨に適用される液体製薬製剤の場合
には、ジメチルスルホキシドtDMso)の如き浸透促進剤の濃度は製薬製剤の
約30重電%〜約80重量06を構成し得る。3
製薬製剤の残りは不活性な生理学−L許される担体を含む7.この担体は、それ
が細菌発育■1止食塩水(0,9mg、/’mlのペンシルアルコールを含む食
塩水)、及びワセリン系クリーム(USP親水性軟膏及び同様のクリー仏、例え
ば、ユニヘース(tlnib−asp)、バーニークー1′〜ヒス(T”ark
e−Davisl)@含むが1、:、ス′)らに限定されない、−1下記の代表
的な製薬製剤が本発明の方法に使用するのに適する、製薬製剤A:
GIIl、、−Cu 0.4%(−・/W)トド「用シルエチルセルo−X 3
.0%プロピ1ノングリ=1〜ル 20.0%、ノンオキシツール−93,09
6
ラウーノノL硫酸f+−リウム 2.0%ベンジルアルコール 2.05
0ハのリン酸緩衝液 69゜6%
製薬製剤B:
GHL−Cu 0.4%(w/w)
GU−Cu O,4%(w/い
細菌発育阻止食塩水 30.0m1
GHL−Cu O,4%(w/v)
ヒアルロン酸ナトリウム 2.0%
滅菌水 97.6%
製薬製剤E
GHL−Cu 0.4%(w/v)
ヒドロキシプロピルセルロース 2,0%滅菌水 7446%
ヒトロキシグロピルセルロース 20°t1′ノニノオキシツール−93,0%
滅菌水 94.6%
製薬製剤G・
G111、−Cu O,4X(w/w)度を加速するのに充分な量が有効であり
、治療は治癒の進行が指示するようにし植されて、骨の治癒がめられる領域にG
HL−Cu、 LHG−Cu及びこれらの誘導体の源を直接に与える。
同様に、本発明の方法はまたその他の硬い組織、例えば軟骨の治療、または歯の
修復に使用し得る。
上記のように、本発明の組成物はGHL−Cu、 LHG−Cuまたはこれらの
誘導体を含む。
GHL−Cu誘導体の合成に於ける全化学反応は、次式のように表し得る。
GHL−OH+R−H−−−>GHL−R+H,0その反応は、リジンとその他
の二種のアミノ酸を組み合わせてG)fLとする前にR基をアミノ酸リジンに付
加することにより最も容易に行われる。GHL−Rの生成及び単離後に、銅(I
I)がその分子に錯化されて生物活性錯体を生成する。
GA−Cuの更に脂質親和性の誘導体を生成するための全反応は、下記の式のよ
うに表し得る。
1辺シン−〇〇 +R−H−>リシン−R+H2O2辺シン−R+ブロックされ
たし一ヒスチジンー・−〉ブロックされたし一ヒスチジンーし一すシンーR
3)ブロックされたし一ヒスチジンーし一すシンーR−−>部分ブロックされた
し一ヒスチジンーし一すシンーR
4)部分ブロックされたし一ヒスチジンーし一すシンーR+ブロックされたグリ
シン−・・−〉ブロックされたグリシル−し−ヒスチジン−し−リシン−R5)
ブロックされたグリシル−し−ヒスチジン−し−リシン−R−−一・〉グリシル
−し−ヒスチジン−し−リシン−R6)グリシル−し−ヒスチジン−し−リシン
−R十銅(II)−−−−・−〉グリシル−し−ヒスチジンルーリシン−R:銅
(II)LHG−Cuの更に脂質親和性の誘導体を生成するための全反応は、リ
シン−OHに代えてグリシン−OHが初期の反応成分であり、ブロックされたり
シンが工程4でブロックされたグリシンに代えて使用される以外は、GHL−C
uに関して上記されたものと同じである。
以下の実施例を要約すると、実施例1はグリシル−し−ヒスチジル−し−リシン
ベンジルエステル、銅(TI)の合成を示す。実施例2はグリシルルーヒスチジ
ル−し−リシンn−オクチルエステル:銅(II)の合成を示す。実施例3は、
(A)グリシル−し−ヒスチジル−し−リジンn−ステアリルエステル:銅(I
I)の合成、及び(B)別の操作によるその合成を示す。いずれかの操作に基い
て、当業者はn−パルミチルアルコール(16個の炭素)に代えてn−ステアリ
ルアルコール(18個の炭素)を使用してグリシル−し−ヒスチジル−し−リシ
ンn−ステアリルエステル:銅(II)を生成し得る。実施例4は、(A)固相
合成によるグリシル−し−ヒスチジル−し−リシル−し−プロリル−し−バリル
−L−フェニルアラニル−L−バリン:銅(II)及びグリシル−し=ヒスチジ
ルーし一リシルーし一バリルーL−フェニルアラニルーL−バリン:銅(II)
の合成、並びに(B)溶液合成によるグリシル−し−ヒスチジルルーリシル−し
−バリルルーフェニルアラニル−L−バリンの調製を示す。実施例7は本発明の
ペプチドへの銅の添加を教示する。実施例8は本発明の代表的な組成物の使用に
よる骨モデルに於ける肉芽組織の形成を促進する際のG)IL−Cu、 LHG
−Cu及びこれらの誘導体の有効性を示す。実施例9及び11は骨の治癒に於け
るGHL−Cu、 LHG−Cu及びこれらの誘導体を含む製薬製剤の使用効果
を示す。
以下の実施例に於いて、本発明の特別な実施態様が説明の目的のために本明細書
に記載されるが、本発明の精神及び範囲から逸脱しないで種々の改良がなし得る
ことが理解される。
実施例
動物に使用するためのGHL 、 LHG 、 GHL−Cu及RIG−Cuの
調製GHL及UHGを、グラス中で蒸留水(50■/m1)に溶解し、次いで3
℃で1時間にわたって20.000xgで遠心分離することにより精製した。こ
れは合成操作から残っている水に難溶性の物質を除去する。上澄みを凍結乾燥し
、次いで0.5%の酢酸の溶媒中で3℃でセファデックス(Set)hadex
)G−10カラムに通す。前の溶媒の後に溶離する生ピーク(254noに於け
る吸収により監視される)を凍結乾燥して乾固する。精製したG)II、または
LHGを等モル量の酢酸第二銅及び水酸化ナトリウムと合わせることによりGH
L−Cu及汎HG−Cuを調製し、次いで発表された方法(Perkinsら、
Inorg、 Chii Acta 67:93−99.1984)によりエタ
ノール添加及び低温の使用により沈殿させた。
薬品の源
以下の実施例に使用した薬品及びペプチド中間体は下記の供給業者から購入し得
る。シグマ・ケミカル社(ミズーリイ州、セントルイス)、ペニンスラ・ラボラ
トリイズ社(カリフォルニア州、サンカルロス)、アルドリッジ・ケミカル社(
ウィスコンシン州、ミルウォーキイ)、ベガ・バイオケミカルズ社(アリシナ州
、タクソン)、ピアス・ケミカル社(イリノイ州、ロックフォード)、リサーチ
・バイオケミカルズ社(オハイオ州、クレーブランド)、パン・ウォーターズ・
アンド・ロジャース社(カリフォルニア州、サウスサンフランシスコ)、ベーケ
ム社(カリフォルニア州、トランス)。
ンー酢酸エチルに溶解し、カップリング剤としてジシクロへキシルカルボジイミ
ドを使用してN”−t−ブチルオキシカルボニル−N1m−ベンジルオキシカル
ボニルルーヒスチジンにカップリングさせた。重炭酸ナトリウム(10%)を添
加し、生成物を有機層に抽出した。生成物、N“−t−ブチルオキシカルボニル
−N1m−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジル−No−ベンジルオキシ
カルボニル−し−リシンベンジルエステルを溶液から結晶化させた。ブロックさ
れたジペプチドのN−末端基を、ジクロロメタン中50%のトリフルオロ酢酸中
で30分間攪拌することにより除去し、次いで減圧で蒸発させた。生成物、N
Im−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチジル−N@−ベンジルオキシカル
ボニル−し−リシンベンジルエステルをカップリング剤としてジシクロへキシル
カルボジイミドを使用してリシンにカップリングさせた。ブロッキング基を氷酢
酸中で10%のパラジウム/カーボンを使用して接触水素化により除去した。凍
結乾燥後に、生成物、グリシルル−ヒスチジル−し一リシンベンジルエステルを
水に溶解し、ダウエックス(Dowex )50X−4陽イオン交換樹脂による
イオン交換クロマトグラフィー及び0.1Mの水酸化アンモニウムによる溶離に
より精製し、溶離液を直ちに酢酸で中和した。更に中性pHで陰イオン交換カラ
ムバイオレックス(B 1oRex )63に通して、遊離カルボン酸基を有す
る分解生成物を除去した。
グリシル−し−ヒスチジル−し−リシンベンジルエステルを水に溶解し、等モル
の酢酸銅を添加した。pHを水酸化ナトリウムで中性まで上げた。その溶液を3
℃で1時間にわたって20.000Xgで遠心分離して水難溶性物質を除去した
。上澄みを凍結乾燥してグリシル−し−ヒスチジル−し−リシンベンジルエステ
ル:銅(II)を得た。
No−ベンジルオキシカルボニル−し−リジン、n−オクタツール、ベンゼン、
及びp−トルエンスルホン酸−水和物の混合物を、ディーン・スタークトラップ
を使用して一夜還流させて水を除去した。冷却後、乾燥エチルエーテルを添加し
た。
次いで、その溶液を0℃で一夜にわたって沈殿させた。沈殿した固体の一部を炭
酸カリウム溶液50m1及びジクロロメタン50m1に添加した。抽出後、層を
分離し、有機相を水洗し、食塩水で洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥
させた。
濾過し、蒸発させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製してn−オ
クチルN°−ベンジルオキシカルボニル−し−リシネートを得た。その生成物を
テトラヒドロフランに溶解し、N’−1−ブチルオキシカルボニル−L−N ’
″−ベンジルオキシカルボニルー一ヒスチジン、イソブチルクロロホルメート及
びトメチルモルホリンと混合した。蒸発後、水及び酢酸エチルを添加した。その
生成物を有機相に抽出し、これを無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、
蒸発させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製してn−オクチルN
”−t−ブチルオキシカルボニル−Nlh″−ベンジルオキシカルボニル−し−
ヒスチジル−N1−ベンジルオキシカルボニル−し−リシネートを得た。
その生成物をジクロロメタン中の5θ%のトリフルオロ酢酸に30分間で溶解し
、次いで蒸発させて、n−オクチルN11l−ベンジルオキシカルボニル−し−
ヒスチジル−N”−ベンジルオキシカルボニル−し−リシネートを生成した。こ
れをテトラヒドロフランに溶解し、イソブチルクロロホルメート、N−メチルモ
ルホリン及びベンジルオキシカルボニル−グリシンを添加してn−オクチルベン
ジルオキシカルボニルグリシンN’″−ベンジルオキシカルボニル−し−ヒスチ
ジル−N′″−ベンジルオキシカルボニル−L−リシネートを生成した。これを
氷酢酸に溶解し、−夜にわたって水素化した。
得られたクリンル士−ヒスチジルI、−リジンのn−オクチルエステルを、等モ
ル量の二酢酸鋼の添加により銅錯体に変換した。pHを水酸化すトリウムで中性
まで上げた。その溶液を3℃で1時間にわた。って20. OflOxgて遠心
分離して水難溶性物質を除去した1、−ヒ澄みを凍結乾燥してグルシル−し−ヒ
スチジル−L−リシンローオクチルエステル 鋼(II)を得た6、
Na−ベンジルオキシカルボニル−L−リジン、n−ステアリルアルコール、ベ
ンセン、及びp−1−ルエンスルホン酸−水和物の混合物を、ディージ・スター
クトラップを使用して一夜還流させて水を除去した1、冷却後、乾燥プロピルエ
ーテルを添加して全容量を6倍に増加した。その溶液を0°Cで一夜にわたって
沈殿させ、濾過した。濾液の一一部を炭酸カリウム溶液50田1及びジクlニア
oメタン50m1に添加した。抽出後、層を分離し、有機相を水洗し、食塩水で
洗浄し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、蒸発させ、フラッ
シュカラムクロマトグラフィーにより精製してn−ステアリルN0−ペンジルオ
キシカルボニルーし一すシネートを得た3、その生成物をテトラヒドロフランに
溶解し、N′″−1−プチルオギン力ルボニルーN”″−ベンジルオキシカルボ
ニルー1.−ヒスチジン及びイソブチルクロロホルメート及びN−メチルモルホ
リンと混合した。蒸発後、水及び酢酸プロピルを添加し、その生成物を有機相に
抽出し、次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。濾過し、蒸発させ、フラン
シュカラムクロマトグラフィーにより精製してn−ステアリルN”−1−ブチル
オキシカルボニル−N1町ベンンルオキシ力ルボニルーL−ヒスチジル−Na−
ベンジルオキシカルボニル−12−リシネートを得た。
その生成物をジクロロメタン中の50%のトリフルオロ酢酸に30分間で溶解し
、次いで蒸発させて、n−ステアリルN”−ペンジルオキシカルボニ/l用、−
ヒスチジル−N6−ペンジルオキシカルボニルーし一すシネートを生成し、これ
をテトラヒドロフラン、イソブチルクロロホルメート、N−メチルモルホリン及
びベンノルオキシカルボニル−グリシンに溶解してn−ステアリルベ〕/ンルオ
キシー力ルポニルグリシルN″−ペンンルオキシカルボニルーL−ヒスチ/ル−
N′−ヘンンルオキシカルボニルーL−リシネートを生成した。その生成物をジ
クロロメタン中50%のトリフルオロ酢酸に30分間で溶解し、次いで蒸発させ
て、ローステアリルエステルグリシル−I、−ヒスチノルーI7−リジンを生成
した。
得られた分子、グリシル−1,−ヒスチジル−し−リシンn−ステアリルエステ
ルを、等モル量の二酢酸銅の添加により銅錯体に変換した。pHを水酸化ナトリ
ウムで中性まで上げて動物研究に有益な生成物を得た。
n−ステアリルアルコールをB−パルミチルアルコールに置換することにより、
グリシル−L−ヒスチジル−し−リシンn一式ルミチルエステルを同様にして合
成し得る。
Na−ベンジルオキシカルボニル−し−リジン、n−ステアリルアルコール、p
−トルエンスルホン酸−水和物、及びベンゼンを、ディージ・スタークトラップ
を使用して一緒に還流させて発生する水を共沸により除去した。室温に冷却し、
次いで乾燥エチルエーテルを添加した後、n−ステアリルN°−ベンジルオキシ
カルボニル−L−リシネートI)−トルエンスルホン酸塩を濾過により回収し、
2Mの重炭酸カリウム水溶液で処理し、ジクロロメタンで抽出した1、蒸発させ
て遊離アミンを得、これを乾燥テトラヒドロフラン(THF)に再度溶解し、−
15℃で乾燥T中のN’−1−ブチルオキシカルボニル−N”−ベンジルオキシ
カルボニル−し−ヒスチジン、N−メチルモルホリン、及びイソブチルクロロホ
ルメートの攪拌溶液に添加した。
得られる充分に保護されたジペプチドエステルを室温で1./1のトリフルオロ
酢酸/ンクロロメタンで処理し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エ
チルで抽出する、っ蒸発させて部分脱ブロックされたジペプチドを得、これを乾
燥TI(Fに再度溶解し、−15℃で乾燥TI(F中のベンジルオキシカルボニ
ル−グリシン、N−メチルモルホリン及びイソブチルクロロホルメートの攪拌溶
液に添加する。生成した充分に保護されたトリペプチドエステルを氷酢酸中で室
温でPd−C触媒の存在下で水素ガスによる処理により完全に脱ブロックする。
濾過し、蒸発させ、微結晶性セルロースカラムで精製し、続いて凍結乾燥して所
望のトリペプチドをその三酢酸塩として得た。
得られた分子、グリシル−し−ヒスチジル士−リンンローステアリルエステルを
等モル量の一酢酸銅の添加により銅錯体に変換した。pHを水酸化すトリウムて
中性まで上げて動物研究に有益な生成物を得た。
n−ステアリルアルコールをn−パルミチルアルコールに置換することにより、
グリシル−L−ヒスチジル−1,−リシンn−パルミチルエステルを同様にして
合成し得る。
アラニル−L−バリン 銅(+1)及びグリシル−L−ヒスチジル−し−リシル
−し−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン 銅(II)の固相合成ペプ
チド分野で普通の通常の固相法(J、 5teivart及びJ、 Young
、 Sol id Phase Pep−tide 5ynthesis、 P
ierce Chemical Co、 、 1984)によりこれらのペプチ
ドを合成する。
面憎に言えば、Boc−Val−0−樹脂を、反応試薬としてジシクロへキシル
カルボジイミドを使用してその他のブロックされたアミノ酸で逐次カップリング
した。保護アミノ酸、固相合成用樹脂、及びカップリング剤は、カリフォルニア
州カルロスにあるペニンスラ・ラボラトリイズから得た。所望のペプチドを得る
ため、ブロックされたアミノ酸を逐次添加する。37ノ化水素を使用して最終ペ
プチドを脱ブ[フックする。最終ペプチドを0.5%の酢酸(=溶解し、セファ
デックスG−15カラム(]7−マシア)に通すことにより精製する。っ等モル
量の酢酸第二銅を添加し、続いて凍結乾燥して活性分子を生成する。、側鎖保護
のためにドブ升ルオキシ力ルボニル保護基及びカップリングのt二めの混合酸無
水物法を使用する通常の溶液相法l、二よりマルチグラム(mlJlti−gr
門)量のグリシル−し−ヒスチジル−し−リンルーI、−バリルーL−フェニル
アラニル−1,−パリ〉を合成し/、−〇簡単に言えば、1.−バIlンベンジ
ルエステルp−スルホン酸塩を、カップリング剤としてイソブチルクロロホルl
−4及び唱メチルモルポリンを使用してt−ブチルオキシカルボニル−し一フL
ニルアラニ′/とカップ1にノブした(−20℃で2時間、次いで周囲温度で1
時&’J)。次いでジペプチドのt−ブチルオキシカルボニル保護基をジクロロ
メタン中30%のトリフルオロ酢酸(′:より室温で30分間で除去した。、所
望のペプチドを得るため、ブロックされたアミノ酸(t−ブチルオキシカルボニ
ル−1、−バリン、N” −t−ブチルオキシカルボニル−N”−ヘンノルオキ
シカルボニル−し−リシン、N ’−t−プチルオキシカルボニルーN’−ヘン
ジルオキシカルボニル−14−ヒスチジン、ヘンノルオキシカルボニルーグリシ
ン)を逐次添加した。最終ペプチドを水から凍結乾燥し、C−18逆相カラムに
よる液体クロマトグラフィーにより精製して所望のへキサペプチドをマルチグラ
ム量で生成した。
実施例5
L−リシル−し−ヒスチ些ソヒ’)” しとダハ1成α
N−t−ブチルオキシカルボニル−N−−ヘンシルオキシカルボニル−し−ヒス
チジンをテトラヒドロフラン(THF)に溶解し、1当量のN−メチルモルホリ
ンで中和した。次いでそれを、イソブチルクロロホルメート及びトメチルモルホ
リンを使用してヘンノルグリシネートp−トルエンスルホン酸塩とカップリング
した。−20℃で2時間、周囲温度で更に1時間後に、その反応を2Nの重炭酸
カリウム水溶液で停止した。その生成物を酢酸エチルで抽出(7、最初にIMの
クエン酸水溶液で洗浄ンジルオキシカルボニルル−ヒスチノルーグリシネ−1・
を得た。
この生成物を無水のメタノール性塩化水素(0℃で飽和)に5分間で溶解し、続
いて減圧下で溶媒を除去し、ベンジルN In−ベンジルオキシカルボニル−L
−ヒンルーし一ヒスチジルーグ+1シネートを生成した(−20℃で3時間、次
いで周囲温度で1時間ン。次いでこの生成物をメタノール2/酢酸C1:1(v
/v)]に溶解し、10%のPd−C触媒の存在ドで一夜にわたって水素化した
。得られたL−男シル佳−ヒスチジルーグリシ〕/を水から数回凍結乾燥し、次
い″cc−18逆相カラムによる液体クロマトグラフィーにより精製(−7で所
望のトリベブfド三酢酸塩を泡状の白色の固体として得た。
ンの合成
α窒素のためのt−ブチルオキシカルボニル保護基、側鎖保護のためのベンジル
オキシカルボニル基及びカップリングのための混合酸無水物法を使用する通常の
溶液相法によりマルチグラム量のし一リシルーし一ヒスチジルーグリシルーし一
バリルーL−フェニルアラニルーL−バリンを合成した。簡単に言えば、L−バ
リンベンジルエステルp−スルホン酸塩を、カップリング剤としてイソブチルク
ロロポルメート及びトメチルモルホリンを使用してt−ブチルオキシカルボニル
−し−フェニルアラニンとカップリングした(−20℃で2時間、次いで周囲温
度で1時間)。次いでジペプチドのt−ブチルオキシカルボニル保護基をジクロ
ロメタン中30%のトリフルオロ酢酸により室温で30分間で除去した。所望の
ペプチドを得るため、ブロックボニル−し−ヒスチジン、N、N−ジベンジルオ
キシカルボニル−し−リジン)を逐次添加した。氷酢酸中で5日間にわたって1
0%のPd−C触媒の存在下で水素ガスを使用して最終ペプチドを完全に脱保護
した。最終ペプチドを水から凍結乾燥し、C−18逆相カラムによる液体クロマ
トグラフィーにより精製して所望のへキサペプチドをマルチグラム量で生成した
。
上記の系統的な合成は、最小の精製でもって高純度のマルチグラム量の所望の生
成物を与える点で幾つかの固相法よりも利点を与えた。
必要とされるモル量の超純粋な塩化第二銅(例えば、ニュージャーシイにあるケ
ミカル・グイナミクス社から入手し得るウルトラログ(Ul tralog)9
9.999%)を蒸留水中のグリシル−し−ヒスチジル−し−リシン、もしくは
リシル−し−ヒスチジル−L−グリシンまたはこれらの誘導体の溶液に添加する
ことにより精EHL−CL1. LHG−Cu及びこれらの誘導体をあらゆるモ
ル比で調製し得る。塩化第二銅の添加後に、溶液のpHをほぼ中性に調節する。
生成した沈殿は当業界で既知の方法により遠心分離及び濾過により除去し得る。
実施例8
ラットに移植した骨モデルに於ける肉芽組織の形成に関するGHL−Cu、 I
、HG−Cu及びこれらの誘導体の効果
ラット中のステンレス鋼チャンバの皮下移植は骨の治癒を監視するための再現可
能なモデルを与える。このモデルは骨折部分または骨のその他の型の外傷に見ら
れる肉芽組織の形成の初期のイベントを多くの方法で模擬する。これらのチャン
バの移植は骨の治癒に関与する一連の段階を反映する一連の応答−フィブリンク
ロット形成、白血球の浸潤、コラーゲン合成、及び新しい血管形成を誘発する。
そのアッセイはラットの背部正中線の夫々の側の二つのステンレス鋼チャンバ(
テフロン末端キャップを備えたlX2.5cmの円筒形の312SS 、20メ
ツシユ)の移植を伴う。チャンバの封入を可能にする1週間後に、夫々のラット
の−っのチャンバにGA−Cuのl0mg/ml溶液(1,2+nlを注入し、
他のチャンバに同容量の食塩水を注入した。注入を5日目、7日目、8日目、1
2日目、13日目、15日目及び19日目に行った。チャンバを15日目及び2
9日目に取り出した。
チャンバを凍結乾燥し、内部の内容物を生化学分析のために取り出した。調べた
生化学パラメーターは、全乾燥重量、タンパク質含量、血管形成(アルカリ性ホ
スファターゼ活性)、及びコラーゲン含量(酸加水分解後のヒドロキシプロリン
含量)を含む。対照と比較して本発明の化合物を使用した場合に試験した全ての
生化学パラメーターで有意な増加が見られた。
タンパク質含量は、標準物質としてウシ血清アルブミン(BSA)を使用してロ
ウリイの方法(Lowryら、J、 Biol、 Chetn、 193 :2
65−275.1951 )により測定した。血管形成は、基質としてp−ニト
ロフェニルホスフェートを使用してアルカリ性ホスファターゼ活性の量を測定す
ることによりめた(Lylesら、C,Biochet Pharm、 33:
2569−2574.1984)。コラーゲン含量は、酸加水分解及びコラーゲ
ンに特異的なアミノ酸であるヒドロキシプロリンに関する比色アッセイ(Ber
gmanら、R,CI in、 Chim、Acta27: 347−349.
1970)により測定した。
全タンパク質はチャンバ当たりのタンパク質の■数(BSAに対して)として表
され、血管形成はチャンバ当たりのアルカリ性ホスファターゼ(AP)単位(こ
の場合、1単位;1分当たりの405nmに於ける吸光度のl、oの増加を生じ
るホモジネートの量)として表され、ヒドロキシプロリン(l(P、コラ−ケン
含量)はチャンバ当たりのHPのμg数として表される。対照データとの比較は
、夫々のパラメーターに関して治療/対照(T/C)の比を測定することにより
行われる。
データの要約を表1に示す。比較データを示すグラフが図1〜図4として含まれ
る。チャンバ乾燥重量及び全タンパク質含量の相違は15日目及び29日目の両
方で明らかであり、最高のT/C比は15日目で約2であった。対照的に、血管
形成またはコラーゲン含量の相違は15日目に検出できなかった。しかしながら
、29日目までに、血管形成(T/C=3.2)及びチャンバのコラーゲン(T
/C=1.9)含量の両方で有意差があった。
表1
骨の治癒モデルに於ける肉芽組織形成に関するGHL−Cuの効果日数 乾燥重
量 タンパク質 コラーゲン 血管形成■ ■/チャンバ μgHP/チャンバ
AP単位/チャンバ対照 42±1434±9183±216 6.2±1.
8日目L−Cu 92±4669±32 243±215 6.5±3.2T/
C= [2,2][2,0] [1,1] [1,0]対照 95±3256±
18978±644 6.4±5.0日目L−Cu 165±3877±19
1849 +546 20.3±10.0T/C= [1,7] [1,4つ
[1,9] [3,2]GHL−Cu、 LHG−Cu及びこれらの誘導体は骨
の治癒活性を示した。一つの代表的な研究に於いて、体重的350〜400■の
雄のラットを骨に孔を開け、次いでこれらkg)で鎮静した。毛髪を左上部の後
肢から切取り、その領域を無菌方式で準備した。#】5ブレードを使用して、腸
骨の隆線の直ぐ下に延びるほぼ大腿骨の位置に続く上部の肢の外側表面で2cm
の切開を行った。犬腿筋膜張筋を露出し、筋肉フィルターに平行に切開した(1
cmの切開)。筋肉を注意して退縮させて大腿骨の上にある外側の床筋を露出し
た。大腿骨への接近を、この筋肉の切開及び退縮後に終了した。これは骨の外側
及び腹側の表面を1cm露出させた。骨膜エレベータ−を使用して、大腿骨の表
面から骨膜を取り除いた。この時点で、出血は殆ど見られなかった。直径1an
の切開バーをフィツトしたドレメル(Dremel )ドリルを使用して、大腿
骨に約0.75DDの深さまで孔を開けた。骨髄侵入の稀な場合を除いて出血は
殆ど見られなかった。その領域を濯注し、止血した。この時点で、本発明の組成
物の製薬製剤を、露出した骨の表面に適用した。クローミック縫合糸を使用して
筋肉を層中で閉じ、皮膚をステンレス鋼製の傷クリップで閉じた。筋肉の構造及
び機能は手術後に無傷であり、病的状態は手術操作と殆ど関連しなかった。
7日〜14日後に、動物を死亡させ、それらの大腿骨を取り出した。骨の成長の
形跡を、ワイルド(Wild)解剖顕微鏡を使用して欠陥の肉眼の視覚化、及び
その後の組織学的調製(カルシウム除去、パラフィン包埋、及びトリクローム染
色)により測定した。
骨の治癒プロセスを加速するために製薬製剤Bを使用して手術の12〜14日後
の結果を表2に要約する。対照は治療しない骨からなっていた。目視検査は軟質
物質または適度に軟質の物質による生じた欠陥の充填のないこと(−)または充
填(+)を明らかにした。顕微鏡検査(ミクロと称する)は欠陥の充填率を明ら
か動物# Rx 目視検査(+/−) ミクロ(充填率、%)10311 1
+(軟質) 100
10312 1 − 読み取り不能
10313 2 − 読み取り不能
10314 2 − 読み取り不能
10315 1 +(軟質)80
10316 2 +(適度に軟質)2010317 1 − 読み取り不能
10346 1 +(適度に軟質)100治療(Rx)I−製薬製剤B
2=対照、未治療
骨髄がドリルビットにより入れられたものは、生じた欠陥中に軟質〜適度に軟質
の組織を発達させたことが明らかであった(1匹/処理グループ)。組織は治療
した骨中で更に頻繁に観察された。
製薬ゲル中の本発明の化合物による骨の治癒第二の研究に於いて、欠陥を骨中に
生じ、実施例9に記載したのと同じ方法で製薬製剤Eを露出した骨に適用した。
7日目及び144日目結果を表3に示す。
表3
動物# Rx 日数 目視検査(+/−) ミクロ(充填率、%)+0458
2 14 +(軟質)5010459 2 14 + 25
治療(Rx)I−偽薬ゲル
2=製薬製剤E
治療した骨の欠陥及び偽薬ゲルで治療した骨の欠陥の目視例を図5に示す。7日
目の二つの骨を図5Aに示し、治療した骨を左側に示し、対照を右側に示す。
図5Cは偽薬ゲルで治療した骨の接写写真であり、図5Bは骨の石灰化のインフ
ラックス及び肉芽組織を示すGHL−Cuで治療した骨の写真である。GHL−
Cuで治療した骨の標本はコアー(骨髄)から突き出ている種々の量の硬い血管
新生した骨を含む。対照の標本は一般に少ない充填を有し、しかも更に軟質の繊
維状の性質を有する。
図6は偽薬で治療した骨(図6A)及びGHL−Cuで治療した骨(図6B)の
一対の顕微鏡写真、倍率40、トリクローム染色である。GHL−Cu標本(図
6B)では骨膜層(40)が偽薬で治療した骨(図6A)よりも良く発達してお
り、しかも連続している。
加えて、新しい(網状)骨(20)の吻合間の島(interanastomo
sing 1slands)が図6Bで観察される。また、図6B中の小柱間の
間隙(30)は、成熟した骨に見られるような、脂肪細胞及び血管チャネルで充
填されている。更に、G)IL−Cuで治療した骨では小柱間の間隙の間の連絡
が少なく、これは更に堅いコンンステンシーを示す。
既存の骨(10)が冒された骨の領域を包囲している。
7日の治療期間は、組織学的に、且つ肉眼で調べた場合に、治療した骨と対照の
骨の間で差異を生じた。本発明の組成物は対照よりも更に迅速に骨の成長を刺激
した。
図7は偽薬で治療した骨の欠陥(図7A)及びGl(L、−Cuで治療した骨の
欠陥(図7B)の一対の顕微鏡写真、倍率63、トリクローム染色である。G)
tL−Cuで治療した欠陥中の新しい骨(20)の密度の増加及び全般に増加し
た組織密度並びに骨細胞の凝集が図7B中に見られる。小柱間の間隙(30)、
骨膜層(40)、及び既存の骨(10)が容易に同定される。
これらの結果は、本発明の組成物による治療が冒された骨の治癒を増大し、冒さ
れた骨中の肉芽組織の形成を誘導し、冒された骨中の新しい骨の成長の形成を加
速したことを示す。
以上から、本発明の特別な実施態様が説明の目的で本明細書に記載されたが、本
発明の精神及び範囲から逸脱しないで種々の改良がなし得ることが理解される。
それ故、本発明は、請求の範囲による以外は限定されない。
0 o 。
国際調査報告
I、11.、.1^、−0i帥N・ PCT/US 90105838
Claims (7)
- 1.下記の一般式: [グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン−CO−R]:銅(II)(式中、R はL−トリプトファンまたは(グリシル)n−L−トリプトファン(式中、n= 1〜2)である) を有する化合物。
- 2.下記の一般式: [L−リシル−L−ヒスチジル−グリシン−CO−R]:銅(II)(式中、R は−NH2部分、L−トリプトファンまたは(グリシル)n−L−トリプトファ ン(式中、n=1〜2)である)を有する化合物。
- 3.下記の一般式: [グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン−CO−R]:銅(II)(式中、R はL−トリプトファンまたは(グリシル)n−L−トリプトファン(式中、n= 1〜2)である) を有する化合物を含むことを特徴とする活性治療物質として使用するための組成 物。
- 4.下記の一般式: [L−リシル−L−ヒスチジル−グリシン−CO−R]:銅(II)(式中、R は−NH2部分、L−トリプトファンまたは(グリシル)n−L−トリプトファ ン(式中、n=1〜2)である)を有する化合物を含むことを特徴とする活性治 療物質として使用するための組成物。
- 5.浸透剤または表面活性剤を更に含む請求の範囲第3項または第4項に記載の 組成物。
- 6.温血動物の冒された骨の治癒を促進するための薬剤の製造に使用するための 化合物であって、 化合物が グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン:銅(II);L−リシル−L−ヒスチ ジル−グリシン:銅(II);[グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン−CO −R]:銅(II)(式中、Rは−NH2部分、1〜18個の炭素原子を含むア ルキル部分、6〜12個の炭素原子を含むアリール部分、1〜18個の炭素原子 を含むアルコキシ部分、及び6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ部分か らなる群から選ばれ、またはRはL−プロリル−L−バリル−L−フェニルアラ ニル−L−バリン、L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L−トリ プトファン、または(グリシル)n−L−トリプトファン(式中、n=1〜2) である);及び[L−リシル−L−ヒスチジル−グリシン−CO−R]:銅(I I)(式中、Rは−NH2部分、1〜18個の炭素原子を含むアルキル部分、6 〜12個の炭素原子を含むアリール部分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキ シ部分、及び6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ部分からなる群から選 ばれ、またはRはL−プロリル−L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリ ン、L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L−トリプトファン、ま たは(グリシル)n−L−トリプトファン(式中、n=1〜2)である)からな る群から選ばれることを特徴とする上記の化合物。
- 7.温血動物の冒された骨の肉芽組織の形成を誘導するための薬剤の製造に使用 するための化合物であって、 化合物が グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン:銅(II);L−リシル−L−ヒスチ ジル−グリシン:銅(II);[グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン−CO −R]:銅(II)(式中、Rは−NH2部分、1〜18個の炭素原子を含むア ルキル部分、6〜12個の炭素原子を含むアリール部分、1〜18個の炭素原子 を含むアルコキシ部分、及び6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ部分か らなる群から選ばれ、またはRはL−プロリル−L−バリル−L−フェニルアラ ニル−L−バリン、L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L−トリ プトファン、または(グリシル)n−L−トリプトファン(式中、n=1〜2) である);及び[L−リシル−L−ヒスチジル−グリシン−CO−R]:銅(I I)(式中、Rは−NH2部分、1〜18個の炭素原子を含むアルキル部分、6 〜12個の炭素原子を含むアリール部分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキ シ部分、及び6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ部分からなる群から選 ばれ、またはRはL−プロリル−L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリ ン、L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L−トリプトファン、ま たは(グリシル)n−L−トリプトファン(式中、n=1〜2)である)からな る群から選ばれることを特徴とする上記の化合物8.温血動物の骨中に移植され た人工器具に関連する新しい骨の成長の形成を加速するための薬剤の製造に使用 するための化合物であって、化合物が グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン:銅(II);L−リシル−L−ヒスチ ジル−グリシン:銅(II);[グリシル−L−ヒスチジル−L−リシン−CO −R]:銅(II)(式中、Rは−NH2部分、1〜18個の炭素原子を含むア ルキル部分、6〜12個の炭素原子を含むアリール部分、1〜18個の炭素原子 を含むアルコキシ部分、及び6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ部分か らなる群から選ばれ、またはRはL−プロリル−L−バリル−L−フェニルアラ ニル−L−バリン、L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L−トリ プトファン、または(グリシル)n−L−トリプトファン(式中、n=1〜2) である);及び[L−リシル−L−ヒスチジル−グリシン−CO−R]:銅(I I)(式中、Rは−NH2部分、1〜18個の炭素原子を含むアルキル部分、6 〜12個の炭素原子を含むアリール部分、1〜18個の炭素原子を含むアルコキ シ部分、及び6〜12個の炭素原子を含むアリールオキシ部分からなる群から選 ばれ、またはRはL−プロリル−L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリ ン、L−バリル−L−フェニルアラニル−L−バリン、L−トリプトファン、ま たは(グリシル)n−L−トリプトファン(式中、n=1〜2)である)からな る群から選ばれることを特徴とする上記の化合物。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US07/421,101 US5059588A (en) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | Methods and compositions for healing bone using gly his lys: copper |
| US421101 | 1989-10-13 |
Publications (1)
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|---|---|
| JPH05501253A true JPH05501253A (ja) | 1993-03-11 |
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ID=23669168
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