JPH05506446A - フェニルイソセリン誘導体類のエナンチオ選択的製造方法 - Google Patents
フェニルイソセリン誘導体類のエナンチオ選択的製造方法Info
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- JPH05506446A JPH05506446A JP91509579A JP50957991A JPH05506446A JP H05506446 A JPH05506446 A JP H05506446A JP 91509579 A JP91509579 A JP 91509579A JP 50957991 A JP50957991 A JP 50957991A JP H05506446 A JPH05506446 A JP H05506446A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
フェニルイソセリン誘導体類のエナンチオ選択的製造方法本発明は、一般式
[式中、
Rはフェニル基またはターシャリーーブトキシ基であり、そしてR1はヒドロキ
シル基用の保護基である]のフェニルイソセリン誘導体類のエナンチオ選択的製
造方法に関するものである。
一般式(1)において、R1は特にメトキシメチル、1−エトキシエチル、ベン
ジルオキシメチル、(b−トリメチルシリルエトキシ)メチル、テトラヒトミピ
ラニルまたは2.2.2−トリクロロエトキシカルボニル基である。基R1は好
適には1−エトキシエチル基である。
一般式(1)の生成物は、一般式
[式中、
Rはフェニル基またはターシャリー−ブトキシ基であり、モしてR2は水素原子
またはアセチル基である]のバブ力チンIIIおよび10−デアセチルバラ力チ
ンHI誘導体類の製造用に有用である。
Rがフェニル基である一般式(II)の生成物はタキソールおよび1〇−デアセ
チルタキソールに相当しており、モしてRがターシャリーーブトキシ基である一
般式(II)の生成物はヨーロッパ特許253738中に記載されている。
一般式(II)の生成物、そして特にR1が水素であり且つ2’R,3’R形で
ある一般式(II)の生成物は、特に価値ある抗腫瘍および抗白血病性質を有し
ている。
一般式(II)の生成物は、一般式(1)の生成物を一般式c式中、
R8はアセチル基またはヒドロキシル基用の保護基であり、そしてR4はヒドロ
キシル基用の保護基である]のタキサン誘導体と反応させ、そして次に保護基R
2およびR4および適宜R8をJ−N、デニス(DENIS)他、ザ・ジャーナ
ル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル−7サイエテイ(J、^mer: Che
w、 Sac、)、上上り(18)、5917−5919 (1988)により
記されている条件下で水素で置換することにより、得られる。
本発明に従うと、式
のS(+)−フェニルグリシンから還元剤およびベンゾイルまたはt−ブトキシ
カルボニル基を加えるための試薬を用いる処理により、式%式%
Rはフェニルまたはターシャリー−ブトキシ基であるJのアルコールを与え、そ
れを酸化しそして次にビニルハライドマグネシウムと反応させて、式
[式中、
Rはフェニルまたはターシャリーーブトキシ基である〕の生成物を与え、それの
ヒドロキシル基を次に基R,により保護して、一般式
%式%
[式中、
Rはフェニルまたはターシャリー−ブトキシ基であり、モしてR2は上記で定義
されている如くである]の生成物を与え、それを酸化して一般式(1)の生成物
にすることにより、一般式(I)の生成物が得られる。
本発明に従うと、式(■)のアルコール類は一ベンゾイルもしくはt−ブトキシ
カルボニル基を加えるための試薬をS(+)−フェニルグリシンの還元により得
られたアミノアルコールと反応させることにより、または
一還元剤をベンゾイルもしくはt−ブトキシカルボニル基を加える試薬とS(+
)−フェニルグリシンとの反応により得られた酸と反応させることにより、
得られる。
いずれの変法を使用しても、生成したアミノアルコールまたは酸を中間生成物と
して単離する必要はない。
該方法を実施するためには、S(+)−フェニルグリシンを還元しそして次に生
成物をベンゾイルもしくはt−ブトキシカルボニル基を加える試薬と反応させる
ことが特に有利である。
還元剤としては、好適にはジメチルスルホキシドとの錯体の形状の水素化アルミ
ニウムリチウムまたはボラン(BH,)を三弗化ホウ素エーテレートの存在下で
使用することが好ましい。反応は一般的には、不活性有機溶媒、例えばテトラヒ
ドロフランの如きエーテルまたはジメトキシエタン、中で実施される。還元は一
般的には50−100℃の間の温度において実施される。
場合によっては、ベンゾイルまたはt−ブトキシカルボニル基を加えるための試
薬として塩化ベンゾイルまたはジカルボン酸ジ−t−ブチルを使用することが好
ましい。反応は一般的には、例えば塩化メチレンの如き有機溶媒中で、例えば水
酸化ナトリウムまたは炭酸水素もしくは炭酸ナトリウムの如き無機塩基または例
えばトリエチルアミンまたは4−ジメチルアミノビリジンの如き有機塩基の存在
下で、実施される。反応は一般的には、0℃−反応混合物の還流温度の間の温度
において実施される。
本発明に従うと、ビニルマグネシウムハライドを式(V)のアルコールの選択的
酸化により得られたアルコールと反応させることにより式(VI)のアルコール
が得られる。
式(V)のアルコールの酸化は一般的には、塩化オキサリル/ジメチルスルホキ
シド混合物を用いて、0℃以下の温度において、例えば塩化メチレンまたはテト
ラヒドロフランの如き有機溶媒中で、例えばトリエチルアミンまたはジイソプロ
ピルエチルアミンの如き有機塩基の存在下で、実施される。
アルデヒドをビニルマグネシウムハライド、好適には臭化ビニルマグネシウム、
の適宜塩化メチレンと混合されていてもよい例えばテトラヒドロフランの如き不
活性有機溶媒中溶液に加えることにより、式(VI)のアルコールが得られる。
式(■)のアルコールの酸化により製造された中間生成物であるアルデヒドを単
離する必要はない。
この工程は本賀的に式(VI)のアルコールをシン形で99%以上のエナンチオ
マー過剰量で与える。
一般式(VII)の生成物は、式(VI)のアルコールから例えばJ−N。
デニス(DENIS)他、ザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック・ケミスト
リイ(J、Org、 Chew、) 、51.46−50 (1986)により
記されている方法に従い、エーテルgI右よびアセタール票の製造用の通常の条
件下で得られる。
一般式(I)の生成物は一般式(VII)のアルコールを酸化することにより得
られる。酸化を、アルカリ金属過ヨウ素酸塩(過ヨウ素酸ナトリウム)を用いて
、触媒量のルテニウム塩(Ru C1s)および炭酸水素ナトリウムの存在下で
、例えば四塩化炭素/アセトニトリル/水の如き水−有機媒体中で、行うことが
特に有利である。反応は一般的には約20℃の温度において実施される。
酸化は、過マンガン酸カリウムを用いて、アドゲンの存在下で例えばペンタン/
水混合物中で、またはアリコートもしくはジシクロへキシル−18クラウン−6
の存在下で塩化メチレン中もしくはピリジン/水混合物中で実施することもでき
る。過マンガン酸トリエチルベンジルアンモニウムをピリジンの存在下で塩化メ
チレン中で使用することもできる。
本発明に従う方法により一般式(I)の生成物をジアステレオ選択的にそしてエ
ナンチオ選択的に得ることができ、該生成物を治療的に価値ある生成物の合成に
おいて直接使用することができる。
下記の実施例は本発明の実施方法を示しているが、限定しようとするものではな
い。
実施例1
4.55g (120ミリモル)の水素化アルキルリチウムの210cm”の無
水テトラヒドロフラン中懸濁液を、アルゴン雰囲気下で、磁気撹拌システムおよ
びコンデンサーが備えられている500cm”の丸底フラスコ中に加えた。懸濁
液を還流温度に加熱し、そして9.07g(60ミリモル)のS(+)−フェニ
ルグリシンを次に小部分ずつ15分間にわたり加えた。コンデンサーを10cm
”のテトラヒドロフランですすぎ、そして混合物を6時間にわたり還流した。
約20℃の温度に冷却した後に、7.28cm’の水酸化ナトリウムの10%(
重量/容量)水溶液および9.12cm’の水をゆっくり加えた。
反応をそのまま5分間にわたり進行させ、そして14.40g (66ミリモル
)のジカルボン酸ジ−t−ブチルのgQcm’の塩化メチレン中溶液および20
0mg (1,64ミリモル)の4−ジメチルアミノピリジンを次に加えた。反
応混合物を6時間還流させた。約20℃の温度に冷却した後に、不均質な反応混
合物を減圧下で無水硫酸ナトリウム上で濾過した。固体を30cm3の塩化メチ
レンで4回洗浄した。溶媒を減圧下で回転蒸発器上で除去した。得られた残渣(
15,95g)を熱時に80cm”の塩化メチレン中に溶解させた。350cm
’のシクロヘキサンを加え、そして生成物を放置して結晶化させた。減圧下での
濾過後に、7.503g (31,7ミリモル)のS(+)−2−フェニル−2
−tブトキシカルボニルアミノエタノールが白色結晶の形状で得られた。
結晶化母液の濃縮後に得られた残渣をシリカゲルのカラム上でクロマトグラフィ
ーにかけた。エーテル/ヘキサン混合物(1/1容量)を用いる溶離で、2.9
86g (12,6ミリモル)のSC+)−2−フェニル−2−tブトキシカル
ボニルアミノエタノールが得られた。
全体的収率は74%であった。
S(+)−2−フェニル−2−tブトキシカルボニルアミノエタノールは下記の
特徴を有していたニ
ー融点:136−137℃(塩化メチレン/シクロヘキサン混合物からの再結晶
化後)
1光学的回転:[a]W=+39.6’(c=1.64:クロロホルム)−赤外
線スペクトル(フィルム):3300.3250.3050.2980.290
0.1670.1580.1555.1490.1450.1365.1340
.1315.1290.1230.1180.1102.1070.1060.
1040.1030.865.840.760および700cm”における主要
吸収帯−プロトン核磁気共鳴スペクトル(300MHz ;CDCl、;化学シ
フト、ppm:結合定数J、Hz): 1.43 (s、9H):1.99 (
s広い、LH); 3.85 (d、J=4.3.28); 4.77 (s広
い、IH):5.20(s広い、IH): 7.26−7.38 (m、5H)
1IC核磁気共鳴スペクトル(CDCIり+28.24 (3XCHs);56
.70 (C);66.60 (CH,);79.91 (C);126.47
(CH); 127.59 (CH); 128.64 (CH):139.
63 (C)および156.08 (C)。
−質量スペクトル(c、i、)(NHs+イソブタン): 295 (M”+イ
ソブタン) ; 255 (MH”+NHs) ; 238 (MH“、親ピー
ク):220.206.199.182.168.150.138.124およ
び106
一元素分析:計算値 C65,80H8,07N5.90C65,89H8,0
2N5.76
実施例2
24cm’の無水塩化メチレンを、アルゴン雰囲気下で、磁気撹拌システムが備
えられている100cm’の1首フラスコ中に加えた。それを−78℃に冷却し
、そして次に1.05cm’(12ミリモル)の純粋な塩化オキサリルを加えた
。溶液を一78℃において5分間撹拌し、そして次に908μ+(12,8ミリ
モル)の純粋なジメチルスルホキシドを一度に加えた。反応は瞬間的であり、そ
して気体が発生した。溶液をそのまま78℃において5分間反応させ、そして次
に温度を20分間にわたり60℃にした。1.896g(8ミリモル)のS<+
’)−2−フ二二ルー2−t−ブトキシカルボニルアミノエタノールの24cm
’の乾燥無水塩化メチレンを15分間にわたり加えた。アルコールを含有してい
る丸底フラスコを’1cm”の塩化メチレンですすいだ。次に温度を20分間に
わたり一35℃にした。反応をそのまま5分間にわたりこの温度で進行させ、そ
して8.36cm”(48ミリモル)の純粋なジイソプロピルエチルアミンを4
分間にわたり加えた。温度を10分間の期間にわたり5−0℃とし、そして生じ
た黄色の均質溶液(アルデヒドを含有している)を次に4分間にわたり104c
m’の臭化ビニルマグネシウムのテトラヒドロフラン/塩化メチレン混合物(1
/1容量)中0.5M溶液中に移した。反応は発熱性であり、そしてコンデンサ
ーを使用しなければならなかった。添加が完了した時に、生じた均質溶液をそな
まま1時間にわたり約20℃の温度において反応させ、そして80m3のエタノ
ールおよび12cm”の塩化アンモニウムの飽和水溶液を次に連続的に加えた。
100cm3の塩化メチレンおよび100cm”の塩酸の2M水溶液を不均質混
合物に加えて、存在している固体を溶解させた。
得られた二相を分離した。水相を50cm’の塩化メチレンで3回抽出した。有
機相を一緒にし、そして50cm’の水で2回そして59cm”の塩化ナトリウ
ムの飽和水溶液で1回洗浄した。水相を一緒にし、そして次に5Qcm’の塩化
メチレンでさらに2回抽出した。生じた有機相を一緒にし、そして次に20cm
’の水および2Qcm’の塩化ナトリウムの飽和水溶液で洗浄した。全ての有機
相を一緒にし、そして次に無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。それらを次に減圧
下でセライト上で濾過し、そして溶媒を回転蒸発器上で除去した。得られた残渣
(3,75g)を500cm3のシリカゲルを含有しているカラム上で精製した
。エーテル/塩化メチレン混合物(5/95容量)を用いる溶離で、1.70g
(6,46ミリモル)の94/6の比の1−フェニル−1−t−ブトキシカルボ
ニルアミノ−2−ヒドロキシブチ−3−ンのシンおよびアンチ形の混合物を与え
た。収率は81%であった。2種のジアステレオマー類をシリカゲル上でエーテ
ル/塩化メチレン/ヘキサン混合物(5/45150容量)を溶離剤として使用
するクロマトグラフィーにより分離した。1.304g (4,96ミリモル)
の純粋な1−フェニル−1−t−ブトキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシブ
チ−3−ンが62%の収率で得られ、それの特徴は下記の如くであったニー融点
:56−57℃
1光学的回転:[a]萱=+0.3°(c=1.58 ;クロロホルム)−赤外
線スペクトル(フィルム):3400.2975.2920.1690.150
0.1450.1390.1365.1250.1175.1080.1050
.1020.995.920.755お、よび700cm”における主要特性吸
収帯−プロトン核磁気共鳴スペクトル(300MHz ;CDCl、;化学シフ
ト、ppm;結合定数JSHz):1.40 (s、9H); 1.9 (s広
い、IH);4.38 (pst、J=4.6および4.8.IH) ;4.7
0(s広い、IH);5.20 (dt、J=1.4および10.5゜IH);
5.26 (s広い、IH);5.34 (dt、J=1.4および17.2
.LH)75.86 (ddd、J=5.4.10.5および17.2゜IH)
;7.24−7.37 (m、5H)−13C核W1気共鳴7.ベクトル(CD
Cl s) : 28.12 (3XCHs);58.74 (CH);75.
33 (CH);79.58 (C);116.36 (cHt); 126.
69 (CH)7127.26 (CH);128.32 (CH); 137
.17 (CH):139.96 (C):155.89 (C)。
一賀量スベクトル(c、f、)CNHs+イソブタン): 321 (M”+イ
ソブタン);281(MHゝ+NHz) : 264 (MH”)親ピーク:2
46.225.208.190.162.124および106−元素分析:計算
値 C68,41H8,04N5.32C68,15H7,98N5.34
実施例3
1.045g (3,97ミリモル)の1−フェニル−1−t−ブトキシカルボ
ニルアミノ−2−ヒドロキシブチ−3−ン(IS、2S) 、20cm5の無水
塩化メチレン、3.8cm”(39,7ミリモル)の蒸留されたエチルビニルエ
ーテルおよび99mg (0,397ミリモル)のp−トルエンスルホン酸ピリ
ジニウムを、アルゴン雰囲気下に置かれておりそして磁気撹拌システムが備えら
れている50cm”の−首フラスコ中に連続的に加えた。反応をそのまま4時間
にわたり約20℃の温度において進行させた。反応が完了した時に、1滴のピリ
ジンを加え、そして反応混合物を次に塩化メチレン中で希釈した。有機相を水で
2回そして塩化ナトリウムの飽和水溶液で2回洗浄し、そして次に無水硫酸ナト
リウム上で乾燥した。濾過後に、溶媒を減圧下で回転蒸発器上で除去した。
得られた残渣(1,545g)をシリカゲルのカラムの上でヘキサン/エーテル
混合物(80/20容量)を溶離剤として用いて精製した。1゜191g(3,
56ミリモル)の1−フェニル−1−t−ブトキシカルボニルアミノ−2−(1
−エトキシエトキシ)ブチ−3−ン(IS、2S)が90%の収率で55/45
の比の二種のエピマー類の形状で得られた。
1−フェニル−1−t−ブトキシカルボニルアミノ−2−(1−エトキシエトキ
シ)ブチ−3−ン(IS、2S)は下記の特徴を有していたニー融点:59−6
5℃
一光学的回転=[a]萱=+14.9’ (c=1.64 ;クロロホルム)−
赤外線スペクトル(フィルム):3370.2970.2925.2875.1
680.1520.1495.1365.1285.1250.1170.10
80.1050.1005.955.930.890.870.755および7
05cm”における主要特性吸収帯−プロトン核磁気共鳴スペクトル(300M
Hz ;CDCl5;化学シフト、ppm;結合定数J、Hz):0.9 (m
in)および1.07(maj)(2t、J=7.0.38):1.05 (m
in)および1.22 (maj)(2d、J=5.3 (min)および5.
4 (ma j) 。
3H);1.40 (s、9H);2.90−2.98および3.05−3.5
1 (m、2H): 4.16および4.23 (2psdd、J=5.5およ
び7.LH); 4.31 (min)および4.62 (maj)(2Q。
J=5.3 (min)および5.4 (maj)、IH); 4.71 (m
aj)および4.73 (min)(2m、IH);5.22および5.23(
2dt、J=1.2および10.5.IH);5.25および5.30(2dt
、J=1.2および17.4.IH) ;5.37および5.44(2m、 I
H) ; 5.77 (m i n)および5.91(maj)(2ddd、J
=7.10.5および17.4.IH);7.17−7.37(m、5H)
一元素分析:計算値 C68,03H8,71N4.18C68,00H8,7
8N4.13
実施例4
1.09g (3,25ミリモル)の実施例3で得られた生成物の6.5cm3
のアセトニトリル中溶液を、アルゴン雰囲気下に置かれておりそして磁気撹拌シ
ステムが備えられている50cm”の−首丸底フラスコ中に加えた。6.5cm
’の四塩化炭素、9.8cm’の蒸留水および激しく撹拌しながら1.774g
(21,125ミリモル)の炭酸水素ナトリウムを連続的に加えた。3.82
4g (17゜875ミリモル)の過ヨウ素酸ナトリウムを次に小部分ずつ加え
た。反応をそのまま5分間にわたり撹拌しながら(気体の発生)進行させ、そし
て次に109mgの塩化ルテニウムを一度に加えた6反応をそのまま48時間に
わたり約20℃の温度において激しく撹拌しながら進行させた。 ′反応混合物
を水で希釈して40cm’の合計容量を与えた。黒色の塩基性水相を4Qcm3
のエーテルで3回抽出した。塩基性相を次に0℃に冷却し、その後に、それを1
20cm3の塩化メチレンの存在下で激しく撹拌しながら12.9cm”の塩酸
の2M溶液で滴々処理した。生じた酸性水相を120cm”の塩化メチレンで8
回抽出した。有機相を一緒にし、モして4Qcm”の水で3回そして4Qc:m
”の塩化ナトリウムの飽和水溶液で1回洗浄した。それらを硫酸ナトリウム/硫
酸マグネシウム混合物(171)上で乾燥し、そして減圧下でセライト上で濾過
した。5−13cm’の量が得られるまで溶媒を減圧下で除去した。残渣を4人
分子ふるい上で乾燥した。液相を分子ふるいから分離し、そして残存溶媒を次に
回転蒸発器上で除去した。
940mg (2,663ミリモル)の純粋な3−フェニル−3−を−ブトキシ
カルボニルアミノ−2−(1−エトキシエトキシ)プロピオン酸(2R,3S)
が薄黄色の油の形状で得られた。収率は82%であった。
3−フェニル−3−、t−ブトキシカルボニルアミノ−2−(1−エトキシエト
キシ)プロピオン酸は下記の特徴を有していたニー光学的回転: [a]! =
+ 17.6°(c=1.16:りoロホルム)−赤外線スペクトル(フィルム
):3700−2200.3060.2980.2930.2850.1720
.1660.1602.1590.1500.1450.1400.1370,
1280、1250.1170.1080.1050.1030.955.93
0.890および700Cm−’における主要特性吸収帯−プロトン核磁気共鳴
スペクトル(300MHz ; CDC1s ;化学シフト、ppm:結合定数
J%Hz):0.81および1.04(2t。
J=7.3H);1.18および1.20 (2d、J=5.4,3H) ;1
.42 (s、9H) : 2.60−2.88および3.15−3.52(m
、2H);4.35−4.50および4.65−4.80 (m、2H) :5
.29(s広い、IH);5.72 (s広い、IH);7.13−7.38(
m、5H); 8.52 (s広イ、 l H)実施例5
3.605g (23,85ミリモル)のS(+)−フェニルグリシンおよび2
2.5cm’の無水ジメトキシエタンを、アルゴン雰囲気下で、コンデンサーが
上におかれておりそして温度計および磁気スタラーが備えられている100cm
’の二首丸底フラスコ中に加えた。得られた懸濁液を72−73℃に加熱し、そ
して水素化カルシウム上で蒸留された3゜6cm”(29,07ミリモルコンデ
ンサー)の三弗化ホウ素エーテレートを次に15分間にわたり滴々添加した。添
加が完了した時に、生じた黄色の均質溶液を68−70℃に1時間加熱した。こ
の反応混合物を次に77−78℃に加熱し、その後、3.82cm” (38,
2ミリモル)のMe、S、BH,のテトラヒドロフラン中10M溶液を約5分間
にわたりゆっくり加えた。反応をそのまま4時間にわたり還流下で進行させ、そ
して最終的な反応媒体を約20℃の温度に冷却した。反応媒体の温度が40℃を
越えないように、3.6 cm’ (88,9ミリモル)の乾燥メタノールを次
にゆっくり加えた。
この反応混合物を次に還流温度に加熱して量を約半分に減らしミその後、13c
m”の水酸化ナトリウム(77,8ミリモル)の6N水溶液を非常にゆっくり加
えた。混合物を85℃に30分間加熱した。
それを続いて0℃に冷却し、そして13cm’の塩化メチレンを次に加えた。2
4cm’の5.73g (26,23ミリモル)のジカルボン酸ジ−t−ブチル
の塩化メチレン中溶液を次に加え、そして反応をそのまま0℃において18時間
にわたり進行させた。
塩化メチレンおよび水を加えた。水相および有機相を分離した。水相を30−4
0cm”の塩化メチレンで4回抽出した。有機相を一緒にし、ioam’の塩酸
の2M水溶液で2回、20cm”の水で2回、そして塩化ナトリウムの飽和水溶
液で1回洗浄し、そして次に無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。濾過後に、溶媒
を減圧下で除去した。固体残渣(5゜43g)を最少量の塩化メチレン(30c
mD中に熱時に溶解させ、そして76cm3のシクロヘキサンを次に生じた溶液
に加えた。生成物が結晶化した。減圧下での濾過後に、2.686g (11,
3ミリモル)のS (+)−2−フェニル−2−t−ブトキシカルボニルアミノ
エタノールが白色結晶の形状で得られた。同じ溶媒系(最少量のCHtCI!/
シクロヘキサン)からの母液の残渣の結晶化で、さらに1.1g(4,6ミリモ
ル)のアルコールが白色結晶の形状で生じた。母液の残渣を次にシリカゲルのカ
ラム上でエーテル/ヘキサン混合物(30/70容量)を溶離剤として用いて精
製した。0.315g (1,33ミリモル)のアルコールがこのようにして得
られた。
合計収率は72%であった。
得られた生成物は実施例1で得られたものと同一であった。
実施例6
2.52g (66ミリモル)の水素化アルミニウムリチウムおよび120cm
’の無水テトラヒドロフランを、アルゴン下で、磁気撹拌系が備えられておりそ
してコンデンサーが上に置かれている500cm3の1首フラスコ中に加えた。
生じた懸濁液を還流温度(外部温度80℃)に加熱し、そして5.0g(33ミ
リモル)のS(+)−フェニルグリシンを次に小部分ずつ15分間の期間にわた
り加えた。それを自然に約20℃の温度に冷却し、そして次に4cm’の水酸化
ナトリウムの10%(重量/容量)水溶液をそしてその後に5cm’の水をゆっ
くり加えた。
反応をそのまま5分間にわたり進行させ、さらに53cm”の水酸化ナトリウム
の10%(重量/容量)水溶液を加え、そして3.3 cm” (28ミリモル
)の塩化ベンゾイルを次に0℃において加えた。反応をそのまま約20℃の温度
において30分間にわたり進行させた。反応が完了した時に、反応混合物を20
0cm”の塩化メチレン中で希釈し、そして100cm’の酒石酸ナトリウムカ
リウム(ロシェル塩)の飽和水溶液を加えた。撹拌後に、二相を分離した。水相
を50cm”の塩化メチレンで2回洗浄した。−緒にした有機相を20cm”の
水で3回、塩酸の5%水溶液で1回、そして塩化ナトリウムの飽和水溶液で2回
洗浄し、そして次に無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。濾過後に、溶媒を減圧下
で除去した。得られた固体残渣を熱時に400cm’の塩化メチレンおよび15
cm”のメタノール中に溶解させ、そして次に自然に結晶化させた。濾過後に、
4.9g (20,3ミリモル)の5(−)−2−フェニル−2−ベンゾイルア
ミノエタノールが62%の収率で白色結晶の形状で得られた。母液の濃縮後に得
られた残渣(2,5g)をシリカゲルのカラム上でクロマトグラフィーにかけた
。塩化メチレン/酢酸エチル混合物(8/2容量)を用いる溶離で、1.418
g(5,88ミリモル)の5(−)−2−フェニル−2−ベンゾイルアミノエタ
ノールを与えた。S(+)−フェニルグリシンを基にした合計収率は79%であ
った。
S (−)−2−フェニル−2−ベンゾイルアミノエタノールは下記の特徴を有
していたニ
ー融点:179−180℃(塩化メチレン/シクロヘキサン混合物からの再結晶
化後)
1光学的回転:[:a]!=−17,8” (cm1.48、メタノール)−赤
外線スペクトル(フィルム):aaoo、1630.1600.1580.15
20,1310.1290.1265.1120゜1075.1040.103
0.880.840.800.750および700 Cm”における主要特性吸
収帯−プロトン核磁気共鳴スペクトル(300MHz ;CDCl5;化学シフ
ト、ppm;結合定数J、Hz): 2.40 (t、J=5.5.IH):3
.93 (dd、J=4.8および5.5.2H) ;5.18 (dt。
J=4.8および6.5.IH) ;6.71 (s広い、IH)ニア、16−
7.42 (m、8H) ; 7.70−7.73 (m、2H)””C核磁気
共鳴スベク) ル(CDC1s+CD5oD):55.78 (CH): 65
.29 (CHz):126.59 (CH);127.01 (CH) :
127.48 (CH5; 12g、40 (CH) :128.53 (CH
); 131.58 (CH); 134.01 (C);139.22 CC
’J : 166.17 (C)。
−質量スペクトル(c、i、)(NHj+イソブタン)+242(MHつ:22
4(M′″−oH); 210 (M”−CHzOH); 122 ;105
(C@H5COD
−元素分析:計算値 C74,66H6,27N5.81C74,45H6,1
0N5.91
実施例7
16cm”の乾燥塩化メチレンを、アルゴン雰囲気下に置かれておりそして磁気
撹拌系が備えられている100cm’の二首丸底フラスコ中に加えた。それを−
78℃に冷却し、そして次に1.05cm”(12ミリモル)の純粋な塩化オキ
サリルを加えた。溶液を一78℃において5分間にわたり撹拌し、そして次に0
.908cm” (12,8ミリモル)の純粋なジメチルスルホキシドを一度に
加えた。反応は瞬間的であり、そして気体が発生した。反応をそのまま5分間に
わたり一78℃において進行させ、そして次にこの温度を20分間の期間にわた
り一60℃にした。1.881g (7,8ミリモル)の5(−)−2−フェニ
ル−2−ベンゾイル−アミノエタノールの25cm”の塩化メチレン/ジメチル
スルホキシド混合物(24/1容量)中懸濁液を15分間の期間にわたり加えた
。この懸濁液を含有している丸底フラスコを5cm’の塩化メチレンですすぎ、
そして生じた反応混合物を次に20分間の期間にわたり一35℃にした。反応を
そのままこの温度において5分間にわたり進行させ、そして次に8.36cm’
(48ミリモル)の純粋なジイソプロピルエチルアミンを4分間にわたり加えた
。温度を5分間にわたり上昇させ、そして混合物を次に78℃に冷却した。均質
な反応混合物(アルデヒドを含有している)を5分間にわたりこの温度で撹拌し
、そして次に104cm’の臭化ビニルマグネシウムのテトラヒドロフラン/塩
化メチレン混合物(1/1容量)中溝液(0,5M)の中に移した。反応は発熱
性でありそしてコンデンサーを使用しなければならなかった。添加が完了した時
に、生じた均質溶液を1時間にわたり約20℃の温度で反応させ、そして次に8
cm”のエタノールおよび12cm”の塩化アンモニウムの飽和水溶液を連続的
に加えた。100cm”の塩化メチレンおよび100cm”の2M塩酸を不均質
混合物に加えて、固体を溶解させた。得られた二相を分離した。水相を50cm
’の塩化メチレンで3回抽出した。有機相を一緒にし、そして次に20cm’の
水で2回そして20cm’の塩化ナトリウムの飽和水溶液で1回洗浄した。それ
らを無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。濾過後に、溶媒を減圧下で回転蒸発器上
で除去した。得られた残渣(2,85g)をシリカゲルのカラム上でクロマトグ
ラフィーにかけた。塩化メチレン/酢酸エチル混合物(9515容量)を用いる
溶離で、シン形の1−フェニル−1−ベンゾイルアミノ−2−ヒドロキシブチ−
3−ンを56%の収率で(1,168g。
4.37ミリモル)そしてアンチ形の1−フェニル−1−ベンゾイルアミノ−2
−ヒドロキシブチ−3−ンを13%の収率で(0,28g、1゜05ミリモル)
与えた。159mg (0,7ミリモル、9%)の出発物質である5(−)−2
−フェニル−2−ベンゾイル−アミノエタノールが転化された。
シン形の1−フェニル−1−ベンゾイルアミノ−2−ヒドロキシブチ−3−ンは
下記の特徴を有していたニ
ー融点:135−136℃(塩化メチレン/シクロヘキサン混合物からの再結晶
化後)
1光学的回転: [a]!? =−49,9°(C;1.035、クロロホルム
)1赤外線スペクトル(フィルム):3300.1620.1525.1510
.1335.1295.1120.1080.995.920および700cm
”における主要特性吸収帯−プロトン核磁気共鳴スペクトル(200MHz ;
CDCl、;化学シフト、ppm;結合定数J、Hz):2.40 (d、J=
3.9.IH);4.55 (ddd、J=3.5.3.5および5. IH)
; 5.23 (d t。
J=1.5および10.5.IH) ;5.26 (dd、J=3.5および7
.6.IH) ;5.40 (dt、J=1.5および17.1.LH);5.
94 (ddd、J=5.10.5および17.1.IH) ;6.98 (d
。
J=7.6.LH) ; 7.24−7.54 (m、8H) ; 7.80−
7.83(m、2H)
一13C核磁気共鳴スペクトル(CDCIs)+ 55.71 (CH);65
.31 (CH): 116.58 (CHz); 126.89 (CH);
127.04 (CH); 127.68 (CH):128.56 (CH)
;128.72 (CH); 131.60 (CH); 134.31 (C
);137.41 (CH); 139.60 (C):167.54 (C)
。
−質量スペクトル(c、i、)CNHs+イソブタン): 268 (MHつ;
250 (M”−0H);210; 105 CC6H5C0つアンチ形の1
−フェニル−1−ベンゾイルアミノ−2−ヒドロキシブチ−3−ンは下記の特徴
を有していたニー融点:176−177℃(塩化メチレン/シクロヘキサン混合
物からの再結晶化後)
1光学的回転:[a]仔=−16,8’ (c=1.1、クロロホルム)−赤外
線スペクトル(液体パラフィン中):3300.1620.1580.1520
.1450.1300,1115.1080.1060.1035.985.9
20.870.820.800.750および700 Cm−’における主要特
性吸収帯−プロトン核磁気共鳴スペクトル(200MHz ;CDCl、;化学
シフト、ppm;結合定数J、Hz): 2.43 (s広い、LH);4.6
0 (m、LH) ;5.23 (dt、J=1.5および10.4.IH);
5.33 (dd、J=4および8.IH);5.34 (dt、J=1.5お
よび17.IH);5.79 (ddd、J=5.10,4および17. I
H):6.88 (d、J=8.IH) ; 7.3−7.54 (m、8H)
: 7.78−7.82 (m、2H)
+ I 3 C核磁気共鳴スペクトル(CDCIs)+ 58.23 (CH)
;75.28 (CH):117.29 (CHz); 126.94 (CH
):127.52 (CH); 127.80 (CH):128.53 (C
H);128.58 (CH):131.64 (CH);134.14 (C
):136.30 (CH):137.56 (C); 167.23 CC)
。
−質量スペクトル(c、t、)(NHz+インブタン):268(MHつ、25
0 (M”−0H):210; 105 CCaHMCOつ実施例8
708mg (2,65ミリモル)のシン形の1−フェニル−1−ベンゾイルア
ミノ−2−ヒドロキシブチ−3−ン、13.5cm”の乾燥塩化メチレン、2.
53cm” (1,911g、26.5ミリモル)のエチルビニルエーテルおよ
び66.5mg (0,265ミリモル)のp−トルエンスルホン酸ピリジニウ
ム(PPTS)を、アルゴン雰囲気下に置かれておりそして磁気撹拌系が備えら
れている5Qcm”の−首フラスコ中に連続的に加えた。生じた均質反応混合物
をそのまま4時間にわたり約20℃の温度において反応させた。反応が完了した
時に、1滴のピリジンを加え、そして次に反応混合物を20cm”の塩化メチレ
ン中で希釈した。有機相を20cm’の水で洗浄した。水相を20cm”の塩化
メチレンで2回抽出した。−緒にした有機相を20cm”の水で2回そして10
cm”の塩化ナトリウムの飽和水溶液で1回洗浄し、そして次に無水硫酸ナトリ
ウム上で乾燥した。濾過後に、溶媒を減圧下で回転蒸発器上で除去した。得られ
た残渣(992mg)をシリカゲルのカラム上でクロマトグラフィーにかけた。
ヘキサン/エーテル混合物(6/4容量)を用いる溶離で、シン形の1−フェニ
ル−1−ベンゾイルアミノ−2−(1−エトキシエトキシ)ブチ−3−ンが91
%の収率で得られた(818mg、2.41ミリモル)。得られた生成物は、2
種のエピマー類の等モル混合物の形状であった(プロトン核磁気共鳴スペクトル
により測定された)。
シン形の1−フェニル−1−ベンゾイルアミノ−2−(1−エトキシエトキシ)
ブチ−3−ンは下記の特徴を有していたニー融点:85.5−87℃
1光学的回転:[a]冒=−34,4’ (c=1.6、クロロホルム)−赤外
線スペクトル(フィルム):3300.2920.2870.1630.160
0.1580.1520.1485.1320.1125、工080.1030
.990,920および700cm−’における主要特性吸収帯
一プロトン核磁気共鳴スペクトルC20C20O; CDC1,;化学シフト、
pprn;結合定数JSHz): 1.00および1.08(2t。
J=7.3H):1.09および1.29 (2d、J=5.3.3H) :2
.98−3.56 (m、2H) :4.36および4.66 (2q。
J=5.3.LH);4.29−4.43 (m、IH);5.12−5.46
(m、3H); 5.81および5.99 (2ddd、J=6.5.10.4
および17.1.IH)ニア、05 (d、J=8.1H);7.15−7.5
5(m、8H): 7.74−7.92 (m、2H)−質量スペクトル(c、
i、)(NHz+イソブタン):340(MHつ;294.268.250.2
11.105(C醤H,Coつ254mg (0,75ミリモル)のシン形の1
−フェニル−1−ベンゾイルアミノ−2−(1−エトキシエトキシ)ブチ−3−
ンの1.5cm’のアセトニトリル中溶液を、アルゴン雰囲気下に置かれており
そして磁気撹拌系が備えられていた15cm”の−首フラスコ中に加えた。次に
1.5cm’の四塩化炭素、2.25cm”の蒸留水、および充分撹拌しながら
409.5mg (4,875ミリ七Iりの固体炭酸水素ナトリウムを連続的に
加えた。次に882mg (4,125ミリモル)の過ヨウ素酸ナトリウムを小
部分ずつ加えた。不均質な反応媒体をそのまま5分間にわたり反応させ(気体の
発生)、そして次に25.4mg (10重量%)のR(JCI!(アルドリブ
ヒ)を一度に加えた。黒に変色した不均質な反応混合物をそのまま48時間にわ
たり約20℃の温度において激しく撹拌しながら反応させた。
反応が完了した時に、反応混合物を水で希釈して100msの合計量とした。黒
色の塩基性水相を20cm”のエーテルで3回抽出した。塩基性相を次に0℃に
冷却し、その後に、それを30cm”の塩化メチレンの存在下で3cm”の塩酸
の2M水溶液で激しく撹拌しなから滴々処理した。生じた酸性水相を35cm’
の塩化メチレンで8回抽出した。
有機相を一緒にし、そして8cm3の水で3回そしてlQcm3の塩化ナトリウ
ムの飽和水溶液で1回洗浄した。それらを硫酸ナトリウム/硫酸マグネシウム混
合物(1/1容量)の上で乾燥し、そして減圧下でセライトの上で濾過した。5
−10cm’の量に濃縮するまで、溶媒を減圧下で除去した。これを4人分子ふ
るい上で乾燥した。
液相を分子ふるいから分離し、そして残存溶媒を次に回転蒸発器上で除去した。
183mg (0,512ミリモル)の純粋な3−フェニル−3−ベンゾイルア
ミノ−2−(1−エトキシエトキシ)プロピオン酸が白色固体の形状で得られた
。収率は68%であった。
得られた生成物は2種のエピマー類の等モル混合物の形状であった(プロトン核
磁気共鳴スペクトルにより測定された)。
3−フェニル−3−ベンゾイルアミノ−2−(1−エトキシエトキシ)プロピオ
ン酸は下記の特徴を有していたニー触点:93−94℃
一光学的回転+[a]1J=−21,2″(c=0.69、メタノール)−赤外
線スペクトル(フィルム):3425.3600−2100.3060.302
5.2975.2925.1740.1640.1600.1580.1520
.1480.1440.1300.1140.1075.1020.950.9
20.865.800.765および700cm”における主要特性吸収帯−プ
ロトン核磁気共鳴スペクトル(300MHz +CDCl5;化学シフト、pp
m;結合定数JSHz): 0.90および1.07(2t。
J=7.3H) ; 1.24 (d、J=5.3.3H) ; 2.88−2
.99および3.24−3.45 (2m、2H): 4.50および4.63
(2d。
J=2.4.IH):4.60および4.81 (2q、J=5.3.IH)
:5.74−5.80 (m、LH) ;7.26−7.52 (m、8H)
;7.7g−7,83(m、2f() ; 7.0−7.8 (s広い、IH)
要約書
フェニルグリシンS(+)からの一般式(I)のフェニルイソセリン誘導体類の
エナンチオ選択的製造方法。一般式(1)において、Rはフェニル基またはター
シャリーーブトキシであり、モしてR,はアルコール官能保護基である。一般式
(I)の生成物は抗腫瘍および抗白血病活性を有するタキサン誘導体類の合成に
おいて使用することができる。
国際調査報告
−1.噂、−A卿−ポー1軸、PeT/FR91100405国際調査報告
FR9100405
S^ 48070
Claims (9)
- 1.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、 Rはフェニルまたはターシャリー−ブトキシ基であり、そしてR1はアルコール 基用の保護基である]のフェニルイソセリン誘導体類のエナンチオ選択的製造方 法において、S(+)−フェニルグリシンを還元剤およびベンゾイルまたはt− ブトキシカルボニル基を導入するための試薬で処理して、式▲数式、化学式、表 等があります▼ [式中、 Rは上記で定義されている如くである]のアルコールを与え、それを酸化し、そ して次にビニルマグネシウムハライドと反応させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Rは上記で定義されている如くである]の生成物を与え、次にそれのヒドロキシ ル基を基R1により保護して、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 RおよびR1は上記で定義されている如くである]の生成物を与え、それを酸化 して一般式(I)の生成物にすることを特徴とする方法。
- 2.R1が、メトキシメチル、1−エトキシエチル、ベンジルオキシメチル、( b−トリメチルシリルエトキシ)メチル、テトラヒドロピラニル及び2,2,2 −トリクロロエトキシカルボニル基から選ばれる、アルコール基のための保護基 である式(I)の生成物に対する請求の範囲1に記載の方法。
- 3.S(+)−フェニルグリシンを適宜硫化ジメチルとの錯体形であってもよい 水素化アルミニウムリチウムおよびボラン(BH3)から選択された還元剤を用 いて還元すること、並びにベンゾイルまたはt−ブトキシーカルボニル基を導入 するための試薬を次に得られたアミノアルコールと反応させることを特徴とする 、請求の範囲1に記載の方法。
- 4.S(+)−フェニルグリシンをベンゾイルまたはt−ブトキシ−カルボニル 基を導入するための試薬で処理すること、並びに得られた酸を次に適宜硫化ジメ チルとの錯体形であってもよい水素化アルミニウムリチウムおよびボラン(BH 3)から選択された還元剤を用いて還元することを特徴とする、請求の範囲1に 記載の方法。
- 5.ベンゾイルまたはt−ブトキシ−カルボニル基を導入するための試薬がジカ ルボン酸ジ−t−ブチルであることを特徴とする、請求の範囲3または請求の範 囲4に記載の方法。
- 6.ベンゾイル基を導入するための試薬が塩化ベンゾイルであることを特徴とす る、請求の範囲3または請求の範囲4に記載の方法。
- 7.2−フェニル−2−t−ブトキシカルボニルアミノエタノールまたは2−フ ェニル−2−ベンゾイルアミノエタノールを塩化オキサリル/ジメチルスルホキ シド混合物を用いて酸化すること、並びに中間生成物として得られたアルデヒド を次にビニルマグネシウムハライドと反応させて、1−フェニル−1−t−ブト キシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシブテ−3ンまたは1−フェニル−1−ベ ンゾイルアミノ−2−ヒドロキシブテ−3−ンを与え、それのヒドロキシル基を エーテル類およびアセタール類の既知の製造方法に従い保護することを特徴とす る、請求の範囲1に記載の方法。
- 8.それのヒドロキシル基が保護されている1−フェニル−1−t−ブトキシカ ルボニルアミノ−2−ヒドロキシブテ−3−ンまたは1−フェニル−1−ベンゾ イルアミノ−2−ヒドロキシブテ−3−ンを触媒量のルテニウム誘導体の存在下 におけるアルカリ金属過ヨウ素酸塩によりまたは過マンガン酸カリウムにより酸 化すること、並びに次に一般式(I)のフェニルイソセリン誘導体を単離するこ とを特徴とする、請求の範囲1に記載の方法。
- 9.抗腫瘍および抗白血病活性を有するタキサン誘導体類の製造方法用の請求の 範囲1−8のいずれかに記載の方法に従い得られたフェニルイソセリン誘導体類 の使用、並びにそれにより得られるタキサン誘導体類。
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