JPH05506661A - 正の過剰電荷を有するリポソーム - Google Patents

正の過剰電荷を有するリポソーム

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JPH05506661A JP91508158A JP50815891A JPH05506661A JP H05506661 A JPH05506661 A JP H05506661A JP 91508158 A JP91508158 A JP 91508158A JP 50815891 A JP50815891 A JP 50815891A JP H05506661 A JPH05506661 A JP H05506661A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 正の過剰電荷を有するリポソーム 本発明は、肝臓病の治療における有効物質担体として使用され得る正の過剰電荷 を有するリポソームに関する。
夏 リポソームは水性内部空間を有する単−又は数層の脂質二重層よりなる球形 の構造体である(脂質小胞)。このような小嚢は、水性媒体中での燐脂質(例え ばレシチン)の機械的超微細分配により製造される。
パンハム(Banghas)等著、ジャーナル・オブ・モレキュラー、バイオロ ジイ(1,31ol、 Rial、) 13巻(1965年)238〜252頁 によれば、燐脂質が水の存在で被覆構造を形成することが認められた。物理的パ ラメーター、例えば圧力、温度及びイオン濃度i に依り、ミセルは単層もしく は多重層リポソーム又はl 同様に一枚の脂質二重層を形成する(リポソームス (Liposomes) :フロム・フィジカル・ストラフチャー・ツー・テラ ビーティブク・アプリケイジョン(Fromphysical 5tructu re to therapeutic application)(1981年 )、ナイト(Knfght) 、C,G、(版)、エルゼビール(Elsevi er)、ノース・ホーランド・バイオメディカル・プレス(North 1io lland BiomedicalPress) 、2章:H,エイプル(Ei bl) 、ホスホリピド・シンセーンス(Phospholipid 5ynt hesis)、19〜50頁、3章+F スゾカ(5zoka)及びDバパハジ ョポウロス(Papahadjopoulos) 、リポソームス(Lipos omes) ・プレバレージョン・アンド・キャラクテリゼイ/ヨン(Prep aration andcharacterization) 、51〜104 頁参照)。小車ラメラリポソームは直径20〜200nmを有する球形の構造体 である(バレンホルツ(Barenholtz) 等IF、F E B S L ett、99巻 (1979年)210〜214頁参照)。その内容は、脂質二 重層によって外とは区別されている水より成る。親油性又は親水性に依り、作用 物質はリポソームの脂質二重層中又は水性の内容物中に含有されかつ体液を経て 生体内に移送されかつ分配され得る。
リポソームは、その構造に基づき生化学及び分子生物学で膜モデルとして用いら れる。近年では、更にリポソームの特性及び薬剤担体としてのその使用について の多数の研究が公表されている(例えばH,シュライナー(5chreiner )及びM、レーダー−シッフJLt(Raeder−3chikorr) 、フ ァルマチー・イン・ウンゼレル・ツアイト(Phar++azie in un serer zeit) 11巻(1982年)97〜108頁参照)。従来公 表された動物実験は、一般に、肝臓及び肝臓はリポソームの受容に関して他の臓 器を支配することを示している。リポソームの約8%は、1時間後に、かつ約1 5%は、24時間後に肝臓中に見出される。中性であるか又は10%の負の過剰 電荷を有するものであるかのリポソームの間の、臓器分配における、かつ臓器富 化における差異は、実際に僅少である。
薬剤中でのリポソームの可能な使用は、実際には病気の選択的治療を目的として いる。リポソーム中に包含された作用物質の所望の作用は促進されねばならず、 それに反して不所望の作用は減少されねばならない(治療指数の改善)。そのよ うな考え方は、特定の臓器に限定されている単独の疾患の治療において確信でき ることであり、この際、肝臓病がこの場合に特に重要である。封入された作用物 質が独占的に肝臓に到達するが、非特異的に全組織には分配されない限り、疾病 臓器の治療は充分に特異的であろう。内科学からの次の2例は、この考えを明ら かにし、かつこの原則の実際的な意味を証明する: 例1:悪性の肝臓疾患 悪性腫瘍の転移の際に、例えば乳癌の場合又は胃−腸一城の腫瘍の際に、肝臓は 主要転移部位でありうる。しかしながら、肝臓は、例えば、後に肝臓転移に至る 手術された大腸癌における唯一の転移臓器でもありうる。それに反して、原発性 肝臓細胞癌は、肝臓にだけ限定されている。
例2・炎症性肝臓疾患 慢性のウィルス−肝炎の治療の際に効果が期待されている空買群を、インターフ ェロン(Ifn)と共に初めて使用する。リポソーム中のHnの封入及び罹病肝 臓へのその定量的移送は、rfn−特異的副作用の著しい減少を期待させる。更 に、Ifnの適用のための時間間隔を実質的に延長することができ、多分週4回 から週1回の適用に減少することができる。
従って本発明の課題は、臓器特異性の作用物質移送の前記問題がそれで解明され 得てかつリポソーム中に包含された作用物質の治療指数の改善を達成することが それで可能であるリポソームの調製である。
この課題は本発明で解明される。
本発明の目的は、新規のリポソーム−構造体であり、これは、それが正の過剰電 荷を有する、一般式(1)[式中R8は各々14〜18個のC−原子を有するア ルコイル又はアルキル、オレオイル又はオレイルを表わし、R2はR3と同じ意 味を有しくしかしR□はR2と同一であってはならない)、かつ更にPNNを表 わしてよく、ここで、A=−N+H3、−N+H2CH3、−N”H(CH3) 2 、N”(CHs)sを表ワシ、R3=−0−R1、−0−PNN、−0−G 17、N”R3、N”H2CR3、N”H(CHa)2又はN ”(CHa)s を表わし、RはR1、R2又はR6に挙げた意味の1つを有し、かつnは0〜3 の整数、かつ殊に0を表わすが、分子は正の電荷を有する前記の基の1個を含有 することを条件とする]の化合初歩なくとも1モル%を含有することを特徴とす る。
西ドイツ国特許(DE−A)第2752553号明細書から、燐脂質含有化合物 及びその製法が公知であり、それは、式中の基R,R1、R2又はR3の1つが PNNを表わす前記式(I)と匹敵しつる構造を有する。
ところで、意外にも、一般式(I)の化合物の少なくとも3モル%を含有する脂 質混合物よりなるリポソームが、薬剤担体としての臓器特異的挙動を示すことが 判明した。殊に、本発明によるリポソームは、一般式(1)の化合物の1〜30 モル%、及び特に5〜15モル%を含有し、この際、リポソームは1種又は数種 の一般式(1)の化合物よりなる混合物を含有していてもよい。
次の第1表は、[3H]−イヌリンに関して標識された本発明によるリポソーム が正の過剰電荷を有する一般式(1)の化合物を含有し、血中の[3H]−イヌ リン含量が1時間後にすでに1%よりも少量に減少していることを示している。
それに反して肝臓中には、[3H]−イヌリンの著しく高いパーセント率が存在 する。1時間後67%、24時間i&54%及び72時間後に常に45%。臓器 、例えば肺臓、腎臓、心臓及び脳中には、イヌリンは検出され得ない。従ってこ れらの臓器は、第1表中に挙げられていない。食細胞系の一部としてリポソーム を通例良好に取り込む肺臓中ですら、リポソームは意外にも見出されない。この ことは、次の第2表で明らかにされ、表中には、新鮮重量1g当りの血液、肝臓 及び膵臓の[8H]−イヌリン−取り込みが記載されている。
第1表 種々異なる表面電荷のリポソーム中の包含後及び遊離[3H]−イヌリンの投与 後の[3H]−イヌリン取り込みの比較 脂 質 時間 血液 肝臓 肺臓 (Mol/Mo1) (Std、 ) (投与量の%)PPGPC/Chol  1 59 11 3PPGPC/PPGPG/Chol 1 64 7 1PP GPC/N”/Chol 1− 1 67 2遊離[3H]−イヌリン 1 0 .6 0 0臓器中の分配率は、イヌリンの投与量の%で記載されている。大き い用量範囲(体重1&v当り1■Molまで)では、NMR−Iマウスでの[3 H]−イヌリンの取り込みは、殆んど直線的である。遊離のイヌリンは、血液循 環系を1時間後にすでに離れかつ完全に腎臓を経て排泄される。種々の略語は次 のものを意味する:Std、=時間:PPGPC=1.2−ジIくルミトイルー sn−グリセロー3−ホスホコリン: Chol=コレステリ:/;PPGPG =1.2−ジパルミトイル−5n−グリセロ−3−ホスホ−5n−1−グリセリ ン、Na”−塩:N+=一般式(I)よりなる正の2鎖状脂第2表 新鮮重量1g当りのリポソーム中への封入後の[3H]−イヌリン取り込み率( %)の比較(全ての他の記載は第1表中のそれに相応する)脂 質 時間 血液  肝臓 膵臓 (Mol/Mo1) (Std、) (新鮮重量1g当りの投与量の%)PPG PC/Chol l 26 8 19PPGPC/PPGPG/Chol 1  35 6 11PPGPC/N’/Chol 1 0 37 11遊離の[3■ ]−イヌリン 1 0.6 0 0前記の第1表及び第2表中に挙げた値から、 正の過剰電荷を有する一般式(I)の化合物を含有する2鎖状の親油性構造より なる本発明によるリポソームで、肝臓での作用物質の独占的富化が可能であるこ とが明白である。この意外な事実は、肝臓疾患の治療に利用され得る。
従って本発明の池の目的は、リポソーム中に封入されている肝臓における病気に 対する1種又は数種の作用物質を含有する肝臓疾患の治療のための薬剤調製物で もあり、それは、リポソームが正の過剰電荷を有する前記一般式(I)[式中R 1、R2、R3、R及びnは前記のものである]の化合物少なくとも1モル%、 殊に1〜30モル%、特に5〜15モル%を含有することを特徴とする。封入さ れる作用物質量は、水溶性薬剤のための水中の作用物質の溶解性によって上位限 定されている。
また他の目的は、肝臓範囲における疾患に対する1種又は数種の作用物質をリポ ソーム中に封入して含有する肝臓疾患治療のための薬剤(この中でリポソームは 式(I)の化合物少なくとも1モル%を含有する)を製造するための一般式(I )の化合物の使用である。
肝臓中での富化のための本発明によるリポソームを製造するために使用され得る 本発明による一般式(I)の脂質は、3群に分類される: A)天然には産出しない基PNNを含有する燐脂質様構造: B)完全に天然構成要素から構成され得てかつ基Glyを含有するグリセリドの グリシンエステル及びC)式中(DRst)<、−0−R,、−0−PNN及び −0−Glyを除いた、一般式(I)に関する前記の意味を有する、ジアシル− 又はジアルキル−ω−アミノ塩酸塩、殊にジアシル−又はジアルキル−プロパン ジオール−(1,2)−アミノ塩酸塩。
遊離な脂質は次のものである: 脂質A: 1.2−MM−5n−G−3−PNN、1、 2−PP−5n−G− 3−PNN、1. 2−3S −5n−G−3−PNN、1. 2−TeTe− 5n−G−3−PNN、1. 2−HeHe−5n−G−3−PNN及び2.2 −OcOc−sn−G−3−PNN;又は出発物質としての1.3−ジアシル− 又は1,3−ジアルキルグリセリンを基礎とする相応する燐脂質脂質B: 式中 のR1及びR2がR1に関して前記の基を表わし、かつ特に群Aで挙げたような 意味M、P、S、Te、He、Oc、オレイル及び/又はオレオイルを表わし、 かつR3は基Glyであり、かつ殊にR1及びR2は同じ基を表わす、式(I) の化合物:並びに出発物質としての相応する1、3−ジアシル−又は1.3−ジ アルキルグリセリンから誘導される、式中のR1及びR3がR1に関して前記し たものであり、かつR2が基Glyをを表わす式(I)の化合物;脂質C:式中 のR1及びR2が脂質Bに前記したものであり、n=oであり、かつR3は一〇 −R1、−0−PNN及び−〇−Glyを除く、一般式(I)に関して前記した ものである、一般式(I)のメチル化形を包含する、1.2−ジヒドロキシプロ ピルアミンのエステル及びエーテル。
一般式(I)の脂質は公知であるか又は類似構造を有する公知の脂質と同様に自 体公知の反応工程の使用下に製造され得る。
脂質群Aの化合物は、例えばこの種の化合物に関して西ドイツ国特許(DE−A )第2752553号明細書に挙げられた方法により製造され得る。
脂質群Bの化合物は、相応して置換されたグリセリン誘導体(例えば1.2−シ アルコイル−5n−グリセリン)を、保護基で置換されたグリセリン、殊にN− α−Z−グリセリンでアシル化し、保護基を離脱させ、特に触媒的にZ−保護基 を離脱させかつ場合により次にアミノ基をメチル化することによって得られる脂 質群Cの化合物の製造のために、先ず、3−ハロゲンー1.2−プロパンジオー ル、殊に3−ブロム−1,2−プロパンジオールから出発して、相応する1、2 −ジエステル又はジエーテルを製造しくこれは自体公知のエステル化−又はエー テル化法により実施されつる)、こうして得られる1、2−ジアルキル−又は− ジアシル誘導体を、次いでアンモニア又は相応するN−メチルアミノ−1N、N −ジメチルアミノ−又はN、N、N−トリメチルアミノ−塩酸塩と反応させるこ とによって製造される。
一般式(I)の化合物に関する前記の製法では、殊に本発明による化合物の製造 のためのウラに挙げられた一般的な方法で、かつそこに挙げられた反応条件下で 作業する。
正の過剰電荷を有する本発明によるリポソームの製造のために、個々のリポソー ム−成分、例えばPPGP C、Chol及びN”(この際N4は1個又は数個 の本発明による一般式(1)の脂質である)を、成分の均質な混合を達成するた めに適当な溶剤中に、殊に加熱下で溶かす。溶剤を真空中で除去しかつ細分され た脂質薄膜に、緩衝水溶液(緩衝水溶液として全ての生理学的に使用可能な溶液 を使用することができる)を加える。引続き混合物を穏和な撹拌下で約1時間、 一般に脂質の主変換温度よりも約5℃高い温度に、例えば約50℃で保つ。
この予備加熱された脂質懸濁液を次いでフレンチ−ブレス(French−Pr ess) (アミコ社(Firma^m1ca)、シルバー・スプリング(Si lver Spring) 、U S A)の圧力セル(Druckzelle )に移す。フレンチ−ブレスは、水圧機及び最大充填容量40m1を有する鋼製 の標準圧力セル(Standard druckzelle)より成る。圧力セ ルの密閉後に圧力を20000 psiに高め、リポソーム分散液を一定の圧力 下で狭い排出口を通して圧縮する。この工程を少なくとも3回繰り返す。リポソ ーム分散液の遠心分離(ツルバール) (5orball)RC−5B : 5 ℃、270009で30分間)後に、上澄液を沈殿から取り去る。この時に、種 々の使用及び試験、例えば本発明による薬剤調製物(作用物質を含有するリポソ ーム)の製造のために使用されるリポソームが得られる。本発明によるリポソー ムは他の方法によっても同様に製造され得る。
従って本発明の目的は、正の過剰電荷を有する一般式(I)[式中R1、R2、 R3、R及びnは前記のものである]の化合物少なくとも3モル%を含有する本 発明によるリポソームの製法でもあり、これは、一般式(I)の化合物少なくと も3モル%を、他のリポソーム−成分と一緒に、一般式(1)の化合物と一緒に 100モル%になる量で、脂質懸濁液に変え、脂質懸濁液を予備加熱しかつこの ように予備加熱した脂質懸濁液を、次いで圧縮及び遠心分離により自体公知の方 法でリポソームに変えることを特徴とする。
この際、本発明による式(I)の化合物は、殊に1〜30モル%の量で、かつ特 に5〜15モル%の量で(総すポソーム=100モル%)使用される。
本発明によるリポソーム中に封入されている1種又は数種の作用物質を含有する 薬剤調製物の製造のために(作用物質含有のリポソームの製造)、次のように処 置する: 水に不溶性の物質の封入のために、作用物質を脂質と共に塩化メチレン又はクロ ロホルム中に溶かす:次いで本発明による空リポソーム(Leer lipos omen)の製造のための前記の方法により作業する。
水溶性物質の封入のために、空リポソームの製造のための前記のように、脂質薄 膜に(今は水溶性の作用物質を含有する)緩衝液を加える。引続き空リポソーム の製造の際に記載されたように、更に処置する。遠心分離後の上澄みは充填され たリポソームに付加的に封入されなかった水溶性の作用物質も含有する。この遊 離の作用物質骨は、リポソーム中に封入された分からゲルクロマトグラフィーに よって分離されつる(リポソーム中(LiposoIaes) :フロム・フィ ジカル・ストラフチャー・ツー・テラピーチツク・アプリケイショ ン (Fr om physical、5tructure to therapeutic application) (1981) 、1. C,参照)。リポソームの 濃縮は限外濾過によって殊に行なわれる(アミコン社(Firma A+Ifc on)又はサルトリウス社(5artorius)。リポソームの使用前に膜濾 過器で滅菌濾過を有利に実施する(サルトリウス社(FirmaSartori us) 、孔径0.2μm)。
従って本発明の目的は、本発明によるリポソーム中に封入されている1種又は数 種の作用物質を含有する薬剤調製物の製法でもあり、これは、一般式(I)の化 合物少なくとも3モル%を含有する本発明によるリポソームの製法により作業し かつ水に不溶性の作用物質の封入のために、作用物質を脂質と一緒に溶解し、か つ水溶性の作用物質の封入のために脂質薄膜に水溶性の作用物質を含有する水性 緩衝液を加えることを特徴とする。
殊に作用物質は肝臓に移送されなければならない。
殊に1個又は数個の作用物質は、例えば、静細胞剤(Zytostatika)  (ヘキサデシルホスホコリン、1−オクタデシル−2−メチル−ラセミ(r  a c)−グリピルビシン(Epirubicin) 、アドリアマイシン(^ driaBcin) 、シス−白金錯体、ノパントロン(Novantron)  )の群から、免疫mm物質(イン9−フエロン(Interferon) a 、MAF=7クロフアージ・アクチペイティング・ファクター(macroph ageactivating factor) )の群から、抗真菌性作用物質 (アムホテリシン(^膳photericin) B )及び原虫疾患(マラリ ア、トリパノゾーマー及びライシュマニア(Leishmanien)−感染) に対する作用物質から選択される。
次の例で本発明を詳説するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
他の記載のない限り、「量」及び「パーセント」表示は重量により、温度表示は セラ氏による。
燃 脂質群Aの本発明による化合物の製造の例ニ一般的方法: この化合物の製造のために、 a) 式中のR3がOH−基を表わす一般式(I)の化合物(次に一般式(II )の化合物として表示する)を、POCIsと自体公知の方法で反応させ、b)  段階a)の反応生成物を、自体公知の方法で、一般式(■): HO−^Lk −flat (m ) [式中11alはC1、Br又はIを表わす]の化合物と反応させ、 C) 段階b)の反応生成物を、一般式(■):の化合物と反応させる。
一般式(m)の化合物では、臭素含有のものが有利である。
段階a)におけるオキシ塩化燐と一般式(n)との反応は、殊に不活性の有機溶 剤中で実施する。好適な溶剤の例は、ハロゲン化炭化水素、例えばクロロホルム 及び四塩化炭素、芳香族炭化水素、例えばペンゾール又はドルオール及び脂肪族 炭化水素、例えば石油エーテル及び同様のものである。環状有機溶剤、例えばテ トラヒドロフランが同様に好適である。トリクロルエチレン及びテトラヒドロフ ランが有利であり、それというのもその場合に生成する塩、例えばトリエチルア ミン−塩酸塩は、極めて僅少な溶解度を有しかつ従って沈殿しかつ濾過によって 容易に分離されうるからである。反応はできるだけ水分を遮断して実施されなけ ればならない。好適な温度は一10〜50’Cの範囲で、殊に10〜30℃であ る。しかしながら使用される物質及び溶剤に応じて、殆んどの場合に、それ以上 −及びそれ以下にある温度も使用される。
反応は、不活性有機塩基、例えばトリエチルアミン、ピリジン又はキノリンの存 在で実施するのが有利である。
有利に、オキシ塩化燐を不活性溶剤中に溶がしかつ塩基を加える。次いで有利に 同様に不活性溶剤中に溶かした一般式(n)の化合物を添加する。これは殊に撹 拌下で滴下によって行なう。反応は、円滑にかつ明白に進行するので、反応が滴 下直後に終了するように、温度を、その場その場で選択することができ、このこ とは薄層クロマトグラフィーによる検査によって容易に確かめることができる。
段階a)の生成物を一般式(I[[)の化合物と混合すれば、段階b)は円滑に 進行する。有利に、このために、反応混合物に有機塩基、例えばトリエチルアミ ンの存在で一般式(III)の化合物の溶液を加える。反応は、溶剤としてのテ トラヒドロフランの使用下で20〜60℃の温度で有利に行なわれる。使用条件 に応じて、反応時間は一般に約20〜120分間である。
有利な条件下で、塩基のハロゲン化水素酸塩が沈殿しかつ除去される。最良の収 率の達成のために、塩酸塩を後洗浄し、かつ洗浄液を反応溶液に再び添加する。
次いで溶剤を除去する。次いで残渣を場合によりテトラヒドロフラン中に溶かし 、かつ弱アルカリ性水溶液、例えば水中の重炭酸ナトリウムで加水分解し、その 際、殊にpH−値5〜7を保つ。次いで有機溶剤、例えばジイソプロピルエーテ ル又はクロロホルムで抽出する。こうしてアルキルホスファチド酸のナトリウム 塩が得られ、それは良好に再結晶することができる段階C)における反応、即ち 、段階b)の生成物とアミノ塩基との反応は、同様に一般に極性溶剤、例えばク ロロホルム、−級、二級又は三級のアルコール、ジメチルホルムアミド、アセト ニトリル、ニトロメタン又は水もしくはその混合物中で行なう。反応には使用出 発物質の感受性に応じて、使用溶剤もしくは溶剤混合物の固化点及び沸点の間の 範囲にある全ての温度が考えられる。反応は室温及び溶剤の沸点の間の温度で有 利に行なわれる。例えば、反応は、50℃で通例2〜8時間後に終了する。引続 き反応生成物を単離しかつ再結晶させることができる。クロマトグラフィーによ る精製も可能である。収率は一般に、出発生成物としてのジグリセリドに対して 、理論値の50%以上である。
所望の生成物の達成された高い収率は、驚異的である。それというのも反応成分 中の多くの官能基では所望の方向での反応の円滑な経過は予期され得なかったか らである。
前記の方法段階a) 、b)及びC)は次のように実施するのが有利である: 段階 a) トリクロルエチレン10*l及びPOCl3 6.6g(0,044モル)に水 浴中で0〜5℃で、トリクロルエチレン40m1及びトリエチルアミン9g中に 溶かした一般式(n)のアルコール0.04モルを加える。
アルコールがジアシルグリセリンである場合には、アシル移動の回避のためにア シル化混合物に順番にトリクロルエチレン10冨l中のトリエチルアミン9g及 び次いで直ちにトリクロルエチレン30IIl中のジアシルグリセリンを加える 。ドルオール25m1を後洗浄に使用する。水浴を20℃で水浴に代える。反応 は20℃で20分間後にすでに終了する。
段階 b) 20℃で、段階a)の反応混合物に、例えばテトラヒドロフラン75糞!及びト リエチルアミン13g中に溶かした化合物(I[[)0.048モルを加え、か つ後洗浄のためにテトラヒドロフラン25g/を使用する。
35℃で20分間後に反応は終了する。濾過し、ドルオール50■l中で洗浄し かつ濃縮させる。加水分解は順番に氷水30tL2分間後の1M酢酸ナトリウム 30■l及びもう2分間後のテトラヒドロフラン90重1の添加によって行なう 。12時間後に加水分解は終了する。実際に生成物だけが生ずる。
段階 C) B0段段階)の生成物(β−ブロムエチルエステル)0.04モルをCHCl3 90凋l中に溶かし、イソプロパツール150ffil並びに水中の40%N、 N、N。
N−テトラメチルエチレンジアミン200111を加える前記の方法で次の化合 物N091〜8が得られる:1)1.2−シミリストイル−5n−グリセロ−3 −ホスホ−(N、N−ジメチル−N−[N’、N’、N’−トリメチルー二チル アンモニオ])−エチルアンモニウムクロリド C40H82CIN208P (785,5)1.2−ジパルミトイル−誘導体 とのDC−比較により検出(物質2参照) 2)1.2−ジパルミトイル−5n−グリセロ−3=ホスホ−(N、N−ジメチ ル−N−[N’、N’、N’−トリメチル一二チルアンモニオ])−エチルアン モニウムクロリド C44H9゜ClN208P (841,6)計算値(%): C62,79;  H10,78; N 3.33; P 3.68実測値(%): 62.54 ; 10.71; 3.21: 3.673)1.2−ジステアロイル−5n− グリセロ−3−ホスホ−(N、N−ジメチル−N−[N’、N’、N’−トリメ チルーエチルアンモニオ])−エチルアンモニウムクロリド C48H(18CIN208F (897,8)1.2−ジパルミトイル誘導体 とのDC−比較により検出(物質2参照) 4)1.2−ジパルミトイル−5n−グリセロ−3−ホスホ−(N、N−ジメチ ル−N−[N’ 、N’ −ジメチル一二チルアミノ])−エチルアンモニウム C43H8フN208P (791,2)計算値(%): C65,28: H 11,09; N 3.54; P 3.92実測値(%): 65.11;  11.02; 3.47; 3.885)1.2−ジヘキサデシルーsn−グリ セロー3=ホスホ−(N、N−ジメチル−N−[N’、N’、N’−トリメチル −エチルアンモニオ])−エチルアンモニウムクロリド C44Hg4CINC44H(813,7)1.2−ジパルミトイル誘導体との DC−比較により検出(物質2参照) 6)1.2−ジオレイル−ラセミ(r a c)−グリセロ−3−ホスホ−(N 、N−ジメチル−N−[N’ 。
N’、N’−1−リメチルーエチルアミノコ)−エチルアンモニウムクロリド C46H96CIN20sP (865,8)計算値(%’)I C66,59 ; H11,41; N 3.24: P 3.5g実測値(%)+ 66.4 1: 11.35: 3.19; 3.457)1.3−ジヘキサデシルーグリ セロー2−ホスホ−(N、N−ジメチル−N−[N’ 、N’ 、N’ −トC 44Hg4CINC44H(813,7)計算値(%): C64,95; H 11,65,N 3.44; P 3.81実測値(%)・ 64.79; ] 、1.59. 3.42; 3.69釦 1,3−ジオレオイル−ラセミ (r ac)−グリセロ−3−ホスホ−(N、N−ジメチル−N−[N’、N’、N’ −トリメチルアミノ])−エチルアンモニウムクロリド 計算値(%): C66,59; H11,41; N 3.24; P 3. 5g実測値(%): 66.55: 11.40: 3.11: 3.55脂質 群Bの化合物の製造: これら化合物の製造のために、N−保護されたグリシン誘導体(N−Z又はN− BOC)をDCC及びジメチルアミノピリジンの存在下に、ジアシルグリセリン 又はジアルキルグリセリンでエステル化する。保護基を触媒的に水素で(Z−誘 導体にはPd/C)又は酸性条件下で(BOC−誘導体のために)除去する。
こうして製造したアミンをN、N−ジメチル誘導体又はN、N、N−トリメチル 誘導体に変換することができる(N、N−ジメチル誘導体には:蟻酸の存在でホ ルムアルデヒド、N、N、N−トリメチル誘導体には・硫酸ツメチルでベルメチ ル化によって)。
1.2−ジパルミトイル−5n−3−グリセリン誘導体の製造の例で、製法を次 に実例で詳説する:アンル化、 1,2−ジパルミトイル−5n−グリセロン( 0,1モル)及びN−α−Z−グリセリン(0,12モル)をCH2Cl2 2 00m1中に溶かす。
20〜25℃で強力な撹拌下にCH2Cl2200翼!中のジシクロへキシルカ ルボジイミド(0,12モル)及び4−ジメチル−アミノ−ピリジン(0,02 モル)よりなる溶液を滴下する。反応は2時間後に終了する。沈殿(ジシクロヘ キシル尿素)を濾別しかつ濾液を回転蒸発させる。残渣を珪酸ゲル60(メルク (Merck)0.2−0.51.)のクロマトグラフィーにかける。溶離剤系 としてヘキサン/ジイソプロピルエーテル10:1.5:1.2:1及び1:1 よりなる混合物が有効であった。1,2−ジパルミトイル−5n−グリセロ−3 −グリシンエステル−塩酸塩の収率は75〜85%であった。
1.2−ジパルミトイル−5n−グリセロ−3−(N−α−Z)−グリシンエス テル C4!1H77NO8(760,11)計算値(蔦): C71,11: H1 0,21: N 1.84; 016.84実測値(%): 70.99: 1 0.15; 1.7111Z−保護基の触媒的離脱: 1.2−ジパルミトイル−5n−グリセロ−3−(N−α−Z)−グリシンエス テル(0,5モル)を、CHCIs /CHsOH/氷酢酸 300 : 80  : 20(V / V )よりなる混合物400 ml中に溶かす。5%のP d/C−触媒5gの添加後に、H2の存在で、H2−吸収が止むまで撹拌する(  H2約1.21の吸収)。
水に対して抽出し、かつクロロホルム相を溶剤から除去する。残渣をアセトンの 添加により結晶させる。結晶を吸引濾過しかつ乾燥させる。出発生成物としての 1.3−ジアシルグリセリンを用いて、1,3−誘導体を得ることができる。
相応して、ジアルキル化合物の製造時にも処置する。この際、出発生成物は1. 2−ジアルキルグリセリン及び1,3−ジアルキルグリセリンである。
アミノ基のメチル化: 相応するグリシンエステル塩酸塩(0,05モル)をジ オキサン400 ml及びアミノ酸100mr中に溶かす。バラホルムアルデヒ ド(1モル)を加えかつ撹拌及び還流下で2時間加熱する。
溶剤を真空中で除去しかつ残渣をアセトンで沈殿させる。1.2−ジパルミトイ ル−5n−3−(N、N −ツメチル)−グリシンエステル−塩酸塩が約85〜 95%の収率で得られる。
アミノ基のベルメチル化: 相応するグリシンエステル−塩酸塩(0,05モル )を2−プロパツール300m1及びCH2Cl2100m1中に溶かす。硫酸 ジメチル(0,2モル)を加えかつ撹拌下に30〜40℃でH2O200薦l中 のに2CO3(0,2モル)の溶液を滴下する。滴下後に30℃でなお60分間 更に撹拌する。CHCl5 500ml、 H2O500ml及びCHsOH6 00mlを加える。強力な振盪後にクロロホルム相から溶剤を除去しかつ残渣に アセトンを加える。白色の結晶塊を吸引濾過しかつ乾燥させる。例えば1,2− ジパルミトイル−5n−グリセロ−3−(N、N、N−トリメチル)−グリシン エステル−塩酸塩の収率は90〜95%である。
この方法により次に挙げる化合物No、 9〜14を製造する。
9)1.2−ジパルミトイル−5n−グリセロ−3−グリシンエステル、塩酸塩 C3□H72CINO6(662,4)計算値(%):C67,09; H10 ,96; N 2.12実測値(%): 66、98: to、 93; 2. 1410)1.2−ジパルミトイル−5n−グリセロ−3−N、N−ジメチル− グリシンエステル、塩酸塩C39Hフ、ClN0.(690,5)計算値(%) :C67,84; H11,10; N 2.03実測値(%): 67.71 . 10.95: 2.0211) 1. 2−ジパルミトイル−5n−グリセ ロ−3−N、N、N−1−ツメチルーグリシンエステル、クロリド C4QH7gCINO8(704,5)計算値(%):C68,19; H11 ,16; N 1.99実測値(%): 6g、07: 11.10; 1.8 712)1.2−ジヘキサデシルーsn−グリセロ−3−N、N、N−1−ツメ チルーグリノンエステル、クロリド C40H82CINO4(676,6)計算値(%):C71,01; H12 ,22; N 2.07実測値(%): 70.89: 12.14; 2.0 713)1.2−ジオレイル−グリセロ−2−N、N、N−トリメチルーグリシ ンエステル、クロリドC44H86CINO4(728,6)計算値(%)・C 72,53: H11,90; N 1.92実測値(%): 72.39;  11.85+ 1.8414) 1. 3−ジオレオイル−グリセロ−2−N、 N。
N−トリメチル−グリシンエステル、クロリドC44H82CIN06(756 ,594)計算値(%’I:C69,85; H10,93; N 1.85実 測値(%)+ 69.78: 10.82: 1.81脂質群Cの化合物の製法 : 脂質を、3−ブロム−プロパンジオール−(1,2)からアシル化によって相応 するジアシル化合物に変換しかつその後にアミノ化する。相応する1、3−化合 物は1.3−ジアシルグリセリンから2段階で(メシル化、アミノ化)自体公知 の方法で得られる。ニーチル鎖を有する化合物は、有利に自体公知の方法で、1 .2−ジアルキル−又は1,3−シアルコイル−グリセリンを経て得られる;こ の際、同様に反応は2段階でメシル化及びアミノ化を経て行なわれる。
1.2−ジパルミトイル−誘導体の製造のために、例えば次のように処置するニ ジアルコイル化合物: 3−ブロム−1,2−ブ0パンジオール(0,1モル) 、油酸(0,12モル)及び4−ジメチル−アミノピリジン(0,02モル)を テトラヒドロフラン20081中に溶かす。10〜20℃で強力な撹拌下に、C H2Cl220081中のジシクロへキシルカルボジイミド(0,12モル)の 溶液を滴下する。2時間後にアシル化は終了する。生じたジシクロヘキシル尿素 を濾別し、溶剤を真空中で除去する。生成物をクロマトグラフィーによって精製 する(それについて群Bの化合物、アシル化参照)。3−ブロム−ジパルミトイ ル−プロパンジオール−(1,2)が85〜95%の収率で得られる。
Cs5HaフBr04 (631,821)計算値(%): C66,54;  H10,69実測値(%): 66.46; 10.61アミノ化合物: 3− ブロム−ジパルミトイル−プロパンジオール−(1,2)(0,1モル)を溶剤 混合物、CHCl5/2−プロパツール/25%アンモニア水溶液 100 :  400 : 100 (v/v)500ml中で24時間50℃に加熱する。
溶剤を真空中で留去し、かつ残渣にCHCl5300■l、0.5N HCI3 00mj及びメタノール400 mlを加える。十分に振盪し、下相を分離する 。溶剤の除去後に、珪酸ゲル60(メルク、0.2−0.5mg)のクロマトグ ラフィーにかける。クロマトグラフィーのために次の溶剤混合物を使用する・C HC’ls/ CH20H/ H20500・500・40 (v/v)。1, 2−ジパルミトイル−プロパンジオール−(1,2)−3−アミノ−塩酸塩の収 率は、3−ブロモ−誘導体に対して約60%である。
相応して、出発化合物0.1モルをCHCl5/2−プロパツール/40%のメ チルアミン−、ジメチルアミン−又はトリメチルアミン−水溶液100:400 : 100 (v/v)よりなる混合物600菖!中で50℃に24時間加熱す ることによって、N−メチルアミノ塩酸塩、N、N−ジメチルアミノ塩酸塩、N 、N。
N−トリノチルアンモニオクロリドを製造する。後処理はアンモニアとの反応の ために記載したように行なう。
この溶剤混合物中で、他のアミンを相応する正に荷電された脂質、例えばジメチ ルアミノエタノール等に変換することもできる(このために同様に表示された物 質のリストを参照)。
前記の方法により次の化合物No、 15〜22を製造した。
15) 1. 2−ジパルミトイル−プロパンジオール−(1,2)−3−アミ ノ塩酸塩 Cs5H7oCINO4(604,4)計算値(%):C69,55+ H11 ,67: N 2.32実測値(%): 69.41; 11.63; 2.2 616) 1. 2−ジオレオイル−プロパンジオール−(1,2)−3−N、 N、N−トリメチル−アンモニウム−クロリド C42H80CINO4(698,6)計算値(%)IC?2.22; H11 ,54; N 2.01実測値(%): 72.03: 11.48+ 1.8 917) 1. 2−ジヘキサデシループロバンジオール−(1,2)−3−N 、N、N−トリメチル−アンモニウム−クロリド Cs5HsoCINO2(618,5)計算値(%):C73,79; H13 ,04; N 2.27実測値(%)+ 73.65; 13.01; 2.1 51g)1.2−ジパルミトイル−プロパンジオール−(1,2)−3−N、N 、N−トリメチル−アンモニウム−クロリド C31SH?6CINO4(646,5)計算値(%):C70,60; H1 1,85; N 2.1?実測値(%): 70.38; 11.76: 2. 1119) 1. 2−ジパルミトイル−プロパンジオール−(1,2)−3− N、N−ジメチルアミノ−塩酸塩C37H74CINO4(632,5)計算値 (%):C70,27; H11,79+ N 2.22実測値(%): 70 .21; 11.72; 2.1920)1.2−ジヘキサデソループロバンジ オール−(1,2)−3−N、N−ジメチル−N−ヒドロキシエチル−アンモニ ウム−クロリド C39H8゜ClN0s(648,5)計算値(%):C72,23; H12 ,75; N 2.16実測値(%) : 72.11 : 12.66 ;  2゜0921)1.2−ジオレオイル−プロパンジオール−(1,2)−3−N 、N−ツメチル−N−ヒドロキシエチルアンモニウム−クロリド C43H8゜ClN05(728,6)計算値(%):C70,89; H11 ,35: N 1.92実測値(%): 70.64+ 11.31: 1.8 922) 1. 2−ジオレイル−プロパンジオール=(1゜3)−3−N、N −ジメチル−N−ヒドロキシエチルアンモニウム−クロリド C48888CINO8(700,6)計算値(%):C73,72: H12 ,37; N 2.00実測値(%)・ 73.68 ; 12.25 ; 2 .02本発明による空リポソームの製造 第1表中に挙げた本発明によるリポソームPPGPC/N” /Chol (5 0/ 10/ 40)を製造する。
PPGPC(5ミリモル)、1,2−ジヘキサデシルーラセミ(rac)−グリ セロ−3−ホスホ−(N、 N−ジメチル−N−[N’、N’、N’ −トリメ チルエチル−アミノ])−エチル−アンモニウムクロリド(1ミリモル)及びコ レステリン(4ミリモル)を、3種の成分に均質な混合を達成するために、CH 2Cl25011又はCHCl350g/中に加熱下に溶解する。
溶剤を真空中で除去し、微分配の脂質薄膜に水性緩衝液(全ての生理学的に使用 可能な溶剤を使用することができる)250i/を加える。引続き混合物を徐々 の回転下で60分間50℃で保つ(一般に脂質の主変換温度の約5℃以上)。
ところで予備加熱した脂質懸濁液をフレンチ−プレス(アミコ社、シルバー・ス プリング、USA)の圧力セルに移す。フレンチ−ブレスは水圧機及び最大充填 容量40m1を有する鋼製の標準圧力セルより成る。
圧力セルの密閉後に圧力を20000 psiに高め、リポソーム分散液を一定 の圧力下で狭い排出口を通して圧縮する。工程は少なくとも3回繰り返えされる 。リポソーム分散液の遠心分離(ツルバール、RC−58:5℃、27000g で30分M)後に上澄を沈殿から取り去る。この時に、種々の試験に使用される リポソームが得られる。
肝臓に移送されるべき水溶性作用物質を有する本発明によるリポソームの製造 PPGPC(5ミリモル)、1.2−ジヘキサデシルーラセミ(rac)−グリ セロ−3−ホスホ−(N、N−ジメチル−[N’、N’、N’ −トリメチルエ チルーアミノ])−エチル−アンモニウムクロリド(1ミリモル)及びコレステ リン(4ミリモル)を、3種成分の均質な混合を達成するために、CHCH2C l25O又はCHC1a50mA’中に加熱下で溶解する。溶剤を真空中で除去 しかつ微分配の脂質薄膜に水性緩衝液(全ての生理学的に使用可能な溶剤を使用 することができる)250++7を加える。引続き混合物を徐々の回転下で60 分間50℃で保つ(一般に脂質の主変換温度の約5℃以上)。ところで予備加熱 した脂質懸濁液をフレンチ−ブレス(アミコ社、シルバー・スプリング、USA )の圧力セルに移す。フレンチ−プレスは水圧機及び最大充填容量40m1を有 する鋼製の標準受圧器より成る。圧力セルの密閉後に圧力を20000pSiに 高め、リポソーム分散液を一定の圧力下で狭い排出口を通して圧縮する。工程は 少な(とも3回繰り返される。リポソーム分散液の遠心分離(ツルバール、RC −5B ; 5℃、27000gで30分間)後、上澄を沈殿から取り去る。こ の時に種々の試験に使用されるリポソームを得る。
この脂質懸濁液に、MAF (マクロファージ・アクチベイティング・ファクタ ー(llakrophage ActivatingFactor)を70μg /meの蛋白質濃度で含有する塩化ナトリウムの0.9%の溶液5Qm/を加え る。この混合物を空リポソームの製造と同様にして圧力セル中で処置する。引続 いての遠心分離後に上澄を沈殿から取り去り、セフ70−ス(Sepharos e)C1−48(L KB−ファルマシア(Pharsacia) 、ゲル末技 70 cm)のゲルクロマトグラフィーにかける。それによって本発明によるリ ポソーム中に封入されないMAFは封入されたMAFからきれいに分離される。
後者はリポソームの大きさに基づき封入されなかったMAFよりも明らかに僅少 な溶離液量を必要とする(MW30000)。リポソームは、使用のために濃縮 されかつ滅菌濾過される。
要 約 書 新規のリポソーム構造体が記載されており、これは、それが、一般式(I): [式中R1は各々14〜18個のC−原子を有するアルコイル又はアルキル、オ レオイル又はオレイルを表わし、R2はR1と同じ意味を有しくしかしR1はR 2と同一であってはならない)、かつ更にPNNを表わしてよく、ここで、A= −N+H3、−N+H2CH3、N ”H(CH11)2 、N ”(CHs) sを表わし、Rs =−0−R1、OPNN。
−0−G I Y、N+H8、N+H,CH3、N ”H(CHS)2又はN” (CHs)sを表わし、RはR1、R2又はR3のために挙げた意味の1つを有 し、かつnは0〜3の整数、かつ殊に0を表わすが、分子は正の電荷を有する前 記の基の1つを含有することを条件とする]の正の過剰電荷を有する化合物受な くとも1モル%を含有することを特徴とする本発明によるリポソームは、その臓 器特異性の挙動に基づき、1種又は数種の肝臓活性の作用物質を本発明によるリ ポソーム中に封入して含有する臓器肝臓における疾患の治療のための薬剤調製物 中の薬物担体として極めて好適である。
閏腔揖審磐失 1ms+wknal A□2にπ/肝91100796国際調査報告 EP 9100796 SA 46B22

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中R1は各々14〜18個のC− 原子を有するアルコイル又はアルキル、オレオイル又はオレイルを表わし、R2 はR1と同一の意味を有し(しかしR1はR2と同一であってはならない)かつ 、更にPNN ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼を表わしてよく、ここで、A=−N+H 3、−N+H2CH3、−N+H(CH3)2、N+(CH3)3を表わし、R 3=−O−R1、−O−PNN、−O−Gly、N+H3、N+H2CH3、N +H(CH3)2又はN+(CH3)3を表わし、RはR1、R2又はR3のた めに挙げた意味の1つを有し、かつnは0〜3の整数であるが、分子は正電荷を 有する前記の基の1つを含有することを条件とする]の正の過剰電荷を有する化 合物少なくとも1モル%を含有することを特徴とするリボソーム。
  2. 2.式(I)中のnが0である、請求項1によるリボソーム。
  3. 3.それが、式(I)の化合物1〜30モル%を含有する、請求項1又は2によ るリポソ−ム。
  4. 4.それが、式(I)の化合物5〜15モル%を含有する、請求項1〜3の1項 によるリポソ−ム。
  5. 5.リボソームは、請求項1に記載の一般式(I)[式中R1、R2、R3、R 及びnは請求項1で挙げたものである]の正の過剰電荷を有する化合物少なくと も1モル%を含有する、肝臟に移送されるべきでありかつリボソーム中に封入さ れている1種又は数種の作用物質を含有する肝臓病の治療のための薬剤調製物。
  6. 6.式(I)中のnが0である、請求項5に記載の薬剤調製物。
  7. 7.リボソームは、式(I)の化合物1〜30モル%を含有する、請求項5又は 6に記載の薬剤調製物。
  8. 8.リボソームは、式(I)の化合物5〜15モル%を含有する、請求項5から 7のいずれか1項に記載の薬剤調製物。
  9. 9.肝臓域の疾患の治療のための薬剤の製造のための、請求項1に記載の一般式 (I)[式中R1、R2、R3、R及びnは請求項1又は2に記載のものである ]の化合物の使用。
  10. 10.一般式(I)の化合物少なくとも1モル%を他のリボソ−ム成分と一緒に 、一般式(I)の化合物と一緒に100モル%になる量で、脂質懸濁液に変え、 この脂質懸濁液を予備加熱し、かつこのように予備加熱された脂質懸濁液を、次 いで圧縮及び遠心分離によって自体公知の方法でリボソームに変えることを特徴 とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のリボソームの製法。
  11. 11.一般式(I)の化合物少なくとも1モル%を含有する本発明によるリボソ ームの製造のために請求項10に記載の方法により作業し、かつ水に不溶性の作 用物質の封入のために作用物質を脂質と一緒に溶解し、かつ水溶性の作用物質の 封入のために脂質薄膜に水溶性の作用物質を含有する水性の緩衝液を加えること を特徴とする、請求項5〜8のいずれか1項に記載の薬剤調製物の製法。
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