JPH0551074A - 容器の蓋 - Google Patents
容器の蓋Info
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- JPH0551074A JPH0551074A JP3088733A JP8873391A JPH0551074A JP H0551074 A JPH0551074 A JP H0551074A JP 3088733 A JP3088733 A JP 3088733A JP 8873391 A JP8873391 A JP 8873391A JP H0551074 A JPH0551074 A JP H0551074A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 半開きとなった容器の蓋は容器内に給湯され
た湯気により温められて、自動的に容器を密閉すること
ができる。 【構成】 基材層2/接着層3/金属層4/ヒートシー
ル性樹脂層5の積層物よりなり、容器の封緘に用いら
れ、引張り部を端部に備えている蓋1において、前記基
材層2が内部に微細なボイド8を多数有する延伸樹脂フ
ィルムの単独層又は内部に微細なボイド8を多数有する
延伸樹脂フィルムを含む積層シート6よりなる層にて形
成し、前記引張り部の形成されている位置が基材層2を
昇温速度10℃/分で5分かけて30℃の温度から80
℃の温度にまで昇温させたときの熱膨張率の大きい方向
に合致させて設けられていることを特徴とする容器の蓋
1。
た湯気により温められて、自動的に容器を密閉すること
ができる。 【構成】 基材層2/接着層3/金属層4/ヒートシー
ル性樹脂層5の積層物よりなり、容器の封緘に用いら
れ、引張り部を端部に備えている蓋1において、前記基
材層2が内部に微細なボイド8を多数有する延伸樹脂フ
ィルムの単独層又は内部に微細なボイド8を多数有する
延伸樹脂フィルムを含む積層シート6よりなる層にて形
成し、前記引張り部の形成されている位置が基材層2を
昇温速度10℃/分で5分かけて30℃の温度から80
℃の温度にまで昇温させたときの熱膨張率の大きい方向
に合致させて設けられていることを特徴とする容器の蓋
1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱湯を容器内に注いで
一定時間保持した後に食される、即席のカップ麺、カッ
プしるこ、カップスープ、カップ味噌汁などのインスタ
ント食品の容器の熱シールに用いられる蓋に関する。
一定時間保持した後に食される、即席のカップ麺、カッ
プしるこ、カップスープ、カップ味噌汁などのインスタ
ント食品の容器の熱シールに用いられる蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、即席カップ麺に代表されるインス
タント食品は、熱湯を容器内に注ぎ、数分間(1〜5分
間)待つだけで食することができるので、その手軽さが
受けて、独身者、工場夜勤者、単身赴任者、学生などに
大量に食されている。このようなインスタント食品を食
するには、例えば、即席カップ麺の場合について具体的
に説明すると、先ず購入した際に包装されている透明の
シュリンク包装フィルムを取り去り、次に、容器に熱シ
ール(熱封緘)された蓋の引張り部を指で摘んで引き上
げて、該蓋の約1/3〜1/2を容器より引き剥がす。
次いで、容器内の麺以外の具やスープの入った袋を指で
切り裂き、麺の上に置き、これに熱湯を注ぐ。熱湯を注
ぎ終わった後、前記引き剥がされた蓋の部分を容器上端
のフランジ部に重ねて蓋を閉じ、この蓋の上に該蓋が捲
れ上がって開かないように重しをするか、又はテープで
止める等して容器内の熱が逃げないようして熱効率を高
め、かつ、これにより内容物を蒸らしている。そして、
所定時間(1〜5分間)が経過した後、蓋の上の重し等
を取り去り、捲れ上がった蓋を引張って、該蓋を容器よ
り完全に引き剥がして取り去り、これによって蒸らし終
わった内容物を食することができる。
タント食品は、熱湯を容器内に注ぎ、数分間(1〜5分
間)待つだけで食することができるので、その手軽さが
受けて、独身者、工場夜勤者、単身赴任者、学生などに
大量に食されている。このようなインスタント食品を食
するには、例えば、即席カップ麺の場合について具体的
に説明すると、先ず購入した際に包装されている透明の
シュリンク包装フィルムを取り去り、次に、容器に熱シ
ール(熱封緘)された蓋の引張り部を指で摘んで引き上
げて、該蓋の約1/3〜1/2を容器より引き剥がす。
次いで、容器内の麺以外の具やスープの入った袋を指で
切り裂き、麺の上に置き、これに熱湯を注ぐ。熱湯を注
ぎ終わった後、前記引き剥がされた蓋の部分を容器上端
のフランジ部に重ねて蓋を閉じ、この蓋の上に該蓋が捲
れ上がって開かないように重しをするか、又はテープで
止める等して容器内の熱が逃げないようして熱効率を高
め、かつ、これにより内容物を蒸らしている。そして、
所定時間(1〜5分間)が経過した後、蓋の上の重し等
を取り去り、捲れ上がった蓋を引張って、該蓋を容器よ
り完全に引き剥がして取り去り、これによって蒸らし終
わった内容物を食することができる。
【0003】このようなインスタント食品に使用される
容器としては、通常、保温性の良好な、ポリスチレンペ
ーパー、ハイインパクトポリスチレンシート、ナイロン
とポリエチレンとの積層シートをプラグアシスト真空成
形或いは圧空成形してカップ状としたもの、型内ビーズ
発泡成形して得られる発泡ポリスチレン製カップ、ポリ
プロピレンを射出成形して得た容器などが用いられてい
る。また、上記容器に用いられる蓋としては、図5に示
すような、表面に印刷14が施されている上質紙を基材
層2とし、これに低密度ポリエチレン、エチレン・アク
リル酸共重合体の溶融樹脂フィルムを押出コーティング
した接着剤層3、又はウレタン系やポリエステル系の液
状接着剤(いわゆるアンカーコート剤)を塗布した接着
剤層3、これに肉厚6〜15μmのアルミニウム箔を貼
合せたアルミニウム箔層4、更にこのアルミニウム箔層
の上に低密度ポリエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重
合体の低融点(80〜135℃)樹脂を押出ラミネート
又は溶剤に溶かして塗工したヒートシール層5よりな
る、ヒートシール性を付与した四層構造の積層シート6
が使用されていた。
容器としては、通常、保温性の良好な、ポリスチレンペ
ーパー、ハイインパクトポリスチレンシート、ナイロン
とポリエチレンとの積層シートをプラグアシスト真空成
形或いは圧空成形してカップ状としたもの、型内ビーズ
発泡成形して得られる発泡ポリスチレン製カップ、ポリ
プロピレンを射出成形して得た容器などが用いられてい
る。また、上記容器に用いられる蓋としては、図5に示
すような、表面に印刷14が施されている上質紙を基材
層2とし、これに低密度ポリエチレン、エチレン・アク
リル酸共重合体の溶融樹脂フィルムを押出コーティング
した接着剤層3、又はウレタン系やポリエステル系の液
状接着剤(いわゆるアンカーコート剤)を塗布した接着
剤層3、これに肉厚6〜15μmのアルミニウム箔を貼
合せたアルミニウム箔層4、更にこのアルミニウム箔層
の上に低密度ポリエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重
合体の低融点(80〜135℃)樹脂を押出ラミネート
又は溶剤に溶かして塗工したヒートシール層5よりな
る、ヒートシール性を付与した四層構造の積層シート6
が使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなイ
ンスタント食品容器の蓋は、容器の蓋を一部開いて熱湯
を注ぐと、熱湯の湯気が蓋の内側のアルミニウム層を介
して基材の上質紙を加熱し、上質紙中の水分を放出する
結果、上質紙が収縮し、蓋が上方にカールして反り返る
(図6参照)。従って、この種の熱湯で調理するインス
タント食品容器の蓋は、従来、熱湯を注いだ後に、開封
した蓋の部分に重し等によって容器の蓋を閉じておかな
ければならないといった手間が必要であった。
ンスタント食品容器の蓋は、容器の蓋を一部開いて熱湯
を注ぐと、熱湯の湯気が蓋の内側のアルミニウム層を介
して基材の上質紙を加熱し、上質紙中の水分を放出する
結果、上質紙が収縮し、蓋が上方にカールして反り返る
(図6参照)。従って、この種の熱湯で調理するインス
タント食品容器の蓋は、従来、熱湯を注いだ後に、開封
した蓋の部分に重し等によって容器の蓋を閉じておかな
ければならないといった手間が必要であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】[発明の概要]本発明者
らは、上記問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、金属
箔の外側に湯気の温度によって金属箔よりも大きく熱膨
張することができ、しかも、その熱膨張も該蓋が内側に
カールを及ぼす程までには大きくない程度のものとし
て、特定な構造の、特定の物性を備える延伸樹脂フィル
ムを用いて貼り合わせれば、容器の蓋を自動的に閉じさ
せることができるとの知見を得て本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明の容器の蓋は、基材層/接着層
/金属層/ヒートシール性樹脂層の積層シートよりな
り、容器の封緘に用いられる蓋であって、かつ、該蓋が
前記ヒートシール性樹脂層を介して、容器に熱融着され
た際に、該容器から蓋の引き剥がしを容易とするための
引張り部を端部に備えている蓋において、前記基材層が
内部に微細なボイドを多数有する延伸樹脂フィルムの単
独層又は内部に微細なボイドを多数有する延伸樹脂フィ
ルムを含む積層シートよりなる層にて形成し、前記引張
り部の形成されている位置が基材層を昇温速度10℃/
分で5分かけて30〜80℃の温度にまで昇温させたと
きの熱膨張率の大きい方向に合致させて設けられている
ことを特徴とするものである。
らは、上記問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、金属
箔の外側に湯気の温度によって金属箔よりも大きく熱膨
張することができ、しかも、その熱膨張も該蓋が内側に
カールを及ぼす程までには大きくない程度のものとし
て、特定な構造の、特定の物性を備える延伸樹脂フィル
ムを用いて貼り合わせれば、容器の蓋を自動的に閉じさ
せることができるとの知見を得て本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明の容器の蓋は、基材層/接着層
/金属層/ヒートシール性樹脂層の積層シートよりな
り、容器の封緘に用いられる蓋であって、かつ、該蓋が
前記ヒートシール性樹脂層を介して、容器に熱融着され
た際に、該容器から蓋の引き剥がしを容易とするための
引張り部を端部に備えている蓋において、前記基材層が
内部に微細なボイドを多数有する延伸樹脂フィルムの単
独層又は内部に微細なボイドを多数有する延伸樹脂フィ
ルムを含む積層シートよりなる層にて形成し、前記引張
り部の形成されている位置が基材層を昇温速度10℃/
分で5分かけて30〜80℃の温度にまで昇温させたと
きの熱膨張率の大きい方向に合致させて設けられている
ことを特徴とするものである。
【0006】[発明の具体的説明] [I] 容器の蓋 (1) 構 造 本発明の容器の蓋1は、図1に示すように、基本的に下
記に示す基材層2/接着層3/金属層4/ヒートシール
性樹脂層5の各構成層からなる積層シート6より構成さ
れている。 (a) 基材層 本発明の容器の蓋1において用いられる基材層2として
は、図1に示すように、無機微細粉末7を含む熱可塑性
樹脂フィルム2aを該樹脂の融点より低い温度で延伸し
て得られるフィルム内部に微細なボイド8を多数有する
延伸樹脂フィルム2a単独、又は、該延伸樹脂フィルム
2aと他の樹脂フィルム2b,2cとを積層した積層フ
ィルム2である。このような基材層2は、具体的には無
機微細粉末7を含有する二軸延伸樹脂微多孔フィルム2
a、該二軸延伸樹脂フィルムをコア層とし、その片面又
は両面に無機微細粉末7を含有する一軸延伸樹脂微多孔
フィルム2b,2c(特公昭46−40794号、特公
昭63−1183号公報)が積層された多層構造の延伸
樹脂フィルム2(図1参照)を挙げることができる。も
ちろん、本発明の容器の蓋1の自閉性を損なわない限り
で、無機微細粉末7が含有されていない樹脂フィルムを
積層したものであっても良い。例えば、印刷に高光沢を
付与するために、印刷が施されるべき基材層2の表面側
に肉厚が0.2〜8μmの実質的に無機微細粉末7を含
有していない(0〜3重量%)樹脂フィルム層を形成さ
せることができる。
記に示す基材層2/接着層3/金属層4/ヒートシール
性樹脂層5の各構成層からなる積層シート6より構成さ
れている。 (a) 基材層 本発明の容器の蓋1において用いられる基材層2として
は、図1に示すように、無機微細粉末7を含む熱可塑性
樹脂フィルム2aを該樹脂の融点より低い温度で延伸し
て得られるフィルム内部に微細なボイド8を多数有する
延伸樹脂フィルム2a単独、又は、該延伸樹脂フィルム
2aと他の樹脂フィルム2b,2cとを積層した積層フ
ィルム2である。このような基材層2は、具体的には無
機微細粉末7を含有する二軸延伸樹脂微多孔フィルム2
a、該二軸延伸樹脂フィルムをコア層とし、その片面又
は両面に無機微細粉末7を含有する一軸延伸樹脂微多孔
フィルム2b,2c(特公昭46−40794号、特公
昭63−1183号公報)が積層された多層構造の延伸
樹脂フィルム2(図1参照)を挙げることができる。も
ちろん、本発明の容器の蓋1の自閉性を損なわない限り
で、無機微細粉末7が含有されていない樹脂フィルムを
積層したものであっても良い。例えば、印刷に高光沢を
付与するために、印刷が施されるべき基材層2の表面側
に肉厚が0.2〜8μmの実質的に無機微細粉末7を含
有していない(0〜3重量%)樹脂フィルム層を形成さ
せることができる。
【0007】無機微細粉末 上記無機微細粉末としては、焼成クレイ、炭酸カルシウ
ム、珪藻土、酸化チタン、パームキュライト、タルクな
どを挙げることができ、該無機微細粉末は、粒径が一般
に0.03〜15μm、好ましくは0.1〜5μmのも
のが用いられる。
ム、珪藻土、酸化チタン、パームキュライト、タルクな
どを挙げることができ、該無機微細粉末は、粒径が一般
に0.03〜15μm、好ましくは0.1〜5μmのも
のが用いられる。
【0008】熱可塑性樹脂 上記熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブデ
ン−1共重合体、エチレン・4−メチルペンテン−1共
重合体、プロピレン・エチレン・ブデン−1共重合体、
ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン
−6、ナイロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイロ
ン−6,12などを挙げることができる。
レン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブデ
ン−1共重合体、エチレン・4−メチルペンテン−1共
重合体、プロピレン・エチレン・ブデン−1共重合体、
ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン
−6、ナイロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイロ
ン−6,12などを挙げることができる。
【0009】延 伸 上記無機微細粉末を含む熱可塑性樹脂フィルムは該樹脂
の融点より低い温度で延伸される。この時の延伸倍率は
一方向又は二方向にそれぞれ1.3〜15倍、好ましく
は3.5〜10倍である。延伸軸数は一軸又は二軸であ
る。
の融点より低い温度で延伸される。この時の延伸倍率は
一方向又は二方向にそれぞれ1.3〜15倍、好ましく
は3.5〜10倍である。延伸軸数は一軸又は二軸であ
る。
【0010】物 性 <ボイド>本発明の容器の蓋において、基材層2に用い
られる延伸樹脂フィルムは、無機微細粉末7を核に微細
なボイド(空隙率)8を多数有している。このような延
伸樹脂フィルムは次式で計算された空隙率を4〜60
%、好ましくは8〜50%有している。 空隙率=〔(ρ0 −ρ)/ρ0 〕×100 ρ0 :延伸前のフィルムの密度 ρ :延伸後のフィルムの密度 <熱膨張率>本発明の容器の蓋においては基材層の熱膨
張率(Le )が重要である。このような基材層の熱膨張
率は、真空理工(株)製の熱機械分析装置“TM−70
00“(商品名)を用い、幅:5mm、スパン長さ:3
0mm(L0 )の試験片を昇温速度10℃/分で5分間
かけて30℃の温度から80℃の温度にまで昇温させ、
その80℃の温度の時の試験片のスパン長さ(L)を測
定し、次式で求めた値(TMA法)が示される。 熱膨脹率=〔(L−L0 )/L0 〕×100 この熱膨張率の値は0.40〜1.0%,好ましくは
0.55〜0.85%で有る。この熱膨張率の値が1.
0%を超えると、図7にて示すように、容器内に熱湯を
注いだ後の蓋の自閉性の速さが速すぎて、内容物が蒸ら
し終わる前(カップ麺が食べ頃となる以前)に自閉し過
ぎた蓋の引っ張り部が過度に内側に巻き込まれて、容器
9と蓋1との間に隙間10が生じてしまう。また、熱膨
張率の値が0.40%未満の場合には、自閉にかかる時
間が遅すぎて(90秒〜3分間かかり)、食べる人に苛
立ちを与える。基材層のTMA法により求められた熱膨
張率の値は、延伸樹脂フィルムの素材樹脂の熱膨張率か
ら延伸樹脂フィルムの熱収縮率を差し引いた値である。
られる延伸樹脂フィルムは、無機微細粉末7を核に微細
なボイド(空隙率)8を多数有している。このような延
伸樹脂フィルムは次式で計算された空隙率を4〜60
%、好ましくは8〜50%有している。 空隙率=〔(ρ0 −ρ)/ρ0 〕×100 ρ0 :延伸前のフィルムの密度 ρ :延伸後のフィルムの密度 <熱膨張率>本発明の容器の蓋においては基材層の熱膨
張率(Le )が重要である。このような基材層の熱膨張
率は、真空理工(株)製の熱機械分析装置“TM−70
00“(商品名)を用い、幅:5mm、スパン長さ:3
0mm(L0 )の試験片を昇温速度10℃/分で5分間
かけて30℃の温度から80℃の温度にまで昇温させ、
その80℃の温度の時の試験片のスパン長さ(L)を測
定し、次式で求めた値(TMA法)が示される。 熱膨脹率=〔(L−L0 )/L0 〕×100 この熱膨張率の値は0.40〜1.0%,好ましくは
0.55〜0.85%で有る。この熱膨張率の値が1.
0%を超えると、図7にて示すように、容器内に熱湯を
注いだ後の蓋の自閉性の速さが速すぎて、内容物が蒸ら
し終わる前(カップ麺が食べ頃となる以前)に自閉し過
ぎた蓋の引っ張り部が過度に内側に巻き込まれて、容器
9と蓋1との間に隙間10が生じてしまう。また、熱膨
張率の値が0.40%未満の場合には、自閉にかかる時
間が遅すぎて(90秒〜3分間かかり)、食べる人に苛
立ちを与える。基材層のTMA法により求められた熱膨
張率の値は、延伸樹脂フィルムの素材樹脂の熱膨張率か
ら延伸樹脂フィルムの熱収縮率を差し引いた値である。
【0011】<引張弾性率>基材層の引張り部が設けら
れた方向の基材層の引張弾性率(JIS−K7113)
は、10,000〜45,000kg/cm2 、好まし
くは15,000〜30,000kg/cm2 である。
基材層は延伸により配向がフィルムにかかっているの
で、弾性率が無延伸樹脂フィルムのそれよりも高い値を
示す。それ故、基材層の肉厚を薄くすることができる。
れた方向の基材層の引張弾性率(JIS−K7113)
は、10,000〜45,000kg/cm2 、好まし
くは15,000〜30,000kg/cm2 である。
基材層は延伸により配向がフィルムにかかっているの
で、弾性率が無延伸樹脂フィルムのそれよりも高い値を
示す。それ故、基材層の肉厚を薄くすることができる。
【0012】肉 厚 本発明の容器の蓋に用いられる基材層の肉厚は、一般に
15〜180μm、好ましくは40〜100μmであ
る。
15〜180μm、好ましくは40〜100μmであ
る。
【0013】(b) 接着剤層 本発明の容器の蓋において前記基材層と後記アルミニウ
ム箔などの金属層とを貼り合わせるために積層される接
着剤層としては、ウレタンプレポリマー、液状ポリエス
テル、イソシアネート系、ポリエステルイソシアネート
系、ポリエーテルイソシアネート系、ポリエチレンイミ
ン系、有機チタネート系などのアンカーコート剤、低密
度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸共重合体などのホットメルト接着剤を
挙げることができる。塗布型の接着剤は1〜20g/m
2 、好ましくは2〜6g/m2 の量で用いられる。ホッ
トメルト接着剤は溶融押出ラミネートされ、8〜30μ
mの厚みで使用される。このような接着剤層は一般に1
〜30μm、好ましくは2〜15μmの厚みで使用され
る。
ム箔などの金属層とを貼り合わせるために積層される接
着剤層としては、ウレタンプレポリマー、液状ポリエス
テル、イソシアネート系、ポリエステルイソシアネート
系、ポリエーテルイソシアネート系、ポリエチレンイミ
ン系、有機チタネート系などのアンカーコート剤、低密
度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸共重合体などのホットメルト接着剤を
挙げることができる。塗布型の接着剤は1〜20g/m
2 、好ましくは2〜6g/m2 の量で用いられる。ホッ
トメルト接着剤は溶融押出ラミネートされ、8〜30μ
mの厚みで使用される。このような接着剤層は一般に1
〜30μm、好ましくは2〜15μmの厚みで使用され
る。
【0014】(c) 金属層 本発明の容器の蓋において用いられる金属層としては、
肉厚が通常3〜25μmの、アルミニウム箔や鉄箔など
の金属箔を挙げることができる。特に肉厚が6〜15μ
mのアルミニウム箔を用いることが取扱い面と経済的な
理由から好んで用いられる。また、経済的な面から、通
常金属箔の肉厚は基材層よりも薄い肉厚で用いられる。
肉厚が通常3〜25μmの、アルミニウム箔や鉄箔など
の金属箔を挙げることができる。特に肉厚が6〜15μ
mのアルミニウム箔を用いることが取扱い面と経済的な
理由から好んで用いられる。また、経済的な面から、通
常金属箔の肉厚は基材層よりも薄い肉厚で用いられる。
【0015】(d) ヒートシール性樹脂層 本発明における容器と蓋との熱封緘に用いられるヒート
シール性樹脂としては、該基材層を構成する樹脂の融点
よりも低い融点の樹脂が用いられる。このようなヒート
シール性樹脂の具体例としては、低密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体(好ましくは酢酸ビニル含量が12重量%以下のエチ
レン・酢酸ビニル共重合体)、エチレン・アクリル酸共
重合体(好ましくはエチレン含量が65〜94重量%の
エチレン・アクリル酸共重合体)、エチレン・メタクリ
ル酸アルキルエステル共重合体、アイオノマー(エチレ
ン・アクリル酸共重合体の金属塩、エチレン・メタクリ
ル酸共重合体の金属塩)、エチレン・プロピレン共重合
体、エチレン・プロピレン・ブテン−1共重合体、塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体などを挙げることができ
る。該ヒートシール性樹脂はアルミニウム箔などの金属
シート上に押出ラミネートコートしても良いし、溶剤に
これら樹脂を溶解し、コーターを用いてアルミニウム箔
上にコーティングし、乾燥して、ヒートシール性樹脂層
を設けても良い。該ヒートシール性樹脂層の肉厚は2〜
50μm、好ましくは3〜40μmである。このような
ヒートシール性樹脂を用いて行なわれる容器と蓋との熱
封緘は、該容器内の食品の保存期間を長くすることがで
きる。
シール性樹脂としては、該基材層を構成する樹脂の融点
よりも低い融点の樹脂が用いられる。このようなヒート
シール性樹脂の具体例としては、低密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体(好ましくは酢酸ビニル含量が12重量%以下のエチ
レン・酢酸ビニル共重合体)、エチレン・アクリル酸共
重合体(好ましくはエチレン含量が65〜94重量%の
エチレン・アクリル酸共重合体)、エチレン・メタクリ
ル酸アルキルエステル共重合体、アイオノマー(エチレ
ン・アクリル酸共重合体の金属塩、エチレン・メタクリ
ル酸共重合体の金属塩)、エチレン・プロピレン共重合
体、エチレン・プロピレン・ブテン−1共重合体、塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体などを挙げることができ
る。該ヒートシール性樹脂はアルミニウム箔などの金属
シート上に押出ラミネートコートしても良いし、溶剤に
これら樹脂を溶解し、コーターを用いてアルミニウム箔
上にコーティングし、乾燥して、ヒートシール性樹脂層
を設けても良い。該ヒートシール性樹脂層の肉厚は2〜
50μm、好ましくは3〜40μmである。このような
ヒートシール性樹脂を用いて行なわれる容器と蓋との熱
封緘は、該容器内の食品の保存期間を長くすることがで
きる。
【0016】(2) 引張り部 本発明の容器の蓋1においては、図2にて示すように、
蓋1を引き剥がすための引張り部11が設けられている
が、その形成位置が本発明においては重要である。該蓋
1の引張り部11は、蓋1の引き剥がし方向αと合致す
るので、蓋1の自閉性を促進させることから、前記基材
層2の熱膨張率の値が大きい方向βに合致させて設ける
ことが望ましい。該蓋1の引張り部11を熱膨張率の値
の小さい方向γに合致させて設けると自閉性が低下す
る。しかしながら、基材層2よりなる積層シート6から
該蓋1をトリミングするのであるから、材料ロスを少な
くするために図4に示すように大きい熱収縮率を示す方
向βに対し、45度の角度以内の角度θであるならば、
自閉性は若干低下する程度で蓋1の自閉性を保持するこ
とができる。
蓋1を引き剥がすための引張り部11が設けられている
が、その形成位置が本発明においては重要である。該蓋
1の引張り部11は、蓋1の引き剥がし方向αと合致す
るので、蓋1の自閉性を促進させることから、前記基材
層2の熱膨張率の値が大きい方向βに合致させて設ける
ことが望ましい。該蓋1の引張り部11を熱膨張率の値
の小さい方向γに合致させて設けると自閉性が低下す
る。しかしながら、基材層2よりなる積層シート6から
該蓋1をトリミングするのであるから、材料ロスを少な
くするために図4に示すように大きい熱収縮率を示す方
向βに対し、45度の角度以内の角度θであるならば、
自閉性は若干低下する程度で蓋1の自閉性を保持するこ
とができる。
【0017】(3) 肉 厚 前記積層シート6よりなる蓋1の肉厚は一般に40〜2
00μm、経済的には60〜150μmである。
00μm、経済的には60〜150μmである。
【0018】[II] 蓋付容器の製造 (1) ヒートシール 前記の如く形成した本発明の容器の蓋1となる、基本的
に基材層2/接着層3/金属層4/ヒートシール性樹脂
層5からなる積層シート6を、内部に乾麺12、具13
を入れた容器9上に載せて、通常100〜160℃、好
ましくは120〜140℃の温度で0.1〜3秒で熱シ
ールされる。 (2) 引張り部の形成 上記積層シート6に熱シールした容器9を個別の容器9
毎に切り離し、引張り部11を形成するために、一部に
突出部11が形成された略円形状(例えば直径150m
mに対して突出部11(引張り部)10mm程度)の蓋
1がトリミングされる。 (3) シュリンク包装 次いで、このようにして得られた密閉容器をシュリンク
包装して商品が形成される。
に基材層2/接着層3/金属層4/ヒートシール性樹脂
層5からなる積層シート6を、内部に乾麺12、具13
を入れた容器9上に載せて、通常100〜160℃、好
ましくは120〜140℃の温度で0.1〜3秒で熱シ
ールされる。 (2) 引張り部の形成 上記積層シート6に熱シールした容器9を個別の容器9
毎に切り離し、引張り部11を形成するために、一部に
突出部11が形成された略円形状(例えば直径150m
mに対して突出部11(引張り部)10mm程度)の蓋
1がトリミングされる。 (3) シュリンク包装 次いで、このようにして得られた密閉容器をシュリンク
包装して商品が形成される。
【0019】[III] 給 湯 半ば開封された蓋1は、給湯された湯気により加熱さ
れ、蓋1を構成する素材の金属層4の熱膨脹に基材層2
の熱膨張の方が勝り、そのバイメタル効果により自動的
に蓋1が元の位置の状態(図2参照)に戻って容器9を
密閉することができる。
れ、蓋1を構成する素材の金属層4の熱膨脹に基材層2
の熱膨張の方が勝り、そのバイメタル効果により自動的
に蓋1が元の位置の状態(図2参照)に戻って容器9を
密閉することができる。
【0020】
実施例1基材層の製造 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レン(融点約164〜167℃)81重量%に、高密度
ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カ
ルシウム16重量%を混合した組成物(A)を270℃
に設定した押出機にて混練した後、シート状に押し出
し、冷却装置により冷却して、無延伸シートを得た。そ
して、このシートを150℃の温度にまで再度加熱した
後、縦方向に5倍延伸した。 (2) MIが0.4のポリプロピレン(融点約164〜1
67℃)54重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カル
シウム46重量%を混合した組成物(B)を別の押出機
にて混練させた後、これをダイよりシート状に押し出
し、これを(1) の5倍延伸フィルムの両面に積層し、三
層構造の積層フィルムを得た。次いで、この三層構造の
積層フィルムを60℃まで冷却した後、再び約175℃
の温度にまで加熱して、テンターを用いて横方向に7.
5倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処理して、
60℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして三層構
造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の、肉厚80μm
(B/A/B=20μm/40μm/20μm)の基材
層を得た。また、各層のボイド率は、(B/A/B=
4.6%/13.9%/4.6%)であった。
レン(融点約164〜167℃)81重量%に、高密度
ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カ
ルシウム16重量%を混合した組成物(A)を270℃
に設定した押出機にて混練した後、シート状に押し出
し、冷却装置により冷却して、無延伸シートを得た。そ
して、このシートを150℃の温度にまで再度加熱した
後、縦方向に5倍延伸した。 (2) MIが0.4のポリプロピレン(融点約164〜1
67℃)54重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カル
シウム46重量%を混合した組成物(B)を別の押出機
にて混練させた後、これをダイよりシート状に押し出
し、これを(1) の5倍延伸フィルムの両面に積層し、三
層構造の積層フィルムを得た。次いで、この三層構造の
積層フィルムを60℃まで冷却した後、再び約175℃
の温度にまで加熱して、テンターを用いて横方向に7.
5倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処理して、
60℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして三層構
造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の、肉厚80μm
(B/A/B=20μm/40μm/20μm)の基材
層を得た。また、各層のボイド率は、(B/A/B=
4.6%/13.9%/4.6%)であった。
【0021】蓋の製造 上記基材層の表面に印刷を施し、更にこの裏面側にウレ
タンプレポリマーのアンカーコート剤を3g/m2 とな
るように塗布し、これに肉厚が6μmのアルミニウム箔
をラミネートした。このラミネート物のアルミニウム箔
側に、エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量
5.4重量%)を200℃で押出ラミネート(肉厚22
μm)した後に冷却した。これをシートの送り方向(M
D方向)に引っ張り部が形成されるようにトリミング
し、略円形状の蓋を得た(直径150mm、引っ張り部
10mm)。
タンプレポリマーのアンカーコート剤を3g/m2 とな
るように塗布し、これに肉厚が6μmのアルミニウム箔
をラミネートした。このラミネート物のアルミニウム箔
側に、エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量
5.4重量%)を200℃で押出ラミネート(肉厚22
μm)した後に冷却した。これをシートの送り方向(M
D方向)に引っ張り部が形成されるようにトリミング
し、略円形状の蓋を得た(直径150mm、引っ張り部
10mm)。
【0022】ヒートシール 内容量1,000cc、直径約150mmの発泡ポリス
チレン製容器内に乾燥麺250g、具25gを入れ、蓋
を140℃で0.5秒間圧力をかけてヒートシール(熱
封緘)した。
チレン製容器内に乾燥麺250g、具25gを入れ、蓋
を140℃で0.5秒間圧力をかけてヒートシール(熱
封緘)した。
【0023】評 価 一日放置後、前記発泡ポリスチレン製容器の蓋部の引張
り部を指で引張って蓋の2/3を開口させて、この開口
部より沸騰させたお湯(温度約91℃)を600ccを
容器内に5秒間で注いで蓋の自閉性を測定した。得られ
た結果を表1に示す。
り部を指で引張って蓋の2/3を開口させて、この開口
部より沸騰させたお湯(温度約91℃)を600ccを
容器内に5秒間で注いで蓋の自閉性を測定した。得られ
た結果を表1に示す。
【0024】実施例2 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レン81重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平
均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合し
た組成物(A)を270℃に設定した押出機にて混練し
た後、シート状に押し出し、冷却装置により冷却して、
無延伸シートを得た。そして、このシートを140℃の
温度にまで再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2) MIが0.4のポリプロピレン54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%を混合した
組成物(B)と、MIが4.0のポリプロピレン81重
量%に高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5
μmの炭酸カルシウム16重量%とを混合した組成物
(C)とを、別の押出機にて溶融混練させた後、これを
ダイよりシート状に溶融押出し、これを(1) の5倍延伸
フィルムの両面に積層し、三層構造の積層フィルムを得
た。次いで、この三層構造の積層フィルムを60℃まで
冷却した後、再び約160℃の温度にまで加熱して、テ
ンターを用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温
度でアニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却
し、耳部をスリットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸
/一軸延伸)の、肉厚80μm(B/A/C=16μm
/48μm/16μm)の基材層を得た。また、各層の
ボイド率は、(B/A/C=30%/29.7%/3.
0%)であった。なお、印刷面はB層表面に施された。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レン81重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平
均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合し
た組成物(A)を270℃に設定した押出機にて混練し
た後、シート状に押し出し、冷却装置により冷却して、
無延伸シートを得た。そして、このシートを140℃の
温度にまで再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2) MIが0.4のポリプロピレン54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%を混合した
組成物(B)と、MIが4.0のポリプロピレン81重
量%に高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.5
μmの炭酸カルシウム16重量%とを混合した組成物
(C)とを、別の押出機にて溶融混練させた後、これを
ダイよりシート状に溶融押出し、これを(1) の5倍延伸
フィルムの両面に積層し、三層構造の積層フィルムを得
た。次いで、この三層構造の積層フィルムを60℃まで
冷却した後、再び約160℃の温度にまで加熱して、テ
ンターを用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温
度でアニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却
し、耳部をスリットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸
/一軸延伸)の、肉厚80μm(B/A/C=16μm
/48μm/16μm)の基材層を得た。また、各層の
ボイド率は、(B/A/C=30%/29.7%/3.
0%)であった。なお、印刷面はB層表面に施された。
【0025】実施例3 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MIが2g/10分のポリプロピレン(融点約1
64℃)77重量%、高密度ポリエチレン10重量%、
平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム10重量%、及
び、酸化チタン3重量%を配合した樹脂組成物を押出機
により溶融混練し、200℃の温度でシート状に押し出
し、これを冷却装置により冷却後、該シートを再度15
0℃の温度に加熱した後、縦方向に5倍延伸して延伸フ
ィルムを得た。次いで、再度158℃の温度にまで加熱
した後、横方向に7倍延伸して、164℃の温度でアニ
ーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部を
スリットして肉厚が50μmの単層構造二軸延伸フィル
ムを得た。この単層構造二軸延伸フィルムのボイド率は
44.7%であった。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MIが2g/10分のポリプロピレン(融点約1
64℃)77重量%、高密度ポリエチレン10重量%、
平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム10重量%、及
び、酸化チタン3重量%を配合した樹脂組成物を押出機
により溶融混練し、200℃の温度でシート状に押し出
し、これを冷却装置により冷却後、該シートを再度15
0℃の温度に加熱した後、縦方向に5倍延伸して延伸フ
ィルムを得た。次いで、再度158℃の温度にまで加熱
した後、横方向に7倍延伸して、164℃の温度でアニ
ーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部を
スリットして肉厚が50μmの単層構造二軸延伸フィル
ムを得た。この単層構造二軸延伸フィルムのボイド率は
44.7%であった。
【0026】比較例1 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レン81重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平
均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合し
た組成物(A)を270℃に設定した押出機にて混練し
た後、シート状に押し出し、冷却装置により冷却して、
無延伸シートを得た。そして、このシートを140℃の
温度にまで再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2) MIが4.0のポリプロピレン54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%を混合した
組成物(B)を別の押出機にて混練させた後、これをダ
イよりシート状に押し出し、これを(1) の5倍延伸フィ
ルムの両面に積層し、三層構造の積層フィルムを得た。
次いで、この三層構造の積層フィルムを60℃まで冷却
した後、再び約160℃の温度にまで加熱して、テンタ
ーを用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温度で
アニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳
部をスリットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸
延伸)の、肉厚80μm(B/A/B=16μm/48
μm/16μm)の基材層を得た。また、各層のボイド
率は、(B/A/B=30%/33.7%/30%)で
あった。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レン81重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平
均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合し
た組成物(A)を270℃に設定した押出機にて混練し
た後、シート状に押し出し、冷却装置により冷却して、
無延伸シートを得た。そして、このシートを140℃の
温度にまで再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2) MIが4.0のポリプロピレン54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%を混合した
組成物(B)を別の押出機にて混練させた後、これをダ
イよりシート状に押し出し、これを(1) の5倍延伸フィ
ルムの両面に積層し、三層構造の積層フィルムを得た。
次いで、この三層構造の積層フィルムを60℃まで冷却
した後、再び約160℃の温度にまで加熱して、テンタ
ーを用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温度で
アニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳
部をスリットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸
延伸)の、肉厚80μm(B/A/B=16μm/48
μm/16μm)の基材層を得た。また、各層のボイド
率は、(B/A/B=30%/33.7%/30%)で
あった。
【0027】比較例2 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 王子油化合成紙(株)製の無機微細粉末含有ポリプロピ
レンの多層延伸フィルムよりなる合成紙「ユポFPG#
80」(商品名、肉厚80μm)を用いた。(基材層の
空隙率33%) 比較例3 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 二村三昌(株)製の透明な無延伸ポリプロピレンフィル
ム「太閤FHK2」(商品名、肉厚60μm)を用い
た。(基材のボイド率0%) 比較例4 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 市販のカップラーメン用蓋の基材用の紙(富士加工
(株)の「コーモラント」(商品名)(肉厚90μm、
秤量82.4g/m2 ))を用いた。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 王子油化合成紙(株)製の無機微細粉末含有ポリプロピ
レンの多層延伸フィルムよりなる合成紙「ユポFPG#
80」(商品名、肉厚80μm)を用いた。(基材層の
空隙率33%) 比較例3 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 二村三昌(株)製の透明な無延伸ポリプロピレンフィル
ム「太閤FHK2」(商品名、肉厚60μm)を用い
た。(基材のボイド率0%) 比較例4 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 市販のカップラーメン用蓋の基材用の紙(富士加工
(株)の「コーモラント」(商品名)(肉厚90μm、
秤量82.4g/m2 ))を用いた。
【0028】実施例4 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レン(融点164℃)81重量%に、高密度ポリエチレ
ン3重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム1
6重量%を混合した組成物(A)を270℃に設定した
押出機にて混練した後、シート状に押し出し、冷却装置
により冷却して、無延伸シートを得た。そして、このシ
ートを140℃の温度にまで再度加熱した後、縦方向に
5倍延伸した。 (2) MIが4.0のポリプロピレン54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%とを混合し
た組成物(B)を別の押出機にて混練させた後、これを
ダイよりシート状に押し出し、これを(1) の5倍延伸フ
ィルムの片面に積層し、二層構造の積層フィルムを得
た。次いで、この組成物(B)と、MIが4.0のポリ
プロピレン(C)とを別の押出機にて溶融混練させた
後、これをダイ内で二層に積層したものを、上記(2)の
二層構造の積層フィルムの組成物(B)のシート層が積
層されていない側に、ポリプロピレン(C)が外側にな
るように積層して、四層構造の積層フィルムを得た。次
いで、この四層構造の積層フィルムを60℃まで冷却し
た後、再び約160℃の温度にまで加熱して、テンター
を用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温度でア
ニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部
をスリットし(C/B/A/B=5μm/16μm/4
8μm/11μm)の四層構造の基材層を得た。各層の
ボイド率は、(C/B/A/B=0%/45%/16%
/45%)であった。なお、印刷面はC層表面に施され
た。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) メルトインデックス(MI)0.8のポリプロピ
レン(融点164℃)81重量%に、高密度ポリエチレ
ン3重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム1
6重量%を混合した組成物(A)を270℃に設定した
押出機にて混練した後、シート状に押し出し、冷却装置
により冷却して、無延伸シートを得た。そして、このシ
ートを140℃の温度にまで再度加熱した後、縦方向に
5倍延伸した。 (2) MIが4.0のポリプロピレン54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%とを混合し
た組成物(B)を別の押出機にて混練させた後、これを
ダイよりシート状に押し出し、これを(1) の5倍延伸フ
ィルムの片面に積層し、二層構造の積層フィルムを得
た。次いで、この組成物(B)と、MIが4.0のポリ
プロピレン(C)とを別の押出機にて溶融混練させた
後、これをダイ内で二層に積層したものを、上記(2)の
二層構造の積層フィルムの組成物(B)のシート層が積
層されていない側に、ポリプロピレン(C)が外側にな
るように積層して、四層構造の積層フィルムを得た。次
いで、この四層構造の積層フィルムを60℃まで冷却し
た後、再び約160℃の温度にまで加熱して、テンター
を用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温度でア
ニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部
をスリットし(C/B/A/B=5μm/16μm/4
8μm/11μm)の四層構造の基材層を得た。各層の
ボイド率は、(C/B/A/B=0%/45%/16%
/45%)であった。なお、印刷面はC層表面に施され
た。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】このような本発明の容器の蓋は、容器内
に給湯された湯気により温められ、それによりバイメタ
ル効果が働いて自動的に容器を密閉することができるの
で、従来のカップ麺のように給湯後蓋を閉じて重しを置
く必要がない。
に給湯された湯気により温められ、それによりバイメタ
ル効果が働いて自動的に容器を密閉することができるの
で、従来のカップ麺のように給湯後蓋を閉じて重しを置
く必要がない。
【図1】本発明の容器の蓋の拡大断面図である。
【図2】容器内に熱湯が注がれ、蓋が閉じられた状態
の、本発明の容器の蓋及び容器の斜視図である。
の、本発明の容器の蓋及び容器の斜視図である。
【図3】蓋が開封され、容器内に具などを入れて、お湯
を注ぐ前の状態の本発明の容器の蓋及び容器の斜視図で
ある。
を注ぐ前の状態の本発明の容器の蓋及び容器の斜視図で
ある。
【図4】積層シートより本発明の容器の蓋をトリミング
する際の、積層シートの平面図である。
する際の、積層シートの平面図である。
【図5】従来の蓋の拡大断面図である。
【図6】容器内に熱湯が注がれて、より一層開かれた状
態の従来の蓋及び容器の斜視図である。
態の従来の蓋及び容器の斜視図である。
【図7】容器内に熱湯が注がれて、閉じられ過ぎて内側
に湾曲した状態の不適当な蓋及び容器の斜視図である。
に湾曲した状態の不適当な蓋及び容器の斜視図である。
1 容器の蓋 2 基材層 2a 二軸延伸樹脂微多孔フィルム 2b,2c 一軸延伸樹脂微多孔フィルム 3 接着層 4 金属層 5 ヒートシール性樹脂層 6 積層シート 7 無機微細粉末 8 ボイド 9 容器 10 隙間 11 引張り部 12 乾麺 13 具 α 引き剥がし方向 β 熱膨張率の値が大きい方向 γ 熱膨張率の値の小さい方向 θ 大きい熱収縮率を示す方向βに対し、45度の角度
以内の角度
以内の角度
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなイ
ンスタント食品容器の蓋は、容器の蓋を一部開いて熱湯
を注ぐと、熱湯の湯気が蓋の内側のアルミニウム層を介
して基材の上質紙を加熱し、上質紙中の水分を放出する
結果、上質紙が収縮し、蓋が上方にカールして反り返る
(図6参照)。従って、この種の熱湯で調理するインス
タント食品容器の蓋は、従来、熱湯を注いだ後に、開封
した蓋の部分に重し等によって容器の蓋を閉じておかな
ければならないといった手間が必要であった。容器の蓋
として、紙またはアルミニウムの基材に、透明な二軸延
伸ポリエチレンフィルムまたは二軸延伸ナイロンフィル
ムを積層した蓋が、容器内に注がれたお湯の蒸気の熱に
よるバイメタル効果で自動的に閉まることが提案されて
いる(実開昭58−133574号公報)。しかし、こ
の蓋では、二軸延伸フィルムの収縮率が大きすぎ、図7
に示すように該蓋が内側にカールしてしまい、容器を蓋
でピタリと閉めることはできない。
ンスタント食品容器の蓋は、容器の蓋を一部開いて熱湯
を注ぐと、熱湯の湯気が蓋の内側のアルミニウム層を介
して基材の上質紙を加熱し、上質紙中の水分を放出する
結果、上質紙が収縮し、蓋が上方にカールして反り返る
(図6参照)。従って、この種の熱湯で調理するインス
タント食品容器の蓋は、従来、熱湯を注いだ後に、開封
した蓋の部分に重し等によって容器の蓋を閉じておかな
ければならないといった手間が必要であった。容器の蓋
として、紙またはアルミニウムの基材に、透明な二軸延
伸ポリエチレンフィルムまたは二軸延伸ナイロンフィル
ムを積層した蓋が、容器内に注がれたお湯の蒸気の熱に
よるバイメタル効果で自動的に閉まることが提案されて
いる(実開昭58−133574号公報)。しかし、こ
の蓋では、二軸延伸フィルムの収縮率が大きすぎ、図7
に示すように該蓋が内側にカールしてしまい、容器を蓋
でピタリと閉めることはできない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】無機微細粉末 上記無機微細粉末としては、焼成クレイ、炭酸カルシウ
ム、珪藻土、酸化チタン、バームキュライト、タルクな
どを挙げることができ、該無機微細粉末は、粒径が一般
に0.03〜15μm、好ましくは0.1〜5μmのも
のが用いられる。
ム、珪藻土、酸化チタン、バームキュライト、タルクな
どを挙げることができ、該無機微細粉末は、粒径が一般
に0.03〜15μm、好ましくは0.1〜5μmのも
のが用いられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】物性 <ボイド>本発明の容器の蓋において、基材層2に用い
られる延伸樹脂フィルムは、無機微細粉末7を核に微細
なボイド(空隙)8を多数有している。このような延伸
樹脂フィルムは次式で計算された空隙率を4〜60%、
好ましくは8〜50%有している。 空隙率=〔(ρ0−ρ)/ρ0〕×100 ρ0:延伸前のフィルムの密度 ρ :延伸後のフィルムの密度 <熱膨張率>本発明の容器の蓋においては基材層の熱膨
張率(Le)が重要である。このような基材層の熱膨張
率は、真空理工(株)製の熱機械分析装置“TM−70
00“(商品名)を用い、幅:5mm、長さ:25mm
の試験片を用い、これをチャックに固定し、スパン距離
(L0)を15mm、荷重1gとした後、昇温速度10
℃/分で5分間かけて30℃の温度から80℃の温度に
まで昇温させ、その80℃の温度の時の試験片のスパン
長さ(L)を測定し、次式で求めた値(TMA法)が示
される。 熱膨脹率=〔(L−L0)/L0〕×100 この熱膨張率の値は0.40〜1.0%,好ましくは
0.55〜0.85%で有る。この熱膨張率の値が1.
0%を超えると、図7にて示すように、容器内に熱湯を
注いだ後の蓋の自閉性の速さが速すぎて、内容物が蒸ら
し終わる前(カップ麺が食べ頃となる以前)に自閉し過
ぎた蓋の引っ張り部が過度に内側に巻き込まれて、容器
9と蓋1との間に隙間10が生じてしまう。また、熱膨
張率の値が0.40%未満の場合には、自閉にかかる時
間が遅すぎて、食べる人に苛立ちを与える。基材層のT
MA法により求められた熱膨張率の値は、延伸樹脂フィ
ルムの素材樹脂の熱膨張率から延伸樹脂フィルムの熱収
縮率を差し引いた値である。
られる延伸樹脂フィルムは、無機微細粉末7を核に微細
なボイド(空隙)8を多数有している。このような延伸
樹脂フィルムは次式で計算された空隙率を4〜60%、
好ましくは8〜50%有している。 空隙率=〔(ρ0−ρ)/ρ0〕×100 ρ0:延伸前のフィルムの密度 ρ :延伸後のフィルムの密度 <熱膨張率>本発明の容器の蓋においては基材層の熱膨
張率(Le)が重要である。このような基材層の熱膨張
率は、真空理工(株)製の熱機械分析装置“TM−70
00“(商品名)を用い、幅:5mm、長さ:25mm
の試験片を用い、これをチャックに固定し、スパン距離
(L0)を15mm、荷重1gとした後、昇温速度10
℃/分で5分間かけて30℃の温度から80℃の温度に
まで昇温させ、その80℃の温度の時の試験片のスパン
長さ(L)を測定し、次式で求めた値(TMA法)が示
される。 熱膨脹率=〔(L−L0)/L0〕×100 この熱膨張率の値は0.40〜1.0%,好ましくは
0.55〜0.85%で有る。この熱膨張率の値が1.
0%を超えると、図7にて示すように、容器内に熱湯を
注いだ後の蓋の自閉性の速さが速すぎて、内容物が蒸ら
し終わる前(カップ麺が食べ頃となる以前)に自閉し過
ぎた蓋の引っ張り部が過度に内側に巻き込まれて、容器
9と蓋1との間に隙間10が生じてしまう。また、熱膨
張率の値が0.40%未満の場合には、自閉にかかる時
間が遅すぎて、食べる人に苛立ちを与える。基材層のT
MA法により求められた熱膨張率の値は、延伸樹脂フィ
ルムの素材樹脂の熱膨張率から延伸樹脂フィルムの熱収
縮率を差し引いた値である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【実施例】 実施例1基材層の製造 (1) メルトフローレート(MFR)0.8g/10
分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重
量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.
5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(A)を270℃に設定した押出機にて混練した後、シ
ート状に押し出し、冷却装置により冷却して、無延伸シ
ートを得た。そして、このシートを150℃の温度にま
で再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2)MFRが4g/10分のポリプロピレン(融占約
164〜167℃)54重量%と、平均粒径1.5μm
の炭酸カルシウム46重量%を混合した組成物(B)を
別の押出機にて混練させた後、これをダイよりシート状
に押し出し、これを(1)の5倍延伸フィルムの両面に
積層し、三層構造の積層フィルムを得た。次いで、この
三層構造の積層フィルムを60℃まで冷却した後、再び
約175℃の温度にまで加熱して、テンターを用いて横
方向に7.5倍延伸し、165℃の温度でアニーリング
処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部をスリット
して三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の、肉
厚80μm(B/A/B=20μm/40μm/20μ
m)の基材層を得た。また、各層のボイド率は、(B/
A/B=4.6%/13.9%/4.6%)であった。
分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重
量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.
5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(A)を270℃に設定した押出機にて混練した後、シ
ート状に押し出し、冷却装置により冷却して、無延伸シ
ートを得た。そして、このシートを150℃の温度にま
で再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2)MFRが4g/10分のポリプロピレン(融占約
164〜167℃)54重量%と、平均粒径1.5μm
の炭酸カルシウム46重量%を混合した組成物(B)を
別の押出機にて混練させた後、これをダイよりシート状
に押し出し、これを(1)の5倍延伸フィルムの両面に
積層し、三層構造の積層フィルムを得た。次いで、この
三層構造の積層フィルムを60℃まで冷却した後、再び
約175℃の温度にまで加熱して、テンターを用いて横
方向に7.5倍延伸し、165℃の温度でアニーリング
処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部をスリット
して三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の、肉
厚80μm(B/A/B=20μm/40μm/20μ
m)の基材層を得た。また、各層のボイド率は、(B/
A/B=4.6%/13.9%/4.6%)であった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】実施例2 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MFR0.8g/10分のポリプロピレン81
重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径
1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成
物(A)を270℃に設定した押出機にて混練した後、
シート状に押し出し、冷却装置により冷却して、無延伸
シートを得た。そして、このシートを140℃の温度に
まで再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2)MFRが4g/10分のポリプロピレン54重量
%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%
を混合した組成物(B)と、MFRが4.0g/10分
のポリプロピレン81重量%に高密度ポリエチレン3重
量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量
%とを混合した組成物(C)とを、別の押出機にて溶融
混練させた後、これをダイよりシート状に溶融押出し、
これを(1)の5倍延伸フィルムの両面に積層し、三層
構造の積層フィルムを得た。次いで、この三層構造の積
層フィルムを60℃まで冷却した後、再び約160℃の
温度にまで加熱して、テンターを用いて横方向に7.5
倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処理して、6
0℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして三層構造
(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の、肉厚80μm
(B/A/C=16μm/48μm/16μm)の基材
層を得た。また、各層のボイド率は、(B/A/C=3
0%/29.7%/3.0%)であった。なお、印刷面
はB層表面に施された。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MFR0.8g/10分のポリプロピレン81
重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径
1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成
物(A)を270℃に設定した押出機にて混練した後、
シート状に押し出し、冷却装置により冷却して、無延伸
シートを得た。そして、このシートを140℃の温度に
まで再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2)MFRが4g/10分のポリプロピレン54重量
%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量%
を混合した組成物(B)と、MFRが4.0g/10分
のポリプロピレン81重量%に高密度ポリエチレン3重
量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重量
%とを混合した組成物(C)とを、別の押出機にて溶融
混練させた後、これをダイよりシート状に溶融押出し、
これを(1)の5倍延伸フィルムの両面に積層し、三層
構造の積層フィルムを得た。次いで、この三層構造の積
層フィルムを60℃まで冷却した後、再び約160℃の
温度にまで加熱して、テンターを用いて横方向に7.5
倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処理して、6
0℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットして三層構造
(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の、肉厚80μm
(B/A/C=16μm/48μm/16μm)の基材
層を得た。また、各層のボイド率は、(B/A/C=3
0%/29.7%/3.0%)であった。なお、印刷面
はB層表面に施された。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】実施例3 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MFRが2g/10分のポリプロピレン(融点
約164℃)77重量%、高密度ポリエチレン10重量
%、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム10重量%、
及び、酸化チタン3重量%を配合した樹脂組成物を押出
機により溶融混練し、200℃の温度でシート状に押し
出し、これを冷却装置により冷却後、該シートを再度1
50℃の温度に加熱した後、縦方向に5倍延伸して延伸
フィルムを得た。次いで、再度158℃の温度にまで加
熱した後、横方向に7倍延伸して、164℃の温度でア
ニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部
をスリットして肉厚が50μmの単層構造二軸延伸フィ
ルムを得た。この単層構造二軸延伸フィルムのボイド率
は44.7%であった。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MFRが2g/10分のポリプロピレン(融点
約164℃)77重量%、高密度ポリエチレン10重量
%、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム10重量%、
及び、酸化チタン3重量%を配合した樹脂組成物を押出
機により溶融混練し、200℃の温度でシート状に押し
出し、これを冷却装置により冷却後、該シートを再度1
50℃の温度に加熱した後、縦方向に5倍延伸して延伸
フィルムを得た。次いで、再度158℃の温度にまで加
熱した後、横方向に7倍延伸して、164℃の温度でア
ニーリング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部
をスリットして肉厚が50μmの単層構造二軸延伸フィ
ルムを得た。この単層構造二軸延伸フィルムのボイド率
は44.7%であった。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】実施例5 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MFRが0.8g/10分のポリプロピレン8
1重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径
1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成
物(A)を270℃に設定した押出機にて混練した後、
シート状に押し出し、冷却装置により冷却して、無延伸
シートを得た。そして、このシートを140℃の温度に
まで再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2)MFRが4.0g/10分のポリプロピレン54
重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重
量%を混合した組成物(B)を別の押出機にて混練させ
た後、これをダイよりシート状に押し出し、これを
(1)の5倍延伸フィルムの両面に積層し、三層構造の
積層フィルムを得た。次いで、この三層構造の積層フィ
ルムを60℃まで冷却した後、再び約160℃の温度に
まで加熱して、テンターを用いて横方向に7.5倍延伸
し、165℃の温度でアニーリング処理して、60℃の
温度にまで冷却し、耳部をスリットして三層構造(一軸
延伸/二軸延伸/一軸延伸)の、肉厚80μm(B/A
/B=16μm/48μm/16μm)の基材層を得
た。また、各層のボイド率は、(B/A/B=30%/
33.7%/30%)であった。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MFRが0.8g/10分のポリプロピレン8
1重量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径
1.5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成
物(A)を270℃に設定した押出機にて混練した後、
シート状に押し出し、冷却装置により冷却して、無延伸
シートを得た。そして、このシートを140℃の温度に
まで再度加熱した後、縦方向に5倍延伸した。 (2)MFRが4.0g/10分のポリプロピレン54
重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重
量%を混合した組成物(B)を別の押出機にて混練させ
た後、これをダイよりシート状に押し出し、これを
(1)の5倍延伸フィルムの両面に積層し、三層構造の
積層フィルムを得た。次いで、この三層構造の積層フィ
ルムを60℃まで冷却した後、再び約160℃の温度に
まで加熱して、テンターを用いて横方向に7.5倍延伸
し、165℃の温度でアニーリング処理して、60℃の
温度にまで冷却し、耳部をスリットして三層構造(一軸
延伸/二軸延伸/一軸延伸)の、肉厚80μm(B/A
/B=16μm/48μm/16μm)の基材層を得
た。また、各層のボイド率は、(B/A/B=30%/
33.7%/30%)であった。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施例6 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 王子油化合成紙(株)製の無機微細粉末含有ポリプロピ
レンの多層延伸フィルムよりなる合成紙「ユポFPG#
80」(商品名、肉厚80μm)を用いた。(基材層の
空隙率33%) 比較例1 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 二村三昌(株)製の透明な無延伸ポリプロピレンフィル
ム「太閤FHK2」(商品名、肉厚60μm)を用い
た。(基材のボイド率0%) 比較例2 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 市販のカップラーメン用蓋の基材用の紙(富士加工
(株)の「コーモラント」(商品名)(肉厚90μm、
秤量82.4g/m2))を用いた。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 王子油化合成紙(株)製の無機微細粉末含有ポリプロピ
レンの多層延伸フィルムよりなる合成紙「ユポFPG#
80」(商品名、肉厚80μm)を用いた。(基材層の
空隙率33%) 比較例1 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 二村三昌(株)製の透明な無延伸ポリプロピレンフィル
ム「太閤FHK2」(商品名、肉厚60μm)を用い
た。(基材のボイド率0%) 比較例2 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 市販のカップラーメン用蓋の基材用の紙(富士加工
(株)の「コーモラント」(商品名)(肉厚90μm、
秤量82.4g/m2))を用いた。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施例4 基材層の製造を下記のようにして製造した以外は実施例
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MFRが0.8g/10分のポリプロピレン
(融点164℃)81重量%に、高密度ポリエチレン3
重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重
量%を混合した組成物(A)を270℃に設定した押出
機にて混練した後、シート状に押し出し、冷却装置によ
り冷却して、無延伸シートを得た。そして、このシート
を140℃の温度にまで再度加熱した後、縦方向に5倍
延伸した。 (2)MFRが4.0g/10分のポリプロピレン54
重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重
量%とを混合した組成物(B)を別の押出機にて混練さ
せた後、これをダイよりシート状に押し出し、これを
(1)の5倍延伸フィルムの片面に積層し、二層構造の
積層フィルムを得た。次いで、この組成物(B)と、M
FRが4.0g/10分のポリプロピレン(C)とを別
の押出機にて溶融混練させた後、これをダイ内で二層に
積層したものを、上記(2)の二層構造の積層フィルム
の組成物(B)のシート層が積層されていない側に、ポ
リプロピレン(C)が外側になるように積層して、四層
構造の積層フィルムを得た。次いで、この四層構造の積
層フィルムを60℃まで冷却した後、再び約160℃の
温度にまで加熱して、テンターを用いて横方向に7.5
倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処理して、6
0℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットし(C/B/
A/B=5μm/16μm/48μm/11μm)の四
層構造の基材層を得た。各層のボイド率は、(C/B/
A/B=0%/45%/16%/45%)であった。な
お、印刷面はC層表面に施された。
1の方法と同様にして行なった。得られた結果を表1に
示す。基材層の製造 (1) MFRが0.8g/10分のポリプロピレン
(融点164℃)81重量%に、高密度ポリエチレン3
重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重
量%を混合した組成物(A)を270℃に設定した押出
機にて混練した後、シート状に押し出し、冷却装置によ
り冷却して、無延伸シートを得た。そして、このシート
を140℃の温度にまで再度加熱した後、縦方向に5倍
延伸した。 (2)MFRが4.0g/10分のポリプロピレン54
重量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重
量%とを混合した組成物(B)を別の押出機にて混練さ
せた後、これをダイよりシート状に押し出し、これを
(1)の5倍延伸フィルムの片面に積層し、二層構造の
積層フィルムを得た。次いで、この組成物(B)と、M
FRが4.0g/10分のポリプロピレン(C)とを別
の押出機にて溶融混練させた後、これをダイ内で二層に
積層したものを、上記(2)の二層構造の積層フィルム
の組成物(B)のシート層が積層されていない側に、ポ
リプロピレン(C)が外側になるように積層して、四層
構造の積層フィルムを得た。次いで、この四層構造の積
層フィルムを60℃まで冷却した後、再び約160℃の
温度にまで加熱して、テンターを用いて横方向に7.5
倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処理して、6
0℃の温度にまで冷却し、耳部をスリットし(C/B/
A/B=5μm/16μm/48μm/11μm)の四
層構造の基材層を得た。各層のボイド率は、(C/B/
A/B=0%/45%/16%/45%)であった。な
お、印刷面はC層表面に施された。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船 戸 孝 茨城県鹿島郡神栖町大字東和田23番地 王 子油化合成紙株式会社鹿島工場内 (72)発明者 宮 地 孝 茨城県鹿島郡神栖町大字東和田23番地 王 子油化合成紙株式会社鹿島工場内 (72)発明者 小 浜 行 雄 神奈川県茅ケ崎市萩園字埋田826番地 東 海金属株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 山 田 和 範 神奈川県茅ケ崎市萩園字埋田826番地 東 海金属株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 渡 辺 利 明 神奈川県茅ケ崎市萩園字埋田826番地 東 海金属株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 金 井 千 秋 神奈川県茅ケ崎市萩園字埋田826番地 東 海金属株式会社茅ケ崎工場内
Claims (2)
- 【請求項1】基材層/接着層/金属層/ヒートシール性
樹脂層の積層シートよりなり、容器の封緘に用いられる
蓋であって、かつ、該蓋が前記ヒートシール性樹脂層を
介して容器に熱融着された際に、該容器から蓋の引き剥
がしを行なう引張り部を端部に備える容器の蓋におい
て、前記基材層が内部に微細なボイドを多数有する延伸
樹脂フィルムの単独層又は内部に微細なボイドを多数有
する延伸樹脂フィルムを含む積層シートよりなる層にて
形成し、前記引張り部の蓋部に形成される位置が該蓋部
の基材層の昇温速度10℃/分で5分かけて30℃の温
度から80℃の温度にまで昇温させたときの熱膨張率の
大きい方向に合致させて設けられていることを特徴とす
る容器の蓋。 - 【請求項2】基材層が下記の(1)〜(3)の性質を備
えたものである請求項1に記載の容器の蓋。 (1)基材層を昇温速度10℃/分で5分かけて30℃
の温度から80℃の温度にまで昇温させた際に、該基材
層の引張り部が設けられている方向の熱膨張率が0.4
0〜1.0%の範囲内であること。 (2)基材層の引張り部が設けられている方向の引張弾
性率が10,000〜45,000kg/cm2 の範囲
内であること。 (3)基材層の肉厚は金属層の肉厚よりも厚肉であるこ
と。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088733A JPH0551074A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 容器の蓋 |
| EP19920106638 EP0511562B1 (en) | 1991-04-19 | 1992-04-16 | Lid of container and container for instant foods using the same |
| DE69212060T DE69212060T2 (de) | 1991-04-19 | 1992-04-16 | Behälterdeckel und Behälter für Instantnahrungsmittel |
| US07/869,188 US5316777A (en) | 1991-04-19 | 1992-04-16 | Lid of container and container for instant foods using the same |
| KR1019920006511A KR920019640A (ko) | 1991-04-19 | 1992-04-18 | 용기의 뚜껑 및 이를 사용한 즉석 식품 조리용기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3088733A JPH0551074A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 容器の蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551074A true JPH0551074A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=13951126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3088733A Pending JPH0551074A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 容器の蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0551074A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015048135A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 中央化学株式会社 | 容器 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3088733A patent/JPH0551074A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015048135A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 中央化学株式会社 | 容器 |
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