JPH0552328B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0552328B2 JPH0552328B2 JP59135866A JP13586684A JPH0552328B2 JP H0552328 B2 JPH0552328 B2 JP H0552328B2 JP 59135866 A JP59135866 A JP 59135866A JP 13586684 A JP13586684 A JP 13586684A JP H0552328 B2 JPH0552328 B2 JP H0552328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- acrylate
- resin composition
- coating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は紫外線硬化型樹脂組成物に関し、より
詳細には光フアイバー芯体との接着力が減少せし
められ、光フアイバー芯体の一次被覆材料および
二次被覆材料として好適な紫外線硬化型樹脂組成
物に関する。 〔従来技術〕 光フアイバーは屈折率の異なる2種のガラスま
たはプラスチツクを芯鞘状に繊維化して芯体とな
し、この芯体の外周に一次被覆および二次被覆を
施して使用されており、光を散乱させずに一端か
ら他端へ送る性質があるので、この性質を利用し
た通信技術が実用化されつつある。 そして、芯体の被覆材料、一次被覆材料および
二次被覆材料としては、紫外線硬化型樹脂組成物
が使用されている。 ところで、光フアイバー同志を接続する場合、
それぞれの端部において芯体から被覆材料を除去
しなければならない。 しかしながら、一次被覆材料と芯体間、および
一次被覆材料と二次被覆材料聞は強固に接着して
いるので、これら被覆材料を除去すること、いわ
ゆる皮むきが容易でなく、芯体に損傷を与える等
の欠点があつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記従来の欠点を解消し、い
わゆる皮むき性の良好な紫外線硬化型樹脂組成物
を提供することにある。 〔発明の構成〕 上記目的を達成する本発明の樹脂組成物は、ア
クリルオリゴマー、アクリルモノマーおよび光重
合開始剤からなる紫外線硬化型樹脂組成物におい
て、該アクリルオリゴマーとしてジフエニルメタ
ンジイソシアネートと分子量650〜1300のポリテ
トラメチレングリコールとから得られる末端
NCOのウレタンプレポリマーを一つのOH基を有
するモノアクリレートでアクリル化して得られる
ウレタンアクリレートを用い、前記アクリルモノ
マーの使用量が該アクリルオリゴマー100重量部
あたり10〜100重量部であり、内部離型剤として
ステアリン酸、ステアリン酸金属塩、またはリン
酸塩類を前記アクリルオリゴマーとアクリルモノ
マーの合計量100重量部あたり0.1〜5重量部含有
せしめたことを特徴とするものである。 本発明におけるアクリルオリゴマーとしては、
ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、
ポリエーテルアクリレート、ポリエステルアクリ
レート、メラミンアクリレート等が用いられ、好
ましくはウレタンアクリレートが使用される。こ
のウレタンアクリレートは下記式に示すようにジ
フエニルメタンジイソシアネートと、分子量650
〜1300のポリテトラメチレングルコールとから得
られる末端NCOのウレタンプレポリマーを、一
つのOH基を有するモノアクリレートでアクリル
化することによつて製造される。 本発明においては、上記のようにジイソシアネ
ートとして、ジフエニルメタンジイソシアネート
が用いられ、得られる樹脂組成物の物性に良好な
結果が与えられる。 すなわち、トルエンジイソシアネートを使用し
たウレタンアクリレートは本発明におけるウレタ
ンアクリレートよりも弾性率が小さくなる。 また本発明においては、ウレタンアクリレート
の製造に分子量650〜1300のポリテトラメチレン
グリコールを使用することも、光フアイバー芯体
の被覆材料として好適であることに寄与してい
る。 たとえば、ラクトン系ポリオールを使用したウ
レタンアクリレートでは、紫外線硬化性が悪く、
ポリプロピレングリコール、ポリエステルポリオ
ールを使用したウレタンアクリレートは耐湿熱
性、耐水性が悪い。 ポリテトラメチレングリコールは、分子量が
650〜1300の範囲が伸び、弾性率が大きく、両者
がバランスしている。 分子量が650に満たないポリテトラメチレング
リコールは製造が困難であり、分子量が1300を越
えたポリテトラメチレングルコールを使用した樹
脂組成物は、弾性率が小さくなりすぎるし、伸び
も低下する。 一つのOH基を有するモノアクリレートとして
は、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート等が用いられる。 本発明で用いるアクリルモノマーとしては、イ
ソブチルアクリレート、t−ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリル
アクリレート、ステアリルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、2−メトキシエチルアクリ
レート、2−メトキシエチルアクリレート、2−
ブトキシエチルアクリレート、2−フエノキシエ
チルアクリレート、ジシクロペンテニルアクリレ
ート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレ
ート等が用いられ、好ましくは、2−フエノキシ
エチルアクリレート、ジシクロペンテニルアクリ
レートが用いられる。 かかるアクリルモノマーは一種または複数種の
混合で使用することができ、その使用量は上記ウ
レタンアクリレート100重量部あたり10〜100重量
部である。 モノアクリレートの使用量が10重量部に満たな
いと、本発明の樹脂組成物の作業性が悪化し、ま
た、100重量部を越えると、作業性、弾性率が低
下する。 更に本発明においては、光重合開始剤として、
ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロ
ピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、
ベンゾフエノン、4−メトキシベンゾフエノン、
1−ヒドロキシシクロヘキシルフエニルケトン、
ベンジルジメチルケタール、ベンジル−β−メト
キシエチルアセタール、メチルベンゾイル、アセ
トフエノン、2,2−ジエトキシアセトフエノ
ン、ジエチルチオキサントン、4−イソプロピル
−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフエノ
ン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフエノ
ン、2−メトキシアントラキノン等が用いられ、
1−ヒドロキシシクロヘキシルフエニルケトン、
ベンジルジメチルケタールが好ましく用いられ
る。 かかる光重合開始剤は、一種類または複数種用
いても良く、その使用量は前記ウレタンアクリレ
ートと、アクリルモノマーとの合計量の100重量
部あたり0.5〜10重量部である。 光重合開始剤の使用量が0.5重量部に満たない
と、本発明の樹脂組成物の硬化速度が低下し、一
方、10重量部を越えて添加すると耐湿熱性の低下
を招くばかりでなく、樹脂組成物のコストを上昇
せしめる。 更にまた本発明においては、芯体と一次被覆材
料、一次被覆材料と二次被覆材料との間の接着力
を減少せしめ、皮むき性を良好にするために、内
部離型剤としてステアリン酸、ステアリン酸金属
塩、たとえばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ア
ルミニウム、ステアリン酸カルシウム等、または
リン酸塩類、たとえばリン酸塩アルコールが用い
られ、好ましくはリン酸塩アルコールが用いられ
る。 かかる内部離型剤の使用量は、前記アクリルオ
リゴマーとアクリルモノマーの合計量の100重量
部あたり0.1〜5重量部である。 内部離型剤の使用量が、0.1重量部に満たない
と、樹脂組成物の接着力減少効果が小さく、また
5重量部を越えると、内部離型剤の増加による接
着力減少効果が顕著でなくなる。 なお、本発明においては、必要に応じて熱重合
禁止剤および光増感助剤を添加することもでき
る。 熱重合禁止剤としては、ハイドロキノン、メト
キノン、p−ベンゾキノン、t−ブチルハイドロ
キノン等が用いられ、その使用量はウレタンアク
リレートと、アクリルモノマーと、希釈剤との合
計量の0.001〜1.0%である。 かかる熱重合禁止剤は、本発明の樹脂組成物の
貯蔵時の熱安定性を向上せしめる機能を有する。 また光増感助剤は、紫外線硬化を促進する触媒
として機能するものであり、トリエチルアミン、
2−ジメチルアミノエタノール、N−メチルジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、3−ジ
メチルアミノ−1−プロパノール、2−ジメチル
アミノ−1−プロパノール、p−ジメチルアミノ
安息香酸、p−ジメチルアミノ安息香酸イソシア
シル、p−ジメチルアミノ安息香酸メチル等が用
いられる。 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、アクリルオ
リゴマー、アクリルモノマーおよび光重合開始剤
からなる紫外線硬化型樹脂組成物において、アク
リルオリゴマーとしてジフエニルメタンジイソシ
アネートと分子量650〜1300のポリテトラメチレ
ングリコールとから得られる末端NCOのウレタ
ンプレポリマーを一つのOH基をエステル基に有
するモノアクリレートでアクリル化して得られる
ウレタンアクリレートを用い、アクリルモノマー
の使用量がアクリルオリゴマー100重量部あたり
10〜100重量部であり、更に内部離型剤としてス
テアリン酸、ステアリン酸金属塩、またはリン酸
塩類を前記アクリルオリゴマーとアクリルモノマ
ーの合計量100重量部あたり0.1〜5重量部含有せ
しめたことにより、下記の効果が達成される。 イ 本発明の樹脂組成物は、紫外線硬化性、耐湿
熱性、耐水性が良好であり、かつ伸び、弾性率
が大きく、作業性にすぐれ、しかも内部離型剤
によつて光フアイバー芯体と本発明の樹脂組成
物による一次被覆材料、または一次被覆材料と
二次被覆材料との間の接着力が減少せしめられ
る。 従つて芯体を接続する際の、被覆材料の皮む
きが容易になる。 ロ 上記のように被覆材料の接着力が減少せしめ
られるので、芯体と被覆材料の熱膨張係数の差
に起因する応力が光フアイバーに加わる場合で
も、或は曲げによる応力が加わる場合でも、一
次被覆材料と二次被覆材料の間に相対的なすべ
りを生じ、光フアイバー自体の応力が伝わるこ
とがなく、伝送損失の増加を生じない。 ハ 従つて本発明の紫外線硬化型樹脂組成物は、
光フアイバー芯体の一次被覆材料および二次被
覆材料として好適である。 〔実施例〕 実施例 1 ウレタンアクリレートの製造。 撹拌機、温度計、滴下ロートを付した3四つ
口フラスコに、ジフエニルメタンジイソシアネー
ト2モルを入れ、60℃に加熱、撹拌し、N2ガス
を流しながら、分子量850のポリテトラメチレン
グルコール1モルを滴下して4時間反応させて、
ウレタンプレポリマーの製造した。 反応終了の確認はNCO%で行なつた。 次いで、2−ヒドロキシエチルアクリレート2
モルを滴下して6時間反応させ、ウレタンアクリ
レートを製造した。 反応生成物を赤外分光法で分析したが、NCO
のピークは見られなかつた。 実施例2、3、4、5および比較例1、2 実施例1で製造したウレタンアクリレートをア
クリルオリゴマーに用い、アクリルモノマー、光
重合開始剤および内部離型剤からなる紫外線硬化
型樹脂組成物を製造し、接着力と硬化速度を測定
した。結果を下記表に示す。 なお、比較例1として内部離型剤を使用しない
場合、比較例2として内部離型剤の使用量が5重
量部を越えた場合について検討し、結果を表に併
記した。
詳細には光フアイバー芯体との接着力が減少せし
められ、光フアイバー芯体の一次被覆材料および
二次被覆材料として好適な紫外線硬化型樹脂組成
物に関する。 〔従来技術〕 光フアイバーは屈折率の異なる2種のガラスま
たはプラスチツクを芯鞘状に繊維化して芯体とな
し、この芯体の外周に一次被覆および二次被覆を
施して使用されており、光を散乱させずに一端か
ら他端へ送る性質があるので、この性質を利用し
た通信技術が実用化されつつある。 そして、芯体の被覆材料、一次被覆材料および
二次被覆材料としては、紫外線硬化型樹脂組成物
が使用されている。 ところで、光フアイバー同志を接続する場合、
それぞれの端部において芯体から被覆材料を除去
しなければならない。 しかしながら、一次被覆材料と芯体間、および
一次被覆材料と二次被覆材料聞は強固に接着して
いるので、これら被覆材料を除去すること、いわ
ゆる皮むきが容易でなく、芯体に損傷を与える等
の欠点があつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記従来の欠点を解消し、い
わゆる皮むき性の良好な紫外線硬化型樹脂組成物
を提供することにある。 〔発明の構成〕 上記目的を達成する本発明の樹脂組成物は、ア
クリルオリゴマー、アクリルモノマーおよび光重
合開始剤からなる紫外線硬化型樹脂組成物におい
て、該アクリルオリゴマーとしてジフエニルメタ
ンジイソシアネートと分子量650〜1300のポリテ
トラメチレングリコールとから得られる末端
NCOのウレタンプレポリマーを一つのOH基を有
するモノアクリレートでアクリル化して得られる
ウレタンアクリレートを用い、前記アクリルモノ
マーの使用量が該アクリルオリゴマー100重量部
あたり10〜100重量部であり、内部離型剤として
ステアリン酸、ステアリン酸金属塩、またはリン
酸塩類を前記アクリルオリゴマーとアクリルモノ
マーの合計量100重量部あたり0.1〜5重量部含有
せしめたことを特徴とするものである。 本発明におけるアクリルオリゴマーとしては、
ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、
ポリエーテルアクリレート、ポリエステルアクリ
レート、メラミンアクリレート等が用いられ、好
ましくはウレタンアクリレートが使用される。こ
のウレタンアクリレートは下記式に示すようにジ
フエニルメタンジイソシアネートと、分子量650
〜1300のポリテトラメチレングルコールとから得
られる末端NCOのウレタンプレポリマーを、一
つのOH基を有するモノアクリレートでアクリル
化することによつて製造される。 本発明においては、上記のようにジイソシアネ
ートとして、ジフエニルメタンジイソシアネート
が用いられ、得られる樹脂組成物の物性に良好な
結果が与えられる。 すなわち、トルエンジイソシアネートを使用し
たウレタンアクリレートは本発明におけるウレタ
ンアクリレートよりも弾性率が小さくなる。 また本発明においては、ウレタンアクリレート
の製造に分子量650〜1300のポリテトラメチレン
グリコールを使用することも、光フアイバー芯体
の被覆材料として好適であることに寄与してい
る。 たとえば、ラクトン系ポリオールを使用したウ
レタンアクリレートでは、紫外線硬化性が悪く、
ポリプロピレングリコール、ポリエステルポリオ
ールを使用したウレタンアクリレートは耐湿熱
性、耐水性が悪い。 ポリテトラメチレングリコールは、分子量が
650〜1300の範囲が伸び、弾性率が大きく、両者
がバランスしている。 分子量が650に満たないポリテトラメチレング
リコールは製造が困難であり、分子量が1300を越
えたポリテトラメチレングルコールを使用した樹
脂組成物は、弾性率が小さくなりすぎるし、伸び
も低下する。 一つのOH基を有するモノアクリレートとして
は、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート等が用いられる。 本発明で用いるアクリルモノマーとしては、イ
ソブチルアクリレート、t−ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリル
アクリレート、ステアリルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、2−メトキシエチルアクリ
レート、2−メトキシエチルアクリレート、2−
ブトキシエチルアクリレート、2−フエノキシエ
チルアクリレート、ジシクロペンテニルアクリレ
ート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレ
ート等が用いられ、好ましくは、2−フエノキシ
エチルアクリレート、ジシクロペンテニルアクリ
レートが用いられる。 かかるアクリルモノマーは一種または複数種の
混合で使用することができ、その使用量は上記ウ
レタンアクリレート100重量部あたり10〜100重量
部である。 モノアクリレートの使用量が10重量部に満たな
いと、本発明の樹脂組成物の作業性が悪化し、ま
た、100重量部を越えると、作業性、弾性率が低
下する。 更に本発明においては、光重合開始剤として、
ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロ
ピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、
ベンゾフエノン、4−メトキシベンゾフエノン、
1−ヒドロキシシクロヘキシルフエニルケトン、
ベンジルジメチルケタール、ベンジル−β−メト
キシエチルアセタール、メチルベンゾイル、アセ
トフエノン、2,2−ジエトキシアセトフエノ
ン、ジエチルチオキサントン、4−イソプロピル
−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフエノ
ン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフエノ
ン、2−メトキシアントラキノン等が用いられ、
1−ヒドロキシシクロヘキシルフエニルケトン、
ベンジルジメチルケタールが好ましく用いられ
る。 かかる光重合開始剤は、一種類または複数種用
いても良く、その使用量は前記ウレタンアクリレ
ートと、アクリルモノマーとの合計量の100重量
部あたり0.5〜10重量部である。 光重合開始剤の使用量が0.5重量部に満たない
と、本発明の樹脂組成物の硬化速度が低下し、一
方、10重量部を越えて添加すると耐湿熱性の低下
を招くばかりでなく、樹脂組成物のコストを上昇
せしめる。 更にまた本発明においては、芯体と一次被覆材
料、一次被覆材料と二次被覆材料との間の接着力
を減少せしめ、皮むき性を良好にするために、内
部離型剤としてステアリン酸、ステアリン酸金属
塩、たとえばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ア
ルミニウム、ステアリン酸カルシウム等、または
リン酸塩類、たとえばリン酸塩アルコールが用い
られ、好ましくはリン酸塩アルコールが用いられ
る。 かかる内部離型剤の使用量は、前記アクリルオ
リゴマーとアクリルモノマーの合計量の100重量
部あたり0.1〜5重量部である。 内部離型剤の使用量が、0.1重量部に満たない
と、樹脂組成物の接着力減少効果が小さく、また
5重量部を越えると、内部離型剤の増加による接
着力減少効果が顕著でなくなる。 なお、本発明においては、必要に応じて熱重合
禁止剤および光増感助剤を添加することもでき
る。 熱重合禁止剤としては、ハイドロキノン、メト
キノン、p−ベンゾキノン、t−ブチルハイドロ
キノン等が用いられ、その使用量はウレタンアク
リレートと、アクリルモノマーと、希釈剤との合
計量の0.001〜1.0%である。 かかる熱重合禁止剤は、本発明の樹脂組成物の
貯蔵時の熱安定性を向上せしめる機能を有する。 また光増感助剤は、紫外線硬化を促進する触媒
として機能するものであり、トリエチルアミン、
2−ジメチルアミノエタノール、N−メチルジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、3−ジ
メチルアミノ−1−プロパノール、2−ジメチル
アミノ−1−プロパノール、p−ジメチルアミノ
安息香酸、p−ジメチルアミノ安息香酸イソシア
シル、p−ジメチルアミノ安息香酸メチル等が用
いられる。 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、アクリルオ
リゴマー、アクリルモノマーおよび光重合開始剤
からなる紫外線硬化型樹脂組成物において、アク
リルオリゴマーとしてジフエニルメタンジイソシ
アネートと分子量650〜1300のポリテトラメチレ
ングリコールとから得られる末端NCOのウレタ
ンプレポリマーを一つのOH基をエステル基に有
するモノアクリレートでアクリル化して得られる
ウレタンアクリレートを用い、アクリルモノマー
の使用量がアクリルオリゴマー100重量部あたり
10〜100重量部であり、更に内部離型剤としてス
テアリン酸、ステアリン酸金属塩、またはリン酸
塩類を前記アクリルオリゴマーとアクリルモノマ
ーの合計量100重量部あたり0.1〜5重量部含有せ
しめたことにより、下記の効果が達成される。 イ 本発明の樹脂組成物は、紫外線硬化性、耐湿
熱性、耐水性が良好であり、かつ伸び、弾性率
が大きく、作業性にすぐれ、しかも内部離型剤
によつて光フアイバー芯体と本発明の樹脂組成
物による一次被覆材料、または一次被覆材料と
二次被覆材料との間の接着力が減少せしめられ
る。 従つて芯体を接続する際の、被覆材料の皮む
きが容易になる。 ロ 上記のように被覆材料の接着力が減少せしめ
られるので、芯体と被覆材料の熱膨張係数の差
に起因する応力が光フアイバーに加わる場合で
も、或は曲げによる応力が加わる場合でも、一
次被覆材料と二次被覆材料の間に相対的なすべ
りを生じ、光フアイバー自体の応力が伝わるこ
とがなく、伝送損失の増加を生じない。 ハ 従つて本発明の紫外線硬化型樹脂組成物は、
光フアイバー芯体の一次被覆材料および二次被
覆材料として好適である。 〔実施例〕 実施例 1 ウレタンアクリレートの製造。 撹拌機、温度計、滴下ロートを付した3四つ
口フラスコに、ジフエニルメタンジイソシアネー
ト2モルを入れ、60℃に加熱、撹拌し、N2ガス
を流しながら、分子量850のポリテトラメチレン
グルコール1モルを滴下して4時間反応させて、
ウレタンプレポリマーの製造した。 反応終了の確認はNCO%で行なつた。 次いで、2−ヒドロキシエチルアクリレート2
モルを滴下して6時間反応させ、ウレタンアクリ
レートを製造した。 反応生成物を赤外分光法で分析したが、NCO
のピークは見られなかつた。 実施例2、3、4、5および比較例1、2 実施例1で製造したウレタンアクリレートをア
クリルオリゴマーに用い、アクリルモノマー、光
重合開始剤および内部離型剤からなる紫外線硬化
型樹脂組成物を製造し、接着力と硬化速度を測定
した。結果を下記表に示す。 なお、比較例1として内部離型剤を使用しない
場合、比較例2として内部離型剤の使用量が5重
量部を越えた場合について検討し、結果を表に併
記した。
【表】
上記表から明らかなように、本発明の紫外線樹
脂組成物は、接着力がいづれも小さく、かつ硬化
速度が大きい。 従つて、光フアイバー芯体の一次被覆および二
次被覆材料として好適である。 なお、比較例1では接着力が大きく、比較例2
では硬化速度がおそく、芯材被覆材料としては不
適当である。
脂組成物は、接着力がいづれも小さく、かつ硬化
速度が大きい。 従つて、光フアイバー芯体の一次被覆および二
次被覆材料として好適である。 なお、比較例1では接着力が大きく、比較例2
では硬化速度がおそく、芯材被覆材料としては不
適当である。
Claims (1)
- 1 アクリルオリゴマー、アクリルモノマーおよ
び光重合開始剤からなる紫外線硬化型樹脂組成物
において、該アクリルオリゴマーとしてジフエニ
ルメタンジイソシアネートと分子量650〜1300の
ポリテトラメチレングリコールとから得られる末
端NCOのウレタンプレポリマーを一つのOH基を
有するモノアクリレートでアクリル化して得られ
るウレタンアクリレートを用い、前記アクリルモ
ノマーの使用量が該アクリルオリゴマー100重量
部あたり10〜100重量部であり、内部離型剤とし
てステアリン酸、ステアリン酸金属塩、またはリ
ン酸塩類を前記アクリルオリゴマーとアクリルモ
ノマーの合計量100重量部あたり0.1〜5重量部含
有せしめたことを特徴とする紫外線硬化型樹脂組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59135866A JPS6114213A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 紫外線硬化型樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59135866A JPS6114213A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 紫外線硬化型樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6114213A JPS6114213A (ja) | 1986-01-22 |
| JPH0552328B2 true JPH0552328B2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=15161594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59135866A Granted JPS6114213A (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 紫外線硬化型樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114213A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4894227B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2012-03-14 | 日立化成工業株式会社 | ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー組成物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5217538A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-09 | Kobe Steel Ltd | Automatic marking apparatus |
| JPS56100803A (en) * | 1980-01-15 | 1981-08-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Photo-setting resin composition |
| JPS5856528A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-04 | Hitachi Ltd | スイッチング電源 |
-
1984
- 1984-06-30 JP JP59135866A patent/JPS6114213A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6114213A (ja) | 1986-01-22 |
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