JPH0554564A - 光学ブロツクの移送機構 - Google Patents

光学ブロツクの移送機構

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JPH0554564A
JPH0554564A JP23740591A JP23740591A JPH0554564A JP H0554564 A JPH0554564 A JP H0554564A JP 23740591 A JP23740591 A JP 23740591A JP 23740591 A JP23740591 A JP 23740591A JP H0554564 A JPH0554564 A JP H0554564A
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JP
Japan
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optical
optical block
linear motors
block
disk
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Withdrawn
Application number
JP23740591A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Maeda
保 前田
Susumu Tosaka
進 登坂
Mine Naito
峰 内藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0554564A publication Critical patent/JPH0554564A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク装置において、光学ブロックの高
速シーク動作を容易にするとともに、前記光学ブロック
の光ディスク上の特定トラックへの位置決め作用を迅速
かつ適格にし、さらに光ディスク装置の小型・薄型化を
達成する。 【構成】 光学ブロック11の重心位置に対して点対称
に配置された四個のリニヤモータ7、8、9、10によ
り、光学ヘッドを有する光学ブロック11を光ディスク
3の内外周に亘って径方向に移送させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ディスクや光磁気
ディスク等のディスク状記録媒体に対して情報信号の書
込み及び/又は読出しを行う光学ヘッドを有する光学ブ
ロックの移送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクのデ
ィスク状記録媒体に対して情報信号の書込み及び/又は
読出しを行う光ディスク記録及び/又は再生装置が提案
されている。このような光ディスク記録及び/又は再生
装置は、図3に示すように、外筐体101内に支持され
たシャーシ102を有し、このシャーシ102上に光デ
ィスク103を回転操作させながら保持している。
【0003】この光ディスク103の回転操作は、シャ
ーシ102に取付けられたスピンドルモータ103と、
このスピンドルモータ103の駆動軸に取付けられたデ
ィスクテーブル104とを有し、このディスクテーブル
104に上記光ディスク103が載置されて行われる。
【0004】そして、上記光ディスク103の径方向に
は、一対のリニヤモータ106、107により上記光デ
ィスク103の内外周に亘って径方向に移送される光学
ヘッドを備えた光学ブロック105が設けられている。
【0005】上記光学ヘッドを有する光学ブロック10
5には、半導体レーザ等の光源、この光源より発せられ
る光束を導く対物レンズ108を含む所定の光学デバイ
ス及び光検出器等を内蔵して構成されている。そして、
上記光ディスク上への光束の照射と、該光ディスクより
の反射光の検出により、この光ディスクに対する情報信
号の書き込み及び/又は読出しを行うように構成されて
いる。
【0006】また、二個のリニヤモータ106、107
は、各々固定部材109と移動部材110とから構成さ
れている。このリニヤモータの固定部材109は、上下
の磁気ヨークとともに磁路を形成するマグネット等によ
り構成されている。また、移動部材110は、コイル1
11が巻装されたボビン112が設けられており、この
ボビン112には光学ブロック105の移送方向の二箇
所でネジ部材を介して連結されるとともに前記コイル1
11への通電用ピンが設けられている。
【0007】そして、上記リニヤモータの移動部材11
0は、シャーシ102上の光ディスク103の径方向に
互いに対向して配設された二本のガイドシャフト11
3、114に貫通支持され、光学ブロック105の光デ
ィスク103方向への案内を行う。
【0008】したがって、上記構成の移送機構におい
て、一対のリニヤモータ106、17の各コイル111
へ同時に通電することにより、移動部となる上記ボビン
112が駆動され、移動部材110に連結された光学ブ
ロック105が二本のガイドシャフト113、114を
摺動しながら上記光ディスク103の内外周に亘って径
方向に移送し、情報信号の読み書き及び/又は書き込み
を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光学ブ
ロックの移送機構においては、一般的に、情報信号の書
込み及び/又は読出しを行う光学ヘッドを含む光学ブロ
ックの重量は比較的重いものである。したがって、該光
学ブロックの駆動操作のためのリニヤモータが従来例の
ような二個のものでは、光ディスクの径方向へ光学ディ
スクの移動(いわゆる光学ブロックのシーク動作)を高
速に実現することは困難である。特に、小型・薄型化を
求められるような場合にはリニヤモータの性能アップに
は限界があり非常に困難である。
【0010】この為、従来の移送機構において、ボビン
に対するコイルの巻数を増加させるか、又マグネットの
磁力を強力にすることも考えられないわけではない。し
かし、コイルの巻数を増加させることは、リニヤモータ
の移動部としてのボビンの質量が増大して迅速な駆動移
動操作及び停止を阻害することとなり、又、マグネット
の磁力を強力にすることは、該マグネットからの漏洩磁
束が増大して、この漏洩磁束が光学ブロックに保持され
た光学ヘッドの構成要素に悪影響を与えかねない問題点
を有する。
【0011】また、上記従来の移送機構で、リニヤモー
タ自体の形状が大きなものを使用すると、リニヤモータ
の駆動力を上げても、上記光学ブロックの光ディスクの
特定トラックへの位置決め作用は、リニヤモータ及び光
学ブロックのオーバーラン等のために正確に行えない欠
点を有することになる。
【0012】さらに、光学ブロックの移動方向の二箇所
で光学ブロックを支持する機構では、光学ブロックの傾
き(ヨーイング)が生じ、その結果光ディスクの読書き
及び書込みが良好に行えなくなる危険をも有している。
本発明は、上記諸問題を解決し、光学ブロックの高速シ
ークの実現と正確かつ迅速な位置決め等を行えるように
した光学ブロックの移送機構の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学ディスク
装置において、光学ヘッドを保持する光学ブロックと、
該光学ブロックをディスク状記録媒体の径方向に駆動操
作するために設けられ、前記光学ブロックの重心に対し
て点対称に配設された四個のリニアモータとを有する構
成を採用した。
【0014】
【作用】本発明では、光学ブロックの重心位置に対して
点対称に、四個のリニヤモータを配設したことにより、
各リニヤモータに対する駆動制御を適宜行うことによっ
て、光学ブロックの高速シークを可能とするとともに、
ディスク上の特定トラックへの位置決めを迅速かつ適格
に実現できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
ながら説明する。本発明は、図1に示すように、外筐体
1内に支持されたシャーシ2を有し、このシャーシ2上
に光ディスク3を保持するとともに回転操作する回転駆
動装置4を有して構成されている。
【0016】上記回転駆動装置4は、上記シャーシ2に
取付けられたスピンドルモータ5と、このスピンドルモ
ータ5の駆動軸に取付けられたディスクテーブル6とを
有している。上記ディスクテーブル6には、上記光ディ
スク3が載置されて保持され、このディスクテーブル6
上に保持された上記光ディスク3は、上記スピンドルモ
ータ3が回転駆動すると、上記ディスクテーブル6とと
もに回転操作される。
【0017】そして、上記光ディスク3の径方向には、
四個のリニヤモータ7、8、9、10によりその内外周
に亘って移送される光学ヘッドを有する光学ブロック1
1が配置されている。
【0018】また、上記光学ヘッドを有する光学ブロッ
ク11には、半導体レーザ等の光源、この光源より発せ
られる光束を導く対物レンズ12を含む所定の光学デバ
イス及び光検出器等を内蔵して構成されている。そし
て、上記光ディスク面上へのレーザ光の照射と、該光デ
ィスクよりの戻り光の検出により、この光ディスクに対
する情報信号の書き込み及び/又は読出しを行うように
構成されている。なお、11a は、光ディスク3の径
方向に移動する際、光ディスク3と衝突することがない
よう形成された切欠き部である。
【0019】また、上記リニヤモータ7、8、9、10
は、図2に示すように、各々移動部材13と固定部材2
0とから構成されている。上記移動部材13は、その一
端にリニヤモータ部のコイル14が巻装されたボビン1
5が設けられており、このボビン15には光学ブロック
11の連結部と連結するための結合用ネジ穴16、17
を備えているとともに、前記コイル14への通電用ピン
18、19が設けられている。
【0020】また、リニヤモータの固定部材20は、上
記移動部材13の移動方向に沿って一対の上下の磁気ヨ
ーク21、22が両端が接続されて設けられている。下
ヨーク22には上記移動部材13の移動方向と直行する
方向に磁界を発生するマグネット23が上ヨーク21と
対向する面に設けられている。上記コイル14が巻装さ
れたボビン15は、上記ヨーク21が貫通しており、こ
れに沿って上記移動部材13の移動方向に移動自在とな
っている。このように各リニヤモータ7、8、9、10
は、コイル14、ボビン15、磁気ヨーク21、22、
マグネット23等により構成され、上記コイル14に流
す電流を制御することにより、所定の速度で上記移動部
材13を移動させることが可能である。
【0021】また、上記四個のリニヤモータ7、8、
9、10は、各々比較的低トルクかつ小型のものを使用
し、図1に示すように、リニヤモータ7と8を向かい合
わせ、また、リニヤモータ9と10を向かい合わせ、上
記光学ブロック11の重心に対して点対称となるように
配置されている。
【0022】上記構成の各リニヤモータ7、8、9、1
0の移動部材13は、シャーシ2上に対向して配置され
た上記ガイドシャフト24、25が貫通支持されてい
る。即ち、リニヤモータ7、9の移動部材11は、ガイ
ドシャフト24に、リニヤモータ8、10の移動部材1
3は、ガイドシャフト25に貫通支持されている。そし
て、上記移動部材13の端部は、光学ブロック11の四
隅部において上記ボビン15の連結用ネジ穴16、17
にネジを介して連結されている。なお、これらのリニア
モータ7、8、9、10の駆動に関しては、マイクロコ
ンピュータを含む制御系等によりコントロールされ得る
ようにし、四個のうちの一個のみ、又は、三個を駆動し
得るようにすると良い。
【0023】本発明は、上記のように構成されるため、
コイル14への通電により、上記ボビン15を有する移
動部材13が駆動されることにより、四隅部で各リニヤ
モータ7、8、9、10に連結された光学ブロック11
をガイドシャフト24、25に沿って光ディスク3の内
外周に亘って径方向に移送させることができる。
【0024】この場合において、所定距離以上離れた位
置への光学ブロック11の高速シーク動作時には、光学
ブロック11の重心に対して点対称に配設された四隅の
リニアモータ7、8、9、10のすべてを駆動させるこ
とにより、光学ブロック11の加速・減速動作を行う。
また、光学ブロック11の光ディスク3に対する特定ト
ラックへの位置決め動作はリニヤモータ9、10を光デ
ィスク3の中心方向への駆動に用い、もう一組のリニア
モータ7、8は、前記光ディスク3の外側方向への駆動
に用いるというように、従来例のように同時にすべてに
電流を流さずに、これらのリニヤモータ7、8、9、1
0を2セットずつ逆方向(プッシュ・プルの状態)に駆
動させて用いることができる。したがって、光ディスク
3上の特定トラックへの位置決め操作を正確かつ迅速に
行うことが可能である。
【0025】また、光学ブロック11を微小ストローク
移送する場合には、二個のリニアモータのみを駆動する
ことにより正確な移送が達成される。さらに、光学ブロ
ック11の重心に対して対角線上にある、例えば、リニ
アモータ7と10の組またはリニヤモータ8と9の組を
適宜駆動制御することによって、前記光学ブロック11
の面に対する垂直方向の該光学ブロック11の傾き(ヨ
ーイング)を抑制ないし補正することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上記のように光学ブロックの
重心に対して点対称に配設された四個のリニアモータと
を有するものであるから、光学ブロックの高速シークの
実現が達成できる。また、コイルの巻数を増加させたり
マグネットを強力にする必要がないので、各々のリニヤ
モータを小型化することができる。その結果、光ディス
ク装置の小型化・薄型化を達成でき、またリニヤモータ
の量産性向上によりコストダウンが可能である。
【0027】また、四個のリニヤモータを適宜に組合せ
駆動することにより、光学ブロックの駆動操作において
その制御範囲が拡大できるため、光学ブロックの光ディ
スクへの特定トラックへの位置決め作用を正確かつ迅速
に行うことができる。
【0028】さらに、光学ブロックを四個のリニヤモー
タで支持するため、光学ブロックのの傾き(ヨーイン
グ)を有効に抑えることができ、良好な情報信号の書込
み及び/又は読出しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学ブロックの移送機構を示す平面図
である。
【図2】リニヤモータを示す斜視図である。
【図3】従来の光学ブロックの移送機構を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
3…ディスク 11…光学ブロック 7、8、9、10…リニヤモータ
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 光学ブロックの移送機構
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ディスクや光磁気
ディスク等のディスク状記録媒体に対して情報信号の書
き込み及び/又は読み出しを行う光学ヘッドを有する光
学ブロックの移送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクのデ
ィスク状記録媒体に対して情報信号の書き込み及び/又
は読み出しを行う光ディスク記録及び/又は再生装置が
提案されている。このような光ディスク記録及び/又は
再生装置は、図3に示すように、外筐体101内に支持
されたシャーシ102を有し、このシャーシ102上に
光ディスク3を回転操作可能として保持している。
【0003】この光ディスク3の回転操作は、シャーシ
102に取付けられたスピンドルモータ103と、この
スピンドルモータ103の駆動軸に取付けられたディス
クテーブル104とを有し、このディスクテーブル10
4に上記光ディスク3が載置されて行われる。
【0004】そして、上記光ディスク3の信号記録面と
対向するようにして、ー対のリニヤモータ106、10
7により上記光ディスク3の内外周に亘って径方向に移
送される光学ヘッドを備えた光学ブロック105が移動
基台120に配置されている。
【0005】上記光学ヘッドを有する光学ブロック10
5は、半導体レーザ等の光源、この光源より発せられる
光ビームを導く対物レンズ108を含む所定の光学デバ
イス及び光検出器等を内蔵して構成されている。そし
て、上記光ディスク上への光ビームの照射と、該光ディ
スクよりの反射光の検出により、この光ディスクに対す
る情報信号の書き込み及び/又は読み出しを行うように
構成されている。
【0006】また、上記移動基台120は、シャーシ1
02上の光ディスク3の径方向に互いに平行に配設され
た2本のガイドシャフト113,114に対してローラ
部材を介して支持されている。すなわち、上記移動基台
120は、ローラ部材を上記ガイドシャフト113,1
14にガイドさせ、光ディスク3の径方向に移動可能と
なされている。この例においては、図中上方の一方のガ
イドシャフト113に対しては2個のローラ部材12
1,122が又図中下方の他方のガイドシャフト114
に対してはローラ部材123がそれぞれ転動可能とされ
ている。
【0007】次に、上記移動基台120を上記ガイドシ
ャフト113,114の長さ方向に移動する2個のリニ
ヤモータ106,107は、上記移動基台120の両側
部に取付けられている。このリニヤモータ106,10
7は、各々固定部材110と移動部材109とから構成
されている。このリニヤモータの固定部材110は、上
下の磁気ヨークとともに磁路を形成するマグネット等に
より構成されている。そして、ー対の固定部材110,
110が、上記ガイドシャフト113,114に対して
平行にそれぞれシャーシ102上に配設される。
【0008】一方、移動部材109は、コイル111が
巻装されたボビン112により構成されている。このボ
ビン112の基端部には、前記コイル111の端末が接
続される通電用ピンが設けられている。そして、上記移
動部材109のボビン112はその基端部側が上記移動
基台120の両側部において、それぞれ2箇所をネジ部
材119によりネジ止めされて連結されている。そし
て、この移動基台120の両側部に取付けられた移動部
材109,109は、上記固定部材110,110にそ
れぞれ挿通されて取付けられている。
【0009】従って、上記リニヤモータ106,107
は、上記通電用ピンを介して上記コイル111に所定電
流が通電されることにより、上記移動部材109が上記
固定部材110の長さ方向に移動可能とされるように構
成される。
【0010】上記構成を有する光学ブロックの移送機構
において、上述のように一対のリニヤモータ106、1
07の各コイル111の端末へ同時に通電され、上記移
動部材109が上記固定部材110の長さ方向に移動さ
れると、この移動部材109に伴って移動基台l20に
取付けた上記ローラ部材121,122,123が2本
のガイドシャフト113、114の長さ方向に亘って転
動され、移動基台120が移動される。この移動基台1
20の移動により、この移動基台120内に備えられた
光学ブロック105が上記光ディスク3の内外周に亘っ
て径方向に移送されて、上記光ディスク3に対して情報
信号の書き込み及び/又は読み出しを行うことができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光学ブ
ロックの移送機構においては、一般的に、情報信号の書
込み及び/又は読み出しを行う光学ヘッドを含む光学ブ
ロックの重量は比較的重いものである。したがって、該
光学ブロックの駆動操作のためのリニヤモータが従来例
のような2個のものでは、光ディスクの径方向へ光学デ
ィスクの移動(いわゆる光学ブロックのシーク動作)を
高速に実現することは困難である。特に、小型・薄型化
を求められるような場合にはリニヤモータの性能向上に
は限界があり非常に困難である。
【0012】このため、従来の移送機構において、ボビ
ンに対するコイルの巻数を増加させるか、またマグネッ
トの磁力を強力にしてリニヤモータの推力を増大させる
ことも考えられないわけではない。しかし、コイルの巻
数を増加させることは、リニヤモータの移動部としての
ボビンの重量が増大して迅速な移動操作及び停止を阻害
することとなり、又、マグネットの磁力を強力にするこ
とは、該マグネットからの漏洩磁束が増大して、この漏
洩磁束が移動基台内の光学ブロックを構成する光学ヘッ
ド等の要素に悪影響を与えかねない問題点を有する。
【0013】また、上記従来の移送機構で、リニヤモー
タ自体の形状が大きなものを使用すると、リニヤモータ
の推力が上昇しても、上記光学ブロックの光ディスクの
特定トラックへの位置決め作用は、リニヤモータ及び光
学ブロックのオーバーラン等のために正確に行えない欠
点を有することになる。
【0014】さらに、光学ブロックに対し移動方向の2
箇所で移動基台を駆動する機構では、光学ブロックの傾
き(ヨーイング)が生じ、その結果光ディスクの書き込
み及び/又は読み出しが良好に行えなくなる危険をも有
している。本発明は、上記諸問題を解決し、光学ブロッ
クの高速シークの実現と正確かつ迅速な位置決め等を行
えるようにした光学ブロックの移送機構の提供を目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学ディスク
装置において、光学ヘッドを保持する光学ブロックと、
該光学ブロックをディスク状記録媒体の径方向に駆動操
作するために設けられ、前記光学ブロックの重心に対し
て点対称に配設された4個のリニアモータとを有する構
成を採用した。
【0016】
【作用】本発明では、光学ブロックの重心位置に対して
点対称に、4個のリニヤモータを配設したことにより、
各リニヤモータに対する駆動制御を適宜行うことによっ
て、光学ブロックの高速シークを可能とするとともに、
光学ディスク上の特定トラックへの位置決めを迅速かつ
適格に実現できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
ながら説明する。本発明は、図1に示すように、外筐体
1内に支持されたシャーシ2を有し、このシャーシ2上
には、光ディスク3を保持するディスクテーブル6と、
このディスクテーブル6を回転操作するスピンドルモー
タ5が設けられている。上記ディスクテーブル6には、
上記光ディスク3が載置されて保持される。このディス
クテーブル6上に保持された上記光ディスク3は、上記
スピンドルモータ5が回転駆動されることにより、上記
ディスクテーブル6とともに回転操作される。
【0018】そして、上記光ディスク3の信号記録面と
対向するようにして、4個のリニヤモータ7、8、9、
10により上記光ディスク3の内外周に亘って移送され
る光学ヘッドを有する光学ブロック11を備えた移動基
台4が取付けられている。
【0019】上記光学ヘッドを有する光学ブロック11
は、半導体レーザ等の光源、この光源より発せられる光
ビームを導く対物レンズ12を含む所定の光学デバイス
及び光検出器等を内蔵して構成されている。そして、上
記光ディスク面上へのレーザ光の照射と、該光ディスク
よりの戻り光の検出により、この光ディスクに対する情
報信号の書き込み及び/又は読み出しを行うように構成
されている。なお、移動基台4のディスクテーブル6と
の対向面側には、光ディスク3の径方向に移動する際、
ディスクテーブル6と衝突することがないように切欠き
部4aが設けられている。
【0020】また、上記移動基台4は、シャーシ2上の
光ディスク3の径方向に互いに平行に配設された2本の
ガイドシャフト24,25に対してローラ部材を介して
支持されている。すなわち、上記移動基台4は、ローラ
部材を上記ガイドシャフト24,25にガイドさせ、光
ディスク3の径方向に移動可能となされている。この例
においては、図1中上方の一方のガイドシャフト24に
対してはローラ部材26,27が又同図中下方の他方の
ガイドシャフ卜25に対してはローラ部材28がそれぞ
れ転動可能とされている。
【0021】次に、上記移動基台4を上記ガイドシャフ
ト24,25の長さ方向に駆動する4個のリニヤモータ
7、8、9、10は、図2に示すように、各々移動部材
13と固定部材20とから構成されている。上記移動部
材13は、その一端にリニヤモータのコイル14が巻装
されたボビン15が設けられており、このボビン15に
は移動基台4の両側部と連結するための結合用ネジ穴1
6、17を備えているとともに、前記コイル14の端末
と接続される通電用ピン18、19が設けられている。
すなわち、上記コイル14から引き出された線材の端末
は、上記ボビン15の溝部15aを介してそれぞれ上記
通電用ピン18,19に巻付けられてハンダ付けされて
いる。そして、このように構成された移動部材13は、
上記移動基台4の両側部の前後2箇所から側方へ突出す
るように取付けられている。この移動部材13の移動基
台4への取付けは、上記ボビン15の基端側に設けられ
た上記結合用ネジ穴16、17にネジ部材29を介して
連結されることにより行われる。
【0022】また、リニヤモータの固定部材20は、4
個の移動部材13に対応して、2つの固定部材を一対と
してガイドシャフト24,25と平行にそれぞれシャー
シ2上に配設されている。この固定部材20は、移動部
材13の移動方向に沿って上下一対の磁気ヨーク21、
22の両端が接続されて設けられている。下側の磁気ヨ
ーク22には上記移動部材13の移動方向と直行する方
向に磁界を発生するマグネット23が上側の磁気ヨーク
21と対向する面に設けられている。そして、上記移動
部材13のコイル14が巻装されたボビン15は、上記
磁気ヨーク21を挿通している。
【0023】よって、上記リニヤモータ7,8,9,1
0は、上記通電用ピン18,19を介して各コイル14
に所定電流が通電されることにより、上記移動部材13
が上記固定部材20の長さ方向に移動可能とされる。従
って、上述のように各リニヤモータ7,8,9,10
は、それぞれコイル14、ボビン15、磁気ヨーク2
1、22、マグネット23等により構成され、上記コイ
ル14に流す電流を制御することにより、所定の速度で
上記移動基台4を光学ディスク3の径方向に駆動させる
ことが可能となっている。
【0024】ここで、上記4個のリニヤモータ7,8,
9,10としては、各々比較的低推力かつ小型のものを
使用し、図1に示すように、リニヤモータ7と8を向か
い合わせ、また、リニヤモータ9と10を向かい合わ
せ、上記移動基台4に備えられた光学ブロック11の重
心に対して点対称となるように配置されている。なお、
これらのリニアモータ7、8、9、10の駆動に関して
は、マイクロコンピュータを含む制御系等によりコント
ロールされ得るようにし、4個のうちの2個ずつ駆動し
たり、又は、4個全てを独立に駆動し得るようにすると
良い。
【0025】本発明は、上記のように構成されるため、
上記コイル14への通電により、上記ボビン15を有す
る移動部材13がリニアモータとして駆動されることに
なる。この移動部材13の駆動により上記各リニヤモー
タ7、8、9、10が連結される移動基台4をガイドシ
ャフト24,25の長さ方向に沿って駆動し、この移動
基台4に備えられた光学ブロック11を光ディスク3の
内外周に亘って径方向に移送させることができる。
【0026】この場合において、所定距離以上離れた位
置への移動基台4内の光学ブロック11の高速シーク動
作時には、光学ブロック11の重心に対して点対称に配
設されたリニアモータ7,8,9,10のすべてを駆動
させることにより、移動基台4の加速・減速動作を行
う。また、光学ブロック11の光デイスク3に対する特
定トラックへの位置決め動作はリニヤモータ9,10を
光ディスク3の中心方向への駆動に用い、もう一組のリ
ニアモータ7,8は、前記光ディスク3の外側方向への
駆動に用いるというように、従来例のように同時にすべ
てに電流を流さずに、これらのリニヤモータ7,8,
9,10を2セットずつ逆方向(プッシュ・プルの状
態)に駆動させて用いることができる。したがって、光
ディスク3上の特定トラックへの位置決め操作を正確か
つ迅速に行うことが可能である。
【0027】また、光学ブロック11を微小ストローク
移送する場合には、2個のリニアモータのみを駆動する
ことにより正確な移送が達成される。さらに、光学ブロ
ック11の重心に対して対角線上にある、例えば、リニ
アモータ7と10の組またはリニヤモータ8と9の組を
適宜駆動制御することによって、前記光学ブロック11
の面に対する垂直方向の該光学ブロック11の傾き(ヨ
ーイング)を抑制ないし補正することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上記のように光学ブロックの
重心に対して点対称に配設された4個のリニアモータを
有するものであるから、光学ブロックの高速シークの実
現が達成できる。また、コイルの巻数を増加させたりマ
グネットを強力にする必要がないので、各々のリニヤモ
ータを小型化することができる。その結果、光ディスク
装置の小型化・薄型化を達成でき、またリニヤモータの
量産性向上によりコストダウンが可能である。
【0029】また、4個のリニヤモータを適宜に組合せ
駆動することにより、光学ブロックの駆動操作において
その制御範囲が拡大できるため、光学ブロックの光ディ
スクへの特定トラックへの位置決め作用を正確かつ迅速
に行うことができる。
【0030】さらに、光学ブロックを4個のリニヤモー
タで駆動するため、光学ブロックのの傾き(ヨーイン
グ)を有効に抑えることができ、良好な情報信号の書込
み及び/又は読み出しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学ブロックの移送機構を示す平面図
である。
【図2】リニヤモータを示す斜視図である。
【図3】従来の光学ブロックの移送機構を示す平面図で
ある。
【符号の説明】 3…ディスク 11…光学ブロック 7、8、9、10…リニヤモータ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ディスク装置において、光学ヘッド
    を保持する光学ブロックと、該光学ブロックをディスク
    状記録媒体の径方向に駆動操作するために設けられ、前
    記光学ブロックの重心に対して点対称に配設された四個
    のリニアモータとを有することを特徴とする光学ブロッ
    クの移送機構。
JP23740591A 1991-08-23 1991-08-23 光学ブロツクの移送機構 Withdrawn JPH0554564A (ja)

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JP23740591A JPH0554564A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 光学ブロツクの移送機構

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Effective date: 19981112