JPH0555631B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0555631B2 JPH0555631B2 JP61034305A JP3430586A JPH0555631B2 JP H0555631 B2 JPH0555631 B2 JP H0555631B2 JP 61034305 A JP61034305 A JP 61034305A JP 3430586 A JP3430586 A JP 3430586A JP H0555631 B2 JPH0555631 B2 JP H0555631B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- urethane
- examples
- heat
- blocked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
本発明は合成繊維又は半合成繊維用改質剤に関
するものである。 ポリエステル系、ポリアミド系、ポリアクリロ
ニトリル系、ポリオレフイン系、ポリアセテート
系などの合成繊維、半合成繊維は均質であり、強
度、耐久性、耐薬品性などの物性が優れているこ
とから、近年その生産量や需要量は綿、ウール、
絹などの天然繊維を上回るほどに成長してきた
が、吸水、吸湿性の不足や繊維表面の不活性さや
内部構造の緻密さに基づく接着性や染色性不足な
ど更に改良、改質が望まれる物性面も有してい
る。これらの合成繊維に対する改良、改質技術と
しては、各種の目的、用途において種々の試み、
提案がなされているが、いまだ不充分なものが多
い。 例えば、ポリエステル系、ポリアミド系繊維に
耐久性のある吸水性を付与せしめんとして、ポリ
エチレンオキサイド鎖を主体とする重合性化合物
を後加工することが提案されているが、それらの
ほとんどが分散染料での染色堅牢度、特に摩擦堅
牢度の著しい低下を伴うという欠点を有してお
り、またこれらの化合物では実質的に吸湿性を与
えるまでには至らなかつた。 また、合成繊維の中で特にポリエステル繊維は
構造が緻密であり、官能基も少ないことからイオ
ン性染料や反応性染料で染色することができず、
唯一染色可能な分散染料ですら130℃以上という
高温下でしか染着しなかつた。この点について
は、アニオン基含有二塩基酸又はそれらの誘導体
などの共重合でカチオン染料可染型ポリエステル
やポリエチレンオキサイド鎖含有グリコールなど
の共重合により、ボイル染色を可能にならしむる
様に工夫した易染性ポリエステル繊維などが登場
してきているが、これらは特殊原料の使用による
コストアツプや強度などの物性面の低下を伴うこ
とや低温染色化しえたとしても実質的には100〜
120℃の高温染色がなされているのが実情である。 更には、タイヤコード、ベルトコード又は重
布、合成皮革製造時などの強化材として、ポリエ
ステル系やポリオレフイン系等の合成繊維を利用
する場合にはその繊維表面に官能基がないことや
緻密な表面組織になつていることのため各種樹脂
類との接着性が乏しく、しばしば問題になつてい
るのが現状である。 例えば、タイヤコードではゴムとの接着剤であ
るレゾルシンフオルマリンラテツクスとの親和性
が悪いために、各種の前処理が検討されている
が、充分満足されるに至つていないのが現状であ
る。 本発明は、合成繊維又は半合成繊維本来の性質
を損なわず、合成繊維の表面を化学的に改質して
合成繊維又は半合成繊維の吸湿、吸水性、保水
性、染色性、他物質に対する親和性、更には溶融
性等を改質しようとするものである。 例えば、本発明は従来のポリエチレンオキサイ
ド鎖を主体とする化合物を用いて合成繊維に吸水
性能を与えようとする場合に生ずる。 吸水性は与えるが、吸湿性、保水性を与える
までに至らない、染色堅牢度の低下が著しく染
色堅牢度の良好な染料を用いたものしか使用でき
ない等の欠点を解決するためになされたものであ
る。 更に、本発明改質剤、改質法は、合成繊維、特
にポリエステル表面に耐久性のある糖ウレタンブ
ロツク物で被覆するのでポリエステル表面にヒド
ロキシル基の付与が可能となり、例えば反応性染
料の如く100℃以下染色可能な染料による染色を
可能にし、また例えばレゾルシン−ホルマリンラ
テツクスとの接着性を容易にするためになされた
ものである。 更に本発明は合成繊維の持つ摩擦又は熱による
溶融性を改良するためになされたものである。本
発明は、多糖類、オリゴ糖類もしくは、それらの
誘導体(以下本分中ではこれらを単に糖類とい
う)と有機ポリイソシアネートとを反応させて得
られる遊離イソシアネート基を有するウレタン化
物のイソシアネート基をブロツクした水溶性又は
水分散性で、かつ熱反応性の糖類ウレタンブロツ
ク化物を合成繊維の糸に付着させ又は合成繊維布
帛に付着させ、後に熱処理することを特徴とする
合成繊維用改質剤に関するものである。 前記種類としては、多糖類、オリゴ糖類である
スターチ、デキストリン、タマリンド、キトサ
ン、グアーガム、セルロース、マルトース、トレ
ハロース、ゲンチオビオール、シヨ糖、シクロデ
キストリンなどがあげられる。 更に前記多糖類、オリゴ糖類にモノクロル酢
酸、モノクロルエタンスルホン酸を置換させたア
ニオン誘導体又はメチルクロライドを置換させて
成る又はメチルクロライドを置換させ、かつエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレ
ンオキサイドなどのアルキレンオキサイドなどを
付加させて成る非イオン化誘導体又は3−クロロ
−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、グリシジルアンモニウムクロライ
ドなどを置換又は付加させて成るカチオン化誘導
体があげられる。 なお、セルロースにモノクロル酢酸を反応させ
た具体例はカルボキシメチルセルロースがあげら
れ、またメチルクロライドを置換させた具体例は
メチルセルロースがあげられ、またメチルクロラ
イドを置換し、かつアルキレンオキサイドを付加
させた具体例は、メチルヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルヒドロキシプロピルセルロースがげ
られ、また3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
トリメチルアンモニウムクロライド、グリシジル
アンモニウムクロライド等を置換又は付加させた
具体例としてはカチオン化セルロースがあげられ
る。 本発明に用いる有機ポリイソシアネートとして
は、有機ポリイソシアネートモノマーや、一般に
ウレタン製造に用いられる活性水素を2個以上含
有する化合物と有機ポリイソシアネートモノマー
とを通常の方法によりイシソアネート基/活性水
素基の比が、イソシアネート基が過剰になるよう
にして反応させて得られるイソシアネート基を有
するプレポリマーがあげられる。前記活性水素を
2個以上含有する化合物としては、例えば1.6ヘ
キサンジオール、トリメチロールプロパン、ポリ
ブタジエングリコールなど多価アルコール類や、
アルキレンオキサイドの付加重合によつて得られ
るポリエーテルポリオールやポリエステルポリオ
ール、3級アミノ基含有ポリオールあるいは同一
分子内に4級化カチオン基を1個以上含有するポ
リオール、例えば、トリエタノールアミンやN−
メチルジエタノールアミンなどにアルキレンオキ
サイドを付加重合した3級アミノ基含有ポリエー
テルの3級アミノ基をジエチル硫酸などで4級化
したポリオールなど、更に特殊な例としては有機
シリコーンポリオール、有機弗素系ポリオール等
があげられるが、これに限定されるものではな
い。 なお、使用する前記有機ポリイソシアネートモ
ノマーとしては、通常ウレタン製造に用いられる
トルエンジイソシアネート、ジフエニルメタンジ
イソシアネートなどの芳香族イソシアネート、キ
シリレンジイソシアネートなどの芳香脂肪族イソ
シアネート、イソホロンジイソシアネートなどの
脂環式イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートなどの脂肪族イソシアネートなどがあげ
られる。 前記多糖類、オリゴ糖類、単糖類及びそれらの
誘導体と有機ポリイソシアネートから、イソシア
ネート基を有するウレタン化物が製造されるが、
製造に際しては反応系の粘度、均一性、溶解性な
どの点から有機溶剤を使用することが好ましい。
使用する有機溶剤としては、イソシアネート基と
不活性な、特にジオキサン、メチルエチルケト
ン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、N−メチルピロリドン、ピリジンなどの親水
性溶剤が好ましい。 このようにして製造されたウレタン化物のイソ
シアネート基は遊離基であり、自己重合して、あ
るいは水分、湿気さらに活性水素化合物との反応
によりゲル化しやすいので、該イソシアネート基
を保護するために、例えば2級又は3級のアルコ
ール類、活性メチレンを有する化合物類、フエノ
ール類、ハロゲン化フエノール類、オキシム類、
ラクタム類、イミダゾール類、重亜硫酸塩類など
の熱処理によりイソシアネート基を再生するブロ
ツキング剤を用いて水溶性又は水分散性でかつ熱
反応性のブロツク化物(以下、本発明に用いるブ
ロツク化物という)が製造される。 本発明に用いるブロツク化物には、ウレタン化
物に含有されるイソシアネート基全部を、水溶性
又は水分散性を有しないブロツキング剤でブロツ
ク化したタイプと、該イソシアネート基を上述の
ブロツキング剤でブロツク化し、一部を熱解離し
ない水溶性基又は水分散性基含有化合物を付加し
たタイプと遊離イソシアネート基の一部又は全部
を重亜硫酸塩でブロツクし、残りの部分を水溶性
や水分散性を有しないブロツキング剤でブロツク
したタイプなどがある。次に本発明に用いるウレ
タン化物のブロツク化について具体的に説明す
る。 例えば、水溶性や水分散性を有しないブロツク
キング剤としては、特に常温以上かつ100℃以下
でウレタン化物と反応し、ブロツク化しうるもの
が好ましい。 このようなブロツキング剤としては、2級又は
3級のアルコール類、活性メチレンを有する化合
物、フエノール類、ハロゲン化フエノール類、オ
キシム類、ラクタム類、イミダゾール類などがあ
げられ、これらと本発明に用いるウレタン化物と
の反応は、一般に知られているように、通常のウ
レタン化触媒やアルカリ金属のアルコラートのご
とき触媒の存在下あるいは無触媒下で行われる。 本発明に用いるウレタン化物を上述の様なブロ
ツキング剤でブロツクし、一部を熱解離しない活
性水素を1個及びエチレンオキサイド鎖を同一分
子内に有するモノ官能化合物、例えば、メタノー
ル、エタノール、IPA等の一価アルコールへのエ
チレンオキサイド重付加物、酢酸、ステアリン酸
等の一価カルボン酸のエチレンオキサイド重付加
物、フエノール、アルキルフエノール等の一価フ
エノールのエチレンオキサイド重付加物でブロツ
ク化するか、又は活性水素を1個及びカチオン性
基を同一分子内に有する化合物、例えばジメチル
アミノエタノールのジエチル硫酸、ハロゲン化ア
ルキル等による四級カチオン基含有化合物でブロ
ツク化するか、又は活性水素原子1個以上及びア
ニオン性塩類状基又はアニオン性塩類形成性基を
同一分子内に含有する化合物、例えばアミノカル
ボン酸類又はアミノスルホン酸類などと反応させ
てもよい。前記アニオン性塩類状基又はアニオン
性塩類形成性基は、水溶性にするために、リチウ
ム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩などにして用いられる。 更に水溶性を与える方法としては、前記イソシ
アネート基を有するプレポリマー中に、エチレン
オキサイド鎖、カチオン基、アニオン基を含有さ
せても良く、その場合、上記イソシアネート基を
有するプレポリマー製造にあたつて使用する活性
水素を2個以上含有する化合物として、エチレン
オキサイドの付加重合体であるポリエーテルポリ
オール、N−メチルジエタノールアミンのジエチ
ル硫酸、ハロゲン化アルキル等による四級化カチ
オン化合物、ジメチルプロピオン酸等が用いられ
る。 一方、ブロツキング剤として重亜硫酸塩を用い
る場合には、本発明に用いるウレタン化物中のイ
ソシアネート基全部を重亜硫酸塩水溶液を用いて
ブロツク化してもよく、イソシアネート基の一部
を水溶性や水分散性を有しないブロツキング剤で
ブロツクし、残りのイソシアネート基を重亜硫酸
塩水溶液を用いてブロツクしてもよい。イソシア
ネート基をブロツクするに際しては、ジオキサ
ン、メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミ
ド、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コールなどの親水性溶剤を加えて行うのが好まし
い。 更に、上記本発明に用いるブロツク化物の製造
にあたつては、前記糖類が非イオン性の場合は、
上記イソシアネート基の変性及び前記プレポリマ
ーが非イオン、アニオン性、カチオン性いずれも
可能であるが、前記糖類がアニオン化いずれも可
能であるが、前記糖類がアニオン化されている場
合は、上記イソシアネート基の変性及び前記プレ
ポリマーは、非イオン及び/又はアニオン性を原
則とし、また前記糖類がカチオン化されている場
合は、上記イソシアネート基の変性及び前記プレ
ポリマーは非イオン及び/又はカチオン性を原則
とする。 ただし、アニオン、カチオンのモル比によつて
は、必ずしもこの限りではない。 更に前記糖類が水不溶性の場合は、上述の如く
ウレタン化物は水溶性基を有する必要がある。一
方前記例示の3級アミノ基含有ポリオールを使用
した遊離イソシアネートを有するプレポリマーに
より、本発明糖ウレタンブロツク化物を調整した
場合、後に3級アミノ基をモノクロル酢酸ソーダ
ーにより両性化することも可能である。 また、ブロツク化反応が非水系で行えるブロツ
キング剤を用いて糖ウレタンブロツク化物を製造
する場合には、前記方法以外に有機ポリイソシア
ネートモノマー中又は遊離のイソシアネート基を
有するプレポリマー中の少なくとも1個のイソシ
アネート基を予めブロツク化した後、残存するイ
ソシアネート基を前記糖類と反応させても良い。
この場合、イソシアネート基と糖類のヒドロキシ
ル基のmol比は、1.0以下で自由に選択できる。 以上のようにして合成した本発明に用いるブロ
ツク化物は、水稀釈してもイソシアネート基がブ
ロツク化されているため安定である。それゆえ、
本発明に用いるブロツク化物を水溶液又は水分散
液にした場合にも長時間保存可能である。該水溶
液又は水分散液を合成繊維又は半合成繊維の糸に
付着させ、また合成繊維又は半合成繊維の布帛に
付与し、100〜240℃で加熱処理することによりブ
ロツキング剤は解離し、イソシアネート基が再生
して反応し、架橋する。前記糸又は布帛への本発
明糖ウレタンブロツク化物の水溶液又は水分散液
の付与は、浸漬法又はコーテイング法などが適応
される。 なお、合成繊維又は半合成繊維布帛としては、
編物、織物、不織布などがあげられる。 次に本発明による改質性が得られる理由につい
て説明する。 耐久性については、熱反応性の糖ウレタンブロ
ツク化物が熱処理によりイソシアネート基が再生
され、架橋することによるものと考えられる。 吸水、吸湿、保水性については、前記多糖類、
オリゴ糖類、単糖類及びそれらの誘導体によるも
のと考えられる。更に染色堅牢度に優れる利点は
合成繊維、半合成繊維の染色に用いられる染料と
上記糖類との親水性の不良によるものと考えられ
る。 染色性及び他基材、他物質との親水性について
は、前記熱反応性の糖ウレタンブロツク化物が合
成繊維、半合成繊維表面を被覆するため、即ち、
合成繊維、半合成繊維表面に官能基(上記糖類の
ヒドロキシル基)が付与されるので、アニオン染
料、反応性染料等での染色性が可能になるためと
考えられ、かつ他基材との親和性及び他物質との
反応性が向上又は可能となるためと考えられる。 合成繊維の熱溶融性の改良については、熱溶融
性を有し得ない前記熱反応性の糖ウレタンブロツ
ク化物が合成繊維の表面を被覆するためになされ
るものである。 さらに、本発明の糖ウレタンブロツク化物が付
与された繊維の触感、風合いは綿ライクなものと
なる。なお、本発明を実施するにあたり、種々の
添加剤(柔軟剤、帯電防止剤、浸透剤等)を併用
しても良いことは当然のことである。 更にブロツク化イソシアネート基の硬化を促進
するために、ソジウムメチラート、トリエチルア
ミン又は一般のウレタン化触媒を併用することが
好ましい。 以下本発明の方法を実施例に基づき説明する
が、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施
例に限定されるものではない。 合成例 1 置換度1.6のメチルセルロース100部(重量部.
以下同様)にポリプロピレングリコール(分子量
400)とヘキサメチレンジイソシアネートとを反
応させて成るイソシアネート基を11.3%含有する
プレポリマー564.4部を添加し、ジオキサン100部
を添加して温度90℃にて90分間反応を行い、イソ
シアネート基を前記セルロース誘導体と前記プレ
ポリマーの総量に対して4.70%含有するウレタン
化物を得た。 次に、40℃にてエタノール60部を添加し、後に
系内温度35℃にて30%重亜硫酸ソーダー水溶液
257.7部を添加した後、35〜40℃にて60分間撹拌
混合し、水稀釈して樹脂分20%の透明で粘稠な熱
反応性糖ウレタンブロツク化組成物を得た。 合成例 2 ヘキサメチレンジイソシアネート100部に系内
温度40℃にて、メチルエチルケトオキシム51.8部
を90分間を要し徐々に滴下し、後に同温にて60分
間反応を行い、イソシアネート基24.5%(ヘキサ
メチレンジイソシアネート量に対して)を有する
液状のブロツク化ウレタンを得た。 一方、白色デキストリン100部に、ジメチルホ
ルムアミド500部を添加し、系内温度90℃に加温
し、その中に上記の液状のブロツク化ウレタン
39.3部を同温にて30分間を要し徐々に滴下し、そ
の後同温にて420分間反応を行い、イソシアネー
ト基が消失したことを確認した後、水稀釈して樹
脂分15%の半透明低粘度の熱反応性糖ウレタンブ
ロツク化組成物を得た。 合成例 3 合成例1で用いたメチルセルロース100部にジ
メチルホルムアミド200部を添加し、系内温度90
℃にて30分間撹拌を行ない、次に合成例2で用い
たイソシアネート基24.5%を有する液状のブロツ
ク化ウレタン30.0部を系内温度90℃にて90分間を
要し、徐々に滴下し、その後同温にて120分間反
応を行い、イソシアネート基が消失したことを確
認し、水稀釈して樹脂分20%の完全透明の熱反応
性糖ウレタンブロツク化組成物を得た。 合成例 4 合成例1で用いたのと同じセルロース誘導体
100部に、ポリエチレングリコール(分子量1000)
とヘキサメチレンジイソシアネートとを反応させ
て得られたイソシアネート基を6.0%含有するプ
レポリマー1062.0部を添加し、その後ジオキサン
150部を添加して系内温度90℃にて150分間反応を
行い、イソシアネート基を前記セルロース誘導体
と前記プレポリマーの総量に対して2.70%含有す
るウレタン化物を得た。 次に得られたウレタン化物にフエノール52.0
部、トリエチルアミン0.2部を添加して80℃にて
120分間反応させ、イソシアネート基を前記セル
ロース誘導体と前記プレポリマーの総量に対して
0.70%含有するブロツク化物を得た。更に系内温
度30℃にて35%タウリンソーダー水溶液81.40部
添加して35〜40℃にて30分間撹拌混合した後に水
稀釈して樹脂分15%の透明、粘稠の熱反応性糖ウ
レタンブロツク化組成物を得た。 合成例 5 ヘキサメチレンジイソシアネート50部に、以下
構造を有する四級化カチオンジオール40.62部を
添加して系内温度90℃にて、80分間反応を行い、
f−NC0 13.69%のカチオン化プレポリマーを得
た。 次に上記カチオン化プレポリマーにメチルエチ
ルケトオキシム12.95部を添加して系内温度60℃
にて120分間反応を行い、ヘキサメチレンジイソ
シアネートと四級化カチオンジオール総量に対し
て遊離イソシアネート基6.75%を有する高粘稠の
ブロツク化ウレタン化物を得た。 (四級化カチオンジオール) 次に置換度0.60のメチルヒドロプロピルスター
チ100部にジメチルホルムアミド300部を添加し
て、系内80℃以下にて溶解した後、上記遊離イソ
シアネート基6.75%を有するブロツク化ウレタン
化合物57.9部を60分間かけて徐々に添加した後
は、80℃以下にて反応を行い、イソシアネート基
が消失したことを確認した後、水稀釈して樹脂分
20%の高粘稠の透明感のある熱反応性糖ウレタン
ブロツク化組成物を得た。 実施例 1〜5 合成例1〜5で得られた熱反応性の糖ウレタン
ブロツク化物にそれぞれ触媒(エラストロンキヤ
タリスト−32第一工業製薬(株)製)を樹脂分に対し
て10%併用し、更に樹脂分5%になるように水で
稀釈し、処理浴を調整した。得られた処理浴にポ
リエステルジヤージ染色布を浸漬し、マングルで
均一に絞り(絞り率100%)、ベーキング機にて
100℃にて3分間前乾燥、140℃にて1分間熱処理
して吸水性を測定した。 更に洗濯による吸水性の耐久性についても測定
し、その結果を第1表に示す。 合成例1〜5で得られた糖ウレタンブロツク化
物を用いたものがそれぞれ実施例1〜5に相当す
る。 (吸水性) JIS 10798(バイレツク法)により評価。 (吸水性の耐久性) 中性洗剤2g/を含む洗濯浴を用い、浴比
1:30で家庭用洗濯機を用いて40℃で60分間洗濯
後、40℃にて60分間すすぎ、脱水、乾燥し、上述
の吸水性を評価。 比較例 1 式: で表わされる改質剤(樹脂分100%)を用いて処
理浴の樹脂分濃度が5%となるように下記組成を
有する処理浴を調整した。 (処理浴組成) 前記改質剤 5.0部 過硫酸アンモニウム 0.3部 水 94.7部 上記の処理浴に、実施例1で使用したのと同じ
のポリエステルジヤージ染色布を浸漬して絞り
(絞り率100%)、関係湿度100%、温度100℃にて
5分間処理したのち140℃にて1分間ベーキング
し、実施例1と同様にして評価した。それらの結
果を第1表に示す。
するものである。 ポリエステル系、ポリアミド系、ポリアクリロ
ニトリル系、ポリオレフイン系、ポリアセテート
系などの合成繊維、半合成繊維は均質であり、強
度、耐久性、耐薬品性などの物性が優れているこ
とから、近年その生産量や需要量は綿、ウール、
絹などの天然繊維を上回るほどに成長してきた
が、吸水、吸湿性の不足や繊維表面の不活性さや
内部構造の緻密さに基づく接着性や染色性不足な
ど更に改良、改質が望まれる物性面も有してい
る。これらの合成繊維に対する改良、改質技術と
しては、各種の目的、用途において種々の試み、
提案がなされているが、いまだ不充分なものが多
い。 例えば、ポリエステル系、ポリアミド系繊維に
耐久性のある吸水性を付与せしめんとして、ポリ
エチレンオキサイド鎖を主体とする重合性化合物
を後加工することが提案されているが、それらの
ほとんどが分散染料での染色堅牢度、特に摩擦堅
牢度の著しい低下を伴うという欠点を有してお
り、またこれらの化合物では実質的に吸湿性を与
えるまでには至らなかつた。 また、合成繊維の中で特にポリエステル繊維は
構造が緻密であり、官能基も少ないことからイオ
ン性染料や反応性染料で染色することができず、
唯一染色可能な分散染料ですら130℃以上という
高温下でしか染着しなかつた。この点について
は、アニオン基含有二塩基酸又はそれらの誘導体
などの共重合でカチオン染料可染型ポリエステル
やポリエチレンオキサイド鎖含有グリコールなど
の共重合により、ボイル染色を可能にならしむる
様に工夫した易染性ポリエステル繊維などが登場
してきているが、これらは特殊原料の使用による
コストアツプや強度などの物性面の低下を伴うこ
とや低温染色化しえたとしても実質的には100〜
120℃の高温染色がなされているのが実情である。 更には、タイヤコード、ベルトコード又は重
布、合成皮革製造時などの強化材として、ポリエ
ステル系やポリオレフイン系等の合成繊維を利用
する場合にはその繊維表面に官能基がないことや
緻密な表面組織になつていることのため各種樹脂
類との接着性が乏しく、しばしば問題になつてい
るのが現状である。 例えば、タイヤコードではゴムとの接着剤であ
るレゾルシンフオルマリンラテツクスとの親和性
が悪いために、各種の前処理が検討されている
が、充分満足されるに至つていないのが現状であ
る。 本発明は、合成繊維又は半合成繊維本来の性質
を損なわず、合成繊維の表面を化学的に改質して
合成繊維又は半合成繊維の吸湿、吸水性、保水
性、染色性、他物質に対する親和性、更には溶融
性等を改質しようとするものである。 例えば、本発明は従来のポリエチレンオキサイ
ド鎖を主体とする化合物を用いて合成繊維に吸水
性能を与えようとする場合に生ずる。 吸水性は与えるが、吸湿性、保水性を与える
までに至らない、染色堅牢度の低下が著しく染
色堅牢度の良好な染料を用いたものしか使用でき
ない等の欠点を解決するためになされたものであ
る。 更に、本発明改質剤、改質法は、合成繊維、特
にポリエステル表面に耐久性のある糖ウレタンブ
ロツク物で被覆するのでポリエステル表面にヒド
ロキシル基の付与が可能となり、例えば反応性染
料の如く100℃以下染色可能な染料による染色を
可能にし、また例えばレゾルシン−ホルマリンラ
テツクスとの接着性を容易にするためになされた
ものである。 更に本発明は合成繊維の持つ摩擦又は熱による
溶融性を改良するためになされたものである。本
発明は、多糖類、オリゴ糖類もしくは、それらの
誘導体(以下本分中ではこれらを単に糖類とい
う)と有機ポリイソシアネートとを反応させて得
られる遊離イソシアネート基を有するウレタン化
物のイソシアネート基をブロツクした水溶性又は
水分散性で、かつ熱反応性の糖類ウレタンブロツ
ク化物を合成繊維の糸に付着させ又は合成繊維布
帛に付着させ、後に熱処理することを特徴とする
合成繊維用改質剤に関するものである。 前記種類としては、多糖類、オリゴ糖類である
スターチ、デキストリン、タマリンド、キトサ
ン、グアーガム、セルロース、マルトース、トレ
ハロース、ゲンチオビオール、シヨ糖、シクロデ
キストリンなどがあげられる。 更に前記多糖類、オリゴ糖類にモノクロル酢
酸、モノクロルエタンスルホン酸を置換させたア
ニオン誘導体又はメチルクロライドを置換させて
成る又はメチルクロライドを置換させ、かつエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレ
ンオキサイドなどのアルキレンオキサイドなどを
付加させて成る非イオン化誘導体又は3−クロロ
−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、グリシジルアンモニウムクロライ
ドなどを置換又は付加させて成るカチオン化誘導
体があげられる。 なお、セルロースにモノクロル酢酸を反応させ
た具体例はカルボキシメチルセルロースがあげら
れ、またメチルクロライドを置換させた具体例は
メチルセルロースがあげられ、またメチルクロラ
イドを置換し、かつアルキレンオキサイドを付加
させた具体例は、メチルヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルヒドロキシプロピルセルロースがげ
られ、また3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
トリメチルアンモニウムクロライド、グリシジル
アンモニウムクロライド等を置換又は付加させた
具体例としてはカチオン化セルロースがあげられ
る。 本発明に用いる有機ポリイソシアネートとして
は、有機ポリイソシアネートモノマーや、一般に
ウレタン製造に用いられる活性水素を2個以上含
有する化合物と有機ポリイソシアネートモノマー
とを通常の方法によりイシソアネート基/活性水
素基の比が、イソシアネート基が過剰になるよう
にして反応させて得られるイソシアネート基を有
するプレポリマーがあげられる。前記活性水素を
2個以上含有する化合物としては、例えば1.6ヘ
キサンジオール、トリメチロールプロパン、ポリ
ブタジエングリコールなど多価アルコール類や、
アルキレンオキサイドの付加重合によつて得られ
るポリエーテルポリオールやポリエステルポリオ
ール、3級アミノ基含有ポリオールあるいは同一
分子内に4級化カチオン基を1個以上含有するポ
リオール、例えば、トリエタノールアミンやN−
メチルジエタノールアミンなどにアルキレンオキ
サイドを付加重合した3級アミノ基含有ポリエー
テルの3級アミノ基をジエチル硫酸などで4級化
したポリオールなど、更に特殊な例としては有機
シリコーンポリオール、有機弗素系ポリオール等
があげられるが、これに限定されるものではな
い。 なお、使用する前記有機ポリイソシアネートモ
ノマーとしては、通常ウレタン製造に用いられる
トルエンジイソシアネート、ジフエニルメタンジ
イソシアネートなどの芳香族イソシアネート、キ
シリレンジイソシアネートなどの芳香脂肪族イソ
シアネート、イソホロンジイソシアネートなどの
脂環式イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートなどの脂肪族イソシアネートなどがあげ
られる。 前記多糖類、オリゴ糖類、単糖類及びそれらの
誘導体と有機ポリイソシアネートから、イソシア
ネート基を有するウレタン化物が製造されるが、
製造に際しては反応系の粘度、均一性、溶解性な
どの点から有機溶剤を使用することが好ましい。
使用する有機溶剤としては、イソシアネート基と
不活性な、特にジオキサン、メチルエチルケト
ン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、N−メチルピロリドン、ピリジンなどの親水
性溶剤が好ましい。 このようにして製造されたウレタン化物のイソ
シアネート基は遊離基であり、自己重合して、あ
るいは水分、湿気さらに活性水素化合物との反応
によりゲル化しやすいので、該イソシアネート基
を保護するために、例えば2級又は3級のアルコ
ール類、活性メチレンを有する化合物類、フエノ
ール類、ハロゲン化フエノール類、オキシム類、
ラクタム類、イミダゾール類、重亜硫酸塩類など
の熱処理によりイソシアネート基を再生するブロ
ツキング剤を用いて水溶性又は水分散性でかつ熱
反応性のブロツク化物(以下、本発明に用いるブ
ロツク化物という)が製造される。 本発明に用いるブロツク化物には、ウレタン化
物に含有されるイソシアネート基全部を、水溶性
又は水分散性を有しないブロツキング剤でブロツ
ク化したタイプと、該イソシアネート基を上述の
ブロツキング剤でブロツク化し、一部を熱解離し
ない水溶性基又は水分散性基含有化合物を付加し
たタイプと遊離イソシアネート基の一部又は全部
を重亜硫酸塩でブロツクし、残りの部分を水溶性
や水分散性を有しないブロツキング剤でブロツク
したタイプなどがある。次に本発明に用いるウレ
タン化物のブロツク化について具体的に説明す
る。 例えば、水溶性や水分散性を有しないブロツク
キング剤としては、特に常温以上かつ100℃以下
でウレタン化物と反応し、ブロツク化しうるもの
が好ましい。 このようなブロツキング剤としては、2級又は
3級のアルコール類、活性メチレンを有する化合
物、フエノール類、ハロゲン化フエノール類、オ
キシム類、ラクタム類、イミダゾール類などがあ
げられ、これらと本発明に用いるウレタン化物と
の反応は、一般に知られているように、通常のウ
レタン化触媒やアルカリ金属のアルコラートのご
とき触媒の存在下あるいは無触媒下で行われる。 本発明に用いるウレタン化物を上述の様なブロ
ツキング剤でブロツクし、一部を熱解離しない活
性水素を1個及びエチレンオキサイド鎖を同一分
子内に有するモノ官能化合物、例えば、メタノー
ル、エタノール、IPA等の一価アルコールへのエ
チレンオキサイド重付加物、酢酸、ステアリン酸
等の一価カルボン酸のエチレンオキサイド重付加
物、フエノール、アルキルフエノール等の一価フ
エノールのエチレンオキサイド重付加物でブロツ
ク化するか、又は活性水素を1個及びカチオン性
基を同一分子内に有する化合物、例えばジメチル
アミノエタノールのジエチル硫酸、ハロゲン化ア
ルキル等による四級カチオン基含有化合物でブロ
ツク化するか、又は活性水素原子1個以上及びア
ニオン性塩類状基又はアニオン性塩類形成性基を
同一分子内に含有する化合物、例えばアミノカル
ボン酸類又はアミノスルホン酸類などと反応させ
てもよい。前記アニオン性塩類状基又はアニオン
性塩類形成性基は、水溶性にするために、リチウ
ム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩などにして用いられる。 更に水溶性を与える方法としては、前記イソシ
アネート基を有するプレポリマー中に、エチレン
オキサイド鎖、カチオン基、アニオン基を含有さ
せても良く、その場合、上記イソシアネート基を
有するプレポリマー製造にあたつて使用する活性
水素を2個以上含有する化合物として、エチレン
オキサイドの付加重合体であるポリエーテルポリ
オール、N−メチルジエタノールアミンのジエチ
ル硫酸、ハロゲン化アルキル等による四級化カチ
オン化合物、ジメチルプロピオン酸等が用いられ
る。 一方、ブロツキング剤として重亜硫酸塩を用い
る場合には、本発明に用いるウレタン化物中のイ
ソシアネート基全部を重亜硫酸塩水溶液を用いて
ブロツク化してもよく、イソシアネート基の一部
を水溶性や水分散性を有しないブロツキング剤で
ブロツクし、残りのイソシアネート基を重亜硫酸
塩水溶液を用いてブロツクしてもよい。イソシア
ネート基をブロツクするに際しては、ジオキサ
ン、メチルエチルケトン、ジメチルホルムアミ
ド、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コールなどの親水性溶剤を加えて行うのが好まし
い。 更に、上記本発明に用いるブロツク化物の製造
にあたつては、前記糖類が非イオン性の場合は、
上記イソシアネート基の変性及び前記プレポリマ
ーが非イオン、アニオン性、カチオン性いずれも
可能であるが、前記糖類がアニオン化いずれも可
能であるが、前記糖類がアニオン化されている場
合は、上記イソシアネート基の変性及び前記プレ
ポリマーは、非イオン及び/又はアニオン性を原
則とし、また前記糖類がカチオン化されている場
合は、上記イソシアネート基の変性及び前記プレ
ポリマーは非イオン及び/又はカチオン性を原則
とする。 ただし、アニオン、カチオンのモル比によつて
は、必ずしもこの限りではない。 更に前記糖類が水不溶性の場合は、上述の如く
ウレタン化物は水溶性基を有する必要がある。一
方前記例示の3級アミノ基含有ポリオールを使用
した遊離イソシアネートを有するプレポリマーに
より、本発明糖ウレタンブロツク化物を調整した
場合、後に3級アミノ基をモノクロル酢酸ソーダ
ーにより両性化することも可能である。 また、ブロツク化反応が非水系で行えるブロツ
キング剤を用いて糖ウレタンブロツク化物を製造
する場合には、前記方法以外に有機ポリイソシア
ネートモノマー中又は遊離のイソシアネート基を
有するプレポリマー中の少なくとも1個のイソシ
アネート基を予めブロツク化した後、残存するイ
ソシアネート基を前記糖類と反応させても良い。
この場合、イソシアネート基と糖類のヒドロキシ
ル基のmol比は、1.0以下で自由に選択できる。 以上のようにして合成した本発明に用いるブロ
ツク化物は、水稀釈してもイソシアネート基がブ
ロツク化されているため安定である。それゆえ、
本発明に用いるブロツク化物を水溶液又は水分散
液にした場合にも長時間保存可能である。該水溶
液又は水分散液を合成繊維又は半合成繊維の糸に
付着させ、また合成繊維又は半合成繊維の布帛に
付与し、100〜240℃で加熱処理することによりブ
ロツキング剤は解離し、イソシアネート基が再生
して反応し、架橋する。前記糸又は布帛への本発
明糖ウレタンブロツク化物の水溶液又は水分散液
の付与は、浸漬法又はコーテイング法などが適応
される。 なお、合成繊維又は半合成繊維布帛としては、
編物、織物、不織布などがあげられる。 次に本発明による改質性が得られる理由につい
て説明する。 耐久性については、熱反応性の糖ウレタンブロ
ツク化物が熱処理によりイソシアネート基が再生
され、架橋することによるものと考えられる。 吸水、吸湿、保水性については、前記多糖類、
オリゴ糖類、単糖類及びそれらの誘導体によるも
のと考えられる。更に染色堅牢度に優れる利点は
合成繊維、半合成繊維の染色に用いられる染料と
上記糖類との親水性の不良によるものと考えられ
る。 染色性及び他基材、他物質との親水性について
は、前記熱反応性の糖ウレタンブロツク化物が合
成繊維、半合成繊維表面を被覆するため、即ち、
合成繊維、半合成繊維表面に官能基(上記糖類の
ヒドロキシル基)が付与されるので、アニオン染
料、反応性染料等での染色性が可能になるためと
考えられ、かつ他基材との親和性及び他物質との
反応性が向上又は可能となるためと考えられる。 合成繊維の熱溶融性の改良については、熱溶融
性を有し得ない前記熱反応性の糖ウレタンブロツ
ク化物が合成繊維の表面を被覆するためになされ
るものである。 さらに、本発明の糖ウレタンブロツク化物が付
与された繊維の触感、風合いは綿ライクなものと
なる。なお、本発明を実施するにあたり、種々の
添加剤(柔軟剤、帯電防止剤、浸透剤等)を併用
しても良いことは当然のことである。 更にブロツク化イソシアネート基の硬化を促進
するために、ソジウムメチラート、トリエチルア
ミン又は一般のウレタン化触媒を併用することが
好ましい。 以下本発明の方法を実施例に基づき説明する
が、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施
例に限定されるものではない。 合成例 1 置換度1.6のメチルセルロース100部(重量部.
以下同様)にポリプロピレングリコール(分子量
400)とヘキサメチレンジイソシアネートとを反
応させて成るイソシアネート基を11.3%含有する
プレポリマー564.4部を添加し、ジオキサン100部
を添加して温度90℃にて90分間反応を行い、イソ
シアネート基を前記セルロース誘導体と前記プレ
ポリマーの総量に対して4.70%含有するウレタン
化物を得た。 次に、40℃にてエタノール60部を添加し、後に
系内温度35℃にて30%重亜硫酸ソーダー水溶液
257.7部を添加した後、35〜40℃にて60分間撹拌
混合し、水稀釈して樹脂分20%の透明で粘稠な熱
反応性糖ウレタンブロツク化組成物を得た。 合成例 2 ヘキサメチレンジイソシアネート100部に系内
温度40℃にて、メチルエチルケトオキシム51.8部
を90分間を要し徐々に滴下し、後に同温にて60分
間反応を行い、イソシアネート基24.5%(ヘキサ
メチレンジイソシアネート量に対して)を有する
液状のブロツク化ウレタンを得た。 一方、白色デキストリン100部に、ジメチルホ
ルムアミド500部を添加し、系内温度90℃に加温
し、その中に上記の液状のブロツク化ウレタン
39.3部を同温にて30分間を要し徐々に滴下し、そ
の後同温にて420分間反応を行い、イソシアネー
ト基が消失したことを確認した後、水稀釈して樹
脂分15%の半透明低粘度の熱反応性糖ウレタンブ
ロツク化組成物を得た。 合成例 3 合成例1で用いたメチルセルロース100部にジ
メチルホルムアミド200部を添加し、系内温度90
℃にて30分間撹拌を行ない、次に合成例2で用い
たイソシアネート基24.5%を有する液状のブロツ
ク化ウレタン30.0部を系内温度90℃にて90分間を
要し、徐々に滴下し、その後同温にて120分間反
応を行い、イソシアネート基が消失したことを確
認し、水稀釈して樹脂分20%の完全透明の熱反応
性糖ウレタンブロツク化組成物を得た。 合成例 4 合成例1で用いたのと同じセルロース誘導体
100部に、ポリエチレングリコール(分子量1000)
とヘキサメチレンジイソシアネートとを反応させ
て得られたイソシアネート基を6.0%含有するプ
レポリマー1062.0部を添加し、その後ジオキサン
150部を添加して系内温度90℃にて150分間反応を
行い、イソシアネート基を前記セルロース誘導体
と前記プレポリマーの総量に対して2.70%含有す
るウレタン化物を得た。 次に得られたウレタン化物にフエノール52.0
部、トリエチルアミン0.2部を添加して80℃にて
120分間反応させ、イソシアネート基を前記セル
ロース誘導体と前記プレポリマーの総量に対して
0.70%含有するブロツク化物を得た。更に系内温
度30℃にて35%タウリンソーダー水溶液81.40部
添加して35〜40℃にて30分間撹拌混合した後に水
稀釈して樹脂分15%の透明、粘稠の熱反応性糖ウ
レタンブロツク化組成物を得た。 合成例 5 ヘキサメチレンジイソシアネート50部に、以下
構造を有する四級化カチオンジオール40.62部を
添加して系内温度90℃にて、80分間反応を行い、
f−NC0 13.69%のカチオン化プレポリマーを得
た。 次に上記カチオン化プレポリマーにメチルエチ
ルケトオキシム12.95部を添加して系内温度60℃
にて120分間反応を行い、ヘキサメチレンジイソ
シアネートと四級化カチオンジオール総量に対し
て遊離イソシアネート基6.75%を有する高粘稠の
ブロツク化ウレタン化物を得た。 (四級化カチオンジオール) 次に置換度0.60のメチルヒドロプロピルスター
チ100部にジメチルホルムアミド300部を添加し
て、系内80℃以下にて溶解した後、上記遊離イソ
シアネート基6.75%を有するブロツク化ウレタン
化合物57.9部を60分間かけて徐々に添加した後
は、80℃以下にて反応を行い、イソシアネート基
が消失したことを確認した後、水稀釈して樹脂分
20%の高粘稠の透明感のある熱反応性糖ウレタン
ブロツク化組成物を得た。 実施例 1〜5 合成例1〜5で得られた熱反応性の糖ウレタン
ブロツク化物にそれぞれ触媒(エラストロンキヤ
タリスト−32第一工業製薬(株)製)を樹脂分に対し
て10%併用し、更に樹脂分5%になるように水で
稀釈し、処理浴を調整した。得られた処理浴にポ
リエステルジヤージ染色布を浸漬し、マングルで
均一に絞り(絞り率100%)、ベーキング機にて
100℃にて3分間前乾燥、140℃にて1分間熱処理
して吸水性を測定した。 更に洗濯による吸水性の耐久性についても測定
し、その結果を第1表に示す。 合成例1〜5で得られた糖ウレタンブロツク化
物を用いたものがそれぞれ実施例1〜5に相当す
る。 (吸水性) JIS 10798(バイレツク法)により評価。 (吸水性の耐久性) 中性洗剤2g/を含む洗濯浴を用い、浴比
1:30で家庭用洗濯機を用いて40℃で60分間洗濯
後、40℃にて60分間すすぎ、脱水、乾燥し、上述
の吸水性を評価。 比較例 1 式: で表わされる改質剤(樹脂分100%)を用いて処
理浴の樹脂分濃度が5%となるように下記組成を
有する処理浴を調整した。 (処理浴組成) 前記改質剤 5.0部 過硫酸アンモニウム 0.3部 水 94.7部 上記の処理浴に、実施例1で使用したのと同じ
のポリエステルジヤージ染色布を浸漬して絞り
(絞り率100%)、関係湿度100%、温度100℃にて
5分間処理したのち140℃にて1分間ベーキング
し、実施例1と同様にして評価した。それらの結
果を第1表に示す。
処理されたポリエステルジヤージ縦横20×20cm
を常温水中に1時間浸漬後、家庭用洗濯機にて2
分間脱水を行い、重量を測定し以下式より保水性
とした。 保水性(%)=脱水後重量−浸漬前重量/浸漬前重量×
100 〔保水性の耐久性〕 実施例1〜5と同様の操作により、洗濯操作を
行つた後、上記保水性測定を行つた。 比較例 2 比較例1で処理されたポリエステルジヤージを
実施例6〜10と同様に保水性を測定した。結果を
第2表に示す。
を常温水中に1時間浸漬後、家庭用洗濯機にて2
分間脱水を行い、重量を測定し以下式より保水性
とした。 保水性(%)=脱水後重量−浸漬前重量/浸漬前重量×
100 〔保水性の耐久性〕 実施例1〜5と同様の操作により、洗濯操作を
行つた後、上記保水性測定を行つた。 比較例 2 比較例1で処理されたポリエステルジヤージを
実施例6〜10と同様に保水性を測定した。結果を
第2表に示す。
【表】
実施例 11〜15
実施例1〜5の処理されたポリエステルジヤー
ジ染色布の摩擦堅牢度の評価をJIS 0849法により
行つた。結果を第3表に示す。 比較例 3 比較例1で処理されたポリエステルジヤージ染
色布の摩擦堅牢度を実施例11〜15と同様に評価し
た。結果を第3表に示す。
ジ染色布の摩擦堅牢度の評価をJIS 0849法により
行つた。結果を第3表に示す。 比較例 3 比較例1で処理されたポリエステルジヤージ染
色布の摩擦堅牢度を実施例11〜15と同様に評価し
た。結果を第3表に示す。
25℃、湿度90%における皮膜の経時重量変化を
測定し、吸湿性として評価した。 比較例 4 比較例1で使用した改質剤3.0g、過硫酸アン
モニウム0.15g及び水10gを用いて実施例10〜12
と同様にて硬化皮膜を作成し、吸湿性を測定し
た。結果を第4表に示す。
測定し、吸湿性として評価した。 比較例 4 比較例1で使用した改質剤3.0g、過硫酸アン
モニウム0.15g及び水10gを用いて実施例10〜12
と同様にて硬化皮膜を作成し、吸湿性を測定し
た。結果を第4表に示す。
【表】
実施例 21〜25
実施例1〜5で調整した処理液をポリエステル
フイラメント糸(75デニール/36フイラメント)
にKissローラーを用いて、固型分3.0%付着させ
た後、ベーキング機にて100℃、3分間前乾燥し、
140℃にて1分間熱処理を行つた。 上記処理されたポリエステルフイラメント糸を
筒編機にてニツト布に仕上げ、そのニツト布の吸
水性及び洗濯耐久性を実施例1〜5と同様に測定
した。 結果を第5表に示す。(実施例21〜25が実施例
1〜5の処理液に相当)。 なお、洗濯には加工されたニツト布を供した。
フイラメント糸(75デニール/36フイラメント)
にKissローラーを用いて、固型分3.0%付着させ
た後、ベーキング機にて100℃、3分間前乾燥し、
140℃にて1分間熱処理を行つた。 上記処理されたポリエステルフイラメント糸を
筒編機にてニツト布に仕上げ、そのニツト布の吸
水性及び洗濯耐久性を実施例1〜5と同様に測定
した。 結果を第5表に示す。(実施例21〜25が実施例
1〜5の処理液に相当)。 なお、洗濯には加工されたニツト布を供した。
【表】
実施例 26〜28
合成例2及び3及び5で得られた熱反応性の糖
ウレタンブロツク化物に、それぞれ触媒(エラス
トロンキヤタリスト−32)を樹脂分に対して10%
併用して、更に樹脂分10%になるよう水で稀釈
し、処理浴を調整した。 得られた処理浴にポリエステルジヤージ白布を
浸漬マングルで絞り(絞り率106%)、ベーキング
機にて100℃にて3分間乾燥し、後に140℃にて1
分間熱処理し、反応染料による染色テストを行つ
た。 更に上記操作により染色したポリエステルジヤ
ージを実施例1〜5に示す洗濯条件にて洗濯を行
つた。その結果を第6表に示す。なお、合成例2
及び3及び5で得られた糖ウレタンブロツク化物
を用いたものがそれぞれ実施例26〜28に相当す
る。 反応染料による染色条件 浴比 1:50 無水芒硝 30g/ 染料 Mikcacion Brilliant Red B 4%owf
(三菱化成社製) ソーダ灰 10%owf 染色熱条件 無水芒硝 染料 →35℃→(20分)→85℃(60分)→湯洗 加工布 ソーダ灰
ウレタンブロツク化物に、それぞれ触媒(エラス
トロンキヤタリスト−32)を樹脂分に対して10%
併用して、更に樹脂分10%になるよう水で稀釈
し、処理浴を調整した。 得られた処理浴にポリエステルジヤージ白布を
浸漬マングルで絞り(絞り率106%)、ベーキング
機にて100℃にて3分間乾燥し、後に140℃にて1
分間熱処理し、反応染料による染色テストを行つ
た。 更に上記操作により染色したポリエステルジヤ
ージを実施例1〜5に示す洗濯条件にて洗濯を行
つた。その結果を第6表に示す。なお、合成例2
及び3及び5で得られた糖ウレタンブロツク化物
を用いたものがそれぞれ実施例26〜28に相当す
る。 反応染料による染色条件 浴比 1:50 無水芒硝 30g/ 染料 Mikcacion Brilliant Red B 4%owf
(三菱化成社製) ソーダ灰 10%owf 染色熱条件 無水芒硝 染料 →35℃→(20分)→85℃(60分)→湯洗 加工布 ソーダ灰
【表】
以上の如く加工布は、反応染料で染色され、か
つ洗濯による耐久性を有するものであつた。 実施例 29〜31 合成例2及び3及び5で得られた糖ウレタンブ
ロツク化物に、それぞれ触媒(エラストロンキヤ
タリスト−32)を樹脂分に対して10%併用し、こ
の液にナイロンコードを浸漬し、固型分付着量約
2.0%とした後、120℃、3分間乾燥した。次にこ
の乾燥コードをRFL(レゾルシン−ホルマリン−
ラテツクス)に浸漬し、RFL固型分付着量約3.0
%となるように調整の後、200℃、2分間熱処理
した。ついで、この処理コートを天然ゴムに埋込
み、150℃30分間加熱した後、剥離強度並びに引
抜強度及び曲げ硬さを測定した。また、比較のた
めRFL(付着量約5%)のみで処理した時の剥
離、引抜強度、曲げ硬さを測定し、これをブラン
ク(100)とした時の指数により第7表に結果を
示す。 なお、実施例29〜31は、合成例2及び3及び5
の化合物にそれぞれ相当する。
つ洗濯による耐久性を有するものであつた。 実施例 29〜31 合成例2及び3及び5で得られた糖ウレタンブ
ロツク化物に、それぞれ触媒(エラストロンキヤ
タリスト−32)を樹脂分に対して10%併用し、こ
の液にナイロンコードを浸漬し、固型分付着量約
2.0%とした後、120℃、3分間乾燥した。次にこ
の乾燥コードをRFL(レゾルシン−ホルマリン−
ラテツクス)に浸漬し、RFL固型分付着量約3.0
%となるように調整の後、200℃、2分間熱処理
した。ついで、この処理コートを天然ゴムに埋込
み、150℃30分間加熱した後、剥離強度並びに引
抜強度及び曲げ硬さを測定した。また、比較のた
めRFL(付着量約5%)のみで処理した時の剥
離、引抜強度、曲げ硬さを測定し、これをブラン
ク(100)とした時の指数により第7表に結果を
示す。 なお、実施例29〜31は、合成例2及び3及び5
の化合物にそれぞれ相当する。
【表】
上表より、ブランクに対して強固な接着が得ら
れることがわかる。 実施例 32〜36 合成例1〜5で得られた糖ウレタンブロツク化
物に、それぞれ触媒(エラストロンキヤタリスト
−32)を樹脂分に対して10%併用し、更に樹脂分
10%になるよう水で稀釈し、処理浴を調整した。 得られた処理浴にポリエステルジヤージを浸漬
しマングルで絞り(絞り率110%)、ベーキング機
にて120℃にて2分間乾燥し、その後150℃にて2
分間熱処理を行つた。 該加工布を回転数1500rpm、ローラー表面速度
7m/minのスピードで回転する木製ロール(桜
の木使用)に接触圧1.0Kgで加工布を接触させ、
溶融し、穴があくまでの摩擦溶融時間を測定し
た。結果を第8表に示す。 なお、実施例32〜36は、合成例1〜5の化合物
にそれぞれに相当する。
れることがわかる。 実施例 32〜36 合成例1〜5で得られた糖ウレタンブロツク化
物に、それぞれ触媒(エラストロンキヤタリスト
−32)を樹脂分に対して10%併用し、更に樹脂分
10%になるよう水で稀釈し、処理浴を調整した。 得られた処理浴にポリエステルジヤージを浸漬
しマングルで絞り(絞り率110%)、ベーキング機
にて120℃にて2分間乾燥し、その後150℃にて2
分間熱処理を行つた。 該加工布を回転数1500rpm、ローラー表面速度
7m/minのスピードで回転する木製ロール(桜
の木使用)に接触圧1.0Kgで加工布を接触させ、
溶融し、穴があくまでの摩擦溶融時間を測定し
た。結果を第8表に示す。 なお、実施例32〜36は、合成例1〜5の化合物
にそれぞれに相当する。
【表】
実施例 37〜41
実施例1〜5と同様の操作により、処理浴を調
整し、得られた処理浴にナイロンタフタを浸漬
し、マングルで均一に絞り(絞り率60%)、ベー
キング機にて100℃にて3分間前乾燥し、140℃に
て1分間熱処理し、吸水性を測定した。 更に、洗濯による吸水性の耐久性についても測
定した。 吸水性評価及び洗濯条件は、実施例1〜5と同
一である。 なお、合成例1〜5で得られた糖ウレタンブロ
ツク化物を用いたものが、それぞれ実施例37〜41
に相当する。結果を第9表に示す。
整し、得られた処理浴にナイロンタフタを浸漬
し、マングルで均一に絞り(絞り率60%)、ベー
キング機にて100℃にて3分間前乾燥し、140℃に
て1分間熱処理し、吸水性を測定した。 更に、洗濯による吸水性の耐久性についても測
定した。 吸水性評価及び洗濯条件は、実施例1〜5と同
一である。 なお、合成例1〜5で得られた糖ウレタンブロ
ツク化物を用いたものが、それぞれ実施例37〜41
に相当する。結果を第9表に示す。
Claims (1)
- 1 多糖類、オリゴ糖類もしくは、それらの誘導
体と有機ポリイソシアネートとを反応させて得ら
れる遊離イソシアネート基を有するウレタン化物
のイソシアネート基をブロツクした水溶性又は水
分散性で、かつ熱反応性のブロツク化ウレタン化
合物を合成繊維又は半合成繊維の糸に付着させ、
後に熱処理すること、又は合成繊維又は半合成繊
維布帛に付着させ、後に熱処理することを特徴と
する合成繊維又は半合成繊用改質剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3430586A JPS62191580A (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 | 合成繊維又は半合成繊維用改質剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3430586A JPS62191580A (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 | 合成繊維又は半合成繊維用改質剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62191580A JPS62191580A (ja) | 1987-08-21 |
| JPH0555631B2 true JPH0555631B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=12410442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3430586A Granted JPS62191580A (ja) | 1986-02-18 | 1986-02-18 | 合成繊維又は半合成繊維用改質剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62191580A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4223273A1 (en) | 2022-02-08 | 2023-08-09 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Cellulosic particle |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0241473A (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-09 | Tochigi Pref Gov | キトサン化合物を利用した抗菌繊維とその製造法 |
| US9260605B2 (en) * | 2013-03-29 | 2016-02-16 | The Chemours Company Fc, Llc | Urethane based extenders for surface effect compositions |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5567074A (en) * | 1978-11-13 | 1980-05-20 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | Production of chenille yarn |
-
1986
- 1986-02-18 JP JP3430586A patent/JPS62191580A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4223273A1 (en) | 2022-02-08 | 2023-08-09 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Cellulosic particle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62191580A (ja) | 1987-08-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4931524A (en) | Surface-treatment of synthetic or semi-synthetic fiber textile materials | |
| JPS62295986A (ja) | 制電加工剤 | |
| EP0067375B1 (en) | A textile product and method of treating a textile product | |
| CN114575163A (zh) | 一种抗污防皱服装面料 | |
| JPH0515826B2 (ja) | ||
| JPS63219685A (ja) | 織布又は不織布の染色性を改良する方法 | |
| CN112341597B (zh) | 一种水性聚氨酯湿摩擦牢度提升剂的制备方法 | |
| JPS6297983A (ja) | セルロ−ス系繊維を含む布帛の樹脂加工法 | |
| JPH0555631B2 (ja) | ||
| CN114635292B (zh) | 含席夫碱网络结构聚氨酯涂层聚酰胺织物及制备方法 | |
| JPH0466948B2 (ja) | ||
| JPS62191576A (ja) | 合成繊維または半合成繊維用改質剤 | |
| CN115044011A (zh) | 一种符合蓝标生态纺织品认证的环保型水性聚氨酯及其制备方法 | |
| JPH0762314B2 (ja) | 合成繊維の改質方法 | |
| US5863983A (en) | Manufacturing method for blocked aqueous dispersion of polyurethanes | |
| JPH0130956B2 (ja) | ||
| JPS62191581A (ja) | 合成繊維又は半合成繊維用改質剤 | |
| US2686103A (en) | Process of modifying regenerated cellulose and product resulting therefrom | |
| CN116043544A (zh) | 提升面料冷感和抗紫外功能的浸染剂及其制备方法和应用 | |
| JPS62199873A (ja) | 合成繊維、半合成繊維の改質加工法 | |
| JP2003278079A (ja) | 反応染料可染性架橋アクリレート系繊維及び繊維構造体並びにそれらの製造方法 | |
| CN113386409A (zh) | 一种防水耐腐蚀聚乙烯面料及其制备方法 | |
| US4592757A (en) | Production of dyed or undyed wool with an antifelting finish: quaternized piperazine condensate | |
| CN111058185B (zh) | 一种高强度粘胶纤维无纺布及其制备方法 | |
| JPH09143883A (ja) | 繊維用制電処理剤 |