JPH0556682B2 - - Google Patents
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- JPH0556682B2 JPH0556682B2 JP8782186A JP8782186A JPH0556682B2 JP H0556682 B2 JPH0556682 B2 JP H0556682B2 JP 8782186 A JP8782186 A JP 8782186A JP 8782186 A JP8782186 A JP 8782186A JP H0556682 B2 JPH0556682 B2 JP H0556682B2
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、複数の誘電体共振器を隣合うもの同
士電磁的に或いは結合素子を介して結合した構成
の誘電体フイルタに関し、殊に減衰域に極をもつ
バンドパスタイプの誘電体フイルタの提案に関す
る。 従来の技術 バンドパスフイルタにおいて、ユーザーサイド
からは、中心周波数から所定周波数離れたところ
の周波数での減衰量が所定値以上あるといつた条
件でフイルタの注文を受けることがある。 このような要求を満たす手段として本出願人は
先に特願昭60−218753号において、上記の誘電体
フイルタについて少なくとも1個の誘電体共振器
をとばしてその前後に存する誘電体共振器を直接
リアクタンス素子で接続する技術を提案した。具
体例を挙げて説明すれば、例えば第13図に示す
ように2段目の誘電体共振器A2と5段目誘電体
共振器A5を直接結合する場合であると、内導体
34の形成された貫通孔33内に絶縁物よりなる
柱状体40,40を挿設し、この柱状体40,4
0にリード線41の各端部を適当深さ挿入する構
成である。 この構成によれば、リード線41の先端部と内
導体34の間に等価的に静電容量C1,C2が形
成されるので、2つの誘電体共振器A2とA5が
静電容量素子C1,C2によつて直接結合される
こととなる。尚、図中31は誘電体ブロツク、3
2は該ブロツクの外側四面に形成された外導体、
35は内導体34と外導体32を短絡するために
誘電体ブロツク31の底面に形成された短絡導
体、36は隣合う誘電体共振器A1,A2……同
士を電磁的に結合する結合孔である。 上記のように、少なくとも1個の誘電体共振器
をとばしてその前後に在する誘電体共振器を直接
リアクタンス素子で接続すれば、第14図に実線
で示すように、減衰域に極P1,P2が発生して
フイルタ特性が急しゆんになる。従つて、この結
果、中心周波数から所定周波数離れたところでの
減衰量を所定位置以上に設定できてユーザの要求
をみたすことができるのである。図中、破線は共
振器の段数が同じで極をもたないフイルタの周波
数特性を示す。 発明が解決しようとする問題点 ところで、上記提案に係る技術はその具体例
(第13図)で説明したように2つの誘電体共振
器を結合するのにリード線等を用いて空間を引き
廻しているため次のような問題がある。即ち、リ
ード線等で空間を引き廻す構成であると機械的振
動に弱いためリード線と誘電体ブロツクとの間の
間隔が変化しやすい。このため、それに基づきリ
ード線が誘電体ブロツクとの間で形成する静電容
量が変動し、その結果、極P1,P2を生じる周
波数1,2が高低変化するという問題がある。加
えて、有極化のために必要な構成部材もリード線
41,絶縁性柱状体40,40と多く必要でコス
ト的にも高くつくという問題もある。 本発明は上記の問題点に鑑み、機械的振動に対
して強く、かつ極を生じる周波数が安定し、更に
構成的にも簡素である有極構造の誘電体フイルタ
を提供することを目的としている。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は、誘電体ブロ
ツクに構成された複数の誘電体共振器を隣合うも
の同士電磁的或いは結合素子を介して結合した誘
電体フイルタにおいて、その一側辺に少なくとも
2つの凸部を有し、かつ導電パターンの形成され
た絶縁基板の前記凸部が、誘電体共振器の内導体
の配された孔に挿入され、該共振器の内導体と前
記導電パターンとが静電容量結合されることによ
つて、少なくとも2つの誘電共振器が結合されて
なる誘電体フイルタであることを特徴としてい
る。 上記構成の作用は次に説明する実施例の中で述
べる。 実施例 第1図は本発明の一実施例としての誘電体フイ
ルタを示し、1は酸化チタン系セラミツク誘電体
等からなる誘電体ブロツクで、該ブロツク1の四
側面には金属膜からなる外導体2が形成され、誘
電体ブロツク1の中には適当間隔おきに貫通孔3
……が形成されている。この貫通孔3……の内面
には金属膜からなる内導体4が形成され、誘電体
ブロツク1底面に形成した導電膜(不図示)によ
つて前記外導体2と短絡されている。前記各内導
体4……、外導体2及びその間に存する誘電体ブ
ロツク1によつて誘電体共振器A1,A2……
(以下、単に共振器という。)が構成されている。
共振器A1,A2……の間には共振器相互を結合
させるための一手段としての結合孔6……が結合
され、隣合う共振器A1,A2……が電磁的に結
合されている。各共振器を結合孔6……によつて
結合した場合、その結合は誘導的である。 7はベークライト等からなる絶縁体基板で、接
着剤等を用いて誘電体ブロツクの上面1aに起立
した状態で固定されている。この絶縁体基板7に
はその一側辺に2つの凸部7a,7bが形成して
あると共に、この凸部7a,7bにわたつて基板
表面に逆U字状をした導電パターン8が形成され
ている。前記2つの凸部7a,7bは誘電体共振
器A2とA5の貫通孔3,3に入り込んでいるの
で、両共振器A2,A5はそれに内導体4,4と
導電パターン8の先端8a,8aとの間で形成さ
れる静電容量によつて結合されている。第2図は
このように2つの誘電体共振器A2,A5を静電
容量で直接結合した誘電体フイルタの等価回路を
示す。図中、Xは前記導電パターンの先端8a,
8aと内導体4,4との間で形成する2つの静電
容量と導電パターン8自身のもつインダクタンス
分の合成リアクタンス値、Kは各共振器A1,A
2……を電磁的に結合する結合孔6と等価な結合
素子である。このような等価回路で表わされるフ
イルタの特性は第14図に示したように上下2つ
の減衰域に極P1,P2が出来る。極P1,P2
を生じる周波数1,2はリアクタンスXのインピ
ーダンス値の大きさによつて変化する。一般にイ
ンピーダンス値が大きくなる程極が中心周波数0
から離れる傾向にある。インピーダンス値は、導
電パターンの長さ、即ち導電パターン先端8a,
8bが貫通孔3内に入り込む長さを可変すること
により変化できる。尚、Xのインピーダンス値が
あまり小さいと極が通過域に入り好ましくない。 前記極は、リアクタンスXを接続することによ
つてとばされる共振器の数、リアクタンス素子の
種類(容量性か誘導性か)及び結合要素の種類
(容量性か誘導性か)によつて上下の減衰域の一
方若しくは両方に選択的に形成することができ
る。下表にその代表例数例を掲げる。
士電磁的に或いは結合素子を介して結合した構成
の誘電体フイルタに関し、殊に減衰域に極をもつ
バンドパスタイプの誘電体フイルタの提案に関す
る。 従来の技術 バンドパスフイルタにおいて、ユーザーサイド
からは、中心周波数から所定周波数離れたところ
の周波数での減衰量が所定値以上あるといつた条
件でフイルタの注文を受けることがある。 このような要求を満たす手段として本出願人は
先に特願昭60−218753号において、上記の誘電体
フイルタについて少なくとも1個の誘電体共振器
をとばしてその前後に存する誘電体共振器を直接
リアクタンス素子で接続する技術を提案した。具
体例を挙げて説明すれば、例えば第13図に示す
ように2段目の誘電体共振器A2と5段目誘電体
共振器A5を直接結合する場合であると、内導体
34の形成された貫通孔33内に絶縁物よりなる
柱状体40,40を挿設し、この柱状体40,4
0にリード線41の各端部を適当深さ挿入する構
成である。 この構成によれば、リード線41の先端部と内
導体34の間に等価的に静電容量C1,C2が形
成されるので、2つの誘電体共振器A2とA5が
静電容量素子C1,C2によつて直接結合される
こととなる。尚、図中31は誘電体ブロツク、3
2は該ブロツクの外側四面に形成された外導体、
35は内導体34と外導体32を短絡するために
誘電体ブロツク31の底面に形成された短絡導
体、36は隣合う誘電体共振器A1,A2……同
士を電磁的に結合する結合孔である。 上記のように、少なくとも1個の誘電体共振器
をとばしてその前後に在する誘電体共振器を直接
リアクタンス素子で接続すれば、第14図に実線
で示すように、減衰域に極P1,P2が発生して
フイルタ特性が急しゆんになる。従つて、この結
果、中心周波数から所定周波数離れたところでの
減衰量を所定位置以上に設定できてユーザの要求
をみたすことができるのである。図中、破線は共
振器の段数が同じで極をもたないフイルタの周波
数特性を示す。 発明が解決しようとする問題点 ところで、上記提案に係る技術はその具体例
(第13図)で説明したように2つの誘電体共振
器を結合するのにリード線等を用いて空間を引き
廻しているため次のような問題がある。即ち、リ
ード線等で空間を引き廻す構成であると機械的振
動に弱いためリード線と誘電体ブロツクとの間の
間隔が変化しやすい。このため、それに基づきリ
ード線が誘電体ブロツクとの間で形成する静電容
量が変動し、その結果、極P1,P2を生じる周
波数1,2が高低変化するという問題がある。加
えて、有極化のために必要な構成部材もリード線
41,絶縁性柱状体40,40と多く必要でコス
ト的にも高くつくという問題もある。 本発明は上記の問題点に鑑み、機械的振動に対
して強く、かつ極を生じる周波数が安定し、更に
構成的にも簡素である有極構造の誘電体フイルタ
を提供することを目的としている。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は、誘電体ブロ
ツクに構成された複数の誘電体共振器を隣合うも
の同士電磁的或いは結合素子を介して結合した誘
電体フイルタにおいて、その一側辺に少なくとも
2つの凸部を有し、かつ導電パターンの形成され
た絶縁基板の前記凸部が、誘電体共振器の内導体
の配された孔に挿入され、該共振器の内導体と前
記導電パターンとが静電容量結合されることによ
つて、少なくとも2つの誘電共振器が結合されて
なる誘電体フイルタであることを特徴としてい
る。 上記構成の作用は次に説明する実施例の中で述
べる。 実施例 第1図は本発明の一実施例としての誘電体フイ
ルタを示し、1は酸化チタン系セラミツク誘電体
等からなる誘電体ブロツクで、該ブロツク1の四
側面には金属膜からなる外導体2が形成され、誘
電体ブロツク1の中には適当間隔おきに貫通孔3
……が形成されている。この貫通孔3……の内面
には金属膜からなる内導体4が形成され、誘電体
ブロツク1底面に形成した導電膜(不図示)によ
つて前記外導体2と短絡されている。前記各内導
体4……、外導体2及びその間に存する誘電体ブ
ロツク1によつて誘電体共振器A1,A2……
(以下、単に共振器という。)が構成されている。
共振器A1,A2……の間には共振器相互を結合
させるための一手段としての結合孔6……が結合
され、隣合う共振器A1,A2……が電磁的に結
合されている。各共振器を結合孔6……によつて
結合した場合、その結合は誘導的である。 7はベークライト等からなる絶縁体基板で、接
着剤等を用いて誘電体ブロツクの上面1aに起立
した状態で固定されている。この絶縁体基板7に
はその一側辺に2つの凸部7a,7bが形成して
あると共に、この凸部7a,7bにわたつて基板
表面に逆U字状をした導電パターン8が形成され
ている。前記2つの凸部7a,7bは誘電体共振
器A2とA5の貫通孔3,3に入り込んでいるの
で、両共振器A2,A5はそれに内導体4,4と
導電パターン8の先端8a,8aとの間で形成さ
れる静電容量によつて結合されている。第2図は
このように2つの誘電体共振器A2,A5を静電
容量で直接結合した誘電体フイルタの等価回路を
示す。図中、Xは前記導電パターンの先端8a,
8aと内導体4,4との間で形成する2つの静電
容量と導電パターン8自身のもつインダクタンス
分の合成リアクタンス値、Kは各共振器A1,A
2……を電磁的に結合する結合孔6と等価な結合
素子である。このような等価回路で表わされるフ
イルタの特性は第14図に示したように上下2つ
の減衰域に極P1,P2が出来る。極P1,P2
を生じる周波数1,2はリアクタンスXのインピ
ーダンス値の大きさによつて変化する。一般にイ
ンピーダンス値が大きくなる程極が中心周波数0
から離れる傾向にある。インピーダンス値は、導
電パターンの長さ、即ち導電パターン先端8a,
8bが貫通孔3内に入り込む長さを可変すること
により変化できる。尚、Xのインピーダンス値が
あまり小さいと極が通過域に入り好ましくない。 前記極は、リアクタンスXを接続することによ
つてとばされる共振器の数、リアクタンス素子の
種類(容量性か誘導性か)及び結合要素の種類
(容量性か誘導性か)によつて上下の減衰域の一
方若しくは両方に選択的に形成することができ
る。下表にその代表例数例を掲げる。
【表】
第3図は本発明の他の一実施例を示す。この実
施例では、導電パターン8に複数の分岐部8c,
8dを形成し、導電パターンの両端8a,8b及
び各分岐部8c,8dを各段の誘電体共振器A
2,A3,A4,A5と結合している。この構成
によれば、各段の誘電体共振器A2〜A5をマル
チ結合させることができ、各結合を選択すること
によつて第1図のような単独結合では実現できな
かつた上側又は下側の極だけを移動させることが
できる。 第4図乃至第12図は夫々本発明の他の実施例
を示す。第4図及び第5図は絶縁基板7を延長
し、延長部分7lに外部結合コンデンサCeを形
成した例を示している。即ち、第4図は、絶縁基
板の延長部分7lの両面に対向する状態で形成し
た電極9a,9bによつて外部結合コンデンサ
Ceを形成し、他方、第5図はチツプコンデンサ
10によつて外部結合コンデンサCeを形成して
いる。第4図において、一方の電極9aは、内導
体4の上端部を延長して誘電体ブロツク上面1a
に形成した引出電極11と半田により接続されて
いる。この半田による接続構造により絶縁基板7
の誘電体ブロツク1への固定も兼ねている。尚、
図示はしないが、外部結合コンデンサCeは2つ
のくし形電極によつて形成することもできる。そ
の場合は、絶縁基板7の一方の主表面にだけ電極
を形成すればよいので製造上有利である。 第6図は導電パターン8の中央部分にくし形電
極部12,13を形成した例を示している。この
くし形電極部12,13は静電容量をもつので、
2つの誘電体共振器は第7図に示すように前記静
電容量Ci及び導電パターン先端8a,8bと誘電
体共振器の内導体との間で形成される静電容量C
1,C2の直列合成容量で結合される。前記くし
形電極部12,13を削れば静電容量Ciが変化
し、2つの共振器結合の強さが変化するのでフイ
ルタ特性に生じる極の位置を可変できる。 第8図は、上記実施例におけるくし形電極部1
2,13に代えて、絶縁基板7の両面に形成した
導電パターン14,15の対向部分で静電容量Ci
を形成した例を示している。この実施例でも一方
の導電パターンを削ることにより静電容量Ciを調
整することができる。 第9図は導電パターン8の中央部分に複数の細
い線状パターン16a,16b……を形成するこ
とによつて、第10図に示すように等価的にイン
ダクタンスLを形成した例を示す。この実施例に
よれば、2つの誘電体共振器は前記インダクタン
スLと静電容量C1,C2の合成のリアクタンス
によつて結合されることとなるので、第6図の実
施例のように静電容量ばかりの合成リアクタンス
の場合に比べてインピーダンス値が小さくなり、
従つてフイルタ特性上極の位置が中心周波数に近
付く。前記インダクタンスLは細い線状パターン
16a,16b……の一本若しくは複数本を削除
することによつてその値を可変することができ
る。 第11図は、第9図の実施例と異なり導電パタ
ーン8の中央部を太く形成して、この部分の幅を
削ることによつてインダクタンスLを可変するよ
うにした例を示す。 第12図は第5図の実施例の変形であり、チツ
プコンデンサ10が接続される一方の電極17及
びそれが形成された絶縁基板7部分に切り込みを
入れて、この部分に外部結合ピン18の一端を半
田等で固定した例を示す。外部結合ピン18が誘
電体ブロツク1を覆うケース19を貫通する部分
はハーメチツクステム20ガ設けてある。尚、上
記実施例では隣合う誘電体共振器は結合孔によつ
て結合されているが、その他、結合コンデンサや
コイル等の結合素子によつて結合できることはい
うまでもない。 発明の効果 本発明の誘電体フイルタは以上説明したように
その一側辺に少なくとも2つの凸部を有し、かつ
導電パターンの形成された絶縁基板の前記凸部
が、誘電体共振器の内導体の配された孔に挿入さ
れ、該共振器の内導体と前記導電パターンとが静
電容量結合されることによつて、少なくとも2つ
の誘電共振器が結合されたものであるから、本出
願人が先に特願昭60−218753号において提案した
誘電体フイルタと同様に、減衰域に極を発生させ
て所望する帯域幅をもつた急しゆんな立上り特性
のフイルタ得ることができるのに加えて、機械的
な振動に対して非常に強く、従つて少なくとも2
つの誘電体共振器を結合するためのリアクタンス
値が安定し、極を生じる周波数が機械的な振動に
よつて変動するおそれがないという効果がある。 また、本願発明には次のような効果もある。 即ち、本発明では、その一側辺に少なくとも2
つの凸部を形成し、この絶縁基板に導電パターン
を形成してあるので、該凸部を誘電体共振器の内
導体の配された孔に挿入することにより、容易に
共振器内導体と静電容量結合させることができる
と共に、該凸部を誘電体共振器の孔に挿入すると
いう簡単な作業により、絶縁基板を誘電体本体の
所定位置に位置決めできるという作用効果を合わ
せて得られる。そして同時に、該凸部は誘電体フ
イルタの製造に際し、誘電体ブロツクに絶縁基板
を仮止めする作用をなすため、組立作業性を一層
向上させるという効果も得られる。 更に、本願発明では、絶縁基板凸部に形成した
コイルパターンの長さを可変させることにより、
共振器内導体との静電結合容量を変化させること
ができるので、容易に周波数特性の調整ができる
という効果もある。
施例では、導電パターン8に複数の分岐部8c,
8dを形成し、導電パターンの両端8a,8b及
び各分岐部8c,8dを各段の誘電体共振器A
2,A3,A4,A5と結合している。この構成
によれば、各段の誘電体共振器A2〜A5をマル
チ結合させることができ、各結合を選択すること
によつて第1図のような単独結合では実現できな
かつた上側又は下側の極だけを移動させることが
できる。 第4図乃至第12図は夫々本発明の他の実施例
を示す。第4図及び第5図は絶縁基板7を延長
し、延長部分7lに外部結合コンデンサCeを形
成した例を示している。即ち、第4図は、絶縁基
板の延長部分7lの両面に対向する状態で形成し
た電極9a,9bによつて外部結合コンデンサ
Ceを形成し、他方、第5図はチツプコンデンサ
10によつて外部結合コンデンサCeを形成して
いる。第4図において、一方の電極9aは、内導
体4の上端部を延長して誘電体ブロツク上面1a
に形成した引出電極11と半田により接続されて
いる。この半田による接続構造により絶縁基板7
の誘電体ブロツク1への固定も兼ねている。尚、
図示はしないが、外部結合コンデンサCeは2つ
のくし形電極によつて形成することもできる。そ
の場合は、絶縁基板7の一方の主表面にだけ電極
を形成すればよいので製造上有利である。 第6図は導電パターン8の中央部分にくし形電
極部12,13を形成した例を示している。この
くし形電極部12,13は静電容量をもつので、
2つの誘電体共振器は第7図に示すように前記静
電容量Ci及び導電パターン先端8a,8bと誘電
体共振器の内導体との間で形成される静電容量C
1,C2の直列合成容量で結合される。前記くし
形電極部12,13を削れば静電容量Ciが変化
し、2つの共振器結合の強さが変化するのでフイ
ルタ特性に生じる極の位置を可変できる。 第8図は、上記実施例におけるくし形電極部1
2,13に代えて、絶縁基板7の両面に形成した
導電パターン14,15の対向部分で静電容量Ci
を形成した例を示している。この実施例でも一方
の導電パターンを削ることにより静電容量Ciを調
整することができる。 第9図は導電パターン8の中央部分に複数の細
い線状パターン16a,16b……を形成するこ
とによつて、第10図に示すように等価的にイン
ダクタンスLを形成した例を示す。この実施例に
よれば、2つの誘電体共振器は前記インダクタン
スLと静電容量C1,C2の合成のリアクタンス
によつて結合されることとなるので、第6図の実
施例のように静電容量ばかりの合成リアクタンス
の場合に比べてインピーダンス値が小さくなり、
従つてフイルタ特性上極の位置が中心周波数に近
付く。前記インダクタンスLは細い線状パターン
16a,16b……の一本若しくは複数本を削除
することによつてその値を可変することができ
る。 第11図は、第9図の実施例と異なり導電パタ
ーン8の中央部を太く形成して、この部分の幅を
削ることによつてインダクタンスLを可変するよ
うにした例を示す。 第12図は第5図の実施例の変形であり、チツ
プコンデンサ10が接続される一方の電極17及
びそれが形成された絶縁基板7部分に切り込みを
入れて、この部分に外部結合ピン18の一端を半
田等で固定した例を示す。外部結合ピン18が誘
電体ブロツク1を覆うケース19を貫通する部分
はハーメチツクステム20ガ設けてある。尚、上
記実施例では隣合う誘電体共振器は結合孔によつ
て結合されているが、その他、結合コンデンサや
コイル等の結合素子によつて結合できることはい
うまでもない。 発明の効果 本発明の誘電体フイルタは以上説明したように
その一側辺に少なくとも2つの凸部を有し、かつ
導電パターンの形成された絶縁基板の前記凸部
が、誘電体共振器の内導体の配された孔に挿入さ
れ、該共振器の内導体と前記導電パターンとが静
電容量結合されることによつて、少なくとも2つ
の誘電共振器が結合されたものであるから、本出
願人が先に特願昭60−218753号において提案した
誘電体フイルタと同様に、減衰域に極を発生させ
て所望する帯域幅をもつた急しゆんな立上り特性
のフイルタ得ることができるのに加えて、機械的
な振動に対して非常に強く、従つて少なくとも2
つの誘電体共振器を結合するためのリアクタンス
値が安定し、極を生じる周波数が機械的な振動に
よつて変動するおそれがないという効果がある。 また、本願発明には次のような効果もある。 即ち、本発明では、その一側辺に少なくとも2
つの凸部を形成し、この絶縁基板に導電パターン
を形成してあるので、該凸部を誘電体共振器の内
導体の配された孔に挿入することにより、容易に
共振器内導体と静電容量結合させることができる
と共に、該凸部を誘電体共振器の孔に挿入すると
いう簡単な作業により、絶縁基板を誘電体本体の
所定位置に位置決めできるという作用効果を合わ
せて得られる。そして同時に、該凸部は誘電体フ
イルタの製造に際し、誘電体ブロツクに絶縁基板
を仮止めする作用をなすため、組立作業性を一層
向上させるという効果も得られる。 更に、本願発明では、絶縁基板凸部に形成した
コイルパターンの長さを可変させることにより、
共振器内導体との静電結合容量を変化させること
ができるので、容易に周波数特性の調整ができる
という効果もある。
第1図は本発明の一実施例としての誘電体フイ
ルタを示す図、第2図はその等価回路図、第3図
は本発明の他の一実施例を示す図、第4図、第5
図、第6図、第8図、第9図、第11図、第12
図は夫々本発明の更に他の実施例を示す図、第7
図は第6図の等価回路図、第10図は第9図の等
価回路図、第13図は従来の誘電体フイルタを示
す断面図、第14図はフイルタ特性を示す図であ
る。 1……誘電体ブロツク、7……絶縁基板、8…
…誘電体パターン。
ルタを示す図、第2図はその等価回路図、第3図
は本発明の他の一実施例を示す図、第4図、第5
図、第6図、第8図、第9図、第11図、第12
図は夫々本発明の更に他の実施例を示す図、第7
図は第6図の等価回路図、第10図は第9図の等
価回路図、第13図は従来の誘電体フイルタを示
す断面図、第14図はフイルタ特性を示す図であ
る。 1……誘電体ブロツク、7……絶縁基板、8…
…誘電体パターン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 誘電体ブロツクに構成された複数の誘電体共
振器を隣合うもの同士電磁的或いは結合素子を介
して結合した誘電体フイルタにおいて、 その一側辺に少なくとも2つの凸部を有し、か
つ導電パターンの形成された絶縁基板の前記凸部
が、誘電体共振器の内導体の配された孔に挿入さ
れ、該共振器の内導体と前記導電パターンとが静
電容量結合されることによつて、少なくとも2つ
の誘電共振器が結合されていることを特徴とする
誘電体フイルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8782186A JPS62243402A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 誘電体フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8782186A JPS62243402A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 誘電体フイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62243402A JPS62243402A (ja) | 1987-10-23 |
| JPH0556682B2 true JPH0556682B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=13925622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8782186A Granted JPS62243402A (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 | 誘電体フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62243402A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01277001A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-07 | Taiyo Yuden Co Ltd | 誘電体フイルタ |
| JPH0734521B2 (ja) * | 1988-08-29 | 1995-04-12 | 松下電器産業株式会社 | 誘電体フィルタ |
| FR2638902A1 (fr) * | 1988-11-04 | 1990-05-11 | Portenseigne Radiotechnique | Filtre passe-bande uhf |
| JPH02100305U (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-09 | ||
| JPH02126401U (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-18 | ||
| JPH03212001A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-17 | Fujitsu Ltd | 誘電体フィルタ |
| JP2000013106A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-14 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、送受共用器および通信装置 |
-
1986
- 1986-04-15 JP JP8782186A patent/JPS62243402A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62243402A (ja) | 1987-10-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |