JPH055850B2 - - Google Patents

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JPH055850B2
JPH055850B2 JP58172671A JP17267183A JPH055850B2 JP H055850 B2 JPH055850 B2 JP H055850B2 JP 58172671 A JP58172671 A JP 58172671A JP 17267183 A JP17267183 A JP 17267183A JP H055850 B2 JPH055850 B2 JP H055850B2
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magnetic
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、水酸基および/またはカルボキシ
ル基を有するポリウレタン樹脂に関する。 分子内に水酸基あるいはカルボキシル基などの
極性基を持つたポリウレタン樹脂の合成について
種々の方法が提案されている。例えば、ポリエス
テル構造のポリオールまたはポリエーテル構造の
ポリオールなどにジイソシアネートを反応させ
て、末端がイソシアネート基のウレタンプレポリ
マーとした後、トリオールなどを反応させて鎖長
延長し、分子末端および側鎖に水酸基を導入する
方法が知られている。 一方、分子両末端が水酸基のポリオールを通常
のトリイソシアネート(例えばデスモジユール
N)で鎖長延長してポリウレタンを得ようとする
と、粘度が著しく高いゲル状のポリウレタンが生
成する。これは、デスモジユールNでは3つのイ
ソシアネート基の反応性がほとんど等しいため
に、ポリオールが三次元に鎖長延長されるためで
ある。このようなポリウレタンを塗料のバインダ
ーとして用いる場合、顔料の分散が悪くなるのは
避けられず、実用に供しないものであつた。 そこで、本発明者は鋭意研究を行つた結果、反
応性の異なるイソシアネート基を有するトリイソ
シアネートを用いればポリオールをゲル化するこ
となく鎖長延長でき、末端さらには側鎖にイソシ
アネート基を有するポリウレタンが得られること
を見出した。さらにこのポリウレタンに親水性の
ある水酸基やカルボキシル基を導入することによ
つて、表面に親水基を持つ無機物粉体、例えばγ
−Fe2O3などの磁性体粒子を含有する塗料のバイ
ンダーに用いた場合に、このような無機物粉体と
の親和性に優れ、その塗料中での分散を良好にす
るポリウレタン樹脂を得ることに成功し、この発
明をなすに至つた。 すなわち、この発明は、 一般式: (式中、Aは分子内に水酸基を2個有する化合
物の2価の有機残基を表し、Bは炭素原子数1〜
6の2価の炭化水素残基を表し、Rは炭素原子数
2又は3の2価の炭化水素残基を表し、Zは水酸
基又はカルボキシル基を表す)で示される繰り返
し単位を有し、かつ一般式: 又は一般式: −O−B−Z(式中、B、Z及びRは、それぞ
れ、前記と同義である)で示される両末端基を有
する数平均分子量1700〜24000のポリウレタン樹
脂に係るものである。 この発明における前記繰り返し単位中のAは、
分子内に水酸基を2個有する化合物の2価の有機
残基を表す。この化合物としては、分子内に水酸
基を2個有する単量体や重合体が用いられる。水
酸基を2個有する単量体としては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、β、β′−ジヒド
ロキシジエチルエーテル(ジエチレングリコー
ル)、ジプロピレングリコール、1,4−ブチレ
ングリコール、1,3−ブチレングリコールなど
の二価アルコールやその混合物が使用可能であ
り、水酸基を2個有する重合体としては水酸基を
2個有するポリエステルやポリエーテル(以下そ
れぞれポリエステルポリオール、ポリエーテルポ
リオールという)などやこれらの混合物、さらに
前記単量体との混合物などが使用可能である。 前記ポリエーテルポリオールとしては、ポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリプロピレン−ポリエチレングリコール、ポリ
ブチレングリコール、ポリオキシメチレンなどが
使用可能である。 また、前記ポリエステルポリオールは、カルボ
ン酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸、
オルソフタル酸、1,5−ナフタル酸などの芳香
族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸など
の脂肪族ジカルボン酸などのジカルボン酸、p−
オキシ安息香酸、p−(2−ヒドロキシエトキシ)
安息香酸などの芳香族オキシカルボン酸、トリメ
リツト酸、トリメシン酸、ピロメリツト酸などの
トリカルボン酸およびテトラカルボン酸などを用
いて合成されたものであつてよい。このうち、特
に好ましいカルボン酸成分は、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸などであ
る。また、ポリエステルポリオールの別の成分で
ある多価アルコール成分としては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオールなどの脂肪族ジ
オールまたはその置換誘導体、1,4−シクロヘ
キサンジメタノールなどの脂環式ジオール、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコールなどのポリア
ルキレングリコールなどのジオール類、ビスフエ
ノールAのエチレンオキサイド付加物もしくはプ
ロピレンオキサイド付加物、水素化ビスフエノー
ルAのエチレンオキサイド付加物もしくはプロピ
レンオキサイド付加物などの芳香族ジオールのア
ルキレンオキサイド付加物などのオキサイド類な
どが列挙できる。 また、前記繰り返し単位中のAで示される部分
に相当する化合物は、下記一般式で表わされる活
性水素を持たない極性基を側鎖に有するものであ
つてもよい。 −SO3M,−OSO3M,−COOM,−OM,−NO2
または
【式】(式中、MはLi,K,Na,Ba+, Ca+またはMG+を表わす。) このような極性基を前記繰り返し単位中のAで
示される部分に相当する化合物に導入するには、
例えばポリエステルポリオールの場合、これを構
成する前述したようなカルボン酸成分および/ま
たは多価アルコール成分に、前記極性基を有する
ものを併用するなどの方法を採ることができる。 この発明における前記繰り返し単位中のmで示
される部分は、一般式: (式中、Rは炭素原子数2もしくは3の2価の
炭化水素残基を表す) で示されるトリイソシアネート化合物を使用して
得られたものである。この一般式において、3個
のイソシアネート基を区別するためにそれぞれを
便宜的にX、Y、Zで置き換えて、 の様に書き換えた場合、イソシアネート基の反応
性を比較すると、 X<Y,Z Y≒Z ……(3) となる。さらに詳しく述べると、YおよびZは
常温においてXの2倍の反応性を有し、この反応
性の差は高温になるにしたがつて更に広がる。 前記一般式(1)で表わされる化合物は、具体的に
は2,6−ジイソシアナトヘキサン酸−2−イソ
シアナトエチルエステル、2,6−ジイソシアナ
トヘキサン酸−3−イソシアナトプロピルエステ
ル、および2,6−ジイソシアナトヘキサン酸−
2−イソシアナト−2−メチルエチルエステルで
ある。これらはいずれもリジンとアミノアルコー
ルとのエステルをホスゲン化することによつて製
造することができる。 前記一般式(1)においてRが炭素原子数1のもの
は合成するのが困難であり、また炭素原子数が4
以上になるとイソシアネート基Zの反応性が小さ
くなるので適当でない。 この発明における前記繰り返し単位中のnで示
される部分は、一般式:HO−B−Z(式中、B
は炭素原子数1〜6の2価の炭化水素残基を表
し、Zは水酸基又はカルボキシル基を表す)で示
される化合物を使用して得られたものである。前
記繰り返し単位中のnで示される部分に相当する
化合物として使用可能な化合物としては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール等のポリ
オール、グリコール酸、乳酸、β−ヒドロキシプ
ロピオン酸等のヒドロキシ酸などやこれらの混合
物が好ましい例として列挙できる。ヒドロキシ酸
を使用する場合には、ヒドロキシ酸の水酸基とカ
ルボキシル基のうち水酸基が優先的にイソシアネ
ート基と反応し、カルボキシル基がポリウレタン
樹脂に導入される。 前述したような成分からなるこの発明のポリウ
レタン樹脂は次のような方法によつて合成するこ
とができる。まず、前記繰り返し単位中のAで示
される部分に相当する化合物と(B)成分のトリ
イソシアネート化合物とを、前記繰り返し単位中
のAで示される部分に相当する化合物の水酸基に
対する前記繰り返し単位中のmで示される部分に
相当するイソシアネート基のモル比Mが1.5<M
≦3となるように反応させる。この際、前記繰り
返し単位中のmで示される部分に相当するトリイ
ソシアネート化合物の3個のイソシアネート基の
うち反応性の劣る1個を除いたこれより反応性の
大きいイソシアネート基を優先的に反応させて、
前記繰り返し単位中のmで示される部分に相当す
るトリイソシアネート化合物によつて前記繰り返
し単位中のAで示される部分に相当する化合物が
ウレタン結合を介して二次元に鎖延長されたポリ
イソシアネート化合物を得る。このとき、前記モ
ル比Mが3の場合は両末端にイソシアネート基を
それぞれ2個ずつ有する4官能のポリイソシアネ
ート化合物となり、前記モル比Mが1.5<M<3
の場合は、両末端のほかに側鎖にもイソシアネー
ト基を有する5官能以上のポリイソシアネート化
合物となる。しかし、前記モル比Mが1.5以下の
場合にはこのような多官能のポリイソシアネート
化合物が得られず、また前記モル比Mが3より大
きい化合物は実質的には合成不可能である。ただ
し、このモル比が3より大きい、すなわちトリイ
ソシアネート化合物が過剰に存在する反応系でこ
の発明のポリイソシアネート化合物の合成を行う
ことは可能である。ここで、前記繰り返し単位中
のmで示される部分に相当するトリイソシアネー
ト化合物として、3個のイソシアネート基の反応
性が全て同等のものを用いれば、ポリイソシアネ
ート化合物はその鎖が三次元に生長してゲル化す
るため、合成上も使用上も不利となる。 続いて、こうして得たポリイソシアネート化合
物に前記繰り返し単位中のnで示される部分に相
当する化合物を反応させてカルボキシル基およ
び/または水酸基を導入する。この反応は、ポリ
イソシアネート化合物のイソシアネート基と前記
繰り返し単位中のnで示される部分に相当する化
合物の水酸基とによる付加反応である。そして、
両末端にそれぞれ1個存在する反応性の大きいイ
ソシアネート基のみならず、両末端にそれぞれ1
個、場合によつて側鎖にも存在する反応性の劣る
イソシアネート基もこの反応に関与するように、
必要によつては反応条件を適宜コントロールして
行われる。 このようにして得られるポリウレタンの樹脂の
分子量や水酸基および/またはカルボキシル基の
数は、前記繰り返し単位中のAで示される部分に
相当する化合物と前記繰り返し単位中のmで示さ
れる部分に相当する化合物との配合化、換言すれ
ば水酸基に対するイソシアネート基のモル比Mを
選択することによつて任意に調節でき、これによ
つて種々の物性を有する樹脂が得られる。ポリウ
レタン樹脂の分子量はまた、各原料の分子量にも
依存するが、通常1700〜24000の範囲であり、水
酸基および/またはカルボキシル基の濃度(樹脂
1g中のモル数)は0.2〜5mmol/gであるのが
好ましい。この濃度が大きすぎると汎用溶剤や他
の樹脂との相溶性が悪くなり、また少なすぎると
無機物粉体に対する充分な親和性を期待できな
い。表1に、ポリエステルポリオール(分子量
1500)、T−100(東レ(株)製のトリイソシアネート
化合物、分子量267)およびエチレングリコール
(分子量62)からなるポリウレタン樹脂の前記モ
ル比Mと分子量(概数)、1分子中の水酸基数お
よび水酸基濃度との関係を示す。
【表】 この発明のポリウレタン樹脂は、両末端のみな
らず場合によつては側鎖にも水酸基および/また
はカルボキシル基を有するので、表面に親水基を
有する無機物粉体、例えば磁性粉末との親和性が
良好である。したがつて、磁気記録媒体の結合剤
にこの発明のポリウレタン樹脂を適用すれば、磁
性粉末の分散、ひいては諸特性が良好な磁性層を
得ることができる。 この発明に係るポリウレタン樹脂を磁気記録媒
体の結合剤に用いる場合、その磁気記録媒体を構
成する他の材料には通常使用される材料が何れも
使用できる。まず、磁性粉末には強磁性酸化鉄粒
子、強磁性二酸化クロム、強磁性合金粉末等が使
用できる。強磁性酸化鉄粒子としては、一般式
FeOxで表した場合、Xの値が1.33≦X≦1.50の
範囲にあるもの、即ちマグヘマイト(γ−Fe2O3
X=1.50)、マグネタイト(Fe3O4 X=1.33)、
及びこれらの固溶体(FeOx 1.33<X<1.50)が
使用できる。これら強磁性酸化鉄は抗磁力をあげ
る目的でコバルトを添加してもよい。コバルト含
有磁性酸化鉄には大別してドープ型と被着型の2
種類があるがそのどちらであつてもよい。強磁性
二酸化クロムとしてはCrO2あるいはこれらにHc
を向上させる目的でRu・Sn・Te・Sb・Fe・
Ti・V・Hn等の少なくとも一種を添加したもの
を使用できる。強磁性合金粉末としてはFe、Co、
Ni、Fe−Ni又はFe−CO−Ni等が使用でき、又
これらに種々の特性を改善する目的でA、Si、
Ti、Cr、Mn、Cu、Zn等の金属成分を添加した
ものがある。 有機溶媒としては、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ン等のケトン系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸
ブチル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチル
エーテル等のエステル系;エーテル、グリコール
ジメチルエーテル、グリコールモノエチルエーテ
ル、ジオキサン等のグリコールエーテル系;ベン
ゼン、トルエン、キシレン等のタール系(芳香族
炭化水素);メチレンクロライド、エチレンクロ
ライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンク
ロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化
水素系等のものが選択して使用できる。 磁性塗料にはさらに、研摩材として、酸化アル
ミニウム、酸化クロム、酸化ケイ素など、帯電防
止剤としてカーボンブラツクなど、更に潤滑剤と
して二硫化モリブデン、グラフアイト、シリコー
ンオイル、オリーブ油などを添加することもでき
る。 また、結合剤には、この発明に係るポリウレタ
ン樹脂と共に、磁気記録媒体の結合剤として従来
から使用されている樹脂を併用してもよい。この
ような樹脂の例としては、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルア
ルコール共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−マ
レイン酸共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン
共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合
体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重
合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重
合体、メタクリル酸エステル−塩化ビニリデン共
重合体、メタクリル酸エステル−スチレン共重合
体、熱可塑性ポリウレタン樹脂、フエノキシ樹
脂、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロ
ニトリル共重合体、ブタジエン−アクリロニトリ
ル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−ア
クリル酸共重合体、アクリロニトリル−ブタジエ
ン−メタクリル酸共重合体、ポリビニルブチラー
ル、セルロース誘導体、スチレン−ブタジエン共
重合体、ポリエステル樹脂、フエノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、熱硬化性ポリウレタン樹脂、尿素樹
脂、メラミン樹脂、アルキド樹脂、尿素−ホルム
アルデヒド樹脂、またはこれらの混合物などが挙
げられる。 これらの材料からなる磁性塗料は、常法に従つ
て非磁性担体に塗布される。この非磁性担体の素
材としてはポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル
類;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フイン類;セルローストリアセテート、セルロー
スダイアセテート、セルロースアセテートブチレ
ート、セルロースアセテートプロピオネート等の
セルロース誘導体;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン等のビニル系樹脂;ポリカーボネート、
ポリイミド、ポリアミドイミド等のプラスチツク
の他に用途に応じてアルミニウム、銅、スズ、亜
鉛またはこれらを含む非磁性合金などの非磁性金
属類;ガラス、陶器、磁器などのセラミツク類;
紙、バライタまたはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−ブテン共重合体などの炭素数2〜
10のα−ポリオレフイン類を塗布またはラミネー
トした紙などの紙類も使用できる。これらの非磁
性担体は使用目的に応じて透明あるいは不透明で
あつてよい。又、非磁性担体の形態はフイルム、
テープ、シート、デイスク、カード、ドラム等い
ずれでも良く、形態に応じて種々の材料が必要に
応じて選択される。これらの非磁性担体の厚みは
フイルム、テープ、シート状の場合は約1〜
50μm程度、好ましくは1〜30μmである。又、デ
イスク、カード状の場合は0.5〜10mm程度であり、
ドラム状の場合は円筒状とし、使用するレコーダ
ーに応じてその型は決められる。 以下、この発明の実施例を説明する。なお、こ
こで用いられている「部」は全て「重量部」を示
している。 実施例1:ポリウレタン樹脂の合成 温度計、かくはん機および部分還流式冷却器を
取り付けた反応容器中に、メチルエチルケトン73
部、トルエン73部、ポリエステルポリオール50部
(数平均分子量1500、核磁気共鳴(NMR)組成
分析結果より同定された。成分は以下の通りであ
る。カルボン酸成分:テレフタル酸20モル%、イ
ソフタル酸20モル%、セバシン酸60モル% 多価
アルコール成分:エチレングリコール50モル%、
プロピレングリコール50モル%)50部、トリイソ
シアネート化合物(T−100、東レ(株)製)6.25部
を加え、70〜90℃で3時間反応させて、ポリイソ
シアネート化合物を生成させた。次に、エチレン
グリコール1.86部を投入し、70〜90℃でさらに3
時間反応させてポリウレタン樹脂を得た。このポ
リウレタン樹脂の数平均分子量は15500分子内の
水酸基濃度は0.65mmol/g、水酸基の数は9個、
還元粘度は0.365(メチルエチルケトン/トルエン
=1/1、25℃)であつた。繰り返し単位はポリ
エステルポリオール分子、トリイソシアネート1
分子及びエチレングリコール1分子より成つてい
た。 比較例1:水酸基を有しないポリウレタン樹脂の
合成 実施例1と同じ反応容器中に、実施例1で使用
したポリエステルポリオール50部、メチルエチル
ケトン73部、トルエン73部、MDI(4,4′−ジフ
エニルメタンジイソシアネート)4.25部を加えて
反応させてポリウレタン樹脂を合成した。このポ
リウレタン樹脂の分子量は19000、還元粘度は
0.195(メチルエチルケトン/トルエン=1/1、
25℃)であつた。 実施例2:磁気テープの作製 γ−Fe2O3磁性粒子10部、メチルエチルケトン
5部およびトルエン7.5部の混合物をボールミル
を用いて3時間混合した。この混合物に別に調整
した実施例1のポリウレタン樹脂2.0部、メチル
エチルケトン5部およびトルエン7.5部の混合溶
液を加えて再びボールミルを用いて24時間混合
し、さらにコロネートL(日本ポリウレタン工業
(株)製)を加えて30分間混合した。得られた混合物
を脱泡した後、ポリエチレンテレフタレートフイ
ルム上に25μmのギヤツプのドクターブレードを
用いて塗布し、続いて900Oeの平行磁場内に約1
秒間精置した。次いで90℃の熱風乾燥機中に約30
分間放置して溶剤を除去した。さらに、80℃で48
時間かけて磁性塗膜を硬化させた。 比較例 2 実施例1のポリウレタン樹脂のかわりの比較例
1のポリウレタン樹脂を用いて実施例2と同様に
磁気テープを作製した。 実施例2および比較例2の磁気テープについ
て、角型比、耐溶剤性および粉落ちを調べた結果
を表2に示す。
【表】 表2から、この発明のポリウレタン樹脂を用い
た磁気テープにおける耐久性および磁性粉末の分
散の向上の効果は明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: (式中、Aは分子内に水酸基を2個有する化合
    物の2価の有機残基を表し、Bは炭素原子数1〜
    6の2価の炭化水素残基を表し、Rは炭素原子数
    2又は3の2価の炭化水素残基を表し、Zは水酸
    基又はカルボシル基を表す)で示される繰り返し
    単位を有し、かつ一般式: 又は一般式: −O−B−Z(式中、B、Z及びRは、それぞ
    れ、前記と同義である)で示される両末端基を有
    する数平均分子量1700〜24000のポリウレタン樹
    脂。
JP58172671A 1983-09-19 1983-09-19 ポリウレタン樹脂 Granted JPS6063222A (ja)

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