JPH0559822A - 建物の施工方法 - Google Patents
建物の施工方法Info
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- JPH0559822A JPH0559822A JP22267291A JP22267291A JPH0559822A JP H0559822 A JPH0559822 A JP H0559822A JP 22267291 A JP22267291 A JP 22267291A JP 22267291 A JP22267291 A JP 22267291A JP H0559822 A JPH0559822 A JP H0559822A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大幅なコストアップを招来することなく、鉄
骨建方後の作業を天候に左右されずに行える鉄骨造りの
建物の施工方法を提供する。 【構成】 鉄骨造り建物の構築工程のうちの鉄骨建方後
に、鉄骨構造体1の上部を覆う状態に防水シート2Aを
敷いて固定するとともに、エアーバッグ2Bを膨らませ
て防水シート2Aを局所的に持上げることにより、水勾
配を有する雨覆い2を作製設置し、その雨覆い2を設置
した状態で鉄骨造り建物の施工のうち少なくとも屋根の
施工までを行い、その後に雨覆い2を撤去する。
骨建方後の作業を天候に左右されずに行える鉄骨造りの
建物の施工方法を提供する。 【構成】 鉄骨造り建物の構築工程のうちの鉄骨建方後
に、鉄骨構造体1の上部を覆う状態に防水シート2Aを
敷いて固定するとともに、エアーバッグ2Bを膨らませ
て防水シート2Aを局所的に持上げることにより、水勾
配を有する雨覆い2を作製設置し、その雨覆い2を設置
した状態で鉄骨造り建物の施工のうち少なくとも屋根の
施工までを行い、その後に雨覆い2を撤去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨造り(S造り)や
鉄骨鉄筋コンクリート造り(SRC造り)、鉄筋コンク
リート造り(RC造り)の建物の施工方法に関する。
鉄骨鉄筋コンクリート造り(SRC造り)、鉄筋コンク
リート造り(RC造り)の建物の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の施工のうち屋根が出来るまでの工
程では、雨が降ると、作業性及び安全性が低下し、一般
には作業が中断する。このことは、工期の不当な長期化
を招来したり日程の定め方をむずかしくさせたりするの
みならず、日曜や休日の作業を強いて作業条件の悪化を
招来する。そこで、従来では、鉄骨造りの建物では施工
の初期に最上階までの鉄骨建方が行われることに着目し
て、鉄骨建方後に最上階のスラブ(屋根)を先行して作
製してそのスラブを雨覆いとすることで、天候に左右さ
れずに以後の作業を行えるようにした施工技術が知られ
ている。
程では、雨が降ると、作業性及び安全性が低下し、一般
には作業が中断する。このことは、工期の不当な長期化
を招来したり日程の定め方をむずかしくさせたりするの
みならず、日曜や休日の作業を強いて作業条件の悪化を
招来する。そこで、従来では、鉄骨造りの建物では施工
の初期に最上階までの鉄骨建方が行われることに着目し
て、鉄骨建方後に最上階のスラブ(屋根)を先行して作
製してそのスラブを雨覆いとすることで、天候に左右さ
れずに以後の作業を行えるようにした施工技術が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の施工技
術では、鉄骨鉄筋コンクリート造りや鉄筋コンクリート
造りの建物を対象とすることができないことはもちろ
ん、鉄骨造りの建物出会っても、各階のスラブに先行し
て最上階のスラブを作製する施工では、下のスラブから
順に作製して最後に最上階のスラブを作製する普通一般
の施工に比較して、最上階のスラブを作製する際、資材
置場などとして利用できる下階のスラブがないことによ
り、落下事故に対する安全対策が難しく、しかも、多量
に必要となるスラブ作製用の資材を必要になる毎に地上
からいちいち揚重する必要があり、その上、鉄骨構造体
の変形が下階のスラブで防止されていない状態でのスラ
ブ作製となることにより、下階のスラブに代わって鉄骨
構造体の変形を防止する補強を別途設ける必要がある。
従って、従来の技術によるときは、最上階のスラブ、つ
まり、雨覆いの作製に手数及びコストがかかり、これが
原因で大幅なコストアップを招来していた。本発明の目
的は、各種造りの建物の施工に適用でき、しかも、大幅
なコストアップを招来することなく、施工作業の大部
分、特に鉄骨造り建物では鉄骨建方後の施工を天候に左
右されずに行える施工方法を提供する点にある。
術では、鉄骨鉄筋コンクリート造りや鉄筋コンクリート
造りの建物を対象とすることができないことはもちろ
ん、鉄骨造りの建物出会っても、各階のスラブに先行し
て最上階のスラブを作製する施工では、下のスラブから
順に作製して最後に最上階のスラブを作製する普通一般
の施工に比較して、最上階のスラブを作製する際、資材
置場などとして利用できる下階のスラブがないことによ
り、落下事故に対する安全対策が難しく、しかも、多量
に必要となるスラブ作製用の資材を必要になる毎に地上
からいちいち揚重する必要があり、その上、鉄骨構造体
の変形が下階のスラブで防止されていない状態でのスラ
ブ作製となることにより、下階のスラブに代わって鉄骨
構造体の変形を防止する補強を別途設ける必要がある。
従って、従来の技術によるときは、最上階のスラブ、つ
まり、雨覆いの作製に手数及びコストがかかり、これが
原因で大幅なコストアップを招来していた。本発明の目
的は、各種造りの建物の施工に適用でき、しかも、大幅
なコストアップを招来することなく、施工作業の大部
分、特に鉄骨造り建物では鉄骨建方後の施工を天候に左
右されずに行える施工方法を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による建物の施工
方法の第一の特徴は、建物構築予定箇所の外周に足場を
設置し、前記建物構築予定箇所の上部を覆う状態に防水
シートを前記足場に固定するとともに、エアーバッグを
膨らませて防水シートを局所的に持上げることにより、
水勾配を有する雨覆いを作製設置し、その雨覆い(2)
を設置した状態で建物の施工を行うとともに、その施工
に伴い建物の高さが高くなるごとに前記雨覆いを上方に
移動させ、建物の屋根の施工を行った後に前記雨覆いを
撤去する点にある。
方法の第一の特徴は、建物構築予定箇所の外周に足場を
設置し、前記建物構築予定箇所の上部を覆う状態に防水
シートを前記足場に固定するとともに、エアーバッグを
膨らませて防水シートを局所的に持上げることにより、
水勾配を有する雨覆いを作製設置し、その雨覆い(2)
を設置した状態で建物の施工を行うとともに、その施工
に伴い建物の高さが高くなるごとに前記雨覆いを上方に
移動させ、建物の屋根の施工を行った後に前記雨覆いを
撤去する点にある。
【0005】本発明による建物の施工方法の第二の特徴
は、建物構築予定箇所の外周に足場を設置し、構築予定
建物よりも高い位置で前記建物構築予定箇所の上部を覆
う状態に防水シートを前記足場に固定するとともに、エ
アーバッグを膨らませて防水シートを局所的に持上げる
ことにより、水勾配を有する雨覆いを作製設置し、その
雨覆いを設置した状態で建物の施工のうち少なくとも屋
根の施工までを行い、その後に雨覆いを撤去する点にあ
る。
は、建物構築予定箇所の外周に足場を設置し、構築予定
建物よりも高い位置で前記建物構築予定箇所の上部を覆
う状態に防水シートを前記足場に固定するとともに、エ
アーバッグを膨らませて防水シートを局所的に持上げる
ことにより、水勾配を有する雨覆いを作製設置し、その
雨覆いを設置した状態で建物の施工のうち少なくとも屋
根の施工までを行い、その後に雨覆いを撤去する点にあ
る。
【0006】本発明による建物の施工方法の第三の特徴
は、鉄骨造りの建物の構築工程のうちの鉄骨建方後に、
鉄骨構造体の上部を覆う状態に防水シートを敷いて固定
するとともに、エアーバッグを膨らませて防水シートを
局所的に持上げることにより、水勾配を有する雨覆いを
作製設置し、その雨覆いを設置した状態で鉄骨造り建物
の施工のうち少なくとも屋根の施工までを行い、その後
に雨覆いを撤去する点にある。
は、鉄骨造りの建物の構築工程のうちの鉄骨建方後に、
鉄骨構造体の上部を覆う状態に防水シートを敷いて固定
するとともに、エアーバッグを膨らませて防水シートを
局所的に持上げることにより、水勾配を有する雨覆いを
作製設置し、その雨覆いを設置した状態で鉄骨造り建物
の施工のうち少なくとも屋根の施工までを行い、その後
に雨覆いを撤去する点にある。
【0007】
【作用】第一及び第二の特徴によれば建物の施工のうち
屋根までの施工、また、鉄骨造りの建物を対象とする第
三の特徴によれば鉄骨建方後屋根までの施工といった施
工の大部分を雨覆いのある状態でおこなえる。そして、
作業を天候に左右されずに行わせるための雨覆いを、防
水シートの敷設及びエアーバッグの膨らませにより仮設
物として作製設置するのであって、防水シート及びエア
ーバッグは、軽量であり、かつ、折畳むことにより小
型、コンパクトな形態にできるものであるから、雨覆い
を作製する際の防水シート及びエアーバッグの揚重及び
用済み後の撤去を、それらが地上と高い位置との間での
ものでありながらも、回数少なく容易迅速に行うことが
でき、しかも、仮設物であるから、防水シート及びエア
ーバッグを他の鉄骨造り建物に転用することができる。
第一及び第二の特徴によれば、足場に雨覆いを固定する
ため、建物の造りに左右されずに実施することができ
る。第一の特徴によれば、下層部の施工から上層部の施
工までのいずれにおいても常に雨覆いを作業現場に近い
直上方に位置させて雨覆い性能を優れたものにできる。
第二及び第三の特徴によれば、雨覆いの設置作業が一回
ですむ。第三の特徴によれば、鉄骨構造体が丈夫である
一方、雨覆いが軽量であることにより、雨覆いを設ける
上で鉄骨構造体を補強する必要がなくて、鉄骨建方後の
スラブの作製形態として、下から順に作製していく普通
一般の形態を採用することができる。
屋根までの施工、また、鉄骨造りの建物を対象とする第
三の特徴によれば鉄骨建方後屋根までの施工といった施
工の大部分を雨覆いのある状態でおこなえる。そして、
作業を天候に左右されずに行わせるための雨覆いを、防
水シートの敷設及びエアーバッグの膨らませにより仮設
物として作製設置するのであって、防水シート及びエア
ーバッグは、軽量であり、かつ、折畳むことにより小
型、コンパクトな形態にできるものであるから、雨覆い
を作製する際の防水シート及びエアーバッグの揚重及び
用済み後の撤去を、それらが地上と高い位置との間での
ものでありながらも、回数少なく容易迅速に行うことが
でき、しかも、仮設物であるから、防水シート及びエア
ーバッグを他の鉄骨造り建物に転用することができる。
第一及び第二の特徴によれば、足場に雨覆いを固定する
ため、建物の造りに左右されずに実施することができ
る。第一の特徴によれば、下層部の施工から上層部の施
工までのいずれにおいても常に雨覆いを作業現場に近い
直上方に位置させて雨覆い性能を優れたものにできる。
第二及び第三の特徴によれば、雨覆いの設置作業が一回
ですむ。第三の特徴によれば、鉄骨構造体が丈夫である
一方、雨覆いが軽量であることにより、雨覆いを設ける
上で鉄骨構造体を補強する必要がなくて、鉄骨建方後の
スラブの作製形態として、下から順に作製していく普通
一般の形態を採用することができる。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明によれば、雨覆いの作製
に要する手数及びコストが少なくて済むことと転用化に
よる防水シート及びエアーバッグのコストダウンを図れ
ることの相乗により、大幅なコストアップを招来するこ
となく、各種造りの建物の施工の大部分を天候に左右さ
れることなく行えて、日程面での作業条件を大幅に改善
することができ、鉄骨造りの建物では、足場を設けるこ
となく鉄骨建方後の作業を天候に左右されることなく行
えて、日程面での作業条件を大幅に改善することができ
るようになった。
に要する手数及びコストが少なくて済むことと転用化に
よる防水シート及びエアーバッグのコストダウンを図れ
ることの相乗により、大幅なコストアップを招来するこ
となく、各種造りの建物の施工の大部分を天候に左右さ
れることなく行えて、日程面での作業条件を大幅に改善
することができ、鉄骨造りの建物では、足場を設けるこ
となく鉄骨建方後の作業を天候に左右されることなく行
えて、日程面での作業条件を大幅に改善することができ
るようになった。
【0009】
〔実施例1〕鉄骨造り建物を例にとり、それを次に述べ
る手順に従って施工する。 〔1〕 図1に示すように、鉄骨建方後、鉄骨構造体1
の上部に水勾配を有する雨覆い2を作製設置する。雨覆
い2は、図2にも示すように、鉄骨構造体1の最上部の
梁間にわたってデッキプレート3を敷き並べ、それらデ
ッキプレート3を作業床として、デッキプレート3の上
部を覆うたるみ状態に防水シート2Aを敷いてその防水
シート2Aの周辺を鉄骨構造体1に固定するとともに、
防水シート2Aとデッキプレート3との間に位置させた
チューブ状のエアーバッグ2Bを膨らませて防水シート
2Aを張るように防水シート2Aの中央部を持上げるこ
とにより、寄せ棟型式の仮設屋根として作製されたもの
である。前記防水シート2Aの周辺の固定手段は、鉄骨
構造体1に装着したカーテンウォール取付け用のファス
ナ等を留付部として用いる手段である。4はエアーバッ
グ2Bを膨らますためのエアーコンプレッサである。 〔2〕 図3に示すように前記雨覆い2を設置した状態
で鉄骨造り建物の施工、つまり、鉄骨建方後の施工のう
ち少なくとも屋根(屋根スラブ)5の施工までを行う。
鉄骨建方後の施工は、各階のスラブ6を作製するスラブ
工事、外装工事、内装工事等から成る普通一般の施工で
あり、スラブ工事は、各階のスラブ6から順に作製して
いく工事である。 〔3〕 その後に雨覆い2を撤去し、工事が残っていれ
ばそれの施工を行う。上記の施工方法によれば、鉄骨建
方以後の作業を天候に左右されることなく行うことがで
きる。 〔実施例2〕鉄骨鉄筋コンクリート造りや鉄筋コンクリ
ート造りの建物を施工するに、図4の(イ)に示すよう
に、建物構築予定箇所の外周に構築予定建物の高さに相
当する高さの足場7を設置し、その足場7の上端間にわ
たる作業梁8を架設し、前記建物構築予定箇所の上部及
び前記作業梁を覆う状態に防水シート2Aを前記足場7
に固定するとともに、その防水シート2Aと作業梁8と
の間に介装したエアーバック2Bを膨らませて防水シー
ト2Aを張るように防水シート2Aの中央部を持上げる
ことにより、前記実施例1と同様に水勾配を備えた仮設
屋根としての雨覆い2を作製設置し、図4の(ロ)に示
すように、その雨覆い2を設置した状態で建物の施工の
うち少なくとも屋根(屋根スラブ)5の施工までを行
い、その後に雨覆い2を撤去し、工事が残っていればそ
れの施工を行う。 〔実施例3〕鉄骨鉄筋コンクリート造りや鉄筋コンクリ
ート造りの建物を施工するに、図5図6の(イ)に示す
ように、建物構築予定箇所の外周に足場7を設置し、そ
の足場7に作業梁8を架設し、前記建物構築予定箇所の
上部及び前記作業梁を覆う状態に防水シート2Aを前記
足場7に固定するとともに、その防水シート2Aと作業
梁8との間に介装したエアーバック2Bを膨らませて防
水シート2Aを張るように防水シート2Aの中央部を持
上げることにより、前記実施例1と同様に水勾配を備え
た仮設屋根としての雨覆い2を作製設置し、(ロ)に示
すように、その雨覆い2を設置した状態で建物の施工を
行うとともに、その施工伴い建物の高さが高くなる毎に
前記雨覆い2を上方に移動させ、(イ)に示すように、
建物の屋根5の施工までを行った後に雨覆い2を撤去
し、工事が残っていればそれの施工を行う。なお、前記
足場7は、図5に示すように、最初に構築予定建物の高
さに相当する高さのものとして構築しても良いが、図6
に示すように、前記雨覆い2を移動させる毎に上方に継
ぎ足していっても良い。また、前記雨覆い2を上方に移
動させる手段としては、最初に構築予定建物の高さに相
当する高さのものとして足場7を構築した場合には、図
5に示すように、足場7に取り付けたレール9をガイド
として前記作業梁8を昇降自在に構成し、この作業梁8
の上昇により雨覆い2を移動させても良い。この場合、
防水シート2Aは、足場7に直接ではなくて作業梁8を
介して固定する。
る手順に従って施工する。 〔1〕 図1に示すように、鉄骨建方後、鉄骨構造体1
の上部に水勾配を有する雨覆い2を作製設置する。雨覆
い2は、図2にも示すように、鉄骨構造体1の最上部の
梁間にわたってデッキプレート3を敷き並べ、それらデ
ッキプレート3を作業床として、デッキプレート3の上
部を覆うたるみ状態に防水シート2Aを敷いてその防水
シート2Aの周辺を鉄骨構造体1に固定するとともに、
防水シート2Aとデッキプレート3との間に位置させた
チューブ状のエアーバッグ2Bを膨らませて防水シート
2Aを張るように防水シート2Aの中央部を持上げるこ
とにより、寄せ棟型式の仮設屋根として作製されたもの
である。前記防水シート2Aの周辺の固定手段は、鉄骨
構造体1に装着したカーテンウォール取付け用のファス
ナ等を留付部として用いる手段である。4はエアーバッ
グ2Bを膨らますためのエアーコンプレッサである。 〔2〕 図3に示すように前記雨覆い2を設置した状態
で鉄骨造り建物の施工、つまり、鉄骨建方後の施工のう
ち少なくとも屋根(屋根スラブ)5の施工までを行う。
鉄骨建方後の施工は、各階のスラブ6を作製するスラブ
工事、外装工事、内装工事等から成る普通一般の施工で
あり、スラブ工事は、各階のスラブ6から順に作製して
いく工事である。 〔3〕 その後に雨覆い2を撤去し、工事が残っていれ
ばそれの施工を行う。上記の施工方法によれば、鉄骨建
方以後の作業を天候に左右されることなく行うことがで
きる。 〔実施例2〕鉄骨鉄筋コンクリート造りや鉄筋コンクリ
ート造りの建物を施工するに、図4の(イ)に示すよう
に、建物構築予定箇所の外周に構築予定建物の高さに相
当する高さの足場7を設置し、その足場7の上端間にわ
たる作業梁8を架設し、前記建物構築予定箇所の上部及
び前記作業梁を覆う状態に防水シート2Aを前記足場7
に固定するとともに、その防水シート2Aと作業梁8と
の間に介装したエアーバック2Bを膨らませて防水シー
ト2Aを張るように防水シート2Aの中央部を持上げる
ことにより、前記実施例1と同様に水勾配を備えた仮設
屋根としての雨覆い2を作製設置し、図4の(ロ)に示
すように、その雨覆い2を設置した状態で建物の施工の
うち少なくとも屋根(屋根スラブ)5の施工までを行
い、その後に雨覆い2を撤去し、工事が残っていればそ
れの施工を行う。 〔実施例3〕鉄骨鉄筋コンクリート造りや鉄筋コンクリ
ート造りの建物を施工するに、図5図6の(イ)に示す
ように、建物構築予定箇所の外周に足場7を設置し、そ
の足場7に作業梁8を架設し、前記建物構築予定箇所の
上部及び前記作業梁を覆う状態に防水シート2Aを前記
足場7に固定するとともに、その防水シート2Aと作業
梁8との間に介装したエアーバック2Bを膨らませて防
水シート2Aを張るように防水シート2Aの中央部を持
上げることにより、前記実施例1と同様に水勾配を備え
た仮設屋根としての雨覆い2を作製設置し、(ロ)に示
すように、その雨覆い2を設置した状態で建物の施工を
行うとともに、その施工伴い建物の高さが高くなる毎に
前記雨覆い2を上方に移動させ、(イ)に示すように、
建物の屋根5の施工までを行った後に雨覆い2を撤去
し、工事が残っていればそれの施工を行う。なお、前記
足場7は、図5に示すように、最初に構築予定建物の高
さに相当する高さのものとして構築しても良いが、図6
に示すように、前記雨覆い2を移動させる毎に上方に継
ぎ足していっても良い。また、前記雨覆い2を上方に移
動させる手段としては、最初に構築予定建物の高さに相
当する高さのものとして足場7を構築した場合には、図
5に示すように、足場7に取り付けたレール9をガイド
として前記作業梁8を昇降自在に構成し、この作業梁8
の上昇により雨覆い2を移動させても良い。この場合、
防水シート2Aは、足場7に直接ではなくて作業梁8を
介して固定する。
【0010】〔別実施例〕 〔1〕 上記実施例1・2・3では、エアーバッグ2B
としてチューブ状のものを示したが、エアーバッグ2B
は、図7に示すように、雨覆い2Aの棟の裏手方向に点
在するものであっても良い。要するに、エアーバッグ2
Bの形状、配置は、適宜変更可能である。 〔2〕 上記実施例では、防水シート2Aとエアーバッ
グ2Bとを単独に扱える別体としたが、両者を一体とし
ても良い。 〔3〕 上記実施例1では、防水シート2Aを鉄骨構造
体1の上部に固定したが、図8に示すように、防水シー
ト2Aに、鉄骨構造体1の側部に垂れ下がる延長部2a
を備えさせ、その延長部2aの下端を鉄骨構造体1の側
面に固定することにより、鉄骨構造体1の側面の全部又
は一部をも防水シート2Aで覆うようにしても良い。 〔4〕 上記実施例1では、防水シート2Aを鉄骨構造
体1に固定したが、図9に示すように、鉄骨構造体1の
外側に設置した足場7に固定しても良い。この場合、
(イ)に示すように、足場7に直接に固定しても良い
が、(ロ)に示すように、足場7にの外面に沿わせて設
ける養生シート10の上部に接続させても良い。後者の
場合、養生シート10の下端を足場7に固定した状態で
のエアーバッグ2Bの膨らましによる防水シート2Aの
張りにより、養生シート10を同時に張ることができ
る。もちろん、養生シート10と防水シート2Aとは、
ファスナ等で連結、分離自在なものであっても良いが、
一体物であっても良い。つまり、防水シート2Aが養生
シート10を兼ねても良い。 〔5〕 上記実施例は、基本を示したが、図10に示す
ように、鉄骨構造体1にクレーン11を据付けてある場
合には、防水シート2Aにクレーン11の支柱11Aを
通す孔を穿け、その孔の周縁部と支柱11Aとの間を雨
仕舞いして実施する。また、鉄骨構造体1に対する資材
搬入等の荷役を上方から行う場合には、図11に示すよ
うに、防水シート2Aに荷役用の開口2bを形成する。 〔6〕 上記実施例では、1枚、或いは、繋ぎ合わせた
シート材から成る1枚物の1つの防水シート2Aで上部
を覆うようにしたが、防水シート2Aは、複数のシート
材をファスナ等で着脱自在に繋ぎ合わせたものであって
も良い。 〔7〕 上記実施例2や実施例3において鉄骨造りの建
物を対象とする。
としてチューブ状のものを示したが、エアーバッグ2B
は、図7に示すように、雨覆い2Aの棟の裏手方向に点
在するものであっても良い。要するに、エアーバッグ2
Bの形状、配置は、適宜変更可能である。 〔2〕 上記実施例では、防水シート2Aとエアーバッ
グ2Bとを単独に扱える別体としたが、両者を一体とし
ても良い。 〔3〕 上記実施例1では、防水シート2Aを鉄骨構造
体1の上部に固定したが、図8に示すように、防水シー
ト2Aに、鉄骨構造体1の側部に垂れ下がる延長部2a
を備えさせ、その延長部2aの下端を鉄骨構造体1の側
面に固定することにより、鉄骨構造体1の側面の全部又
は一部をも防水シート2Aで覆うようにしても良い。 〔4〕 上記実施例1では、防水シート2Aを鉄骨構造
体1に固定したが、図9に示すように、鉄骨構造体1の
外側に設置した足場7に固定しても良い。この場合、
(イ)に示すように、足場7に直接に固定しても良い
が、(ロ)に示すように、足場7にの外面に沿わせて設
ける養生シート10の上部に接続させても良い。後者の
場合、養生シート10の下端を足場7に固定した状態で
のエアーバッグ2Bの膨らましによる防水シート2Aの
張りにより、養生シート10を同時に張ることができ
る。もちろん、養生シート10と防水シート2Aとは、
ファスナ等で連結、分離自在なものであっても良いが、
一体物であっても良い。つまり、防水シート2Aが養生
シート10を兼ねても良い。 〔5〕 上記実施例は、基本を示したが、図10に示す
ように、鉄骨構造体1にクレーン11を据付けてある場
合には、防水シート2Aにクレーン11の支柱11Aを
通す孔を穿け、その孔の周縁部と支柱11Aとの間を雨
仕舞いして実施する。また、鉄骨構造体1に対する資材
搬入等の荷役を上方から行う場合には、図11に示すよ
うに、防水シート2Aに荷役用の開口2bを形成する。 〔6〕 上記実施例では、1枚、或いは、繋ぎ合わせた
シート材から成る1枚物の1つの防水シート2Aで上部
を覆うようにしたが、防水シート2Aは、複数のシート
材をファスナ等で着脱自在に繋ぎ合わせたものであって
も良い。 〔7〕 上記実施例2や実施例3において鉄骨造りの建
物を対象とする。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】実施例1の雨覆い施工状態を示す概略正面図
【図2】実施例1の雨覆い施工状態を示す平面図
【図3】実施例1の鉄骨建方後の施工状態を示す概略正
面図
面図
【図4】実施例2の施工状態を示す概略正面図
【図5】実施例3の施工状態を示す概略正面図
【図6】実施例3の施工状態を示す概略正面図
【図7】別実施例を示す平面図
【図8】別実施例を示す概略正面図
【図9】別実施例を示す概略正面図
【図10】別実施例を示す概略正面図
【図11】別実施例を示す概略正面図
1 鉄骨構造体 2A 防水シート 2B エアーバッグ 2 雨覆い 5 屋根 7 足場
Claims (3)
- 【請求項1】 建物構築予定箇所の外周に足場(7)を
設置し、前記建物構築予定箇所の上部を覆う状態に防水
シート(2A)を前記足場(7)に固定するとともに、
エアーバッグ(2B)を膨らませて防水シート(2A)
を局所的に持上げることにより、水勾配を有する雨覆い
(2)を作製設置し、その雨覆い(2)を設置した状態
で建物の施工を行うとともに、その施工に伴い建物の高
さが高くなるごとに前記雨覆い(2)を上方に移動さ
せ、建物の屋根(5)の施工を行った後に前記雨覆い
(2)を撤去する建物の施工方法。 - 【請求項2】 建物構築予定箇所の外周に足場(7)を
設置し、構築予定建物よりも高い位置で前記建物構築予
定箇所の上部を覆う状態に防水シート(2A)を前記足
場(7)に固定するとともに、エアーバッグ(2B)を
膨らませて防水シート(2A)を局所的に持上げること
により、水勾配を有する雨覆い(2)を作製設置し、そ
の雨覆い(2)を設置した状態で建物の施工のうち少な
くとも屋根(5)の施工までを行い、その後に雨覆い
(2)を撤去する建物の施工方法。 - 【請求項3】 鉄骨造りの建物の構築工程のうちの鉄骨
建方後に、鉄骨構造体(1)の上部を覆う状態に防水シ
ート(2A)を敷いて固定するとともに、エアーバッグ
(2B)を膨らませて防水シート(2A)を局所的に持
上げることにより、水勾配を有する雨覆い(2)を作製
設置し、その雨覆い(2)を設置した状態で鉄骨造り建
物の施工のうち少なくとも屋根(5)の施工までを行
い、その後に雨覆い(2)を撤去する建物の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22267291A JPH0559822A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 建物の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22267291A JPH0559822A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 建物の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559822A true JPH0559822A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16786123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22267291A Pending JPH0559822A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 建物の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0559822A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009121024A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-06-04 | Daiwa House Industry Co Ltd | 陸屋根養生具、陸屋根養生構造及び陸屋根養生方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5381599A (en) * | 1976-12-22 | 1978-07-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Curing agent |
| JPH01256636A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-13 | Shimizu Corp | 建築物躯体の施工方法 |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP22267291A patent/JPH0559822A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5381599A (en) * | 1976-12-22 | 1978-07-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Curing agent |
| JPH01256636A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-13 | Shimizu Corp | 建築物躯体の施工方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009121024A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-06-04 | Daiwa House Industry Co Ltd | 陸屋根養生具、陸屋根養生構造及び陸屋根養生方法 |
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