JPH056101Y2 - - Google Patents

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JPH056101Y2
JPH056101Y2 JP1988140710U JP14071088U JPH056101Y2 JP H056101 Y2 JPH056101 Y2 JP H056101Y2 JP 1988140710 U JP1988140710 U JP 1988140710U JP 14071088 U JP14071088 U JP 14071088U JP H056101 Y2 JPH056101 Y2 JP H056101Y2
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、成形品等の突き出し用のエジエクタ
ピンおよびゲート等を打ち抜くカツタを有する金
型を用いて圧縮成形する際に好適な射出成形機に
おける圧縮成形装置に関するものである。
[従来の技術] エジエクタピンおよびカツタを有する圧縮成形
用の金型としては、ゲートを打ち抜く打抜カツタ
と、この打抜カツタによつて打ち抜かれた打抜片
を突き出すエジエクタピンとを有するデイスク成
形用の金型が知られている。
第6図は、従来のデイスク成形用の金型を示し
ている。
図中1は射出成形機の固定盤(図示せず)に取
り付けられた固定金型、2は固定盤に対して接離
する方向に移動自在な可動盤(図示せず)に取り
付けられた可動金型である。固定金型1の内部に
は、スプルーブツシユ3がキヤビテイCに先端を
臨ませて軸方向に移動自在に設けられ、可動金型
2の内部には、打抜カツタ4が上記スプルーブツ
シユ3に対向させて軸方向移動自在に設けられて
いる。打抜カツタ4は円筒状に形成されたもので
あり、その内部には、打抜カツタ4によつて打ち
抜いた後の打抜片およびスプルーを、打抜カツタ
4の先端から排除するためのエジエクタピン5が
軸方向に移動自在に設けられている。
これら打抜カツタ4およびエジエクタピン5
は、それぞれ工程をずらして図中左方向に強力な
力で押し出されたものであり、それらを押し出し
動作させるために、それぞれ独立した押し出し作
動機構が備えられている。通常、一つの作動機構
としては、可動金型を取り付ける可動盤に設けら
れたエジエクタロツドが用いられ、他方の作動機
構としては金型内部に設けられたシリンダ機構が
用いられている。
第6図に示す例では、エジエクタピン5を可動
盤に設けられたエジエクタロツド6で作動させる
ようにし、また打抜カツタ4を可動金型2の内部
の油圧シリンダ機構7で作動させるようにしてい
る。
すなわち、エジエクタピン5の後部にはピスト
ン8が連結され、このピストン8の後端面が可動
金型2の取付面2Aに露出されており、このピス
トン8の後端面を、可動盤に設けられたエジエク
タロツド6の先端で押すことによりエジエクタピ
ン5を作動させることができるようになつてい
る。また、打抜カツタ4側の作動機構について
は、可動金型2の内部に油圧シリンダ機構7が設
けられ、この油圧シリンダ機構7のピストン9の
先端が打抜カツタ4の後端と連結されており、油
圧シリンダ機構7の油室10に圧油を導入するこ
とにより打抜カツタ4を押し出し移動させること
ができるようになつている。
また、上記例の他の従来公知例として、特公昭
62−42773号公報に示されるものがある。このも
のは、エジエクタピン(突き出しピン)を、金型
内に内蔵した油圧シリンダ機構で作動させ、カツ
タ(ポンチ)を、エジエクタロツド(ポンチ作動
部材)で作動させるようにしている。
いずれにしろ、従来のこの種の金型においては
2つの作動機構のうち、一つを金型内部に油圧シ
リンダ機構として内蔵している。
[考案が解決しようとする課題] したがつて、金型内部の構造が複雑でメインテ
ナンスが面倒であるという問題があつた。また、
油圧シリンダ機構を金型内部に内蔵している場
合、パツキン部等から漏れた作動油が、成形品に
付着するおそれがあり、特に油分の付着を嫌うデ
イスクの成形には問題があつた。さらに、成形時
の温度上昇によりパツキン類の寿命が短くなるの
で、パツキン交換等のメインテナンスが必要にな
るが、その際、金型のキヤビテイの内面に作動油
が付着しないように該金型内の作動油を完全に除
去しなければならず、このためメインテナンスの
作業の煩雑化を招いていた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであ
り、金型内に油圧シリンダ機構を内蔵させずに、
成形品等の突き出し用のエジエクタピンおよびゲ
ート等の打ち抜き用のカツタを駆動することので
きる射出成形機における圧縮成形装置を提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するため、固定盤に
対して接離する方向に移動自在に設けられた可動
盤の前記固定盤に対向する側に配置され、可動金
型を取り付けるための金型取付盤と、前記可動盤
内に設けられ前記金型取付盤を固定盤側に移動さ
せる圧縮用油圧ピストンと、この圧縮用油圧ピス
トン内に設けられ、前記可動金型内に設けられた
成形品等の突き出し用のエジエクタピンを駆動す
るエジエクタ用油圧ピストンと、前記金型取付盤
に設けられ、前記可動金型内のゲート等を打ち抜
くカツタを直接または間接部材を介して駆動する
カツタ駆動機構とを備えたものである。
[作用] 本考案においては、可動盤を固定盤側に移動し
て、金型を閉じ、この金型内に樹脂を射出する。
射出後、圧縮用油圧ピストンを固定盤側に移動し
て、さらに金型を圧縮する。これにより緻密で精
密な成形品が得られる。
そして、成形品を取り出す際には、カツタ駆動
機構によりカツタを移動させて、たとえばゲート
を打ち抜き、エジエクタ用油圧ピストンを作動さ
せてエジエクタピンを押し出し移動させ、成形
品、打抜片等を突き出して離型させる。
[実施例] 以下、第1図ないし第5図を参照して本考案の
実施例を説明する。
第1実施例 第1図ないし第2図を参照して、本考案の第1
実施例を説明する。
第1図において、21は射出成形機に設けられ
た可動盤であり、22は可動金型2を取り付ける
ための金型取付盤である。可動盤21は、トグル
装置23により、射出成形機のメインフレーム2
4上に固定された固定盤(図示せず)に接離する
方向に移動駆動されるようになつており、その中
央部にはシリンダ穴21Aが形成され、シリンダ
穴21Aの左側(固定盤側)には該可動盤21の
左端面に貫通するシリンダ穴21Aより大径の拡
径穴21Bが形成され、また前記シリンダ穴21
Aの右側には可動盤21の右端面に貫通するシリ
ンダ穴21Aより小径の縮径穴21Cが形成され
ている。可動盤21のシリンダ穴21Aには、金
型取付盤22を固定盤側に押圧移動せしめる圧縮
用油圧ピストン25が設けられており、シリンダ
穴21Aと拡径穴21Bと境の壁面21Dには、
内径が前記シリンダ穴21Aの径より小径の環状
のシリンダカバー26がボルト27により固定さ
れている。
圧縮用油圧ピストン25は、その先端側がカツ
プ状に拡径され、カツプ状に形成された外周の基
端側が前記シリンダ穴21Aに軸方向摺動自在に
嵌合するピストン部25Aになつている。さら
に、圧縮用油圧ピストン25は、ピストン部25
Aの先端側が前記シリンダカバー26の内周面に
軸方向摺動自在に嵌合するように縮径され、その
先端面25Bがシリンダカバー26の左側の端面
から露出されて前記金型取付盤22にボルト28
で連結されている。また、圧縮用油圧ピストン2
5は、そのピストン部25Aの基端側が縮径され
て前記可動盤21の縮径穴21Cから該可動盤2
1の右側に突き出されており、その部分がシリン
ダチユーブ部25Cになつている。そして、シリ
ンダチユーブ部25Cは、左側の端部外周が可動
盤21の縮径穴21Cに軸方向摺動自在に嵌合す
るように形成され、また右側の端部が開口されて
おり、その開口端部には該開口端部を閉塞するシ
リンダヘツドカバー29が設けられている。ま
た、シリンダチユーブ部25Cには、エジエクタ
ピストン30が軸方向摺動自在に嵌合されてお
り、該エジエクタピストン30の右側の端面に
は、シリンダヘツドカバー29に形成された挿通
孔からシリンダチユーブ部25Cの外側に突出す
るストローク検知用のロツド31が連結されてい
る。
エジエクタピストン30は、その基端部外周
に、前記シリンダチユーブ部25Cの内周面に軸
方向摺動自在に嵌合するピストンヘツド部30A
が形成され、このピストンヘツド部30Aの先端
側に、前記シリンダチユーブ部25Cの右側端部
に形成された該シリンダチユーブ部25Cの内径
より小径のロツド挿通孔25Dに軸方向摺動自在
に嵌合するピストンロツド部30Bが形成されて
いる。そして、ピストンロツド部30Bは、その
先端側が圧縮用油圧ピストン25の先端部内側に
形成された空間25Eに突き出されており、ピス
トンロツド部30Bの先端にはエジエクタロツド
6が連結されている。
エジエクタロツド6は、エジエクタ用ピストン
30が右端の後退限位置に位置する状態におい
て、その先端面が金型取付盤22の金型取付面2
2Aにほぼ面一になるようにその軸方向の長さが
設定されている。
そして、上記圧縮用油圧ピストン25は、ピス
トン部25Aに隣接する図中右側の油室21Eに
圧油を導入することにより図中左方に押し出さ
れ、図中左側の油室21Fに圧油を導入すること
により右方に戻されるようになつている。さら
に、符号21Gで示すものは、油室21Eに通じ
る油路であり、符号21Hで示すものは油室21
Fに通じる油路である。
また、上記エジエクタ用油圧ピストン30は、
ピストンヘツド部30Aに隣接する図中右側の油
室25Fに圧油を導入することにより、図中左方
に押し出され、図中左側の油室25Gに圧油を導
入することにより右方に戻されるようになつてい
る。
さらに、符号25Hで示すものは、油室25F
に通じる油路であり、符号25Jで示すものは油
室25Gに通じる油路である。
また、金型取付盤22には、エジエクタロツド
6の軸心に一致されて、前記圧縮用油圧ピストン
25の空間25E内に配置されたカツタ駆動機構
32が連結されている。
カツタ駆動機構32は、第2図に示すように、
後述する可動金型40内に設けられた打抜カツタ
42を駆動するものであり、エジエクタロツド6
に軸心が一致されて金型取付盤22に固定された
油圧シリンダ部材33と、該シリンダ部材33に
軸方向摺動自在に嵌合されたカツタ押し出し用の
スリーブ34とを備えたものである。
油圧シリンダ部材33は、シリンダチユーブ3
5と、このシリンダチユーブ35の先端側に設け
られ、金型取付盤22にボルト36で連結された
環状のシリンダカバー37とにより構成されてい
る。
カツタ押し出し用のスリーブ34は、エジエク
タロツド6が自由に挿通可能なように筒状に形成
されたものであり、その中央部外周に油圧によつ
て動作させられるピストン部34Aが形成されて
いる。そして、カツタ押し出し用のスリーブ34
は、右端の後退限位置に位置された状態におい
て、その先端面が金型取付盤22の金型取付面2
2Aにほぼ面一になるように軸方向の長さが設定
されている。また、カツタ押し出し用スリーブ3
4の先端側の内周面には、エジエクタロツド6を
軸方向摺動自在に案内するための滑り軸受38が
嵌合されて、固定されている。
そして、上記カツタ押し出し用のスリーブ34
は、ピストン部34Aに隣接する図中右側の油室
32Aに圧油を導入することにより、図中左方に
押し出され、図中左側の油室32Bに圧油を導入
することにより、右方に戻されるようになつてい
る。
なお、符号35Aで示すものは、油室32Aに
通じる油路であり、符号35Bで示すものは油室
32Bに通じる油路である。
次に、上記金型取付盤22および図示しない固
定盤に取り付けられるデイスク成形用金型につい
て説明する。
固定盤に固定された固定金型1は、前述の第6
図に示した固定金型と同一構造のものであり、内
部にスプルーブツシユ3がキヤビテイCに先端を
臨ませて軸方向移動自在に設けられている。ま
た、金型取付盤22に取り付けられる可動金型4
0の内部には、円筒状のエジエクタスリーブ41
が軸方向移動自在に設けられ、そのエジエクタス
リーブ41の内部には、円筒軸状の打抜カツタ4
2が上記スリーブブツシユ3に対向させて軸方向
摺動自在に設けられている。
打抜カツタ42は図中左方に押し出されること
により先端(左端)外周縁で成形品の中央部のゲ
ート部を打ち抜くもので、先端部分は細径に形成
されているものの、後端部分は大径のカツプ状に
形成され、そのカツプ状の部分がカツタピストン
42Aとして、可動金型40内のシリンダ穴43
に軸方向摺動自在に嵌合されている。
シリンダ穴43は、可動金型40の金型取付盤
22への取付面40Aから打抜カツタ42の軸方
向に沿つて穿設されたものであり、シリンダ穴4
3の底面43Aとカツタピストン42Aとの間に
確保される気密空間44に高圧エアを導入するこ
とにより、ピストン部42Aを図中右方向に移動
させ、それにより押し出し位置に突き出した打抜
カツタ42を元の位置に戻すことができるように
なつている。
また、打抜カツタ42の内部には冷却スリーブ
45が収容され、その冷却スリーブ45の内部に
は、エジエクタピン5が軸方向摺動自在に挿通さ
れている。
エジエクタピン5は、打抜カツタ42で成形品
の中央部のゲート部を打ち抜いた後、打抜カツタ
42の先端のロツク部(アンダカツト部)46に
固着している打抜片およびスプールを、打抜カツ
タ42の先端から排除するためのものである。
このエジエクタピン5の後端は、冷却スリーブ
45の後端面よりさらに後方に突き出しており、
その突き出した後端部は、カツタピストン42A
内のシリンダ穴42Bに軸方向摺動自在に嵌合さ
れたエジエクタピストン47に連結されている。
エジエクタピストン47は、その後端側が縮径
されてエジエクタロツド6の径よりやや小径に形
成されている。また、打抜カツタ42の後端に形
成されたカツタピストン42Aのリング状の後端
面には、密着してリング状のフランジ(間接部
材)48が設けられている。
フランジ48は、その内周面の径がエジエクタ
ロツド6の径よりやや大径に形成されているとと
もに、カツタピストン42Aの内側のシリンダ穴
42Bと内径より小径に形成され、エジエクタピ
ストン47の抜け止めを兼ねている。
これらエジエクタピストン47とリング状のフ
ランジ48は、同心状に配置されており、それぞ
れの後端面が、可動金型40の金型取付盤22へ
の取付面40Aにほぼ面一状態で露出している。
そして、リング状のフランジ48を図中左方へ押
圧することにより打抜カツタ42を押し出し移動
させることができ、またエジエクタピストン47
を左方に移動させることによりエジエクタピン5
を押し出し移動させるようになつている。
また、エジエクタピストン47とカツタピスト
ン42A内の冷却シリーブ45の後端面との間に
確保される気密空間49に高圧エアを導入するこ
とにより、エジエクタピストン47が図中右方に
戻され、カツタピストン42Aと可動金型40内
部のシリンダ穴43の底面43Aとの間の気密空
間44に高圧エアを導入することにより、カツタ
ピストン42Aが図中右方に戻されるようになつ
ている。実際には、両気密空間44,49には高
圧エアが封入されており、エアスプリング作用に
より戻し動作が行なわれる。
上記デイスク成形用金型は、可動金型40のエ
ジエクタピストン47の軸心が可動盤21のエジ
エクタロツド6の軸心に一致されて、図示しない
固定盤および金型取付盤22に取り付けられるよ
うになつている。
次に、上記第1実施例の圧縮成形装置によりデ
イスクを成形する場合について説明する。
まず、通常の射出成形機の場合と同様に、トグ
ル装置23を作動させて可動盤21を固定盤側に
移動させ、可動金型40を固定金型1に密着させ
て型締を行う。そして、スプルーブツシユ3の左
側の図示しない端面に、同じく図示しない射出ノ
ズルを圧接し、該射出ノズルから、スプルーブツ
シユ3を通して、固定金型1と可動金型40とに
より形成されたキヤビテイC内に溶融樹脂を射出
する。
そして、溶融樹脂がキヤビテイC内に充填され
た後に、金型取付盤22に取り付けられたカツタ
駆動機構32の油室32Aに圧油を導入して、カ
ツタ押し出しスリーブ34を図中左方に移動させ
る。そうすると、カツタ押し出しスリーブ34の
先端によつて、フランジ48が左方に押され、そ
れによつて打抜カツタ42が押し出され、成形品
(デイスク)の中央部の薄肉円板状のゲート部の
打ち抜きが行なわれるとともに、該打抜カツタ4
2の周面によつて該ゲート部が閉塞された状態に
なる。この際、固定金型1側のスプルーブツシユ
3も左方に押し移動される。
この打ち抜き動作とは独立した任意のタイミン
グで、可動盤21内の油室21Eに圧油を導入し
て、圧縮用油圧ピストン25を図中左方に移動さ
せる。そうすると、金型取付盤22が左方に押さ
れて、金型がさらに型締され、キヤビテイC内の
樹脂が圧縮された状態になる。この状態で樹脂を
冷却して固化させると、キヤビテイC内の樹脂が
圧縮された状態で徐々に固化し、キヤビテイC内
に設けられたスタンパーのピツトの形状が良く転
写されたデイスクが得られる。
樹脂が固化したら、可動盤21内の油室21F
に圧油を導入して圧縮用油圧ピストン25を元の
位置に戻し、それからトグル装置23を駆動して
可動盤21を図示しない固定盤から離れる方向に
移動する。これにより、固定金型1から可動金型
40が離れ、型開きされた状態になる。このと
き、スプルーは打抜カツタ42による打抜片と一
緒に打抜カツタ42の先端のロツク部46に固着
されているため、可動金型40とともに移動し、
スプルーブツシユ3から抜け出る。そして、型開
き後、圧縮用油圧ピストン25のシリンダチユー
ブ部25C内の油室25Fに圧油を導入して、エ
ジエクタ用油圧ピストン30を図中左方に移動さ
せ、エジエクタロツド6でエジエクタピストン4
7の後端を押す。そうすると、エジエクタピスト
ン47が押し出し移動されることによりエジエク
タピン5が左方に押し出され、スプルーおよび打
抜片が打抜カツタ42の先端部から突き落され
る。
スプルーおよび打抜片を突き落とした後は、カ
ツタ駆動機構32の油室32Bに圧油を導入し
て、カツタ押し出し用のスリーブ34を図中右側
の元の位置まで戻すとともに、シリンダチユーブ
部25C内の油室25Gに圧油を供給して、エジ
エクタ用油圧ピストン30を右側の元の位置に戻
す。そうすると、気密空間44内に導入される高
圧のエアにより、カツタピストン42Aが右方に
移動し、打抜カツタ42が元の位置に戻るととも
に、気密空間49内に導入される高圧のエアによ
りエジエクタピストン47が右方に移動し、エジ
エクタピン5も元の位置に戻る。
以上により成形品としてのデイスクを得る。な
お、エジエクタピン5の作動および戻しは、型開
き工程であればどの時点で行なつてもよい。
以上のように上記第1実施例の圧縮成形装置に
よれば、打抜カツタ42およびエジエクタピン5
の作動をいずれも、金型外の金型取付盤22ある
いは可動盤21に設けられた機構で行うことがで
きるので、金型内に前記打抜カツタ42やエジエ
クタピン5を駆動するための機構を設けなくて済
み、該金型の構造を簡単にすることができる。ま
た、打抜カツタ42やエジエクタピン5を駆動す
る機構として、従来、用いていた油圧シリンダ機
構を金型内に設けなくて済むので、パツキン等か
らの油漏れのおそれがなく、特に油分の付着を嫌
うデイスクの成形において効果が大きい。さら
に、金型のメインテナンス時には、油分を除去し
ないで済み、作業が簡単になるという利点があ
る。
また、圧縮用油圧ピストン25の先端面25B
に金型取付盤22を連結し、該圧縮用油圧ピスト
ン25内にエジエクタ用油圧ピストン30を設け
たことから、圧縮用油圧ピストン25の移動によ
つて、金型取付盤22の金型取付面22Aからの
エジエクタロツド6の突き出し量が変化すること
がない。したがつて、金型取付盤22の金型取付
面22Aからの突き出し量を、圧縮用油圧ピスト
ン25に対するストローク検知用のロツド31の
位置を検知することによつて簡単に制御すること
ができる。
さらに、カツタ駆動機構32が金型取付盤22
に取り付けられているので、圧縮用油圧ピストン
25の移動によつて、カツタ押し出し用のスリー
ブ24の突き出し量が変化することがない。した
がつて、圧縮用油圧ピストン25の移動量に関係
なく、デイスクの中央部の円板状のゲート部の打
ち抜き深さが一定になり、該打抜カツタ42の周
面によるゲート部の閉塞を確実に行うことができ
る。
さらにまた、カツタ駆動機構32が金型取付盤
22に取り付けられているため、金型からの熱が
金型取付盤22を介してカツタ駆動機構32に伝
達されやすく、カツタ駆動機構32内のパツキン
類の寿命が短くなる恐れがあるが、ボルト28を
外して、金型取付盤22を圧縮用油圧ピストン2
5から外し、ボルト36を外して該金型取付盤2
2からカツタ駆動機構32を簡単に取り出すこと
ができるから、カツタ駆動機構32内のパツキン
等を交換するなどのメインテナンス作業を簡単に
行うことができる。
しかも、カツタ駆動機構32を金型取付盤22
から分離して単独で分解することができるから、
内部にたまつた油が金型に付着する心配もない。
したがつて、この点からもパツキン類を交換する
等のカツタ駆動機構32のメインテナンスの作業
を簡単に行うことができるといえる。
第2実施例 第3図ないし第5図を参照して、本考案の第2
実施例を説明する。ただし、第1図ないし第2図
と共通する構成要素には同一の符号を付し、その
説明を簡略化する。
この第2実施例においては、エジエクタロツド
6が、エジエクタ用油圧ピストン30の軸心に一
致された位置、および該エジエクタ用油圧ピスト
ン30の上下の位置の3つの位置に配置されてい
る。
すなわち、エジエクタ用油圧ピストン30のピ
ストンロツド部30Bは、第3図ないし第5図に
示すように、圧縮用油圧ピストン25のロツド挿
入孔25Dに軸方向摺動自在に移動する径のロツ
ド部30Cによつて主要部が形成され、その先端
に、該ロツド部30Cより小径の雄ねじ部30D
が形成されたものである。そして、雄ねじ部30
Dには、エジエクタプレート50を取り付けるた
めのアダプタ51が螺合されている。
アダプタ51は、円板状に形成されたものであ
り、その軸心には前記ピストンロツド部30Bの
雄ねじ部30Dに螺合するねじ穴51Aが形成さ
れ、このねじ穴51Aの一端側には該ねじ穴51
Aの軸心に一致されかつ前記ロツド部30Cに精
密に嵌合する凹部51Bが形成されている。この
アダプタ51は、ねじ穴51Aが雄ねじ部30D
に螺合され、かつ凹部51Bがロツド部30Cに
精密に嵌合されることによつて、軸心がエジエク
タ用油圧ピストン30に一致されて、該エジエク
タ用油圧ピストン30に固定されるようになつて
いる。
エジエクタプレート50は、前記アダプタ51
にボルト52で固定されるようになつており、円
板状に形成された主要部50Aの軸心に貫通孔5
0Bが形成され、主要部50Aの外周の軸対称位
置に半径方向外側に延びる突出部50Cが形成さ
れたものである。そして、貫通孔50Bの一方の
端部には、前記アダプタ51の外周面に精密に嵌
合する凹部50Dが形成されており、また各突出
部50Cには、軸心からの距離が等しい位置に、
エジエクタロツド6の基端部に形成された雄ねじ
部6Aが螺合するねじ穴50Eが形成されてい
る。このエジエクタプレート50は、凹部50D
がアダプタ51の外周部に精密に嵌合されて軸心
が該アダプタ51に一致され、軸方向に配置され
たボルト52によつて該アダプタ51に連結され
ている。
また、金型取付盤22には、エジエクタプレー
ト50のねじ穴50Eの軸心に一致する位置に該
ねじ穴50Eにその軸心の方向が一致され、エジ
エクタロツド6が自由に挿通するロツド挿通孔2
2Bが形成され、該ロツド挿通孔22Bの先端部
には、エジエクタロツド6を軸方向摺動自在に支
持する滑り軸受38が嵌合されて固定されてい
る。
上記のように構成された第2実施例の圧縮成形
装置においては、圧縮用油圧ピストン25のシリ
ンダチユーブ部25C内の油室25Fに圧油を導
入して、エジエクタ用油圧ピストン30を図中左
方に移動すると、ピストンロツド部30Bの先端
に連結されたエジエクタロツド6、およびアダプ
タ51、エジエクタプレート50を介して上下位
置に配されたエジエクタロツド6が左方に移動す
る。このため、エジエクタ用油圧ピストン25の
先端に取り付けられたエジエクタロツド6の移動
によつて、可動金型40内に残つたスプルーおよ
び打抜片が打抜カツタ42の先端部から突き落と
される。また、上下に位置するエジエクタロツド
6の移動によつて移動されるエジエクタピンを可
動金型内に設け、このエジエクタピンによつて、
成形品をキヤビテイCを形成する凹部から突き出
すことが可能になる。
このように、上記第2実施例の圧縮成形装置に
よれば、エジエクタ用油圧ピストン30のピスト
ンロツド部30Bの先端に取り付けられたエジエ
クタロツド6の上下位置にもエジエクタロツド6
が設けられているから、成形品を、キヤビテイC
を形成する凹部から突き出すためのエジエクタピ
ンを可動金型40内に設けることが可能になる。
したがつて、吸盤等による真空の吸着力などを利
用して成形品を吸い着けてキヤビテイCの凹部か
ら取り出すような取出機を使う場合に、成形品を
前記凹部か突き出して成形品の凹部からの取り出
しを容易にすることができる。また、エジエクタ
ピンによつて、突き落としが可能な成形品にあつ
ては、取出機を使う場合に比べて短時間で簡単に
成形品の取り出しができるようになる。
なお、上記第2実施例においては、エジエクタ
ロツド6を上中下の3位置に配するように構成し
たが、中央のエジエクタロツド6を中心にして、
上下および左右位置にエジエクタロツドを配する
ように構成してもよく、また、さらに多くの位置
にエジエクタロツドを配するように構成してもよ
い。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、固定盤に
対して接離する方向に移動自在に設けられた可動
盤の前記固定盤に対向する側に配置され、可動金
型を取り付けるための金型取付盤と、前記可動盤
内に設けられ前記金型取付盤を固定盤側に移動さ
せる圧縮用油圧ピストンと、この圧縮用油圧ピス
トン内に設けられ、前記可動金型内に設けられた
成形品等の突き出し用のエジエクタピンを駆動す
るエジエクタ用油圧ピストンと、前記金型取付盤
に設けられ、前記可動金型内のゲート等を打ち抜
くカツタを直接または間接部材を介して駆動する
カツタ駆動機構とを備えているから、使用する金
型内部に、カツタ押し出し用の油圧シリンダ機構
もエジエクタピン押し出し用の油圧シリンダ機構
も設けなくて済む。
したがつて、金型の構造が簡単になり、金型の
メインテナンスを極めて簡単に行うことができる
ようになる。しかも、成形品に油分が付着するお
それがなくなり、特に油分の付着を嫌うデイスク
等の成形に最適である。
さらに、射出成形機側に圧縮用油圧ピストンや
エジエクタ用油圧ピストン等の油圧駆動機構が設
けられているので、寿命に達したパツキン類を交
換する際にも、金型に関係なく、パツキン類を交
換することができる。したがつて、パツキン類の
交換時に油が金型に付着するおそれがないから、
パツキン類を簡単に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本考案の第1実施例とし
て示した図であつて、第1図は射出成形機におけ
る圧縮成形装置の要部の断面図、第2図は同圧縮
成形装置に金型を取り付けた状態を示す断面図、
第3図ないし第5図は本考案の第2実施例として
示した図であつて、第3図は射出成形機の圧縮成
形装置の要部の断面図、第4図は第3図の−
線に沿う断面図、第5図はエジエクタ用油圧ピス
トンの先端部の詳細を示す断面図、第6図は従来
例として示したデイスク成形用の金型の断面図で
ある。 21……可動盤、22……金型取付盤、25…
…圧縮用油圧ピストン、30……エジエクタ用油
圧ピストン、32……カツタ駆動機構、42……
打抜カツタ、48……フランジ(間接部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定盤に対して接離する方向に移動自在に設け
    られた可動盤の前記固定盤に対向する側に配置さ
    れ、可動金型を取り付けるための金型取付盤と、
    前記可動盤内に設けられ前記金型取付盤を固定盤
    側に移動させる圧縮用油圧ピストンと、この圧縮
    用油圧ピストン内に設けられ、前記可動金型内に
    設けられた成形品等の突き出し用のエジエクタピ
    ンを駆動するエジエクタ用油圧ピストンと、前記
    金型取付盤に設けられ、前記可動金型内のゲート
    等を打ち抜くカツタを直接または間接部材を介し
    て駆動するカツタ駆動機構とを備えたことを特徴
    とする射出成形機における圧縮成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6987519B2 (ja) * 2017-03-31 2022-01-05 住友重機械工業株式会社 射出成形機
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