JPH0561265B2 - - Google Patents

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JPH0561265B2
JPH0561265B2 JP63160465A JP16046588A JPH0561265B2 JP H0561265 B2 JPH0561265 B2 JP H0561265B2 JP 63160465 A JP63160465 A JP 63160465A JP 16046588 A JP16046588 A JP 16046588A JP H0561265 B2 JPH0561265 B2 JP H0561265B2
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general formula
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halosulfone
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vitamin
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Toshiki Mori
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Michio Takigawa
Kazuo Yamamoto
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Kuraray Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C403/00Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone
    • C07C403/22Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by sulfur atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C403/06Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by singly-bound oxygen atoms
    • C07C403/08Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by singly-bound oxygen atoms by hydroxy groups
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    • C07C403/06Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by singly-bound oxygen atoms
    • C07C403/12Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by singly-bound oxygen atoms by esterified hydroxy groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/16Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring the ring being unsaturated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式() (式中、R1は置換されていてもよいフエニル基
を表わし、R2は低級アシル基を表わし、Xはハ
ロゲン原子を表わす)で示されるハロスルホンの
製造方法に関する。 本発明によつて提供される一般式()で示さ
れるハロスルホンは後述するように医薬、飼料添
加物として使用されているビタミンA及びアセテ
ート、パルミテートに代表されるビタミンAのカ
ルボン酸エステル合成中間体として有用である。 〔従来の技術〕 従来、ハロスルホンは例えば特開昭62−87559
号公報に記載のごとくヒドロキシスルホンにハロ
ゲン化剤を作用させる方法によつて製造されるこ
とが知られており、また原料のヒドロキシスルホ
ンは特開昭62−59号公報に記載の方法で製造され
ることが知られている。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、ビタミンA及びアセテート、
パルミテートに代表されるビタミンAのカルボン
酸エステル合成中間体として有用な一般式()
で示されるハロスルホンを、これまで知られてい
る方法よりもさらに容易に、しかも短工程で製造
する方法を提供するにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明によれば、上記の目的は、一般式() (式中、R1及びR2は前記定義のとおりであり、
MはLi又はMgYを表わし、Yはハロゲン原子を
表わす)で示されるヒドロキシスルホンの塩にハ
ロゲン化剤を作用させることによつて容易に達成
される。 本発明によれば、一般式()で示されるヒド
ロキシスルホンの塩は、一般式() (式中、R1は前記定義のとおりである) で示されるスルホンを有機リチウム又は有機マグ
ネシウム試薬でアニオン化したのち、一般式
() (式中、R2は前記定義のとおりである)で示さ
れる不飽和アルデヒドと反応させることによつて
容易に製造することができる。このことはビタミ
ンA及びアセテート、パルミテートに代表される
ビタミンAのカルボン酸エステル合成中間体とし
て有用な一般式()で示されるハロスルホンを
工業的規模で製造するうえで重要な意味を持つて
いる。すなわち、従来ビタミンA及びアセテー
ト、パルミテートに代表されるビタミンAのカル
ボン酸エステル合成中間体として有用なハロスル
ホンは先ず特開昭62−59号公報に記載の方法に従
つていつたんヒドロキシスルホンを合成、単離し
たのち、次いで特開昭62−87559号公報に記載の
ごとくに、得られたヒドロキシスルホンにハロゲ
ン化剤を作用することによつて製造されていた。
すなわち目的とするハロスルホンの製造には(1)ヒ
ドロキシスルホンの合成工程及び単離・精製工
程、(2)ハロスルホンの合成工程及び単離・精製工
程、の各々独立した工程が必要であつた。しかし
ながら、本発明では、ヒドロキシスルホンを経由
せず、いわゆるワンポツトの反応でハロスルホン
を合成し、単離できるので、従来法に比較して工
程(作業)を短縮して一般式()のハロスルホ
ンを製造することができる。 上記の一般式におけるR1、R2、M及びXを詳
しく説明する。R1は置換されていてもよいフエ
ニル基を表わし、ここで置換基としてはメチル、
エチル、i−プロピル、n−プロピル、i−ブチ
ル、n−ブチルなどの低級アルキル基;塩素、臭
素、ヨウ素などのハロゲン原子;及びメトキシ、
エトキシ、i−プロポキシ、n−プロポキシ、i
−ブトキシ、n−ブトキシなどの低級アルコキシ
基が例示される。また置換基はオルト位、メタ位
又はパラ位のいずれの位置にあつてもよく、1個
又は2個以上の複数個であつてもよい。R2はホ
ルミル、アセチル、プロピオニルなどの低級アシ
ル基を表わす。Mはリチウム原子又はMgYを表
わし、Mgはマグネシウム原子であり、Yは塩
素、臭素又はヨウ素原子である。Xは塩素、臭
素、ヨウ素などのハロゲン原子である。 一般式()で示されるヒドロキシスルホンの
Li又はMg塩にハロゲン化剤を作用させることに
より、一般式()のハロスルホンを製造するこ
とができる。ハロゲン化剤としては、例えば、塩
化チオニル、臭化チオニル、三塩化リン、三臭化
リンなどが使用される。ハロゲン化剤の使用量は
一般式()で示されるヒドロキシスルホンのLi
又はMg塩に対して約1〜3当量が好ましい。こ
の反応は好適には有機溶媒中で第3級アミンの存
在下に行われる。有機溶媒としては、例えば、ジ
エチルエーテル、ジ−i−プロピルエーテル、ジ
−n−ブチルエーテル、テトラハイドロフランな
どの鎖状及び環状エーテル類;及びこれらのエー
テル類とベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサ
ン、ヘプタンなどの芳香族及び脂肪族炭化水素類
の混合溶媒が好ましく使用される。 有機溶媒の使用量は一般式()で示されるヒ
ドロキシスルホンのLi又はMg塩の濃度が約0.1〜
5モル/となる程度の量であることが好まし
い。第3級アミンとしては、例えば、ピリジン、
トリエチルアミンなどが有利に使用される。これ
らの第3級アミンは一般式()で示されるヒド
ロキシスルホンのLi又はMg塩に対して0.01〜50
当量用いることが好ましいが、さらに過剰量を用
いることによつて該第3級アミンに有機溶媒とし
ての役割を兼ねさせることもできる。反応は約−
30℃〜30℃の温度範囲内で行なうのが好ましい。 次に一般式()のスルホンを原料として、有
機リチウム又は有機マグネシウム試薬でアニオン
化ののち、一般式()の不飽和アルデヒドとの
反応で一般式()のヒドロキシスルホンのLi又
はMg塩を製造する方法を説明する。一般式
()のスルホンの−SO2R1基のα−位にアニオ
ンを発生させる有機リチウム試薬としてメチルリ
チウム、n−ブチルリチウムなどのアルキルリチ
ウムがあげられる。また有機マグネシウム試薬と
してメチルマグネシウムクロリド、エチルマグネ
シウムクロリド、メチルマグネシウムブロミド、
エチルマグネシウムブロミド、i−プロピルマグ
ネシウムクロリド、n−ブチルマグネシウムクロ
リドなどの、いわゆるグリニヤール試薬があげら
れる。 有機リチウム又は有機マグネシウム試薬の使用
量は一般式()で示されるスルホンに対して
0.5〜1モル当量である。 反応は通常約−100℃〜100℃の温度範囲内で行
なわれ、またヘリウム、窒素、アルゴンなどの不
活性ガス雰囲気下で行なうのが有利である。反応
時間は採用したアニオン化剤、溶媒、反応温度な
どによつて変化するが、例えばアニオン化剤とし
てn−ブチルリチウムを使用し、テトラハイドロ
フラン溶媒中で約−78℃〜−50℃の温度で反応を
行なう場合には約3時間である。 またメチルマグネシウムクロリドを使用し、テ
トラハイドロフラン溶媒中で約30〜40℃の温度で
反応を行なう場合には約6時間である。なお一般
式()のスルホンと有機リチウム又は有機マグ
ネシウム試薬との反応では、一般式() (式中、R1及びMは前記定義のとおりである) で示される有機リチウム又は有機マグネシウム化
合物が一般式()の不飽和アルデヒドとの反応
に先立つて製造されるが、このものは、反応系で
単離されることなく、そのまま一般式()の不
飽和アルデヒドとの反応に提供することができ
る。 一般式()の有機リチウム又は有機マグネシ
ウム化合物と一般式()の不飽和アルデヒドと
の反応は通常約−100℃〜50℃の温度範囲で行な
われ、またヘリウム、窒素、アルゴンなどの不活
性ガス雰囲気下で行なうのが有利である。反応は
いずれの場合もきわめて早く進行し、反応時間は
2時間で十分である。かかる方法により一般式
()のヒドロキシスルホンのLi又はMg塩を製
造することができ、ひき続いて前記の方法で対応
する一般式()のハロスルホンを製造すること
ができる。 上記の反応により得られた一般式()のハロ
スルホンの分離は、通常の方法により行なうこと
ができる。例えば、反応混合物を水、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液、希硫酸などに注いだのち、
ベンゼン、塩化メチレン、ジエチルエーテル、酢
酸エチルなどで抽出し、抽出液を水洗して無水硫
酸ナトリウムで乾燥する。次いで、抽出液から低
沸点物を減圧下に留去し、その残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフイーに付することにより一
般式()のハロスルホンを単離することができ
る。 一般式()で示される化合物は安価な工業原
料であるリナロールから好収率でかつ容易に製造
することができる。例えば、一般式()におい
てR1がフエニル基である化合物は次の方法によ
り製造される。 すなわち、リナロールに塩化チオニルを作用さ
せることによりゲラニルクロライド得、該ゲラニ
ルクロライドとベンゼンスルフイン酸ナトリウム
とを反応させることによりゲラニルフエニルスル
ホンを得る。ゲラニルフエニルスルホンを酸触
媒、例えば硫酸と酢酸との混合酸の存在下に閉環
反応させることによりβ−シクロゲラニルフエニ
ルスルホンを得る。なお、閉環反応の際にβ−シ
クロゲラニルフエニルスルホンの異性体であるα
−シクロゲラニルフエニルスルホンが副生するこ
とがあるが、両者の生成混合物をヘキサンなどの
溶媒中で晶析することにより高純度のβ−シクロ
ゲラニルフエニルスルホンを得ることができる。
また、α−シクロゲラニルフエニルスルホンはこ
れを上記の閉環反応系にもどすことにより目的と
するβ−シクロゲラニルフエニルスルホンに変換
される。リナロールからのβ−シクロゲラニルフ
エニルスルホンの合計収率は通常約80%である。 また、一般式()で示される化合物はゲラニ
オールの低級カルボン酸エステルに例えば、二酸
化セレンを作用させることにより容易に製造され
る〔Tetrahedron Letters、281(1973)参照〕。 一般式()で示されるハロスルホンは、例え
ば次の方法により好収率でかつ容易にビタミン
A、さらにはビタミンAアセテートに誘導でき
る。 (上記式中、R1、R2及びXは前記定義のとおり
である。) すなわち、一般式()で示されるハロスルホ
ンを塩基で処理することによりビタミンAが得ら
れる。塩基としては、例えば、カリウムメトキシ
ド、カリウムエトキシド、カリウムn−ブトキシ
ドなどのカリウムアルコキシド、水酸化カリウム
などが使用される。塩基の使用量は一般式()
で示されるハロスルホン1モルに対して約2〜20
モルの量が好ましい。この反応は有機溶媒中で行
なうのが好ましく、有機溶媒としてはヘキサン、
シクロヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化
水素類などが使用される。有機溶媒の使用量は一
般式()で示されるハロスルホンの濃度が約
0.05〜1モル/となる程度の量であることが好
ましい。反応は約10〜120℃の温度範囲内で行な
うのが好適である。反応終了後、反応混合物から
必要に応じて沈澱物を濾別したのち、該反応混合
物に水、飽和塩化アンモニウム溶液などを加え、
有機層を分離する。得られた有機層を再結晶、カ
ラムクロマトグラフイーなどの精製手段に付する
ことによりビタミンAを得ることができる。 また一般式()のハロスルホンを加水分解す
ることにより一般式()−1のハロスルホンを
製造することができ、このものも一般式()の
ハロスルホンと同様な条件下でビタミンAに変換
できる。 (式中、R1及びXは前記定義のとおりである) この加水分解反応は、一般式()のハロスル
ホンにアルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩を作用
させることにより行なうことができる。アルカリ
金属の水酸化物又は炭酸塩としては、例えば、水
酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウ
ム、炭酸カリウムなどが使用される。アルカリ金
属の水酸化物は炭酸塩の使用量は一般式()の
スルホンに対して約1〜2当量が好適である。こ
の反応は溶媒中で行なうのが好ましく、溶媒とし
てはメタノール、エタノールなどのアルコール
類、又はこれらのアルコール類と水及び/又はベ
ンゼン、トルエンなどの炭化水素類との混合物な
どが使用される。溶媒の使用量は一般式()の
ハロスルホンの濃度が約0.1〜10モル/となる
程度の量であることが好ましい。反応は約−10℃
〜50℃の温度範囲内で行なうのが適当である。 上記の反応により得られた一般式()−1の
ハロスルホンの分離は、通常の方法により行なう
ことができる。例えば、反応混合物に飽和塩化ア
ンモニウム水溶液、希塩酸、希硫酸などを加えて
残存するアルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩を中
和し、必要に応じて溶媒として用いたアルコール
類を留去し、その残渣に水を加えたのち、ベンゼ
ン、塩化メチレン、ジエチルエーテル、酢酸エチ
ルなどで抽出し、抽出液を水洗して無水硫酸ナト
リウムで乾燥する。次いで、抽出液から低沸点物
を減圧下に留去し、その残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフイーに付することにより一般式
()−1のハロスルホンを単離することができ
る。 このようにして得られたビタミンAを通常の方
法によりアセチル化することによりビタミンAア
セテートに誘導することができる。このアセチル
化反応は上記のビタミンAの生成反応によつて得
られた反応混合物から分離されたビタミンAを含
有する有機層又は該有機層から分離精製されたビ
タミンAに好適には有機溶媒中で第3級アミンの
存在下にアセチル化剤を作用させることにより行
なわれる。アセチル化剤としては、例えば、無水
酢酸、塩化アセチルなどが使用される。アセチル
化剤の使用量はビタミンAに対して約1〜10当量
が好ましい。有機溶媒としては、例えば、ベンゼ
ン、トルエンなどの炭化水素類;塩化メチレン、
1,2−ジクロルエタンなどのハロゲン化炭化水
素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ルなどのエーテル類;酢酸エチル、酢酸ブチルな
どのエステル類などが使用され、これらの有機溶
媒はビタミンAの濃度が0.1〜5モル/となる
程度の量を使用することが好ましい。第3級アミ
ンとしては、例えば、トリエチルアミン、ピリジ
ンなどが使用される。これらの第3級アミンはビ
タミンAに対して約1〜10当量用いることが好ま
しいが、さらに過剰量を用いることによつて該第
3級アミンに有機溶媒としての役割を兼ねさせる
こともできる。反応は約−10℃〜30℃の温度範囲
で行なうのが好適である、反応終了後、反応混合
物から必要に応じて沈澱物を濾別したのち、該反
応混合物に気硫酸、水、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液なを加え、有機層を分離する。得られた有
機層を再結晶、カラムクロマトグラフイーなどの
精製手段に付することによりビタミンAアセテー
トを得ることができる。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を説明するが、本発
明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。 実施例 1 50ml容なす形フラスコに1−アセトキシ−8−
ヒドロキシ−3,7−ジメチル−9−(2,6,
6−トリメチル−1−シクロヘキセン−1−イ
ル)−9−フエニルスルホニル−2,6−ノナジ
エンのマグネシウムクロリド塩(1)〜2.12g(3.87m
mol)、トルエン15ml、テトラハイドロフラン2.3
ml及びピリジン0.61gを入れ、−30℃に冷却しな
がら塩化チオニル0.63gを添加し、その温度で15
分間撹拌したのち、次いで−10℃〜0℃で30分間
撹拌した。反応混合物を50mlの水に注ぎ、トルエ
ン50mlで有機層を抽出した。水層は再度トルエン
50mlで抽出した。これらの有機層を合し、飽和炭
酸ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。有機層から溶媒を留去し、その残渣をシリカ
ゲルを用いたカラムクロマトグラフイー(溶出
液:ヘキサンと酢酸エチルとの容量比5対1の混
合液)により精製し、白色ワツクス状物1.85gを
得た。このものは下記に示す機器分析データによ
り、1−アセトキシ−6−クロロ−3,7−ジメ
チル−9−(2,6,6−トリメチル−1−シク
ロヘキセン−1−イル)−9−フエニルスルホニ
ル−2,7−ノナジエンであることを確認した。
収率94%。 NMRδCDCl3 (CH33SiOSi(CH33 :0.72〜2.05(m、28H)4.17〜4.57(m、4H)、
5.23(t、1H)、5.88(m、1H)、7.35〜7.91(m、
5H) IR(フイルム)ν(cm-1):1745(C=0)、1150
(SO2)、685(C6H5) FD−MS m/e:506(M+)、507(M++1)、
470(M+−HCl)、365(M+−C6H5SO2) 実施例 2 窒素ガスで置換した200mlの三つ口フラスコに
β−シクロゲラニルフエニルスルホン(3)〜5.40g
(19.4mmol)及びテトラハイドロフラン50mlを
入れ、ついでメチルマグネシウムクロリドのテト
ラハイドロフラン溶液(1.1mol/)16.8ml
(18.5mmol)を内温30℃〜40℃で滴下した。滴
下終了後、さらに内温30〜40℃で6時間撹拌し
た。次に内温が−30〜−40℃となるまで冷却し、
この溶液を8−アセトキシ−2,6−ジメチル−
2,6−オクタジエン−1−アール(4)〜3.70g
(17.6mmol)のトルエン30mlの溶液に、内温を
−30℃〜−40℃に維持しながら、徐々に滴下し
た。滴下終了後、同温度にてさらに1時間撹拌し
た。 反応混合物の中にピリジン3.62g(45.8mmol)
を加え、さらに塩化チオニル2.72g(22.9mmol)
を内温−30〜−40℃で滴下し、さらにその温度で
30分間撹拌した。次に内温を0℃まで上昇させ、
0℃〜10℃で30分間撹拌した。 反応混合物を200mlの水に注ぎ、トルエン100ml
を加えて有機層を抽出した。下層側はさらにトル
エン100mlで抽出した。これらの有機層を合し、
飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム
水溶液で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。有機層から溶媒を減圧下に留去し、その
残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフ
イー(溶出液:ヘキサンと酢酸エチルとの容量比
5対1の混合液)により精製し、白色のワツクス
状物7.55gを得た。8−アセトキシ−2,6−ジ
メチル−2,6−オクタジエン−1−アール基準
の収率は84.6%であつた。 実施例 3〜8 50ml容なす形フラスコに化合物5〜 3.87mmol
のテトラハイドロフラン20ml溶液をとり、−30℃
〜−40℃に冷却した。次にこの中に所定量のハロ
ゲン化剤を加えて、その温度で30分さらに0〜15
℃で2時間撹拌した。反応混合物は実施例1と同
様に処理して目的とするハロスルホン6〜を単離し
た。結果を表に示した。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば上記の実施例から明らか
なとおり安価にかつ容易に入手できる工業原料か
ら好収率でかつ容易に短工程で一般式()で示
されるハロスルホンを製造することができる。ま
た本発明の一般式()で示されるハロスルホン
は上記の参考例から明らかなとおり好収率でかつ
容易にビタミンA、さらにはそのアセテートに誘
導される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、R1は置換されていてもよいフエニル基
    を表わし、R2は低級アシル基を表わし、MはLi
    又はMgYを表わし、Yはハロゲン原子を表わす) で示されるヒドロキシスルホンの塩にハロゲン化
    剤を作用させることを特徴とする一般式() (式中、R1及びR2は前記定義のとおりであり、
    Xはハロゲン原子を表わす) で示されるハロスルホンの製造方法。 2 一般式() (式中、R1は置換されていてもよいフエニル基
    を表わす) で示されるスルホンを有機リチウム又は有機マグ
    ネシウム試薬でアニオン化したのち、一般式
    () (式中、R2は低級アシル基を表わす) で示される不飽和アルデヒドと反応させることに
    より得られる一般式() (式中、R1及びR2は前記定義のとおりであり、
    MはLi又はMgYを表わし、Yはハロゲン原子を
    表わす) で示されるヒドロキシスルホンの塩にハロゲン化
    剤を作用させることを特徴とする一般式() (式中、R1及びR2は前記定義のとおりであり、
    Xはハロゲン原子を表わす) で示されるハロスルホンの製造方法。
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