JPH0561397U - シャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置 - Google Patents

シャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置

Info

Publication number
JPH0561397U
JPH0561397U JP265492U JP265492U JPH0561397U JP H0561397 U JPH0561397 U JP H0561397U JP 265492 U JP265492 U JP 265492U JP 265492 U JP265492 U JP 265492U JP H0561397 U JPH0561397 U JP H0561397U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission member
wheel
drive shaft
winding
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP265492U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2535306Y2 (ja
Inventor
吉久 後藤
利明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Fuj Hensokuki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuj Hensokuki Co Ltd filed Critical Fuj Hensokuki Co Ltd
Priority to JP265492U priority Critical patent/JP2535306Y2/ja
Publication of JPH0561397U publication Critical patent/JPH0561397U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2535306Y2 publication Critical patent/JP2535306Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻き掛け伝動部材を人力で操作した場合にタ
イミングよく人力によりシャッター等を開閉できる巻き
掛け伝動装置を提供する。 【構成】 駆動軸1の回動運動に従動して回動する回動
力伝達部材2と、該回動力伝達部材2を包囲して自身に
は巻き掛け伝動部材Sを巻回したホイール3と、該ホイ
ール3及び巻き掛け伝動部材誘導体6を取着して支持部
材4にて釣止する傾斜板5と、ホイール3と巻き掛け伝
動部材誘導体6に介した巻き掛け伝動部材Sと、該巻き
掛け伝動部材誘導体6の揺動に連動するブレーキ制御部
材40と、前記回動力伝達部材Sとホイール3とが係合
状態となった後にブレーキ制御部材の駆動軸への制動力
を解除する係合調整手段とにより構成するようにした。
これにより巻き掛け伝動部材Sを引き下げるとタイミン
グよく確実に人力により駆動軸1に回動力が伝達され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天井に設置されたシャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より電動モータにて開閉させるシャッターにおいては、停電等の非通電時 には人力でも開閉できるようにシャッターの駆動軸に該軸と一体的に回動するス プロケットを嵌着し、同スプロケットの周囲に非接触状態でチェーンホイールを 設置し、該チェーンホイールにチェーンを巻き回すようにしていた。そして、停 電時にチェーンホイールに隣接するレバーを操作して非接触状態を解除し、スプ ロケットとチェーンホイールの内歯車と噛み合うようにして人力によりチェーン を操作してシャッターを開放するようにしていた。
【0003】 また、再び現状に復帰させる場合も同様にレバーを操作してからスプロケット とチェーンホイールとの噛み合いを解除して再び電動操作に変換しなければなら ず、特に高い天井付近に設置されたシャッター等の開閉機を停電等の度毎に操作 をするのは面倒であり危険でもあった。更に、チェーンホイールの周辺機構も複 雑化し、不具合も生じ易くなり高コスト化を招来していた。
【0004】 そこで、本考案者はこれら問題点を解決するために先に実願平3−43562 号においてシャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置を出願し、機構的に簡単で かつ容易にシャッター等の開閉を可能とした開閉機を提供した。
【0005】 この実願平3−43562号において開示したシャッター等の開閉機の巻き掛 け伝動装置の一実施例を図6(a)(b)に基づいて説明する。 この巻き掛け伝動装置65は、例えば部屋を仕切る開放口の上部天井寄りに取 着され使用されるものである。通常の電動操作によるシャッター開閉時には開閉 スイッチを操作して駆動軸60を回動させ、図6(a)に示すようにチェーンS を操作しない状態で駆動軸60に取着された円板51はチェーンホイール52と 接触することなく駆動軸60と一体回動するようになっている。
【0006】 そして、停電時においては駆動軸60の回動が停止するため電動でのシャッタ ー開閉が不能になり、それと共に電磁ソレノイドが非励磁状態となって図示しな いブレーキライニングが閉じ駆動軸60の回動に対してブレーキがかかるように なる。
【0007】 この状態でローラ53を介して垂下している図上右側のチェーンSを手動にて 下方に引っ張るようにする。 すると、図6(b)においてまずローラ53はチェーンSに押されて右方向へ 移動し、それに伴いローラ53が取着されているレバー54の山型の膨出部55 を押動してレバー54を下方へ回動させる。するとその回動に従ってブレーキラ イニング開閉ワイヤ56も下方に引き下げられるため、ブレーキライニングを開 放するため停電状態で電磁ソレノイドが非励磁状態となっていても駆動軸60の 駆動規制は解除されることとなる。
【0008】 そして同時に支持部材57を中心としてチェーンホイール52が取着された傾 斜板58が右方向に傾斜し、その結果チェーンホイール52は円板51に対し相 対的に偏心してチェーンホイール52の内周面52aが円板51に押圧され、両 者51,52間で回転トルクが伝達される状態となる。そして、そのままチェー ンSを回し続けると円板2から逆に駆動軸60にトルクが伝達されてシャッター が開放がされるようになっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
この方式によればシャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置において確かにチ ェーンSを引き下げるだけで簡単に停電時にシャッターの開放ができる。
【0010】 しかし、必ずしも開閉ワイヤ56の引き下げのタイミングとチェーンホイール 52の内周面52aが円板51に押圧されるタイミングとは一致せず両者の動作 開始タイミングにわずかなズレが生ずる場合があった。
【0011】 この結果、先に開閉ワイヤ56が引き下げられブレーキライニングが開放され た場合にはシャッターが自重で降りてきてしまい、その後にチェーンホイール5 2の内周面52aと円板51とが接触状態となるため、急制動がかかり部材に大 きな衝撃が加わり不具合が生じるおそれがあった。また、摩擦が大きいため内周 面52a及び円板51の接触面が早く減ってしまうこととなる。
【0012】 逆に、先にチェーンホイール52の内周面52aと円板51とが接触状態とな った場合には、制動がかかったまま駆動軸60を回動させることとなり手動で操 作するには重すぎ、かつ部材に過大な荷重をかけることとなってしまう。
【0013】 そこで、開閉ワイヤ56の引き下げのタイミングとチェーンホイール52の内 周面52aが円板51に押圧されるタイミングとを確実に一致させる技術が求め られていた。
【0014】 本考案は巻き掛け部材を人力で操作した場合のブレーキライニングの開放タイ ミングと巻き掛け部材の駆動軸への回動力伝達タイミングとのズレをなくし速や かにシャッター等を開閉できる巻き掛け伝動装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本考案者は、シャッター等の開閉機の駆動軸に嵌 着し該駆動軸の回動運動に従動して回動する回動力伝達部材と、該回動力伝達部 材をその外周方向から包囲する一方、自身の外周に巻き掛け伝動部材を巻回して 該巻き掛け伝動部材による伝達駆動力にて回動するホイールと、該ホイールを回 動可能に取着し、支持部材にて釣止し該支持部材を回動中心として左右に揺動可 能とした傾斜板と、該傾斜板に取着して前記ホイールを介した巻き掛け伝動部材 を掛け回して前記巻き掛け伝動部材の駆動伝達力の作用時には前記傾斜板を揺動 して前記回動力伝達部材とホイールとを圧力下に係合状態とし、不作用時には非 係合状態とする方向に揺動する巻き掛け伝動部材誘導体と、該巻き掛け伝動部材 誘導体の揺動に連動し、駆動軸の回動運動の許容及び阻止の制御をするブレーキ 制御部材と、前記回動力伝達部材とホイールとが係合状態となった後にブレーキ 制御部材の駆動軸への制動力を解除するように調整する係合調整手段を設けるこ ととした。
【0016】
【作用】
上記の構成によれば、非通電時に外部駆動力がなくなりシャッター等の開閉機 が開閉しなくなった場合に巻き掛け伝動部材を引っ張ると、係合調整手段により 調整されて巻き掛け伝動部材誘導体が作動されてホイールと回動力伝達部材とが まず係合する。更に、巻き掛け伝動部材を引き続けると改めてブレーキ制御部材 が作動されて駆動軸への制動力が解除され巻き掛け伝動部材の回動力が駆動軸に 伝達される。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面に基づいて詳細に説明する。 図1〜図3において、シャッター開閉機のチェーン装置本体10は平面断面形 状略凵状の合金性の前面固定板11と側面断面形状略凵状のやはり合金性の背部 板12より構成され、前面固定板11にて背部板12を被せるように覆い前面固 定板11の前面上下左右四隅から背部板12のリブ13へ挿通孔が穿設され小ね じ14にて螺着されている。
【0018】 このチェーン装置本体10の内部には図示しない電磁ソレノイドが装着され、 常時は励磁状態で前記背部板12裏面に配設されたやはり図示しないシャッター 開閉機のブレーキ機構のブレーキライニングを開放しておりシャッターの開閉操 作においてブレーキがかからないようにしている。そして、緊急停止スイッチの 入力時あるいは停電時には非励磁状態となってブレーキライニングが閉じブレー キがかかるようになっている。
【0019】 このチェーン装置本体10の背部、すなわち背部板12の中央面の略中央には 孔12aが穿設され、シャッター開閉用の駆動軸1の末端が挿入されている。ま た、チェーン装置本体10の前部、すなわち前面固定板11の中央面の略中央に も孔18が穿設され、かつチェーン装置本体10内側に孔18に沿って筒部19 がチェーン装置本体10の前面に対して略直角に形成されている。そして、チェ ーン装置本体10内において駆動軸1と入力軸1aとはボルト17にて締着され た軸継ぎ手16部を介して連結されて一体回動可能となっており、この入力軸1 aは筒部19に取着された転がり軸受け20にて受けられてその先端部がチェー ン装置本体10の孔18から突出されている。
【0020】 チェーン装置本体10の前面には正面鍵穴形状に成形された合金製の傾斜板5 が配置されている。 傾斜板5は上方寄りに横方向に延びる長孔15が透設されており、この長孔1 5に前面固定板11に締着された段付ボルト4が挿通されている。従って、傾斜 板5は前面固定板11に対して揺動可能に掛止されており、段付ボルト4に対し て長孔15の長さ分だけ左右にスライド移動可能とされている。
【0021】 傾斜板5の上端には立設部5aが形成されており、この立設部5aにはコイル スプリング48の一端が取着されている。コイルスプリング48の他端は前面固 定板11の上方右側寄りに固着されたコイルスプリング固定ボルト61に付勢状 態で取着されている。その結果、傾斜板5は常時はコイルスプリング48により 右方に付勢されることとなり、段付ボルト4は相対的に長孔15の左端に位置さ せられている。
【0022】 傾斜板5には前記前面固定板11の前部孔18の同心軸線上に対応する位置に その孔18より大きな孔21が穿設され、図2に示されるようにこの孔21に沿 ってチェーン装置本体10の前面に対して略直角に前方側に延出する筒部22が 形成され更にその先端縁22aは略直角に内側に屈設されている。
【0023】 この筒部22の下方にわずかに湾曲した長孔44が穿設され、ここにチェーン 装置本体10の前面に螺着したねじ45が挿通され必要以上に傾斜板5が傾斜し ないようになっている。
【0024】 更に、この長孔44の下方には固定板43が固定され後述するコイルスプリン グ41,42のそれぞれ一端が取着されている。 傾斜板5とチェーン装置本体10の前面の間にはスペーサ23を介して転がり 軸受け24が配置され、前記筒部22内に嵌挿されている。そして、この傾斜板 5の筒部22の前方向よりラッパ型のフレーム26が小径部26aにて該筒部2 2内に嵌挿され、この小径部26a、小径部周縁に外嵌されたリング27、筒部 22、筒部先端縁22a、スペーサ23、との間で転がり軸受け24が固定され ている。
【0025】 このフレーム26の大径部周縁にはチェーンホイール3がボルト28にて該フ レーム26に締着されている。 このチェーンホイール3は一対の対称形の合金製円板がボルト28にて固着さ れて構成されたものであって、チェーンホイール3の組付状態で外周に溝部29 を形成するようになっており、これにショートリングチェーンSを巻回し、溝部 29内に所定間隔で突出形成された凸部30にリング部を係合して手動にてチェ ーンSを駆動するようになっている。
【0026】 このチェーンホイール3内に対応して入力軸1aには回動力伝達部材たる円板 2が固定されている。そして、前記円板2の外周とチェーンホイール3との間に は両者の非接触状態を維持できるスペース31が形成され、円板2の軸線上と前 記傾斜板5の孔21の軸線とが一致する限り、すなわち傾斜板5が傾斜していな い状態、あるいはわずかに傾斜するにすぎない状態では非接触状態となっている 。尚、前記のように傾斜板5は常時はコイルスプリング48により右方に付勢さ れて、段付ボルト4は相対的に長孔15の左端に位置させられている。従って、 図1に示すように段付ボルト4が長孔15の左端に位置している状態が円板2の 軸線上と前記傾斜板5の孔21の軸線とが一致する場合である。
【0027】 円板2はその外周縁にテーパ面34が形成され、上記チェーンホイール3と円 板2との間で相対的に偏心した場合にこのテーパ面34がチェーンホイール3の 内周面35に摺接するようになっており、更にチェーンSを引っ張った場合押圧 下で両面34,35との間でチェーンホイール3の軸トルクが伝達されるように なっている。
【0028】 尚、この円板2は入力軸1aの先端でスプラインにて固定されるがもちろんキ ー等を利用することも自由である。 傾斜板5の前面下方左側寄りにはボルトを内装した合成樹脂製のローラ6がチ ェーンホイール3との位置合わせ用のスペーサ32を介してナット33締めして 取着され、図1においてチェーンホイール3に掛け回され右方から垂下されるチ ェーンSを左方に導いて掛け回すようになっている。
【0029】 チェーン装置本体10の前面下方左側寄りには図1でチェーンホイール3に掛 け回され左方から垂下されるチェーンSをそのまま下方へ導く誘導リング8がナ ット8aを介して固着されている。
【0030】 チェーン装置本体10の下方でかつ下縁に沿ってローラ6と連動して回動する 連動部材たるレバー7が配置されている。このレバー7はその基部が略L字状に 形成されチェーン装置本体10の前面下方右側寄りで固定部材36を介してボル ト39にて取着されている。
【0031】 レバー7の先端側には掛止部38が形成され、図示しないブレーキライニング の開閉機構を作動させるブレーキライニング開閉ワイヤ40の下部取付けリング が掛止されている。このレバー7の上部にはチェーン装置本体10の中央付近に おいて山型の膨出部37が形成されており、傾斜板5が図1において右方へ傾い た時に傾斜板5と一体となって移動するスペーサ32にて押動されるようになっ ている。
【0032】 レバー7の膨出部37にはコイルスプリング41が係止され、レバー7を常に 上方へ付勢している。またチェーン装置本体10の側面に固定された固定板47 にはボルト46a及びナット46bにてコイルスプリング42の一端が取着され ている。このコイルスプリング41及び42との合成された付勢力は前記立設部 5aとコイルスプリング固定ボルト61との間に介在されたコイルスプリング4 8と比較してより強い付勢力を有するものとされている。
【0033】 このチェーン装置においてはチェーンSは図1において左側に垂下するように 部材を取り付けているがシャッターへの本装置の取付け事情に応じてチェーンS を右側に垂下させることも可能なようにローラ6や誘導リング8の取付け孔49 ,50が前面固定板11及び傾斜板5の前面において左右対称位置に穿設され、 固定板47もチェーン装置本体10の両側面に固定されている。
【0034】 つぎにこのチェーン装置の作用について図4(a)〜(c)基づいて説明する 。 駆動軸1は部屋を仕切る開放口の上部天井寄りに取着され、シャッター開閉操 作時にはシャッターに隣接する開閉スイッチを操作して図示しない電動モータを 駆動して駆動軸1を回動させる。この状態では入力軸1aに取着された円板2は チェーンホイール3と接触することなく駆動軸1と一体回動する(図4(a)) 。
【0035】 そして、停電時においては駆動軸1及びこれに接続された入力軸1aの回動が 停止して電動でのシャッター開閉が不能になり、それと共に電磁ソレノイドが非 励磁状態となってブレーキライニングが閉じ駆動軸1の回動に対してブレーキが かかるようになる。
【0036】 この状態でローラ6を介して垂下している図上右側のチェーンSを手動にて下 方に引っ張るようにする。 すると、図4においてまずローラ6はコイルスプリング41及び42に抗して チェーンSに押されスペーサ32が前記レバー7の山型の膨出部37に当接する まで右方向へ移動する。ローラ6の移動に従動してローラ6が取着されている傾 斜板5も段付ボルト4を支点に反時計方向に回動する。そして、チェーンホイー ル3の内周面35と円板2のテーパ面34とが接触するようになる。(図4(b ))。
【0037】 更にチェーンSを引っ張ると、傾斜板5はコイルスプリング48の付勢力に抗 してチェーンホイール3の内周面35と円板2のテーパ面34との接触点を中心 として反時計回り方向に自転するようになる。そして、傾斜板5が自転すること で段付ボルト4に対して傾斜板5の長孔15は相対的に左端から右端へと移動し ていくようになる。
【0038】 更にチェーンSを引いていくと、長孔15の右端が段付ボルト4に当接するた め、チェーンSの引っ張り力がレバー7に対して働き始め、レバー7をコイルス プリング41及び42に抗してボルト39を中心に下方へ回動させるようになる 。
【0039】 するとその回動に従ってブレーキライニング開閉ワイヤ40が下方に引き下げ られ(図4(c))、ブレーキライニングが開放される。この段階でチェーンS を更に引き下げるとブレーキライニングが開放されているため、駆動軸1には制 動がかかっておらず駆動トルクはチェーンホイール3、円板2、入力軸1a及び 駆動軸1へとスムーズに伝達されシャッターが開放される。
【0040】 次いで、チェーンSの引っ張り力がなくなった場合は、まずローラ6への押圧 力がなくなるためコイルスプリング41及び42の付勢力によりレバー7は上方 へ回動して復帰するようになる。同時に開閉ワイヤ40も図示しない復帰用の付 勢手段により上方へ復帰し、ブレーキライニングが制動状態とされる。更に、コ イルスプリング48の付勢力にて傾斜板5は時計回り方向に回動し円板2とチェ ーンホイール3とは非接触状態となる。この段階で再び傾斜板5の長孔15の左 端が段付ボルト4に当接するようになり、更にコイルスプリング42の付勢力に より傾斜板5は原位置に復帰する。
【0041】 尚、ボルト46aの装着位置を調節することでコイルスプリング42の付勢力 の変更は容易である。 このようなシャッター開閉機のチェーン装置においては、チェーンホイール3 の内周面35と円板2のテーパ面34とが接触した後に始めてブレーキライニン グ開閉ワイヤ40が下方に引き下げられブレーキライニングが開放されるため、 先にブレーキライニングが開放されてしまってシャッターが下降し始めてからよ うやくチェーンホイール3の内周面35と円板2のテーパ面34とが接触するよ うなことがなく急激な制動力がかかることがないため各部材に不具合が生じるこ とがない。また、過大な摩擦による接触面の磨耗もなくなる。更に、操作する者 もチェーンSに急激にシャッターの荷重がかかることがないため安全である。
【0042】 また、長孔15とコイルスプリング48による調整手段によりチェーンホイー ル3の内周面35と円板2のテーパ面34とが接触した後、すぐには円板2に駆 動力は伝達されず、チェーンSを引き続けるとまずブレーキライニング開閉ワイ ヤ40が下方に引き下げられブレーキライニングが開放されその後に始めて円板 2にチェーンホイール3の回動トルクが伝達されるようになっているため、ブレ ーキライニングが制動状態にあるときに無理に駆動軸1を回動させるということ がない。
【0043】 また、停止スイッチでシャッターを途中で止めた場合等にさらに僅かに開放す るときにわざわざモータで駆動させなくともチェーンSを引っ張って行うことも 可能であり無駄な電力を消費せず経済的である。
【0044】 更に従来通り電磁ソレノイドの非励磁状態ではブレーキライニングが閉じると いう停電時のシャッター停止安全機能を有しつつ本装置が設置でき、傾斜板5の 揺動に従動して一旦ブレーキライニングの開放ができるため無駄な操作がいらず 作業能率を向上できる。
【0045】 また、機構的にも基本的に傾斜板5と円板2とチェーンホイール3及びローラ 6にて構成しているにすぎないためまた、構造が簡単で不具合も生じにくく低コ スト化が図れる。
【0046】 更に、チェーンホイール3の内周面35と円板2のテーパ面34とを圧接して の摩擦抵抗を利用して回動するため万一駆動軸1が回転状態にあったときに円板 2とチェーンホイール3とが接触してもチェーンSを巻き込む危険性が非常に少 ないものとなる。
【0047】 以上本考案の一実施例について詳述したがこの考案は上記実施例に限定される ものではなく他の態様で実施することも可能である。 例えば、本実施例では係合調整手段として傾斜板5をコイルスプリング48で 付勢していたがこれを図5a及び図5bで示すようにローラ6の基部にローラ押 圧部材66を形成し、この内部に配設したコイルスプリング67を係合調整手段 とすることも可能である。コイルスプリング67はコイルスプリング41及び4 2の合成された付勢力と比較してより弱い付勢力とされ、ローラ6はチェーンホ イール3の内周面35と円板2のテーパ面34とが接触した後にチェーンSを引 き続けた場合まず、コイルスプリング67を押し返すように長孔66aを右方に 移動するようになっている。そして、ローラ6の移動につれ膨出部37が押動さ れレバー7は下方に回動され、ブレーキライニング開閉ワイヤ40が引き下げら れてブレーキライニングは開放され、その後更にチェーンSを引き続けると、始 めて円板2に駆動トルクが伝達されるようになっている。
【0048】 また、同様に円板2のテーパ面34自体が所定の押圧力を受けることで撓むよ うな可撓性部材で構成することも可能である。この場合でもまずチェーンホイー ル3の内周面35と円板2のテーパ面34とが接触した後にテーパ面34を撓ま せローラ6が移動するようになっている。
【0049】 また、この実施例ではチェーンホイール3にショートリングチェーンを巻回し たがこれをスプロケットにローラチェーンを巻回して行うことも可能である。 また、円板2とチェーンホイール3との係合はテーパ面34と内周面35との押 圧力であったが円板2の外周面を圧接することも自由であれば、もちろん歯車の 係合関係で行うことも自由である。
【0050】 更にこの実施例ではチェーンSは図1、図4(a)〜図4(c)上左側に垂下 されるように構成されているがこれを部材の取着位置を変更して右側に垂下する ようにするのも自由であるし、駆動軸1への取着位置もどの位置に取着すること も自由である。
【0051】 またこの実施例ではシャッターに応用したが勿論鉄格子等であっても駆動軸を 回動して昇降させるものであればこれに応用することも自由である。 また駆動軸に複数併設して開閉自在とすることも可能である等本考案はその主 旨を逸脱しない範囲において変更して実施することは自由である。
【0052】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案は駆動軸と従動して回動する回動力伝達部材と 、該回動力伝達部材の外周方向を包囲して自身は外周に巻き掛け伝動部材を巻回 して巻き掛け伝動部材で回動するホイールを設ける一方、傾斜板には同ホイール とホイールに駆動力を伝達する巻き掛け伝動部材誘導体を装着し、伝動部材誘導 体の揺動に連動するブレーキ制御部材を併設し、回動力伝達部材とホイールが係 合状態になった後にブレーキ制御部材の駆動軸への制動力を解除するように係合 調整手段を設けたことにより、まず回動力伝達部材とホイールとが係合し、少な くともその後にブレーキ制御部材が作動するため、巻き掛け伝動部材を駆動する と部材に衝撃や過大な荷重がかかることなくタイミングよく確実に人力により駆 動軸に回動力が伝達される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるシャッター等の開閉機
の巻き掛け伝動装置を示す正面図である。
【図2】同じくシャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装
置を示す部分断面側面である。
【図3】同じくシャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装
置を示す分解斜視図である。
【図4】同じくシャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装
置の作動状態を説明する説明図であって、(a)は巻き
掛け伝動部材を引っ張っていない状態であり、(b)は
巻き掛け伝動部材を引っ張って傾斜板が傾動した状態で
あり、(c)は巻き掛け伝動部材を引っ張ってレバーが
回動した状態である。
【図5】他の実施例における係合調整手段を説明する部
分拡大図であり、aは正面図、bは平面図である。
【図6】従来のシャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装
置を説明する説明図である。
【符号の説明】
1,1a…駆動軸、2…回動力伝達部材たる円板、3…
ホイール、4…支持部材たるボルト、5…傾斜板、6…
伝動部材誘導体たるローラ、15…係合調整手段たる長
孔、48…係合調整手段たるコイルスプリング、40…
ブレーキ制御部材たるブレーキライニング開閉ワイヤ、
66…係合調整手段たるローラ押圧部材、67…係合調
整手段たるコイルスプリング、S…巻き掛け伝動部材た
るチェーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッター等の開閉機の駆動軸(1,1
    a)に嵌着し該駆動軸(1,1a)の回動運動に従動し
    て回動する回動力伝達部材(2)と、 該回動力伝達部材(2)をその外周方向から包囲する一
    方、自身の外周に巻き掛け伝動部材(S)を巻回して該
    巻き掛け伝動部材(S)による伝達駆動力にて回動する
    ホイール(3)と、 該ホイール(3)を回動可能に取着し、支持部材(4)
    にて釣止し該支持部材(4)を回動中心として左右に揺
    動可能とした傾斜板(5)と、 該傾斜板(5)に取着して前記ホイール(3)を介した
    巻き掛け伝動部材(S)を掛け回して前記巻き掛け伝動
    部材(S)の駆動伝達力の作用時には前記傾斜板(5)
    を揺動して前記回動力伝達部材(2)とホイール(3)
    とを圧力下に係合状態とし、不作用時には非係合状態と
    する方向に揺動する巻き掛け伝動部材誘導体(6)と、 該巻き掛け伝動部材誘導体(6)の揺動に連動し、駆動
    軸(1,1a)の回動運動の許容及び阻止の制御をする
    ブレーキ制御部材(40)と、 前記回動力伝達部材(2)とホイール(3)とが係合状
    態となった後にブレーキ制御部材(40)の駆動軸
    (1,1a)への制動力を解除するように調整する係合
    調整手段(15,48,66,67)と、 を設けたシャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置。
JP265492U 1992-01-28 1992-01-28 シャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置 Expired - Lifetime JP2535306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP265492U JP2535306Y2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 シャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP265492U JP2535306Y2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 シャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0561397U true JPH0561397U (ja) 1993-08-13
JP2535306Y2 JP2535306Y2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=11535339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP265492U Expired - Lifetime JP2535306Y2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 シャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2535306Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2535306Y2 (ja) 1997-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4264139B2 (ja) 線形アクチュエータ
US5662542A (en) Actuating drive having a spring return feature
US11725422B2 (en) Power transfer device for a rolling door operator
EP0717166B1 (en) Device for supporting and controlling a roller blind
US5529157A (en) Combination brake and clutch assembly for electric motors
US6029735A (en) Clutch mechanism for manual roller door operation
JPH0561397U (ja) シャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置
EP1442190B1 (en) Actuator and control for power decklid pulldown
US3998430A (en) Hand brake for railroad cars
US11486195B2 (en) Limit position safety device for a rolling door
JP2535297Y2 (ja) シャッター等の開閉機の巻き掛け伝動装置
JP3488893B2 (ja) バルブ用アクチュエ−タ
CN113906248A (zh) 故障保护模块
JP4294527B2 (ja) 出入口シート開閉機におけるシート昇降調節装置
JPH0210743B2 (ja)
JP4719440B2 (ja) シャッター開閉機
JP2506239B2 (ja) シャッタ、主にロ―ラシャッタのための駆動装置
JP5029983B2 (ja) 開閉機のブレーキ構造
JP2654738B2 (ja) 巻取ドラムの駆動構造
JP3274098B2 (ja) チェーンブロック
JPH0512475Y2 (ja)
AU743887B2 (en) Clutch mechanism for manual roller door operation
JPH053103Y2 (ja)
JPH0522632Y2 (ja)
JPS606153Y2 (ja) 電動シヤツタ−における制動装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term