JPH0562163A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH0562163A JPH0562163A JP25307091A JP25307091A JPH0562163A JP H0562163 A JPH0562163 A JP H0562163A JP 25307091 A JP25307091 A JP 25307091A JP 25307091 A JP25307091 A JP 25307091A JP H0562163 A JPH0562163 A JP H0562163A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テ―プ、磁気デイスク、磁気ドラムなど
の磁気記録媒体として、耐久性および走行性にすぐれる
ものを提供する。 【構成】 非磁性支持体上に磁性層を備えた磁気記録媒
体において、上記の磁性層に、つぎの一般式(I); 〔(RO)n (Rf O)3-n 〕P …(I) (式中、Rは不飽和脂肪族炭化水素基、Rf はフツ素置
換アルキル基、nは0〜3の整数である)で表される亜
りん酸トリエステルを保持させる。
の磁気記録媒体として、耐久性および走行性にすぐれる
ものを提供する。 【構成】 非磁性支持体上に磁性層を備えた磁気記録媒
体において、上記の磁性層に、つぎの一般式(I); 〔(RO)n (Rf O)3-n 〕P …(I) (式中、Rは不飽和脂肪族炭化水素基、Rf はフツ素置
換アルキル基、nは0〜3の整数である)で表される亜
りん酸トリエステルを保持させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非磁性支持体上に磁
性層を備えた磁気テ―プ、磁気デイスク、磁気ドラムな
どの磁気記録媒体に関する。
性層を備えた磁気テ―プ、磁気デイスク、磁気ドラムな
どの磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の磁気記録媒体は、記録再生時に
磁気ヘツドなどと大きな相対速度で摺接することから、
耐久性を高める上で磁性層の耐摩耗性を向上させる必要
があるとともに、適正な記録再生を行うために安定した
走行性が求められる。
磁気ヘツドなどと大きな相対速度で摺接することから、
耐久性を高める上で磁性層の耐摩耗性を向上させる必要
があるとともに、適正な記録再生を行うために安定した
走行性が求められる。
【0003】特に、強磁性金属薄膜型の磁性層ならびに
金属磁性粉末を含む塗膜型の磁性層を有する磁気記録媒
体では、磁性材として酸化物系磁性粉末を用いる磁気記
録媒体に比較して高密度記録特性にすぐれる反面、磁性
層表面と磁気ヘツドとの摩擦係数が大きく、かつ磁性材
の硬度が低く、磁性層の摩耗や損傷を受けやすいため、
耐久性および走行性の改善が大きな課題となつている。
金属磁性粉末を含む塗膜型の磁性層を有する磁気記録媒
体では、磁性材として酸化物系磁性粉末を用いる磁気記
録媒体に比較して高密度記録特性にすぐれる反面、磁性
層表面と磁気ヘツドとの摩擦係数が大きく、かつ磁性材
の硬度が低く、磁性層の摩耗や損傷を受けやすいため、
耐久性および走行性の改善が大きな課題となつている。
【0004】そこで、従来においては、磁性層上に潤滑
性保護層として、脂肪酸や脂肪酸エステルの如き脂肪族
化合物、パ―フルオロアルキルポリエ―テルの如きフツ
素系化合物などの潤滑剤からなる被膜を形成することに
より、表面の摩擦係数を低減し、耐久性および走行性を
改善する手段が採用されている(特公昭56−3060
9号、同60−10368号、特開昭60−10902
8号、同61−11926号などの各公報)。
性保護層として、脂肪酸や脂肪酸エステルの如き脂肪族
化合物、パ―フルオロアルキルポリエ―テルの如きフツ
素系化合物などの潤滑剤からなる被膜を形成することに
より、表面の摩擦係数を低減し、耐久性および走行性を
改善する手段が採用されている(特公昭56−3060
9号、同60−10368号、特開昭60−10902
8号、同61−11926号などの各公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の潤滑
性保護層では、潤滑剤成分と磁性層表面との相互作用が
弱いため、記録再生時の磁気ヘツドとの摺接によつて早
期に磁性層表面から離脱してしまい、十分な耐久性およ
び走行性を付与できないという問題があつた。
性保護層では、潤滑剤成分と磁性層表面との相互作用が
弱いため、記録再生時の磁気ヘツドとの摺接によつて早
期に磁性層表面から離脱してしまい、十分な耐久性およ
び走行性を付与できないという問題があつた。
【0006】この発明は、上述の状況に鑑み、すぐれた
耐久性および走行性を具備する磁気記録媒体を提供する
ことを目的としている。
耐久性および走行性を具備する磁気記録媒体を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明者らは、上記の
目的を達成するために、鋭意検討を重ねた結果、磁性層
の表面または/および内部に特定の亜りん酸トリエステ
ルを存在させた場合に、磁気ヘツドに対する摩擦係数が
著しく低減し、しかもこの亜りん酸トリエステルが磁気
ヘツドと繰り返し摺接しても離脱しにくく持続的に良好
な潤滑作用を発揮し、もつて磁性層の摩耗や損傷が防止
され、すぐれた耐久性および走行性を具備する磁気記録
媒体が得られることを見出し、この発明をなすに至つ
た。
目的を達成するために、鋭意検討を重ねた結果、磁性層
の表面または/および内部に特定の亜りん酸トリエステ
ルを存在させた場合に、磁気ヘツドに対する摩擦係数が
著しく低減し、しかもこの亜りん酸トリエステルが磁気
ヘツドと繰り返し摺接しても離脱しにくく持続的に良好
な潤滑作用を発揮し、もつて磁性層の摩耗や損傷が防止
され、すぐれた耐久性および走行性を具備する磁気記録
媒体が得られることを見出し、この発明をなすに至つ
た。
【0008】すなわち、この発明は、非磁性支持体上に
磁性層を備えた磁気記録媒体において、上記の磁性層
に、つぎの一般式(I); 〔(RO)n (Rf O)3-n 〕P …(I) (式中、Rは不飽和脂肪族炭化水素基、Rf はフツ素置
換アルキル基、nは0〜3の整数である)で表される亜
りん酸トリエステルが保持されていることを特徴とする
磁気記録媒体に係るものである。
磁性層を備えた磁気記録媒体において、上記の磁性層
に、つぎの一般式(I); 〔(RO)n (Rf O)3-n 〕P …(I) (式中、Rは不飽和脂肪族炭化水素基、Rf はフツ素置
換アルキル基、nは0〜3の整数である)で表される亜
りん酸トリエステルが保持されていることを特徴とする
磁気記録媒体に係るものである。
【0009】
【発明の構成・作用】この発明で用いる亜りん酸トリエ
ステルは、すぐれた潤滑作用と磁性層に対する強い吸着
性を有しており、これを保持した磁性層が磁気ヘツドと
繰り返し摺接しても離脱しにくく、上記潤滑作用を長期
にわたつて持続的に発揮して磁性層の摩耗や損傷を防止
することから、磁気記録媒体の走行性および耐久性を著
しく向上させる。
ステルは、すぐれた潤滑作用と磁性層に対する強い吸着
性を有しており、これを保持した磁性層が磁気ヘツドと
繰り返し摺接しても離脱しにくく、上記潤滑作用を長期
にわたつて持続的に発揮して磁性層の摩耗や損傷を防止
することから、磁気記録媒体の走行性および耐久性を著
しく向上させる。
【0010】このような亜りん酸トリエステルは、前記
の一般式(I)で表され、上式のnが0または3である
もの(つまり、3つの基の全部が上記Rで示す不飽和脂
肪族炭化水素基であるか、または上記Rf で示すフツ素
置換アルキル基であるもの)でもよいが、上式のnが1
または2であるもの(つまり、上記RおよびRf で示す
基を共に有するもの)が特に好ましい。
の一般式(I)で表され、上式のnが0または3である
もの(つまり、3つの基の全部が上記Rで示す不飽和脂
肪族炭化水素基であるか、または上記Rf で示すフツ素
置換アルキル基であるもの)でもよいが、上式のnが1
または2であるもの(つまり、上記RおよびRf で示す
基を共に有するもの)が特に好ましい。
【0011】すなわち、上記のフツ素置換アルキル基は
フツ素原子による卓越した潤滑作用を発揮し、一方不飽
和脂肪族炭化水素基は亜りん酸トリエステルの凝固点を
低くして磁気記録媒体の低温での走行性を特に良好にす
る作用を示すことから、これら両基を含んだ形が最も好
ましい。
フツ素原子による卓越した潤滑作用を発揮し、一方不飽
和脂肪族炭化水素基は亜りん酸トリエステルの凝固点を
低くして磁気記録媒体の低温での走行性を特に良好にす
る作用を示すことから、これら両基を含んだ形が最も好
ましい。
【0012】なお、上記Rで示す不飽和脂肪族炭化水素
基の炭素数は6〜20程度、Rf で示すフツ素置換アル
キル基の炭素数は4〜10程度がよい。
基の炭素数は6〜20程度、Rf で示すフツ素置換アル
キル基の炭素数は4〜10程度がよい。
【0013】この発明の磁気記録媒体は、酸化物系磁性
粉末や金属磁性粉末とバインダを含む磁性塗料を非磁性
支持体上に塗布,乾燥して形成される塗膜型の磁性層を
有するもの、ならびに強磁性金属を真空蒸着、イオンプ
レ―テイング、スパツタリング、メツキなどの手段で非
磁性支持体上に被着して形成される強磁性金属薄膜型の
磁性層を有するものを包含する。上記亜りん酸トリエス
テルは、通常では磁性層の表面に保護層として被着させ
るが、磁性層が塗膜型である場合には、その内部に含有
させることも可能であり、表面と内部の両方に保持させ
てもよい。
粉末や金属磁性粉末とバインダを含む磁性塗料を非磁性
支持体上に塗布,乾燥して形成される塗膜型の磁性層を
有するもの、ならびに強磁性金属を真空蒸着、イオンプ
レ―テイング、スパツタリング、メツキなどの手段で非
磁性支持体上に被着して形成される強磁性金属薄膜型の
磁性層を有するものを包含する。上記亜りん酸トリエス
テルは、通常では磁性層の表面に保護層として被着させ
るが、磁性層が塗膜型である場合には、その内部に含有
させることも可能であり、表面と内部の両方に保持させ
てもよい。
【0014】なお、従来より耐圧性被膜を磁性層上に形
成するものとして広く使用されている一般的なりん酸エ
ステル系化合物は、徐々に加水分解し、生じた強酸によ
つて磁性材の金属を腐食したり、熱分解を起こすという
問題があつた。しかるに、この発明で使用する上記の亜
りん酸トリエステルは、上記の腐食や熱分解の問題がな
く磁性層上に強固な保護膜を形成できるため、特に金属
磁性粉末を用いた塗膜型の磁性層および強磁性金属薄膜
型の磁性層に対する適用性が大である。
成するものとして広く使用されている一般的なりん酸エ
ステル系化合物は、徐々に加水分解し、生じた強酸によ
つて磁性材の金属を腐食したり、熱分解を起こすという
問題があつた。しかるに、この発明で使用する上記の亜
りん酸トリエステルは、上記の腐食や熱分解の問題がな
く磁性層上に強固な保護膜を形成できるため、特に金属
磁性粉末を用いた塗膜型の磁性層および強磁性金属薄膜
型の磁性層に対する適用性が大である。
【0015】磁性層の表面に亜りん酸トリエステルの保
護層を形成するには、亜りん酸トリエステルをフレオン
などの適当な溶剤に溶解し、この溶液中に磁性層を浸漬
して乾燥するか、この溶液を磁性層表面に塗布または噴
霧して乾燥し、被膜とすればよい。また、塗膜型の磁性
層中に上記亜りん酸トリエステルを含有させるには、こ
の磁性層の形成に用いる磁性塗料中に上記亜りん酸トリ
エステルを配合すればよい。この亜りん酸トリエステル
の磁性層における保持量は、0.5〜50.0mg/m2程
度とするのがよく、少なすぎては所期の作用効果が十分
に発揮されず、逆に多すぎては磁気記録媒体の出力低下
やドロツプアウトの要因となる。
護層を形成するには、亜りん酸トリエステルをフレオン
などの適当な溶剤に溶解し、この溶液中に磁性層を浸漬
して乾燥するか、この溶液を磁性層表面に塗布または噴
霧して乾燥し、被膜とすればよい。また、塗膜型の磁性
層中に上記亜りん酸トリエステルを含有させるには、こ
の磁性層の形成に用いる磁性塗料中に上記亜りん酸トリ
エステルを配合すればよい。この亜りん酸トリエステル
の磁性層における保持量は、0.5〜50.0mg/m2程
度とするのがよく、少なすぎては所期の作用効果が十分
に発揮されず、逆に多すぎては磁気記録媒体の出力低下
やドロツプアウトの要因となる。
【0016】塗膜型の磁性層に含有させる前記の金属磁
性粉末としては、Fe粉末、Co粉末、Fe−Co合金
粉末、Fe−Ni合金粉末、Fe−Co−Ni合金粉末
などがある。酸化物系磁性粉末としては、γ−Fe2 O
3粉末、Fe3 O4 粉末、Co含有γ−Fe2 O3 粉
末、Co含有Fe3 O4 粉末、CrO2 粉末、Baフェ
ライト粉末などがある。また、強磁性金属薄膜型の磁性
層に用いる強磁性金属としては、Fe、Co、Ni、C
o−Ni合金、Co−Cr合金、Co−P合金、Co−
Ni−P合金などがある。
性粉末としては、Fe粉末、Co粉末、Fe−Co合金
粉末、Fe−Ni合金粉末、Fe−Co−Ni合金粉末
などがある。酸化物系磁性粉末としては、γ−Fe2 O
3粉末、Fe3 O4 粉末、Co含有γ−Fe2 O3 粉
末、Co含有Fe3 O4 粉末、CrO2 粉末、Baフェ
ライト粉末などがある。また、強磁性金属薄膜型の磁性
層に用いる強磁性金属としては、Fe、Co、Ni、C
o−Ni合金、Co−Cr合金、Co−P合金、Co−
Ni−P合金などがある。
【0017】塗膜型の磁性層におけるバインダとして
は、たとえば、塩化ビニル系樹脂、繊維素系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、アセタ―ル系樹脂、ブチラ―ル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、放射線硬化型樹脂、架橋剤と
しての低分子量ポリイソシアネ―ト化合物などが用いら
れる。また、この塗膜型の磁性層には、必要に応じて研
摩剤、潤滑剤、帯電防止剤、分散剤、充てん剤、着色剤
などの各種の添加剤を適宜配合してもよい。
は、たとえば、塩化ビニル系樹脂、繊維素系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、アセタ―ル系樹脂、ブチラ―ル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、放射線硬化型樹脂、架橋剤と
しての低分子量ポリイソシアネ―ト化合物などが用いら
れる。また、この塗膜型の磁性層には、必要に応じて研
摩剤、潤滑剤、帯電防止剤、分散剤、充てん剤、着色剤
などの各種の添加剤を適宜配合してもよい。
【0018】この発明を適用する磁気記録媒体の種類と
しては、ポリエステルフイルムなどの合成樹脂フイルム
を基体とする磁気テ―プ、円盤を基体とする磁気デイス
ク、ドラムを基体とする磁気ドラムなど、記録再生にお
いて磁気ヘツドと摺接する種々の形態のものを包含す
る。
しては、ポリエステルフイルムなどの合成樹脂フイルム
を基体とする磁気テ―プ、円盤を基体とする磁気デイス
ク、ドラムを基体とする磁気ドラムなど、記録再生にお
いて磁気ヘツドと摺接する種々の形態のものを包含す
る。
【0019】
【発明の効果】この発明に係る磁気記録媒体は、磁性層
に保持された特定の亜りん酸トリエステルが記録再生時
に磁気ヘツドと繰り返し摺接しても離脱しにくく持続的
にすぐれた潤滑作用を発揮することから、摺接部の摩擦
が小さく、磁性層の摩耗や損傷を生じにくく、非常にす
ぐれた耐久性および走行性を発揮する。
に保持された特定の亜りん酸トリエステルが記録再生時
に磁気ヘツドと繰り返し摺接しても離脱しにくく持続的
にすぐれた潤滑作用を発揮することから、摺接部の摩擦
が小さく、磁性層の摩耗や損傷を生じにくく、非常にす
ぐれた耐久性および走行性を発揮する。
【0020】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を比較例と対比し
て具体的に説明する。なお、以下において部,%とある
のは、それぞれ重量部,重量%を意味する。
て具体的に説明する。なお、以下において部,%とある
のは、それぞれ重量部,重量%を意味する。
【0021】実施例1 厚さ10μmのポリエチレンテレフタレ―トフイルムを
真空蒸着装置に装てんし、酸素ガス圧5×10-5ト―ル
の雰囲気中でCo−Ni合金(Co:Ni=80:2
0)を加熱蒸発させ、上記フイルム上に斜め入射蒸着さ
せることにより、Co−Ni−Oからなる厚さ0.2μ
mの強磁性金属薄膜を形成した。
真空蒸着装置に装てんし、酸素ガス圧5×10-5ト―ル
の雰囲気中でCo−Ni合金(Co:Ni=80:2
0)を加熱蒸発させ、上記フイルム上に斜め入射蒸着さ
せることにより、Co−Ni−Oからなる厚さ0.2μ
mの強磁性金属薄膜を形成した。
【0022】つぎに、これを、〔(C18H33O)2 CF
3 ( CF2 )6CH2 O〕P(亜りん酸ジリノレイルモノ
ペンタデカフルオロオクチル)の0.2%フレオン溶液
中に浸漬し、乾燥して保護層を形成したのち、8mm幅に
裁断して、ビデオテ―プを作製した。
3 ( CF2 )6CH2 O〕P(亜りん酸ジリノレイルモノ
ペンタデカフルオロオクチル)の0.2%フレオン溶液
中に浸漬し、乾燥して保護層を形成したのち、8mm幅に
裁断して、ビデオテ―プを作製した。
【0023】実施例2 亜りん酸トリエステルとして、〔CF3 ( CF2 )6CH
2 O〕3 P(亜りん酸トリペンタデカフルオロオクチ
ル)を用いた以外は、実施例1と同様にして、ビデオテ
―プを作製した。
2 O〕3 P(亜りん酸トリペンタデカフルオロオクチ
ル)を用いた以外は、実施例1と同様にして、ビデオテ
―プを作製した。
【0024】実施例3 亜りん酸トリエステルとして、(C18H33O)3 P(亜
りん酸トリリノレイル)を用いた以外は、実施例1と同
様にして、ビデオテ―プを作製した。
りん酸トリリノレイル)を用いた以外は、実施例1と同
様にして、ビデオテ―プを作製した。
【0025】実施例4 α−Fe磁性粉末(平均長軸径0.2μm、平均軸比10) 80部 塩化ビニル系樹脂(日本ゼオン社製の商品名MR−110) 12部 ポリウレタン樹脂(日本ポリウレタン工業社製の商品名N−2309) 4部 三官能性低分子量イソシアネ―ト化合物 2部 (日本ポリウレタン工業社製の商品名コロネ―トL) シクロヘキサノン 65部 トルエン 65部
【0026】上記の組成物をボ―ルミル中で100時間
混合分散して磁性塗料を調製し、この塗料を厚さが11
μmのポリエチレンテレフタレ―トフイルム上に乾燥後
の厚さが3μmとなるように塗布、乾燥して磁性層を形
成し、この磁性層上に実施例1と同様にして、亜りん酸
トリエステルの保護層を形成したのち、8mm幅に裁断し
て、ビデオテ―プを作製した。
混合分散して磁性塗料を調製し、この塗料を厚さが11
μmのポリエチレンテレフタレ―トフイルム上に乾燥後
の厚さが3μmとなるように塗布、乾燥して磁性層を形
成し、この磁性層上に実施例1と同様にして、亜りん酸
トリエステルの保護層を形成したのち、8mm幅に裁断し
て、ビデオテ―プを作製した。
【0027】比較例1 実施例1と同様にして強磁性金属薄膜を形成し、これを
ステアリン酸の0.2%イソプロピルアルコ―ル溶液中
に浸漬し、乾燥して保護層を形成したのち、8mm幅に裁
断して、ビデオテ―プを作製した。
ステアリン酸の0.2%イソプロピルアルコ―ル溶液中
に浸漬し、乾燥して保護層を形成したのち、8mm幅に裁
断して、ビデオテ―プを作製した。
【0028】比較例2 実施例1と同様にして強磁性金属薄膜を形成し、これを
パ―フルオロアルキルポリエ―テル(伊国モンテフルオ
ス社製の商品名フオンブリンZ−DOL)の0.2%フ
レオン溶液中に浸漬し、乾燥して保護層を形成したの
ち、8mm幅に裁断して、ビデオテ―プを作製した。
パ―フルオロアルキルポリエ―テル(伊国モンテフルオ
ス社製の商品名フオンブリンZ−DOL)の0.2%フ
レオン溶液中に浸漬し、乾燥して保護層を形成したの
ち、8mm幅に裁断して、ビデオテ―プを作製した。
【0029】比較例3 実施例1と同様にして強磁性金属薄膜を形成し、これを
(C18H37O)3 P(亜りん酸トリステアリル)の0.
2%イソプロピルアルコ―ル溶液中に浸漬し、乾燥して
保護層を形成し、8mm幅に裁断して、ビデオテ―プを作
製した。
(C18H37O)3 P(亜りん酸トリステアリル)の0.
2%イソプロピルアルコ―ル溶液中に浸漬し、乾燥して
保護層を形成し、8mm幅に裁断して、ビデオテ―プを作
製した。
【0030】比較例4 実施例4と同様にして磁性層を形成し、これを比較例3
と同様のイソプロピルアルコ―ル溶液中に浸漬し、乾燥
してトツプコ―ト層を形成したのち、8mm幅に裁断し
て、ビデオテ―プを作製した。
と同様のイソプロピルアルコ―ル溶液中に浸漬し、乾燥
してトツプコ―ト層を形成したのち、8mm幅に裁断し
て、ビデオテ―プを作製した。
【0031】以上の実施例1〜4および比較例1〜4の
各ビデオテ―プについて、下記の要領で、摩擦係数、ジ
ツタ―特性および実走行耐久性を測定した。これらの測
定結果を、後記の表1に示す。
各ビデオテ―プについて、下記の要領で、摩擦係数、ジ
ツタ―特性および実走行耐久性を測定した。これらの測
定結果を、後記の表1に示す。
【0032】<摩擦係数>表面粗度0.2s、外径4mm
の円筒ピンに、ビデオテ―プを巻き角150度で巻き掛
け、21gの荷重をかけて送り速度1.4cm/秒で同じ
部分の送りを繰り返し、100回目の送り時の摩擦係数
を測定した。
の円筒ピンに、ビデオテ―プを巻き角150度で巻き掛
け、21gの荷重をかけて送り速度1.4cm/秒で同じ
部分の送りを繰り返し、100回目の送り時の摩擦係数
を測定した。
【0033】<ジツタ―特性>ビデオテ―プをビデオデ
ツキに装てんして、ビデオ信号を記録再生し、再生時の
15.75KHzの水平同期信号の間隔を読み取り、1
秒間における水平同期信号の間隔のずれを測定した。
ツキに装てんして、ビデオ信号を記録再生し、再生時の
15.75KHzの水平同期信号の間隔を読み取り、1
秒間における水平同期信号の間隔のずれを測定した。
【0034】<実走行耐久性>ビデオテ―プをビデオデ
ツキに装てんして、ビデオ信号を記録し、再生状態で繰
り返し走行させて再生出力が所期に比べて3dB低下す
るまでの走行回数を測定した。
ツキに装てんして、ビデオ信号を記録し、再生状態で繰
り返し走行させて再生出力が所期に比べて3dB低下す
るまでの走行回数を測定した。
【0035】
【表1】
【0036】つぎに、前記の実施例1〜4および比較例
1〜4の各ビデオテ―プについて、8モ―ドシヤトル耐
久性を試験した。試験法は、記録済みのテ―プの13m
を採り、これを「早送り→早送りサ―チ→巻き戻しサ―
チ→(再生)ポ―ズ→早送りサ―チ→(録画)ポ―ズ→
早送り→巻き戻し」という一連の動作を1パスとして繰
り返し行い、100回パス、200回パス、300回パ
ス、400回パス、500回パス毎に再生出力を測定
し、初期出力に対する出力の低下値を調べた。その結果
を、下記の表2に示す。
1〜4の各ビデオテ―プについて、8モ―ドシヤトル耐
久性を試験した。試験法は、記録済みのテ―プの13m
を採り、これを「早送り→早送りサ―チ→巻き戻しサ―
チ→(再生)ポ―ズ→早送りサ―チ→(録画)ポ―ズ→
早送り→巻き戻し」という一連の動作を1パスとして繰
り返し行い、100回パス、200回パス、300回パ
ス、400回パス、500回パス毎に再生出力を測定
し、初期出力に対する出力の低下値を調べた。その結果
を、下記の表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】表1および表2の結果から、不飽和脂肪族
炭化水素基またはフツ素置換アルキル基を有する亜りん
酸トリエステルの保護層を備えた、この発明のビデオテ
―プ(実施例1〜4)は、従来の一般的な潤滑剤の保護
層を有するビデオテ―プ(比較例1,2)ならびにこの
発明のものとは異なる亜りん酸トリエステルの保護層を
備えたビデオテ―プ(比較例3,4)に比べて、摩擦係
数およびジツタ―が小さく、実走行耐久性が非常に良好
であり、8モ―ドシヤトル耐久性も格段によく、走行性
および耐久性に極めてすぐれることが明らかである。
炭化水素基またはフツ素置換アルキル基を有する亜りん
酸トリエステルの保護層を備えた、この発明のビデオテ
―プ(実施例1〜4)は、従来の一般的な潤滑剤の保護
層を有するビデオテ―プ(比較例1,2)ならびにこの
発明のものとは異なる亜りん酸トリエステルの保護層を
備えたビデオテ―プ(比較例3,4)に比べて、摩擦係
数およびジツタ―が小さく、実走行耐久性が非常に良好
であり、8モ―ドシヤトル耐久性も格段によく、走行性
および耐久性に極めてすぐれることが明らかである。
Claims (1)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に磁性層を備えた磁気記
録媒体において、上記の磁性層に、つぎの一般式
(I); 〔(RO)n (Rf O)3-n 〕P …(I) (式中、Rは不飽和脂肪族炭化水素基、Rf はフツ素置
換アルキル基、nは0〜3の整数である)で表される亜
りん酸トリエステルが保持されてなる磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25307091A JPH0562163A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25307091A JPH0562163A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562163A true JPH0562163A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17246078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25307091A Withdrawn JPH0562163A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0562163A (ja) |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP25307091A patent/JPH0562163A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |