JPH0562265A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH0562265A JPH0562265A JP22175291A JP22175291A JPH0562265A JP H0562265 A JPH0562265 A JP H0562265A JP 22175291 A JP22175291 A JP 22175291A JP 22175291 A JP22175291 A JP 22175291A JP H0562265 A JPH0562265 A JP H0562265A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coercive force
- force layer
- layer
- magneto
- optical recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】再生特性および耐久性に優れた光磁気記録媒体
を提供する。 【構成】垂直磁化可能であって相対的に低いキュリー温
度と相対的に高い保磁力を有する高保磁力層4と、垂直
磁化可能であって相対的に高いキュリー温度と相対的に
低い保磁力を有する低保磁力層3とを積層し、高保磁力
層4と低保磁力層3とが相互に交換結合するようにす
る。さらに、低保磁力層3の膜厚をh1、高保磁力層4
の膜厚をh2としたときに、以下の〜までの3条件
を全て満たすようにする。 h1 ≧ 200Å h1/h2 < 0.8 h1+h2 ≧ 600Å
を提供する。 【構成】垂直磁化可能であって相対的に低いキュリー温
度と相対的に高い保磁力を有する高保磁力層4と、垂直
磁化可能であって相対的に高いキュリー温度と相対的に
低い保磁力を有する低保磁力層3とを積層し、高保磁力
層4と低保磁力層3とが相互に交換結合するようにす
る。さらに、低保磁力層3の膜厚をh1、高保磁力層4
の膜厚をh2としたときに、以下の〜までの3条件
を全て満たすようにする。 h1 ≧ 200Å h1/h2 < 0.8 h1+h2 ≧ 600Å
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームと外部磁
界とを用いて反転磁区のビットを形成して情報の記録が
行なわれ、偏光したレーザビームを用い磁気光学効果に
よって情報の読み出しが行なわれる光磁気磁気記録媒体
に関する。
界とを用いて反転磁区のビットを形成して情報の記録が
行なわれ、偏光したレーザビームを用い磁気光学効果に
よって情報の読み出しが行なわれる光磁気磁気記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体に使用される磁性材料で
あって、キュリー温度が低くて記録が容易であり、保磁
力が高くて保存安定性に優れ、かつ磁気光学効果におけ
るカー回転角が大きくて読み出し特性が良好であるよう
な単一の磁性材料は見出し難く、このため、特開昭57-7
8652号公報に開示されているように、必要な機能を分離
して2つの異なる磁性材料を積層させた構成の光磁気記
録媒体が提案されている。この光磁気記録媒体は、垂直
磁化可能であって相対的に低いキュリー温度と相対的に
高い保磁力を有する高保磁力層と、垂直磁化可能であっ
て相対的に高いキュリー温度と相対的に低い保磁力を有
する低保磁力層とが積層され、前記高保磁力層と前記低
保磁力層とが相互に交換結合しているものである。そし
てキュリー温度の低い高保磁力層で情報の記録と保存が
行なわれ、記録された情報が交換結合によって低保磁力
層に転写され、情報の読み出しはカー回転角の大きい低
保磁力層で行なわれるようになっている。
あって、キュリー温度が低くて記録が容易であり、保磁
力が高くて保存安定性に優れ、かつ磁気光学効果におけ
るカー回転角が大きくて読み出し特性が良好であるよう
な単一の磁性材料は見出し難く、このため、特開昭57-7
8652号公報に開示されているように、必要な機能を分離
して2つの異なる磁性材料を積層させた構成の光磁気記
録媒体が提案されている。この光磁気記録媒体は、垂直
磁化可能であって相対的に低いキュリー温度と相対的に
高い保磁力を有する高保磁力層と、垂直磁化可能であっ
て相対的に高いキュリー温度と相対的に低い保磁力を有
する低保磁力層とが積層され、前記高保磁力層と前記低
保磁力層とが相互に交換結合しているものである。そし
てキュリー温度の低い高保磁力層で情報の記録と保存が
行なわれ、記録された情報が交換結合によって低保磁力
層に転写され、情報の読み出しはカー回転角の大きい低
保磁力層で行なわれるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した2層構成とし
た光磁気記録媒体では、低保磁力層の膜厚や高保磁力層
のと低保磁力層との膜厚の比などによって、再生特性や
耐久性に差が生じるという問題点がある。
た光磁気記録媒体では、低保磁力層の膜厚や高保磁力層
のと低保磁力層との膜厚の比などによって、再生特性や
耐久性に差が生じるという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、この光磁気記録媒体にお
ける低保磁力層の膜厚、高保磁力層と低保磁力層との膜
厚の比、高保磁力層と低保磁力層との膜厚の和について
好適な条件を見出し、再生特性および耐久性に優れた光
磁気記録媒体を提供することにある。
ける低保磁力層の膜厚、高保磁力層と低保磁力層との膜
厚の比、高保磁力層と低保磁力層との膜厚の和について
好適な条件を見出し、再生特性および耐久性に優れた光
磁気記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気記録媒体
は、垂直磁化可能であって相対的に低いキュリー温度と
相対的に高い保磁力を有する高保磁力層と、垂直磁化可
能であって相対的に高いキュリー温度と相対的に低い保
磁力を有する低保磁力層とが積層され、前記高保磁力層
と前記低保磁力層とが相互に交換結合している光磁気記
録媒体において、前記低保磁力層の膜厚をh1、前記高
保磁力層の膜厚をh2としたときに、以下の条件、 h1 ≧ 200Å、 h1/h2 < 0.8、 h1+h2 ≧ 600Å、 の全てを満たしていることを特徴とする。
は、垂直磁化可能であって相対的に低いキュリー温度と
相対的に高い保磁力を有する高保磁力層と、垂直磁化可
能であって相対的に高いキュリー温度と相対的に低い保
磁力を有する低保磁力層とが積層され、前記高保磁力層
と前記低保磁力層とが相互に交換結合している光磁気記
録媒体において、前記低保磁力層の膜厚をh1、前記高
保磁力層の膜厚をh2としたときに、以下の条件、 h1 ≧ 200Å、 h1/h2 < 0.8、 h1+h2 ≧ 600Å、 の全てを満たしていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明において、低保磁力層の膜厚h1は20
0Å以上であるが、この膜厚h1を200Å以下とする
と、情報の読み出しに関与する低保磁力層の光の透過性
が上昇し、結果として再生時のC/N比(キャリア/ノ
イズ比)が低下したり、耐久性の低下や記録情報の劣化
が起ったりする。
0Å以上であるが、この膜厚h1を200Å以下とする
と、情報の読み出しに関与する低保磁力層の光の透過性
が上昇し、結果として再生時のC/N比(キャリア/ノ
イズ比)が低下したり、耐久性の低下や記録情報の劣化
が起ったりする。
【0007】高保磁力層に対する低保磁力層の膜厚の比
(h1/h2)を0.8未満としているが、この比(h1/
h2)が0.8以上となりさらには低保磁力層の方が高保
磁力層よりも厚くなった場合には、最大再生パワーマー
ジンを大きく取ることができない。最大再生パワーマー
ジンとは、情報の記録に必要な最小レーザ光のパワーに
対する、再生時において書き込まれた情報を劣化させる
ことなく加えられる最大のレーザパワーの比であり、こ
れが大きいほど(1に近いほど)安定して情報の記録・
再生を行なうことができる。
(h1/h2)を0.8未満としているが、この比(h1/
h2)が0.8以上となりさらには低保磁力層の方が高保
磁力層よりも厚くなった場合には、最大再生パワーマー
ジンを大きく取ることができない。最大再生パワーマー
ジンとは、情報の記録に必要な最小レーザ光のパワーに
対する、再生時において書き込まれた情報を劣化させる
ことなく加えられる最大のレーザパワーの比であり、こ
れが大きいほど(1に近いほど)安定して情報の記録・
再生を行なうことができる。
【0008】低保磁力層と高保磁力層の膜厚の和(h1
+h2)が600Å以上であると、記録された情報が劣
化に対して強いものとなるが、膜厚の和(h1+h2)が
600Å未満であると記録された情報の保存性が低下す
る。またこの膜厚の和(h1+h2)が2000Å以上に
なると、記録感度が低下して非実用的なものとなるの
で、低保磁力層と高保磁力層の膜厚の和(h1+h2)は
600〜1200Åとすることが望ましい。
+h2)が600Å以上であると、記録された情報が劣
化に対して強いものとなるが、膜厚の和(h1+h2)が
600Å未満であると記録された情報の保存性が低下す
る。またこの膜厚の和(h1+h2)が2000Å以上に
なると、記録感度が低下して非実用的なものとなるの
で、低保磁力層と高保磁力層の膜厚の和(h1+h2)は
600〜1200Åとすることが望ましい。
【0009】低保磁力層と高保磁力層には、垂直磁化可
能な希土類−鉄族元素非晶質合金を用いることが好まし
い。
能な希土類−鉄族元素非晶質合金を用いることが好まし
い。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の光磁気記録媒体の一例の
構成を示す模式断面図である。
て説明する。図1は、本発明の光磁気記録媒体の一例の
構成を示す模式断面図である。
【0011】本発明に基づく光磁気記録媒体は、図1に
示されるように、一般に、下部誘電体保護層2、低保磁
力層3、高保磁力層4、上部誘電体保護層5を順次積層
させたものを光磁気記録層6とし、下部誘電体保護層2
側が下になるようにしてこの光磁気記録層6を透明な基
板1の上に積層させた構成となっている。基板1の材料
としては、ガラスやポリカーボネートを用いるのがよ
く、一般にはポリカーボネートが使用される。下部およ
び上部の各誘電体保護層2,5の材料としては、例えば
酸化物系、窒化物系および硫化物系などの誘電体を使用
することができ、このようなものとして、SiOx,Si
Nx,AlNx,ZnSなどを挙げることができる。中で
も、光学的特性や保護性能の面から、SiNxやAlNx
あるいはこれらの混合物を用いることが最も望ましい。
各誘電体保護層2,5の屈折率は、2.0〜2.3の範囲
にあることが望ましい。また下部誘電体保護層2の膜厚
は800〜900Å程度とすることが好ましく、上部誘
電体保護層5の膜厚は700〜800Åとすることが好
ましい。
示されるように、一般に、下部誘電体保護層2、低保磁
力層3、高保磁力層4、上部誘電体保護層5を順次積層
させたものを光磁気記録層6とし、下部誘電体保護層2
側が下になるようにしてこの光磁気記録層6を透明な基
板1の上に積層させた構成となっている。基板1の材料
としては、ガラスやポリカーボネートを用いるのがよ
く、一般にはポリカーボネートが使用される。下部およ
び上部の各誘電体保護層2,5の材料としては、例えば
酸化物系、窒化物系および硫化物系などの誘電体を使用
することができ、このようなものとして、SiOx,Si
Nx,AlNx,ZnSなどを挙げることができる。中で
も、光学的特性や保護性能の面から、SiNxやAlNx
あるいはこれらの混合物を用いることが最も望ましい。
各誘電体保護層2,5の屈折率は、2.0〜2.3の範囲
にあることが望ましい。また下部誘電体保護層2の膜厚
は800〜900Å程度とすることが好ましく、上部誘
電体保護層5の膜厚は700〜800Åとすることが好
ましい。
【0012】低保磁力層3、高保磁力層4は、それぞれ
垂直磁化可能な希土類−鉄族元素非晶質合金からなり、
相互に交換結合している。キュリー温度に関しては低保
磁力層3の方が高保磁力層4よりも高く、保磁力に関し
ては高保磁力層4の方が低保磁力層3よりも高い。さら
に、低保磁力層3の膜厚をh1、高保磁力層4の膜厚を
h2としたとき、 h1 ≧ 200Å h1/h2 < 0.8 h1+h2 ≧ 600Å の3条件が全て満たされるようになっている。これら低
保磁力層3や高保磁力層4には、耐食性を向上させるた
めに、CrやTiなどの一般に耐食性を上げることので
きる金属を添加するようにしてもよい。
垂直磁化可能な希土類−鉄族元素非晶質合金からなり、
相互に交換結合している。キュリー温度に関しては低保
磁力層3の方が高保磁力層4よりも高く、保磁力に関し
ては高保磁力層4の方が低保磁力層3よりも高い。さら
に、低保磁力層3の膜厚をh1、高保磁力層4の膜厚を
h2としたとき、 h1 ≧ 200Å h1/h2 < 0.8 h1+h2 ≧ 600Å の3条件が全て満たされるようになっている。これら低
保磁力層3や高保磁力層4には、耐食性を向上させるた
めに、CrやTiなどの一般に耐食性を上げることので
きる金属を添加するようにしてもよい。
【0013】光磁気記録層6を構成する各層は、それぞ
れ、スパッタ法、イオンプレーティング法、真空蒸着法
などの真空成膜法により形成される。中でもスパッタ法
を用いるのが好ましく、マグネトロンスパッタ法を用い
るのがさらに好ましい。
れ、スパッタ法、イオンプレーティング法、真空蒸着法
などの真空成膜法により形成される。中でもスパッタ法
を用いるのが好ましく、マグネトロンスパッタ法を用い
るのがさらに好ましい。
【0014】この光磁気記録媒体において、光磁気記録
層6の上面(基板1でない側)および側面を紫外線硬化
樹脂などよりなる有機樹脂保護層で被覆することも可能
である。また、ホットメルト樹脂などの接着剤を介し
て、基板1の光磁気記録層6側が内側を向くように、2
枚の光磁気記録媒体を貼り合わせて1枚の両面記録型光
磁気記録媒体とすることも可能である。
層6の上面(基板1でない側)および側面を紫外線硬化
樹脂などよりなる有機樹脂保護層で被覆することも可能
である。また、ホットメルト樹脂などの接着剤を介し
て、基板1の光磁気記録層6側が内側を向くように、2
枚の光磁気記録媒体を貼り合わせて1枚の両面記録型光
磁気記録媒体とすることも可能である。
【0015】次に、本発明に基づく光磁気記録媒体につ
いて、比較例と参照しながら、具体的数値を挙げて説明
する。
いて、比較例と参照しながら、具体的数値を挙げて説明
する。
【0016】(実施例1)射出成形により片面に予め案
内溝が設けられた直径130mm、厚さ1.2mmのポ
リカーボネート製の透明な基板を用い、この基板の案内
溝の設けられた側の面に、以下の手順で光磁気記録層を
形成した。
内溝が設けられた直径130mm、厚さ1.2mmのポ
リカーボネート製の透明な基板を用い、この基板の案内
溝の設けられた側の面に、以下の手順で光磁気記録層を
形成した。
【0017】まず、この基板をマグネトロンスパッタ装
置の回転基板ホルダに装着し、このスパッタ装置の成膜
室内を圧力0.2Paのアルゴンガス雰囲気にし、ター
ゲットに1.0kWの高周波電力を投入することによ
り、基板上に下部誘電体保護層として厚さ850ÅのS
iNx層を成膜した。引き続いて、厚さ200ÅのGd
−Fe−Co−Cr合金層を低保磁力層として成膜し、
厚さ400ÅのTb−Fe−Co−Cr合金層を高保磁
力層として成膜し、最後に、厚さ700ÅのSiNx層
を上部誘電体保護層として成膜した。
置の回転基板ホルダに装着し、このスパッタ装置の成膜
室内を圧力0.2Paのアルゴンガス雰囲気にし、ター
ゲットに1.0kWの高周波電力を投入することによ
り、基板上に下部誘電体保護層として厚さ850ÅのS
iNx層を成膜した。引き続いて、厚さ200ÅのGd
−Fe−Co−Cr合金層を低保磁力層として成膜し、
厚さ400ÅのTb−Fe−Co−Cr合金層を高保磁
力層として成膜し、最後に、厚さ700ÅのSiNx層
を上部誘電体保護層として成膜した。
【0018】このようにして作成した2枚の試料を光磁
気記録層どうしが対向するようにしてホットメルト接着
剤で貼り合わせ、加圧接着して、両面記録型光磁気記録
媒体の試料を得た。この試料では、低保磁力層の膜厚を
h1、高保磁力層の膜厚をh2としたとき、上述の3条
件、 h1 ≧ 200Å h1/h2 < 0.8 h1+h2 ≧ 600Å が全て満たされている。
気記録層どうしが対向するようにしてホットメルト接着
剤で貼り合わせ、加圧接着して、両面記録型光磁気記録
媒体の試料を得た。この試料では、低保磁力層の膜厚を
h1、高保磁力層の膜厚をh2としたとき、上述の3条
件、 h1 ≧ 200Å h1/h2 < 0.8 h1+h2 ≧ 600Å が全て満たされている。
【0019】(実施例2〜5)低保磁力層、高保磁力層
の膜厚h1,h2をそれぞれ表1に示すように変化させた
ことの他は実施例1と同様にして、光磁気記録媒体の試
料を作成した。実施例2〜5においても、上述の3条件
〜は全て満たされている。
の膜厚h1,h2をそれぞれ表1に示すように変化させた
ことの他は実施例1と同様にして、光磁気記録媒体の試
料を作成した。実施例2〜5においても、上述の3条件
〜は全て満たされている。
【0020】(比較例1〜5)低保磁力層、高保磁力層
の膜厚h1,h2をそれぞれ表1に示すように変化させた
ことの他は実施例1と同様にして、光磁気記録媒体の試
料を作成した。この場合、上述の3条件〜のうちの
1つが成立しないように、試料を作成した。表1におい
て、○印は該当する条件が成立していること、×印は該
当する条件が成立していないことを示している。
の膜厚h1,h2をそれぞれ表1に示すように変化させた
ことの他は実施例1と同様にして、光磁気記録媒体の試
料を作成した。この場合、上述の3条件〜のうちの
1つが成立しないように、試料を作成した。表1におい
て、○印は該当する条件が成立していること、×印は該
当する条件が成立していないことを示している。
【0021】
【表1】 以上のように作成した光磁気記録媒体の各試料につい
て、記録を行ない、この記録を再生するときのC/N比
を測定した。その結果を表2に示す。その結果、低保磁
力層の膜厚h1が100Åであって上述の条件を満た
さない比較例1のみが他に比べてC/N比が悪く、低保
磁力層の膜厚h1を200Å以上とすべきことがわかっ
た。
て、記録を行ない、この記録を再生するときのC/N比
を測定した。その結果を表2に示す。その結果、低保磁
力層の膜厚h1が100Åであって上述の条件を満た
さない比較例1のみが他に比べてC/N比が悪く、低保
磁力層の膜厚h1を200Å以上とすべきことがわかっ
た。
【0022】また、記録を行なうのに必要な最小のレー
ザ光のパワー(記録パワーR)と、再生時に記録された
情報を劣化させることなしに加えることのできる最大の
レーザパワー(最大再生パワーP)とを測定し、記録パ
ワーRに対する最大再生パワーPの比(P/R)である
最大再生パワーマージンを算出した。その結果を表2に
示す。この結果から明らかなように、高保磁力層に対す
る低保磁力層の膜厚の比(h1/h2)が0.8以上であ
って上記の条件を満たさない比較例2〜4の試料は、
記録パワーRは他のものと大差ないにもかかわらず最大
再生パワーPが他のものに比べて悪く、そのため最大再
生パワーマージンも悪くなり、安定した記録・再生を行
なうには適さないものであった。すなわち、高保磁力層
に対する低保磁力層の膜厚の比(h1/h2)を0.8未
満とすべきことがわかった。
ザ光のパワー(記録パワーR)と、再生時に記録された
情報を劣化させることなしに加えることのできる最大の
レーザパワー(最大再生パワーP)とを測定し、記録パ
ワーRに対する最大再生パワーPの比(P/R)である
最大再生パワーマージンを算出した。その結果を表2に
示す。この結果から明らかなように、高保磁力層に対す
る低保磁力層の膜厚の比(h1/h2)が0.8以上であ
って上記の条件を満たさない比較例2〜4の試料は、
記録パワーRは他のものと大差ないにもかかわらず最大
再生パワーPが他のものに比べて悪く、そのため最大再
生パワーマージンも悪くなり、安定した記録・再生を行
なうには適さないものであった。すなわち、高保磁力層
に対する低保磁力層の膜厚の比(h1/h2)を0.8未
満とすべきことがわかった。
【0023】なお、表2と後述する表3において、下線
を付した数値は他の数値よりも大きく劣っていることを
示している。
を付した数値は他の数値よりも大きく劣っていることを
示している。
【0024】
【表2】 さらに、実施例1〜5、比較例1〜5の各試料につい
て、温度80℃、相対湿度85%での1000時間の高
温高湿耐久試験を行なった。各試料について、この耐久
試験を行なう前(初期値)と行なった後とのそれぞれの
ときに、再生時におけるビット当たりの生の(エラー訂
正を行なわない状態での)エラーレートと目視によって
認められる腐食箇所の数とを測定した。その結果を表3
に示す。この結果から明らかなように、高保磁力層と低
保磁力層の膜厚の和(h1+h2)が600Å未満であっ
て上述の条件を満たさない比較例1は、他の試料が耐
久試験後もエラーレートが大きくは変化せず腐食の個数
も5以下であるのに対し、耐久試験後にエラーレートが
約4倍に悪化し、腐食の個数も16個と著しく多く、耐
久性に欠けることがわかった。すなわち、高保磁力層と
低保磁力層の膜厚の和(h1+h2)を600Å以上とす
べきことがわかった。
て、温度80℃、相対湿度85%での1000時間の高
温高湿耐久試験を行なった。各試料について、この耐久
試験を行なう前(初期値)と行なった後とのそれぞれの
ときに、再生時におけるビット当たりの生の(エラー訂
正を行なわない状態での)エラーレートと目視によって
認められる腐食箇所の数とを測定した。その結果を表3
に示す。この結果から明らかなように、高保磁力層と低
保磁力層の膜厚の和(h1+h2)が600Å未満であっ
て上述の条件を満たさない比較例1は、他の試料が耐
久試験後もエラーレートが大きくは変化せず腐食の個数
も5以下であるのに対し、耐久試験後にエラーレートが
約4倍に悪化し、腐食の個数も16個と著しく多く、耐
久性に欠けることがわかった。すなわち、高保磁力層と
低保磁力層の膜厚の和(h1+h2)を600Å以上とす
べきことがわかった。
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、低保磁力
層の膜厚を200Å以上とし、高保磁力層に対する低保
磁力層の膜厚の比を0.8未満とし、高保磁力層と低保
磁力層との膜厚の和を600Å以上とすることにより、
再生特性および耐久性に優れた光磁気記録媒体が得られ
るという効果がある。
層の膜厚を200Å以上とし、高保磁力層に対する低保
磁力層の膜厚の比を0.8未満とし、高保磁力層と低保
磁力層との膜厚の和を600Å以上とすることにより、
再生特性および耐久性に優れた光磁気記録媒体が得られ
るという効果がある。
【図1】本発明による光磁気記録媒体の一例の構成を示
す模式断面図である。
す模式断面図である。
1 基板 2 下部誘電体保護層 3 低保磁力層 4 高保磁力層 5 上部誘電体保護層 6 光磁気記録層
Claims (1)
- 【請求項1】 垂直磁化可能であって相対的に低いキュ
リー温度と相対的に高い保磁力を有する高保磁力層と、
垂直磁化可能であって相対的に高いキュリー温度と相対
的に低い保磁力を有する低保磁力層とが積層され、前記
高保磁力層と前記低保磁力層とが相互に交換結合してい
る光磁気記録媒体において、 前記低保磁力層の膜厚をh1、前記高保磁力層の膜厚を
h2としたときに、以下の条件、 h1 ≧ 200Å、 h1/h2 < 0.8、 h1+h2 ≧ 600Å、 の全てを満たしていることを特徴とする光磁気記録媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22175291A JPH0562265A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22175291A JPH0562265A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 光磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562265A true JPH0562265A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16771659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22175291A Pending JPH0562265A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0562265A (ja) |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP22175291A patent/JPH0562265A/ja active Pending
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