JPH0562652B2 - - Google Patents

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JPH0562652B2
JPH0562652B2 JP61114945A JP11494586A JPH0562652B2 JP H0562652 B2 JPH0562652 B2 JP H0562652B2 JP 61114945 A JP61114945 A JP 61114945A JP 11494586 A JP11494586 A JP 11494586A JP H0562652 B2 JPH0562652 B2 JP H0562652B2
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air
viscoelastic
filled
convex
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Hirobumi Kakimoto
Osamu Kiso
Shinya Shimada
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Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
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Publication of JPH0562652B2 publication Critical patent/JPH0562652B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F3/00Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic
    • F16F3/08Spring units consisting of several springs, e.g. for obtaining a desired spring characteristic with springs made of a material having high internal friction, e.g. rubber
    • F16F3/087Units comprising several springs made of plastics or the like material
    • F16F3/093Units comprising several springs made of plastics or the like material the springs being of different materials, e.g. having different types of rubber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B3/00Layered products comprising a layer with external or internal discontinuities or unevennesses, or a layer of non-planar shape; Layered products comprising a layer having particular features of form
    • B32B3/26Layered products comprising a layer with external or internal discontinuities or unevennesses, or a layer of non-planar shape; Layered products comprising a layer having particular features of form characterised by a particular shape of the outline of the cross-section of a continuous layer; characterised by a layer with cavities or internal voids ; characterised by an apertured layer
    • B32B3/30Layered products comprising a layer with external or internal discontinuities or unevennesses, or a layer of non-planar shape; Layered products comprising a layer having particular features of form characterised by a particular shape of the outline of the cross-section of a continuous layer; characterised by a layer with cavities or internal voids ; characterised by an apertured layer characterised by a layer formed with recesses or projections, e.g. hollows, grooves, protuberances, ribs
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F15/00Flooring
    • E04F15/18Separately-laid insulating layers; Other additional insulating measures; Floating floors
    • E04F15/20Separately-laid insulating layers; Other additional insulating measures; Floating floors for sound insulation
    • E04F15/206Layered panels for sound insulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/373Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape
    • F16F1/376Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape having projections, studs, serrations or the like on at least one surface

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  • Structural Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、振動や衝撃を緩衝するシートに関す
るものである。 即ち、本発明の衝撃緩衝シートは、破損し易い
物の容器、精密機器の保護材、制振を要する筐
体、ダクトを始めとする配管類の被覆材、精密機
器の台部材、オーデイオ関連商品の制振材、建築
物の床制振部材、及び制振断熱部材、車輌、船舶
の制振部材、電磁破防止用制振部材、静電気防止
制振部材等に応用出来る振動や衝撃の緩衝シート
に関するものである。 本発明の振動や衝撃の緩衝シートは独立気泡構
造である凸部空気室と凸部と凸部の間に形成され
た凹部に充填された粘弾性体の両者、即ち空気室
と粘弾性体の各々の制振、衝撃緩和性能に優れる
という特徴を生かしただけでなく、両者の併用に
より始めて発揮される圧縮特性や圧縮復元性に優
れるという特徴も兼ね備えた衝撃緩衝シートであ
る。近年、技術進歩はめざましく各方面で様々な
開発が行なわれているものの、中でも振動に対し
ては、それを防止する手段が技術的困難さもあつ
て防止手段に多額の経費を費やし、各方面で振動
を低コストで行う手段が持ち望まれているのが現
状である。即ち、従来は振動に対して比較的寛容
であつた所も近年はより高級指向が強まり、つい
に機器等では極端に振動を嫌うものや建物や車輌
船舶に於てはより静かな空間を得ようという要求
が高くなつている。 そこで本発明者等は低コストで制振効果の高い
部材を得んと欲し、多数の試行錯誤を行なつた結
果、前記の如くシート凸部空気室と凹部に充填す
る粘弾性体を利用する事により、空気の特徴と粘
弾性体の特徴を併せ持ち更に相乗作用として圧縮
特性、復元特性に非常に優れる衝撃緩衝シートが
得られるという知見を得、本発明を完成するに至
つた。 即ち、本発明の衝撃緩衝シートは、空気の持つ
振動緩和性と、制振性、及び圧縮特性に優れた粘
弾性体を1つの層内で空気と粘弾性物質の特性を
最大限に利用したものである。 従来より公知の如く、衝撃緩和材としては、例
えば、発泡スチロール、発泡ウレタン等の発泡
体、ダンボール、中空プラスチツク積層板、及び
本発明の一部材でもある空気包含プラスチツクシ
ート等があるが、これ等は小さな応力でも容易に
圧縮変形を受け、容易に衝撃を緩和させることが
知られている。しかしながらこれら復元力、或は
材料強度が弱い為に一度圧縮変形を受けると、復
元しにくいとか破壊するとかの問題点があり、そ
の機能を失なつてしまうという大きな欠点があ
る。又、緩衝ゴム、防振ゴム、無反撥ゴム等もあ
るが、これらは一般に加硫工程を要す為にコスト
が高く汎用しにくいとか、比重が大きく重量増に
つながるとか、弾性率が大きく衝撃エネルギーや
振動エネルギーを充分に吸収し得ない等の欠点を
有している。又、オーデイオ機器等に用いられる
インシユレーターの如き制振材もあるが、大量の
空気を包含する為に高さを充分とらなければなら
ず、構造も複雑で高価であるという欠点を有して
いる。又、現在行なわれている床衝撃音対策は、
圧縮グラスウール、石綿、パーテイクルボード、
ゴム板、無機質板材、合板等を数種類組み合せた
り、それ等組み合せた物を床スラブから浮かせた
りして床構成を行ない、更に床面と下階天井との
間に吸音材を入れたり、場合によつては天井を防
振ゴムで吊天井としたりして床と下階天井との総
合効果により床衝撃音の緩和対策を行なつている
のが現状である。 ところが、前記方法では原材料部材数が多く、
原材料コスト、施工時の材料ロス、施工工数が多
い等の原因でコスト高になつてしまう。又、床衝
撃音の緩和を行う為の床部材の総厚みが非常に厚
くなつてしまい建物の軒高を高くするか、居住空
間を狭くするか階数を減ずるかせざるを得なくな
り、逆に同じ階数を確保し、居住空間を同じとす
れば、軒高のアツプ分は建築コストにはね返り高
くついてしまうという欠点を有する。 本発明者等は、上記の欠点を解消し、低コス
ト、薄膜で衝撃エネルギーを緩和し、しかも作業
性の容易な拘束型衝撃緩衝シートを目標として鋭
意研究の結果、粘弾性体と空気封入部を有するフ
イルム基材が各々単体でも優れた衝撃緩和性を有
し、両者を併用した場合には、大きな衝撃エネル
ギーをも繰り返し吸収するという性能を発揮する
だけでなく単体で用いた場合の欠点をも解消する
という知見を得、各試験の結果本発明を完成する
に至つた。 本発明の衝撃緩衝シートは、空気を封入した凸
部分とフイルムのみの凹部分とが交互に配設され
たフイルム基材の凹部、及び/又は、全面を、粘
弾性物質で充填した構成から成り、空気を封入し
た凸部の空気の容積と、フイルムのみの凹部に充
填された粘弾性体との容積比が凸部:凹部=2:
8〜8:2であり、かつ凸部の高さが2〜10mmで
あることを特徴とする。 又、本発明は、空気を封入した凸部分とフイル
ムのみの凹部とが交互に配設されたフイルム基材
の凹部、及び/又は、全面を、充填する粘弾性体
が、硬化反応を行い、その硬化反応後の物質が80
℃に可温されても形状を保持し、20℃の条件で硬
度がJIS−A型硬度計で80以下であることを特徴
とす。 さらに又、本発明は、空気を封入した凸部分と
フイルムのみの凹部とが交互に配設されたフイル
ム基材の凹部、及び/又は、全面を、充填する粘
弾性体が、水酸基を末端に有するテレキーリツク
ポリマーを基本成分とする主剤と、イソシアネー
ト基を1分子当り2個以上有する硬化剤とを常温
で硬化反応せしめて得られた架橋粘弾性体である
ことを特徴とする。 さらに又、本発明は、空気を封入した凸部分と
フイルムのみの凹部分とが交互に配設されたフイ
ルム基材の凹部、及び/又は、全面に、充填する
架橋粘弾性体が、水酸基末端液状ポリブタジエ
ン、アスフアルト及び可塑剤を基本成分とする主
剤と、イソシアネート基を1分子当り2個以上有
する硬化剤とを常温で硬化反応せしめて得られた
架橋粘弾性体であることを特徴とする。 即ち、従来では、粘弾性体は、単体で用いた場
合はコスト高になり、汎用衝撃緩衝シートとして
は不適当である点と、固化、又は硬化後の厚み精
度を出す為には製造上の制約が大きく設備面等を
考慮するとコスト高となるという欠点があつた。 一方、空気封入部を有する突起シート基材を単
体で用いた場合は、前記の如く凸部薄膜フイルム
を保護する材質がない為に、局部的に圧力を受け
るか、或は広面積でも比較的小さな衝撃力を受け
ると容易に破損し、衝撃緩衝シートとしての機能
を果たさなくなるという欠点を有している。又、
突起シートの凸部上を薄膜フイルムで覆つたもの
は、突起シートより耐荷重は若干向上するもの
の、比較的小さい衝撃力でも破損するし破損した
後は全く衝撃緩和性がなく充分な性能を具備した
ものとは言い難い。本発明者等は前記の両者の欠
点を解消すべく試行錯誤を繰り返した結果、粘弾
性物質を独立した凸型空気室を有するプラスチツ
クフイルムの凹部、及び/又は全面に充填する事
により、衝撃緩和性、圧縮特性に優れたものが得
られるという知見を得た。 即ち、衝撃緩和性に優れる理由は、空気封入部
が空気袋となり圧縮変形し易い点と、凹部に充填
された粘弾性体がフイルム基材の凸部に密着し、
立体的に拘束してある為、粘弾性物質自体の衝撃
エネルギーの吸収性能に加えて、空気袋を形成す
るフイルム凸部の変形と粘弾性体とのずれ変形部
分が増す事により、一層、衝撃エネルギーの吸収
性能が増したものと考えられる。又、圧縮特性に
於ては、衝撃を受けた場合にフイルム凸部である
空気袋が圧縮され、粘弾性体をより圧縮する事に
より、非常に小さい変位では容易に変形するもの
の、一定荷重以上の圧縮に対しては、凸部空気袋
中の圧縮空気の応力と、粘弾性体の圧縮応力が働
らき、変形を大きくするには一層大きな力を要す
る様になる為に必要以上の変位をする事が避けら
れる。又、圧縮荷重を徐荷した場合は、粘弾性体
の復元力と圧縮された空気の復元力とが統合され
て非常に早い復元が可能であるという特徴が見い
出された。又、粘弾性体は一般に温度による硬度
変化を受け易く架橋すると言えども、温度変化に
より硬度変化を受け易くなる傾向があるが、高温
では空気の膨張により粘弾性物質の硬度低下によ
る圧縮力低下を押える事が出来、逆に低温では空
気の収縮により、粘弾性物質の硬度アツプによる
圧縮強度増加を抑制する事が出来、温度変化によ
る性能変化を少なくする点でも衝撃緩衝シートと
してのメリツトが生じる。又、コスト面に於ても
片面はフイルムである点で本発明のシートを加工
する場合には取り扱い作業が非常に容易となり加
工時間、又は作業時間を短縮する上で非常に効果
的であるばかりでなく、本発明のシートを製造す
る上に於ては、長尺加工が可能でありコスト面で
有利となる。又、貼付加工作業に於ては被衝撃面
に、粘弾性体自体の粘着力、或は接着剤により貼
付するだけで耐衝撃力、制振性、断熱性等の機能
が付与され、しかも凸部空気封入部は粘弾性体が
不要という事もあつて低コスト化に好適である。 次に本発明の衝撃緩衝シートの断面構成につい
て述べる。 第1図、第3図に示す様に、独立した凸型空気
室を有するプラスチツクフイルムの凸部間の凹
部、及び/又は、全面を、粘弾性体で充填したプ
ラスチツクシートを、被振動面、或は衝撃面に直
接貼り合せて、この被接着面を拘束材として用い
る方法と、第2図に示す様に、予め拘束材として
金属箔、プラスチツクシート、紙、不織布等を積
層して被振動面、或は衝撃面に貼り合せて使用す
る方法があり、この際、粘弾性付フイルム基材の
フイルム面を表面に出しても、拘束材を表面とし
ても実使用上都合のよい方を選択してよいが、制
振特性を上げる為には、本発明のシートは、第4
図に示す様に上下両面を拘束材に貼付けて使用す
る事が望ましい。又、非常に柔らかい接触面が要
求される場合には植毛した基材やゴムシート等を
拘束材としたり拘束材面に貼付けてもよい。 次に粘弾性物質についての説明を行う。 粘弾性体はホツトメルトタイプ、水系若しくは
溶剤系拡散ポリマーを乾燥したタイプ、反応型液
状物を硬化反応せしめて得られるタイプ、油膨潤
型ポリマー粉末を可塑剤中に分散しエラストマー
を得るタイプの4つに大別されるが、本発明を達
成する上では何れのタイプも適用し得る。 それ等は、各々特徴を有するが、なかでも反応
型液状物を硬化反応せしめて得られる架橋粘弾性
体は温度変化による対応も幅広い温度範囲で可能
であり、特に常温反応性を有するポリマーを使用
して得られる粘弾性体は製造工程中で加熱に要す
るエネルギーや乾燥に要するエネルギーが不要で
あるだけでなく、乾燥工程中で溶剤回収に要する
設備が不要であり、水分等による製造設備の腐食
も無い点で優れる。 又、架橋粘弾性体の中でも次の条件を具備する
物質は本発明に適用する粘弾性体としては特に望
ましいと言える。即ち、本発明で言う粘弾性体と
は、常温で液状であり、且つ常温で反応した後の
硬化物質が、80℃の雰囲気温度下でも形状を保持
し20℃の条件下で硬度が、JIS−6301に規定され
ているA型硬度計20℃条件下で80以下という条件
を満足するものである。上記条件を満足し得る反
応性物質としては、表に示す官能基を有する液
状ゴムと架橋剤の組合せを例示する事が出来る。
これ等は常温反応性の硬化速度のコントロールの
し易さ、コスト面、入手のし易さ等を含めて考慮
すると特に水酸基を末端に有し、主鎖をポリブタ
ジエン、水素添加ポリブタジエン、ポリブタジエ
ン−ニトリル、ポリブタジエン−スチレン、イソ
プレン等や、ポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオール、ウレタンアクリルポリオール、
アニリン誘導体ポリオール等を単独、若しくは併
用して用いるのが望ましい。又、前記反応性物質
の硬化剤としては、イソシアネート系硬化剤が好
適であり、1分子当り2個以上のイソシアネート
基を有する事が必要である。その具体例として
は、トルイレンジイソシアネート、ジフエニルメ
タンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、両末端
にイソシアネート基を有するプレポリマーを挙げ
る事が出来、単独、若しくは併用して用いる事も
出来る。
【表】 又、イソシアネート系硬化剤は配合比率、及
び/又は、粘性等の問題で可塑剤と混合して用い
る事も出来るが、可塑剤は脱水処理したものであ
る事とイソシアネート基と反応しない事が必要で
ある。上記の常温反応せしめる上での必須成分の
みの組み合せで本発明を満足し得る架橋粘弾性物
質を得る事も出来るが、コスト面、作業性面、物
性向上の面で更に各種の添加剤を加える事によ
り、幅広い安定した架橋粘弾性物質を得る事が出
来る。 添加剤として、可塑剤、充填剤、瀝青物、粘着
付与樹脂、老化防止剤、防カビ剤、難燃剤、触
媒、界面活性剤、カツプリング剤、水等の発泡
剤、或いは消泡剤等が挙げられる。 可塑剤は、粘度調整、作業性調整、架橋粘弾性
物質の物性調整、難燃性の付与等を目的として配
合される。 可塑剤の具体例として、ナフテン系オイル、パ
ラフイン系オイル、アロマテイツク系オイル、ひ
まし油、綿実油、パインオイル、トール油、フタ
ル酸誘導体、マレイン酸誘導体、官能基を持たな
い液状ゴム等があり、単独、又は併用して用いる
事が出来る。又、難燃性を要する場合は、ハロゲ
ン化合物系、リン化合物系可塑剤を単独、又は併
用して使用出来る。瀝青物としては、ストレート
アスフヤルト、ブロンアスアスフアルト、タール
等があり、所望の架橋粘弾性体を得る為に、予じ
め粘着付与樹脂や可塑剤等で改質して使用する事
も出来る。 粘着付与樹脂としては、天然樹脂、ロジン、変
性ロジン、ロジン及び変性ロジンの誘導体、ポリ
テルペン系樹脂、テルペン変性体、脂肪族系炭化
水素樹脂、シクロペンタジエン系樹脂、芳香族系
石油樹脂、フエノール樹脂、アルキルフエノール
−アセチレン樹脂、キシレン樹脂、クマロン−イ
ンデン樹脂、ビニルトルエン−αメチルスチレン
共重合体等を単独、又は併用して用いる事が出来
る。 充填剤は振動減衰性、遮音性、難燃性の改善に
効果があり、主剤/硬化剤の配合比率の調整、粘
性の調整、配合コストダウンを計る目的で使用す
るものであり、ゴム、及び塗料関係で一般に使用
されるものが使用される。その具体例としては、
マイカ、グラフアイト、ヒル石、タルク、クレー
等の鱗片状無機粉体、フエライト、金属粉、硫酸
バリウム、リトポン等の高比重充填剤、炭酸カル
シウム、微粉シリカ、カーボン、炭酸マグネシウ
ム、水酸化アルミニウム、アスベスト等の汎用充
填剤を単独、若しくは併用して使用出来る。又、
三酸化アンチモン、ホウ砂等を難燃化を目的とし
て使用する事が出来る。 その他の添加剤として、老化防止剤、触媒、顔
料、界面活性剤、カツプリング剤、防カビ剤等が
挙げられるが、これらは必要に応じ添加する事が
出来る。 以上、粘弾性体について述べたが、粘弾性体の
硬度については非常に圧縮応力や衝撃緩和力、復
元性に与える影響も大きく、目的、用途に応じて
上記した材料を選択する必要がある。 次に、衝撃緩衝シートの構成部材について説明
する。 空気封入フイルム基材は従来より包装用資材と
して、使用されている汎用品で充分であるが、凸
部の空気容量とフイルム基材の凹部に充填される
架橋粘弾性体の容積との比率が凸部:凹部=2:
8〜8:2である事が望ましく、凸部:凹部=
2:8より凸部が小さくなると原材料コストアツ
プとなり、復元性も悪くなる傾向が生じる。逆に
凸部:凹部=8:2より凸部が大きくなると、原
材料コストは下がるものの、空気室の破壊危険性
が高まり、好ましくない。 又、空気封入部を構成するフイルム厚は20〜
100μ程度が望ましい。又、凸部の高さは6mm以
下が望ましく、更に好適な範囲は2mm〜4mmであ
る。又、凸部1個当りの空気の容積は10c.c.以下が
望ましく、更に好適な範囲は0.3〜5c.c.である。
又充填される架橋粘弾性体は凸部の上に充填被覆
された状態となつても良いが、コスト面を考慮す
ると1mm厚以下にする方が良い。逆に充填高さが
凸部の高さの3/4以下の場合は、当初より相当量
圧縮してやらないと基材と密着しない為、拘束効
果が出ず、又、凸部薄膜フイルムが破損し易くな
る。 又、フイルムを構成する材質は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、
塩化ビニリデン等のフイルムを用いる事が出来る
が、中でも、ポリエチレン、ポリプロピレンは汎
用品として入手しやすいメリツトがあり、塩化ビ
ニリデンは耐気体透過性に優れている点で好まし
い材質である。又、気体封入凸部の形状は円柱
状、角柱状、半円状、楕円状等、何れの形状でも
使用できる。又、特開昭60−105530号に示されて
いる如く、導電性の空気緩衝性シートを用いれ
ば、導電性衝撃緩衝シートとして応用でき、これ
を被振動面、或は、被衝撃面に貼付する事により
静電気防止制振材として応用でき、又、拘束材と
して金属箔を用いれば制振性も兼ね備えた電磁波
シールド材としても展開できる。 拘束材として具体例を挙げると、鉄、銅、アル
ミ、ステンレス、真鍮、トタン、鉛、等の金属薄
板、ポリエステル、塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ナイロン、塩化ビニリデン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体から成るプラスチツ
クフイルムシート、加硫ゴム板、非加硫ゴム板、
段ボール、圧縮紙、フエルト紙や、割布等の紙
類、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリウレタン、ガラス繊維等を使
用した不織布や綿、麻等の天然繊維及び/又はナ
イロン、ウレタン、ポリプロピレン、アクリル、
ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド等の合成
繊維、木質系拘束材としては、単板、合板、コル
ク板、パーテイクルボード等が挙げられ、無機質
系拘束材としては、木片セメント板、フアイバー
ボード、パルプセメント板、木毛セメント板、フ
レキシブル板、軟質フレキシブル板、大平板、石
綿セメント板、石綿セメントパーライト板、石綿
セメント硅酸カルシウム板、せつこうボード等が
挙げられる。尚、上記した拘束材は、化粧加工の
有無、穴の有無に拘らず使用できるが、構成部材
の総厚みを押さえる事を考慮すると、厚みの薄い
ものが望ましい。又、用途の制約がなければ出来
る丈、ヤング率の高い材質が好ましい。 次に本発明を実施例、比較例により説明する。 実施例1は、本発明に用いる粘弾性体が水酸基
末端ポリブタジエン、アスフアルト、可塑剤を基
本成分とする主剤とイソシアネート基を1分子当
り2個以上有する硬化剤を常温で硬化反応せしめ
られたものである場合を示し、良好な圧縮特性や
耐衝撃性を示している。又、木質仕上げ床に適用
しても充分な性能を示すものである。 実施例2は、本発明に用いる粘弾性体がウレタ
ンを基本成分とした架橋粘弾性体である場合を示
すものであり、良好な圧縮特性や耐衝撃性を示
し、高温下でも充分使用できる事を示している。
又、木質仕上床に適用しても充分な性能を示すも
のである。 実施例3は、本発明に用いる粘弾性体がエマル
ジヨン系粘弾性体より成る架橋粘弾性体である場
合を示し、良好な圧縮特性や耐衝撃性を示してい
る。又、木質仕上床に適用しても充分な性能を示
すものである。 実施例4は、本発明に用いる粘弾性体がスチレ
ン−イソプレン−スチレン共重合体を基本ポリマ
ーとし、架橋されていない場合を示す。この場合
は80℃形状保持性が若干劣るものの、加熱された
状態で使用しない用途には充分使用出来るし、充
分な圧縮特性や耐衝撃性を示している。 比較例1は、粘弾性物質が無く、凹凸面を有す
るフイルム基材単体の場合を示す。この場合は非
常に耐衝撃性が低くなり、しかも復元性も劣り、
本発明の目的を達成できないものである。 比較例2は、基材フイルムの凸部と凹部との容
積比が1:9の場合であり、復元性がやや劣り、
粘弾性体比率が増加し材料コスト高となり、本発
明の目的を達成する上では好ましくない。 比較例3は、基材フイルムの凸部と凹部との容
積比が9:1の場合であり、復元性が劣る点と耐
衝撃性が劣り、フイルム基材の凸部の空気室が破
損する危険性が高いため好ましくない。
【表】
【表】 実施例及び比較例の下記の商品を使用した。 *1 水酸基末端液状ポリブタジエン…アーコケ
ミカル社(米)製 商品名Poly Bd R−
45HT *2 ポリエーテルポリオール…第一工業製薬(株)
製 商品名 ポリハードナーD−350 *3 アクリルエマルジヨン…中央理化工業(株)
商品名 リカボンドPS−8000A *4 ゴム・アスフアルトエマルジヨン…日本ラ
テツクス加工(株)製 商品名 ハルコート *5 スチレン−イソプレン−スチレン共重合体
…シエル化学(株) 商品名 クレイトン 1107 *6 再生ブチルゴム…早川ゴム(株)製 商品名
低ムーニー再生ブチル *7 可塑剤A…出光石油化学(株)製 商品名 ダ
イアナプロセスオイル AH−16 *8 可塑剤B…東京樹脂工業(株)製 商品名 U
−レツクス180EF *9 粘着付与樹脂a…安原油脂(株)製 商品名
YSレンジA−800 *10 粘着付与樹脂b…荒川化学(株)製 商品名
アルコンP−100 *11 触媒…日本化学産業(株) 商品名 28% オ
クチル酸スズ *12 溶剤…トルエン *13 イソシアネートプレポリマー…第一工業製
薬(株)製 ポリフレツクス MH *14 アジリジン化合物…ジフエニルメタン−ビ
ス−4・4′−N・N′−ジエチレン尿素 試験方法 1 実施例、及び比較例に示す配合処方に沿つて
粘弾性体の基体を作製し、所定の硬化剤を混合
したり、乾燥固化せしめたりして、表示した凸
部と凹部の容積化を有するフイルム基材に充填
し、粘弾性体付フイルムを得た。 2 1項と同様にして得た粘弾性体の基体を12mm
厚×120mm幅×100mm長さの寸法の型枠に流し込
み硬度測定用試料とした。 室温7日、50℃の雰囲気中7日の養生を行な
つた後、JIS−K−6301に準じ20℃で硬度の測
定をした。 3 80℃形状保持性 2項の硬度測定と同様にして、30mm高さ×
50φの大きさに調整した試料を作製し、弾性面
に離型紙を当てて、500gの荷重をかけて80℃
×24時間の条件下で静置した後、除荷し室温に
静置し、4時間後の変型の大小を目視により判
定した。エツヂ部がシヤープで変形の少ないも
のを○印、エツヂ部のシヤープさが無いもの、
変形の大きいものは×印で示した。 4 床衝撃音測定 床衝撃音の測定は、150mm厚RCスラブに対
し、1項で作製した試料を貼り付け、その上に
5.5mm厚の化粧合板を貼り、タツピングマシン
により軽量衝撃音を測定した。測定方法はJIS
−A−1418に準じ、第7図に示す方法とした。
尚、結果はJIS−A−1419に準じ、床衝撃音の
遮音等級により示した。 5 復元性 1項で得られた4mm厚の粘弾性体付フイルム
を作製し、4mm×50mm幅×50mm長さに切断し、
上下に離型紙を当てて圧縮試験機により圧縮速
度2mm/分にて50%圧縮し、30分間保持した
後、除荷し、10分後の復元性をチエツクした。
95%以上の復元性を示したものを○印、90%以
上の復元性を示したものを△印、90%以下の復
元性を示したものを×印で示した。 6 圧縮特性 空気封入凸凹フイルム単体と、粘弾性体付フ
イルムとの圧縮応力と変位の関係を圧縮試験機
により、圧縮速度2mm/分の条件にて圧縮し、
得られたチヤートより変位と圧縮応力を読み取
りグラフに示した。 7 耐衝撃性 1項で得られた4mm厚の粘弾性体付きフイル
ムと3mm厚の合板の積層物を30mm×30mmの寸法
に切断し、JIS−K−5400のB法に規定する衝
撃変形試験器を使用し、空気室が破壊される衝
撃条件を求めた。 第8図に示すグラフの説明: クラフは、粘弾性体の有無の圧縮特性を示
す。すなわち、空気封入フイルム基材の粘弾性体
の有無による圧縮特性の比較であるが、フイルム
単体よりも変位が少ない範囲では圧縮荷重をほと
んど要しないが、大きな変位を与える為には、大
きな圧縮強度を加える必要がある事を示してい
る。即ち、衝撃緩衝シートとしては、理想的な圧
縮特性と言える。 前記の如く、本発明の衝撃緩衝シートは、封入
空気の圧縮特性と、粘弾性体の圧縮特性を利用
し、更に複雑な形状による拘束面積を増大せしめ
る事により衝撃緩衝、制振性能をより効率よく発
揮させる事が出来る。又、凸型空気室を有するフ
イルムを使用する事により、原料の粘弾性体の節
約にもなり、低コスト化を可能にし、空気層によ
る断熱効果も具備した、応用用途の広い衝撃緩衝
シートである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の断面を示すもの
であり、凹部に粘弾性体を充填したプラスチツク
フイルムを被衝撃面に接着させた例である。第2
図は、本発明の一実施例の断面を示すものであ
り、凸型空気室を有するプラスチツクシートの凹
部に充填した粘弾性体に拘束材を接着剤で接着さ
せた例である。第3図は、本発明の一実施例の断
面を示すものであり、凹部の全面に粘弾性体を充
填したプラスチツクフイルムを被衝撃面に接着さ
せた例である。第4図は、本発明の一実施例の断
面を示すものであり、凹部に粘弾性体を充填した
プラスチツクフイルムの上下に拘束材を接着させ
た例である。第5図及び6図は、それぞれ本発明
の一実施例の断面を示すものであり、凸型空気室
の形状が、半円状のもの、円錐状のものを使用し
た例である。第7図は、本発明に係る床衝撃音の
測定を行つた装置を示す図である。さらに、第8
図は、本発明に係る粘弾性体の有無の圧縮特性に
及ぼす影響を示す線図である。 1……独立した空気室を有するプラスチツクフ
イルム、2……粘弾性体、3……被衝撃面、4…
…接着剤、5……拘束材、6……音源室、7……
タツピングマシン、8……試料、9……床スラ
ブ、10……受音室、11……マイクロホン、1
2……精密騒音計、13……周波数分析器、14
……レベルレコーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気を封入した凸部分とフイルムのみの凹部
    分とが交互に配設されたフイルム基材の凹部、及
    び/又は、全面を、粘弾性物質で充填した構成か
    ら成り、空気を封入した凸部の空気の容積と、フ
    イルムのみの凹部に充填された粘弾性体との容積
    比が、凸部:凹部=2:8〜8:2であり、かつ
    凸部の高さが2〜10mmであることを特徴とする衝
    撃緩衝シート。 2 空気を封入した凸部分とフイルムのみの凹部
    とが交互に配設されたフイルム基材の凹部、及
    び/又は、全面を、充填する粘弾性体が、硬化反
    応を行い、その硬化反応後の物質が80℃に加温さ
    れても形状を保持し、20℃の条件下で硬度がJIS
    −A型硬度計で80以下であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の衝撃緩衝シート。 3 空気を封入した凸部分とフイルムのみの凹部
    とが交互に配設されたフイルム基材の凹部、及
    び/又は、全面を、充填する粘弾性体が、水酸基
    を末端に有するテレキーリツクポリマーを基本成
    分とする主剤と、イソシアネート基を1分子当り
    2個以上有する硬化剤とを常温で硬化反応せしめ
    て得られた架橋粘弾性体であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項いずれかの記載
    の衝撃緩衝シート。 4 空気を封入した凸部分とフイルムのみの凹部
    分とが交互に配設されたフイルム基材の凹部、及
    び/又は、全面に、充填する架橋粘弾性体が、水
    酸基末端液状ポリブタジエン、アスフアルト及び
    可塑剤を基本成分とする主剤と、イソシアネート
    基を1分子当り2個以上有する硬化剤とを常温で
    硬化反応せしめて得られた架橋粘弾性体であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3
    項いずれかの記載の衝撃緩衝シート。
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