JPH0563827U - 紙製の色付細軸 - Google Patents

紙製の色付細軸

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JPH0563827U
JPH0563827U JP1291792U JP1291792U JPH0563827U JP H0563827 U JPH0563827 U JP H0563827U JP 1291792 U JP1291792 U JP 1291792U JP 1291792 U JP1291792 U JP 1291792U JP H0563827 U JPH0563827 U JP H0563827U
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俊夫 小林
雅之 山崎
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Showa Marutsutsu Co Ltd
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Showa Marutsutsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】着色した紙製の細軸であって、より低コストで
製作され得るものの提供を図ることを目的とし、特に、
単一色の着色で鮮明な色或いは複数の色を表現し得る軸
状体を提供せんとする。 【構成】透光性を有する紙材から構成された帯状紙を多
周に巻回して細軸を形成する。細軸の外周の1周以上に
渡る帯状紙に色彩形成面が配位され、この色彩形成面に
は、少なくとも一部に着色が施される。例えば、最外周
1a,1bと2周目2a,2bの適宜箇所に着色が施さ
れることにより、両者1a,1b,2a,2bが重ねら
れて巻かれる結果、外周の紙の表面に現れる色彩が2周
目の紙の色により影響を受け、細軸aの表面には数種類
の色の相違が表現される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、紙を巻いて構成した細軸の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、薄い紙を巻いて、10mm未満、さらに詳しくは約1.5〜8.0mm程度 の直径で、約60〜500mm程度の全長を有するものとした細軸が、知られてい る。この種の紙製細軸は、薄い紙を密に巻いているため、適度の強度を有し、木 製或いは合成樹脂製の細軸に替わる素材として、広く用いられている。例えば、 綿棒の軸として用いられたり、飴等の食品を支持する軸として用いられたり、或 いは、簡易で使い捨て可能な食事用具の把持部分として利用されたり、模型材料 等の種々の分野で使用されている。 これら従来の細軸は、白色(即ち、紙の色)の紙を巻いたものが大半を占めて おり、製紙の段階で顔料、染料を選択して使用し紙自体に単色の着色を施した紙 を用いるものも少数ではあるが提供されている。技術的には、形成された細軸の 表面に印刷を施すことによって、カラフルな細軸を提供することは当然可能であ るが、主としてコスト面等からの制約により実際上は、顔料等を用いて単色に着 色した紙にて製造したものが用いられているに過ぎず、その他は採用されていな い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本願考案は、着色した紙製の細軸であって、より低コストで製造され得 るものの提供を図ることを目的とし、取り分け、鮮明で美しい色の表現或いは複 数の色の表現を単一の着色でなし得る等、均一で大量生産されるのに適する細軸 を提供せんとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、上記の課題を解決するために、帯状紙を多周に巻回してなる細軸 において、次の構成を特徴とするものを提供する。 本願考案の細軸は、これを構成する帯状紙が、透光性を有する紙材から構成さ れている。そして、細軸の外周の1周以上に渡って、帯状紙に色彩形成面が配位 されている。この色彩形成面は、帯状紙の少なくとも一部に、着色が施されたも のであり、且つ、この細軸の最外周の色彩形成面に施された着色部分の少なくと も一部が透光性を有する。 ここで透光性を有するとは、紙を重ねた際、表面側の紙の表面に現れる色彩が 裏面側の紙により影響を受ける性質が有ることをいう。
【0005】
【作用】
細軸の外周の1周以上に渡って、帯状紙に色彩形成面が配位され、1周目と2 周目の紙が重ねられて巻かれる結果、1周目の紙の表面に現れる色彩が2周目の 紙により影響を受け、細軸aの表面には、より鮮明な色を表現し得ると共に、着 色した色の種類に比してより多くの種類の色が表現され得る。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づき本願考案の一実施例を説明する。 図1の(A)は帯状紙の要部説明図であり、(B)は同細軸の表面の展開図で あり、(C)は同細軸の斜視図である。
【0007】 この細軸aは、薄い白色の帯状紙を渦巻き状に巻回して軸状にしたものであり 、図1の(A)に示すように、最外周及び2周目には色彩形成面が形成されてい る。尚、3周目以降にも着色を施してもよいが、細軸の表面の色彩には大きな影 響を与えないため、この実施例では2周目までを色彩形成面とした。 使用する紙としては、無着色で透光性が高い紙であって、例えば薄洋紙、上質 紙、グラシン紙、パーチメント紙等の厚み0.02〜0.10mm程度の薄さを有 するものが好ましい。尚、透光性が確保し得る程度に予め着色された紙を用いる ことも可能である。紙は密に巻回して内部に空洞を形成しないことが強度面では 好ましいが、若干の空洞が形成されてもよい。紙の周回間は接着しておいてもよ いが、必ずしも接着する必要はなく、最外周の端から約4分の1乃至約1周程度 を接着しておけば足る。接着剤は自由に選定すればよいが、乾燥時には透明或い はこれに近いものを選定する方が好ましい。
【0008】 この紙の上記色彩形成面の表面と裏面とには、一色(例えば赤色)のインクに よって着色が施されている。この着色の状態を説明する。 まず、着色箇所を明示するために、帯状紙を幅方向にイからルの11に区分す ると共に長手方向に1a,1b,2a,2bの4つに区分する。1aは最外周の 2分の1の部分、1bは最外周の他の2分の1の部分、2aは2周目の2分の1 の部分、2bは2周目の他の2分の1の部分を示すものである。尚、以下の説明 で、最外周の2分の1の部分1aと最外周の他の2分の1の部分1bとを併せて 呼ぶときには最外周全部1とし、2周目の2分の1の部分2aと2周目の他の2 分の1の部分2bとを併せて呼ぶときには2周目全部2とする。又図では、各区 分間に点線で区切っているが、実際上にはこのような点線は不要である。
【0009】 最外周全部1の区分イ,ロ,チは、表面のみが赤色に着色され、裏面は無着色 である。 最外周全部1の区分ハ,ニ,リは、表面裏面共に無着色である。 最外周全部1の区分ホ,ヘ,トは、表面は無着色で、裏面のみが赤色に着色さ れている。 最外周の2分の1の部分1aの区分ヌ及び最外周の他の2分の1の部分1bの 区分ルは、表面裏面共に赤色に着色されている。 最外周の2分の1の部分1aの区分ルは、表面のみが赤色に着色され、裏面は 無着色である。 最外周の他の2分の1の部分1bの区分ヌは、表面は無着色で、裏面のみが赤 色に着色されている。
【0010】 2周目全部2の区分イ、ハ、ホは、表面のみが赤色に着色され、裏面は無着色 である。 2周目全部2の区分ロ、ニ、ヘは、表面裏面共に無着色である。 2周目全部2の区分ト、チ、リは、表面は無着色で、裏面のみが赤色に着色さ 2周目全部2の区分ヌ及び2周目の2分の1の部分2aの区分ルは、表面裏面 共に赤色に着色されている。 2周目の他の2分の1の部分2bの区分ルは、表面裏面共に無着色である。
【0011】 以上の着色の帯状体を巻回すると、最外周の表裏と2周目の表裏の着色が重合 して、多種類の色の相違が表現される。区分イからリは、同一区分内の紙の表裏 共に着色を施した場合を除いているが、この区分イからリについてだけでも、図 1の(B)に示すように、細軸の表面には、次の9種類の色の相違が表現される ものである。 表面の区分イは、最外周表面の赤+2周目表面の赤 表面の区分ロは、最外周表面の赤+2周目無着色 表面の区分ハは、最外周無着色 +2周目表面の赤 表面の区分ニは、最外周無着色 +2周目無着色 表面の区分ホは、最外周裏面の赤+2周目表面の赤 表面の区分ヘは、最外周裏面の赤+2周目無着色 表面の区分トは、最外周裏面の赤+2周目裏面の赤 表面の区分チは、最外周表面の赤+2周目裏面の赤 表面の区分リは、最外周無着色 +2周目裏面の赤 ここで、表面の区分イにおける最外周表面の赤+2周目表面の赤が鮮明な赤色 となり、表面の区分リにおける最外周無着色+2周目裏面の赤が最も淡い赤色と なるというように、8色の赤が表現でき、これに表面の区分ニの最外周無着色+ 2周目無着色、即ち白色を加えて9色の表現が可能となる。 尚、表面にのみ着色を施した場合でも、区分イ〜ニのように、4色の色彩を表 現することができるものであり、裏面にのみ着色した場合でも、区分ニ、ヘ、ト 、リのように4色の色彩を表現することができる。
【0012】 さらに、区分ヌ及びルについては、紙の表裏共に着色を施した場合の数例であ るが、この場合、細軸の表面には、次の色の相違が表現されるものである。 表面の区分ヌ(2分の1の部分1a+2a)は、最外周表面の赤+最外周裏面 の赤+2周目表面の赤+2周目裏面の赤 表面の区分ヌ(他の2分の1の部分1b+2b)は、最外周裏面の赤+2周目 表面の赤+2周目裏面の赤 表面の区分ル(2分の1の部分1a+2a)は、最外周表面の赤+2周目表面 の赤+2周目裏面の赤 表面の区分ル(他の2分の1の部分1b+2b)は、最外周表面の赤+最外周 裏面の赤 以上の区分イからルまでの全ての例の内で、表面の区分ヌ(2分の1の部分1 a+2a)における最外周表面の赤+最外周裏面の赤+2周目表面の赤+2周目 裏面の赤が最も鮮明なものとなる。 尚、これらの区分ヌ及びルに図示した以外にも、最外周表面の無着色+最外周 裏面の無着色+2周目表面の赤+2周目裏面の赤等、さらに多くの組合せが可能 である。 そして、これらの区分ヌ及びルの例から理解されるように、帯状紙の長手方向 で色を変化させることもできるものである。
【0013】 以上の説明から理解されるように、着色のパターンは種々変更可能であり、例 えば、図2に示すように、最外周全部1には赤色で斜め縞を着色し、2周目全部 2は全面を赤色に着色してもよい。 図3は、最外周全部1を無着色とし、2周目全部2は赤色で横縞を着色した例 を示す。 図4は、最外周全部1はその全面を赤色に着色し、2周目全部2は赤色で縦縞 を着色した例を示す。 図5は、最外周全部1及び2周目全部2の全面を赤色に着色した例を示す。こ の場合には、最外周のみを赤色としたときに比して、より鮮明でむらのない赤が 表現できる。
【0014】 上記の図2〜図5に示す例においては、表面にのみ着色してもよく、或いは裏 面にのみ着色してもよい。さらに図示は省略するが、最外周全部1はその表面、 裏面又は両面の全部もしくは一部を赤色に着色し、2周目全部2は無着色として もよく、逆に、2周目全部2はその表面、裏面又は両面の全部もしくは一部を赤 色に着色し、最外周全部1は無着色とする等、種々の変更が可能である。又、着 色のパターンは例示した縞模様の他、適宜の模様を用いることも当然可能であり 、最外周全部1と2周目全部2との模様を重ねるか否かで変化を加えることもで きる。 このように、本願考案では、1色の着色のみによっても多種類の表現が可能と なり、これによって、細軸の多彩な製品群を低コストで揃えることができる。さ らに、着色の色の種類を2種類以上にした場合には、より一層複雑な表現が可能 となる。
【0015】
【考案の効果】
以上、本願考案は、着色した紙製の細軸であって、より低コストで均一に大量 に製造され得ると共に、より鮮明な色或いは複数の色を表現し得る細軸の提供を 実現したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は一実施例の帯状紙の要部説明図であ
り、(B)は同細軸の表面の展開図であり、(C)は同
細軸の斜視図である。
【図2】他の実施例の帯状紙の要部説明図である。
【図3】さらに他の実施例の帯状紙の要部説明図であ
る。
【図4】さらに他の実施例の帯状紙の要部説明図であ
る。
【図5】さらに他の実施例の帯状紙の要部説明図であ
る。
【符号の説明】
1 帯状紙の最外周全部 2 帯状紙の2周目全部 a 紙製の細軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状紙を多周に巻回してなる細軸におい
    て、 この帯状紙が、透光性を有する紙材から構成され、 細軸の外周の1周以上に渡って、帯状紙に色彩形成面が
    配位され、 この色彩形成面は、帯状紙の少なくとも一部に、着色が
    施されたものである紙製の色付細軸。
JP1291792U 1992-02-05 1992-02-05 紙製の色付細軸 Expired - Lifetime JPH0719785Y2 (ja)

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JPH0563827U true JPH0563827U (ja) 1993-08-24
JPH0719785Y2 JPH0719785Y2 (ja) 1995-05-10

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