JPH0564311A - リニア搬送装置 - Google Patents

リニア搬送装置

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JPH0564311A
JPH0564311A JP3253006A JP25300691A JPH0564311A JP H0564311 A JPH0564311 A JP H0564311A JP 3253006 A JP3253006 A JP 3253006A JP 25300691 A JP25300691 A JP 25300691A JP H0564311 A JPH0564311 A JP H0564311A
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linear motor
speed
carriage
temperature
braking
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Tadao Ogake
忠雄 大掛
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニアモータの温度の変動に対して、安定し
て停止位置決めを行うことができるリニア搬送装置を得
ることを目的とする。 【構成】 リニアモータ1の温度を検出する温度検出手
段14と、上記温度検出手段14の温度情報に基づき、
所定の停止位置へ台車3を停止させるためにリニアモー
タ1の推力を調整する制動力調整手段15を備えたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リニアモータを用い
た駆動装置であるリニア搬送装置に係り、リニアモータ
の温度の変化に応じた加・減速制御を行うことにより搬
送体を所定位置に停止するように構成したリニア搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のリニア搬送装置を示す構成
図である。図において、1はリニアモータ、2はリニア
モータ1に電力を供給する電源線、3はワークを搬送す
る搬送体となる台車、4は台車3に装着された二次導
体、5は台車3を支える車輪、6は台車3が移動する走
行路、7はリニアモータ1への通電を開閉する電力制御
素子、8はリニアモータ1の駆動電源、9は台車3の位
置および速度を検知する位置・速度検出手段で、リニア
モータ1aを挟み走行路6方向にそれぞれ位置・速度検
出装置9a・9bが配置されている。
【0003】同様にリニアモータ1bにおいても位置・
速度検出手段9c・9dが配置されている。11は台車
3の位置および速度を演算する位置・速度演算手段、1
2は台車3の位置決めを行うストッパ、13はリニア搬
送装置の統括制御を行うコントーラである。
【0004】図7は、検出器とスリットの関係を示す詳
細図であり、3は上述したワークを搬送する台車、9は
同じく上述した台車3の位置および速度を検知する位置
・速度検出手段、10は台車3に装着した検出部の役目
をするスリットである。このスリット10は白の部分と
黒の部分とがそれぞれ交互に設けられており、さらにそ
の白の部分と黒の部分との巾寸法が同一となるよう配設
されている。
【0005】また、スリット10は台車3の側面の進行
方向に長手方向に配設されており、その全体長さは上述
した位置・速度検出手段9を構成する位置・速度検出手
段9a・9bの間隔長さ以上となるように配設されてい
る。
【0006】次に動作について説明する。台車3と相対
したリニアモータ1において、リニアモータ1を励磁す
るために電力制御素子7により通電すると、台車3に取
付けられた二次導体4とリニアモータ1との間には、移
動磁界と渦電流の作用により推力が発生し、この推力に
より台車3が走行路6上を走行する。
【0007】例えば、台車3がステーションA(リニア
モータ1a)を発進してステーションB(リニアモータ
1b)に停止する場合について説明する。まず、ステー
ションAに台車3があるかどうかの確認は、位置・速度
検出手段9a・9bがライトオン(スリットの白の部分
でON状態、黒の部分でOFF状態)だとすると、図7
に示すように両方ともにON状態(スリットは白と検
出)の時、台車3がステーションAにあると設定してあ
るので、この状態を確認することによって台車3がステ
ーションAにあることがわかる。
【0008】このときストッパの片12a,12bが上
がった状態、すなわち台車3の走行路方向の両側よりこ
のストッパの片12a,12bにより挟んだとなってい
る。台車3がステーションAに居ることが確認されて、
この信号が位置・速度演算手段11に入力される。
【0009】次に台車3がステーションAからステーシ
ョンBに向かって発進するためには、ステーションBの
ストッパの片12cが下がった状態でかつストッパの片
12dが上がった状態でなければならない。これが確認
できたらストッパの片12bを下げてリニアモータ1a
を進行方向に正相励磁をかける。リニアモータ1aと相
対する台車3の位置および速度検出は進行方向の位置・
速度検出手段9bで行う。
【0010】台車3の速度は、出力パルス1周期の基本
パルス数を位置・速度演算手段11でカウントし、下式
より(図8参照)、
【数1】 となる。
【0011】あるいは、基準パルス1周期の出力パルス
数を位置・速度演算手段11でカウントし、下記式より
(図9参照)、
【数2】 速度がわかる。
【0012】上記式より台車3の速度を位置・速度演算
手段11にて演算し、設定速度に達したらリニアモータ
1aの励磁を遮断し、ステーションAを加速発進させ
る。また、設定速度に達しない場合は出力パルス数を位
置・速度演算手段11でカウントしていき、あるパルス
数カウントしたら台車3がリニアモータ1a上を通過し
たかわかるので、そこで、リニアモータ1aの励磁を遮
断して惰性で走行させる。
【0013】次にステーションBについて説明する。ス
テーションBに台車3が突入してくることを位置・速度
検出手段9cで1パルスカウントしたら、突入してくる
速度に関係なくリニアモータ1bに逆相励磁をかけて減
速させる。この時も常に上述した(1)式、あるいは
(2)式より台車3の速度を演算し、設定速度(クリー
プ速度)に達したらリニアモータ1bを低速の正相励磁
に切換え台車3を進行方向に走行させストッパの片12
dに押しあてる。台車3の位置決め確認は位置・速度検
出手段9c,9dが両方ともにON状態になった時で、
この時ストッパの片12cを上げて停止位置決めを行い
リニアモータ1bの励磁を遮断する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のリニア搬送装置
は以上のように構成されているので、例えばモータの使
用頻度によりモータの温度上昇が大きく変化する。ま
た、冬場のように暖房がかかっている工場においては温
度差が激しくなる。例えば、図5の如く朝一番のリニア
モータの温度T1 ・推力F1 、また高温時のリニアモー
タの温度T2 ・推力F2 とすると、図5からもわかるよ
うにリニアモータの温度がT1 からT2 に上がると推力
は逆にF1 からF2 に下がることになる。
【0015】よって、この推力の変化によりサイクルタ
イム内に搬送できなくなったり、搬送体が安定して停止
できないという場合があり、搬送装置の使命であるワー
クの搬送に要する時間がバラツキ、ワークの搬送量、生
産量にも悪影響するなどの信頼性にかけるといった課題
があった。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、リニアモータの温度の変動に対し
て、安定して停止位置決めを行うことができるリニア搬
送装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係るリ
ニア搬送装置は、リニアモータと、このリニアモータと
対向して配設された二次導体のいずれか一方が、台車に
対向配設され走行路上を走行移動するものにおいて、上
記台車の停止位置近傍における所定の走行路上位置に配
設され、上記台車の速度を検出する速度検出手段と、上
記リニアモータの温度を検出する温度検出手段と、上記
温度検出手段の温度情報に基づき、所定の停止位置へ台
車を停止させるためにリニアモータの推力を調整する制
動力調整手段を備えたものである。
【0018】また、この第2の発明に係るリニア搬送装
置は、リニアモータと、このリニアモータと対向して配
設された二次導体のいずれか一方が、台車に対向配設さ
れ走行路上を走行移動するものにおいて、上記比較手段
からの出力情報により台車の速度と停止位置までの距離
に基づき、上記リニアモータに逆相制動をかけるか否か
を判断する制動周波数調整手段と、上記制動周波数調整
手段の出力に応じて上記リニアモータに逆相制動を加
え、解くようにしたものである。
【0019】
【作用】この第1の発明におけるリニア搬送装置は、リ
ニアモータの温度を検出する温度検出手段と、このリニ
アモータの温度に基づき制動力制動力調整手段によって
所定の停止位置へ台車を停止させる。
【0020】次に、この第2の発明におけるリニア搬送
装置は、温度検出手段によって台車の発進時におけるリ
ニアモータの温度が演算され、このリニアモータの温度
に基づき、記憶手段の制動曲線及び惰走曲線を選択する
ため、リニアモータの温度が変動しても、安定して所定
位置に台車を停止させることができる。
【0021】また、台車の速度及び位置を検出する速度
・位置検出手段と、予め上記台車の惰走曲線及び逆相制
動による制動曲線が入力されている記憶手段と、上記記
憶手段の情報に基づき、台車の任意の位置における停止
位置までの距離と、その時の速度とを比較する比較手段
と、上記比較手段により台車の速度と停止位置までの距
離にも基づき、逆相制動をかけるか否かを演算手段によ
って演算されることによって、台車の突入速度の変動に
対して制動をかけるタイミング及び遮断するタイミング
を調整する。
【0022】
【実施例】実施例.以下、この第1の発明の一実施例を
図について説明する。図1において、1はリニアモータ
で地上に所定間隔をもって多数配設されている。2はこ
のリニアモータ1に接続され電源より電力を供給する電
源線、3はワークを搬送する台車、4はこの台車3に装
着された導電体(アルミ板)とソリッドコア(鉄板)と
で構成された二次導体で、上記リニアモータ1と対向し
ている。上記台車3には従来と同様に図7にて示したご
とく、検出部の役目をする位置・速度出力手段となるス
リット10が装着されている。
【0023】このスリット10は白の部分と黒の部分と
がそれぞれ交互に設けられており、さらにその白の部分
と黒の部分との巾寸法が同一となるように配設されてい
る。このスリット10は台車3の側面に長手方向に配設
されており、その全体長さは、後述する位置・速度検出
手段9を構成する位置・速度検出手段9a,9bの間隔
長さ以上になるように配設されている。
【0024】5は上記台車3に取付けられ、この台車3
を支える車輪、6は走行路で上記台車3が車輪5を介し
て走行移動する。そして、この走行路6に沿って上記リ
ニアモータ1が配設されている。7はリニアモータ1へ
の通電を開閉するコンタクタなどの電力制御素子で、上
記リニアモータ1に電源線2によって接続されている。
8はリニアモータ1の駆動電源で、電源線2によって電
力制御素子7に接続されている。9は台車3の位置及び
速度を検知する速度検出手段となる位置・速度検出手段
で、リニアモータ1aを挟み走行路9方向にそれぞれ位
置・速度検出手段9a,9bが配設されて構成されてい
る。同様にリニアモータ1bにおいても位置・速度検出
手段9c,9dが配設されている。上記位置・速度検出
手段9は台車3の位置、速度共に検出するものを例にと
って説明したが、速度のみ検出するものであってもよく
速度と位置を検出するものであれば位置精度は高くな
る。
【0025】11は台車3の位置及び速度を演算する演
算手段となる位置・速度演算手段、12は台車3の位置
決めを行うストッパで、このストッパ12はストッパの
片12a,12bによって構成されている。13は位置
・速度演算手段11で位置及び速度を演算した結果によ
り電力制御素子7の開閉を調整するコントローラであ
る。14は上記リニアモータの温度を検出する温度検出
手段(例えば、サーミスタ等)、15は上記温度検出手
段14で検出したリニアモータの温度に応じて制動力を
調整する制動力調整手段となる制動力調整回路である。
【0026】上記構成に従い、以下、本実施例の動作に
ついて説明する。リニアモータ1に通電すると、台車3
に取付けられた二次導体4とリニアモータ1との間には
移動磁界と渦電流の作用により推力が発生する。台車3
は、車輪5でささえられているので、発生した推力によ
り走行路6にそってワークを搬送することが可能にな
る。
【0027】例えば、台車3がステーションA(リニア
モータ1a)を発進してステーショB(リニアモータ1
b)に停止する場合について説明する。まず、ステーシ
ョンAに台車3があるかどうかの確認は位置・速度検出
手段9a,9bがライトオン(スリットの白の部分でオ
ン状態、黒の部分でオフ状態)とすると、従来の図7に
示すように位置・速度検出手段9a,9bの両方ともに
オン状態(スリットは白と検出)の時、台車3がステー
ションAにあると設定してあるので、この状態を確認す
ることによって台車3がステーションAにあることが分
かる。
【0028】このときストッパの片12a,12bが上
がった状態、すなわち台車3の走行路方向の両側よりこ
のスリットの片12a,12bにより挟んだ状態となっ
ている。台車3がステーションAにいることが確認され
て、この信号が位置・速度検出手段11に入力される。
【0029】ステーションAからステーションBに台車
3を搬送する場合、まずリニアモータ1aを励磁し、台
車3を進行方向(この場合はステーションB方向)に加
速させる。加速時は、上記した(1)式あるいは(2)
式により一定速度になるかまたは、リニアモータ1a上
を台車3が通過した時点でリニアモータ1aの励磁を遮
断し惰走で走行させる。
【0030】減速時はリニアモータの温度に応じた制動
力を励磁するため、台車3のスタート時のリニアモータ
の温度を温度検出手段14にて検出し、この値をもとに
制動力調整手段15によって減速時の制動力を調整す
る。例えば、基準温度より温度が上昇した場合は、抵抗
値が大きくなるので電圧制御をしている場合には電圧を
上げる。上記で調整した制動力により逆相制動をかけ、
減速させクリープ速度に達したら、台車3が摩擦で停止
しない程度の正相励磁をかけてストッパの片12dに押
し当て、その後ストッパの片12cを上昇させて停止位
置決めを行いリニアモータ1bの励磁を遮断する。
【0031】次に、第2の発明の一実施例を図について
説明する。図2は本実施例の構成図である。図中、図1
と同一、又は相当部分を示し、その詳細な説明は省略す
る。図において、16は図3に示す惰走曲線及び逆相制
動による制動曲線が予め入力されている記憶回路、17
は記憶回路16による台車3の任意の位置での速度と台
車3の現在の速度を比較する比較回路、13は上記比較
回路17の情報により電力制御素子7の開閉を調整する
コントローラで、14は上記リニアモータ1の温度を検
出する温度検出手段である。図4は台車3の減速時にお
ける制御フローチャートである。
【0032】上記構成に従い、以下、本実施例の動作に
ついて説明する。尚、台車3がステーションAにいるこ
との確認動作により、台車3のステーションAからステ
ーションBへの搬送開始までは、第1の発明の一実施例
と同様であるので、本実施例ではこの発明の特徴である
ステーションBへの台車突入時の減速制御より説明を行
う。
【0033】ステーションAからステーションBに台車
3を搬送する場合、まずリニアモータ1aを励磁し、台
車3を進行方向(この場合はステーションB方向)に加
速させる。加速時は、上述した1式あるいは2式により
一定速度になるかまたは、リニアモータ1a上を台車3
が通過した時点でリニアモータ1aの励磁を遮断し惰走
で走行させる。減速時はステーションBに突入してくる
台車3の速度に応じて逆相励磁のタイミングを調整す
る。
【0034】ここで、図3、図4を用いて減速時の動作
を説明する。まず、温度検出手段14によって台車3の
発進時におけるリニアモータ1の温度が演算され、この
リニアモータ1の温度に基づき、記憶手段16の制動曲
線が選択されている。例えば、図3aに示すとおり基準
温度の制動曲線をS1 、モータの温度が上昇した時の制
動曲線をS2 というようにモータの温度に応じた制動曲
線が記憶手段16に記憶されている。台車3がステーシ
ョンBに突入すると(例えば図3b、B点速度で突入し
たとすると)位置・速度検出手段9cにより検出した情
報を距離における速度を常に演算する。
【0035】このステーションBへの台車3の突入時以
降の速度と移動距離(位置)と、記憶手段16に上述し
たとおり予め先端されている図3bに示す速度・距離と
の関係図に示す制動曲線、惰走曲線のデータとを比較回
路16にて比較する。
【0036】そして台車3は惰走(図3b中Cで示す)
し、制動曲線の速度以上になるまで惰走走行させる。台
車3のある地点における速度が制動曲線以上に達した時
(D点で示す)電力制御素子7にコントローラ13から
の指令により逆相励磁をリニアモータ1bにかけ制動曲
線のE点に台車3が位置する。この点で逆相励磁を遮断
し、後は、惰走曲線に示す速度で惰走走行し、目標停止
点であるストッパの片12dの位置にて停止する。
【0037】上記で求めるスリット10の間隔(L)ご
との位置・速度の情報において、台車3のある位置にお
ける速度が惰走曲線の速度以下の時は、摩擦力で台車3
が止まらない程度の周波数でリニアモータ1bを低速に
正相励磁をかける。そして、目標位置に達したらストッ
パ12cを上げて位置決めを行い、励磁を遮断する。ま
た、上述した場合のように台車3のある位置における速
度が惰走曲線の速度以上の時は制動曲線の速度以上にな
るまで惰走走行させる。そして、台車3のある位置にお
ける速度が制動曲線以上に達した時に、逆相励磁をかけ
制動曲線によって減速制御を行う。
【0038】この逆相励磁を遮断するタイミングは、あ
る位置における速度が惰走曲線以下になった時であり、
その後、低速に正相励磁をかけ、台車3が目標位置に達
したらストッパ12cを上げて台車3の位置決めを行
い、リニアモータ1bの励磁を遮断して位置決め処理は
完了する。
【0039】実施例2.尚、上記各実施例では検出器と
して反射式の場合について説明したが、透過式、磁気式
の検出器であっても、上記実施例と同様の効果を奏す
る。また、上記各実施例では位置・速度演算手段11が
2つのリニアモータ1a,1bのそれぞれの両側に設け
られた位置・速度検出手段9a,9b,9c,9dから
位置・速度信号を受けて演算する場合について説明した
が、上記以外の複数個からのリニアモータ1、位置・速
度検出手段9であってもよい。
【0040】さらに、上記各実施例では、走行方式とし
て車輪走行方式の場合について説明したが、磁気浮上方
式、エア浮上方式であってもよい。また、上記実施例で
は片側式のリニアモータ1によるリニア搬送装置につい
て説明したが、両側式のリニアモータ1あるいはリニア
モータ1を台車3に搭載した自走式のリニアモータ1に
よりリニア搬送装置であってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この第1の発明によれ
ば、リニアモータの温度を検出し、このリニアモータの
温度に基づき制動力を調整するように構成したので、リ
ニアモータの温度の変化があってもタクトタイムのばら
つきが少なく安定した停止制御ができ信頼性の高いリニ
ア搬送装置を得ることができる。
【0042】また、第2の発明によれば、第1の発明に
加え、台車の突入速度を検知し、移動距離における速度
により、制動力を予め選択した制動曲線と惰走曲線のデ
ータと比較し、逆相制動のタイミングを調整するような
方法を用いたので、タクトタイムのバラツキをより少な
く安定した位置決めを行うことができるリニア搬送装置
の制御方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この第1の発明に係るリニア搬送装置の構成図
である。
【図2】この第2の発明に係るリニア搬送装置の構成図
である。
【図3】台車の位置と速度の関係を示す制動曲線と惰走
曲線との関係図である。
【図4】減速時の制御フローチャートである。
【図5】リニアモータの温度と推力の関係図である。
【図6】従来のリニア搬送装置の構成図である。
【図7】検出器とスリットとの関係図を示す詳細図であ
る。
【図8】検出器の出力パルスと基準パルスとの関係を示
すタイミングチャートである。
【図9】検出器の出力パルスと基準パルスとの関係を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 リニアモータ 2 電源線 3 台車 4 二次導体 5 車輪 6 走行路 7 電力制御素子 8 駆動電源 9 位置・速度検出手段 10 スリット 11 位置・速度検出手段 12 ストッパ 13 コントローラ 14 温度検出手段 15 制動力調整手段 16 記憶手段 17 比較手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 5/00 101 A 8835−5H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモータと、このリニアモータと対
    向して配設された二次導体のいずれか一方が、台車に対
    向配設され走行路上を走行移動するリニア搬送装置にお
    いて、上記台車の停止位置近傍における所定の走行路上
    位置に配設され、上記台車の速度を検出する速度検出手
    段と、上記リニアモータの温度を検出する温度検出手段
    と、上記温度検出手段の温度情報に基づき、所定の停止
    位置へ台車を停止させるためにリニアモータの推力を調
    整する制動力調整手段を備えたことを特徴とするリニア
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 リニアモータと、このリニアモータと対
    向して配設された二次導体のいずれか一方が、台車に対
    向配設され走行路上を走行移動するリニア搬送装置にお
    いて、上記台車の停止位置近傍における所定の走行路上
    位置に配設され、上記台車の速度を検出する速度検出手
    段と、上記リニアモータの温度を検出する温度検出手段
    と、リニアモータの各温度対応にリニアモータの速度と
    距離との関係を示す制動曲線及び惰走曲線データを記憶
    した記憶手段と、上記速度検出手段にて検出された台車
    の速度と検出温度対応の制動曲線に示された速度とを比
    較する比較手段と、上記比較手段からの出力情報により
    台車の速度と停止位置までの距離に基づき、上記リニア
    モータに逆相制動をかけるか否かを判断する制動周波数
    調整手段と、上記制動周波数調整手段の出力に応じて上
    記リニアモータに逆相制動を加え、解くことを特徴とす
    るリニア搬送装置。
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