JPH0564402B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0564402B2 JPH0564402B2 JP60024208A JP2420885A JPH0564402B2 JP H0564402 B2 JPH0564402 B2 JP H0564402B2 JP 60024208 A JP60024208 A JP 60024208A JP 2420885 A JP2420885 A JP 2420885A JP H0564402 B2 JPH0564402 B2 JP H0564402B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- eva
- composition
- ethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
[技術分野]
本発明は絶縁電線に関し、更に詳しくはエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を主成分とする架橋体に
より被覆されてなる絶縁電線に関する。 [従来技術] エチレン系重合体就中エチレン−酢酸ビニル共
重合体(以下EVAという)は優れた電気絶縁性
を有し、また放射線架橋、有機過酸化物架橋、シ
ラン化合物を用いるシラン架橋等各種の架橋手段
を適宜に採用して架橋出来、惹いては各種物性を
改善出来利点があるため、従来から電気絶縁材料
を始め、各種の分野にはば広く使用されて来た。
しかしながらこのような利点を有するEVAに於
いても、ゴムと比較した場合可撓性に欠け硬すぎ
るという難点がある。この難点はこのEVAを口
出線等の絶縁電線用被覆材として使用する場合に
特に問題となる。又この難点改良のためEVAと
エラストマー特にエチレンプロピレン共重合体
(以下EPMという)とブレンドすることが試みら
れているが、押出加工性特に外観が出ないという
問題がある。 [発明の目的並びにその概要] 本発明者は従来からEVAを有する上記難点に
注目し、可撓性の優れた架橋物を与えうるEVA
組成物惹いてこの組成物により被覆された絶縁電
線を開発すべく鋭意研究を続けて来たが、この研
究に於いて、特に第3級炭素原子を有する高分子
物質という特定のポリマー特にポリイソブチレン
を特定量EVAに配合するときは、かなりの可撓
性が得られることを見出した。またこの研究に於
いてEVAと上記特定の第3級炭素原子を有する
ポリマー就中ポリイソブチレンと含有する本発明
組成物に、EPMを特定量配合すれば更に好まし
い可撓性が得られ、且つ従来問題とされていた押
出外観が著しく改善されるという全く新しい効果
が発揮されることを見出した。 これ等の新しい知見に基づき、更に研究を続
け、上記の新しい組成物について実際にこれを絶
縁電線の被覆材として使用した場合に、絶縁電線
の寿命特性として通常要求される基本的な3つの
要件即ち、伸び、抗張力及び電気絶縁破壊電圧の
3つの要件を満足するか否かを調査した。 この結果、新しい知見に基づく上記新しい組成
物は、上記3つの要件をいずれも満足するもので
あることも判明した。 本発明はこれ等の新しい事実に基づいて完成さ
れたもので、即ち本発明は酢酸ビニル含有量が5
〜15重量%のプラスチツク状エチルン−酢酸ビニ
ル共重合体100重量部、ポリイソブチレン1〜20
重量部、エチレン−プロピレン共重合体40〜100
重量部及び有機過酸化物が少なくとも1重量部か
ら成る組成物の架橋体を被覆材として使用した絶
縁電線に係るものである。 [発明の効果] 本発明に於いては、上記組成物を架橋し、これ
を被覆材として使用すると、可撓性に極めて優
れ、且つ押出外観が著しく改善された被覆層を有
する絶縁電線が得られる。 [発明の構成] 本発明に於いて使用される組成物は、EVA100
重量部、ポリイソブチレン1〜20重量部好ましく
は5〜15重量部、エチレン−プロピレン共重合体
40〜100重量部及び有機過酸化物が少なくとも1
重量部を含有して成る組成物である。この際使用
されるEVAとしは、その酢酸ビニル含量が5〜
15重量%好ましくは7〜12重量部であり、そのメ
ルトインデツクスが0.5〜2のものが使用される。
またポリイソブチレンは通常平均分子量
(Stauding法による)80000〜100000程度のもの
であつて、40〜100重量部配合される。 また本発明に於いて使用されるEPMは、
EVA100重量部に対し40〜100重量部程度であり、
またEPMのプロピレンの含有量は15〜70モル%
程度で、ムーニー粘度ML1+4(100℃)は15〜100
程度のものである。 本発明組成物には更に必要に応じて通常の各種
添加剤を添加することが出来る。こ際の他の添加
剤としては、たとえば難燃剤、充填剤、酸化防止
剤、加工助剤、架橋助剤、表面処理剤等を例示す
ることが出来る。 本発明組成物はこれを架橋して使用されるのを
通常とするが、この際の架橋手段は有機過酸化物
架橋を用いて架橋する。 以下に実施例を示して本発明をより具体的に説
明する。但し下記例に於いて部とあるは重量部を
示すものとする。 実施例1〜5並びに比較例1〜4 第1表に示す配合割合で各成分を所定量配合し
充分混練して組成物となした。この組成物につい
て下記の条件で有機過酸化物による化学架橋電線
を作り絶縁物の外観と可撓性を測定した。この結
果を第1表に併記する。 <電線製造方法> 115mmφカテナリー型連続架橋装置を用いて、
通常の条件で外径1.0mmの導体上に1mm厚の絶縁
体を被覆、架橋を行つた。 <可撓性と測定方法> 絶縁体の張張り試験を行い100%モジユラスで
可撓性を測定した。 比較例 5〜7 第2表を示す配合割合で各成分を配合し、充分
混練した。この組成物について実施例1と同様に
処理した。 実施例1〜5及び比較例5〜7の組成別が絶縁
電線として要求される物性を満足するか否かにつ
いて検討した。この結果を第3表に示す。
ン−酢酸ビニル共重合体を主成分とする架橋体に
より被覆されてなる絶縁電線に関する。 [従来技術] エチレン系重合体就中エチレン−酢酸ビニル共
重合体(以下EVAという)は優れた電気絶縁性
を有し、また放射線架橋、有機過酸化物架橋、シ
ラン化合物を用いるシラン架橋等各種の架橋手段
を適宜に採用して架橋出来、惹いては各種物性を
改善出来利点があるため、従来から電気絶縁材料
を始め、各種の分野にはば広く使用されて来た。
しかしながらこのような利点を有するEVAに於
いても、ゴムと比較した場合可撓性に欠け硬すぎ
るという難点がある。この難点はこのEVAを口
出線等の絶縁電線用被覆材として使用する場合に
特に問題となる。又この難点改良のためEVAと
エラストマー特にエチレンプロピレン共重合体
(以下EPMという)とブレンドすることが試みら
れているが、押出加工性特に外観が出ないという
問題がある。 [発明の目的並びにその概要] 本発明者は従来からEVAを有する上記難点に
注目し、可撓性の優れた架橋物を与えうるEVA
組成物惹いてこの組成物により被覆された絶縁電
線を開発すべく鋭意研究を続けて来たが、この研
究に於いて、特に第3級炭素原子を有する高分子
物質という特定のポリマー特にポリイソブチレン
を特定量EVAに配合するときは、かなりの可撓
性が得られることを見出した。またこの研究に於
いてEVAと上記特定の第3級炭素原子を有する
ポリマー就中ポリイソブチレンと含有する本発明
組成物に、EPMを特定量配合すれば更に好まし
い可撓性が得られ、且つ従来問題とされていた押
出外観が著しく改善されるという全く新しい効果
が発揮されることを見出した。 これ等の新しい知見に基づき、更に研究を続
け、上記の新しい組成物について実際にこれを絶
縁電線の被覆材として使用した場合に、絶縁電線
の寿命特性として通常要求される基本的な3つの
要件即ち、伸び、抗張力及び電気絶縁破壊電圧の
3つの要件を満足するか否かを調査した。 この結果、新しい知見に基づく上記新しい組成
物は、上記3つの要件をいずれも満足するもので
あることも判明した。 本発明はこれ等の新しい事実に基づいて完成さ
れたもので、即ち本発明は酢酸ビニル含有量が5
〜15重量%のプラスチツク状エチルン−酢酸ビニ
ル共重合体100重量部、ポリイソブチレン1〜20
重量部、エチレン−プロピレン共重合体40〜100
重量部及び有機過酸化物が少なくとも1重量部か
ら成る組成物の架橋体を被覆材として使用した絶
縁電線に係るものである。 [発明の効果] 本発明に於いては、上記組成物を架橋し、これ
を被覆材として使用すると、可撓性に極めて優
れ、且つ押出外観が著しく改善された被覆層を有
する絶縁電線が得られる。 [発明の構成] 本発明に於いて使用される組成物は、EVA100
重量部、ポリイソブチレン1〜20重量部好ましく
は5〜15重量部、エチレン−プロピレン共重合体
40〜100重量部及び有機過酸化物が少なくとも1
重量部を含有して成る組成物である。この際使用
されるEVAとしは、その酢酸ビニル含量が5〜
15重量%好ましくは7〜12重量部であり、そのメ
ルトインデツクスが0.5〜2のものが使用される。
またポリイソブチレンは通常平均分子量
(Stauding法による)80000〜100000程度のもの
であつて、40〜100重量部配合される。 また本発明に於いて使用されるEPMは、
EVA100重量部に対し40〜100重量部程度であり、
またEPMのプロピレンの含有量は15〜70モル%
程度で、ムーニー粘度ML1+4(100℃)は15〜100
程度のものである。 本発明組成物には更に必要に応じて通常の各種
添加剤を添加することが出来る。こ際の他の添加
剤としては、たとえば難燃剤、充填剤、酸化防止
剤、加工助剤、架橋助剤、表面処理剤等を例示す
ることが出来る。 本発明組成物はこれを架橋して使用されるのを
通常とするが、この際の架橋手段は有機過酸化物
架橋を用いて架橋する。 以下に実施例を示して本発明をより具体的に説
明する。但し下記例に於いて部とあるは重量部を
示すものとする。 実施例1〜5並びに比較例1〜4 第1表に示す配合割合で各成分を所定量配合し
充分混練して組成物となした。この組成物につい
て下記の条件で有機過酸化物による化学架橋電線
を作り絶縁物の外観と可撓性を測定した。この結
果を第1表に併記する。 <電線製造方法> 115mmφカテナリー型連続架橋装置を用いて、
通常の条件で外径1.0mmの導体上に1mm厚の絶縁
体を被覆、架橋を行つた。 <可撓性と測定方法> 絶縁体の張張り試験を行い100%モジユラスで
可撓性を測定した。 比較例 5〜7 第2表を示す配合割合で各成分を配合し、充分
混練した。この組成物について実施例1と同様に
処理した。 実施例1〜5及び比較例5〜7の組成別が絶縁
電線として要求される物性を満足するか否かにつ
いて検討した。この結果を第3表に示す。
【表】
成ゴム
【表】
【表】
【表】
○:合格
×:不合格
<測定方法> 空気中125℃で4万時間以上加熱したときの
夫々の物性を測定し、下記の条件を満足するも
の。 ●伸び:絶対値の50%以下 ●抗張力:0.4Kg/mm2以下 ●電気絶縁破壊電圧:初期値の50%以下
×:不合格
<測定方法> 空気中125℃で4万時間以上加熱したときの
夫々の物性を測定し、下記の条件を満足するも
の。 ●伸び:絶対値の50%以下 ●抗張力:0.4Kg/mm2以下 ●電気絶縁破壊電圧:初期値の50%以下
Claims (1)
- 1 酢酸ビニル含有量が5〜15重量%のプラスチ
ツク状エチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部、
ポリイソブチレン1〜20重量部、エチレン−プロ
ピレン共重合体40〜100重量部、及び有機過酸化
物が少なくとも1重量部からなる樹脂組成物の架
橋体により絶縁被覆されてなることを特徴とする
絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2420885A JPS61183336A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2420885A JPS61183336A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 絶縁電線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61183336A JPS61183336A (ja) | 1986-08-16 |
| JPH0564402B2 true JPH0564402B2 (ja) | 1993-09-14 |
Family
ID=12131883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2420885A Granted JPS61183336A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61183336A (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52133347A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-08 | Daikyo Gomu Seiko Kk | High molecular products |
| JPS5415953A (en) * | 1977-07-06 | 1979-02-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Polyolefin resin composition |
| JPS5455071A (en) * | 1977-10-11 | 1979-05-01 | Asahi Chem Ind Co Ltd | High cold-oriented film and its production |
| JPS5548232A (en) * | 1978-09-01 | 1980-04-05 | D J- K Internatl Kk | Elastic thermoplastic polymer composition |
| JPS5650940A (en) * | 1979-10-01 | 1981-05-08 | Dainippon Ink & Chem Inc | Thermoplastic elastomer composition |
-
1985
- 1985-02-09 JP JP2420885A patent/JPS61183336A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61183336A (ja) | 1986-08-16 |
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