JPH0564582B2 - - Google Patents

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JPH0564582B2
JPH0564582B2 JP14454986A JP14454986A JPH0564582B2 JP H0564582 B2 JPH0564582 B2 JP H0564582B2 JP 14454986 A JP14454986 A JP 14454986A JP 14454986 A JP14454986 A JP 14454986A JP H0564582 B2 JPH0564582 B2 JP H0564582B2
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film
roll
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speed
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Shigeru Tosawa
Masao Higuchi
Hiroshi Ushama
Kazuhiro Ishio
Shoji Adachi
Taikai Urakawa
Hidehiko Kamata
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は作業能率のよい長尺に巻いた農業用ポ
リ塩化ビニルフイルム(以下農ビと称する)等の
合成樹脂フイルムの接着加工機に関するものであ
る。更に詳しくは長尺に巻かれた複数のロール巻
合成樹脂フイルムの巾継加工において、特別の技
術技能を不要として、少ない人手で能率良く、し
かも接着加工後の仕上りが良く、接着品質の優れ
た接着加工機に関するものである。
[従来の技術] 近年有用植物を栽培している農家では、収益性
向上を目的として有用植物をハウス(温室)内で
促進栽培または抑制栽培する方法が広く採用され
ている。
このハウス(温室)の被覆資材としては塩化ビ
ニル系樹脂フイルム(農ビ)ポリエチレンフイル
ム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フイルム、ポ
リエステルフイルム、ポリカーボネートフイル
ム、ガラス等が使用されている。その中でもポリ
塩化ビニル系樹脂フイルムは、他の合成樹脂フイ
ルムに比較し、光線透過性、保温性、機械的強
度、耐久性、展張作業性、ハウス密着性、経済性
等が総合して優れているので最も多く使用されて
いる。
この農ビは通常カレンダー加工または押出し加
工にて製造されているが、フイルムの厚み精度、
外観等品質および加工機械のサイズの点で制限が
あり、通常製造されているフイルムの巾は135〜
400cmで最大巾でも4.6mである。一方近年ハウス
は大型化されハウスの間口は5.4m〜12mまたは
それ以上の巾が要求されている。
このため農ビは通常2枚巾継〜4枚巾継がおこ
なわれており、その接着加工方法として、高周波
溶着、熱溶着、超音波溶着等がある。しかし、加
工能率と接着面の強度および仕上がりの良さの点
から、主に高周波ミシンによる高周波溶着が最も
多くおこなわれている。
この高周波ミシンに用いられる農ビのロール状
巻取物は通常100m巻きで販売されており、通常
この100m巻の原反を使用し、農ビの接着加工作
業がおこなわれている。しかし、この通常の100
m巻の原反を使用した接着加工では、原反の交換
の時間ロスによる加工能率の低下、及び端尺の発
生によるたて継が多くなるという品質外観上の問
題より、近年長尺に巻いた原反(以下長尺巻と称
す)が使用されるようになつた。しかし、長尺巻
を巾継加工している所では、原反送り出し台を、
駆動しない1対の受ロール方式、又は原反の紙管
に鉄芯を通して、鉄芯を両端でベアリング付ロー
ラーで受ける鉄芯方式にして、接着加工機本体は
従来のままの100m巻を使用しているのが現状で
ある。
[発明が解決しようとする問題点] 従来法により、通常の100m巻の原反を巾継す
るに当たつては次のような問題点があつた。
(イ) ハウス被覆用の農業用フイルムは、ハウスの
間口および奥行に応じて巾継により幅5.4m〜
12m、長さ20m〜50mにする場合が多い。原反
の長さが100mである場合は、フイルム全体の
長さがあまり長くないので、原反送り出しロー
ルに着脱する頻度が多く、この原反取り替え毎
に、原反の準備、搬入(持ち運び)、送り出し
台へのセツト、接着部の位置合せ、原反引き出
し等の煩わしい作業があり、その間巾継ができ
ないので、接着加工機の稼動率が悪くなる。
(ロ) 原反の残量(残りのフイルム長さ)が、1回
の巾継操作をおこなう長さに達しないときは、
いわゆる端尺となりロスとなる。またこの端尺
によるフイルムロスをすくなくしようとして、
端尺を集めて長さ方向に接着すると余分な接着
作業(主に高周波ウエルダーによりおこなわれ
る)が必要となるし、またこのような端尺を何
枚もつないだフイルムをハウスに展張すると、
接着重ね合せ部分への汚れの付着、光線透過率
の低下、接着部からの破れ危険性が増加する等
の問題が生じる。
このような問題点の解決のため、近年長尺巻の
原反が使用されるようになつてきた。この長尺巻
の巾継は、以下のような設備及び方法を用いてお
こなわれている。
受けロール方式:長尺巻原反フイルムを1対もし
くは複数対の無駆動の原反受けロールの上に乗
せて、接着機本体の接着ロール及び接着ロール
の前後にある移送ロールでフイルムを引つ張り
繰り出す方法。
鉄芯方式:原反の紙管に鉄芯を通し、鉄芯の両端
をベアリング付ローラーで受けて、前記の方式
と同様に引つ張り繰り出す方法。
しかし、これらの方法を用いた場合、特に前者
の受けロール方式の場合は、原反交換時の煩らわ
しさはないが、フイルムにかかるテンシヨンの調
整がむずかしい。すなわち、長尺巻原反が巻戻し
初めで原反が太く、重量が重い時は、その重量の
ために巻出されたフイルムの長さ方向に大きなテ
ンシヨンが掛かる。このテンシヨンによりフイル
ムは伸ばされた状態になる。又、原反の巻径が小
さ過ぎる場合、フイルムの長さ方向にかかるテン
シヨンが小さすぎるため、原反に内在するタル
ミ、波打ち、曲り等のフレアーやシワが修正され
ずに接着するため、接着ミス、スパーク等のトラ
ブルが生じる。このテンシヨンは長尺巻原反の重
量(残りの巻数)によつて変わつてくるので、巻
数の異なる長尺巻原反を使用すると、フイルムは
それぞれ違うテンシヨンで巻き戻され伸ばされた
状態も異なる。そこで巾継をすると、接着部にタ
ルミ、曲り、波打ち等、巾継後の製品には好まし
くない現象があらわれる。このテンシヨンの差を
修正するために作業する人が、経験に基づいて
手、足、膝等で原反をおさえたり、受けロールあ
るいは鉄芯におもりをかけて、微妙にテンシヨン
調整を行つているが、良好な品質の巾継製品を得
ることはむずかしい。
更に、長尺巻原反の重量によつて原反受けロー
ルにたわみが生じることもあり、スムーズな繰り
出しが期待できない。これを解決するため原反受
けロールを幅方向に分割して、実施されている場
合もあるが、原反受けロールの回転軸を合せる必
要が生じ、その調整が煩雑である。
又、後者の鉄芯方式による方法は、長尺巻原反
の荷重を鉄芯により両端のベアリングで受けるの
で受けロール方式に比べてテンシヨンは小さくな
るが、長尺巻原反の荷重を支える強度をもつた鉄
芯を使用するので鉄芯の重量が重くなり、原反交
換時の鉄芯の抜き差しの作業は非常に労力が必要
となり原反準備交換に時間がかかり、かつ煩わし
い。
また、長尺巻原反の重量を、両端のベアリング
で受けるため鉄芯及び長尺巻原反にたわみが生
じ、接着加工時フイルムの引き出しが幅方向に均
一に行なわれなくなり、接着加工後の良好な品質
の巾継製品を得ることはむずかしい。又、100m
の原反を使用する場合、更に煩わしくなる。
更に、長尺巻原反は、生産後、経時により原反
の端部が外側に出つ張つたり、あるいは内側にく
ぼんだりして不揃いになる。その程度は生産時の
巻取条件、耳切り時の切断条件、保管時の環境条
件によつて異なる。このような不揃いの原反を従
来の巾継接着加工機で巾継加工すると巻出しに従
つて複数の長尺巻原反フイルムの長さ方向の左右
相異なる端部同士の重ね合せ部分の巾が次第に変
わつてくるため、原反送り出し台及び接着ロール
部を左右に微調整しなければならず、2人以上の
人手を必要とする。特に接着重ね合せ部分を端縁
まできれいに接着する場合や、巾方向に3〜4枚
継ぐ場合には人手で調整することは不可能に近
い。
本発明者らはかかる状況にあつて、複数の長尺
巻原反が少ない人手で特別な技術、技能を必要と
せず、能率よく、しかも接着巾が均一で接着加工
後の仕上りが良く、接着品質の優れた接着加工機
を提供することを目的として、鋭意検討した結
果、本発明を完成するに至つたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、複数の長尺のロ
ール巻原反フイルムを巻戻して送り出し、複数の
原反フイルムの長さ方向の左右相異なる端部同士
を重ねて接着機に供給して接着する合成樹脂フイ
ルム巾継接着加工機において、巾継する複数のロ
ール巻原反フイルムをそれぞれ外周から回転駆動
する原反送り出しロール、駆動する接着機前後の
二つの移送ロール及び接着ロールを備え、前記原
反送り出しロール、各移送ロール及び接着ロール
はそれぞれ別個に速度調整が可能であり、かつ全
体の速度がそれぞれの間に設定された速比を保つ
て調整可能であり、また接着する合成樹脂フイル
ムの重ね合せ部分の巾が一定巾に保接されるよう
重ね合せ部分のフイルム位置を検知し、原反位置
と接着ロールを自動的にフイルムの巾方向に微動
調整できるようにしてなることを特徴とする長尺
巻合成樹脂フイルム巾継接着加工機に存する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の接着加工機は100m巻〜3,000m巻の
原反を使用することができるが、好ましくは200
m巻〜1,500m巻の原反を使用するのが好まし
い。
原反の巻きが200m巻より少ない場合には、原
反送り出し台に原反を着脱する頻度が増し、原反
取り替え毎に、原反の搬送、送り出し台へのセツ
ト接着機へのフイルムのセツト、接着重ね合せ部
の位置あわせ等の煩わしい作業があり、その間巾
継は出来ないので、接着加工機の効率は悪くな
る。
また原反の巻が1,500m巻より多い場合には
重量が重くなり過ぎ、保管、搬送、取り扱いが不
便になる。
次に本発明を図面に従つて更に説明する。
第1図は本発明の合成樹脂フイルム巾継接着加
工機の側面概略図である。図中、5,6,7,8
は原反受けロールで、原反送り出し駆動モーター
27により任意の速度で駆動される。図中9,1
0は原反送り出し台で、その底部には原反送り出
し台移動モーター28によつて駆動される。原反
送り出し台車輪24が付設されており、レール2
5上を原反の軸方向に移動できるようになつてい
る。原反受けロール5,6は原反送り出し台9に
原反受けロール7,8は原反送り出し台10に取
り付けられている。
接着ロール部22の前部に添つて前部移送ロー
ル13を設け、このロール13をブラケツト(図
示せず)を介して回転自在に軸支すると共に、動
力伝達機構を介して減速機(図示せず)および駆
動モーター26に連結し、該駆動モーター26に
よつて所定の速度で回転駆動するようにしてい
る。接着ロール部22の後部には後部移送ロール
14を設け、この後部移送ロール14も前部移送
ロール13と同様にブラケツト(図示せず)を介
して回転自在に軸支すると共に、動力伝達機構を
介して減速機(図示せず)および駆動モーター2
6に連結し、該駆動モーター26によつて所定の
速度で回転駆動するようにしている。
図中11,12は長尺巻原反フイルムで曲り防
止等の補強を施された原反受けロール5,6,
7,8によつて強制的に送り出される。
本発明では、原反受けロールの曲り防止、すな
わち、長尺巻原反の重量による受けロールのたわ
みを防止するために、原反受けロールを巾方向の
中央部分で二分し、両端のほか、この中央部分を
ピロブロツクで受けている。その際、二分された
受けロールは軸がつながつており、同一の回転軸
で駆動回転される。
図中18はフイルムの接着重ね合せ巾検知部
で、強制的に送り出されたフイルム20,21の
フイルム位置を検知する。
また図中、後部移送ロール14の後面数ヶ所
に、ピンチロール17を点設している。このピン
チロール17は、接着機本体の両側にそれぞれ立
接した端板間にバー(図示せず)を架設し、この
バーに適宜間隔をおいて回転自在に枢着した。複
数本のアームの各先端部に回転自在に軸支される
ものである。
また図中22は接着ロール部で本図は、高周波
接着機の態様を示し、15,16は高周波発生機
(図示せず)から高周波電力が供給される電極ロ
ールであり、接着機本体の上面板を移送されるフ
イルム19の接着重ね合せ部を挟圧して、接着巾
継するものである。接着ロール部22は接着ロー
ル部移動モーター23によつて接着重ね合せ巾検
知部18と共に移動できるようになつている。
第2図は本発明のフイルム接着重ね合せ部分の
巾を保持する機構の平面概略図である。第2図を
用いて、本発明の長尺巻合成樹脂フイルム巾継接
着加工機が、フイルム接着重ね合せ部分の巾を一
定に保持する機構を説明する。
図中、長尺巻原反フイルム11,12,は原反
送り出し駆動モーター27によつて駆動された原
反受けロール5,6,7,8によつて支持され送
り出される。送り出されたフイルム20,21の
うち、フイルム21すなわち、下側のフイルムの
フイルム端を接着重ね合せ巾検知部18内のフイ
ルム位置検知装置30で検知し、接着ロール部2
2を接着ロール部移動モーター23によつて微動
させて、接着ロール位置を補正し、この時接着重
ね合せ巾検知部18も共に移動する。一方、接着
重ね合せ巾検知部18の移動に伴うフイルム20
のフイルム端の位置のずれを、フイルム位置検出
装置30が検知し原反送り出し台移動モーター2
8によつて原反送り出し台9を微動させ、フイル
ム20のフイルム端位置を補正し接着重ね巾が一
定に保持されるのである。
第3図は、原反両端保持及び原反受けロールへ
の圧着(紙芯押え)の正面概略図である。図中紙
芯端部はロール32によつて、押えられ、紙芯飛
び上り防止と長尺巻原反フイルム1に原反受けロ
ール8の駆動を効率よく伝達するために、紙芯押
えロール33は、紙芯の内部をエアシリンダー3
1によつて原反受けロール8方向に押えている。
図中34は、この保持具を原反軸方向に移動可能
なように設置されたスライド用レールであつて、
原反受けロール8の下部、原反送り出し台10の
上部に設けられている。
本発明装置を運転する様態としては、前部移送
ロールは原反受けロールの0〜5%増(好ましく
は1〜2%増)の速度に設定するのが好ましい。
即ち、受けロールの速度をA、前部移送ロール
の速度をBとした場合にA:B=100:100〜105
にするのがよい。
前部移送ロールが原反受けロールより速度が小
さい場合にはフイルムのタルミ、波打、曲り、シ
ワ等のため接着ミスやスパークが生じ、良好な接
着は難しい。
また、速度差が5%を超える場合には送り出さ
れたフイルムにかかるテンシヨンが大きくなり過
ぎ、フイルムの幅方向に縮みを生じたり、接着加
工後フイルムが収縮するなどのよくない現象が生
じる。
又、後部移送ロールは前部移送ロールの0〜2
%増の速度に設定するのが好ましい。
即ち、前部移送ロールの速度をB、後部移送ロ
ールの速度をCとした場合にB:C=100:100〜
102にするのがよい。
後部移送ロールが前部移送ロールより速度が小
さい場合にはフムルムのタルミ、波打、曲り、シ
ワ等のため接着ミスやスパークが生じ、良好な接
着がおこなわれ難い。
また速度差が2%を超える場合には送り出され
たフイルムにかかるテンシヨンが大きくなりす
ぎ、フイルムの幅方向に縮みを生じたり、接着加
工後フイルムが収縮したり、接着部分にタルミを
生じたりなどのよくない現象が生じる。
また原反受けロール5,6、原反受けロール
7,8前部移送ロール13、後部移送ロール14
を駆動する各モーターは単独〜連動の切替えスイ
ツチにより連動して加速および減速が可能であ
る。
そのために、一度原反受けロール5,6、原反
受けロール7,8、前部移送ロール13及び後部
移送ロール14を適切な速比にセツトし連動運転
すれば各ロール間の速比は変わらず加速、減速が
出来る。そのため、加工長さ、速度比、減速比、
原反受けロールの回転速度をあらかじめセツトし
ておけば自動的にセツトした速度まで加速され、
その後定速度で回転し、セツトした加工長さに達
する以前の任意の点から減速され、自動的に停止
するものである。
すなわち、ソフトスタート、ソフトストツプが
可能である。
[実施例] 以下本発明の長尺巻接着加工機の実施例を図
1,2,3を用いて説明する。
実施例 1 原反受けロール5,6および7,8の速度をA
m/分、前部移送ロール13の速度をBm/分、
接着下部ローラー15および後部移送ロール14
の速度をCm/分とした時A:B:Cが100:
102:103になるように速比を設定した。またフイ
ルム接着重ね合せ部29が20mmになるように接着
重ね合せ巾検知部18を設定した。
三菱化成ビニル社製農業用ビニルフイルム長尺
巻原反(0,10mm厚味×270cm巾×600m巻)を適
切な搬送用具を用いて原反受けロール5,6およ
び7,8上にセットした。セツトした二本の長尺
巻原反の両端部(4ヶ所)に紙芯保持具のロール
33をロール32が原反の紙芯端に接触するまで
差しこみ、エアシリンダー31を作動させ紙芯押
えロール33を紙芯内側底部に押しあてた。原反
送り出し台9,10を、フイルムの接着重ね合せ
巾が20mmになるようにレール上を原反送り出しモ
ーター28を作動させて移動させた。
原反受けロール5,6および7,8と駆動モー
ター27の間のクラツチを解除して空転可能な状
態にしてフイルムのバイアス部を引き出しフイル
ムをセツトした。(この時、接着上部ローラー1
6及びピンチロール17は、上方向へ移動してあ
つた。)長尺巻原反フイルム11,12をセツト
し、接着上部ローラー16およびピンチロール1
7を下げた。
原反受けロール5,6および7,8のクラツチ
を入れ、前部移送ロール13、接着上部ローラー
15、後部移送ロール14の駆動モーターを連動
に切り替えた。原反受けロール5,6の速度を15
m/分、加工長さ100mにセツトして接着を開始
した。接着速度は5m/分から徐々にスピードア
ツプして、15m/分に達し、加工長さが約95mに
達した時点より徐々にスピードダウンして接着加
工を終了した。同一の方法で100mの加工を、更
に5回実施して、長尺巻原反フイルムを交換し
た。フイルムの接着が開始出来るまでの原反フイ
ルムの交換に要した時間は5分だつた。接着加工
したフイルムには接着ミスやスパークは発生せ
ず、接着のフイルムのフレアーやタルミも発生せ
ず、フイルムの接着重ね合せ巾も一定で良好な接
着加工ができた。
比較例 1 A:B:Cの速比をA:B:C=100:99:100
に設定する以外は実施例と同一の方法で接着加工
を実施した。
その結果フイルムにはテンシヨンがかからず、
接着ミスやスパークが発生した。
比較例 2 A:B:Cの速比をA:B:C=100:106:
103に設定する以外は実施例と同一の方法で接着
加工を実施した。
その結果フイルムにテンシヨンがかかりすぎ、
接着重ね合せ巾が狭くなり接着ミスが発生すると
共に接着後のフイルムの収縮が大きく長さ不足と
なつた。
比較例 4 原反受けロール5,6および7,8を駆動せ
ず、通常の受けロール方式にしてそれ以外は、実
施例と同一の方法で接着加工を実施した。
その結果最初はテンシヨンが大きく、最後は、
テンシヨンが小さくなり、接着ミスが発生し、ま
た、6枚接着加工したフイルムの接着後の収縮が
それぞれ異なり長さ不足が発生し、フレアーも発
生した。
比較例 5 原反送り出し台を使用せず、通常の鉄芯方式の
原反台を使用してそれ以外は、実施例と同一の方
法で接着加工を実施した。
その結果比較例4と同様の結果になり、また原
反の交換に20分も要し、接着加工の能率が著しく
ダウンした。
比較例 6 接着重ね合せ巾検知部を使用せずにそれ以外
は、実施例1と同一の方法で接着加工を実施し
た。
その結果、接着加工途中で、フイルム接着重ね
合せ巾が変わり接着ミスやスパークが発生した。
比較例 7 ソフトスタート、ソフトストツプを使用せず、
それ以外は実施例と同一の方法で接着加工を実施
した。
その結果スタート時及びストツプ時にフイルム
の接着部分に、急激な力がかかりスパークや接着
ミスが発生した。
[発明の効果] 本発明によれば、受けロール5,6,7,8は
任意の速度で駆動される。そのため原反の巻径の
大小にかかわらず、受けロール5,6,7,8の
速度を制御することにより原反11,12の送り
出し速度をコントロールすることが出来、その結
果、フイルムにかかるテンシヨンもコントロール
することができる。
このため従来の方法では、送り出されたフイル
ム20,21のテンシヨンが、原反の巻径が太く
重い時に大きく、原反の巻径が小さく軽い時は小
さかつた現象を回避することができる。
又、本発明による巾継接着加工機は原反受けロ
ール、前後移送ロール、接着ロールの各ロール間
の速比を一定に保つたまま、加速及び減速ができ
るので、接着加工のスタートやストツプがスムー
ズにおこなえる。ソフトスタート、ソフトストツ
プが可能である。すなわち、巻径が太く重量が重
い長尺巻原反の加工の際も急激な加工スタートや
加工ストツプによる長尺巻原反の慣性による接着
加工への悪影響を回避することが出来る。
更に、本発明による巾継接着加工機はフイルム
接着重ね合せ巾が高度な技術を要することなく、
容易に一定に保持することができる。
以上のように本発明の長尺巻用接着加工機を使
用すれば、作業時の特殊な技術を必要とせず、少
ない人手で巾継作業の能率が向上し、長尺巻用接
着加工機の稼動率も上昇し、更に接着後の品質の
良好な巾継加工が達成できるので、工業的な利用
価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の長尺巻合成樹脂フイルム巾
継接着加工機の側面概略図、第2図は、本発明の
フイルム接着重ね合せ部分の巾を保持する機構の
平面概略図、第3図は原反両端保持及び受けロー
ルへの圧着(紙芯押え)の正面概略図である。 1……長尺巻原反フイルム、2……紙芯、5,
6,7,8……原反受けロール、910……原反
送り出し台、11,12……ロール状長尺巻原反
フイルム、13……前部移送ロール、14……後
部移送ロール、15……接着下部ローラー、16
……接着上部ローラー、17……ピンチロール、
18……接着重ね合せ巾検知部、19,20,2
1……フイルム、22……接着ロール部、23…
…接着ロール部移動モーター、24……原反送り
出し台車輪、25……レール、26……駆動モー
ター、27……原反送り出し駆動モーター、28
……原反送り出し台移動モーター、29……フイ
ルム接着重ね合せ部、30……フイルム位置検出
装置、31……エアシリンダー、32……ロー
ル、33……紙芯押えロール、34……スライド
用レール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の長尺のロール巻原反フイルムを巻戻し
    て送り出し、複数の原反フイルムの長さ方向の左
    右相異なる端部同士を重ねて接着機に供給して接
    着する合成樹脂フイルム巾継接着加工機におい
    て、巾継する複数のロール巻原反フイルムをそれ
    ぞれ外周から回転駆動する原反送り出しロール、
    駆動する接着機前後の二つの移送ロール及び接着
    ロールを備え、前記原反送り出しロール、各移送
    ロール及び接着ロールはそれぞれ個別に速度調整
    が可能であり、かつ全体の速度がそれぞれの間に
    設定された速比を保つて調整可能であり、また接
    着する合成樹脂フイルムの重ね合せ部分の巾が一
    定巾に保接されるよう重ね合せ部分のフイルム位
    置を検知し、原反位置と接着ロールを自動的にフ
    イルムの巾方向に微動調整できるようにしてなる
    ことを特徴とする長尺巻合成樹脂フイルム巾継接
    着加工機。 2 接着加工速度が接着加工開始と共に徐々に加
    速し、所定の速度に達したらその速度を保持し、
    所定の接着加工長さに達する以前の任意の点より
    徐々に減速し、所定の接着加工長さに達したら停
    止するよう調節可能な特許請求の範囲第1項記載
    の長尺巻合成樹脂フイルム巾継接着加工機。
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