JPH0564901U - 比較回路 - Google Patents

比較回路

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JPH0564901U
JPH0564901U JP341192U JP341192U JPH0564901U JP H0564901 U JPH0564901 U JP H0564901U JP 341192 U JP341192 U JP 341192U JP 341192 U JP341192 U JP 341192U JP H0564901 U JPH0564901 U JP H0564901U
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transistor
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忍 笠原
勝 竹内
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は比較回路に関し、温度変化に対して
安定でIC化に適する比較回路を実現することを目的と
する。 【構成】 被比較電圧を基準電圧と比較し、その結果に
応じて出力値を変化させる電圧比較手段101と、電圧
比較手段101の出力に応じた出力電流Izを供給する
電流供給手段102と、電流供給手段102の出力電流
Z が供給され出力電流値に応じた電圧降下ΔVを生じ
る第1の電圧降下手段103とよりなる。前記被比較電
圧は前記第1の電圧降下手段103を介して前記電圧比
較手段101に供給され、前記電流供給手段102は、
前記出力電流IZ の温度係数が略ゼロとなるような構成
とされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は比較回路に係り、特にシステム異常検出回路等に適用される比較回路 に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4(A)、(B)はそれぞれ従来の比較回路の一例を示す。同図の比較回路 3、4ではそれぞれ演算増幅器A1 の非反転入力端子に電流源ICC1 とツェナダ イオードD1 との直列回路によって生成される基準電圧が供給される。又、A1 の反転入力端子には電源電圧VCCが抵抗R4 、R5 、あるいはR4 、R5 ’、R 5 ”によって分圧された後に供給されている。更に、A1 の出力端子にはトラン ジスタQ3 のベースが接続されており、Q3 のコレクタは、回路3では帰還抵抗 Rf を介してA1 の反転入力端子に接続され、回路4では抵抗R5 ’、R5 ”の 共通の接続点に接続されている。又、回路3では、A1 の反転入力端子に抵抗R 6 を介してノイズ防止用コンデンサCN が接続されている。
【0003】 これらの回路3、4のそれぞれでは、A1 の非反転入力端子に供給された前記 基準電圧に比して、VCCから抵抗を介してA1 の反転入力端子に供給された電圧 が高い場合にはA1 の出力は低(L)レベルとされ、逆に低い場合にはA1 の出 力は高(H)レベルとされる。A1 の出力がLレベルの場合にはトランジスタQ 3 はオフ状態とされ、Q3 のコレクタ電流は殆ど流されず、回路3ではR4 、R 6 、Rf 、回路4ではR4 、R5 ’をそれぞれ介してQ3 のコレクタに流れ込む 電流(帰還電流)は殆どゼロである。
【0004】 これに対してQ3 の出力がHレベルの場合にはトランジスタQ3 はオン状態と され、したがって回路3ではR4 、R6 、Rf 、回路4ではR4 、R5 ’をそれ ぞれ介してQ3 のコレクタに帰還電流が流れ込む。よってこの場合にはそれぞれ 帰還電流が流される抵抗はそれぞれ電圧降下を生じ、この電圧降下のため、トラ ンジスタQ3 のオン、オフのそれぞれの状態によって演算増幅器A1 が反転する ときのVCCの電圧に差が生ずる。これをヒステリシス特性と称し、安定した電圧 比較動作をおこなう場合に必要とされる一般的特性である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに比較回路3では、回路の低消費電力化の必要性から帰還抵抗Rf を介 して流される帰還電流を極力小さくする必要があるが、そのためには帰還抵抗R f として10MΩ程度の高い値の抵抗を使用することが必要である。このような 高抵抗値の抵抗は、特に前記ヒステリシス特性の精度を高めるために抵抗値の精 度を高めた場合、回路をIC(集積回路)化する際に、この抵抗Rf のために広 い面積が必要となる。これは回路の小型化に対する阻害要因となっていた。
【0006】 又、回路4では、帰還抵抗Rf を使用しないために上記問題点は生じないが、 演算増幅器A1 の反転入力端子に直接ノイズ吸収用コンデンサCT を接続するこ ととなり、それによってコンデンサCT の充放電動作の過渡現象がA1 の電圧検 出動作を阻害するという問題点があった。
【0007】 本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、温度変化に対して安定であり 、IC化に適する比較回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は図1にその原理構成図を示すごとく、被比較電圧を基準電圧と比較し 、その結果に応じて出力値を変化させる電圧比較手段101と、電圧比較手段1 01の出力に応じた出力電流Izを供給する電流供給手段102と、電流供給手 段102の出力電流IZ が供給され出力電流値に応じた電圧降下ΔVを生じる第 1の電圧降下手段103とよりなる。前記被比較電圧は前記第1の電圧降下手段 103を介して前記電圧比較手段101に供給され、前記電流供給手段102は 、前記出力電流IZ の温度係数が略ゼロとなるような構成とされている
【0009】
【作用】
本考案では、第1の電圧降下手段103に供給される電流IZ の温度係数を略 ゼロとしたため、被比較電圧が電圧比較手段101に供給される際に介される電 圧降下量ΔVの温度係数を略ゼロとすることができる。
【0010】
【実施例】
図2は本考案の一実施例の回路図を示す。同図の比較回路1は、後述するシス テム異常検出回路(以下「ウォッチドッグ回路」と称する)等に適用されるもの であり、電源電圧VCCが基準電圧に比して低下した場合にシステムの動作をリセ ットするリセット出力を発生するためのものである。
【0011】 比較回路1は大略、差動増幅器としての演算増幅器A1 (前記電圧比較手段) と、演算増幅器A1 の出力に接続された4個のNPNトランジスタQ1 〜Q4 と よりなる。演算増幅器A1 の反転入力端子と電源VCCとの間には定電流源ICC1 が接続され、反転入力端子と接地との間にはツェナダイオードD1 が接続されて いる。又、電源VCCと接地との間には抵抗R4 とR5 との直列回路が接続されて おり、抵抗R4 とR5 との共通の接続点がヒステリシス用抵抗R6 (前記第1の 電圧降下手段)を介して演算増幅器A1 の非反転入力端子に接続されている。
【0012】 演算増幅器A1 の出力端子にはトランジスタQ3 のベースが接続されており、 Q3 のコレクタは抵抗R7 を介して電源VCCに接続され、Q3 のエミッタは接地 されている。トランジスタQ1 (前記第3のトランジスタ)のコレクタ及びエミ ッタはそれぞれQ3 のコレクタ、エミッタに接続されている。又、トランジスタ Q4 (第1のトランジスタ)のベースはQ1 のコレクタに接続されており、Q4 のコレクタは電源VCCに接続され、Q4 のエミッタは抵抗R1 (前記第2の電圧 降下手段)、R2 (前記第3の電圧降下手段)の直列回路を介して接地されてい る。又、トランジスタQ2 (前記第2のトランジスタ)のベースがQ4 のエミッ タに接続されており、Q2 のコレクタは演算増幅器A1 の非反転入力端子に接続 され、Q2 のエミッタは抵抗R3 (前記第4の電圧降下手段)を介して接地され ている。なお、四つのトランジスタQ1 〜Q4 及び四つの抵抗R1 〜R3 、R7 によって前記電流供給手段が構成される。
【0013】 次に上記構成の比較回路1の動作について説明する。定電流源ICC1 から一定 の電流を供給されるツェナダイオードD1 は定電圧源として機能する。このツェ ナダイオードD1 による電圧が基準電圧として演算増幅器A1 の反転入力端子に 供給される。この基準電圧に比して演算増幅器A1 の非反転入力端子に供給され る電圧が低い場合にはA1 の出力は低(L)レベルとなり、逆に高い場合にはA 1 の出力は高(H)レベルとなる。
【0014】 ここで、電源VCCは、抵抗R4 、R5 の直列回路によって分圧され、更にヒス テリシス用抵抗R6 を介してA1 の非反転入力端子に供給される。電源VCCがゼ ロの状態から除々に上昇するも、A1 の非反転入力端子に供給される電圧がツェ ナダイオードD1 によって反転入力端子に供給される基準電圧より低い場合、演 算増幅器A1 の出力は前述のごとくLレベルである。したがってトランジスタQ 3 のベース電流は殆ど流れずQ3 がオフ状態であり、Q3 のコレクタ電流は殆ど 流れない。よってその分トランジスタQ4 のベースに電流が流され、Q4 はオン 状態とされ、Q4 のエミッタから電流がトランジスタQ2 のベースに流れ込み、 Q2 がオン状態とされる。これによってQ2 のコレクタに電流IZ (帰還電流) が流れ込み、その電流IZ はヒステリシス用抵抗R6 及び抵抗R4 を介して電源 VCCから供給される。
【0015】 又、トランジスタQ4 がオン状態であるためQ1 のベースに電流が流れ込み、 Q1 はオン状態となっている。ここでQ1 のコレクタ電流をI1 と称する。
【0016】 又、前述のごとく帰還電流IZ がヒステリシス用抵抗R6 及び抵抗R4 を介し て電源VCCから供給されるため、演算増幅器A1 の反転入力端子に供給される電 圧は、電源VCCが抵抗R4 、R5 の直列回路によって分圧された後に、前記IZ によってヒステリシス用抵抗R6 に生ずる電圧降下ΔV分低下された値である。 次に電源VCCが更に上昇し、抵抗R4 、R5 の直列回路、ヒステリシス用抵抗 R6 を介して演算増幅器A1 の非反転入力端子に供給される電圧が前記演算増幅 器A1 の反転入力端子に供給されている基準電圧に比して増加したとき、A1 の 出力はHレベルとなる。このA1 の出力反転時の電源VCCの電圧を「上昇時しき い値」と称する。
【0017】 これによってトランジスタQ3 のベースに電流が流れ込み、Q3 がオン状態と され、Q3 のコレクタに電流が流れ込む。したがってR7 の電圧降下によってト ランジスタQ4 のベース電位が大きく低下し、Q4 はオフ状態となり、Q4 のエ ミッタ電流が殆ど流されなくなる。したがってトランジスタQ2 及びQ1 のベー スには電流が殆ど流れ込まず、Q2 、Q1 はそれぞれオフ状態となる。したがっ てトランジスタQ2 のコレクタ電流IZ は殆ど流れず、よってヒステリシス用抵 抗R6 には殆ど電流が流れず、R6 には殆ど電圧降下が生じない。
【0018】 次に電源電圧VCCが図示せぬ電源供給手段の故障等によって正常な値から減少 した場合、演算増幅器A1 の非反転入力端子に供給される電圧がA1 の反転入力 端子に供給される基準電圧よりも減少し、演算増幅器A1 の出力が反転し、再び Lレベルとなる。このA1 の出力反転時の電源VCCの電圧を「下降時しきい値」 と称する。ただし、ここで電源VCCの電圧が上記「下降時しきい値」より大きい 段階では、前述のごとく帰還電流IZ が殆ど流れず、ヒステリシス用抵抗R6 に は殆ど電流が流れない。よってR6 の電圧降下ΔVは殆ど生じないとともに、I Z が抵抗R4 に殆ど流れずIZ ×R4 が生じない。
【0019】 したがって演算増幅器A1 の非反転入力端子に印加される電圧は、電源VCCの 電圧が前記「上昇時しきい値」よりも上記ΔV及びIZ ×R4 分低い値となって 初めて演算増幅器A1 の出力を反転させる電圧値、即ちA1 の反転入力端子に供 給されている前記基準電圧相当値まで下がる。よって上記「下降時しきい値」は 前記「上昇時しきい値」よりも上記ΔV及びIZ ×R4 分低い値となる。このよ うに上記「上昇時しきい値」と「下降時しきい値」との間に一定の差が生ずる特 性をヒステリシス特性と称し、安定した電圧比較動作をおこなう場合に必要とさ れる一般的な特性である。
【0020】 ここで、抵抗R3 に印加された電圧をVZ と称する。トランジスタQ2 におい てはコレクタ電流IZ に比してベース電流の値はほぼ無視できる程度に小さい値 であるため、コレクタ電流IZ は、 IZ ≒VZ /R3 となる。次にこのVZ は、
【0021】
【数1】
【0022】 でもとめられる。ここで、 VT =(kT/q) kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは電荷を示す。又、AE1、AE2はそれぞ れトランジスタQ1 、Q2 のPN接合の面積を示す。又、 AE1 ×I0 、AE2×I0 はそれぞれトランジスタの逆方向飽和電流の符号を逆 にした値に略等しい値である。
【0023】 前記式において、抵抗R1 、R2 の相互の比、及び各トランジスタQ1 、Q 2 のそれぞれのPN接合の面積の相互の比を次に示すごとく適宜設定することに よって、式の温度係数を略ゼロとする。
【0024】 まずトランジスタQ1 のQ2 に対するそれぞれのPN接合の面積の比をnとす る。よって式は次の様になる。
【0025】
【数2】
【0026】 ここで
【0027】
【数3】
【0028】 、即ち常温におけるVZ の温度に対する変化率を0とする。上式の左辺は、
【0029】
【数4】
【0030】 となる。なお、式において、VBE2 ’とは、VBE2 に含まれるln(n)を外 に取り出してVBE2 から除いたものである。
【0031】 この式の括弧内の値はVZ の温度係数であるため、次にこれを0とする。
【0032】
【数5】
【0033】 となる。ここで、
【0034】
【数6】
【0035】 ともトランジスタのベース・エミッタ間電圧の温度係数であり、相互に等しい
【0036】
【数7】
【0037】 とすると、上式は、
【0038】
【数8】
【0039】 となる。式が成り立つように抵抗R1 、R2 の相互の抵抗値の比、及び各トラ ンジスタQ1 、Q2 のそれぞれのPN接合の面積の相互の比を適宜設定すればよ い。 又、トランジスタQ2 の動作点を適宜設定することによって、抵抗R3 の抵抗 値をそれ程大きくせずにQ2 のコレクタ電流IZ を抑制することができ、ヒステ リシス用抵抗R6 に供給する帰還電流IZ の電流値を比較的低くすることができ る。本実施例の場合、R3 を略100kΩとし、VZ を略100mVとすること によって略1μAの低電流の電流源を形成することができる。
【0040】 したがって、比較的低い抵抗値の抵抗を使用して温度によってその電流値が変 化しない低電流の電流源を形成することができる。よって比較回路1の消費電力 を低く抑制することができ、省エネルギー化を図ることができる。更に高精度で 高い抵抗値の抵抗を使用した回路をIC(集積回路)化する際に生ずる製造上の 問題点(特にICの面積が大きくなってしまう)を回避することができ、容易、 安価かつ小型にIC化をおこなうことができる。又、ヒステリシス用抵抗R6 に 流される電流IZ の温度係数を略ゼロにすることができるため、前記ΔV及びI Z ×R6 の温度係数を略ゼロとすることができ、温度変化に対してヒステリシス 特性が安定な比較回路を実現することができる。
【0041】 図3は図2の比較回路1が適用された前記ウォッチドッグ回路を示す。同図の ウォッチドッグ回路2は、この回路が適用される他のロジック回路等のシステム の電源VCCと、このシステムの動作の同期信号としての二つのクロックCK1、 CK2をそれぞれ監視するためのものである。ウォッチドッグ回路2は、ウォッ チドッグ部10と、電源監視部20と、クロック監視部30と、リセット出力部 40と、RCT部50とよりなる。RCT部50の演算増幅器A51の非反転入力 端子には、0.8Vの電圧が印加されている。
【0042】 ウォッチドッグ部10は、大略三つのトランジスタQ11、Q12、Q13と、三つ のフリップフロップ回路F11、F12、F13と、二つの演算増幅器A11、A12とよ りなる。演算増幅器A12の非反転入力端子には0.2Vの電圧が印加されている 。ウォッチドッグ部10では、入力がそれぞれ否定された後にそれぞれの和をと る論理回路L11に入力される信号のうちの少なくとも一つが低(L)レベルであ ればその出力が高(H)レベルとなる。論理回路L11からS端子にHレベルの入 力を受けたフリップフロップ回路F11では、その出力QがHレベルとなり、トラ ンジスタQ11のベースに電流を流し込み、Q11をオン状態とする。オン状態とさ れたQ11ではコレクタ電流が流され、このコレクタ電流によって端子TC に接続 されたコンデンサCT の電荷を放電する。
【0043】 又、コンデンサCT の端子電圧が所定のしきい値電圧VCTに達すると演算増幅 器A12の反転入力端子に供給される電圧がA12のしきい値を越え、A12の出力が Hレベルとなる。フリップフロップ回路F11のリセット端子RにこのA12のHレ ベルの出力が入力され、これによってF11はリセットされ、そのQ出力がLレベ ルとなる。このLレベルの出力によってトランジスタQ11のベースには殆ど電流 が流れ込まなくなり、Q11はオフ状態となり、コンデンサCT の電荷の放電が停 止される。
【0044】 フリップフロップ回路F12のLレベルでセットされる端子XSには電源監視部 20の出力が接続されている。電源監視部20は後述するように前記比較回路1 と略同様の機能を有し、電源端子TVCC に供給される電源電圧VCCがしきい値よ り低い場合には、演算増幅器A1 の出力がLレベルとなる。このLレベルの信号 がフリップフロップ回路F12の前記XS端子に入力されるとF12がセットされ、 その出力QがHレベルとなる。その信号はリセット出力部40のNOR回路L42 に入力され、それによってL42の出力はLレベルとなり、それがNOT回路N41 で反転されてHレベルとされ、トランジスタQ41をオン状態とする。よって端子 TRST はLレベルとなる。 次にクロック監視部30は大略、三つのパルス発生器P1 〜P3 と、フリップ フロップ回路F31とよりなる。この回路30では、ウォッチドッグ回路2が適用 された前記システムから2種のクロックパルスCK1、CK2がそれぞれ端子T CK1 、TCK2 に入力される。パルス発生器P1 、P2 はそれぞれCK1、CK2 の立ち下がりエッジの入力を受けて負のパルスを発生する。フリップフロップ回 路F31ではパルス発生器P1 、P2 のそれぞれから入力される負のパルスを受け てセット及びリセットされ、出力QをHレベル及びLレベルとする。又、入力さ れた信号を反転した後に積をとる論理回路L31では、パルス発生器P1 、P2 の それぞれから発せられる負のパルスを受けてその間だけHレベルを出力する。パ ルス発生器P3 では、フリップフロップ回路F31の出力の立ち下がりエッジを受 けて正のパルスを発生する。NAND回路L32では、L31と、P3 のそれぞれの 出力を受けて双方ともHレベルの場合にのみLレベルの出力をおこなう。
【0045】 このクロック監視回路30では、パルスCK1の立ち下がりエッジが入力され たときにフリップフロップ回路F31がセットされ、次にパルスCK2の立ち下が りエッジが入力されたときにF31がリセットされる。このリセットによってF31 からパルス発生器P3 に立ち下がりエッジが供給され、それによってP3 は正の パルスを発生する。このとき論理回路L31からはCK2から入力された立ち下が りエッジを受けてパルス発生器P2 から発生された負のパルスによるHレベルの 出力がなされている。したがってNAND回路L32ではこれらの正のパルス及び Hレベルの信号を同時に受けてLレベルの出力をおこなう。この出力は前記ウォ ッチドッグ部10の論理回路L11に入力され、前述のごとくコンデンサCT の電 荷を放電させる。
【0046】 電源監視部20は、前記比較回路1と実質的には略同様の回路構成とされてい る。ただし、比較回路1における電流源ICC1 は一端が電源端子TVCC に接続さ れた抵抗R20に置き換えられている。又、比較回路1中のヒステリシス用抵抗R 6 、トランジスタQ1 〜Q4 、抵抗R1 〜R3 、R7 はそれぞれその図示が省略 されている。この回路では、比較回路1同様、電源端子TVCC に供給された電源 VCCが上昇し前記「上昇時しきい値」に至った際に演算増幅器A1 の出力はHレ ベルとなり、下降し前記「下降時しきい値」に至った際にLレベルとなる。
【0047】 図4は、図3の回路の動作タイムチャートを示す。同図中、(A)〜(E)は それぞれ電源電圧VCC、クロックCK1、CK2、コンデンサCT の電圧及び端 子TRST から出力されるリセット出力の電圧をそれぞれ示す。同図(A)中、電 源電圧VCCが除々に上昇し、時間aで0.8Vに達したとき、リセット出力部4 0のトランジスタQ41がオン状態とされ、同図(E)のリセット出力が略0とな る。更にVCCが上昇し、同図(A)で前記「上昇時しきい値」VSHに至った時点 bでは、前述のごとく電源監視部20の出力がHレベルとなる。この出力がウォ ッチドッグ部10のフリップフロップ回路F12のXS端子に入力され、F12がセ ットされ、そのXQ出力がLレベルとなり、それまでオン状態であったトランジ スタQ12をオフさせる。
【0048】 これによってQ12のコレクタ・エミッタ間の略導通状態が解除され、電流源I CC11 を介してコンデンサCT に電荷が充電され始める。よってこの時点bから図 4(D)のコンデンサCT の電圧が上昇し始める。更にCT の電圧が上昇してし きい値VCTに達すると演算増幅器A11のしきい値を越え、A11の出力をLレベル とする。このLレベルが論理回路L11に入力され前述のごとくフリップフロップ 回路F11をセットし、トランジスタQ11をオン状態とし、コンデンサCT の電荷 を放電させる。又、A11の出力がLレベルとなったことによってフリップフロッ プ回路F12がリセットされる。よってF12のQ出力はLレベルとなる。更にA11 の出力がLレベルとされたことによってその信号がNOT回路N11、NAND回 路L12を介してフリップフロップ回路F13のXS端子に供給され、フリップフロ ップ回路F13がセットされる。
【0049】 コンデンサCT の放電によってその電圧が低下し、図4(D)の時点cで略0 .2Vとなると前述のごとく演算増幅器A12の出力がHレベルとなる。よってこ の出力がR端子に入力されてフリップフロップ回路F11がリセットされ、トラン ジスタQ11がオフ状態とされ再びコンデンサCT の充電が開始される。又、F11 のQ出力がLレベルとされたことによってその信号がフリップフロップ回路F13 のXR端子に入力され、F13がリセットされる。したがってF13のQ出力がLレ ベルとされ、これが前述のごとくLレベルとされたフリップフロップ回路F12の Q出力とともにリセット出力部40のNOR回路L42に入力され、これによって L42の出力はHレベルとされ、それがNOT回路N41を介して反転されてLレベ ルとされ、トランジスタQ41をオフさせる。よって同図(E)の時点cに示すご とくTRST 端子からHレベルの信号が出力される。
【0050】 それ以降は、前述のごとくクロック監視部30によって各クロックCK1、C K2のそれぞれが順次入力されることによって略周期的に図4(B)、(C)中 のd、d’、d”のそれぞれの時点でパルス発生器P3 から正のパルスが発生さ れ、それによってウォッチドッグ部10の論理回路L11にLレベルが供給される 。したがってフリップフロップ回路F11がセットされてトランジスタQ11がオン 状態とされてs同図(B)、(C)中のd、d’、d”のそれぞれの時点に示す ごとくコンデンサCT が放電されてその電圧が略0.2Vとなる。更にそれによ って前述のごとく演算増幅器A12の出力がHレベルとされ、フリップフロップ回 路F11がリセットされ、トランジスタQ11がオフとされてコンデンサCT の充電 が開始される。
【0051】 電源VCCが前記「下降時しきい値」VSL以上であり、クロックCK1、CK2 のそれぞれが正常に周期的に発生されている間は上記動作が繰り返される。した がってリセット出力部40のトランジスタQ41がオン状態とされることはなく、 端子TRST から出力されるリセット出力はHレベルが保持される。しかるに図4 の時点gに示すごとくクロックCK2は周期的に入力されているがCK1が途絶 えた場合、その後クロック監視部30のパルス発生器P1 は負のパルスを発生せ ず、したがってフリップフロップ回路F31はパルス発生器P2 から発生された負 のパルスによってリセットされた後は再びセットされることがない。よってそれ 以降パルス発生器P3 から正のパルスが発生されず、ウォッチドッグ部10にL レベルが供給されることがない。
【0052】 このようにウォッチドッグ部10にLレベルが供給されないとコンデンサCT は放電されず、その電圧は上昇する。図4(D)中hの時点のでこの電圧がしき い値VCHに達すると前述のごとくウォッチドッグ部10の演算増幅器A11の出力 がLレベルとなり、その信号がNOT回路N11、NAND回路L12を介してフリ ップフロップ回路F13のXS端子に供給され、F13をセットする。ここでHレベ ルとされたF13のQ出力は、AND回路L41を介してNOR回路L42に供給され 、L42の出力をLレベルとする。この信号はNOT回路N41で反転されHレベル とされてトランジスタQ41をオン状態とする。よって端子TRST から供給される リセット出力は図4(E)のhの時点に示すごとく略0.2Vに立ち下がる。
【0053】 又、電源端子TVCC に電源VCCを供給する図示せぬ電源供給手段の故障等によ って図4(A)のlの時点に示すごとく電源電圧VCCが「下降時しきい値」VSL まで低下した場合、前述のごとく電源監視回路20の演算増幅器A1 の出力はL レベルとなる。この信号はウォッチドッグ部10のフリップフロップ回路F12の XS端子に入力され、F12をセットする。これによってF12のQ出力はHレベル とされ、その信号を受けたリセット出力部40のNOR回路L42はLレベルを出 力し、これがN41で反転されてトランジスタQ41をオン状態にする。よって端子 TRST から供給されるリセット出力は図3中(E)のlの時点に示すごとく略0 .2Vまで立ち下がる。このようにリセット出力を略0とすることによってウォ ッチドッグ回路2が適用されたシステムをリセットし、電源VCC低下あるいはク ロックCK1、CK2の停止等によるシステムの誤動作を防止する。
【0054】 又、電源監視部20の端子TCNには、コンデンサCN を接続することによって 前記電源供給手段から入力される電源VCCに含まれるノイズを吸収させ、それら のノイズによるウォッチドッグ回路2の誤動作等を防止することができる。ここ で前述のごとく電源監視回路20には前記比較回路1のヒステリシス用抵抗R6 に相当する抵抗の図示が省略されており、実際にはノイズ防止用コンデンサCN はこの抵抗R6 を介して演算増幅器A1 に接続されている。したがって電源VCC 変動時のコンデンサCN の充放電作用による過渡現象が演算増幅器A1 の電圧検 出機能に悪影響を与えることが抑制される。
【0055】 なお、上記実施例は本考案をウォッチドッグ回路に適用した例であったが、こ れに限らず、他の電源監視回路に適用することができることは言うまでもない。
【0056】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、被比較電圧が電圧比較手段に供給される際に介さ れる電圧降下量の温度係数を略ゼロとすることができるようにしたため、温度変 化に対して安定したヒステリシス特性を実現することができるとともに、電流制 御手段のPN接合素子の動作点を適宜設定することによって、第1の電圧降下手 段に供給する電流を小さくすることができ、低消費電力化を図ることができると ともに、安価、容易且つ小型にIC化をおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の原理回路図である。
【図2】本考案の一実施例の回路図である。
【図3】図2の回路が適用されたウォッチドッグ回路の
回路図である。
【図4】図3の回路の動作タイムチャートである。
【図5】従来の一例の回路図である。
【符号の説明】
1、100 比較回路 101 電圧比較手段 102 電流供給手段 A1 演算増幅器(電圧比較手段) Q1 NPNトランジスタ(第3のトランジスタ) Q2 NPNトランジスタ(第2のトランジスタ) Q4 NPNトランジスタ(第1のトランジスタ) R1 抵抗(第2の電圧降下手段) R2 抵抗(第3の電圧降下手段) R3 抵抗(第4の電圧降下手段) R6 抵抗(第1の電圧降下手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被比較電圧を基準電圧と比較し、その結
    果に応じて出力値を変化させる電圧比較手段と、該電圧
    比較手段の出力に応じた出力電流を供給する電流供給手
    段と、該電流供給手段の出力電流が供給され該出力電流
    値に応じた電圧降下を生じる第1の電圧降下手段とより
    なり、 前記被比較電圧は前記第1の電圧降下手段を介して前記
    電圧比較手段に供給され、 前記電流供給手段は、前記出力電流の温度係数が略ゼロ
    となるような構成とされてなる比較回路。
  2. 【請求項2】 前記電流供給手段は、前記電圧比較手段
    の出力によって実質的に駆動される第1のトランジスタ
    と、 該第1のトランジスタのエミッタにベースが接続され、
    該第1のトランジスタによって駆動される第2のトラン
    ジスタと、 該第1のトランジスタによって駆動される第3のトラン
    ジスタと、 該第1のトランジスタのエミッタと該第3のトランジス
    タのベースとを接続し、供給される電流値に応じた電圧
    降下を生ずる第2の電圧降下手段と、 第3のトランジスタのベース・エミッタ間を接続し、供
    給される電流値に応じた電圧降下を生ずる第3の電圧降
    下手段と、 該第2のトランジスタのエミッタと該第3のトランジス
    タのエミッタとを接続し、供給される電流値に応じた電
    圧降下を生ずる第4の電圧降下手段とを有し、該第2の
    トランジスタのコレクタ電流を前記出力電流とし、該第
    4の電圧降下手段に印加される電圧の温度係数を略ゼロ
    とするよう前記第2及び第3の電圧降下手段のそれぞれ
    の電圧降下量の相互の比並びに前記第2及び第3のトラ
    ンジスタのそれぞれのPN接合面積の相互の比を設定し
    てなる請求項1記載の比較回路。
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