JPH0565352A - 熱硬化性シアナート化合物変性ポリフエニレンエーテル樹脂フイルムの製造方法 - Google Patents

熱硬化性シアナート化合物変性ポリフエニレンエーテル樹脂フイルムの製造方法

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JPH0565352A
JPH0565352A JP25703191A JP25703191A JPH0565352A JP H0565352 A JPH0565352 A JP H0565352A JP 25703191 A JP25703191 A JP 25703191A JP 25703191 A JP25703191 A JP 25703191A JP H0565352 A JPH0565352 A JP H0565352A
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JP
Japan
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cyanate
film
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polyphenylene ether
less
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JP25703191A
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Morio Take
杜夫 岳
Yoshitoku Kondo
至徳 近藤
Hiroyuki Matsumoto
博之 松本
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱可塑性ポリフェニレンエーテル樹脂をシア
ナート化合物で変性した半硬化の熱硬化性フィルムを溶
剤を使用せずに製造する方法である。 【構成】 (A) 数平均分子量が 7,000〜50,000で、最大
粒径80μm以下、粒子径50μm以下が全粉末の30重量%
以上のポリフェニレンエーテル樹脂微粉末90〜60重量%
と(B) シアナート樹脂モノマー或いは該シアナート樹脂
モノマーの溶融粘度が10ポイズ以下の予備反応物である
シアナート化合物 10〜40重量%とを主成分とする混合
物を、温度 130〜180 ℃で溶融混練した後、温度 130〜
200℃で厚さ10μm以上にフィルム化する事を特徴とす
る半硬化状態の熱硬化性シアナート化合物変性ポリフェ
ニレンエーテル樹脂フィルムの製造方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高耐熱性の熱可塑性ポ
リフェニレンエーテル樹脂をシアナート化合物で変性し
た半硬化状態であって熱硬化性の樹脂フィルムを溶剤を
使用せずに製造する方法である。本発明のフィルムは加
熱すると熱硬化する性質を有し、接着性、耐熱性、誘電
特性、可撓性に優れた半硬化状態のフィルムであり、プ
リント配線板材料、接着フィルム、耐熱性フィルム、フ
レキシブルサーキット、フラットケーブル、絶縁フィル
ムなど広範囲の産業上の利用分野がある。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンエーテル樹脂 (以下「PP
E 」と記す) とシアナート化合物の混合物のフィルム
を、トルエン等の溶剤で溶液化し薄く塗布した後、溶剤
を乾燥除去してフィルムを造る方法 (特開昭58-57921、
特公平1-53700)が知られている。しかし、高分子量であ
るPPE を溶解するには多量の溶剤を必要とし、低固形分
溶液にしなければならず、フィルムを作りにくいこと、
製造工程が複雑になること、溶剤を完全に除去する方法
も工業的に膨大な設備を必要とすることなどの欠点があ
った。
【0003】又、特開平2-194053において、 5〜30重量
%の耐熱性エンジニアリングプラスチックスと、95〜70
重量%の大量のシアナート化合物を溶融混練することに
より変性する方法が知られている。80℃前後の低融点の
大量のシアナート化合物に、少量の高融点の耐熱性エン
ジニアリングプラスチックスを混合する場合は、粒子径
100μm以下の耐熱性エンジニアリングプラスチックス
をシアナート化合物と200℃以下で溶融混練すること
で、成形可能な混合樹脂を作ることができるが、該混合
樹脂をフィルム化しようとした場合、脆いために、可撓
性のあるフィルムを作ることはできないものであった。
【0004】PPE は、300 ℃を越えるとゲル化や分解が
起こり、単独にて溶融混練してフィルムやシートとする
方法は実施できない。通常は、ポリスチレンなどを混合
し、溶融混合して使用されている。また、最も一般的な
ビスフェノールAから誘導されるシアナート化合物は、
約70℃で液体となり、200 ℃より高い温度では数百セン
チポイズ程度の低粘性液体となるが、このような高温で
は短時間に自己重合し、架橋硬化し、更に 300℃程度で
は極めて急速な反応が起こり、発熱し、発煙を伴う分解
を起こすものであった。
【0005】従って、高い融点を有する大量のPPE と、
この融点では架橋し容易に発熱し、発煙を伴う分解を起
こす小量のシアナート化合物とを直接溶融混練すること
により、フィルムを製造することは不可能であると考え
られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
を解決し、工業的に容易で経済的にも有利な方法を見出
すべく鋭意検討した結果、大量の特定の微粉末PPE と小
量の特定範囲のシアナート化合物とを溶融混合する方法
を見出し本発明を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(A) 数平均分子量が 7,000〜50,000で、最大粒径80μm
以下、粒子径50μm以下が全粉末の30重量%以上のポリ
フェニレンエーテル樹脂微粉末 90〜60重量%と(B) シ
アナート樹脂モノマー或いは該シアナート樹脂モノマー
の溶融粘度が10ポイズ以下の予備反応物であるシアナー
ト化合物 10〜40重量%とを主成分とする混合物を、温
度 130〜180 ℃で溶融混練した後、温度 130〜200 ℃で
厚さ10μm以上にフィルム化する事を特徴とする半硬化
状態の熱硬化性シアナート化合物変性ポリフェニレンエ
ーテル樹脂フィルムの製造方法である。
【0008】本発明の(A) 成分のポリフェニレンエーテ
ル樹脂(PPE) は、少なくとも水酸基のオルト位 (2-位)
の一つは低級アルキル基であり、適宜、3-,5-,6-位に低
級アルキル基を有するフェノール類の一種以上を重縮合
して得られるものである。具体的にはポリ(2,6−ジメチ
ル−1,4-フェニレンエーテル) 、ポリ(2,6−ジエチル−
1,4-フェニレンエーテル) 、ポリ(2−ジメチル−6-エチ
ル−1,4-フェニレンエーテル) 、ポリ(2−ジメチル−6-
プロピル−1,4-フェニレンエーテル) 、2,6-ジメチルフ
ェノール/2,3,6-トリメチルフェノール共重合体、2,6-
ジエチルフェノール/2,3,6-トリメチルフェノール共重
合体、2,6-ジプロピルフェノール/2,3,6-トリメチルフ
ェノール共重合体などが挙げられる。
【0009】また、PPE にスチレンをグラフト重合した
スチレングラフト共重合体、PPE に無水マレイン酸、マ
レイミドなどを付加させた変性重合体などが挙げられ、
特にポリ(2,6−ジメチル−1,4-フェニレンエーテル) 、
2,6-ジメチルフェノール/2,3,6-トリメチルフェノール
共重合体、これらに無水マレイン酸、マレイミドなどを
付加させた変性重合体などが好ましい。また、数平均分
子量 7,000〜50,000の範囲、好ましくは10,000〜40,000
の範囲である。
【0010】本発明は、上記PPE として最大粒径80μm
以下、粒子径50μm以下が全粉末の30重量%以上の微粉
末を用いる。PPE とシアナート化合物との混練によって
均一な混合物が得られる理由は、低分子量のシアナート
化合物がPPE 粉末表面より内部に浸透し、結果として低
融点のPPE となり溶融混練されるものと推定される。こ
の点から、最大粒子径が80μmより大きい粉末がある場
合には、浸透が不十分となり、混練後も高融点の粒とし
て残存し、均一な混合物を作ることは困難であり、ま
た、粒子径50μm以下が全粉末の30重量%以上ない場合
には、粉体中の50〜80μmの粒子とシアナート化合物と
の均一な混練物を製造することは困難であり好ましくな
い。また、PPE 粉末は、その比表面積が大きいほど混合
操作が容易であり好ましい。
【0011】本発明の(B) 成分のシアナート化合物と
は、芳香環にシアナト基(-OCN)が通常、 2〜5 個結合し
た多官能性シアン酸エステル或いはそのプレポリマーで
ある。具体的には1,3-又は1,4-ジシアナトフェニルベン
ゼン、1,3,5-トリシアナトベンゼン、1,3-,1,4-,1,6-,
1,8−又は2,7-ジシアナトナフタレン、1,3,6-トリシア
ナトナフタレン、4,4'−ジシアナトビフェニル、ビス(4
−シアナトフェニル)メタン、2,2-ビス(4-シアナトフ
ェニル)プロパン、2,2-ビス(3,5-ジメチル−4-シアナ
トフェニル)プロパン、2,2-ビス(3,5-ジブロモ−4-シ
アナトフェニル)プロパン、ビス(4−シアナトフェニ
ル) エーテル、ビス(4−シアナトフェニル) チオエーテ
ル、ビス(4−シアナトフェニル) スルホン、末端OHポリ
カーボネートオリゴマーとハロゲン化シアンとの反応に
よるシアン酸エステル(USP-4026913) 、フェノールノボ
ラックなどのフェノール性水酸基を3個以上有する化合
物とハロゲン化シアンとを反応させてなるシアン酸エス
テル(USP-4022755、USP-3448079)その他が例示され、更
にこれらを加熱或いは触媒を使用してsym-トリアジン環
を形成する予備反応を行ったものなどが挙げられ、混合
に当たっては通常、粉末として使用する。
【0012】上記の(A) 成分と(B) 成分との混合比率は
(A) 90〜60重量%、(B) 10〜40重量%の範囲である。
(B) 成分のシアナート化合物の配合量が40重量%を越え
るとフィルムが脆くなり好ましくなく、10重量%未満で
は、均一混合物とし加工する温度が高くなり、シアナー
ト化合物の反応が起こりやすく実用的ではない。
【0013】上記の(A)(B)を混合し、混練し、適宜、予
備成形した後、フィルムとする。混練は、温度 130〜18
0 ℃で 1〜10分間の範囲から適宜選択する。混練温度が
180℃を越えるとシアナートのゲル化が促進され、均一
混練が困難となり、また130℃未満では、変性されたPPE
の融点未満となり均一混練はできない。また時間が短
すぎると均一混練は困難となり、長すぎるとシアナート
化合物のゲル化が促進されるので好ましくない。混練装
置としては、1軸または多軸の押出機、ロールなどが使
用可能である。
【0014】また、混練後或いは混練終了時に、予備成
形することは好ましいものであり、例えば1軸または多
軸の押出機の先端にT−ダイなどをセットしてシート状
に予備成形することが好適である。
【0015】上記で得た混練物をフィルムに加工する。
フィルム化の方法としては、一旦シートを形成し、これ
をそのままロールなどで圧延或いは延伸する方法;ロー
ルなどによる圧延或いは延伸に、例えば、ポリエチレン
テレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
フッ化ビニリデン、その他の離型性プラスチックスフィ
ルムを用い、上記で得たシートを挟みそのまま圧延或い
は延伸する方法;T−ダイ押出機などで行い、シート状
に押出し、ロールなどを用いて温度 130〜180℃で圧延
或いは延伸を引き続いて行う方法などが例示される。
【0016】本発明は上記の如きものであるが上記方法
を損なわない範囲において、必要に応じて、熱硬化性の
モノマーもしくはプレポリマー、樹脂成分を配合した組
成物として使用することも出来るし、更にその他の繊維
質補強材料、充填剤、染料、顔料、増粘剤、滑剤、カッ
プリング剤、難燃剤などの公知の各種添加剤類を混合し
たものとしても使用できる。また、上記で調製した組成
物を補強基材等に塗着くして用いることもできる。
【0017】熱硬化性のモノマーもしくはプレポリマー
としては、多官能性(メタ)アクリレート、多官能性ア
ルキル(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクキロキ
シイソシアヌレート、エポキシ(メタ)アクリレートな
どのアクリレート類;ジアリルフタレート、ジビニルベ
ンゼン、ジアリルベンゼン、トリアルケニルイソシアヌ
レート、トリアリルイソシアヌレートなどのアリル化合
物;ジシクロペンタジエン及びそのプレポリマー;キシ
レン樹脂;多官能性エポキシ化合物;多官能性マレイミ
ド化合物などの公知の樹脂類が例示される。
【0018】また、樹脂成分としてはポリビニルホルマ
ール、その他のポリビニルアセタール樹脂;フェノキシ
樹脂;OH基やCOOH基をもったアクリル樹脂;シリコン樹
脂;ポリブタジエン、ブタジエン−アクリロニトリル共
重合大、ポリクロロプレン、ブタジエン−スチレン共重
合体、ポリイソプレン、ブチルゴム、天然ゴムなどの無
架橋(無加硫)のゴム類;ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ
ビニルトルエン、ポリビニルフェノール、AS樹脂、A
BS樹脂、MBS樹脂、ポリテトラフロロエチレン、ポ
リテトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロピレン、ポ
リフッ化ビニリデンなどのビニル化合物重合体類;ポリ
カーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリエステルイミ
ド、ポリフェニレンサルファイドなど並びにこれら熱可
塑性樹脂の低重合物(プレポリマー)を挙げることが出
来る。
【0019】難燃剤としては、三酸化アンチモンなどの
無機難燃剤、ブロム化エポキシ化合物、ブロム化ジフェ
ニルエーテル、ヘキサブロモベンゼンなどの臭素化化合
物が例示される。
【0020】また、本発明ではシアナート化合物の公知
の触媒を必要に応じて併用できる。熱硬化触媒の一例を
挙げれば、オクチル酸亜鉛、アルキル錫オキサイド、ア
ルキル錫オキサイドのカルボン酸塩、アセチルアセトン
鉄などの有機金属塩、有機金属キレート、アルキル錫オ
キサイドなどの金属化合物;過酸化ベンゾイル、ラウロ
イルパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイ
ド、ジクミルパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーフ
タレートなどの有機過酸化物;2−メチルイミダゾー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのイミダ
ゾール類;トリエチルアミン、N−メチルピリジンなど
の第三級アミン;フェノール、クレゾールなどのフェノ
ール類;無水トリメリット酸、無水フタル酸などが挙げ
られる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例などにより説明する。
尚、実施例、比較例中の部は特に断らない限り重量基準
である。 実施例1 最大粒子径80μm、50μm以下の粒子径粉末が35重量%
である25℃、クロロホルムで測定した固有粘度 0.46 デ
シリットル/gのポリ(2,6−ジメチル−1,4-フェニレンエ
ーテル) 66部、2,2-ビス(4−シアナトフェニル)プロパ
ンの粉末34部をヘンシェルミキサーで 3分間予備混合し
た。
【0022】この予備混合物を二軸押出機により、温度
155℃で平均滞留時間 4分間で混練し、厚さ 1mmにT-ダ
イより押し、水冷ロールにより室温に冷却した。このシ
ートを 160℃のロールを用いて厚さ 0.1mmのフィルムと
した。上記で得たフィルムの両面に厚さ18μmの電解銅
箔を重ね、 200℃、20kg/cm2で1時間成形して銅張フィ
ルムを得た。このフィルムの特性を測定した結果は下記
であった。 銅箔引き剥がし強さ 1.8 kg/cm 誘電率 (at 1MHz) 2.8 ガラス転位温度 208 ℃ ハンダ耐熱性 260 ℃、2 分以上異常無し
【0023】比較例1 ポリフェニレンエーテル樹脂粉末として粒子径が 150μ
m以下の粉体を用いて予備混合物を製造した。この予備
混合物を二軸押出機により、温度を 130℃から10℃づつ
180℃まで変化させ、それぞれ平均滞留時間 4分間で混
練し、厚さ 1mmにT-ダイより押し、水冷ロールにより室
温に冷却した。得られたシートを 200℃のロールを用い
て厚さ 0.1mmのフィルムとした。得られたフィルム中に
はいずれの場合も PPEの斑点が残存したものであった。
【0024】実施例2 最大粒子径80μm、50μm以下の粒子径粉末が50重量%
である25℃、クロロホルムで測定した固有粘度 0.80 デ
シリットル/gのランダムコポリマー (2,6-ジメチルフェ
ノール 95モル%、2,3,6-トリメチルフェノール 5モル%)
75部、2,2-ビス(4−シアナトフェニル)プロパンの粉末
25部、ヘキサブロモベンゼン 11部、三酸化アンチモ
ン 3部をヘンシェルミキサーで 3分間予備混合した。
【0025】上記で得た予備混合物を使用し、厚さ 50
μmのフィルムを製造し、成形圧力を30kg/cm2とする他
は実施例1と同様にして銅張フィルムを得た。このフィ
ルムの特性を測定した結果は下記であった。 銅箔引き剥がし強さ 1.7 kg/cm 誘電率 (at 1MHz) 2.7 ハンダ耐熱性 260 ℃、2 分以上異常無し 耐燃性 UL94V-0
【0026】実施例3 実施例1で用いたと同じPPE 粉末 70部、シアナート化
合物15部およびビスフェノールA型エポキシ樹脂(エポ
キシ当量 190、分子量 380) 15部を手で混合し、これを
二軸押出機により、温度145℃で平均滞留時間 4分間で
混練し、厚さ1mmにT-ダイより押し、水冷ロールにより
室温に冷却した。このシートを 160℃のロールを用いて
厚さ30μmのフィルムとした。
【0027】上記で得たフィルムを 7枚重ねその両面に
厚さ18μmの電解銅箔を重ね、 190℃、20kg/cm2で1時
間成形して銅張フィルムを得た。このフィルムの特性を
測定した結果は下記であった。 銅箔引き剥がし強さ 1.8 kg/cm 誘電率 (at 1MHz) 2.9 ガラス転位温度 180 ℃ ハンダ耐熱性 260 ℃、20秒以上異常無し
【0028】実施例4 実施例1〜3及び比較例1で温度 160℃で調製したフィ
ルムを用い、厚さ35μmのパターン銅箔表面を黒色酸化
処理した厚さ 0.2mmの内層用プリント配線板の両面に表
1の如く重ね、さらに18μm銅箔を重ね、 200℃、40kg
/cm2で2時間積層成形した。得られた4層板を評価した
結果は表1に示した。
【0029】
【表1】 表 1 用いたフィルムの実施例、比較例 実1 実2 実3 比1 用いたフィルムの片面重ね枚数 1 2 3 1 18μm外層銅箔接着強度 (kg/cm2) 2.0 1.8 1.7 0.5 パターン埋め込み性(*1) ○ ○ ○ × *1 : 内層の35μm中間層パターンの周囲を目視観察
し、判定した。 ○:白化無し、 ×:パターン周囲に白化有り。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明の樹
脂フィルムは、溶剤を使用せずに均一なものを製造する
ものであることから、種々の厚さのものが容易に工業的
に製造可能であり、しかも経済性にも優れる。しかも、
B-stage という好ましい性質を有するものであり、プリ
ント配線板材料、接着フィルム、耐熱性フィルム、フレ
キシブルサーキット、フラットケーブル、絶縁フィルム
など広範囲の産業上に好適に使用できるものであり、そ
の工業的意義は重大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 数平均分子量が 7,000〜50,000で、
    最大粒径80μm以下、粒子径50μm以下が全粉末の30重
    量%以上のポリフェニレンエーテル樹脂微粉末 90〜60
    重量%と(B) シアナート樹脂モノマー或いは該シアナー
    ト樹脂モノマーの溶融粘度が10ポイズ以下の予備反応物
    であるシアナート化合物 10〜40重量%とを主成分とす
    る混合物を、温度 130〜180 ℃で溶融混練した後、温度
    130〜200 ℃で厚さ10μm以上にフィルム化する事を特
    徴とする半硬化状態の熱硬化性シアナート化合物変性ポ
    リフェニレンエーテル樹脂フィルムの製造方法
JP25703191A 1991-09-09 1991-09-09 熱硬化性シアナート化合物変性ポリフエニレンエーテル樹脂フイルムの製造方法 Pending JPH0565352A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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