JPH056544U - 電 線 - Google Patents
電 線Info
- Publication number
- JPH056544U JPH056544U JP6264091U JP6264091U JPH056544U JP H056544 U JPH056544 U JP H056544U JP 6264091 U JP6264091 U JP 6264091U JP 6264091 U JP6264091 U JP 6264091U JP H056544 U JPH056544 U JP H056544U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- hollow
- conductor
- insulating jacket
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表皮効果の発生を防止して、電力輸送効率が
増大され、製造コストが割安になり、屈曲性能が向上さ
れた電線を提供する。 【構成】 絶縁外被11の内壁至近に複数本の導線1
2を円形に配設し、中心部を中空にし、中空の中心部に
導線に内接するコイルばね13を設けた。中空の中心部
に、コイルばねに代えて、可撓性物質14を充実させ
た。導線を裸線として、絶縁外被内に埋設し、中空の中
心部に、絶縁外被に内接するコイルばねを設け、又は可
撓性物質を充実させた。
増大され、製造コストが割安になり、屈曲性能が向上さ
れた電線を提供する。 【構成】 絶縁外被11の内壁至近に複数本の導線1
2を円形に配設し、中心部を中空にし、中空の中心部に
導線に内接するコイルばね13を設けた。中空の中心部
に、コイルばねに代えて、可撓性物質14を充実させ
た。導線を裸線として、絶縁外被内に埋設し、中空の中
心部に、絶縁外被に内接するコイルばねを設け、又は可
撓性物質を充実させた。
Description
【0001】
本考案は、電線又は電力用ケーブル(この明細書では電線と総称する)に関す
る。
【0002】
従来の電線は、単数又は複数本のより線を絶縁外被で被覆して構成されている
。より線は素線を互いにより合わせて構成され、また、電線は複数本のより線を
完全に緊密に互いにより合わされ、円形に集束されて構成されていて、導体が電
線の全断面を充満して、電力を輸送する導電路を形成している。
【0003】
ところで、導体に交番電流が流れる時は、表皮効果が発生する。この電流の表
皮効果により、電線の断面の単位面積当たりの安全電流量(導電率)は、その総
断面積に反比例する。すなわち、電線における電流の有効通路が、絶縁外被の内
壁に近い位置にある数本のより線に限られ、それ以外のより線、すなわち、外被
から遠い位置にあるより線は殆ど電流の流路として機能せず、ごく少量の電流し
か流れない。
【0004】
従って、従来の電線は、電力輸送効率が低く、製造コストが割高であって、不
経済である。また、電線の全断面が導体で充実されているため、屈曲性能が低く
、電線の巻取ドラムの径を小さくできないとか、配線工事時の取扱が容易でない
。等の欠点があった。
【0005】
本考案は、上記の点に鑑み、表皮効果の発生を防止して、電力輸送効率を増大
させ、製造コストを割安にし、屈曲性能を向上させた電線を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案に係る電線は、複数条の導線と、これら周
囲を被覆する絶縁外被とを有し、導線は前記絶縁外被の内壁の至近に円形に配設
して、中心部を中空とし、その中心部に、全導線に内接するコイルばねを備えこ
とを特徴としている。
【0007】
また、中心部に、紐、麻、綿、発泡材等の可撓性物質を充実させたことを特徴
としている。
【0008】
さらに、導線を、裸線とし、絶縁外被内に埋設したことを特徴としている。
【0009】
導線が円形に配設され、中心部にエアギャップを有しているので、電力輸送時
に、表皮効果が発生しない。従って、各導線に均一に電流が流れ、かつ、単位断
面積当たりの電流密度が大きい。
また、中空部にコイルばねを備えたので、外力を加えると任意の方向に容易に
屈曲し、その外力を除去すると、容易に復元する。
【0010】
中空部に可撓性物質を充実させた時は、同様に、外力により任意の方向に屈曲
し、外力を除去しても、そのまま保持できる。
【0011】
絶縁外被に導線を埋設した場合は、外被と導線との剥離が生じない。
【0012】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1に示された第一実施例の電線10Aは、絶縁外被11の内壁面至近に多数
条の導線12を円形に配設して、その中心部に中空部を形成し、その中空部にコ
イルばね13を前記各導線12に内接するように備えて、構成されている。
【0014】
絶縁外被11は、ビニル、ポリエチレン、その他の既知の絶縁材料で形成され
ており、導線12は、銅線、鋼線、アルミ線等のより線の裸線であり、又はその
周囲を絶縁テープで被覆した絶縁導線である。コイルばね13を導線12に内接
させることにより、導線の円形配設状態が保持されている。複数条の導線をコイ
ルばねの外周により合わせることにより、コイルばねと導線とを一体化して、相
互離間を防止することもできる。必要によっては、導線とコイルばねとを接合し
ても良い。導線に裸線を用いる場合は、コイルばね13は絶縁性のもの、又は剛
性を確保するためスチールを用いる場合は、その周囲を絶縁シートで被覆したも
のを用いると良い。
【0015】
図2の第二実施例の電線10Bは、絶縁外被11の内壁の至近に多数条の導線
12を円形に配設して中心部を中空にするとともに、その中空部に、絶縁性を有
する麻、綿等の布、紐、あるいは発泡材等の可撓性物質14が充実されている。
【0016】
図3に示す第三実施例の電線10Cは、絶縁外被11を肉厚に成形し、かつ、
その絶縁外被内に多数条の導線12を円形に配置し、埋設したものである。そし
て、絶縁外被の中心部を中空とし、その中空部にコイルば13を設けたものであ
る。この実施例の場合も、コイルばねに代えて、可撓性物質を充実させるように
しても良い。
【0017】
上記の各実施例の電線10A,10B,10Cは、いずれも、導体である導線
12が絶縁外被11の内壁面至近又は絶縁外被内に円形に配置されて、中心部に
導体を有しないので、第一に、電力輸送に供された時は、電線全体として見た場
合に、表皮効果が発生しない。従って、電線の断面の単位面積当たりの安全電流
を従来よりも著しく増大させることができる。すなわち、電線の電力輸送効率を
大幅に改善することができる。第二に、中心部に導体を有しないので、材料が節
約され、製造コストが低減される。
【0018】
また、各電線は、中空部にコイルばねを有する場合も、また、可撓性物質が充
実されている場合も、容易に任意の方向に屈曲することができるので、ドラム径
を小さくすることもでき、輸送コストの低減をもたらし、狭い範囲での配線工事
が容易である。
【0019】
さらに、図3に示す実施例の場合は、図4に示すように、絶縁外被11の端部
から導線12を引出し、かつ、コイルばね13を切除して、その導線の端部を端
子15に圧着その他の方法により接合すれば、電線配管内に容易に引き込むこと
ができ、電線の実用性がさらに向上する。
【0020】
上述のように、本考案によれば、導体が円形に配置され、中心部に導体を有し
ないので、表皮効果の発生がなく、従って、電力輸送効率が増大されるとともに
、導体材料が節約されるから、製造コストが割安になる。また、中心部にコイル
ばねが備えられ、又は絶縁性可撓物質が充実されているので、屈曲性能が向上さ
れ、配線が容易である。
【図1】第一実施例の断面図である。
【図2】第二実施例の断面図である。
【図3】第三実施例の断面図である。
【図4】第三実施例のさらに改良例を示す一部断面側面
図である。
図である。
10A,10B,10C 電線
11 絶縁外被
12 導線
13 コイルルばね
14 可撓性物質
15 端子
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁外被の内壁至近に複数本の導線を円
形に配設して、中心部を中空にし、その中空部に、前記
導線に内接するコイルばねを設けたことを特徴とする電
線。 - 【請求項2】 絶縁外被の内壁至近に複数本の導線を円
形に配設して、中心部を中空にし、その中空部に、可撓
性物質を充実させたことを特徴とする電線。 - 【請求項3】 絶縁外被内に複数条の導線を円形に埋設
し、中心部を中空とし、その中空部にコイルばねを内接
し、又は可撓性物質を充実させたことを特徴とする電
線。 - 【請求項4】 導線を裸線としたことを特徴とする請求
項3記載の電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6264091U JPH056544U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電 線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6264091U JPH056544U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電 線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056544U true JPH056544U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=13206134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6264091U Pending JPH056544U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電 線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056544U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013111868A1 (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-01 | 中央発條株式会社 | 電気ケーブル |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP6264091U patent/JPH056544U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013111868A1 (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-01 | 中央発條株式会社 | 電気ケーブル |
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