JPH0572212B2 - - Google Patents
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- JPH0572212B2 JPH0572212B2 JP62002664A JP266487A JPH0572212B2 JP H0572212 B2 JPH0572212 B2 JP H0572212B2 JP 62002664 A JP62002664 A JP 62002664A JP 266487 A JP266487 A JP 266487A JP H0572212 B2 JPH0572212 B2 JP H0572212B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- electric heater
- space
- rice
- rice cooker
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気ヒータで米を炊き上げる炊飯器に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来では、鍋の加熱の仕方で炊飯器を分類する
と、第5図に示すように放熱面積の大きな電気ヒ
ータ1の上に鍋2を載置して加熱するもの〔以
下、直火式と称す〕と、第6図に示すように鍋2
と保護枠3とで形成される空間4に、鍋2の底部
とは間隔をあけて環状のシーズヒータ5を配置し
て加熱するもの〔以下、かまど式と称す〕とに大
別できる。前記電気ヒータ1はシーズヒータ6を
アルミニユームで形成されたブロツク7に鋳込ん
で形成されており、その上面と鍋2の底面とが密
着するようにこの電気ヒータ1は厳密な寸法精度
で仕上げられている。
と、第5図に示すように放熱面積の大きな電気ヒ
ータ1の上に鍋2を載置して加熱するもの〔以
下、直火式と称す〕と、第6図に示すように鍋2
と保護枠3とで形成される空間4に、鍋2の底部
とは間隔をあけて環状のシーズヒータ5を配置し
て加熱するもの〔以下、かまど式と称す〕とに大
別できる。前記電気ヒータ1はシーズヒータ6を
アルミニユームで形成されたブロツク7に鋳込ん
で形成されており、その上面と鍋2の底面とが密
着するようにこの電気ヒータ1は厳密な寸法精度
で仕上げられている。
発明が解決しようとする問題点
前記直火式の場合には、電気ヒータ1に近い部
分の炊き上がり状態が柔らかくなりすぎ、炊きむ
らが生じる。電気ヒータ1の上面が変形したり、
腐食するような事態が発生した場合には、鍋2と
の密着が悪くなつて熱伝達が均一でなくなり、前
記の炊きむらが一層ひどくなる。
分の炊き上がり状態が柔らかくなりすぎ、炊きむ
らが生じる。電気ヒータ1の上面が変形したり、
腐食するような事態が発生した場合には、鍋2と
の密着が悪くなつて熱伝達が均一でなくなり、前
記の炊きむらが一層ひどくなる。
前記のかまど式の場合には、シーズヒータ5の
径d3は鍋2の外径よりやや小さく、鍋2の外周部
での炊き上がり状態が柔らかくなりすぎ、鍋2の
内周部では炊き上がり状態か固いという炊きむら
が生じる。またこの場合には、シーズヒータ5の
放熱面積が小さいためシーズヒータ5の温度が高
温になり、ヒータ材料が限定されてしまう。さら
に、シーズヒータ5で空間4の全体を加熱してい
るため熱効率が悪く、炊飯器本体の遮熱構造が大
がかりになるという問題がある。
径d3は鍋2の外径よりやや小さく、鍋2の外周部
での炊き上がり状態が柔らかくなりすぎ、鍋2の
内周部では炊き上がり状態か固いという炊きむら
が生じる。またこの場合には、シーズヒータ5の
放熱面積が小さいためシーズヒータ5の温度が高
温になり、ヒータ材料が限定されてしまう。さら
に、シーズヒータ5で空間4の全体を加熱してい
るため熱効率が悪く、炊飯器本体の遮熱構造が大
がかりになるという問題がある。
本発明は炊きむらなく上手に炊き上げることが
でき、電気ヒータの加工に厳密に寸法精度が要求
されない炊飯器を提供することを目的とする。
でき、電気ヒータの加工に厳密に寸法精度が要求
されない炊飯器を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明の炊飯器は、鍋の側壁の周りを保護枠で
覆つてこの保護枠と鍋の側壁との間に、前記鍋の
底部を加熱する電気ヒータと鍋の底部との間の第
1の空間に続く第2の空間を形成し、第1の空間
の前記電気ヒータと鍋の間隔と第2の空間の保護
枠と鍋の間隔とをほほ遠しく設定したことを特徴
とする。また、電気ヒータを、鍋の底部に沿つて
螺旋状に巻かれた電熱線と、この電熱線を収容す
る収納ケースと、収納ケースに配設され前記電熱
線を配置する溝が形成された断熱基板とで構成し
たことを特徴とする。
覆つてこの保護枠と鍋の側壁との間に、前記鍋の
底部を加熱する電気ヒータと鍋の底部との間の第
1の空間に続く第2の空間を形成し、第1の空間
の前記電気ヒータと鍋の間隔と第2の空間の保護
枠と鍋の間隔とをほほ遠しく設定したことを特徴
とする。また、電気ヒータを、鍋の底部に沿つて
螺旋状に巻かれた電熱線と、この電熱線を収容す
る収納ケースと、収納ケースに配設され前記電熱
線を配置する溝が形成された断熱基板とで構成し
たことを特徴とする。
作 用
この構成によると、鍋の側壁の周りを覆う保護
枠と鍋の側壁との間に、電気ヒータと鍋の底部と
の間の第1の空間に続く第2の空間を同じ間隔で
形成したため空気の対流が円滑に行われて鍋を前
面加熱することができ、しかもその両空間の間隔
がほぼ等しいため、鍋の上部の温度が上がりすぎ
ることがなく、温度分布が均一となる。また、電
気ヒータに鍋の底部が当接しないため、変形や腐
食が炊きむらに著しく影響しない。また、電気ヒ
ータは収納ケースに収められ、かつ断熱基材の溝
に配置されて構造が安定化され、第1の空間を確
実なものとするとともに下方に熱が逃げにくいの
で熱効率が向上し、前記炊きむらをなくすのを助
成する。
枠と鍋の側壁との間に、電気ヒータと鍋の底部と
の間の第1の空間に続く第2の空間を同じ間隔で
形成したため空気の対流が円滑に行われて鍋を前
面加熱することができ、しかもその両空間の間隔
がほぼ等しいため、鍋の上部の温度が上がりすぎ
ることがなく、温度分布が均一となる。また、電
気ヒータに鍋の底部が当接しないため、変形や腐
食が炊きむらに著しく影響しない。また、電気ヒ
ータは収納ケースに収められ、かつ断熱基材の溝
に配置されて構造が安定化され、第1の空間を確
実なものとするとともに下方に熱が逃げにくいの
で熱効率が向上し、前記炊きむらをなくすのを助
成する。
実施例
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図は本発明の炊飯器を示す。炊飯器本体8
の内部には、断熱材9を介して保護枠3が配設さ
れ、炊飯器本体8の上方開口部には、耐熱プラス
チツクから成形された環状の上枠10が取り付け
られている。保護枠3の内側には鍋2が配設さ
れ、この鍋2は上方開口部に形成されている鍔部
11を前記上枠10の上に載置して、上枠10を
介して炊飯器本体8で支持されている。鍋2の底
部と保護枠3との間には、電気ヒータ12が配設
されている。
の内部には、断熱材9を介して保護枠3が配設さ
れ、炊飯器本体8の上方開口部には、耐熱プラス
チツクから成形された環状の上枠10が取り付け
られている。保護枠3の内側には鍋2が配設さ
れ、この鍋2は上方開口部に形成されている鍔部
11を前記上枠10の上に載置して、上枠10を
介して炊飯器本体8で支持されている。鍋2の底
部と保護枠3との間には、電気ヒータ12が配設
されている。
この電気ヒータ12は、第2図にも示すように
鍋2の底部に沿つて螺旋状に巻かれた電熱線13
と、環状の下ケース14とこの下ケース14の開
口部を覆う環状の上ケース15とで形成される収
納ケース16と、収納ケース16の内部に配置さ
れ前記電熱線13を配置する溝17が上面に形成
された環状の断熱基材18とで構成されており、
前記電熱線13の電極は下ケース14の底部から
絶縁碍子19を介して引き出されている。前記収
納ケース16のうち、鍋2の底部に対向する上ケ
ース15は、収納ケース16の外側の面には放射
特性に優れた遠赤外線放射物質よりなる放射層が
形成され、収納ケース16の内側の面には耐熱ホ
ーロー物質よりなる絶縁層が形成されている。前
記断熱基材18は、シリカおよびアルミナ繊維を
主成分とする耐熱温度1200〔℃〕以上の断熱材を
真空成形して作られている。
鍋2の底部に沿つて螺旋状に巻かれた電熱線13
と、環状の下ケース14とこの下ケース14の開
口部を覆う環状の上ケース15とで形成される収
納ケース16と、収納ケース16の内部に配置さ
れ前記電熱線13を配置する溝17が上面に形成
された環状の断熱基材18とで構成されており、
前記電熱線13の電極は下ケース14の底部から
絶縁碍子19を介して引き出されている。前記収
納ケース16のうち、鍋2の底部に対向する上ケ
ース15は、収納ケース16の外側の面には放射
特性に優れた遠赤外線放射物質よりなる放射層が
形成され、収納ケース16の内側の面には耐熱ホ
ーロー物質よりなる絶縁層が形成されている。前
記断熱基材18は、シリカおよびアルミナ繊維を
主成分とする耐熱温度1200〔℃〕以上の断熱材を
真空成形して作られている。
また、第1図において20は炊飯器本体8に取
り付けられた蓋、21は鍋2の底部の温度を検出
して炊き上がり状態を判定する感熱装置で、炊飯
釦22を押し下げてレバー23の他端24を押し
上げることによつて感熱装置21がセツトされ、
セツトされた感熱装置21はレバー23を前記他
端が押し上げられた状態に保持し、このレバー2
3の状態をマイクロスイツチ25が検出して前記
電熱線13への炊飯状態の通電が実行される。感
熱装置21が炊き上がりを検出すると、レバー2
3の前記保持の状態が解除されてレバー23と炊
飯釦22が初期状態〔保温状態〕に復帰し、マイ
クロスイツチ25が電熱線13への通電状態を保
温状態に復帰させるように構成されている。
り付けられた蓋、21は鍋2の底部の温度を検出
して炊き上がり状態を判定する感熱装置で、炊飯
釦22を押し下げてレバー23の他端24を押し
上げることによつて感熱装置21がセツトされ、
セツトされた感熱装置21はレバー23を前記他
端が押し上げられた状態に保持し、このレバー2
3の状態をマイクロスイツチ25が検出して前記
電熱線13への炊飯状態の通電が実行される。感
熱装置21が炊き上がりを検出すると、レバー2
3の前記保持の状態が解除されてレバー23と炊
飯釦22が初期状態〔保温状態〕に復帰し、マイ
クロスイツチ25が電熱線13への通電状態を保
温状態に復帰させるように構成されている。
ここで重要な点は、第3図にも示されているよ
うに鍋2の底部と電気ヒータ12との間に第1の
空間26が形成され、鍋2の側壁と保護枠3との
間に第2の空間27が形成されており、第1の空
間26と第2の空間27とが連通するとともにそ
の両空間26,27の間隔L1とL2がほぼ等しく
L1=L2またはL1≒L2に設定されていることであ
る。
うに鍋2の底部と電気ヒータ12との間に第1の
空間26が形成され、鍋2の側壁と保護枠3との
間に第2の空間27が形成されており、第1の空
間26と第2の空間27とが連通するとともにそ
の両空間26,27の間隔L1とL2がほぼ等しく
L1=L2またはL1≒L2に設定されていることであ
る。
次に、第3図に示した炊飯器の温度分布と従来
例を示す第5図と第6図に示した炊飯器の温度分
布を比較して説明する。ここではいずれの炊飯器
においても、米1.8リツトル〔水位線が約90mm〕
の炊飯を行つた場合の鍋2の内部の温度の時間変
化を測定した。28は米、29は水面を表わして
いる。測定点は鍋2の中心線上で米28の上部で
水面下10〔mm〕のA点と、鍋2の中心線上で鍋2
の底面より10〔mm〕のC点と、鍋2の中心線上で
A点とC点の中央に位置するB点、ならびに鍋2
の中心線から鍋2の側壁の側に80〔mm〕だけ離れ
た線上で、前記A点、B点、C点と同じ高さの各
D点、E点、F点の合計6点である。
例を示す第5図と第6図に示した炊飯器の温度分
布を比較して説明する。ここではいずれの炊飯器
においても、米1.8リツトル〔水位線が約90mm〕
の炊飯を行つた場合の鍋2の内部の温度の時間変
化を測定した。28は米、29は水面を表わして
いる。測定点は鍋2の中心線上で米28の上部で
水面下10〔mm〕のA点と、鍋2の中心線上で鍋2
の底面より10〔mm〕のC点と、鍋2の中心線上で
A点とC点の中央に位置するB点、ならびに鍋2
の中心線から鍋2の側壁の側に80〔mm〕だけ離れ
た線上で、前記A点、B点、C点と同じ高さの各
D点、E点、F点の合計6点である。
第3図に示した炊飯器の条件は、電気ヒータ1
2の電熱線13を螺旋状にd11=80〔mm〕、d12=
170〔mm〕、d13=190〔mm〕の3重巻きにし、電熱線
13から鍋2の底部までの距離L3が8〔mm〕、L1
=L2=3〔mm〕として実験した。この第3図に示
した炊飯器の測定結果を第4図に示す。
2の電熱線13を螺旋状にd11=80〔mm〕、d12=
170〔mm〕、d13=190〔mm〕の3重巻きにし、電熱線
13から鍋2の底部までの距離L3が8〔mm〕、L1
=L2=3〔mm〕として実験した。この第3図に示
した炊飯器の測定結果を第4図に示す。
第5図に示した炊飯器の条件は、シーズヒータ
6の径をd1=140〔mm〕とした。この第5図に示し
た炊飯器の測定結果を第7図に示す。
6の径をd1=140〔mm〕とした。この第5図に示し
た炊飯器の測定結果を第7図に示す。
第6図に示した炊飯器の条件は、シーズヒータ
5の径がd3=190〔mm〕、鍋2とシーズヒータ5の
間隔L4を13〔mm〕とした。この第6図に示した炊
飯器の測定結果を第8図に示す。
5の径がd3=190〔mm〕、鍋2とシーズヒータ5の
間隔L4を13〔mm〕とした。この第6図に示した炊
飯器の測定結果を第8図に示す。
第4図と第7図および第8図に示した各炊飯器
の測定結果において、A点〜F点のいずれか一点
が100〔℃〕に達したときの温度分布の幅K1〜K3
を求めると、第4図ではK1=10〔℃〕、第7図で
はK2=36〔℃〕、第8図ではK3=32〔℃〕であつ
て、第3図に示した本実施例の炊飯器の温度分布
がその他の炊飯器に比べて均一で、しかも昇温中
の温度幅がその他の炊飯器よりも小さく、炊きむ
らの少ない炊き上がりとなつた。さらに炊飯終了
時刻の4分前には、すべての測定点が95〔℃〕以
上になつており、15分のむらし後では澱粉の粉化
条件をほぼ達成することができ、十分に粉化され
たおいしいごはんを炊くことができる。
の測定結果において、A点〜F点のいずれか一点
が100〔℃〕に達したときの温度分布の幅K1〜K3
を求めると、第4図ではK1=10〔℃〕、第7図で
はK2=36〔℃〕、第8図ではK3=32〔℃〕であつ
て、第3図に示した本実施例の炊飯器の温度分布
がその他の炊飯器に比べて均一で、しかも昇温中
の温度幅がその他の炊飯器よりも小さく、炊きむ
らの少ない炊き上がりとなつた。さらに炊飯終了
時刻の4分前には、すべての測定点が95〔℃〕以
上になつており、15分のむらし後では澱粉の粉化
条件をほぼ達成することができ、十分に粉化され
たおいしいごはんを炊くことができる。
第5図に示した炊飯器の測定結果を示す第7図
においては、鍋2の底部に近いF点とC点の温度
が先に昇温しており、その速度も速く、鍋2の中
央部のA点とB点の昇温が遅いため、鍋2の底部
では炊き上がりが柔らかくなりずぎ、鍋2の中央
部のB点が固くなつてしまう。
においては、鍋2の底部に近いF点とC点の温度
が先に昇温しており、その速度も速く、鍋2の中
央部のA点とB点の昇温が遅いため、鍋2の底部
では炊き上がりが柔らかくなりずぎ、鍋2の中央
部のB点が固くなつてしまう。
第6図に示した炊飯器の測定結果を示す第8図
においては、先に昇温しているところは鍋2の上
部のA点とD点で、鍋の中央部のC点の昇温が遅
いため、炊き上がりは上部が柔らかくなりすぎ気
味のごはんになる。さらに澱粉の粉化には95〔℃〕
以上の温度が必要であるが、C点では炊飯終了時
刻において85〔℃〕までしか昇温されていないた
め、むらし工程においても95〔℃〕には達せず、
そのため、C点では、生炊けのごはんになつた。
においては、先に昇温しているところは鍋2の上
部のA点とD点で、鍋の中央部のC点の昇温が遅
いため、炊き上がりは上部が柔らかくなりすぎ気
味のごはんになる。さらに澱粉の粉化には95〔℃〕
以上の温度が必要であるが、C点では炊飯終了時
刻において85〔℃〕までしか昇温されていないた
め、むらし工程においても95〔℃〕には達せず、
そのため、C点では、生炊けのごはんになつた。
この第4図と第7図および第8図に示した測定
結果の比較からわかるように、第3図に示した炊
飯器が最も上手に炊き上げることができる。第3
図において両間隔をL1>L2にした場合には第1
の空間26から第2の空間27への空気の対流が
円滑に行われず、温度分布が鍋2の上部で低くな
つて炊きむらが生じた。L1<L2にした場合には
前記の空気の対流が円滑に行われるけれども、温
度分布が鍋2の上部で高くなりすぎて、この場合
にも炊きむらが生じた。
結果の比較からわかるように、第3図に示した炊
飯器が最も上手に炊き上げることができる。第3
図において両間隔をL1>L2にした場合には第1
の空間26から第2の空間27への空気の対流が
円滑に行われず、温度分布が鍋2の上部で低くな
つて炊きむらが生じた。L1<L2にした場合には
前記の空気の対流が円滑に行われるけれども、温
度分布が鍋2の上部で高くなりすぎて、この場合
にも炊きむらが生じた。
このように第3図に示した炊飯器ではL1,L2
をほぼ等しく設定したため、炊きむらなく上手に
炊き上げることができるとともに、電気ヒータ1
2と鍋2との当り面がないため、電気ヒータ12
としては厳密な寸法精度の必要もなく、鍋や電気
ヒータに変形や腐食が生じても、炊きむらに著し
い影響は生じない。あた電気ヒータ12の放熱面
積が第6図におけるシーズヒータ5と比べると大
きいため、ヒータ温度が低下し、材料の測定幅が
広がり、コストが安くなる。断熱基材18の溝1
7の形状により、ヒータパターンを自在に設定す
ることができ、理想に近い加熱を簡単に行うこと
ができ、炊きむらのない、おいしいごはんを炊く
ことができる。熱効率については、上ケース15
に熱伝導にすぐれた金属板を使用し、これに放射
性にすぐれた物質を被覆するとともに、断熱基材
18にシリカおよびアルミナ繊維を主成分とする
成形体を使用しているため、電気ヒータ12の下
面への熱の回り込みがなくなつて熱効率が向上
し、炊飯器本体8の遮熱構造も簡単なものとする
ことができる。
をほぼ等しく設定したため、炊きむらなく上手に
炊き上げることができるとともに、電気ヒータ1
2と鍋2との当り面がないため、電気ヒータ12
としては厳密な寸法精度の必要もなく、鍋や電気
ヒータに変形や腐食が生じても、炊きむらに著し
い影響は生じない。あた電気ヒータ12の放熱面
積が第6図におけるシーズヒータ5と比べると大
きいため、ヒータ温度が低下し、材料の測定幅が
広がり、コストが安くなる。断熱基材18の溝1
7の形状により、ヒータパターンを自在に設定す
ることができ、理想に近い加熱を簡単に行うこと
ができ、炊きむらのない、おいしいごはんを炊く
ことができる。熱効率については、上ケース15
に熱伝導にすぐれた金属板を使用し、これに放射
性にすぐれた物質を被覆するとともに、断熱基材
18にシリカおよびアルミナ繊維を主成分とする
成形体を使用しているため、電気ヒータ12の下
面への熱の回り込みがなくなつて熱効率が向上
し、炊飯器本体8の遮熱構造も簡単なものとする
ことができる。
発明の効果
以上のように本発明によると、鍋の側壁の周り
を覆う保護枠と鍋の側壁との間に、前記鍋の底部
を加熱する電気ヒータと鍋の底部との間の第1の
空間に続く第2の空間を形成し、第1の空間の前
記電気ヒータと鍋の間隔と第2の空間の保護枠と
鍋の間隔とをほぼ等しく設定したため、第1の空
間から第2の空間への空気の対流が円滑に行わ
れ、しかも温度分布が鍋の上部で高くなるような
ことがなく均一で、炊きむらもなく、上手に炊き
上げることができる。電熱線をケースに収めた電
気ヒータは鍋との間に確実な第1の空間を形成
し、鍋が電気ヒータの上面に当接しないため、鍋
や電気ヒータの変形が炊きむらに著きく影響する
ことがなく、厳密な加工精度を要求しないため、
製造が容易で、しかも、電気ヒータは下方に断熱
基材をもち、その熱効率をよくしており、これら
の構成によつて長期間にわたつて安定した炊き上
げ状態が得られるものである。
を覆う保護枠と鍋の側壁との間に、前記鍋の底部
を加熱する電気ヒータと鍋の底部との間の第1の
空間に続く第2の空間を形成し、第1の空間の前
記電気ヒータと鍋の間隔と第2の空間の保護枠と
鍋の間隔とをほぼ等しく設定したため、第1の空
間から第2の空間への空気の対流が円滑に行わ
れ、しかも温度分布が鍋の上部で高くなるような
ことがなく均一で、炊きむらもなく、上手に炊き
上げることができる。電熱線をケースに収めた電
気ヒータは鍋との間に確実な第1の空間を形成
し、鍋が電気ヒータの上面に当接しないため、鍋
や電気ヒータの変形が炊きむらに著きく影響する
ことがなく、厳密な加工精度を要求しないため、
製造が容易で、しかも、電気ヒータは下方に断熱
基材をもち、その熱効率をよくしており、これら
の構成によつて長期間にわたつて安定した炊き上
げ状態が得られるものである。
第1図は本発明の炊飯器の一実施例の一部切り
欠き側面図、第2図は第1図における電気ヒータ
の縦断面図、第3図は第1図における概略構成
図、第4図は第3図に示した各測定点の温度の時
間変化を表わす温度分布図、第5図は従来の直火
式炊飯器の概略構成図、第6図は従来のかまど式
炊飯器の概略構成図、第7図は第5図における温
度分布図、第8図は第6図における温度分布図で
ある。 2……鍋、3……保護枠、8……炊飯器本体、
12……電気ヒータ、13……電熱線、14……
下ケース、15……上ケース、16……収納ケー
ス、17……溝、18……断熱基材、26……第
1の空間、27……第2の空間、28……米、2
9……水面、L1……第1の空間の間隔、L2……
第2の空間の間隔。
欠き側面図、第2図は第1図における電気ヒータ
の縦断面図、第3図は第1図における概略構成
図、第4図は第3図に示した各測定点の温度の時
間変化を表わす温度分布図、第5図は従来の直火
式炊飯器の概略構成図、第6図は従来のかまど式
炊飯器の概略構成図、第7図は第5図における温
度分布図、第8図は第6図における温度分布図で
ある。 2……鍋、3……保護枠、8……炊飯器本体、
12……電気ヒータ、13……電熱線、14……
下ケース、15……上ケース、16……収納ケー
ス、17……溝、18……断熱基材、26……第
1の空間、27……第2の空間、28……米、2
9……水面、L1……第1の空間の間隔、L2……
第2の空間の間隔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鍋の側壁の周りを保護枠で覆つてこの保護枠
と鍋の側壁との間に、前記鍋の底部を加熱する電
気ヒータと鍋の底部との間の第1の空間に続く第
2の空間を形成し、第1の空間の前記電気ヒータ
と鍋の間隔と第2の空間の保護枠と鍋の間隔とを
ほぼ等しく設定し、前記電気ヒータを、鍋の底部
に沿つて螺旋状に巻かれた電熱線と、この電熱線
を収容する収納ケースと、収納ケースに配設され
前記電熱線を配置する溝が形成された断熱基材と
で構成した炊飯器。 2 断熱基材を、シリカおよびアルミナ繊維を主
成分として成形したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62002664A JPS63171515A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62002664A JPS63171515A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63171515A JPS63171515A (ja) | 1988-07-15 |
| JPH0572212B2 true JPH0572212B2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=11535592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62002664A Granted JPS63171515A (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63171515A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5967130U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-07 | 三洋電機株式会社 | 電気炊飯器 |
| JPS6018172U (ja) * | 1983-07-11 | 1985-02-07 | 井上 孝男 | 貯水タンク付水洗便器の給水装置 |
-
1987
- 1987-01-08 JP JP62002664A patent/JPS63171515A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63171515A (ja) | 1988-07-15 |
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