JPH0572497U - 金属薄板を使用した象眼細工加工品 - Google Patents
金属薄板を使用した象眼細工加工品Info
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- JPH0572497U JPH0572497U JP2047892U JP2047892U JPH0572497U JP H0572497 U JPH0572497 U JP H0572497U JP 2047892 U JP2047892 U JP 2047892U JP 2047892 U JP2047892 U JP 2047892U JP H0572497 U JPH0572497 U JP H0572497U
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 透かし模様を有する金属模様を、非常に安定
して品質のよい象眼細工として、木部表面に表した製品
を提供する。 【構成】 金属薄板1の表面に彫込み模様2を設け、所
定形状の輪郭に裁断して得た金属模様板Aの裏面を、接
着剤3にて、木部Bに貼り合わせ、更に、前記彫込み模
様2の少なくとも一部において、前記金属模様板Aと木
部Bをネジ4で止め、木部Bの露出面5及び前記彫込み
模様2に下地塗層6及び上塗り漆層7を形成し、前記漆
層7の表面を金属薄板1の表面と同一平面となるように
仕上げたものである。なお、前記ネジ4の頭は前記下地
塗層6によって覆われている。
して品質のよい象眼細工として、木部表面に表した製品
を提供する。 【構成】 金属薄板1の表面に彫込み模様2を設け、所
定形状の輪郭に裁断して得た金属模様板Aの裏面を、接
着剤3にて、木部Bに貼り合わせ、更に、前記彫込み模
様2の少なくとも一部において、前記金属模様板Aと木
部Bをネジ4で止め、木部Bの露出面5及び前記彫込み
模様2に下地塗層6及び上塗り漆層7を形成し、前記漆
層7の表面を金属薄板1の表面と同一平面となるように
仕上げたものである。なお、前記ネジ4の頭は前記下地
塗層6によって覆われている。
Description
【0001】
本考案は、彫込み模様を表した金属薄板を使用した象眼細工加工品に関するも のである。
【0002】
従来、木部に漆を塗り、金属模様を象眼細工で表す際には、螺鈿細工のように 、まず、木部に堅地下地を施し、はめ込む金具にあわせて、下地を彫込み、金具 を木部の上に張りつけ、上塗り漆にて、塗り固め、その後、研ぎ出して、金具表 面とその周囲の漆表面が同一表面となるように仕上げている。 また、簡易な方法として、薄い金属片を下地の上に接着し、上漆にて、塗り固 めることも試みられている。 しかし、前者の方法では、下地の彫込みに手間と熟練を要し、また後者の方法 では、金属片の安定した接着が困難であるだけでなく、いずれの方法においても 、複雑な透かし模様のある金具では、金具の透かし模様に合わせて、漆を均一に 研ぎ上げることは非常に困難であり、品質のよい製品は得難く、その応用分野に は限度があった。
【0003】
本考案は、このような従来の欠点を解消し、金属薄板を用いて、非常に品質よ く安定して製造可能な、木部に金属模様を象眼細工で表した製品を提供すること を課題とする。
【0004】
本考案の加工品は、金属薄板の表面に彫込み模様を設け、所定形状に裁断した 金属模様板Aの裏面を、接着剤にて、木部Bに貼り合わせ、更に、彫込み模様の 少なくとも一部において、金属模様板Aと木部Bをネジで止め、木部Bの露出面 及び彫込み模様に下地塗層及び上塗り漆層を形成し、漆層の表面を金属薄板の表 面と同一平面となるように仕上げたものである。なお、前記ネジの頭は下地塗層 によって覆われている。
【0005】 本考案において、金属模様板Aの彫込み模様は、どのような方法で形成されて もよいが、できるだけ金属薄板に圧力をかけず、歪みや反りが出るのを抑え、品 質のよい製品を得るためには、エッチング法により形成されるのが好ましい。エ ッチング法は金属薄板の種類に応じて従来公知の方法がいずれも適用できる。
【0006】 なお、本考案において金属薄板の厚さは、一般に1.0〜2.5mm程度であるのが 好ましい。金属薄板が厚すぎると、金属薄板と木部の接合点において、最終の漆 研ぎの段階で割れ筋が生じ易く、品質のよい製品が得難くく、また、薄すぎると 、彫込み模様を、その上に下地塗層及び上塗り漆層を適用可能な状態で形成する ことができないためである。
【0007】 彫込み模様は、その少なくとも1箇所において、金属薄板を木部にネジ止め可 能なように、一定深さで平滑に形成されるのが好ましく、前述の如く、エッチン グ法で形成されるのがよい。なお、その深さは、一般に0.3〜1.0mm程度に形成 されるが、これは、彫込み模様部分が、木部表面と同様に漆仕上げして、彫込み 模様部分が透かし模様となった金属模様板が象眼細工で表されたかのように仕上 げるためである。なお、漆層は、一般に0.1〜0.5mm、好ましくは0.2〜0.3mm 程度の厚さに形成されるものであり、そのため、彫込み模様は、漆層の下に十分 な厚さの下地塗層を得るように、前述の程度の深さに形成されるのがよい。
【0008】 なお、金属薄板と木部の固定に使用する接着剤は、特に限定されず、所謂粘着 剤を使用してもよい。しかし、通常できるだけ粘度の低い接着剤か、両面テープ を使用するのが好ましい。粘度の高い接着剤を使用は、金属薄板と木部の完全な 密着をするに当たり、ネジの締め方によって、金属薄板と木部に隙が出来ること があり、好ましくない。
【0009】
次に、図面に示す一例に従って、本考案を更に詳しく説明する。 この例では、厚さ1.5mmの白銅の金属薄板1の表面に、エッチングにより、0. 6mmの深さの彫込みの模様2を設け、この模様に合わせて金属薄板1を適当な輪 郭にカットして金属模様板Aを得た(図1参照)。 この金属模様板Aの裏面を、木部2に粘度の低い接着剤3にて接着し、彫込み の模様2の内部で、金属模様板Aと木部2を、木ネジ4にて固定した。 その後、木部2の露出面5には約1.2mmの厚さの下地塗層6を設け、また、彫 込みの模様2の内部には約0.3mmの厚さの下地塗層6を設け、各下地塗層6上に 漆を何度も塗り重ね、その後、漆を研ぎおろして、金属模様板Aの表面と同一厚 さに漆層7を形成した。 このようにして得た製品は、図2に示すように、彫込み模様2の部分が透かし 模様であるかのような状態で、金属模様板Aが、漆層5に埋め込まれた、非常に 品質のよい象眼細工に仕上がった。 金属模様板Aは接着剤3と木ネジ4にて、木部表面に安定して固定されている ため、下地塗層4及び上塗り漆層7の形成が、非常に安定して実施でき、耐久性 ある製品を得ることができる。また、木ネジ4の頭は、彫込み模様2の内部で、 下地塗層4によって覆われるため、その存在が、製品の外観に影響を与えるもの でもない。
【0010】
本考案の加工品は、透かし模様を有する金属模様を、非常に安定して品質のよ い象眼細工として、木部表面に表すことができる。なお、厚さ1.0〜2.5mmとい う非常に薄い金属薄板を使用するが、接着剤とネジにより安定して木部に固定さ れるため、金属部分と漆部分が均一に呂色研ぎ出し可能となり、均一した外観の 製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の加工品の一例を示す要部拡大断面図で
ある。
ある。
【図2】本考案の加工品の一例を示す斜視図である。
1 金属薄板 2 彫込み模様 3 接着剤 4 ネジ 5 露出面 6 下地塗層 7 漆層
Claims (1)
- 【請求項1】 金属薄板1の表面に彫込み模様2を設
け、所定形状に裁断した金属模様板Aの裏面を、接着剤
3にて、木部Bに貼り合わせ、更に、前記彫込み模様2
の少なくとも一部において、前記金属模様板Aと木部B
をネジ4で止め、木部Bの露出面5及び前記彫込み模様
2に下地塗層6及び上塗り漆層7を形成し、前記漆層7
の表面を金属薄板1の表面と同一平面となるように仕上
げられており、前記ネジ4の頭が前記下地塗層6によっ
て覆われていることを特徴とする金属薄板を使用した象
眼細工加工品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2047892U JP2569821Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 金属薄板を使用した象眼細工加工品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2047892U JP2569821Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 金属薄板を使用した象眼細工加工品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572497U true JPH0572497U (ja) | 1993-10-05 |
| JP2569821Y2 JP2569821Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=12028230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2047892U Expired - Lifetime JP2569821Y2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 金属薄板を使用した象眼細工加工品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569821Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4943589B2 (ja) | 2001-04-26 | 2012-05-30 | ゲットナー・ファンデーション・エルエルシー | 液晶表示装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP2047892U patent/JP2569821Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2569821Y2 (ja) | 1998-04-28 |
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