JPH0572644A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0572644A
JPH0572644A JP5382892A JP5382892A JPH0572644A JP H0572644 A JPH0572644 A JP H0572644A JP 5382892 A JP5382892 A JP 5382892A JP 5382892 A JP5382892 A JP 5382892A JP H0572644 A JPH0572644 A JP H0572644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document table
drive unit
movement
moving
toggle mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5382892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
Junichi Hirobe
潤一 広部
Masakatsu Akashi
正勝 明石
Tsutomu Sugaya
務 菅谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP5382892A priority Critical patent/JPH0572644A/ja
Publication of JPH0572644A publication Critical patent/JPH0572644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿台の往復動における方向切換を機械的に
切換可能にして、簡単、小型、かつ低コストの画像形成
装置を提供する。 【構成】 駆動モータの駆動力はクラッチ121,14
1を備えた歯車機構により原稿台30のラック33に伝
達され、該クラッチ121,141を切り換えることに
より原稿台30の移動方向が切り換わる。原稿台30が
中央位置に移動すると、両端部に設けられた方向切換部
材34,35がトグル機構200の当接部材212,2
13に当接し、該トグル機構200のアーム222の爪
224,225がクラッチ121,141のラチェット
127,147に係合していずれかのクラッチ121,
141がオンになる。原稿台30は、クラッチ121が
オンになると左方向に移動し、クラッチ141がオンに
なると右方向に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を戴置する原稿台
が往復動して原稿の露光走査が行われる画像形成装置に
係り、特に該原稿台の後退、前進方向の切換機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置では、原
稿の露光走査方式として光学系移動タイプと原稿台移動
タイプとが知られている。かかる原稿台移動タイプの画
像形成装置においては、原稿台の移動状態を確認しなが
ら該原稿台の駆動を制御するために、スイッチを2個配
置し、両スイッチからのオン、オフ切換電気信号を用い
て電磁バネクラッチを切換えて原稿台の前進、後退が繰
り返し行えるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の画像形成装
置では、原稿台の移動方向を切換制御するために、スイ
ッチが少なくとも2個必要となり、また両スイッチから
の切換信号を取り出すための配線、更には該切換電気信
号に基づいて駆動される電磁クラッチが必要となるなど
構成的にかなり複雑、大型化し、コスト的にも高価とな
るものであった。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、原稿台の往復動を機械的に切換制御するようにした
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿を戴置す
る原稿台が往復動して原稿の露光走査が行われる画像形
成装置において、一定方向に回転駆動する駆動モータ
と、この駆動モータのトルクを上記原稿台の左方向移動
又は右方向移動の駆動力に変換する変換機構と、上記原
稿台が左右の所定位置に移動したとき、上記変換機構を
上記原稿台の左方向移動から右方向移動に、又は右方向
移動から左方向移動に機械的に切り換える切換手段とを
備えたものである(請求項1)。
【0006】また、本発明は、上記画像形成装置におい
て、上記変換機構は、上記駆動モータと連動する駆動部
とこの駆動部と連動可能な左移動駆動部及び右移動駆動
部とからなり、上記切換手段は、上記駆動部と上記左移
動駆動部及び右移動駆動部間に設けられ、上記駆動部と
上記左移動駆動部又は右移動駆動部のいずれか一方とを
連結させるクラッチ機構と、上記駆動部と上記左移動駆
動部とを連結する第1の位置と上記駆動部と上記右移動
駆動部とを連結する第2の位置とを有するトグル機構
と、このトグル機構の第1の位置と第2の位置とを切り
換える切換部材とからなるものである(請求項2)。
【0007】また、本発明は、上記画像形成装置におい
て、上記切換部材は上記原稿台の右端部に設けられた第
1の方向切換部材と上記原稿台の左端部に設けられた第
2の方向切換部材とを有し、上記原稿台が左方向に移動
して上記第1の方向切換部材が上記トグル機構に当接し
たとき、該トグル機構を上記第2の位置に切換え、上記
原稿台が右方向に移動して上記第2の方向切換部材が上
記トグル機構に当接したとき、該トグル機構を上記第1
の位置に切換えるようにしたものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、一定方向に回転
駆動する駆動モータのトルクが変換機構により左方向移
動又は右方向移動の駆動力に変換されて原稿台に伝達さ
れる。上記変換機構は、原稿台が左側の所定位置に移動
したとき、左方向移動から右移動方向に切り換えられ、
これにより原稿は右方向に反転移動する。また、原稿台
が右側の所定位置に移動したとき、右方向移動から左移
動方向に切り換えられ、これにより原稿は左方向に反転
移動する。
【0009】また、請求項2記載の発明によれば、原稿
台が左側の所定位置に移動したとき、トグル機構が第2
の位置に切り換えられ、クラッチ機構の駆動部と右移動
駆動部とが連結される。また、原稿台が右側の所定位置
に移動したとき、トグル機構が第1の位置に切り換えら
れ、クラッチ機構の駆動部と左移動駆動部とが連結され
る。
【0010】また、請求項3記載の発明によれば、原稿
台が右側の所定位置に移動したとき、上記原稿台の左端
部に設けられた第2の方向切換部材が上記トグル機構に
当接し、該トグル機構が上記第1の位置に切り換えられ
る。また、原稿台が左側の所定位置に移動したとき、上
記原稿台の右端部に設けられた第1の方向切換部材が上
記トグル機構に当接し、該トグル機構が上記第2の位置
に切り換えられる。
【0011】
【実施例】本発明に係る画像形成装置について図を用い
て説明する。図10は、本発明に係る画像形成装置の一
実施例を示す概略構成図である。この画像形成装置は原
稿台30と装置本体40からなる。原稿台30は、上部
に原稿を載置する透明樹脂製の原稿載置板31及び外光
を遮蔽する原稿押え32からなり、装置本体40の上面
を左右に往復移動する。装置本体40の内部には、後述
する画像読取部、感光体ドラム及び周辺装置からなる画
像形成手段が設けられている。
【0012】原稿載置板31は、図11に示すように、
原稿台30の奥側に設けられた取付部材36に取り付け
られている。取付部材36は左右方向に延びた帯状体で
あり、その下面に、左右方向に延びたラック33が取り
付けられている。また、同下面の左右両端付近に方向切
換部材34,35が取り付けられている。方向切換部材
34,35は、図1に示すように、それぞれ筒34a,
35a、筒34a,35aに保持され、一部が突出した
接触部材34b,35b、筒34a,35aに納められ
た接触部材34b,35bを外方に付勢する圧縮バネ3
4c,35cからなる。なお、方向切換部材34,35
及びラック33については、図1〜図5に基づいて後に
詳しく説明する。
【0013】図10に戻り、装置本体40は上本体と下
本体とからなり、それらは分離可能に構成されている。
上本体の上面の略中央には露光用の穴41が形成されて
いる。穴41の下部には、蛍光灯等の光源42及び集光
レンズ43等からなる画像読取部が設けられている。画
像読取部の下方に感光体ドラム44が配設され、更に感
光体ドラム44の周辺部に上流側から帯電装置45、現
像装置46及びクリーニング装置47が配設されてい
る。また、上本体の右側面には、画像形成装置を持ち運
ぶための取手62が設けられている。
【0014】下本体は、転写・分離装置48、定着装置
49、その右側面に転写紙を供給するための給紙用トレ
イ60、左側面に画像形成された転写紙を排出するため
の排出トレイ61が設けられている。なお、定着装置4
9は感光体ドラム44の左側に設けられ、その上方はク
リーニング装置47で回収されたトナーの収納部47a
が形成されている。また、上記感光体ドラム44の下方
の底面部63は、用紙ジャムの処理等ができるように開
閉可能になされている。
【0015】上本体の上左端部には、原稿台30の左右
に移動させる駆動手段と停止ロック手段を備えた移動制
御手段CMが設けられている。これらの手段について
は、後で詳しく説明する。
【0016】この画像形成装置の複写動作は、次の通り
である。原稿載置板31の所定位置に原稿を載置した
後、転写紙を給紙用トレイ60に挿入すると、不図示の
転写紙検知センサーにより転写紙が検知され、この検知
信号によりコピー動作が開始される。
【0017】転写紙は給紙ローラ52により、転写紙供
給通路の所定位置(P点)まで搬送され、待機状態にお
かれる。この間、初期状態で略中央のホームポジション
(図10の状態)に位置していた原稿台30は、一旦、
左方向(後退方向)に移動し、その右端が上記原稿読取
部の上方に達すると、移動方向を左方向(後退方向)か
ら右方向(前進方向)に切り換えられて、原稿の露光走
査が開始される。なお、光源42は原稿台30の駆動開
始と同期して点灯され、上記原稿の露光走査開始までに
は露光可能な光量レベルにされている。
【0018】上記露光用の穴41を通して照射された光
は原稿面で反射し、その反射光が集光レンズ43により
感光体ドラム44上に投影される。感光体ドラム44は
そのドラム表面が帯電装置45により所定電位に帯電さ
れつつ露光位置に回転され、上記反射光の投影によりド
ラム表面に原稿画像の静電潜像が形成される。この静電
潜像は現像装置46でトナーによりトナー像に現像され
る。
【0019】一方、P点で待機している転写紙は所定タ
イミングで搬送され、転写・分離装置48で感光体ドラ
ム44のトナー像がこの転写紙に転写される。そして、
トナー像が転写された転写紙は感光体ドラム44から分
離され、定着装置49により定着された後、排出トレイ
61に排出される。転写後の感光体ドラム44の表面の
残留トナーはクリーニング部47で除去される。
【0020】画像形成動作の間に原稿の露光走査を終了
した原稿台30は、右方向から左方向に反転してホーム
ポジションに復帰される。原稿台30の移動開始からホ
ームポジションへの復帰までの移動時間は、この画像形
成装置全体を制御している制御部500(図2参照)に
予め設定されている。
【0021】次に、図1〜図5に基づいて、駆動手段及
び切換手段について説明する。駆動手段は、図2に示す
ように、駆動モータ50と、駆動モータ50のトルクを
原稿台の左右の移動に変換する駆動変換機構100とか
らなる。切換手段は移動方向を切換えるトグル機構20
0(図1参照)を備えている。
【0022】駆動モータ50は歯車51を有し、電源が
供給されると歯車51を所定のトルクで常に一定方向に
回転させるものである。駆動モータ50への電源供給は
制御部500によって制御される。
【0023】駆動変換機構100は、駆動モータ50の
歯車51と噛合する歯車110、その歯車110に噛合
する左移動駆動歯車120、その左移動駆動歯車120
と噛合する中間歯車130、その中間歯車130と噛合
する右移動駆動歯車140、左移動駆動歯車120とク
ラッチ121を介して連動する左移動被駆動歯車12
2、右移動駆動歯車140とクラッチ141を介して連
動する右移動被駆動歯車142、中間平歯車150,中
間歯車151、歯車152、歯車152と噛合する原稿
台30の下面に取り付けられた前記ラック33よりな
る。
【0024】クラッチ121,141はトグル機構20
0と連動し、トグル機構200を切り換えることによっ
て作動状態、非作動状態に切り換えられる。クラッチ1
21が作動状態に入れられると、左移動駆動歯車120
のトルクが左移動被駆動歯車122に伝えられ、クラッ
チ141が作動状態に入れられると、右移動駆動歯車1
40のトルクが右移動被駆動歯車142に伝えられる。
【0025】駆動モータ50のトルクは、歯車51、左
移動駆動歯車120、中間歯車130を介して右移動駆
動歯車140に伝えられ、左移動駆動歯車120、右移
動駆動歯車140のトルクのうちの一方が、トグル機構
200で、対応するクラッチ121、141の一方を作
動状態にして、対応する左移動被駆動歯車122または
右移動被駆動歯車142に伝え、中間歯車150,15
1を介して歯車152に伝え、歯車152のトルクがラ
ック33に伝えられて、原稿台を右又は左方向に移動さ
せる。
【0026】この駆動変換機構100の伝達方向は、次
の通りである。歯車51は常に反時計方向に回転されて
いる。従って、歯車110は時計方向に、左移動駆動歯
車120は反時計方向に、中間歯車130は時計方向
に、右移動駆動歯車140は反時計方向に常に回転す
る。ここで、クラッチ121を入れると、左移動駆動歯
車120のトルクが左移動被駆動歯車122に伝えられ
る。図3に示すように、左移動被駆動歯車122は左移
動駆動歯車120と同じように反時計方向に回転し、中
間歯車150,151は時計方向に回転し、歯車152
は反時計方向に回転し原稿台を左方向に移動する。
【0027】反対に、クラッチ141を入れると、右移
動駆動歯車140のトルクが右移動被駆動歯車142に
伝えられる。図4に示すように、右移動被駆動歯車14
2は右移動駆動歯車140と同じように反時計方向に回
転し、それと噛合する左被駆動歯車122は時計方向に
回転し、中間歯車150,151は反時計方向に回転
し、歯車152は時計方向に回転し原稿台を右方向に移
動する。すなわち、トグル機構200を切り換えること
によって、クラッチ121,141の一方を作動状態に
して、原稿台の左右の移動を制御している。
【0028】次に、クラッチ121,141の構成につ
いて説明する。先ず、クラッチ121は、図5に示すよ
うに、角コイルバネ123、バネ保持シリンダ124、
バネ保持シリンダ124の外周面に嵌められる摩擦シリ
ンダ125、摩擦シリンダ125の外周面に嵌められる
ラチェット車126からなる。ラチェット車126の外
周面にはラチェット127が形成され、トグル機構20
0と連動している。角コイルバネ123の両端部は曲げ
られて取付部123a,123bが形成されている。
【0029】一方、バネ保持シリンダ124はその両端
部に角コイルバネ保持用切欠124a,124bが形成
されている。左移動駆動歯車120の内側面の適所に角
コイルバネ保持用穴120aが形成されている。角コイ
ルバネ123はバネ保持シリンダ124の内部に納めら
れ、取付部123aはバネ保持シリンダ124の角コイ
ルバネ保持用切欠124aに、取付部123bは左移動
駆動歯車120の保持用穴120aに嵌められて、左移
動駆動歯車120とバネ保持シリンダ124とを機械的
に連結する。
【0030】なお、角コイルバネ保持用切欠124aは
後述するクラッチ141のバネ保持シリンダ144に形
成された角コイルバネ保持用切欠144aと同じ形状で
ある。これによって、左移動駆動歯車120のトルクが
バネ保持シリンダ124に伝えられる。
【0031】ラチェット車126とバネ保持シリンダ1
24は、外力が加えられないときは一体回転するよう
に、それぞれ摩擦シリンダ125と摩擦接触するように
嵌め合わされている。
【0032】一方、外力が加えられると、すなわち、ラ
チェット車126がトグル機構200で止められると、
バネ保持シリンダ124は摩擦シリンダ125と滑り接
触を起こしながら回転できるようにされている。
【0033】角コイルバネ123の内径は、左移動駆動
歯車120の回転とバネ保持シリンダ124の回転との
相対速度によって変化する。バネ保持シリンダ124が
駆動側のトルクに従って自由に回転している時は、角コ
イルバネ123の内径は変化しない。しかし、バネ保持
シリンダ124に外力が加えられ、その回転に制動が加
えられたとき、相対速度が生じて、角コイルバネ123
の内径は小さくなる。
【0034】クラッチが作動していない状態、すなわ
ち、ラチェット車126がトグル機構200で回転が止
められていない状態では、バネ保持シリンダ124はラ
チェット車126と一体的に自由に回転でき、角コイル
バネ123は締め付ける方向に捩じられることはない。
従って、左移動駆動歯車120のトルクが左移動被駆動
歯車122に伝えられることはない。
【0035】一方、ラチェット車126の回転がトグル
機構で止めらると、摩擦シリンダ125を介して、左移
動駆動歯車120のトルクで回転しているバネ保持シリ
ンダ124に制動力が加えられ、その結果、バネ保持シ
リンダ124の回転速度が遅くなり、角コイルバネ12
3は締め付け方向に捩じられて内径が縮み、左移動被駆
動歯車122のボスを締め付け、左移動駆動歯車120
のトルクが左移動被駆動歯車122に伝えられる。
【0036】また、角コイルバネ123の内径は、外力
が加えられていない通常状態では、左移動被駆動歯車1
22のボスの外径よりも大きくされている。すなわち、
左移動被駆動歯車122は角コイルバネ123と接触す
ることなく自由に回転することができる。従って、駆動
モータのトルクが右移動被駆動歯車142に伝えられる
状態では、自由に回転する左移動被駆動歯車122を介
して、右移動被駆動歯車142に伝えられたトルクは大
きく低下することなく中間歯車150に伝えられる。
【0037】クラッチ141の構成はクラッチ121の
構成と同一で、角コイルバネ143、バネ保持シリンダ
144、摩擦シリンダ145、周面にラチェット147
が形成されたラチェット車146からなる。
【0038】バネ保持シリンダ144はその両端部に角
コイルバネ保持用切欠144a,144bが形成されて
いる。ラチェット車146はトグル機構200と連動し
ている。角コイルバネ143の両端部は曲げられて取付
部143a,143bが形成され、バネ保持シリンダ1
44に形成された角コイルバネ保持用切欠144bに、
右移動駆動歯車140の内側面の適所に形成された角コ
イルバネ保持用穴140aに、それぞれ嵌められて右移
動駆動歯車140とバネ保持シリンダ144は機械的に
連結される。
【0039】なお、角コイルバネ保持用切欠144bは
バネ保持シリンダ124に形成された角コイルバネ保持
用切欠124bと同じである。これによって、右移動駆
動歯車140のトルクがバネ保持シリンダ144に伝え
られる。
【0040】角コイルバネ143の作用はクラッチ12
1の角コイルバネ123と同じである。また、右移動被
駆動歯車142のボスの外径も、クラッチ121と同様
に、角コイルバネ143の内径より小さくされている。
クラッチが作動していないときは右移動被駆動歯車14
2は自由に回転できる。従って、駆動モータのトルクが
左移動被駆動歯車122に伝えられる状態では、共回り
する左移動被駆動歯車142によって伝達されてきたト
ルクが大きく低下されることはない。
【0041】トグル機構200は、図1に示すように、
切換アクチュエータ210、停止部材220、それらを
連結する回動リンク230からなる。
【0042】切換アクチュエータ210は中心部に回動
支点211を有し、その上部には異なる角度で放射状に
延びた二つの当接部212,213を有する。当接部2
12は原稿台の下面右端部に設けられた方向切換部材3
4と当接するように、当接部材213は左端部に設けら
れた方向切換部材35と当接するように、前後方向にず
らして設けられている。下方にはアーム215が形成さ
れ、アーム215の下端部には係合ピン214が取り付
けられている。
【0043】回動リンク230は中心部に回動支点23
1を有し、上端部に上記切換アクチュエータ210の係
合ピン214と係合する長孔232が形成され、下端部
には係合ピン233が取付られている。
【0044】停止部材220は十字状に形成され、その
中央部に揺動支点221を有し、左右に延びたアーム2
22,223の先端部には、クラッチ121,141の
ラチェット車126,146のラチェット127,14
7と係合する爪224,225が形成されている。
【0045】また、上方に延びたアーム226の先端部
には、上記回動リンク230の係合ピン233と係合す
る長孔227が形成されている。下方に延びたアーム2
28の下端にはピン229が設けられ、ピン229と切
換アクチュエータ210の係合ピン214の間にバネ2
40が掛けられている。このバネ240の弾性力によっ
て、停止部材220はクラッチ121,141の一方と
常に係合するようにされている。
【0046】次に、動作について説明する。原稿台30
は通常中央位置に停止され、駆動が開始されると、前述
したように、先ず左方向に移動するように制御部500
に設定されている。トグル機構200は、図1の仮想線
の状態にある。すなわち、停止部材220はクラッチ1
21に係合し、左移動駆動歯車120のトルクが左移動
被駆動歯車122に伝えられ、原稿台を左方向に移動さ
せる。
【0047】そして、原稿台30が左方向に移動して、
方向切換部材34が当接部212に当接して、バネ24
0の弾性力に抗して当接部212を左方に倒すと、トグ
ル機構200を図1の実線で示すような状態になり、停
止部材220はクラッチ141に係合し、右移動駆動歯
車140のトルクが右移動被駆動歯車142に伝えら
れ、原稿台30は右方向に移動する。この時点から原稿
の露光走査が開始される。
【0048】原稿台30は右方向に移動して、原稿の画
像読み取りが終了する位置まで移動してくると、方向切
換部材35が当接部213に当接して、バネ240の弾
性力に抗して当接部213を右方に倒し、トグル機構2
00を、図1の仮想線で示すような状態にする。停止部
材220はクラッチ121に係合し、左移動駆動歯車1
20のトルクが左移動被駆動歯車122に伝えられ、原
稿台30は左方向に移動する。
【0049】制御部500は原稿台30の移動開始時点
から移動時間を管理し、原稿台30が前記ホームポジシ
ョンに確実に復帰するまで所定の時間が過ぎた後に駆動
モータ50を停止させるようにしている。
【0050】なお、原稿台30がホームポジションに復
帰した時点ではトグル機構200は切換られない。従っ
て、次の転写紙がセットされてコピーが開始されるとき
は、前述したように、一旦、左方向に移動し、この後に
露光走査のための右方向に移動する。
【0051】なお、上記実施例では切換アクチュエータ
210は二つの当接部212,213を前後方向にずら
して設けられている。しかし、本発明では、特に、当接
部材を二つ設ける必要はなく、一つの当接部材を設ける
だけでもよい。
【0052】図6に、別の駆動変換機構1000を示
す。駆動変換機構100と比べると、駆動変換機構10
00では、中間歯車130が左移動駆動歯車120と右
移動駆動歯車140の間ではなく、左移動被駆動歯車1
22と右移動被駆動歯車142の間に置かれている。ま
た、駆動モータ50は右側に配置されている。さらに、
中間歯車151が省略されている。クラッチ121,1
41は、駆動変換機構100に用いたものと同じものが
使用されている。
【0053】この駆動変換機構1000の伝達方向は、
次の通りである。歯車51は常に反時計方向に回転さ
れ、従って、左移動駆動歯車120は時計方向に、右移
動駆動歯車140は反時計方向に常に回転する。クラッ
チ121を入れると、左移動被駆動歯車122は左移動
駆動歯車120と同じように時計方向に回転し、中間歯
車130は反時計方向に回転し、右移動被駆動歯車14
2は時計方向に回転し、中間歯車150は反時計方向、
歯車152は反時計方向に回転し原稿台を左方向に移動
する。
【0054】反対に、クラッチ141を入れると、右移
動被駆動歯車142は右移動駆動歯車140と同じよう
に反時計方向に回転し、それと噛合する中間歯車15
0、歯車152は時計方向に回転し原稿台を右方向に移
動する。
【0055】図7は、別のトグル機構2000を示す。
このトグル機構2000は、駆動変換機構1000に適
用されるもので、停止部材2200の揺動方向を除い
て、トグル機構200と基本的に同じ構成である。
【0056】停止部材2200は揺動支点2210が上
部に設けられ、回動リンク2300の下端部が停止部材
2200の下部に設けられた枢点2270に回動自在に
連結されている。原稿台30が停止状態では、トグル機
構2000は、図7の仮想線の状態に置かれ、停止部材
2200はクラッチ121に係合し、左移動駆動歯車1
20のトルクが左移動被駆動歯車122に伝えられ、原
稿台を左方向に移動する。原稿台30が左方向に移動し
て、方向切換部材34が当接部212に当接して、バネ
240の弾性力に抗して当接部212を左方に倒すと、
トグル機構2000を図7の実線で示すような状態に
し、停止部材2200はクラッチ141に係合し、右移
動駆動歯車140のトルクが右移動被駆動歯車142に
伝えられ、原稿台30は右方向に移動する。
【0057】次に、図8及び図9に基づいて、移動制御
手段CMに設けられた停止ロック手段を説明する。停止
ロック手段は、停止手段600、ロック部700、作動
機構800からなる。
【0058】作動機構800は、電磁ソレノイド81
0、揺動フレーム820、押上部材831,832、ア
ーム841,842からなり、本体側に取り付けられて
いる。
【0059】電磁ソレノイド810はロック駆動装置を
構成し、押上部材832はロック部材を構成する。電磁
ソレノイド810はプランジャ811を備えている。プ
ランジャ811の下端には、左右方向に延びた作動ピン
812を有している。プランジャ811は、電磁ソレノ
イド810に電源が供給されると上昇し、電源が止めら
れると自重または不図示のスプリングの弾性力で下降す
る。電磁ソレノイド810への電源供給は、原稿台30
の移動を行う駆動モータ50へ電源供給が行われると同
じタイミングで行われる。
【0060】揺動フレーム820は中央部に揺動支点8
21を有し、その左側に二本の足部822,823を有
し、その右側にアーム841,842を支持する支持部
824を有している。押上部材831,832は、上記
足部822,823の各左端部に取り付けられ、適宜の
ガイド部材で縦方向に摺動するようになっている。
【0061】アーム841,842は上部が後方に屈曲
し、左右方向にプランジャ811を挾むように配置され
ている。また上記作動ピン812を縦方向に挾むように
アーム841の屈曲部とアーム842の屈曲部は段違い
になっている。
【0062】電磁ソレノイド810に電源が供給される
と、プランジャ811が上昇し、揺動フレーム820は
反時計方向に揺動し、押上部材831,832は下降す
る。電磁ソレノイド810への電源供給が停止される
と、プランジャ811が下降し、揺動フレーム820は
時計方向に揺動し、押上部材831,832は上昇す
る。
【0063】停止手段600は、作動部材610とスト
ッパ620、ブロック630からなる。作動部材610
は、揺動軸611、揺動軸611の前端部から左方に延
びた前側当接アーム612、揺動軸611の後端部から
左方に延びた後側当接アーム613を有する。前側当接
アーム612は切換アクチュエータ210の当接部21
2と当接する位置変更部を構成する。押上部材831
は、原稿台30がホームポジションに来たとき、当接ア
ーム613の下面と当接し、押上部材831の上昇に伴
って作動部材610を時計方向に揺動する。また、後側
当接アーム613は後述するストッパ620の当接部6
22と当接する。
【0064】作動部材610は原稿台30に取り付けら
れ、ストッパ620と当接する当接位置と、押上部材8
31の上昇に伴って押し上げられる押上位置の間で揺動
する。押上部材831は後側当接アーム613を作動さ
せる作動機構800の作動部材を構成する。
【0065】ストッパ620は、回動軸621、当接部
622,錘623を備えている。ストッパ620の左方
にはブロック630が設けられている。ストッパ62
0、ブロック630は本体に取り付けられている。
【0066】通常時は、図9(a)に示すように、錘6
23の重さにより当接部622が右方にやや傾斜した状
態に維持される。すなわち、図8の実線の状態に維持さ
れる。作動部材610の後側当接アーム613がストッ
パ620と当接したとき、作動部材610が取り付けら
れた原稿台30の移動力によって、錘623の重さに打
ち勝って当接部622がブロック630に当るまで起こ
される(図9(b))。その後、ブロック630が当接
部622のそれ以上の回動を止め、そして、作動部材6
10の左方への移動を止める。すなわち、原稿台30の
移動を停止させる。
【0067】作動部材610が、ストッパ620、ブロ
ック630によって停止されると、同時に、作動部材6
10の前側当接アーム612が切換アクチュエータ21
0の当接部212に当接し、トグル機構200の停止手
段材220をクラッチ121から僅かに離間する位置に
揺動させて、トグル機構200を中立状態にする。
【0068】ロック部700はブロック状の規制部材7
10からなり、その下面に凹部711が形成されてい
る。この凹部711は押上部材832と係合する。凹部
711は押上部材832が係合したとき、左右方向に多
少の遊びが生じるように、押上部材832の幅より多少
大きめに形成されている。なお、凹部711の代わりに
左右方向の長孔を形成してもよい。
【0069】次に、図12〜図18に基づいて、停止ロ
ック手段の作用について詳しく説明する。
【0070】上述したように、原稿台30は複写作業が
開始されると、先ずホームポジションから左方に移動
し、その後露光走査のために右方に移動し、更に露光走
査終了により方向転換されて左方に移動してホームポジ
ションに戻ってくる。図12〜図18は、これらの一連
の動きの各状態を詳細に示したものである。
【0071】上記図面において、(a)は規制部材71
0と押上部材832との関係を示し、(b)はストッパ
620と作動部材610の後側当接アーム613と押し
上げ部材831との関係を示し、(c)は切換アクチュ
エータ210と作動部材610の前側当接アーム612
との関係を示す。
【0072】図12は、原稿台30がロックされた状態
を示す。押上部材832は作動機構800によって上方
に押し上げられ、規制部材710の凹部711に係合し
て原稿台30が左右に動くのを防止している(図12
(a))。同時に、作動部材610は押上部材831に
よって時計方向に回動され、後側当接アーム613はス
トッパ620の当接部622の上方に、前側当接アーム
612は切換アクチュエータ210の当接部212の上
方に押し上げられている(図12(b)(c))。
【0073】複写作業が開始されると、駆動モータ50
と電磁ソレノイド810に電源が供給される。これによ
って、電磁ソレノイド810のプランジャ811が上昇
して押上部材831,832は下降し、図13の状態に
なる。すなわち、押上部材832は規制部材710の凹
部711から外れ、原稿台30のロックが解除される
(図13(a))。作動部材610は反時計方向に回動
し、前側当接アーム612は切換アクチュエータ210
の当接部212の上端面に当接するので、後側当接アー
ム613はストッパ620の当接部622の上方で止め
られる(図13(b)。これによって、原稿台30が左
方向に移動開始するとき、前側当接アーム612は当接
部212の上端面を滑り、後側当接アーム613は当接
部622には当接せずに原稿台30が左方向に自由に移
動することができる(図13(c))。
【0074】図14は、原稿台30が左方向に移動し、
右端部に取り付けられている方向切換部材34が、当接
部212に当接した状態を示す。そして、原稿台30が
もう少し左方向に移動して方向切換部材34が、切換ア
クチュエータ210の当接部212を左方に回動させ、
トグル機構200の停止手段220をクラッチ121と
係合させて原稿台30の移動方向を右方向に切換える。
【0075】図15は、原稿台30が右方向に移動する
途中に、作動部材610の後側当接アーム613が当接
部622に当ってストッパ620を時計方向に回動して
当接部622を乗り越してゆく状態を示している。
【0076】なお、前側当接アーム612は、当接部2
12が下方にあるため、非接触の状態で通り過ぎて行く
(図15(c))。
【0077】図16は、原稿台30が右方向に移動し、
左端部に取り付けられている方向切換部材35が、当接
部213に当接した状態を示す。これより原稿台30が
もう少し右方向に移動して方向切換部材35が当接部2
13を右方に回動させ、トグル機構200の停止手段材
220をクラッチ141と係合させて原稿台30の移動
方向を左方向に切換える(同図(c)仮想線で示す状
態)。これによって原稿台30は、再び左方向に移動す
る。
【0078】図17は、原稿台30が左方向に移動し
て、後側当接アーム613がストッパ620の当接部6
22に当接してストッパ620をブロック630に当る
まで起こした状態を示している。すなわち、原稿台30
がストッパ620、ブロック630で停止された状態を
示す。このとき、前側当接アーム612は切換アクチュ
エータ210の当接部212に当接して当接部212を
少し左方に回動させる(図17(c)実線で示す状
態)。これによって、トグル機構200の停止手段材2
20はクラッチ121から僅かに離間する位置に揺動さ
れ、クラッチ121が解除状態にされる。
【0079】なお、駆動モータ50、電磁ソレノイド8
10への電源供給時間は、制御部500に予め設定され
ている。設定されている時間は、原稿台30がホームポ
ジションから移動開始してホームポジションへ復帰する
までに必要な時間より多少長いめに設定されている。こ
の超過時間を設けた理由は、以下の通りである。
【0080】作動部材610の後側当接アーム613が
ストッパ620に当接して原稿台30を停止させた瞬間
に駆動モータ50の電源を切っても、原稿台30がホー
ムポジションにきっちりと停止することは難しい。原稿
台30は慣性力を有しており、後側当接アーム613が
ストッパ620に当接したときに反力が生じて、後側当
接アーム613がストッパ620から多少右方向に後退
することが考えられるからである。この反力による後退
を解消するために、原稿台30がストッパ613によっ
て一応停止されても、もう少し駆動モータ50を駆動さ
せて右方に後退した後側当接アーム613を再びストッ
パ620に当接させ、そこで足踏みさせることによって
原稿台30をホームポジションに確実に停止させるため
である。
【0081】また、クラッチを中立状態にする理由は、
複写作業終了後しばらく前記駆動変換機構100を空回
りの状態で駆動させて歯車の係合状態を整え、複写作業
再開時に前記駆動変換機構100がスムーズに再始動で
きるようにするためである。図18は、押上部材832
が上方に押し上げられ、規制部材710の凹部711に
再び係合して原稿台30をロックした状態を示す。
【0082】すなわち、駆動モータ50、電磁ソレノイ
ド810への電源供給が停止されて、電磁ソレノイド8
10のプランジャ811が降下して押上部材831,8
32が上方に摺動される。押上部材831の上昇によ
り、作動部材610は時計方向に回動して後側当接アー
ム613はストッパ620の当接部622の上端面より
上方に達し、ストッパ620は立直位置から自重により
傾斜位置になる(同図(b)仮想線で示す状態)。ま
た、前側当接アーム612は切換アクチュエータ210
の当接部212の上記端面の上方に達し、トグル機構2
00の停止手段220はクラッチ121と再度係合して
クラッチ121を作動状態する(同図(c)仮想線で示
す状態)。一方、押上部材832も上方に摺動され、規
制部材710の凹部711に係合して、図12の状態に
なる(同図(a))。
【0083】なお、上記実施例では、制御部500に設
定される原稿台30の移動時間は原稿台30がホームポ
ジションに到達し得るのに必要な時間より多少長いめに
されている。しかし、本発明はこのような超過時間を必
ずしも設ける必要がない。
【0084】例えばストッパ620に後側当接アーム6
13の当接を感知するセンサを設け、そのセンサが後側
当接アーム613の当接を感知して制御部500に当接
信号として伝え、制御部500がその当接信号に基づい
て駆動モータ50を停止させるようにしてもよい。
【0085】図19は、本発明の別の停止ロック手段を
示す。この停止ロック手段は、複写作業を行なわないと
きに左右両方向に原稿台30が移動するのを防ぐもので
はなく、原稿台30が左方向に移動するのを防ぐだけの
ものである。
【0086】この停止ロック手段の構成は、凹部711
が形成された規制部材710、その凹部711に係合す
る押上部材832が設けられていない点と、ストッパが
一つの部材で形成されている点、作動機構が異なる点を
除いて、図8に示した停止ロック手段と略同じである。
【0087】この停止ロック手段に設けられたストッパ
6200は、図19に示すように、一つのブロックで構
成され、左上部に傾斜面6210が形成されている。こ
の傾斜面6210は、後述するように、原稿台30が右
方向に移動する際、後側当接アーム613がストッパ6
200を乗り越えやすくするためである。ストッパ62
00は、原稿台30がホームポジションに移動してきた
とき、後側当接アーム613と当接する位置に置かれて
いる。
【0088】作動機構は、縦方向に移動可能なプランジ
ャ8110を有する電磁ソレノイド8100、押上部材
831、この押上部材831とプランジャ8110の動
きを押上部材831に伝える揺動部材8200とプラン
ジャ8110を上方向に付勢するスプリング8120と
からなる。
【0089】電磁ソレノイド8100に電源が供給され
ると、プランジャ8110はスプリング8120の弾性
力に抗して下降し、押上部材831を上方に移動させ、
後側当接アーム613をストッパ6200の上方に突き
上げる。電源供給が停止されると、プランジャ8110
は、スプリング8120の弾性力によって上昇し、押上
部材831を下方に移動する。従って、後側当接アーム
613も反時計方向に揺動して後側当接アーム613が
ストッパ6200と当接する状態となる。
【0090】次に、図20〜図22に基づいて、この停
止ロック手段の作用について説明する。これらの図面に
おいて、(a)はストッパ6200と作動部材610の
後側当接アーム613と押上部材831との関係を示
し、(b)は切換アクチュエータ210と作動部材61
0の前側当接アーム612との関係を示す。
【0091】複写作業が開始される前は、図20(a)
に示されるように、後側当接アーム613がストッパ6
200に当接して、原稿台30の左方向への移動が阻止
されている。
【0092】複写作業が開始されると、図21に示され
るように、駆動モータ50と電磁ソレノイド8100に
電源が供給され、電磁ソレノイド8100のプランジャ
8110が下降して押上部材831は上昇し、後側当接
アーム613は時計方向に押し上げられる(図21
(a))。その後、原稿台30が左方向に移動開始する
と、後側当接アーム613は、押上部材831の上面及
びストッパ6200の上面を滑って左方向に移動する。
その後、図14と同様に、方向切換部材34が切換アク
チュエータ210の当接部212を左方に回動させ、ト
グル機構200の停止部材220をクラッチ121と係
合させて原稿台30の移動方向を右方向に切換える。こ
れにより原稿台30が右方向に移動する。
【0093】図22は図15に相当し、原稿台30が右
方向に移動する途中に、作動部材610の後側当接アー
ム613はストッパ6200の傾斜面6210に、前側
当接アーム612が当接部213に当って時計方向に回
動してストッパ6200、当接部212を乗り越してい
る状態を示している。
【0094】電磁ソレノイド8100は、所定時間経過
すると、電源の供給が停止され、プランジャ8110
は、バネ8120によって上昇され、押上部材831は
下降される。この後、図16と同様に、左端部に取り付
けられている方向切換部材35が、当接部213に当接
して当接部213を右方に回動させ、トグル機構200
の停止手段220をクラッチ121と係合させて原稿台
30の移動方向を左方向に切換える。これにより原稿台
30は再び左方向に移動する。
【0095】その後、原稿台30が左方向に移動して、
図20に戻り、後側当接アーム613がストッパ620
0に当接して原稿台30はストッパ6200で停止され
る。前側当接アーム612は切換アクチュエータ210
の当接部212に当接して当接部212を少し左方に回
動させ、トグル機構200の停止手段220をクラッチ
121から僅かに離間する位置に揺動させてクラッチ1
21を解除状態にし、複写作業の再開を待つ。
【0096】この停止ロック手段は、複写作業を行なわ
ないときに右方向に原稿台30が移動するのを防ぐこと
はできないが、構造を簡単にすることができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動モータのトルクを原稿台の右方向移動又は左方向移
動の駆動力に変換する変換機構を備えるとともに、原稿
台が左右の所定の位置に移動したとき、この変換機構の
変換方向を機械的に切り換えるようにしたので、従来の
切換制御装置に比して構成が簡単、小型、かつ低コスト
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の駆動変換機構に用
いられているトグル機構の構造を示す概略正面図であ
る。
【図2】上記画像形成装置の駆動変換機構の構成を示す
水平断面図である。
【図3】上記駆動変換機構の一方の伝達方向を示す概略
正面図である。
【図4】上記駆動変換機構の他方の伝達方向を示す概略
正面図である。
【図5】上記駆動変換機構に用いられているクラッチの
構成を示す分解斜視図である。
【図6】他の駆動変換機構の構成を示す図である。
【図7】他のトグル機構の構成を示す概略正面図であ
る。
【図8】上記画像形成装置の停止ロック手段の構成を示
す分解斜視図である。
【図9】原稿台をホームポジションで停止させるための
停止手段の構成を示すもので、(a)は停止動作前の状
態を示す図、(b)は停止動作後の状態を示す図であ
る。
【図10】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す
概略構成図である。
【図11】上記画像形成装置のコンタクトガラスとその
取付状態を示す斜視図である。
【図12】原稿台がホームポジションでロックされたと
きの停止ロック手段の状態を示すもので、(a)は押上
部材が規制部材に係合した状態を示す図、(b)は押上
部材が係合されたときの停止手段の状態を示す図、
(c)は押上部材が係合されたときの停止手段の当接ア
ームとトグル機構の当接部との関係を示す図である。
【図13】原稿台がロック解除されたときの停止ロック
手段の状態を示すもので、(a)は押上部材と規制部材
との関係を示す図、(b)は停止手段の当接アームとス
トッパとの関係を示す図、(c)は停止手段の当接アー
ムとトグル機構の当接部との関係を示す図である。
【図14】原稿台が左方向に移動したときの停止ロック
手段の状態を示すもので、(a)は押上部材の状態を示
す図、(b)は停止手段の状態を示す図、(c)はトグ
ル機構の当接部と方向切換部材との関係を示す図であ
る。
【図15】原稿台が右方向に移動している途中の停止ロ
ック手段の状態を示すもので、(a)は押上部材と規制
部材との関係を示す図、(b)は停止手段の当接アーム
とストッパとの関係を示す図、(c)はトグル機構の当
接部と方向切換部材との関係を示す図である。
【図16】原稿台が右方向に移動したときの停止ロック
手段の状態を示すもので、(a)は押上部材の状態を示
す図、(b)は停止手段の状態を示す図、(c)はトグ
ル機構の当接部と方向切換部材との関係を示す図であ
る。
【図17】原稿台がホームポジションに復帰したときの
停止ロック手段の状態を示すもので、(a)は押上部材
と規制部材との関係を示す図、(b)は停止手段の当接
アームとストッパとの関係を示す図、(c)はトグル機
構の当接部と方向切換部材との関係を示す図である。
【図18】原稿台がホームポジションに復帰し、再びロ
ックされたときの停止ロック手段の状態を示すもので
(a)は押上部材が規制部材に係合した状態を示す図、
(b)は押上部材が係合されたときの停止手段の状態を
示す図、(c)は押上部材が係合されたときの停止手段
の当接アームとトグル機構の当接部との関係を示す図で
ある。
【図19】他の停止手段の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図20】コピー動作が開始される前の上記他の停止ロ
ック手段の状態を示すもので、(a)は停止手段とスト
ッパとの関係を示す図、(b)は停止手段の当接アーム
とトグル機構の当接部との関係を示す図である。
【図21】コピー動作が開始されたときの上記他の停止
ロック手段の状態を示すもので、(a)は停止手段とス
トッパとの関係を示す図、(b)は停止手段の当接アー
ムとトグル機構の当接部との関係を示す図である。
【図22】原稿台が右方向に移動している途中の上記他
の停止ロック手段の状態を示すもので、(a)は停止手
段とストッパとの関係を示す図、(b)は停止手段の当
接アームとトグル機構の当接部との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
30 原稿台 31 原稿載置板 32 原稿押え 33 ラック 34,35 方向切換部材 36 取付部材 40 装置本体 41 露光用の穴 42 光源 43 集光レンズ 44 感光体ドラム 45 帯電装置 46 現像装置 47 クリーニング装置 47a トナーの収納部 48 転写・分離装置 49 定着装置 50 駆動モータ 51,110,152 歯車 52 給紙ローラ 60 給紙用トレイ 61 排出トレイ 62 取手 100,1000 駆動変換機構 120 左移動駆動歯車 121,141 クラッチ 122 左移動被駆動歯車 123,143 角コイルバネ 124,144 バネ保持シリンダ 125,145 摩擦シリンダ 126,146 ラチェット車 127,147 ラチェット 130,151 中間歯車 140 右移動駆動歯車 142 右移動被駆動歯車 150 中間平歯車 200,2000 トグル機構 210 切換アクチュエータ 211,231 回動支点 212,213 当接部材 214,233 係合ピン 215 アーム 220,2200 停止部材 221,821,2210 揺動支点 222,223,226,228,841,842 ア
ーム 224,225 爪 227,233 長孔 229 ピン 230,2300 回動リンク 500 制御部 600 停止手段 610 作動部材 611 揺動軸 612,613 当接アーム 620,6200 ストッパ 622 当接部 623 錘 630 ブロック 700 ロック部 710 規制部材 711 凹部 800 作動機構 810 電磁ソレノイド 811 プランジャ 820 揺動フレーム 822,823 足部 831,832 押上部材 2700 枢点 6210 傾斜面 CM 移動制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅谷 務 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を戴置する原稿台が往復動して原稿
    の露光走査が行われる画像形成装置において、一定方向
    に回転駆動する駆動モータと、この駆動モータのトルク
    を上記原稿台の左方向移動又は右方向移動の駆動力に変
    換する変換機構と、上記原稿台が左右の所定位置に移動
    したとき、上記変換機構を上記原稿台の左方向移動から
    右方向移動に、又は右方向移動から左方向移動に機械的
    に切り換える切換手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 上記変換機構は、上記駆動モータと連動
    する駆動部とこの駆動部と連動可能な左移動駆動部及び
    右移動駆動部とからなり、上記切換手段は、上記駆動部
    と上記左移動駆動部及び右移動駆動部間に設けられ、上
    記駆動部と上記左移動駆動部又は右移動駆動部のいずれ
    か一方とを連結させるクラッチ機構と、上記駆動部と上
    記左移動駆動部とを連結する第1の位置と上記駆動部と
    上記右移動駆動部とを連結する第2の位置とを有するト
    グル機構と、このトグル機構の第1の位置と第2の位置
    とを切り換える切換部材とからなることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記切換部材は、上記原稿台の右端部に
    設けられた第1の方向切換部材と上記原稿台の左端部に
    設けられた第2の方向切換部材とを有し、上記原稿台が
    左方向に移動して上記第1の方向切換部材が上記トグル
    機構に当接したとき、該トグル機構を上記第2の位置に
    切換え、上記原稿台が右方向に移動して上記第2の方向
    切換部材が上記トグル機構に当接したとき、該トグル機
    構を上記第1の位置に切換えることを特徴とする請求項
    2記載の画像形成装置。
JP5382892A 1991-03-12 1992-03-12 画像形成装置 Pending JPH0572644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5382892A JPH0572644A (ja) 1991-03-12 1992-03-12 画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4644491 1991-03-12
JP3-46444 1991-03-12
JP5382892A JPH0572644A (ja) 1991-03-12 1992-03-12 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572644A true JPH0572644A (ja) 1993-03-26

Family

ID=26386552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5382892A Pending JPH0572644A (ja) 1991-03-12 1992-03-12 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0572644A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3140120B2 (ja) 複写機械に用紙を導入するための装置
JPH0572644A (ja) 画像形成装置
JPH0990801A (ja) 定着装置における駆動装置
US8010036B2 (en) Image forming apparatus
US5206696A (en) Image forming apparatus provided with a movable document table
JPH0572645A (ja) 画像形成装置
JP3247817B2 (ja) 給紙装置
JPS609791Y2 (ja) 電子複写機の給紙装置
EP0506252A2 (en) An image forming apparatus provided with a movable document table
US5999775A (en) Driving device for heating roller of image forming apparatus in which heating roller is moved to contact or separate from a photosensitive belt by a single motor
JPH0812380B2 (ja) 複写機の露光光学系駆動装置
JP2882704B2 (ja) 往復駆動装置
JPS59101633A (ja) リ−ダプリンタの反射鏡駆動装置
JPH0572829A (ja) 画像形成装置
JPH08286452A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPS6326820Y2 (ja)
JPS6247635A (ja) 複写機における原稿台ロツク装置
JPH01172133A (ja) 画像形成装置
JPS6214640A (ja) 原稿台往復動装置
JPS589167A (ja) 電子写真複写機
JP2001039544A (ja) シート給送装置
JPS6237228Y2 (ja)
JPS5834428Y2 (ja) デュアルモ−ド複写機
JPS62125340A (ja) 画像形成装置
JPS589159A (ja) 電子写真複写機