JPH0573359U - ピストンリング - Google Patents
ピストンリングInfo
- Publication number
- JPH0573359U JPH0573359U JP3114892U JP3114892U JPH0573359U JP H0573359 U JPH0573359 U JP H0573359U JP 3114892 U JP3114892 U JP 3114892U JP 3114892 U JP3114892 U JP 3114892U JP H0573359 U JPH0573359 U JP H0573359U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston ring
- face
- thickness
- cut
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピストンリングの合い口部からの流体漏れを
無くし密封性機能を向上させる。 【構成】 ピストンリングの合い口部の構造を、切断し
た一方端においては、全厚さTのうちの内周側約半分の
厚さと全幅Bとから成る切断端面1aを突出させ、前記
の残りの外周側の厚さと全幅Bのうちの約半分の幅とか
ら成る切断端面2aを前記突出端面1aより適誼の段差
量hで後退させ、宜つ前記と同等の外周側の厚さと前記
の残りの幅から成る切断端面3aを前記の後退させた端
面2aよりも更に前記段差量hで後退させた三分割段付
き端面を形成させる。他方端においては、前記一方端に
形成された三分割段付き端面1a、2a、3aの各端面
に体し、対向する面をそれぞれ凸凹関係を逆にして互い
に噛み合う三分割段付き端面1b、2b、3bを形成さ
せる構造とする。
無くし密封性機能を向上させる。 【構成】 ピストンリングの合い口部の構造を、切断し
た一方端においては、全厚さTのうちの内周側約半分の
厚さと全幅Bとから成る切断端面1aを突出させ、前記
の残りの外周側の厚さと全幅Bのうちの約半分の幅とか
ら成る切断端面2aを前記突出端面1aより適誼の段差
量hで後退させ、宜つ前記と同等の外周側の厚さと前記
の残りの幅から成る切断端面3aを前記の後退させた端
面2aよりも更に前記段差量hで後退させた三分割段付
き端面を形成させる。他方端においては、前記一方端に
形成された三分割段付き端面1a、2a、3aの各端面
に体し、対向する面をそれぞれ凸凹関係を逆にして互い
に噛み合う三分割段付き端面1b、2b、3bを形成さ
せる構造とする。
Description
【0001】
本考案は、内燃機関や蒸気機関や油空圧機器等のピストンにパッキンとして使 用するピストンリングに関するものである。
【0002】
従来から存在するもので、ピストンリングの合い口形状による種類には、図3 (イ)の直角切り型や(ロ)の斜め切り型や(ハ)の段付き切り型がある。 ピストンリングの役目は、ピストンに設けられたピストンリング溝にピストン リングを嵌装して、ピストンとシリンダー間の流体の通路をせばめ密封性を高め ることにある。ピストンリングはいずれも張力を持たせて、ピストンリング外周 面をシリンダー内壁面に押圧させるため、自由状態におけるピストンリング外径 をシリンダー内径よりも若干大きくし、ピストンリングの輪の一箇所を切断して ピストンリング溝に嵌装している。
【0003】
前記従来の技術では、漏れはピストンリングの合い口隙間、そしてピストンリ ング外周面とシリンダー内壁面との接触部の隙間、そしてピストンリング側面と ピストンリング溝側面との接触部の隙間から生じる。このうち、ピストンリング の合い口隙間からの漏れは比較的大きな割合を占めている。そこで密封性を向上 させるために、図3の直角切り型から斜め切り型、更に段付き切り型へと考えら れた。しかし段付き切り型においても、ピストンリングの内周面側から合い口隙 間を通して漏れの通路が存在しているのである。 しかしながら、ピストンリングの切れ目は組み立て上必要なこともあるほかに 、常にピストンリング外周面をシリンダー内壁面に押圧し追従接触させるため、 また熱膨張の影きょうやピストンリングおよびシリンダー内径の製造上のバラツ キ等を考慮すると、必要相応の初期隙間は避けられない。また使用によるピスト ンリング外周面の摩耗およびシリンダー内壁面の摩耗による内径拡大は、装着時 におけるピストンリングの合い口隙間を一層大きくすることになる。 以上のように、従来技術においてはピストンリングの合い口隙間からの漏れは 、密封生保持の点で最大の障害となる問題点であった。
【0004】
本考案は、前記の問題点に鑑みて創案されたもので、ピストンリングの合い口 隙間からの漏れを無くし、密封性を向上させたピストンリングの提供を目的とし ている。 その目的を達成するため、半径方向の厚さと幅とから成る断面を持ち、輪の一 箇所を切断したピストンリングにおいて、その合い口構造を、切断した一方端に おいては、全厚さのうちの内周側約半分の厚さと全幅とから成る切断端面を突出 させ、前記の残りの外周側の厚さと全幅のうちの約半分の幅とから成る切断端面 を前記突出端面より後退させ、宜つ前記と同等の外周側の厚さと前記の残りの幅 とから成る切断端面を前記の後退させた端面よりも更に後退させた三分割段付き 端面を形成させる。他方端においては、前記一方端に形成された三分割段付き端 面の各端面に対し、対抗する面をそれぞれ凸凹関係を逆にして互いに噛み合う三 分割段付き端面を形成させたことを特徴とする構造にした。
【0005】
ピストンリングに張力をもたせて、ピストンリング外周面をシリンダー内壁面 に押圧させるため、自由状態におけるピストンリング外径をシリンダー内径より も若干大きくし、輪の一箇所を切断したピストンリングをピストンに設けられた ピストンリング溝に嵌装してシリンダー内に挿入した状態で、ピストンリングの 合い口部の両方端の互いに噛み合う三分割段付き端面のそれぞれ対抗する合い口 隙間を、段付き形状の段差より小さい関係にしておくと、ピストンリングの外周 側にある段違いの2つの合い口部は、ピストンリング厚さの中間部の壁面とシリ ンダー内壁面とに囲まれ、宜つピストンリング幅の中間部の側面同士の接触によ って前記2つの合い口部は隔離されるので、ピストンリング両側面間の漏れの通 路は遮断され密封性が確保できる。
【0006】
実施例について図面を参照して説明する。 図1(イ)は本考案の自由状態の斜視図、(ロ)はその合い口部の平面図、( ハ)はその合い口部の正面図である。 また図2(イ)は本考案の使用状態の斜視図、(ロ)はその合い口部の平面図 、(ハ)はその合い口部の正面図である。 ピストンリングに張力を持たせて、ピストンリング外周面をシリンダー内壁面 に押圧させるため、自由状態におけるピストンリング外径をシリンダー内径より も若干大きくし、ピストンリングの輪の一箇所を切断して合い口部を設ける。 該合い口構造を、図1の如く切断した一方端においては、全厚さTのうちの内 周側約半分の厚さと全幅Bとから成る切断端面1aを突出させ、前記の残りの外 周側の厚さと全幅Bのうちの約半分の幅とから成る切断端面2aを前記突出端面 1aより適誼の段差量hで後退させ、宜つ前記と同等の外周側の厚さと前記の残 りの幅とから成る切断端面3aを前記の後退させた端面2aよりも更に前記段差 量hで後退させた三分割段付き端面を形成させる。他方端においては、前記一方 端に形成された三分割段付き端面1a、2a、3aの各端面に対し、対向する面 をそれぞれ凸凹関係を逆にして互いに噛み合う三分割段付き端面1b、2b、3 bを形成させる。 そして、合い口部を接近させ閉じた状態においては、両方端の互いに噛み合う 三分割段付き端面のそれぞれ対向する端面1aと1b、2aと2b、3aと3b とが接触するようにする。また、その時ピストンリングの側面が同一平面状態で 、ピストンリング幅の中間部の側面4aと4bおよびピストンリング厚さの中間 部の壁面5aと5bは隙間のない面接触をさせる。 本考案のピストンリングをピストンに設けられたピストンリング溝に嵌装して シリンダー内に挿入した状態においては、図2の如く両方端の互いに噛み合う三 分割段付き端面のそれぞれ対向する端面間の隙間の隙間iをゼロより大きく、且 つ前記段差量hより小さい関係(o<i<h)にしておくと、ピストンリングの 外周側にある段違いの2つの合い口部6と7は、ピストンリング厚さの中間部の 壁面5aとシリンダー内壁面とに囲まれ、且つピストンリング幅の中間部の側面 同士4aと4bとは接触しているので、2つの合い口部6と7は隔離されて存在 し、ピストンリング両側面間の漏れの通路は遮断され密封性が確保できる。 そして、ピストンリングの張力により常にピストンリング外周面をシリンダー 内壁面に押圧し追従接触させるため、熱膨張の影きょうやピストンリングおよび シリンダー内径の製造上のバラツキ、また使用によるピストンリング外周面の摩 耗およびシリンダー内壁面の摩耗による内径拡大が生じても、前記2つの合い口 部6と7は隔離されて存在しているので密封性の低下は生じない。
【0007】
本考案は、上述の構造になっているので次に記載する効果を奏する。 ピストンリングの合い口部を三分割段付き端面に形成し互いに噛み合うように したことにより、ピストンリングをピストンに設けられたピストンリング溝に嵌 装してシリンダー内に挿入した状態において、ピストンリング両側面間の漏れの 通路は遮断され密封性が確保できる。 よって、従来技術における最大の障害であったピストンリングの合い口隙間か らの漏れは、本考案により漏れの通路を無くし密封性を向上し目的を充分に達成 せしめた。
【図1】(イ)は本考案の自由状態の斜視図 (ロ)は本考案の自由状態の合い口部の平面図 (ハ)は本考案の自由状態の合い口部の正面図
【図2】(イ)は本考案の使用状態の斜視図 (ロ)は本考案の使用状態の合い口部の平面図 (ハ)は本考案の使用状態の合い口部の正面図
【図3】(イ)は従来技術の直角切り型の斜視図 (ロ)は従来技術の斜め切り型の斜視図 (ハ)は従来技術の段付き切り型の斜視図
1aと1b、2aと2b、3aと3bは対向し合う端面 4aと4bは幅の中間部の側面 5aと5bは厚さの中間部の壁面 Tはピストンリングの全厚さ Bはピストンリングの全幅 hは段差量 6と7は合い口部 iは隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 半径方向の厚さと幅とから成る断面を
持ち、輪の一箇所を切断したピストンリングにおいて、
その合い口構造を、切断した一方端においては、全厚さ
さのうち内周側約半分の厚さと全幅とから成る切断端面
を突出させ、前記の残りの外周側の厚さと全幅のうちの
約半分の幅とから成る切断端面を前記突出端面より後退
させ、宜つ前記と同等の外周側の厚さと前記の残りの幅
とから成る切断端面を前記の後退させた端面よりも更に
後退させた三分割段付き端面を形成させる。他方端にお
いては、前記一方端に形成された三分割段付き端面の各
端面に対し、対向する面をそれぞれ凸凹関係を逆にして
互いに噛み合う三分割段付き端面を形成させたことを特
徴とするピストンリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3114892U JPH0573359U (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | ピストンリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3114892U JPH0573359U (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | ピストンリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573359U true JPH0573359U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12323356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3114892U Pending JPH0573359U (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | ピストンリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573359U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017077816A1 (ja) * | 2015-11-04 | 2017-05-11 | 株式会社デンソー | シールリング |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP3114892U patent/JPH0573359U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017077816A1 (ja) * | 2015-11-04 | 2017-05-11 | 株式会社デンソー | シールリング |
| JP2017089675A (ja) * | 2015-11-04 | 2017-05-25 | 株式会社デンソー | シールリング |
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