JPH0573729B2 - - Google Patents
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- JPH0573729B2 JPH0573729B2 JP87116631A JP11663187A JPH0573729B2 JP H0573729 B2 JPH0573729 B2 JP H0573729B2 JP 87116631 A JP87116631 A JP 87116631A JP 11663187 A JP11663187 A JP 11663187A JP H0573729 B2 JPH0573729 B2 JP H0573729B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cholesterol
- chloro
- blood
- hdl
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/55—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having seven-membered rings, e.g. azelastine, pentylenetetrazole
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/06—Antihyperlipidemics
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Diabetes (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
(技術分野)
本発明は血中脂質改善剤に関する。
(従来技術)
高脂血症は各種成人病の原因の一つとして知ら
れており、クロフイブレート〔化学名:2−(4
−クロロフエノキシ)−2−メチルプロパン酸エ
チルエステル〕、プロブコール〔化学名:4,
4′−{(1−メチルエチリデン)ビス(チオ)}ビ
ス{2,6−ビス(1,1−ジメチルエチル)フ
エノール}〕等の抗脂血剤がその治療・予防剤と
して用いられている。高脂血症のうち、高コレス
テロール血症は特に動脈硬化症と強い関連性を有
する。しかるに一方、コレステロールは血中にお
いて超低比重リポ蛋白(以下、VLDLと称する)
コレステロール、低比重リポ蛋白(以下、LDL
と称する)コレステロール、高比重リポ蛋白(以
下、HDLと称する)コレステロール等の形で存
在しており、このうちVLDL及びLDLは動脈壁
へのコレステロールの沈着を促進するが、HDL
はコレステロールの動脈壁への沈着を妨げること
が知られている〔アナルズ・オブ・インターナ
ル・メデイシン(Annals of Internal
Medicine),第90巻、第85〜91頁(1979年)〕。
又、HDL−コレステロールと虚血性心疾患の発
症率との間には負の相関関係が認められ、HDL
−コレステロールが高い値を示す場合には、虚血
性心疾患に掛かりにくいことも知られている
〔ザ・ジヤーナル・オブ・ラボラトリー・アン
ド・クリニカル・メデイシン(J.Lab.Clin.
Med.)、第88巻、第941頁(1976年)〕。 (解決しようとする問題点) 本発明は、このような従来技術に鑑み、血中の
HDL−コレステロール量を増加させうる新規な
血中脂質改善剤を提供するものである。 (本発明の構成及び効果) 即ち、本発明は2−(4−メトキシフエニル)−
3−アセトキシ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エ
チル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン(以下、単
に“8−クロロ−ベンゾチアゼピン化合物”と略
称する)もしくはその薬理的に許容しうる酸付加
塩を有効成分としてなる血中脂質改善剤に関す
る。 本発明の有効成分である上記8−クロロ−ベン
ゾチアゼピン化合物もしくはその薬理的に許容し
うる酸付加塩はそれ自身、降圧作用及び脳・冠血
管拡張作用を有することが知られた有用な医薬化
合物〔特開昭59−225174号〕であるが、驚くべき
ことに、この化合物は血中のVLDL−及びLDL
−コレステロール量を変化させないか、又は減少
させる一方、HDL−コレステロール量のみを顕
著に増加させ、加えて血清トリグリセリド量を減
少させるという特徴ある薬効を示し、血中リポ蛋
白組成比(HDL−コレステロールのVLDL−及
びLDL−コレステロールに対する組成比)を改
善するという血中脂質改善剤としての優れた特性
を具備するものである。例えば、SD系ラツトに
本発明の8−クロロ−ベンゾチアゼピン化合物
(マレイン酸塩)の(+)−シス異性体を7日間連
続して30mg/Kg/日ずつ投与した場合、血清コレ
ステロール量に対するHDL−コレステロール量
の割合は検体無投与群に較べて約30%増加する。 本発明の血中脂質改善剤は経口投与又は非経口
投与のいずれの方法ででも用いることができる。
経口投与で用いる場合、本発明の8−クロロ−ベ
ンゾチアゼピン化合物もしくはその薬理的に許容
しうる酸付加塩は、そのまま又は経口投与に適し
た賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤等の医薬担体
と共に医薬製剤として使用することができる。こ
のような医薬担体としては、例えば、デン粉、ラ
クトース、グルコース、ゼラチン、ソルビツト、
トラガンド、ポリビニルピロリドン、乳糖、砂
糖、とうもろこしデン粉、ポリエチレングリコー
ル、タルク、リン酸カリウム、ステアリン酸マグ
ネシウム、その他通常の賦形剤、結合剤、崩壊
剤、滑沢剤等を好適に使用することができる。
又、投与剤型は錠剤、丸剤、カプセル剤、座剤の
如き固形剤であつてもよく、溶液、懸濁液、乳液
の如き液剤であつてもよい。一方、非経口投与で
用いる場合、本発明の血中脂質改善剤は注射剤と
して使用するのが好ましく、このための医薬担体
としては、例えば、注射用蒸留水、植物油、プロ
ピレングリコール等を適宜用いることができ、さ
らには溶解補助剤、緩衝剤、安定剤等を含んでい
てもよい。 本発明の有効成分である8−クロロ−ベンゾチ
アゼピン化合物は遊離塩基としてもあるいはその
薬理的に許容しうる酸付加塩としても用いること
ができる。薬理的に許容しうる酸付加塩としては
例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸
塩、過塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩の如き無機酸
付加塩;シユウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸
塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩の如き有機酸
付加塩等があげられる。 本発明の血中脂質改善剤は、疾患の種類、患者
の年令、体重、症状の程度及び投与経路等によつ
ても異なるが、有効成分である8−クロロ−ベン
ゾチアゼピン化合物もしくはその薬理的に許容し
うる酸付加塩の投与量が通常成人において1日当
り、経口投与では3〜500mg、好ましくは5〜100
mgとなるよう用いるのが適当である。 尚、本発明の有効成分である8−クロロ−ベン
ゾチアゼピン化合物は、分子内に2個の不斉炭素
原子を有するため、2種の立体異性体(即ち、シ
ス及びトランス異性体)もしくは4種の光学異性
体(即ち、(+)−シス、(−)−シス、(+)−トラ
ンス及び(−)−トランス異性体)が存在する。
本発明の目的にはこれら異性体及びその混合物の
いずれをも用いることができるが、一般的には、
シス異性体を用いるのが好ましい。 前述した如く、その有効成分として8−クロロ
−ベンゾチアゼピン化合物もしくはその薬理的に
許容しうる酸付加塩を含有する血中脂質改善剤は
血中のVLDL−及びLDL−コレステロール量を
変化させないか、又は減少させると共に、HDL
−コレステロール量を増加させ、さらには血清ト
リグリセリド量を減少させる等の血中脂質改善効
果があるため、コレステロール等の血中脂質の増
加に起因する各種疾患の予防、治療剤として有効
に使用できる。 実験例 1 SD系雄性ラツト〔1群8匹、平均体重:135
g〕にコレステロールを2w/w%及びコール酸
ナトリウムを0.5w/w%含有した飼料〔CE−
2;日本クレア製〕を自由摂取させ、投与群Aに
は(+)−シス−8−クロロ−ベンゾチアゼピン
化合物(マレイン酸塩)をまた投与群Bにはジル
チアゼム・塩酸塩をそれぞれ30又は60mg/Kg/日
(蒸留水10mlに懸濁)を7日間強制的に経口投与
した。一方、薬剤無投与群には上記のコレステロ
ール及びコール酸ナトリウム含有飼料を自由摂取
させた。投与後、エーテル麻酔下で腹部大動脈か
ら採血し、該血液を遠心分離して得られた血清か
らデキストラン硫酸ナトリウムを用いたリポ蛋白
沈澱法〔カナデイアン・ジヤーナル・オブ・バイ
オケミストリー(Can.J.Biochem.)第47巻、
1043頁(1969)〕により血清HDLコレステロール
量を酵素法〔クリニカル・ケミストリー(Clin.
Chem.)、第20巻、第470頁(1974)〕により測定
した。 (結果および考案) 結果は下記第1表に示す通りであり、本発明の
有効成分を投与したA群は、無投与群に較べ、30
mg投与で約23%、60mg投与で約24%、HDLコレ
ステロールを増加させたのに対し、ジルチアゼム
を投与したB群のHDLコレステロール増加率は、
無投与群に較べ、30mg投与で約3%、60mg投与で
約7%であつた。 このことから、本発明の有効成分はジルチアゼ
ムに較べて、HDLコレステロール増加作用が30
mg投与で約8倍、60mg投与で3倍優れており、顕
著に優れた血中脂質改善作用を有していることが
わかる。
れており、クロフイブレート〔化学名:2−(4
−クロロフエノキシ)−2−メチルプロパン酸エ
チルエステル〕、プロブコール〔化学名:4,
4′−{(1−メチルエチリデン)ビス(チオ)}ビ
ス{2,6−ビス(1,1−ジメチルエチル)フ
エノール}〕等の抗脂血剤がその治療・予防剤と
して用いられている。高脂血症のうち、高コレス
テロール血症は特に動脈硬化症と強い関連性を有
する。しかるに一方、コレステロールは血中にお
いて超低比重リポ蛋白(以下、VLDLと称する)
コレステロール、低比重リポ蛋白(以下、LDL
と称する)コレステロール、高比重リポ蛋白(以
下、HDLと称する)コレステロール等の形で存
在しており、このうちVLDL及びLDLは動脈壁
へのコレステロールの沈着を促進するが、HDL
はコレステロールの動脈壁への沈着を妨げること
が知られている〔アナルズ・オブ・インターナ
ル・メデイシン(Annals of Internal
Medicine),第90巻、第85〜91頁(1979年)〕。
又、HDL−コレステロールと虚血性心疾患の発
症率との間には負の相関関係が認められ、HDL
−コレステロールが高い値を示す場合には、虚血
性心疾患に掛かりにくいことも知られている
〔ザ・ジヤーナル・オブ・ラボラトリー・アン
ド・クリニカル・メデイシン(J.Lab.Clin.
Med.)、第88巻、第941頁(1976年)〕。 (解決しようとする問題点) 本発明は、このような従来技術に鑑み、血中の
HDL−コレステロール量を増加させうる新規な
血中脂質改善剤を提供するものである。 (本発明の構成及び効果) 即ち、本発明は2−(4−メトキシフエニル)−
3−アセトキシ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エ
チル〕−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン(以下、単
に“8−クロロ−ベンゾチアゼピン化合物”と略
称する)もしくはその薬理的に許容しうる酸付加
塩を有効成分としてなる血中脂質改善剤に関す
る。 本発明の有効成分である上記8−クロロ−ベン
ゾチアゼピン化合物もしくはその薬理的に許容し
うる酸付加塩はそれ自身、降圧作用及び脳・冠血
管拡張作用を有することが知られた有用な医薬化
合物〔特開昭59−225174号〕であるが、驚くべき
ことに、この化合物は血中のVLDL−及びLDL
−コレステロール量を変化させないか、又は減少
させる一方、HDL−コレステロール量のみを顕
著に増加させ、加えて血清トリグリセリド量を減
少させるという特徴ある薬効を示し、血中リポ蛋
白組成比(HDL−コレステロールのVLDL−及
びLDL−コレステロールに対する組成比)を改
善するという血中脂質改善剤としての優れた特性
を具備するものである。例えば、SD系ラツトに
本発明の8−クロロ−ベンゾチアゼピン化合物
(マレイン酸塩)の(+)−シス異性体を7日間連
続して30mg/Kg/日ずつ投与した場合、血清コレ
ステロール量に対するHDL−コレステロール量
の割合は検体無投与群に較べて約30%増加する。 本発明の血中脂質改善剤は経口投与又は非経口
投与のいずれの方法ででも用いることができる。
経口投与で用いる場合、本発明の8−クロロ−ベ
ンゾチアゼピン化合物もしくはその薬理的に許容
しうる酸付加塩は、そのまま又は経口投与に適し
た賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤等の医薬担体
と共に医薬製剤として使用することができる。こ
のような医薬担体としては、例えば、デン粉、ラ
クトース、グルコース、ゼラチン、ソルビツト、
トラガンド、ポリビニルピロリドン、乳糖、砂
糖、とうもろこしデン粉、ポリエチレングリコー
ル、タルク、リン酸カリウム、ステアリン酸マグ
ネシウム、その他通常の賦形剤、結合剤、崩壊
剤、滑沢剤等を好適に使用することができる。
又、投与剤型は錠剤、丸剤、カプセル剤、座剤の
如き固形剤であつてもよく、溶液、懸濁液、乳液
の如き液剤であつてもよい。一方、非経口投与で
用いる場合、本発明の血中脂質改善剤は注射剤と
して使用するのが好ましく、このための医薬担体
としては、例えば、注射用蒸留水、植物油、プロ
ピレングリコール等を適宜用いることができ、さ
らには溶解補助剤、緩衝剤、安定剤等を含んでい
てもよい。 本発明の有効成分である8−クロロ−ベンゾチ
アゼピン化合物は遊離塩基としてもあるいはその
薬理的に許容しうる酸付加塩としても用いること
ができる。薬理的に許容しうる酸付加塩としては
例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸
塩、過塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩の如き無機酸
付加塩;シユウ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸
塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩の如き有機酸
付加塩等があげられる。 本発明の血中脂質改善剤は、疾患の種類、患者
の年令、体重、症状の程度及び投与経路等によつ
ても異なるが、有効成分である8−クロロ−ベン
ゾチアゼピン化合物もしくはその薬理的に許容し
うる酸付加塩の投与量が通常成人において1日当
り、経口投与では3〜500mg、好ましくは5〜100
mgとなるよう用いるのが適当である。 尚、本発明の有効成分である8−クロロ−ベン
ゾチアゼピン化合物は、分子内に2個の不斉炭素
原子を有するため、2種の立体異性体(即ち、シ
ス及びトランス異性体)もしくは4種の光学異性
体(即ち、(+)−シス、(−)−シス、(+)−トラ
ンス及び(−)−トランス異性体)が存在する。
本発明の目的にはこれら異性体及びその混合物の
いずれをも用いることができるが、一般的には、
シス異性体を用いるのが好ましい。 前述した如く、その有効成分として8−クロロ
−ベンゾチアゼピン化合物もしくはその薬理的に
許容しうる酸付加塩を含有する血中脂質改善剤は
血中のVLDL−及びLDL−コレステロール量を
変化させないか、又は減少させると共に、HDL
−コレステロール量を増加させ、さらには血清ト
リグリセリド量を減少させる等の血中脂質改善効
果があるため、コレステロール等の血中脂質の増
加に起因する各種疾患の予防、治療剤として有効
に使用できる。 実験例 1 SD系雄性ラツト〔1群8匹、平均体重:135
g〕にコレステロールを2w/w%及びコール酸
ナトリウムを0.5w/w%含有した飼料〔CE−
2;日本クレア製〕を自由摂取させ、投与群Aに
は(+)−シス−8−クロロ−ベンゾチアゼピン
化合物(マレイン酸塩)をまた投与群Bにはジル
チアゼム・塩酸塩をそれぞれ30又は60mg/Kg/日
(蒸留水10mlに懸濁)を7日間強制的に経口投与
した。一方、薬剤無投与群には上記のコレステロ
ール及びコール酸ナトリウム含有飼料を自由摂取
させた。投与後、エーテル麻酔下で腹部大動脈か
ら採血し、該血液を遠心分離して得られた血清か
らデキストラン硫酸ナトリウムを用いたリポ蛋白
沈澱法〔カナデイアン・ジヤーナル・オブ・バイ
オケミストリー(Can.J.Biochem.)第47巻、
1043頁(1969)〕により血清HDLコレステロール
量を酵素法〔クリニカル・ケミストリー(Clin.
Chem.)、第20巻、第470頁(1974)〕により測定
した。 (結果および考案) 結果は下記第1表に示す通りであり、本発明の
有効成分を投与したA群は、無投与群に較べ、30
mg投与で約23%、60mg投与で約24%、HDLコレ
ステロールを増加させたのに対し、ジルチアゼム
を投与したB群のHDLコレステロール増加率は、
無投与群に較べ、30mg投与で約3%、60mg投与で
約7%であつた。 このことから、本発明の有効成分はジルチアゼ
ムに較べて、HDLコレステロール増加作用が30
mg投与で約8倍、60mg投与で3倍優れており、顕
著に優れた血中脂質改善作用を有していることが
わかる。
【表】
実験例 2
SHR系雄性ラツト〔21週令、検体投与群11匹、
対照群13匹)に(+)−シス−8−クロロ−ベン
ゾチアゼピン化合物(マレイン酸塩)30又は60
mg/Kg/日〔蒸留水5mlに溶解〕を28日間強制経
口投与した。一方、対照群には蒸留水を5ml/
Kg/日投与した。投与後、エーテル麻酔下で腹部
大動脈から採血し、該血液を実験例1と同様に処
理して血清コレステロール量とHDL−コレステ
ロール量を測定した。この結果をもとに血中リポ
蛋白組成比を次式より求めた。 血中リポ蛋白組成比=HDL−コレステロール量/血清コ
レステロール量−HDL−コレステロール量 (結果) 結果は第2表に示す通り。
対照群13匹)に(+)−シス−8−クロロ−ベン
ゾチアゼピン化合物(マレイン酸塩)30又は60
mg/Kg/日〔蒸留水5mlに溶解〕を28日間強制経
口投与した。一方、対照群には蒸留水を5ml/
Kg/日投与した。投与後、エーテル麻酔下で腹部
大動脈から採血し、該血液を実験例1と同様に処
理して血清コレステロール量とHDL−コレステ
ロール量を測定した。この結果をもとに血中リポ
蛋白組成比を次式より求めた。 血中リポ蛋白組成比=HDL−コレステロール量/血清コ
レステロール量−HDL−コレステロール量 (結果) 結果は第2表に示す通り。
【表】
白組成比の改善率。
実験例 3 SD系雄性ラツト〔1群5匹、平均体重約120
g〕に、実験例1記載のコレステロール及びコー
ル酸ナトリウム含有飼料に(+)−シス−8−ク
ロロ−ベンゾチアゼピン化合物(マレイン酸塩)
を0.2w/w%添加した飼料を7日間自由摂取さ
せた。一方、対照群にはコレステロール及びコー
ル酸ナトリウム含有飼料のみを自由摂取させた。
投与後、エーテル麻酔下で腹部大動脈から採血
し、該血液を実験例1と同様に処理して血清コレ
ステロール量とHDL−コレステロール量を測定
した。 (結果) 結果は下記第3表に示す通り。
実験例 3 SD系雄性ラツト〔1群5匹、平均体重約120
g〕に、実験例1記載のコレステロール及びコー
ル酸ナトリウム含有飼料に(+)−シス−8−ク
ロロ−ベンゾチアゼピン化合物(マレイン酸塩)
を0.2w/w%添加した飼料を7日間自由摂取さ
せた。一方、対照群にはコレステロール及びコー
ル酸ナトリウム含有飼料のみを自由摂取させた。
投与後、エーテル麻酔下で腹部大動脈から採血
し、該血液を実験例1と同様に処理して血清コレ
ステロール量とHDL−コレステロール量を測定
した。 (結果) 結果は下記第3表に示す通り。
【表】
実施例 1
(錠剤)
(+)−シス−8−クロロ−
ベンゾチアゼピン化合物 45.0g
(マレイン酸塩)
とうもろこしデン粉 20.1g
乳糖 82.4g
ポリビニルピロリドン 3.0g
結晶セルロース 38.0gステアリン酸マグネシウム 1.5g
合計 190.0g
(+)−シス−8−クロロ−ベンゾチアゼピン
化合物(マレイン酸塩)、乳糖及びとうもろこし
デン粉をポリビニルピロリドンのアルコール溶液
と混合し、湿式造粒法によつて混練造粒後、乾燥
して顆粒とする。次いでステアリン酸マグネシウ
ム、結晶セルロースを加え、打錠機で直径8mm、
重量190mgの錠剤とした。 実施例 2 (注射剤) (+)−シス−8−クロロ−ベンゾチアゼピン
化合物(マレイン酸塩)10gを注射用蒸留水2
に溶解する。この溶液を孔径0.22μmのメンブラ
ンフイルターでろ過後、無菌操作にて2mlずつア
ンプルに分注し、熔封して注射剤とする。 実施例 3 (散剤) (+)−シス−8−クロロ− ベンゾチアゼピン化合物 10g (マレイン酸塩)乳糖 90g 合計 100g 上記成分を二重円錐混合機中で均一に混合して
10倍散を得る。
化合物(マレイン酸塩)、乳糖及びとうもろこし
デン粉をポリビニルピロリドンのアルコール溶液
と混合し、湿式造粒法によつて混練造粒後、乾燥
して顆粒とする。次いでステアリン酸マグネシウ
ム、結晶セルロースを加え、打錠機で直径8mm、
重量190mgの錠剤とした。 実施例 2 (注射剤) (+)−シス−8−クロロ−ベンゾチアゼピン
化合物(マレイン酸塩)10gを注射用蒸留水2
に溶解する。この溶液を孔径0.22μmのメンブラ
ンフイルターでろ過後、無菌操作にて2mlずつア
ンプルに分注し、熔封して注射剤とする。 実施例 3 (散剤) (+)−シス−8−クロロ− ベンゾチアゼピン化合物 10g (マレイン酸塩)乳糖 90g 合計 100g 上記成分を二重円錐混合機中で均一に混合して
10倍散を得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2−(4−メトキシフエニル)−3−アセトキ
シ−5−〔2−(ジメチルアミノ)エチル〕−8−
クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オンもしくはその薬理的に許
容しうる酸付加塩を有効成分としてなる血中脂質
改善剤。 2 有効成分が(+)−シス−2−(4−メトキシ
フエニル)−3−アセトキシ−5−〔2−(ジメチ
ルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ンもしくはその薬理的に許容しうる酸付加塩であ
る特許請求の範囲第1項記載の血中脂質改善剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11318286 | 1986-05-16 | ||
| JP61-113182 | 1986-05-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63107926A JPS63107926A (ja) | 1988-05-12 |
| JPH0573729B2 true JPH0573729B2 (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=14605628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62116631A Granted JPS63107926A (ja) | 1986-05-16 | 1987-05-12 | 血中脂質改善剤 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4778791A (ja) |
| EP (1) | EP0246573B1 (ja) |
| JP (1) | JPS63107926A (ja) |
| AT (1) | ATE80036T1 (ja) |
| DE (1) | DE3781456T2 (ja) |
| DK (1) | DK248987A (ja) |
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