JPH057443Y2 - - Google Patents

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JPH057443Y2
JPH057443Y2 JP1986096865U JP9686586U JPH057443Y2 JP H057443 Y2 JPH057443 Y2 JP H057443Y2 JP 1986096865 U JP1986096865 U JP 1986096865U JP 9686586 U JP9686586 U JP 9686586U JP H057443 Y2 JPH057443 Y2 JP H057443Y2
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valve
oil
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plunger
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、内燃機関の動弁装置とりわけスイ
ングアームの一端を油圧リフタによつて支持した
エンドピボツト式動弁装置の改良に関する。
従来の技術 第3図は従来のエンドピボツト式動弁装置の一
構成例(特開昭60−209609号公報参照)を示して
いる。図中、31はバルブスプリング32を備え
た吸排気弁、33はバルブ駆動カム、34はこの
バルブ駆動カム33のリフトを吸排気弁31に伝
達するスイングアームであつて、このスイングア
ーム34は、シリンダヘツド35に植設した油圧
リフタ36に一端が揺動可能に支持されるととも
に他端が吸排気弁31のステムエンドに当接し、
かつ略中央部背面のカムフオロア部34aが上記
バルブ駆動カム33に摺接している。
上記油圧リフタ36は、有底円筒状をなすボデ
イ37と、このボデイ37内に摺動可能に嵌挿さ
れ、かつ上端に半球状ピボツト部38aを備えた
プランジヤ38とを有しており、このプランジヤ
38によつてボデイ37下部に油圧室39が画成
されているとともに、上記プランジヤ38内の油
溜室40と上記油圧室39との間に、逆止弁41
が配設されている。また上記油圧室39内にコイ
ルスプリング42が配設され、プランジヤ38を
突出方向に付勢している。そして、上記油溜室4
0は、プランジヤ38側面の連通孔43ならびに
ボデイ37側面の連通孔44を介してシリンダヘ
ツド35の潤滑油通路45に常時連通している。
すなわち、バルブ駆動カム33のベースサーク
ルがスイングアーム34に接しているときに、コ
イルスプリング42の作用によつてプランジヤ3
8が突出し、バルブクリアランスを零に保つとと
もに、油圧室39内に潤滑油に導入され、またカ
ムリフト時には、逆止弁41によつて油圧室39
内に潤滑油が封じ込められるために、バルブスプ
リング32の反力に対抗して吸排気弁31を開弁
状態に保つことができるのである。そして、この
ときボデイ37とプランジヤ38との嵌合〓間か
ら若干の潤滑油が漏洩するが、カムリフト終了時
に直ちにプランジヤ38が突出して油圧室39内
に潤滑油が補充され、その繰り返しによつてバル
ブクリアランスを常に零に自動調整している。
尚、プランジヤ38にエア抜き孔46が設けられ
ており、潤滑油中に混入して来た空気が、油溜室
40上部から排出されるようになつている。
考案が解決しようとする問題点 上記のような従来の動弁装置においては、油圧
リフタ36から漏洩した潤滑油は特に他の部分を
潤滑することなくシリンダヘツド35上面を流れ
て回収される。そして、バルブ駆動カム33とス
イングアーム34のカムフオロア部34aとの間
の潤滑は、油圧リフタ36とは別個に、具体的に
はバルブ駆動カム33に貫通形成した潤滑油通路
やカムブラケツト(図示せず)に設けた潤滑油通
路から潤滑油を吹きかけることによつて行つてい
る。従つて、その吹きかけ距離が比較的長くな
り、良好な油膜形成が行えないという欠点があつ
た。また、油圧リフタ36のほかに多数の潤滑油
通路が開口する結果、アイドル時等の低油圧、低
油供給量の際に、油圧リフタ36に十分な油圧、
油量を供給できなくなる虞れもある。
なお、特開昭61−34304号公報には、エア抜き
孔を兼ねた連通孔をピボツト部に形成し、潤滑油
を該ピボツト部とスイングアームの凹部との間の
間〓に導くとともに、この間〓からバルブ駆動カ
ムとの摺接部に向けて油通路を設けた構成が開示
されているが、このものでは、上記連通孔がスイ
ングアームの摺動によつて開閉され、カムリフト
時のみ潤滑油の吹きかけが行われるようになつて
いる。従つて、カムへの潤滑が最も必要な機関低
回転時に潤滑不足となり、摩擦損失トルクの増大
を招く。しかも、油圧リフタの油溜室からのエア
排出がカムベースサークルでは停止されることに
なるので、潤滑油が白濁するような30〜50%もの
エアが混入する機関高速域では、油溜室内でのエ
アの分離および排出が不十分となり、油圧室への
エアの侵入ひいては油圧リフタの動作不良を生じ
やすい。
また、バルブ駆動カムに対するカムフオロアと
してスイングアームにカムフオロアローラを回転
自在に設けたものが実開昭60−194106号公報や実
開昭58−2303号公報に示されているが、この種の
構成では、カムフオロアローラの軸受部がバルブ
駆動カムから滴下する潤滑油滴によつて潤滑され
るようになつており、潤滑が非常に不安定であつ
た。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記の問題点を解決するために、
シリンダヘツドに植設した油圧リフタのプランジ
ヤにスイングアームの一端が揺動可能に支持さ
れ、かつ他端が吸排気弁のステムエンドに当接す
るとともに、このスイングアームの略中央部のカ
ムフオロアローラがバルブ駆動カムに当接してな
る内燃機関の動弁装置において、上記スイングア
ームの一端に凹設された嵌合凹部と上記プランジ
ヤ先端のピボツト部との間に、周囲が密閉された
間〓を形成するとともに、油圧リフタ内の油溜室
とこの間〓を常時連通する連通孔を上記ピボツト
部に形成し、かつこの間〓から上記カムフオロア
ローラのローラ軸軸受部およびカムフオロアロー
ラとバルブ駆動カムとの接触面に向けてそれぞれ
油通路を形成したことを特徴としている。
作 用 シリンダヘツド内の潤滑油通路から油圧リフタ
に圧送された潤滑油の一部は、油溜室から上記間
〓に常時流れ、更にここから上記油通路を通して
ローラ軸およびバルブ駆動カムとの接触面に供給
される。
実施例 第1図および第2図は、この考案に係る動弁装
置の一実施例を示している。この実施例は、一対
の吸排気弁1を単一のスイングアーム2を介して
同時に開閉するように構成したものであつて、3
がバルブスプリング、4がバルブ駆動カム、5が
油圧リフタを夫々示している。
上記油圧リフタ5は、基本的には従来のものと
同様の構成であつて、シリンダヘツド7に嵌合し
た有底円筒状をなすボデイ8と、このボデイ8内
に摺動可能に嵌挿されたプランジヤ9とを有し、
かつこのプランジヤ9上端に半球状のピボツト部
9aが形成されている。また上記プランジヤ9に
よつてボデイ8下部に油圧室10が画成されてい
るとともに、プランジヤ9内の油溜室11と上記
油圧室10との間に逆止弁12が配設され、かつ
上記油圧室10内には、プランジヤ9を突出方向
に付勢するコイルスプリング13が配設されてい
る。そして、上記油溜室11は、プランジヤ9側
面の連通孔14ならびにボデイ8側面の連通孔1
5を介してシリンダヘツド7の潤滑油通路16に
常時連通しており、かつピボツト部9a中央部
に、この油溜室11と連通する連通孔17が貫通
形成されている。
またスイングアーム2は、一端に凹設した嵌合
凹部18が上記プランジヤ9のピボツト部9aに
嵌合して摺動可能に支持されているとともに、二
股状に分岐した他端が夫々吸排気弁1のステムエ
ンド1aに当接し、かつ略中央部には、バルブ駆
動カム4に当接するカムフオロアローラ19がロ
ーラ軸20を介して回転自在に装着されている。
ここで上記嵌合凹部18は、第1図に示すように
紡錘形に形成されており、これによつてピボツト
部9aに嵌合した状態では、両者間に、周囲が密
閉された間〓21が形成されている。そして、上
記スイングアーム2内に、この間〓21からバル
ブ駆動カム4とカムフオロアローラ19との接触
面に向けて油通路22が形成されているととも
に、ローラ軸20に向けて油通路23が形成され
ている。上記油通路23は、第2図に示すよう
に、更にローラ軸20の軸方向に形成された油通
路24と連通し、ローラ軸20外周面つまりロー
ラ軸20とカムフオロアローラ19との摺接面に
潤滑油を導いている。
上記の構成においては、機関の潤滑油は潤滑油
通路16から油圧リフタ5の油溜室11に供給さ
れ、ここから一部が油圧室10に導入されるとと
もに、残部が連通孔17を通して間〓21に常時
流入し、更に油通路22,23へと圧送される。
そして油通路22を介してバルブ駆動カム4とカ
ムフオロアローラ19との接触面に吹きかけら
れ、かつ油通路23を介してローラ軸20とカム
フオロアローラ19との間に直接供給される。こ
れらの潤滑油供給は、カムリフト状態に拘わらず
常時行われる。
従つて、バルブ駆動カム4とカムフオロアロー
ラ19との接触面においては、比較的近い位置か
ら潤滑油を吹きかけることができ、しかもバルブ
駆動カム4のリフトの有無に拘らず、その接触面
に向かつて正確に潤滑油を供給できる。つまり、
バルブ駆動カム4とカムフオロアローラ19との
接触面が常時潤滑され、特に低回転時において摩
擦損失が低減する。またローラ軸20において
は、外部から吹きかける場合に比較して!?かに確
実に潤滑を行うことができる。そして、上記のよ
うに油圧リフタ5の油溜室11を溢れ出た潤滑油
がカムフオロアローラ19の潤滑に使用されるの
で、アイドル時のような低油圧、低油供給量のと
きにも、油圧リフタ5には十分な油圧、油量を供
給でき、正常な動作を確保できる。また上記連通
孔17は油圧リフタ5から空気を排出するエア抜
き孔を兼ねたものとなるが、上記構成によれば、
油通路22を通して常時潤滑油が噴出するように
なつており、かつ油通路22先端が常に大気開放
されているので、潤滑油中に多量のエアが混入す
る機関高速域でも油溜室11で分離したエアが速
やかに外部へ排出され、油圧室10への侵入が確
実に防止される。しかも、油通路23を通しても
潤滑油とともにエアが排出されるため、エア排出
が一層円滑なものとなる。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、この考案に係る
内燃機関の動弁装置によれば、カムフオロアロー
ラのローラ軸やバルブ駆動カムとの接触面を良好
に潤滑することができ、カムフオロアローラの耐
久性の向上ならびにフリクシヨンロスの低減が図
れる。またアイドル時等における油圧リフタの油
圧および油量の低下を防止して、正常な動作を確
保することができる。しかも油圧リフタからのエ
ア排出を損なうことがなく、常時速やかにエア排
出が行われるので、油圧室へのエア侵入を確実に
防止して油圧リフタの正常な動作を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部の断面
図、第2図は同じく上面図、第3図は従来の動弁
装置を示す断面図である。 1……吸排気弁、2……スイングアーム、4…
…バルブ駆動カム、5……油圧リフタ、9……プ
ランジヤ、9a……ピボツト部、11……油溜
室、18……嵌合凹部、19……カムフオロアロ
ーラ、20……ローラ軸、21……間〓、22,
23……油通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツドに植設した油圧リフタのプラン
    ジヤにスイングアームの一端が揺動可能に支持さ
    れ、かつ他端が吸排気弁のステムエンドに当接す
    るとともに、このスイングアームの略中央部のカ
    ムフオロアローラがバルブ駆動カムに当接してな
    る内燃機関の動弁装置において、上記スイングア
    ームの一端に凹設された嵌合凹部と上記プランジ
    ヤ先端のピボツト部との間に、周囲が密閉された
    間〓を形成するとともに、油圧リフタ内の油溜室
    とこの間〓を常時連通する連通孔を上記ピボツト
    部に形成し、かつこの間〓から上記カムフオロア
    ローラのローラ軸軸受部およびカムフオロアロー
    ラとバルブ駆動カムとの接触面に向けてそれぞれ
    油通路を形成したことを特徴とする内燃機関の動
    弁装置。
JP1986096865U 1986-06-25 1986-06-25 Expired - Lifetime JPH057443Y2 (ja)

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JP1986096865U JPH057443Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP1986096865U JPH057443Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JPS632806U JPS632806U (ja) 1988-01-09
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