JPH0574820U - ダイプレートの取付構造 - Google Patents

ダイプレートの取付構造

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JPH0574820U
JPH0574820U JP2244192U JP2244192U JPH0574820U JP H0574820 U JPH0574820 U JP H0574820U JP 2244192 U JP2244192 U JP 2244192U JP 2244192 U JP2244192 U JP 2244192U JP H0574820 U JPH0574820 U JP H0574820U
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義博 岡部
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイプレートに対して樹脂製
タイバーブッシュをリテーナリング等の付属品を用いず
簡単かつ確実に取付けられるダイプレートの取付構造を
提供することにある。 【構成】 成形用金型が設けられたダイ
プレート(3)の挿通孔(32)内周面(33)に周方向に凹状溝
(34)を形成し、一方、タイバー(4)に嵌挿される樹脂製
タイバーブッシュ(1)にはその長さ方向の途中の外周面
に、上記ダイプレート(3)の凹状溝(34)と係合する断面
略鋸刃状の凸状部(2)を形成し、凹条溝(34)と凸状部(2)
とを係合させるようにダイプレート(3)をタイバー(4)に
挿着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、成形用金型が設けられたダイプレートのタイバーへの取付構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形機をはじめとして各種成形機の金型は、通常、固定ダイプレート及び 移動ダイプレートに設けられて開閉作動なされている。 これらのダイプレートは、タイバーに挿通して支持されており、ことに移動ダ イプレートはタイバー上を摺動して固定ダイプレートに対して近接・離間できる ように構成されている。 上記各ダイプレートは、通常、タイバーに摺動可能に嵌挿されたタイバーブッ シュに対して挿着固定されている。
【0003】 ところで、タイバーブッシュを無給油化することは、ブッシュを合成樹脂製に することによって解決されている。 しかしながら、樹脂製タイバーブッシュをダイプレートに取付ける場合、金属 ブッシュのように絞り嵌めにすると打ち込み時に変形したり、また冷やし嵌めに すると樹脂の性質上一度収縮したら完全に元の寸法に復帰しないし、縦弾性係数 が金属に対して小さいためブッシュの保持力が非常に弱い、という問題があるた め、図6に示すように、移動ダイプレート(イ)のタイバー用挿通孔(ロ)の端部に、 開口部に鍔(ハ)を設けた形状のタイバーブッシュ(ニ)を嵌め込んだ後、この鍔(ハ) を外部からさらにリテーナリング(ホ)で押さえる必要があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の解決しようとする課題は、ダイプレートに対して樹脂製タイバーブッ シュをリテーナリング等の付属品を用いず簡単かつ確実に取付けられるダイプレ ートの取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かくして本願『請求項1』にかかる考案によれば、『成形用金型が設けられた ダイプレートを、タイバー(4)に嵌挿された樹脂製タイバーブッシュを介して上 記タイバー(4)に挿通して摺動可能に支持するダイプレートの取付構造であって 、上記ダイプレート(3)の挿通孔(32)内周面(33)に、周方向に凹状溝(34)が形成 されると共に、上記樹脂製タイバーブッシュ(1)が、その長さ方向の途中の外周 面に、上記ダイプレート(3)の凹状溝(34)と係合する断面略鋸刃状の凸状部(2)が 形成されてなるダイプレートの取付構造』が提供される。
【0006】 本考案の取付構造において、ダイプレートの挿通孔内周面(33)の凹状溝(34)は 、周方向に1周するリング状に設けられていてもよく、また途中で途切れた円弧 状に設けられていてもよい。 上記凹状溝(34)の断面形状は、後述する樹脂製タイバーブッシュ(1)に設けら れる凸状部(2)の略鋸刃形状と略同等の幅及び深さを有する矩形状断面が好まし いものとして挙げられる。
【0007】 本考案の取付構造において、樹脂製タイバーブッシュ(1)に設けられる凸状部( 2)は、上記ダイプレート(3)に設けられる凹状溝(34)と係合する断面略鋸刃状に 設けられる。 断面略鋸刃状とは、すなわち一方がダイプレートの挿着を滑らかに行わしめる 傾斜面(21)を有し、他方には上記凹状溝(34)との係合後において該凹状溝(34)か ら滑り出さない傾斜面又は垂直面(22)を有する形状を意味する。
【0008】 本考案において、1つのタイバー(4)に対して樹脂製タイバーブッシュ(1)が複 数で用いられてもよい。この場合、各タイバーブッシュ(1)に設けられる断面略 鋸刃状の凸状部(2)は、互いに対向するように設けられることが好ましい。
【0009】 樹脂製タイバーブッシュ(1)を構成する樹脂としては、摩擦係数のできるだけ 小さいものが好適に選択され、例えばポリアセタール樹脂、PPS樹脂等が挙げ られる。
【0010】
【作用】
本考案によれば、タイバー(4)に嵌挿された樹脂製タイバーブッシュ(1)に対し て、ダイプレート(3)を挿通すれば、樹脂製タイバーブッシュ(1)の外周面に設け られている断面略鋸刃状凸状部(2)の一方の傾斜面(21)に沿ってダイプレート(3) の挿通孔内周面(33)が滑り、やがて上記凸状部(2)が挿通孔内周面(33)の凹状溝( 34)に嵌まって係合する。 係合後は、断面略鋸刃状凸状部(2)の他方の面(22)が凹状溝(34)の壁面と強固 に接触して滑り出せず、これによって樹脂製タイバーブッシュ(1)とダイプレー ト(3)とは固定されることとなる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図示実施例に従って詳述するが、これによって本考案が限定さ れるものではない。 実施例1 図1は本考案を適用する金型開閉装置の要部側面概略図、図2は図1のA部拡 大図である。 図1の金型開閉装置(10)は、固定金型(51)を取付けた固定ダイプレート(5)と 、移動金型(31)を取付けた移動ダイプレート(3)と、この移動ダイプレート(3)を 摺動可能に挿着する4本のタイバー(4)と、上記移動ダイプレート(3)を駆動する トグル機構(6)とから主として構成されている。 なお、移動ダイプレート(3)の下部両側にはローラ(7)機構が取付けられており 、トグル機構(6)による摺動を容易ならしめている。 上記金型開閉装置(10)において、移動ダイプレート(3)の各タイバー(4)への取 付けは、同図A部を拡大して図2に示すように、それぞれ樹脂製タイバーブッシ ュ(1)を介して行われている。
【0012】 上記樹脂製タイバーブッシュ(1)は、図3に示すように、外周面の端部近傍に 、鍔状に凸状部(2)が設けられているものである。 この凸状部(2)は、断面略鋸刃状に形成されているもので、頂上部を連ねた稜 線から一方はテーパー面(21)に他方は垂直面(22)に形成されている。 この凸状部(2)を形成する際、その突出程度(すなわち同図のa)は大体外径 の0.3〜0.5%程度とすることが好ましい。また同図bで示される部分の寸法は適 宜設定されるが、あまり短すぎるとテーパー面(21)の傾斜が急峻となり、ダイプ レート(3)の挿着が困難となる。 上記樹脂製タイバーブッシュ(1)は、原料としてポリアセタール樹脂、PPS 樹脂等が好適に用いられ、これらによって摩擦係数が0.02〜0.03程度にでき、タ イバー(4)上での摺動性が非常に良好となる。
【0013】 一方移動ダイプレート(3)の各角部には、図4に示すように、上記樹脂製タイ バーブッシュ(1)を挿着する挿通孔(32)が設けられている。この挿通孔径は樹脂 製タイバーブッシュ(1)の外径(L2)と略同等となるように調整されている。 上記挿通孔(32)の内周面(33)には、周方向に断面矩形状の凹状溝(34)がリング 状に形成されている。 この凹状溝(34)の深さは、概ね挿通孔径(=樹脂製タイバーブッシュの外径L2 )の0.4〜0.7%程度とされることが好ましい。その他の寸法例としては同図に示 すものが参照される。
【0014】 以上のように構成された樹脂製タイバーブッシュ(1)を、凸状部(2)のテーパー 面(21)側から移動ダイプレート(3)の各挿通孔(32)に挿入すると、摩擦係数の非 常に小さいテーパー面(21)が挿通孔内周面(33)を滑らかに滑って該内周面(33)に 形成された凹状溝(34)に嵌まり込み、移動ダイプレート(3)に対して樹脂製タイ バーブッシュ(1)が固定される。 そして、樹脂製タイバーブッシュ(1)が固定された移動ダイプレート(3)をタイ バー(4)に挿通させることにより、タイバー(4)への移動ダイプレート(3)の取付 けは完了し、図2に示された構造となる。 同図に示される係合状態では、図1の(→)方向の摺動に際しては、凸状部(2 )の垂直面(22)が凹状溝(34)の側面と強固に接触するので滑らず、樹脂製タイバ ーブッシュ(1)と移動ダイプレート(3)とは離脱しないこととなる。
【0015】 実施例2 本考案の取付構造の他の例として、図5に示すものが挙げられる。 同図の構造は、移動ダイプレート(3)に設けられる1つの挿通孔(32)に対して 、それぞれ樹脂製タイバーブッシュ(1)を2つずつ挿着するものである。 すなわち、樹脂製タイバーブッシュ(1)を実施例1の場合の半分程度の長さの ものにし、これらを各凸状部(2)(2)のテーパー面(21)(21)が対向するように移動 ダイプレート(3)の各挿通孔(32)に設けること、及び、移動ダイプレート(3)の各 挿通孔内周面(33)に2つの凹状溝(34)(34)を設けること以外は実施例1と同様の 構成である。
【0016】 このような取付構造の場合、いずれの摺動方向にも各凸状部(2)の各垂直面(22 )が交互にストッパの役割を果たすので、移動ダイプレート(3)と樹脂製タイバー ブッシュ(1)との離脱はより効果的に防止される。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、従来のようなリテーナリング等の付属品を用いず安価で簡単 かつ確実に移動ダイプレートに樹脂製タイバーブッシュを取付けることができる 。 またリテーナリングを用いないので、ダイプレートの金型取付面積を従来の ように狭くすることなくタイバー間隔一杯に金型を取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付構造を適用する金型開閉装置の要
部側面概略図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】本考案に用いる樹脂製タイバーブッシュの一例
の断面概略図
【図4】移動ダイプレートの要部断面概略図
【図5】本考案の取付構造の他の例の要部断面概略図
【図6】従来例のダイプレートと樹脂製タイバーブッシ
ュとの取付構造の要部断面概略図
【符号の説明】
(1)…樹脂製タイバーブッシュ (2)…凸状部 (3)…移動ダイプレート (4)…タイバ
ー (5)…固定ダイプレート (6)…トグル
機構 (7)…ローラ機構 (10)…金型開
閉装置 (21)…テーパー面 (22)…垂直面 (32)…挿通孔 (33)…内周面 (34)…凹状溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形用金型が設けられたダイプレ
    ートを、タイバーに嵌挿された樹脂製タイバーブッシュ
    を介して上記タイバーに挿通して摺動可能に支持するダ
    イプレートの取付構造であって、 上記ダイプレートの挿通孔内周面に、周方向に凹状溝が
    形成されると共に、上記樹脂製タイバーブッシュが、そ
    の長さ方向の途中の外周面に、上記ダイプレートの凹状
    溝と係合する断面略鋸刃状の凸状部が形成されてなるダ
    イプレートの取付構造。
JP2244192U 1992-03-13 1992-03-13 ダイプレートの取付構造 Expired - Lifetime JP2567706Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475102B1 (ko) * 2001-12-06 2005-03-10 김상순 사출 금형의 형개장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3106247U (ja) 2004-06-29 2004-12-16 株式会社プロスター ショルダーストラップ

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KR100475102B1 (ko) * 2001-12-06 2005-03-10 김상순 사출 금형의 형개장치

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