JPH0577800U - 電子線照射装置の真空排気装置 - Google Patents
電子線照射装置の真空排気装置Info
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- JPH0577800U JPH0577800U JP2338892U JP2338892U JPH0577800U JP H0577800 U JPH0577800 U JP H0577800U JP 2338892 U JP2338892 U JP 2338892U JP 2338892 U JP2338892 U JP 2338892U JP H0577800 U JPH0577800 U JP H0577800U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空チャンバの真空排気時、照射窓の窓箔に
シワの発生を防ぐこと。 【構成】 真空チャンバ1は、メインの真空ポンプ3と
粗引き用ポンプ6で真空に引かれ、粗引き配管5中に第
1のバルブ41と第2のバルブを設ける。真空粗引き
時、ポンプ3は作動停止し、ポンプ6を作動させる。粗
引き開始時、先ず、バルブ42を閉じ、バルブ41を開
き、粗引き配管の内部を真空に引く。次いで、バルブ4
1を閉じてバルブ42を開く。真空チャンバからバルブ
41までの内部が平衡状態に達すると再びバルブ42を
閉じ、バルブ41を開く。以後これを繰り返す。真空チ
ャンバはバルブ41と42間の配管容積分ずつ真空に引
かれ、窓箔(21)が冷却用水冷桟(26)になじんだ
時点で両バルブを開き、本粗引きを行う。
シワの発生を防ぐこと。 【構成】 真空チャンバ1は、メインの真空ポンプ3と
粗引き用ポンプ6で真空に引かれ、粗引き配管5中に第
1のバルブ41と第2のバルブを設ける。真空粗引き
時、ポンプ3は作動停止し、ポンプ6を作動させる。粗
引き開始時、先ず、バルブ42を閉じ、バルブ41を開
き、粗引き配管の内部を真空に引く。次いで、バルブ4
1を閉じてバルブ42を開く。真空チャンバからバルブ
41までの内部が平衡状態に達すると再びバルブ42を
閉じ、バルブ41を開く。以後これを繰り返す。真空チ
ャンバはバルブ41と42間の配管容積分ずつ真空に引
かれ、窓箔(21)が冷却用水冷桟(26)になじんだ
時点で両バルブを開き、本粗引きを行う。
Description
【0001】
本考案は、電子線照射装置の真空粗引き時に、照射窓の窓箔におけるシワの発 生を防ぐことができる真空排気装置に関する。
【0002】
電子線照射装置における電子線発生部を収容するチャンバ内は真空状態にあり 、電子線取り出し部を電子線が透過できる金属箔で封止することにより大気或い は不活性ガスの雰囲気下にある照射領域と電子線発生部を隔離している。図2は 、エリアビーム型電子線照射装置についての概略構成図であり、真空チャンバ1 の内部にはカソード及びシールド電極からなる電子銃が収容されており、発生し た帯状の電子線は照射窓2の金属窓箔21を通って照射領域の被照射物に照射さ れる。真空チャンバ1の内部は、メインの高真空ポンプ、例えばターボ分子ポン プ3及び途中にバルブ4が設置されている粗引き配管5を介して接続された粗引 き用のロータリポンプ6によって真空状態に保たれている。
【0003】 電子線が照射窓2の窓箔21を透過するときエネルギの一部が失われ、窓箔は 加熱される。この加熱による窓箔の損傷を防止するために、照射窓2は窓箔を冷 却できるように構成されている。図3ないし図5は照射窓2の一例の構成図であ り、図3は照射領域側から見た正面図、図4は図3のA−A線での断面図、図5 は図3のB−B線での断面図である。窓箔21を取り付けるウインドウフランジ 22にはOリング23を有する真空シール部が形成されており、ウインドウフラ ンジ22に箔押さえ板24をボルト25で固定することにより、窓箔21はウイ ンドウフランジ22に密着して取り付けられている。
【0004】 ウインドウフランジ22には多数の水冷桟26が設けられており、ウインドウ フランジ22の内部に形成された冷媒路27に冷却水を流すことにより、水冷桟 26は冷却される。真空ポンプにより、真空チャンバ1内を真空にすると、窓箔 21は水冷桟26に接触し、冷却される。
【0005】
電子線照射装置を運転開始時、メインのターボ分子ポンプ3を停止状態とし、 バルブ4を開き、ロータリポンプ6を作動させて真空チャンバ1内を真空粗引き 排気する。これに伴い、窓箔21は水冷桟26に吸い付き、接触するが、窓箔2 1の伸びや窓箔取付け時のタルミ(弛み)により、窓箔面に図3に示すようにシ ワ(皺)28が発生することがある。このシワ28の部分は、図5に示すように 水冷桟26と接触しないから、冷却不良となり、電子線が発生すると加熱疲労、 損傷し、真空洩れという事態にいたる。
【0006】 これに対処するため、真空排気系の配管径を小さくし、排気コンダクタンスを 低下させても、やはりシワが発生した。
【0007】 本考案は、電子線照射装置の真空粗引き時に、照射窓の窓箔にシワを発生させ ない真空排気装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
かかる目的を達成するために、本考案は、電子線照射装置の真空粗引き配管中 に、交互に開閉される2個のバルブが設けられていることを特徴とするものであ る。
【0009】
真空チャンバの真空粗引き開始時、先ず、2個のバルブのうち粗引き用ポンプ に近い第1のバルブを開き、真空チャンバ側の第2のバルブを閉じ、第2のバル ブまでの配管内の真空をポンプで引く。次いで、第1のバルブを閉じてから、第 2のバルブを開く。真空チャンバと第1のバルブまでの配管内の真空が平衡状態 に達すると、再び第1のバルブを開いて第2のバルブを閉じ、以後、第1、第2 のバルブの交互開閉を繰り返す。真空チャンバ内は、この交互開閉毎に両バルブ 間の配管容積に相当する僅かな分だけポンプで引かれる。シワを生ずることなく 窓箔は水冷桟になじんで接触するに至る。そこで両バルブを開いて本粗引きを行 う。
【0010】
本考案の実施例について図面を参照し説明する。図1はその構成図であり、以 下、図2ないし図5と同一符号は同等部分を示す。真空チャンバ1は、メインの 例えばターボ分子ポンプ等の高真空ポンプ3及び粗引き配管5を経て粗引き用ロ ータリポンプ6に接続されており、同配管5中に第1のバルブ41及び第2のバ ルブ42を設ける。
【0011】 真空チャンバ1の真空粗引き時、高真空ポンプ3の作動を停止し、粗引き用ポ ンプ6を作動させる。粗引き開始時に、先ず、 2個のバルブのうち粗引きポンプ6に近い第1のバルブ41を開き、真空チャ ンバ1に近い第2のバルブ42を閉じ、第2のバルブ42までの配管内の真空 を引く。 次いで、両バルブ41、42を閉じる。 第2のバルブ42を開き、真空チャンバ1から第1のバルブ41までの配管内 の真空が平衡状態に達するまで、第1のバルブ閉、第2のバルブ開の状態を維 持する。 平衡状態に達すると、両バルブ41、42を閉じる。 そして、以後、上記ないしの第1、第2のバルブ41、42の交互開閉サイ クルを繰り返す。真空チャンバ1内は、このないしの交互開閉サイクル毎に 、真空チャンバ1の容積に比べ充分に小さい両バルブ41、42間の配管内容積 に相当する僅かな分だけポンプ6で真空に引かれる。やがて、窓箔21はシワを 生ずることなく水冷桟26になじんで軽く接触する状態に至る。そこで両バルブ 41、42を開いて本粗引きを行う。
【0012】 両バルブ41、41間の粗引き配管5の内径が8mm、長さが1mのとき、上 記ないしのバルブの交互開閉サイクルを4回繰り返したとき、窓箔21は水 冷桟26になじんで接触し、それから両バルブを開いて本粗引きを行ったが窓箔 にシワは発生しなかった。
【0013】 なお、上述の実施例ではメインの高真空ポンプ3として同ポンプを介して真空 粗引きが行える背圧型の例えばターボ分子ポンプの場合について説明したが、高 真空ポンプが、それを介して粗引き用ポンプを接続できない例えば拡散ポンプ、 クライオポンプ等のときには、粗引き真空排気系は高真空ポンプ3と並列関係に 構成される。
【0014】
本考案は、以上説明したように、粗引き配管中に交互に開閉される2個のバル ブを設けたことにより、粗引き開始時、真空チャンバに対し、両バルブ間の配管 容積分だけ少しずつ真空に引くことができるから、窓箔はシワを生ずることなく 水冷桟と接触し、その冷却を充分に行うことができる。
【図1】本考案の実施例の構成図である。
【図2】従来の電子線照射装置の真空排気装置の構成図
である。
である。
【図3】照射窓の正面図である。
【図4】照射窓の水冷桟に平行する位置での断面図であ
る。
る。
【図5】照射窓の水冷桟に直交する位置での断面図であ
る。
る。
1 真空チャンバ 2 照射窓 3 メインの真空ポンプ 4、41、41 バルブ 5 粗引き配管 6 粗引き用ロータリポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 電子線照射装置の真空粗引き配管中に、
交互に開閉することができる2個のバルブが設けられて
いることを特徴とする電子線照射装置の真空排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2338892U JPH0577800U (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 電子線照射装置の真空排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2338892U JPH0577800U (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 電子線照射装置の真空排気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577800U true JPH0577800U (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=12109140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2338892U Pending JPH0577800U (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 電子線照射装置の真空排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577800U (ja) |
-
1992
- 1992-03-21 JP JP2338892U patent/JPH0577800U/ja active Pending
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