JPH0579315B2 - - Google Patents
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- JPH0579315B2 JPH0579315B2 JP60061248A JP6124885A JPH0579315B2 JP H0579315 B2 JPH0579315 B2 JP H0579315B2 JP 60061248 A JP60061248 A JP 60061248A JP 6124885 A JP6124885 A JP 6124885A JP H0579315 B2 JPH0579315 B2 JP H0579315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glucose
- solid content
- branched
- enzyme
- branched oligosaccharide
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- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は低甘味で菓子等の飲食物の老化防止効
果、保存性向上効果を有し、特にう蝕防止効果の
ある甘味料として、飲食物あるいは医薬品等の用
途に利用しうる分岐オリゴ糖シラツプの製造方法
に関する。 〔従来の技術〕 近年、人々の嗜好の多様化に伴つていわゆる甘
味ばなれの現象が生じ、あわせて健康への関心が
増大するに従い、砂糖が敬遠されてそれ以外の低
カロリー甘味料が話題にのぼる様になつた。 このような低カロリー甘味料には天然、合成と
りまぜて種々のものが出まわつているが、分岐オ
リゴ糖は難消化性、低う蝕性、その他の生理特性
を有し、飲食物、医薬品等、広範囲の用途に供し
うるものである。このような糖類はこれまで工業
的な生産はなされておらず、イソマルトース等が
高価な試薬として供給されるに留まつていた。 本発明者等はイソマルトースなど、ぶどう糖分
子のα−1,6結合を含む、いわゆる分岐オリゴ
糖に着目し、先にその工業的、経済的な製法を説
明して出願した(特願昭59−245470号)。 本発明者等が発明した前記の工業的製法によれ
ば、糖類の縮合反応を利用することによつて、分
岐オリゴ糖を約40%(固形分中)も含む製品をシ
ラツプの形で得ることができ、このシラツプを更
に精製することによつて分岐オリゴ糖の濃度を約
90%(固形分中)まで高めた高濃度シラツプをも
得ることができるようになつた。この中に含まれ
る分岐オリゴ糖はイソマルトースを主とし、これ
に次いでパノース、イソマルトトリオース等を含
むものである。 このような糖シラツプ製品な従来殆ど市場にな
かつたもので、前述の分岐オリゴ糖の諸性質によ
つて、用途、需要は拡大の一途を辿るものと予想
される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、前記本発明者等が発明した分岐オリ
ゴ糖シラツプの製法において、糖類の縮合反応を
より効果的に進め、より経済的に分岐オリゴ糖シ
ラツプを得るものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、固形分濃度60%以上固形分のうちぶ
どう糖分70%以上のぶどう糖水溶液を基質とし、
これに糖類の縮合作用を有する酵素を55℃以上で
作用させ、該水溶液に分岐オリゴ糖を生成させた
のち、必要により更に分岐オリゴ糖以外の糖類を
分離、除去することによる分岐オリゴ糖シラツプ
の製造方法である。ここでいう分岐オリゴとは、
イソマルトース、パノース、イソマルトトリオー
ス等、ぶどう糖分子のα−1,6結合を有するオ
リゴ糖類の総称である。 この方法で用いる、糖類の縮合作用を有する酵
素としては、入手の容易さ、使いやすさ等の点か
ら通常グルコアミラーゼが選ばれる。グルコアミ
ラーゼとしては、アスペルギルス属、たとえばア
スペルギルス・ニガーを起源とするもの(たとえ
ばノボ社製AMG 300L)、リゾープス属微生物を
起源とするもの(たとえば新日本化学(株)製スミチ
ーム)等があるが、これらの酵素をその最も一般
的な用途である、ぶどう糖製造のためのでん粉加
水分解反応に用いるときは、アスペルギルス・ニ
ガー系のグルコアミラーゼでは60℃、リゾープス
系のそれでは55℃をそれぞれ越えると酵素の失活
が起こり、これ以上の温度では実用的に使用不可
能であつた。 しかしながら、本発明者等は、これらの酵素を
濃度の高い糖液に作用させるときは、意外にも前
記温度を越えても酵素の失活は起こらず、かえつ
て反応が促進されることを発見して本発明を完成
させた、すなわち、第1図に示すようにぶどう糖
濃度の高い水溶液に、たとえばアスペルギルス・
ニガー起源のグルコアミラーゼ(ノボ社製AMG
300L)を作用させると、60℃以上の高温でも酵
素は失活せず、更に温度を上げるに従い、かえつ
て分岐オリゴ糖の生成速度は速まる。酵素の失活
は80℃以上の温度で反応時間とともに起こつてく
る。 リゾープス属微生物起源のグルコアミラーゼの
場合も同様で、この酵素が失活するとされる55℃
以上の温度で分岐オリゴ糖の生成速度は速まり、
80℃以上でようやく失活しはじめる。 本発明におけるこのような酵素の挙動は、従来
予測しなかつたもので、これを利用することによ
る工業的利益は大きい。 すなわち、反応温度を上げることによる反応速
度の増大、液の粘度が低下することによる作業性
の良化、他の酵素の作用を抑制することによる好
ましくない副反応の防止、等々多くの効果をもた
らすのである。 酵素の添加量は0.05〜3.0%(対固形分)程度、
反応PHは4.0〜6.0であり、これらの条件はこれら
酵素の通常の使用法によつてよい。 基質失として用いるぶどう糖水溶液は固形分濃度
60%以上が必須であり、固形分濃度を高めるに従
い、分岐オリゴ糖の生成量は増大する。固形分濃
度が85%では分岐オリゴの生成量は60%以上(対
固形分)にも達する。 また、固形分濃度を高めるに従い、酵素の耐熱
性は向上する。そして80℃を越えて失活しはじめ
ることは前述のとおりである。 基質の前記固形分は、ぶどう糖としては70%以
上含まれれば好適で、他に2糖類、3糖類等を含
んでいて差支えない。実用上利用しうるこのよう
な基質の例としては、ぶどう糖結晶溶解液、精製
ぶどう糖液等の他、たとえば従来ぶどう糖製造に
おいて副産物とされている、ぶどう糖結晶採取後
の蜜、異性化糖液から果糖を分離した後のラフイ
ネート等があげられる。これらはそのまま、ある
いは所定の固形分、ぶどう糖分含むよう調整して
本発明の原料に用いられる。 このようにして得られた糖液は、イソマルトー
ス、パノース、イソマルトトリオース等の分岐オ
リゴ糖の他、ぶどう糖、マルトース等を含む混合
糖液である。これはそのまま分岐オリゴ糖シラツ
プとして利用されるほか、必要により、更に以下
のような方法で処理して更に高濃度の分岐オリゴ
糖シラツプとすることができる。 (1) 糖液を濃縮、徐冷してぶどう糖等を晶出除去
する方法。 (2) 糖液に食塩を添加して、ぶどう糖−食塩の複
塩結晶を晶出させ、除去する方法。 (3) 糖液にアルコール類、アセトン等の有機溶媒
を添加して分岐オリゴ糖以外の糖類を沈澱させ
除去する方法。 (4) 活性炭カラム、ゲルろ過等の分子分画クロマ
トグラフイー、またはイオン交換体によるイオ
ン交換クロマトグラフイーを用いて分岐オリゴ
糖以外の糖類を除去する方法。 (5) 糖液に酵母を作用させ、分岐オリゴ糖以外の
糖類を資化させる方法。 〔実施例〕 実施例 1 濃度75%の高純度ぶどう糖液(DE97.5、昭和
産業(株)製)にアスペルギルス・ニガー起源の市販
のグルコアミラーゼ(ノボ社製、AMG 300L)
を対固形分0.6%(v/w)加え、PH4.5、反応温
度は60、65、70、75、80℃の各温度で72時間反応
させ下表に示したような反応生成物を得た。
果、保存性向上効果を有し、特にう蝕防止効果の
ある甘味料として、飲食物あるいは医薬品等の用
途に利用しうる分岐オリゴ糖シラツプの製造方法
に関する。 〔従来の技術〕 近年、人々の嗜好の多様化に伴つていわゆる甘
味ばなれの現象が生じ、あわせて健康への関心が
増大するに従い、砂糖が敬遠されてそれ以外の低
カロリー甘味料が話題にのぼる様になつた。 このような低カロリー甘味料には天然、合成と
りまぜて種々のものが出まわつているが、分岐オ
リゴ糖は難消化性、低う蝕性、その他の生理特性
を有し、飲食物、医薬品等、広範囲の用途に供し
うるものである。このような糖類はこれまで工業
的な生産はなされておらず、イソマルトース等が
高価な試薬として供給されるに留まつていた。 本発明者等はイソマルトースなど、ぶどう糖分
子のα−1,6結合を含む、いわゆる分岐オリゴ
糖に着目し、先にその工業的、経済的な製法を説
明して出願した(特願昭59−245470号)。 本発明者等が発明した前記の工業的製法によれ
ば、糖類の縮合反応を利用することによつて、分
岐オリゴ糖を約40%(固形分中)も含む製品をシ
ラツプの形で得ることができ、このシラツプを更
に精製することによつて分岐オリゴ糖の濃度を約
90%(固形分中)まで高めた高濃度シラツプをも
得ることができるようになつた。この中に含まれ
る分岐オリゴ糖はイソマルトースを主とし、これ
に次いでパノース、イソマルトトリオース等を含
むものである。 このような糖シラツプ製品な従来殆ど市場にな
かつたもので、前述の分岐オリゴ糖の諸性質によ
つて、用途、需要は拡大の一途を辿るものと予想
される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、前記本発明者等が発明した分岐オリ
ゴ糖シラツプの製法において、糖類の縮合反応を
より効果的に進め、より経済的に分岐オリゴ糖シ
ラツプを得るものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、固形分濃度60%以上固形分のうちぶ
どう糖分70%以上のぶどう糖水溶液を基質とし、
これに糖類の縮合作用を有する酵素を55℃以上で
作用させ、該水溶液に分岐オリゴ糖を生成させた
のち、必要により更に分岐オリゴ糖以外の糖類を
分離、除去することによる分岐オリゴ糖シラツプ
の製造方法である。ここでいう分岐オリゴとは、
イソマルトース、パノース、イソマルトトリオー
ス等、ぶどう糖分子のα−1,6結合を有するオ
リゴ糖類の総称である。 この方法で用いる、糖類の縮合作用を有する酵
素としては、入手の容易さ、使いやすさ等の点か
ら通常グルコアミラーゼが選ばれる。グルコアミ
ラーゼとしては、アスペルギルス属、たとえばア
スペルギルス・ニガーを起源とするもの(たとえ
ばノボ社製AMG 300L)、リゾープス属微生物を
起源とするもの(たとえば新日本化学(株)製スミチ
ーム)等があるが、これらの酵素をその最も一般
的な用途である、ぶどう糖製造のためのでん粉加
水分解反応に用いるときは、アスペルギルス・ニ
ガー系のグルコアミラーゼでは60℃、リゾープス
系のそれでは55℃をそれぞれ越えると酵素の失活
が起こり、これ以上の温度では実用的に使用不可
能であつた。 しかしながら、本発明者等は、これらの酵素を
濃度の高い糖液に作用させるときは、意外にも前
記温度を越えても酵素の失活は起こらず、かえつ
て反応が促進されることを発見して本発明を完成
させた、すなわち、第1図に示すようにぶどう糖
濃度の高い水溶液に、たとえばアスペルギルス・
ニガー起源のグルコアミラーゼ(ノボ社製AMG
300L)を作用させると、60℃以上の高温でも酵
素は失活せず、更に温度を上げるに従い、かえつ
て分岐オリゴ糖の生成速度は速まる。酵素の失活
は80℃以上の温度で反応時間とともに起こつてく
る。 リゾープス属微生物起源のグルコアミラーゼの
場合も同様で、この酵素が失活するとされる55℃
以上の温度で分岐オリゴ糖の生成速度は速まり、
80℃以上でようやく失活しはじめる。 本発明におけるこのような酵素の挙動は、従来
予測しなかつたもので、これを利用することによ
る工業的利益は大きい。 すなわち、反応温度を上げることによる反応速
度の増大、液の粘度が低下することによる作業性
の良化、他の酵素の作用を抑制することによる好
ましくない副反応の防止、等々多くの効果をもた
らすのである。 酵素の添加量は0.05〜3.0%(対固形分)程度、
反応PHは4.0〜6.0であり、これらの条件はこれら
酵素の通常の使用法によつてよい。 基質失として用いるぶどう糖水溶液は固形分濃度
60%以上が必須であり、固形分濃度を高めるに従
い、分岐オリゴ糖の生成量は増大する。固形分濃
度が85%では分岐オリゴの生成量は60%以上(対
固形分)にも達する。 また、固形分濃度を高めるに従い、酵素の耐熱
性は向上する。そして80℃を越えて失活しはじめ
ることは前述のとおりである。 基質の前記固形分は、ぶどう糖としては70%以
上含まれれば好適で、他に2糖類、3糖類等を含
んでいて差支えない。実用上利用しうるこのよう
な基質の例としては、ぶどう糖結晶溶解液、精製
ぶどう糖液等の他、たとえば従来ぶどう糖製造に
おいて副産物とされている、ぶどう糖結晶採取後
の蜜、異性化糖液から果糖を分離した後のラフイ
ネート等があげられる。これらはそのまま、ある
いは所定の固形分、ぶどう糖分含むよう調整して
本発明の原料に用いられる。 このようにして得られた糖液は、イソマルトー
ス、パノース、イソマルトトリオース等の分岐オ
リゴ糖の他、ぶどう糖、マルトース等を含む混合
糖液である。これはそのまま分岐オリゴ糖シラツ
プとして利用されるほか、必要により、更に以下
のような方法で処理して更に高濃度の分岐オリゴ
糖シラツプとすることができる。 (1) 糖液を濃縮、徐冷してぶどう糖等を晶出除去
する方法。 (2) 糖液に食塩を添加して、ぶどう糖−食塩の複
塩結晶を晶出させ、除去する方法。 (3) 糖液にアルコール類、アセトン等の有機溶媒
を添加して分岐オリゴ糖以外の糖類を沈澱させ
除去する方法。 (4) 活性炭カラム、ゲルろ過等の分子分画クロマ
トグラフイー、またはイオン交換体によるイオ
ン交換クロマトグラフイーを用いて分岐オリゴ
糖以外の糖類を除去する方法。 (5) 糖液に酵母を作用させ、分岐オリゴ糖以外の
糖類を資化させる方法。 〔実施例〕 実施例 1 濃度75%の高純度ぶどう糖液(DE97.5、昭和
産業(株)製)にアスペルギルス・ニガー起源の市販
のグルコアミラーゼ(ノボ社製、AMG 300L)
を対固形分0.6%(v/w)加え、PH4.5、反応温
度は60、65、70、75、80℃の各温度で72時間反応
させ下表に示したような反応生成物を得た。
【表】
析せず。
実施例 2 濃度75%の高純度ぶどう糖液(DE97.6、昭和
産業(株)製)にリゾプス属起源の市販のグルコアミ
ラーゼ(新日本化学(株)製、スミチーム)を対固形
分0.9%(w/w)加え、PH4.8にして反応温度は
55、60、65、70、75℃の各温度で120時間反応さ
せ下表に示したような反応生成物を得た。
実施例 2 濃度75%の高純度ぶどう糖液(DE97.6、昭和
産業(株)製)にリゾプス属起源の市販のグルコアミ
ラーゼ(新日本化学(株)製、スミチーム)を対固形
分0.9%(w/w)加え、PH4.8にして反応温度は
55、60、65、70、75℃の各温度で120時間反応さ
せ下表に示したような反応生成物を得た。
【表】
【表】
析せず。分析は高速液体クロマトグラフイー
で分析した。
実施例 3 下記の4種類の基質を濃度75%に調製し、市販
のグルコアミラーゼ(ノボ社製、AMG 300L)
を0.6%(v/w)添加し、70℃、PH4.5で120時
間反応させ下表のような分岐オリゴ糖シラツプを
得た。 の種類(各基質とも昭和産業(株)製を用いた (1) 結晶ぶどう糖溶解液(ぶどう糖純度99.8%) (2)精製 生成ぶどう糖液(ぶどう糖純度95.0%) (3) 結晶を分蜜した蜜(ぶどう糖純度92.1%) (4) 異性化糖をクロマト分離した時のラフイネー
ト(ぶどう糖純度83.6%)
で分析した。
実施例 3 下記の4種類の基質を濃度75%に調製し、市販
のグルコアミラーゼ(ノボ社製、AMG 300L)
を0.6%(v/w)添加し、70℃、PH4.5で120時
間反応させ下表のような分岐オリゴ糖シラツプを
得た。 の種類(各基質とも昭和産業(株)製を用いた (1) 結晶ぶどう糖溶解液(ぶどう糖純度99.8%) (2)精製 生成ぶどう糖液(ぶどう糖純度95.0%) (3) 結晶を分蜜した蜜(ぶどう糖純度92.1%) (4) 異性化糖をクロマト分離した時のラフイネー
ト(ぶどう糖純度83.6%)
【表】
せず。
実施例 4 ぶどう糖結晶を取つた残りの蜜(昭和産業(株)
製)を濃度75%にし、アスペルギルス・ニガー起
源の市販のグルコアミラーゼ(ノボ社製、AMG
300L)を対固形分0.5%加え、PH4.5、70℃で96時
間反応させ下表のような生成物を得た。
実施例 4 ぶどう糖結晶を取つた残りの蜜(昭和産業(株)
製)を濃度75%にし、アスペルギルス・ニガー起
源の市販のグルコアミラーゼ(ノボ社製、AMG
300L)を対固形分0.5%加え、PH4.5、70℃で96時
間反応させ下表のような生成物を得た。
【表】
この反応生成物を活性炭、イオン交換樹脂で精
製して濃度60%まで濃縮したのち、スチレン系強
酸性のNa型陽イオン交換樹脂(アンバーライト
CG−20)を充填したカラムを用いた分配クロマ
トグラフイーによつて単糖類を主として除去し
て、次のような高純度分岐オリゴ糖シラツプを得
た。
製して濃度60%まで濃縮したのち、スチレン系強
酸性のNa型陽イオン交換樹脂(アンバーライト
CG−20)を充填したカラムを用いた分配クロマ
トグラフイーによつて単糖類を主として除去し
て、次のような高純度分岐オリゴ糖シラツプを得
た。
【表】
実施例 5
含水結晶ぶどう糖(昭和産業(株)製)を溶解して
濃度を60、70、75、80、85%に調製し、アスペル
ギルス・ニガー起源の市販のグルコアミラーゼ
(ノボ社製、AMG 300L)を対固形分1.0%
(v/w)加え、PH4.5、75℃で120時間反応させ、
下表に示したような反応生成物を得た。
濃度を60、70、75、80、85%に調製し、アスペル
ギルス・ニガー起源の市販のグルコアミラーゼ
(ノボ社製、AMG 300L)を対固形分1.0%
(v/w)加え、PH4.5、75℃で120時間反応させ、
下表に示したような反応生成物を得た。
【表】
【表】
の含量を表す。
〔発明の効果〕 本発明は分岐オリゴ糖シラツプを効率的に製造
する工業的製法を提出するものである。 このようにして得らる分岐オリゴ糖シラツプは
砂糖より低甘味でさわやかな甘味を有し、老化防
止効果保存性向上効果があるので種々の食品の甘
味料あるいは風味改良剤として多方面の用途があ
る。そのうえ、う蝕防止効果があるので、虫歯予
防を目的とする甘味料としても広く利用しうるも
のである。この他分岐オリゴ糖には糖類の晶出抑
制効果があるため砂糖、ぶどう糖、異性化糖、マ
ルトース等の糖液に少量添加することにより、晶
出防止剤としても利用できる。
〔発明の効果〕 本発明は分岐オリゴ糖シラツプを効率的に製造
する工業的製法を提出するものである。 このようにして得らる分岐オリゴ糖シラツプは
砂糖より低甘味でさわやかな甘味を有し、老化防
止効果保存性向上効果があるので種々の食品の甘
味料あるいは風味改良剤として多方面の用途があ
る。そのうえ、う蝕防止効果があるので、虫歯予
防を目的とする甘味料としても広く利用しうるも
のである。この他分岐オリゴ糖には糖類の晶出抑
制効果があるため砂糖、ぶどう糖、異性化糖、マ
ルトース等の糖液に少量添加することにより、晶
出防止剤としても利用できる。
第1図は固形分濃度75%(ぶどう糖95%)の基
質にアスペルギルス・ニガー起源のグルコアミラ
ーゼ0.6%(対固形分)を作用させたときの、各
反応温度における反応時間に対する分岐オリゴ糖
の生成量を示したグラフである。
質にアスペルギルス・ニガー起源のグルコアミラ
ーゼ0.6%(対固形分)を作用させたときの、各
反応温度における反応時間に対する分岐オリゴ糖
の生成量を示したグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固形分濃度60%以上固形分のうちぶどう糖分
70%以上のぶどう糖水溶液に、糖類の縮合作用を
有する酵素を55℃以上で作用させて、該水溶液に
分岐オリゴ糖を生成せしめることを特徴とする高
温度縮合反応による分岐オリゴ糖シラツプの製造
方法。 2 糖類の縮合作用を有する酵素がアスペルギル
ス属の微生物起源のグルコアミラーゼである特許
請求の範囲第1項記載の分岐オリゴ糖シラツプの
製造方法。 3 糖類の縮合作用を有する酵素がリゾープス属
の微生物起源のグルコアミラーゼである特許請求
の範囲第1項又は第2項記載の分岐オリゴ糖シラ
ツプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60061248A JPS61219392A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 高温度縮合反応による分岐オリゴ糖シラツプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60061248A JPS61219392A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 高温度縮合反応による分岐オリゴ糖シラツプの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61219392A JPS61219392A (ja) | 1986-09-29 |
| JPH0579315B2 true JPH0579315B2 (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13165736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60061248A Granted JPS61219392A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 高温度縮合反応による分岐オリゴ糖シラツプの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61219392A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8057840B2 (en) * | 2006-01-25 | 2011-11-15 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Food products comprising a slowly digestible or digestion resistant carbohydrate composition |
| US8993039B2 (en) | 2006-01-25 | 2015-03-31 | Tate & Lyle Ingredients Americas Llc | Fiber-containing carbohydrate composition |
| US7608436B2 (en) | 2006-01-25 | 2009-10-27 | Tate & Lyle Ingredients Americas, Inc. | Process for producing saccharide oligomers |
| GB201312713D0 (en) | 2013-03-22 | 2013-08-28 | Weaver Connie M | Uses of soluble corn fibre for increasing colonic bacteria populations and increasing mineral absorption |
| US11540549B2 (en) | 2019-11-28 | 2023-01-03 | Tate & Lyle Solutions Usa Llc | High-fiber, low-sugar soluble dietary fibers, products including them and methods for using them |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP60061248A patent/JPS61219392A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61219392A (ja) | 1986-09-29 |
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