JPH0579774B2 - - Google Patents

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JPH0579774B2
JPH0579774B2 JP63172947A JP17294788A JPH0579774B2 JP H0579774 B2 JPH0579774 B2 JP H0579774B2 JP 63172947 A JP63172947 A JP 63172947A JP 17294788 A JP17294788 A JP 17294788A JP H0579774 B2 JPH0579774 B2 JP H0579774B2
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Masaki Ogishima
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Riken Keikinzoku Kogyo KK
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Riken Keikinzoku Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は隣接する建造物の両屋根躯体、また
は屋根躯体と壁躯体との間の入隅部や出隅部のよ
うなコーナ部の隙間を覆蓋するためのコーナ用エ
キスパンシヨンジヨイントに関するものである。
(従来の技術) 従来、隣接する建造物の両屋根躯体、または屋
根躯体と壁躯体との間に装着されるエキスパンシ
ヨンジヨイントには、例えば特開昭61−36440号
公報に開示されたものがある。すなわち、これに
おいては、所定の隙間を隔てて隣接する建造物の
両屋根躯体、または屋根躯体と壁躯体との相互に
取付けられる両支持部材の間には、ホルダ部材が
弾性体によつて支持部材に対し弾発された状態で
摺動可能に架設され、前記ホルダ部材には前記両
躯体間の隙間及び屋根躯体を覆うカバー部材が装
着される構造となつている。このような構造にあ
つては、エキスパンシヨンジヨイントの構成部品
の点数が少なくても済み、構造が簡単で安価に提
供することができるなどの利点を有する。
また、上記したものにおいては、隣接する建造
物の両屋根躯体、または屋根躯体と壁躯体との間
のコーナ部の隙間を覆蓋するために、カバー部材
をコーナ部まて延出したり、又は別体のコーナ用
カバー部材を前記カバー部材の端部に接続するこ
とでコーナ部の隙間が覆蓋される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、外角側躯体と内角側躯体とが間隙を
もつて、折設状に隣接する建造物の入隅部や出隅
部のようなエキスパンシヨンジヨイントのコーナ
部においては、内角側躯体にホルダ部材の取着す
る各所がなく、従つて両躯体間に跨つてホルダ部
材を架設することができない。よつて、躯体の変
動によるカバー部材の保持がなされず、このため
コーナ部におけるカバー部材の保持力を高めるこ
とが困難となるさらに、カバー部材背面に向けて
風が吹込んだときには、その風圧によつてカバー
部材がコーナ部において浮上り、あるいはガタ付
き、時には外れる等の不具合が生じる。
この発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、
入隅部や出隅部のようなコーナ部における躯体の
変動等に対するカバー部材の保持力を高め、か
つ、カバー部材のコーナ部の浮上りやガタ付きを
防止することができるコーナ用エキスパンシヨン
ジヨインを提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1の発明
は、隣接する建造物の両屋根躯体、または屋根躯
体との間のコーナ部の隙間を覆蓋するためのコー
ナ用エキスパンシヨンジヨイントであつて、前記
コーナ部の外角側の屋根躯体上の長手方向に沿つ
て固定される長尺の支持部材を同屋根躯体上のコ
ーナ端部まで延長してコーナ用支持部材を形成
し、前記コーナ用支持部材には該コーナ用支持部
材に向けてコーナ用ホルダ部材を弾性体によつて
弾発した状態で傾動並びに摺動可能に設け、前記
コーナ用ホルダ部材に前記コーナ部の隙間及び屋
根躯体を覆うカバー部材を結合した。
また、請求項2の発明は、隣接する建造物の両
屋根躯体、または屋根躯体と壁躯体との間のコー
ナ部の隙間並びに該コーナ部の隙間に続く直線部
の隙間を覆蓋するためのコーナ用エキスパンシヨ
ンジヨイントであつて、前記直線部の隙間におい
て対向する両屋根躯体、または屋根躯体と壁躯体
との相互にはこれら両躯体に沿つて長尺の対の支
持部材をそれぞれ固定し、これら長尺の両支持部
材の間には、該支持部材に向けてホルダ部材を弾
性体によつて弾発した状態で傾動並びに摺動可能
に架設し、前記ホルダ部材には前記両躯体の隙間
及び屋根躯体を覆う長尺のカバー部材を装着し、
さらに、前記長尺のカバー部材の一側縁を前記コ
ーナ部の端部まで延出してコーナカバー部を形成
する一方、前記コーナ部の外角側の屋根躯体上に
沿つて固定される前記長尺の支持部材を同屋根躯
体上のコーナ端部まで延長してコーナ用支持部材
を形成し、該コーナ用支持部材には該コーナ用支
持部材に向けてコーナ用ホルダ部材を弾性体によ
つて弾発した状態で傾動並びに摺動可能に設け、
前記コーナ用ホルダ部材に前記コーナカバー部を
結合した。
(作用) 上記したように構成されるコーナ用エキスパン
シヨンジヨイントにおいて、建造物の両躯体が相
対的に変位したときには、コーナ用ホルダ部材が
弾性体の弾発力を受けた状態で、摺動あるいは傾
動することで、前記相対的な変位に対処すること
ができる。
また、コーナ部の外角部をなす屋根躯体上のコ
ーナ用支持部材に設けたコーナ用ホルダ部材に、
前記コーナ部の隙間及び屋根躯体を覆うカバー部
材を結合したから、コーナ部におけるカバー部材
の保持力を増大することがでる。
特に、コーナ部の外角側の屋根躯体上の長手方
向に沿つて固定される長尺の支持部材を同屋根躯
体上のコーナ端部まで延長してコーナ用支持部材
を形成したから、屋根躯体上の長手方向の所要位
置に長尺の支持部材を固定することで、その長尺
の支持部材と一体のコーナ用支持部材も固定され
ることとなり、屋根躯体上のコーナ端部にコーナ
用支持部材を位置決めして固定する手間が解消さ
れる。さらに、長尺の支持部材に対するコーナ用
支持部材の内外方向の位置ずれも生じない。
(実施例 1) この発明の実施例1を第1図〜第8図に従つて
説明する。
この実施例1では、第1図及び第2図に示すよ
うに、入隅、出隅などのコーナ部をもつて隣接す
る建造物の屋上、ベランダ等の両屋根躯体K1,
K2間のコーナ部に、例えば略L字状に間隙を隔
てた隙間S1並びにコーナ部の隙間S1の両側に
続く両直線部の隙間S2を覆蓋するコーナ用エキ
スパンシヨンジヨイント1を例示するものであ
る。
前記両直線部の隙間S2において、第2図と第
5図に示すように、両屋根躯体K1,K2上面の
躯体面K1a,K2aには、その対向端側(隙間
S2側)寄りにおいて対をなしかつ屋根躯体K
1,K2の長手方向に沿つて長尺の止水板取付部
材2,3がそれぞれビス4,5等によつて固着さ
れている。これら両止水板取付部材2,3の対向
端部に形成された嵌着溝2a,3aには、合成樹
脂、ゴム等よりなる止水板6の両端縁に形成され
た嵌込み部6aが嵌着されている。
前記両躯体面K1a,K2aには、その対向端
と反対側に前記各止水板取付部材2,3と接して
隣接し(又は躯体K1,K2が幅広の場合には離
隔する)かつ屋根躯体K1,K2の長手方向に沿
つて長尺の対の支持部材7,8がそれぞれボルト
9,10等によつて固着されている。これら両支
持部材7,8には、相対する側壁と上板とを備え
て断面逆U字状をなす支持部7a,8aが突設さ
れている。また、各支持部7a,8aの上板7
b,8b上面の支持面は断面凸円弧状に形成され
ている。前記各支持部7a,8bの上板7b,8
bには、その長手方向に所定間隔を隔ててナツト
取付孔が貫設されており、これら各ナツト取付孔
には後述する弾性体18の締付ボルト17に対す
るナツト11が圧入によつて固着されている。す
なわち、ナツト11は、第6図に示すように、六
角形のナツト部11aと小径の圧入部11bとを
一体に備え、その圧入部11b外周面にはナツト
取付孔に対する圧入による嵌着力を増大させるた
めのローレツト加工が施されている。また、各支
持部7a,8aの対向側と反対側(隙間S2側と
反対の屋内側)の側壁7c,8cの壁面下部に
は、後述するシール部材22,23をそれぞれ保
持するためのあり溝状の嵌着溝7e,8eが各支
持部材7,8の長手方向に凹設されている。
前記両支持部材7,8には、その長手方向に所
定間隔を隔てて所定数のホルダ部材12がそれぞ
れ弾性体18の弾発力の作用を受けた状態で傾動
並びに左右方向へ摺動可能に架設されている。前
記ホルダ部材12は基材13と左右の係止体1
4,15とを備えている。基材13は両支持部材
7,8の支持部7a,8aの支持面上の間にわた
つて架設できるだけの長さを有し、かつ底板13
cと両側板13a,13bとを備えて上方開口す
る断面略U字状に形成されている。前記基材13
の両側板13a,13bの対向面には、第6図と
第8図に示すように、これら側板13a,13b
の略中央高さ位置において、係止突片13d,1
3eがそれぞれ突設されている。さらに、前記基
材13は、弾性体18の弾発力の作用を受けてそ
の底板13c下面が両支持部材7,8の支持部7
a,8aの支持面上に接した状態で傾動並びに摺
動可能に架設される。すなわち、基材13の底板
13cにはその長手方向(第5図では左右方向)
に沿つて長孔16が貫設され、締付ボルト17を
弾性体18と前記長孔16を通して支持部7a,
8aのナツト11に締付けることで、両支持部材
7,8の間に、ホルダ部材12の基材13が組付
けられる。前記弾性体18は締付ボルト17の締
付けによつてそのボルト頭部17aと前記基材1
3の底板13cとの間において所定量だけ圧縮さ
れ、これによつて基材13を支持部材7,8に対
して弾発するばね力が発生するようになつてい
る。
この実施例1において、弾性体18は、第5
図、第6図及び第7図に示すように、一枚の板ば
ね材を折曲げ加工することで構成されるもので、
締付ボルト17が挿通される貫通孔19を中央部
に有する四角形状の座板18aと、この座板18
aの一方で対向する側縁から下方へ略ハの字状に
延出されかつ前記基材13の両係止突片13d,
13eの間に挿入可能な板幅を有し下縁が基材1
3の底板13cに当接するばね片18bとを備え
ている。さらに、座板18aの他方で対向する両
側縁には同座板18aと略同一面上において規制
片20が延出されている。そして、この規制片2
0が第6図に示すように、前記係止突片13d,
13eの上面に当接した状態において、締付ボル
ト17の締付け量を制限することで、ばね片18
bの弾性変形を所定量になし、このばね片18b
の弾発力を一定値に保持するようになつている。
なお、座板18aと規制片20には、撓み防止
用のリブ18cが形成されている。
前記基材13の長手方向両端部には、係止体1
4,15がその各取付片14a,15aにおいて
固着されている。すなわち、各係止体14,15
の取付片14a,15aは、第5図と第8図に示
すように、基材13の底板13c、両側板13
a,13b及び係止突片13d,13eによつて
囲まれる空間部に挿入された後、係止突片13
d,13eの一部が前記各取付片14a,15a
に対して凹凸にかしめられることで、前記基材1
3の両端部に係止体14,15がそれぞれ固着さ
れる。
係止体14,15の各取付片14a,15bか
ら上下方向に一体状にそれぞれ延出された係止脚
14b,15bは、その上端から下端に向けて逐
次に拡開された傾斜状に形成されている。
そして、前記基材13と左右の両係止体14,
15とにより構成されるホルダ部材12に対して
両屋根躯体K1,K2間の直線部の隙間S2及び
両屋根躯体K1,K2を覆う直線用カバー部材2
1が押込み操作によつて装着される。
前記カバー部材21は断面山形状をなす天板2
1aと該天板21aの左右両側において下向きに
形成された両側板21b,21cとを備え、両側
板21b,21cの下縁には係止片21d,21
eが内側に向けてそれぞれ直角状に形成されてい
る。そして、前記カバー部材21の両側板21
b,21cの係止片21d,21eをホルダ部材
12における各係止体14,15の係止脚14
b,15bの傾斜面に沿つて滑走させながらカバ
ー部材21を押込むことで、その天板21aの背
面が基材13上縁に接して受承され、両側板21
b,21cの係止片21d,21eが各係止体1
4,15の係止脚14b,15b下縁と弾性的に
圧接係合し、これによつて前記カバー部材21が
ホルダ部材12に装着されるようになつている。
前記両直線部の隙間S2並びに屋根体K1,K
2を覆う各直線用カバー部材21は、第2図に示
すように、前記コーナ部付近までそれぞれ延出さ
れている。そして各カバー部材21の延出端部に
は、前記コーナ部の隙間S1及び屋根躯体K1,
K2を覆う平面形状略L字状のコーナ用カバー部
材121が前記各直線用カバー部材21の外側に
所定長さだけ重合された状態(内側に重合して配
設してもよい)で配設されている。
コーナ用カバー部材121は、天板121a及
び左右の両側板121b,121cを備え、かつ
第4図に示すように、直線用カバー部材21の表
側に嵌め合う断面形状に形成されている。そし
て、コーナ用カバー部材121の両側板121
b,121cの下縁には直線用カバー部材21の
各係止片21d,21eの下面と係合する係止片
121d,121eが形成されている。
さて、前記両屋根躯体K1,K2のコーナ部に
おいて、その外角部の屋根躯体K1上面の躯体面
K1aには前記長尺の止水板取付部材2及び前記
長尺の支持部材7がコーナ部まで延出され、この
延出部分をコーナ用支持部材107としている。
前記コーナ用支持部材107の支持部107a
の支持面上には、第3図に示すように、コーナ用
ホルダ部材112が前記弾性体18と同一構造の
弾性体18の弾発力の作動を受けた状態で傾動並
びに摺動可能に支持されている。
前記コーナ用ホルダ部材112は、基材113
と係止体114とを備えている。基材113は前
記直線用ホルダ部材12の基材13に比し、略半
分程度の長さを有し、かつ断面形状は同一で底板
113cと両側板113a,113bとを備えて
上方に開口する断面略U字状に形成されている
(第6図と第8図参照)。さらに、前記基材113
の両側板113a,113bの対向面には、直線
用ホルダ部材12の基材13と同様にして係止突
片113d,113eが突設され、さらに基材1
3の底板113cにはその長手方向(第3図では
左右方向)に沿つて長孔116が貫設されてい
る。そして、締付ボルト17を前記弾性体18並
びに前記長孔116を通してコーナ用支持部材1
07の支持部107aのナツト11に締付けるこ
とで前記コーナ用支持部材107に対し、コーナ
用ホルダ部材112の基材113が傾動並びに摺
動可能に組付けられる。
前記基材113の長手方向一端部(コーナ部の
外角側、第3図において右端部)には、係止体1
14がその取付片114aにおいて固着されてい
る。前記係止体114には、その取付片114a
から上下方向に係止脚114bが傾斜状に形成さ
れている。そして、前記コーナ用カバー部材12
1は、その天板121aの背面が基材113の上
縁に接して受承され、その外角側の側板121b
の係止片121dが前記係止脚114bの下縁と
弾性的に圧接係合された状態で前記コーナ用カバ
ー部材121がコーナ用ホルダ部材112に結合
保持される。
また、前記各支持部材(コーナ用支持部材10
7も含む)7,8の支持部7a,8aの側壁7
c,8cに形成された各嵌着溝7e,8eには、
第5図に示すように、軟質合成樹脂、ゴム等より
なる可撓性を有するシール部材22,23が、そ
の背面側下部に突設された突片22a,23aに
おいて嵌着されている。前記シール部材22,2
3は、屋根躯体K1,K2上面の躯体面K1a,
K2aからカバー部材21の天板21a背面にわ
たつて気密・水溶性を保持するためのもので、シ
ール部材22,23の下縁は躯体面K1a,K2
aに接し、同シール部材22,23の先端部22
b,23bは先細状に形成されて湾曲状に弾性変
形された状態でカバー部材21の天板21a背面
並びにホルダ部材12の基材13外面に圧接して
いる。すなわち、シール部材22,23の先端部
22b,23bの一部は、ホルダ部材(あるいは
コーナ用ホルダ部材112)12が配設される位
置においては、第8図に示すように、その基材1
3,113の側板13a,13b及び底板13c
に沿つて弾性変形される。また、各シール部材2
2,23の下縁には両屋根躯体K1,K2の側壁
面に接するシール突片22c,23cが先細状に
形成されている。
なお、コーナ部において、止水板6は、コーナ
部の間隙S1に沿つてL字状に設けられ、その嵌
込み部6aが各止水板取付部材2,3の嵌着溝2
a,3aに嵌着される。
また、上記した止水板取付部材2,3、支持部
材(コーナ用支持部材107も含む)7,8、ホ
ルダ部材(コーナ用ホルダ部材112も含む)1
2の基材13、係止体14,15及びカバー部材
(コーナ用カバー部材121も含む)21は、ア
ルミ合金等の軽合金の押出成形による型材を用い
ることもでき、また、アルミ、ステンレス、銅板
等の金属板による折曲げ加工等によつて形成する
こともできる。
この実施例1は上述したように構成される。従
つて、両屋根躯体K1,K2が左右方向あるいは
上下方向へ相対変位したときには両支持部材7,
8に対し、弾性体18の弾発力を受けた状態でホ
ルダ部材12がその基材13の長孔16と締付ボ
ルト17との移動許容量の範囲内において左右方
向へ摺動するとともに、上下方向へは傾動する。
さらに、外角側躯体のコーナ部に取着されたコー
ナ用ホルダ部材112もほぼ同様にして弾性体1
8の弾発力を受けた状態で摺動並びに傾動する。
そして、前記ホルダ部材12に装着されたカバー
部材21及びコーナ用ホルダ部材112に装着さ
れたコーナ用カバー部材121も各ホルダ部材1
2,112と一体に摺動及び傾動するため、カバ
ー部材21及びコーナ用カバー部材121にねじ
れや損傷が生じることが防止され、両屋根躯体K
1,K2及びその間の直線部の隙間S2及びコー
ナ部の隙間S1が前記カバー部材21及びコーナ
用カバー部材121によつて常に良好に覆蓋保持
される。
さらに、前記コーナ用カバー部材121は、そ
の外角側の側板121bの係止片121dがコー
ナ用ホルダ部材112の係止脚114の下縁と圧
接係合した状態において同コーナ用ホルダ部材1
12に結合保持されるため、コーナ用カバー部材
121の背面に向けて風が吹きあげたときでも、
コーナ用カバー部材121の浮上りやガタ付きを
積極的に防止することができる。
次に、上記した実施例1の変更例について説明
する。
上記実施例1において、シール部材22,23
はホルダ部材12が配設される位置においては、
その基材13の側板13a,13bと底板13c
に沿つて弾性変形されるようになつているが、こ
れに限るものではない。例えば、第9図に示すよ
うに、基材13の幅両端部に対応するシール部材
22,23の位置に切込み部22d,23dを形
成してもよい。
また、実施例1においては弾性体18を一枚の
板ばね材によつて構成したが、これに限るもので
はない。例えば、第10図に示すように、折曲げ
加工等によつて両端にリブ18cを上向きに備え
た四角形状の座板18aの下面に圧縮コイルスプ
リング18bを設けて弾性体18を構成してもよ
い。また、第11図に示すように、フランジ状の
座板18aを外周に備えた筒状のばね受筒18e
に圧縮コイルスプリング18bを内設して弾性体
18を構成してもよい。さらに、第12図に示す
ように、折曲げ加工等によつて両端にリブ18c
を下向きに備えた四角形状の座板18aの下面に
弾性伸縮するゴム材18bを設けて弾性体18を
構成してもよい。ただし、上記した各弾性体18
においては、その座板18aに実施例1の座板1
8aに設けた規制片20と同様に作用する規制片
20が設けられる。
また、上記実施例1において、締付ボルト17
の締付け量を制限するための規制手段として弾性
体18の座板18aに設けた規制片20をホルダ
部材(及びコーナ用ホルダ部材112)12の基
材13に設けた係止突片13d,13e上に当接
することで締付ボルト17の締付け量を制限する
ように構成したが、これに限るものではない。例
えば、第13図と第14図に示すように、弾性体
18の座板18aの一方で対向する側縁にばね片
18bを形成し、他方で対向する側縁にホルダ部
材(及びコーナ用ホルダ部材112)12の基材
13の底板13cに当接することで、締付ボルト
17の締付け量を制限する略L字の一対の規制片
20を折曲形成してもよい。
また、第15図と第16図に示すように、弾性
体18の座板18aの一方で対向する側縁にばね
片18bを形成するとともに、前記座板18aの
側縁からばね片18bの一部にわたつて略U字状
の切込み溝を形成し、この切込み溝において、規
制片20を下向きに起立させてその下縁をホルダ
部材(及びコーナ用ホルダ部材112)12の基
材13の底板13cに当接させることで締付ボル
ト17の締付け量を所定に制限するように構成し
てもよい。
さらに、第17図と第18図に示すように、ば
ね片18bを備えた弾性体18の座板18aの下
面にこれとは別部材でかつ弾性材より構成される
規制部材20を設け、この規制部材20の下縁が
ホルダ部材(及びコーナ用ホルダ部材112)1
2の基材13の底板13cに当接することで、締
付ボルトの締付け量を制限するように構成しても
よい。また、上記別部材の規制部材20をコイル
スプリング又はゴム材等によつて構成してもよ
い。
ただし、第13図〜第18図に示す弾性体18
の規制片(又は規制部材)20は、そのばね片1
8bが所定量だけ圧縮された後、基材13の底板
13cに当接するように設定されている。すなわ
ち、自由状態においては、座板18aからばね片
18b下端までの高さよりも、規制片(又は規制
部材)20の高さが適宜に低く設定されている。
さらに、各規制片20あるいは規制部材20は両
躯体K1,K2が相対的に変位したときにはその
変位に対応してそれぞれ弾性変形可能に、板幅や
板厚、高さ等が適宜に設定される。
また、上記した実施例1において、支持部材
(コーナ用支持部材107も含む)7,8の支持
部7a,8aの上板7b,8bに締付ボルト17
に対するナツト11を圧入によつて固着したがこ
れに限るものではない。例えば、支持部材7,8
の支持部7a,8aに締付ボルト17が螺入され
る溝条を形成してもよい。
また、上記実施例1において、コーナ用ホルダ
部材112を断面U字状の基材113と該基材1
13とは別体でその端部に固着される係止体11
4とにより構成したが、これに限るものではな
い。例えば第19図に示すように、平帯状の基材
部113一端部にコーナ用カバー部材121の背
面を支持する支持脚114cを上方に向けて突出
し、コーナ用カバー部材121の側板121bの
係止片121dと圧接係合する係止脚114bを
下方に向けて突出し、さらに同基材部113の他
端にコーナ用カバー部材121の背面を支持する
逆L字状の支持脚115を上方に向けて突出して
コーナ用ホルダ部材112を一体に構成してもよ
い。ただし、この場合にはコーナ用ホルダ部材1
12をコーナ用支持部材107に対し弾発する弾
性体18は第13図〜第18図に示す弾性体18
を用いることが望ましい。また、両支持脚114
c,115の上端部には合成樹脂、ゴム等よりな
るカバー受け50,51がそれぞれ嵌着されてい
る。
また、上記実施例1において、コーナ用カバー
部材121の外角側の側板121bの下縁に係止
片121dを略直角状に折曲してコーナ用ホルダ
部材112の係止脚114b下縁と弾性的に圧接
係合させることで、コーナ用カバー部材121の
外れを防止するように構成したが、これに限るも
のではない。例えば、第20図に示すように、コ
ーナ用ホルダ部材112の係止脚114bの下縁
に、コーナ用カバー部材121の外角側の側板1
21bの下縁に設けた係止片121dが嵌挿され
る抜止溝114eを備えた抜止片114fを形成
することで、コーナ用カバー部材121の結合力
を高め、かつ、同コーナ用カバー部材121の浮
上りや外れを一層確実に防止するように構成して
もよい。
さらに、第21図に示すように、コーナ用カバ
ー部材121の外角側の側板121bの下縁に形
成された係止片121dをコーナ用ホルダ部材1
12の係止脚114bの下縁に当接させるととも
に、前記係止片121dの先端を係止脚114b
の内側面に沿つて上方へ折曲して抜止片121f
を形成することで、コーナ用カバー部材121の
結合力を高め、かつ、同コーナ用カバー不在12
1り浮上りや外れを一層確実に防止するように構
成してもよい。
さらにまた、第22図に示すように、コーナ用
カバー部材121の外角側の側板121bの下縁
に形成された係止片121dをコーナ用ホルダ部
材112の係止脚114bの下縁に当接させた状
態のもとで、係止片121dの下方からビス10
0を係止脚114bの下面にねじ込むことで、コ
ーナ用カバー部材121の結合力を高め、かつ同
コーナ用カバー部材121の浮上りや外れを一層
確実に防止するように構成してもよい。
(実施例 2) 次に、この発明の実施例2を第3図、第5図、
第23図及び第24図にしたがつて説明する。
この実施例2では、コーナ部をもつて隣接する
建造物の両屋根躯体K1,K2の間の両直線部の
隙間S2を覆うカバー部材21と、両屋根躯体K
1,K2間のコーナ部の隙間S1を覆うコーナ用
カバー部材121とを排水機能を有するジヨイン
ト部材101によつて連結したものである。すな
わち、両屋根躯体K1,K2の躯体面K1a,K
2a上には実施例1と同様にして止水板取付部材
2,3及び支持部材7,8が配設される。両支持
部材7,8の間には実施例1と同様にしてホルダ
部材12が弾性体18によつて支持部材7,8に
対し弾発された状態で傾動並びに摺動可能に架設
される。そして、前記ホルダ部材12の基材13
両端部に設けた係止体14,15の係止脚14
b,15bによつてカバー部材21の両側板21
b,21cの係止片21d,21eが係合された
状態でカバー部材21が嵌着される(第5図参
照)。
前記コーナ部の外角側の屋根躯体K1上のコー
ナ用支持部材107には、実施例1と同様にして
コーナ用ホルダ部材112が弾性体18によつて
弾発された状態で傾動並びに摺動可能に設けられ
る(第3図参照)。そして、前記コーナ用ホルダ
部材112の係止体114、係止脚114bによ
つて前記コーナ用カバー部材121における側板
21bの係止片21dが圧接係合された状態で結
合される。
さらに、前記直線用カバー部材21とコーナ用
カバー部材121との連結部側寄りにおいても、
両支持部材7,8の間にホルダ部材12がそれぞ
れ配設され、これらホルダ部材12によつて直線
用カバー部材21及びコーナ用カバー部材121
の各連結部付近が保持されるようになつている。
また、コーナ用カバー部材121の付き合せ接
合部は溶接あるいはジヨイント部材によつて結合
される。
このようにして、直線用カバー部材21とコー
ナ用カバー部材121とをジヨイント部材101
によつて連結することで、各カバー部材21と1
21とを同一大きさでかつ同一断面形状の型材を
用いることができ、コスト低減を図ることができ
る。
その他の部分は実施例1とほぼ同様に構成され
る。従つて、この実施例2は実施例1と同様に作
用する。
(実施例 3) 次に、この発明の実施例3を第3図、第5図及
び第25図に従つて説明する。
この実施例3においては、コーナ部をもつて隣
接する建造物の両屋根躯体K1,K2間の両直線
部の隙間S2を覆うカバー部材21をそれぞれコ
ーナ部まて延出してコーナカバー部121を一体
に形成したものである。すなわち、両屋根躯体K
1,K2の躯体面K1a,K2a上には実施例1
と同様にして止水板取付部材2,3及び支持部材
7,8が配設される。両支持部材7,8の間には
実施例1と同様にしてホルダ部材12が弾性体1
8によつて支持部材7,8に対し弾発された状態
で傾動並びに摺動可能に架設される。そして、前
記ホルダ部材12の基材13両端部に設けた係止
体14,15の係止脚14b,15bによつてカ
バー部材21の両側板21b,21cの係止片2
1d,21eが係合された状態でカバー部材21
が装着される(第5図参照)。
前記コーナ部の外角側の屋根躯体K1上のコー
ナ用支持部材107には、実施例1と同様にして
コーナ用ホルダ部材112が弾性体18によつて
弾発された状態で傾動並びに摺動可能に設けられ
る(第3図参照)。そして、前記コーナ用ホルダ
部材112の係止体114、係止脚114bによ
つて前記カバー部材21のコーナカバー部121
における側板21bの係止片21dが圧接係合さ
れた状態で結合される。
また、両カバー部材21のコーナカバー部12
1の突き合せ接合部は溶接あるいはジヨイント部
材によつて結合される。
その他の部分は実施例1とほぼ同様に構成され
る。従つて、この実施例3は実施例1と同様に作
用する。
(実施例 4) 次にこの発明の実施例4を第26図〜第29図
に従つて説明する。この実施例では出隅状態の例
示であり、第26図と第28図に示すようにコー
ナ部をもつて隣接する建造物の屋根躯体K1と壁
躯体K3のコーナ部の隙間S1並びにコーナ部の
隙間S1の両側に続く両直線部の隙間S2を覆蓋
するコーナ用エキスパンシヨンジヨイント1を例
示するものである。
前記した両直線部の隙間S2において、第28
図に示すように、屋根躯体K1上面の躯体面K1
aには、実施例1と同様にして止水板取付部材2
と支持部材7とがそれぞれ固着される。
壁躯体K3外壁面の躯体面K3aにボルト10
等によつて固着される支持部材8の下縁には、下
突縁8bが略水平状に突設され、該下突縁8bの
先端には支持部8aが上向きに突設されている。
また、下突縁8bの基部下面には止水板用の嵌着
溝8fが形成されている。そして、止水板6一端
縁の嵌込み部6aが屋根躯体K1側の止水板取付
部材2の嵌着溝2aに嵌着され、同止水板6他端
縁の嵌込み部6aが前記下突縁8bの嵌着溝8f
に嵌着される。
前記支持部材8の上部には上突縁8cが略水平
状突設され、該上突縁8cの先端には保持縁8d
が下向きに突設されている。
屋根躯体K1の支持部材7の支持部7aと、壁
躯体K3の支持部材8の支持部8aとの間にはホ
ルダ部材12がその基材13において架設されて
いる。前記ホルダ部材12の基材13は実施例1
とほぼ同様に形成され、締付ボルト17を弾性体
18と、基材13の底板13cの長孔16を通し
て屋根躯体K1側の支持部材7に締付けること
で、前記ホルダ部材12が前記両支持部材7,8
に対して弾性体18の弾圧力を受けた状態で傾動
並びに摺動可能に支持されている。
前記ホルダ部材12の長手方向両端部には、係
止体14,15がその各取付片14a,15aに
おいて、実施例1と同様にしてかしめによつて固
着されている。そして、前記両係止体14,15
のうち屋根躯体K1側の係止体14には実施例1
と同様にして係止脚14bが形成されている。壁
躯体K3側の係止体15には、その取付片15a
から下方へ短く延出された下係止脚15fと、同
取付片15aから上方へ長く延出された係止脚1
5bとか形成されている。そして係止脚15bの
上端には壁躯体K3側の支持部材8上部の保持溝
8e内にその下方から挿入され、かつ上下方向へ
摺動可能並びに回動可能に保持されるかぎ形状の
係止片15cが形成されている。この係止片15
cには次に述べるカバー部材21の垂壁21cが
挿入される溝15dが下開口状に形成されてい
る。
前記ホルダ部材12に対して両躯体K1,K3
間の隙間S及び屋根躯体K1を覆うカバー部材2
1が装着される。前記カバー部材21は天板21
aとこの天板21aの一側に下向きに形成された
下向き側板21bと、天板21aの他側に上向き
に形成された上向き側板21cとを備え、下向き
側板21bの下縁には係止片21dが内側に向け
て直角状に形成されている。そして、カバー部材
21の上向き側板21cの先端部を壁躯体K3側
の係止体15先端の係止片15cの溝15d内に
挿入してから同カバー部材21の側板21bの係
止片21dを屋根躯体K1側の係止体14の係止
脚14bの傾斜面に沿つて滑走させながらカバー
部材21を押込むことで、その天板21aの背面
がホルダ部材12の基材13の上縁に接して受承
され、同カバー部材21の上向き側板21cの上
縁部が前記係止体15の係止片15cに隙間なく
当接して係合され、同カバー部材21の側板21
bの係止片21dが前記係止体14の係止脚14
b下縁と弾性的に圧接係合し、これによつてカバ
ー部材21がホルダ部材12に装着されるように
なつている。前記両直線部の隙間S2並びに屋根
体K1,K2を覆う各直線用カバー部材21は、
前記コーナ部付近までそれぞれ延出されている。
そして各カバー部材21の延出端部には、第26
図に示すように、前記コーナ部の隙間S1及び屋
根躯体K1,K2を覆う平面形状の略L字状のコ
ーナ用カバー部材121が前記各直線用カバー部
材21の外側に所定長さだけ重合された状態(内
側に重合して配設してもよい)で配設されてい
る。
前記コーナ用カバー部材121は、第27図に
示すように、天板121aとこの天板121aの
一側に(コーナ部の外角側)に下向きに形成され
た下向き側板121bと、天板121aの他側に
上向きに形成された上向き側板121cとを備え
かつ直線用カバー部材21の表側に嵌め合う断面
形状に形成されている。さらに、コーナ用カバー
部材121の下向き側板121の下縁には直線用
カバー部材21の係止片21dの下面と係合する
係止片121dが形成され、上向き側板121c
の上縁には直線用カバー部材21の上向き側板2
1cの上縁に沿つて折り返された連結片121e
が形成されている。
前記コーナ部の外角側の屋根躯体K1上のコー
ナ用支持部材107には、実施例1と同様にし
て、コーナ用ホルダ部材112が弾性体18によ
つて弾発された状態で傾動並びに摺動可能に設け
られる(第3図参照)。そして、前記コーナ用ホ
ルダ部材112の係止体114に設けた係止脚1
14bによつてコーナ用カバー部材121の係止
片121dが圧接係合された状態で結合される。
また、この実施例4において、壁躯体K3側の
支持部材8には、隙間S2の長手方向に長尺の化
粧カバー板25がコーナ部にわたつて装着され
る。この化粧カバー板25の上縁部には前記支持
部材8の上縁に形成された係合突縁8gと係着す
る係着縁25aが形成され、同化粧カバー板25
の背面には、第29図に示すように、前記支持部
材8の保持縁8dの基部に形成された係合溝8h
内に弾性クリツプ26によつて係着される係止突
起25bが突設されている。さらに、化粧カバー
板25の下縁にはカバー部材21及びコーナ用カ
バー部材121の各天板21a,121a上面に
密接するパツキン27が嵌着される嵌着溝25c
が形成されている。
屋根躯体K1側の支持部材(コーナ用支持部材
107も含む)7の支持部7aの側壁7cに形成
された嵌着溝7eには、実施例1と同様にしてシ
ール部材22が取付けられ、このシール部材22
によつて屋根躯体K1上面の躯体面K1aからカ
バー部材21の天板21a背面にわたつて気密・
水密性が保持されるようになつている。また、前
記化粧カバー板25の上縁と壁躯体K3の躯体面
K3aのモルタル層のような外装材Mとの間には
コーキング材30が充填される。
この実施例4は上述したように構成される。従
つて、この実施例4は実施例1とほぼ同様に作用
する。
(実施例 5) 次に、この発明の実施例5を第3図、第28
図、第30図及び第31図に従つて説明する。
この実施例5においては、コーナ部をもつて隣
接する建造物の屋根躯体121と壁躯体K3間の
両直線部の隙間S2を覆うカバー部材21と、コ
ーナ部の隙間S1を覆うコーナ用カバー部材12
1とを排水機能を有するジヨイント部材101に
よつて連結したものである。すなわち、屋根躯体
K1の躯体面K1aと壁躯体K3の躯体面K3a
には実施例4と同様によつて支持部材7,8が配
設される。両支持部材7,8の間には実施例4と
同様にしてホルダ部材12が弾性体18によつて
支持部材7,8に対し弾発された状態で傾動並び
に摺動可能に架設され、前記ホルダ部材12にカ
バー部材21が装着される(第28図参照)。
前記コーナ部の外角側の屋根躯体K1上のコー
ナ用支持部材107には実施例1及び4と同様に
してコーナ用ホルダ部材112が弾性体18によ
つて弾発された状態で傾動並びに摺動可能に設け
られる(第3図参照)。そして、前記コーナ用ホ
ルダ部材112の係止体114に設けた係止脚1
14bによつてコーナ用カバー部材121におけ
る下向き側板121bの係止片121dが圧接係
合された状態で結合される。
さらに、前記直線用カバー部材21とコーナ用
カバー部材121との連結部側寄りにおいても、
両支持部材7,8の間にホルダ部材12がそれぞ
れ配設され、これらホルダ部材12によつて直線
用カバー部材21及びコーナ用カバー部材121
の各連結部付近が保持されるようになつている。
また、この実施例5においては、第31図に示
すように、直線用カバー部材21及びコーナ用カ
バー部材121の各上向き側板21c,121c
の上縁には、ジヨイント部材101の上縁から下
向きに折返された断面略L字状の連結片21e,
121eが形成されている。
また、コーナ用カバー部材121の突き合せ結
合部は溶接あるいはジヨイント部材によつて結合
される。
このようにして、直線用カバー部材21とコー
ナ用カバー部材121とをジヨイント部材101
によつて連結することで、各カバー部材21と1
21とを同一大きさでかつ同一断面形状の型材を
用いることができ、コスト低減を図ることができ
る。
その他の部分は実施例4とほぼ同様に構成され
る。従つて、この実施例5は実施例1と同様に作
用する。
(実施例 6) 次に、この発明の実施例6を第3図、第28図
及び第32図に従つて説明する。
この実施例6においては、コーナ部をもつて隣
接する建造物の屋根躯体121と壁躯体K3間の
両直線部の隙間S2を覆うカバー部材21をそれ
ぞれコーナ部まで延出してコーナカバー部121
を一体に形成したものである。すわなち、屋根躯
体K1の躯体面K1aと壁躯体K3の躯体面K3
aには実施例3と同様によつて支持部材7,8が
配設される。両支持部材7,8の間には実施例3
と同様にしてホルダ部材12が弾性体18によつ
て支持部材7,8に対して弾発された状態で傾動
並びに摺動可能に架設され、前記ホルダ部材12
にカバー部材21が装着される(第28図参照)。
前記コーナ部の外角側の屋根躯体K1上のコー
ナ用支持部材107には実施例1及び3と同様に
してコーナ用ホルダ部材112が弾性体18によ
つて弾発された状態で傾動並びに摺動可能に設け
られる(第3図参照)。そして、前記コーナ用ホ
ルダ部材112の係止体114に設けた係止脚1
14bによつてカバー部材21のコーナカバー部
121における下向き側板121bの係止片12
1dが圧接係合された状態で結合される。
その他の部分は実施例4とほぼ同様に構成され
る。従つてこの実施例6は実施例1と同様に作用
する。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、建造物
の両躯体が相対的に変位したときには、コーナ用
ホルダ部材が弾性体の弾発力を受けた状態で、摺
動あるいは傾動することで、前記相対的な変位に
対処することができるため、コーナ部においてカ
バー部材あるいはコーナカバー部にねじれや損傷
が発生する事故を防止することができる。
また、コーナ部の外角部をなす屋根躯体上のコ
ーナ用支持部材に設けたコーナ用ホルダ部材に前
記コーナ部の隙間及び屋根躯体を覆うカバー部材
を結合したから、コーナ部におけるカバー部材の
保持力を増大することができ、カバー部材がコー
ナ部において浮上つたり、あるいはガタ付く等の
不具合を積極的に防止することができるという効
果がある。
特に、コーナ部の外角側の屋根躯体上の長手方
向に沿つて固定される長尺の支持部材を同屋根躯
体上のコーナ端部まで延長してコーナ用支持部材
を形成したから、屋根躯体上の長手方向の所要位
置に長尺の支持部材を固定することで、その長尺
の支持部材と一体のコーナ用支持部材も固定され
ることとなり、屋根躯体上のコーナ端部にコーナ
用支持部材を位置決めして固定する手間が解消さ
れる。さらに、長尺の支持部材に対するコーナ用
支持部材の内外方向の位置ずれも生じないため、
コーナ用支持部材に対しコーナ用ホルダ部材及び
該保持部材に結合されるカバー部材を安定よくか
つ確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第22図はこの発明の実施例1
を示すもので、第1図はコーナ用エキスパンシヨ
ンジヨイントの斜視図、第2図は同平面図、第3
図は第2図の−線断面図、第4図は第2図の
−線断面図、第5図は第2図の−線断面
図、第6図は第5図の−線断面図、第7図は
弾性体と締付ボルトとを示す斜視図、第8図は第
5図の−線断面図、第9図はシール部材の変
更例を示す断面図、第10図は弾性体の第1変更
例を示す斜視図、第11図は弾性体の第2変更例
を示す断面図、第12図は弾性体の第3変更例を
示す斜視図、第13図と第14図は弾性体の規制
手段の第1変更例を示す斜視図と断面図、第15
図と第16図は同じく第2変更例を示す斜視図と
断面図、第17図と第18図は同じく第3変更例
を示す斜視図と断面図、第19図はコーナ用ホル
ダ部材の変更例を示す断面図、第20図はコーナ
用ホルダ部材とコーナ用カバー部材との結合部の
第1変更例を示す断面図、第21図は同じく第2
変更例を示す断面図、第22図は同じく第3変更
例を示す断面図、第23図はこの発明の実施例2
のコーナ用エキスパンシヨンジヨイントを示す平
面図、第24図は第23図のXX−XX線縦
断面図、第25図はこの発明の実施例3のコーナ
用エキスパンシヨンジヨイントを示す平面図、第
26図はこの発明の実施例4のコーナ用エキスパ
ンシヨンジヨイントを示す平面図、第27図は第
26図のXX−XX線断面図、第28図は第
26図のXX−XX線断面図、第29図は化
粧カバー板の取付け部分を拡大して示す断面図、
第30図はこの発明の実施例5のコーナ用エキス
パンシヨンジヨイントを示す平面図、第31図は
第30図のXXXI−XXXI線断面図、第32図は
この発明の実施例6のコーナ用エキスパンシヨン
ジヨイントを示す平面図である。 7,8……支持部材,12……ホルダ部材、1
7……締付ボルト(締付部材)、18……弾性体、
21……カバー部材、107……コーナ用支持部
材、112……コーナ用ホルダ部材、121……
コーナ用カバー部材(コーナカバー部)、K1,
K2……屋根躯体、K3……壁躯体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 隣接する建造物の両屋根躯体、または屋根躯
    体と壁躯体との間のコーナ部の隙間を覆蓋するた
    めのコーナ用エキスパンシヨンジヨイントであつ
    て、前記コーナ部の外角側の屋根躯体上の長手方
    向に沿つて固定される長尺の支持部材を同屋根躯
    体上のコーナ端部まで延長してコーナ用支持部材
    を形成し、前記コーナ用支持部材には該コーナ用
    支持部材に向けてコーナ用ホルダ部材を弾性体に
    よつて弾発した状態で傾動並びに摺動可能に設
    け、前記コーナ用ホルダ部材に前記コーナ部の隙
    間及び屋根躯体を覆うカバー部材を結合したこと
    を特徴とするコーナ用エキスパンシヨンジヨイン
    ト。 2 隣接する建造物の両屋根躯体、または屋根躯
    体と壁躯体との間のコーナ部の隙間並びに該コー
    ナ部の隙間に続く直線部の隙間を覆蓋するための
    コーナ用エキスパンシヨンジヨイントであつて、
    前記直線部の隙間において対向する両屋根躯体、
    または屋根躯体と壁躯体との相互にはこれら両躯
    体に沿つて長尺の対の支持部材をそれぞれ固定
    し、これら長尺の両支持部材の間には、該支持部
    材に向けてホルダ部材を弾性体によつて弾発した
    状態で傾動並びに摺動可能に架設し、前記ホルダ
    部材には前記両屋根躯体間の隙間及び屋根躯体を
    覆う長尺のカバー部材を装着し、さらに、前記長
    尺のカバー部材の一側縁を前記コーナ部の端部ま
    で延出してコーナカバー部を形成する一方、前記
    コーナ部の外角側の屋根躯体上に沿つて固定され
    る前記長尺の支持部材を同屋根躯体上のコーナ端
    部まで延長してコーナ用支持部材を形成し、該コ
    ーナ用支持部材には該コーナ用支持部材に向けて
    コーナ用ホルダ部材を弾性体によつて弾発した状
    態で傾動並びに摺動可能に設け、前記コーナ用ホ
    ルダ部材に前記コーナカバー部を結合したことを
    特徴とするコーナ用エキスパンシヨンジヨイン
    ト。
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