JPH0579944U - 半導体ウエハ乾燥機 - Google Patents

半導体ウエハ乾燥機

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JPH0579944U
JPH0579944U JP2724692U JP2724692U JPH0579944U JP H0579944 U JPH0579944 U JP H0579944U JP 2724692 U JP2724692 U JP 2724692U JP 2724692 U JP2724692 U JP 2724692U JP H0579944 U JPH0579944 U JP H0579944U
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JP
Japan
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vapor
semiconductor wafer
pan
tank
dryer
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Pending
Application number
JP2724692U
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English (en)
Inventor
元世 山田
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Sumitomo Precision Products Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Precision Products Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Precision Products Co Ltd filed Critical Sumitomo Precision Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベーパ槽11内で半導体ウエハ20が汚染さ
れるのを防ぐ。ベーパ槽11のコストを下げ、且つ耐久
性を高める。 【構成】 ベーパ槽11およびパン12をNiにより構
成する。ベーパ槽11の内面およびパン12の全表面を
鏡面仕上げとし、且つそれらの面にHF処理による不動
態膜を被覆する。HF処理による不動態膜を表面に被覆
されたNiは、Niイオンを放出しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、IPA等の蒸気を用いた半導体ウエハ乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
製造された半導体ウエハは、数工程にわたる洗浄を受け、最後の洗浄の後に表 面を乾燥される。その乾燥機としては、例えばイソプロピルアルコール(IPA )の蒸気によるIPA蒸気乾燥機が多用されている。この乾燥機の構造を図1に より説明する。
【0003】 IPA蒸気乾燥機10は、IPA液を収容するベーパ槽11を有する。槽内の IPA液より上方にはパン12が支持されている。
【0004】 乾燥の際には、まず、多数枚の半導体ウエハ20がキャリア21内に整列保持 されて、パン12内にセットされる。次いで、槽内のIPA液をヒータ13によ り加熱して蒸発させ、その蒸気をパン12内にセットされた半導体ウエハ20に 接触させる。これにより、半導体ウエハ20の表面にIPA蒸気が付着して水分 を吸収し、その表面が乾燥される。水分を吸収して液体に戻ったIPAは、パン 12の底からドレン14を経て槽外へ排出される。
【0005】 半導体ウエハ20の乾燥に使用されなかったIPA蒸気は、ベーパ槽11の上 部内面に沿って設けられたクーラー15により冷却凝縮され、ドレンパン16を 経て槽外へ排出される。槽内のクーラー15より下がIPA蒸気ゾーンである。
【0006】 このようなIPA蒸気乾燥機10においては、半導体ウエハ20の汚染を防ぐ ために、その材質は重要であり、通常はベーパ槽11およびパン12に石英を用 いている。また、一部ではこれらをSUS316材により構成し、その表面を鏡 面仕上げとした乾燥機も使用されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、石英製のベーパ槽11およびパン12は非常に高価であり、パ ン12にあってはメンテナンス時等に割れやすいという問題もある。
【0008】 その点、SUS316製のベーパ槽11およびパン12は安価であり、また衝 撃に対する強度も高い。しかし、IPA蒸気とSUS316材表面が微妙な化学 反応を起こし、その表面から種々の金属イオンが放出し、これが半導体ウエハ2 0の表面に付着して半導体ウエハ20の品質を低下させるおそれがある。また、 SUS316材表面は鏡面仕上げされているが、微細な凹凸は存在しており、そ のため、0.1μ程度のパーティクルが乾燥時に発生して半導体ウエハ20の表面 に付着するおそれもある。
【0009】 一方、石英製のベーパ槽11やパン12もIPA蒸気と微妙な化学反応を起こ し、これからもNaイオンが放出して、半導体ウエハ20の表面に付着する不具 合が最近見出された。これは石英の成分に僅かなNaが含まれているためと説明 されている。
【0010】 このように従来のIPA蒸気乾燥機10は、その材質に充分な注意が払われて いるにもかからず、半導体ウエハ20の汚染を完全に防止するまでは至っていな い。
【0011】 本考案の目的は、ウエハ汚染のおそれが従来よりも格段に小さく、しかも低価 格で耐久性の高い半導体ウエハ乾燥機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の半導体ウエハ乾燥機は、ベーパ槽内に蒸気乾燥用の液体を収容し、そ の液面より上に支持されたパン内に半導体ウエハをセットし、ベーパ槽内の液体 を加熱蒸発させてその蒸気によりパン内の半導体ウエハを乾燥する半導体ウエハ 乾燥機において、前記ベーパ槽およびパンをNiにより構成し、その少なくとも 前記液体または蒸気と接する面を鏡面仕上げとし、且つその表面にHF処理によ る不動態膜を被覆したことを特徴とする。
【0013】
【作用】
HF処理による不動態膜を表面に被覆されたNiは、その表面から金属イオン を放出するおそれがない。
【0014】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図1により説明する。
【0015】 本半導体ウエハ乾燥機は、IPA蒸気乾燥機10であり、そのベーパ槽11お よびパン12はNiにより構成されている。Niの純度は99.99%以上が望ま しい。ベーパ槽11の内面およびパン12の全表面には、鏡面仕上げが施工され 、且つHF処理による不動態膜が被覆されている。
【0016】 鏡面仕上げは、表面の凹凸をなくして微細なパーティクルが発生するのを防止 する。HF処理は、例えば50%HF+H2 O(1:100)の水溶液により行 う。この処理によりNi表面の自然酸化膜が除去され、代わって耐ガス放出性の 高い不動態膜が形成される。不動態膜の厚みは0.15〜0.25μmが望ましい。
【0017】 本半導体ウエハ乾燥機においては、ベーパ槽11およびパン12から槽内への 金属イオンの放出がなく、槽内のIPA液およびIPA液から発生する蒸気が金 属イオンによって汚染されない。従って、パン12内にセットされた半導体ウエ ハ20の金属イオンによる汚染が防止される。また、Niからなるベーパ槽11 およびパン12は、HF処理に要するコストを考慮しても、石英製のものより安 価であり、衝撃に対する強度も高い。
【0018】 なお、上記実施例は、ベーパ槽11の内面およびパン12の全表面をHF処理 の対象としているが、これに限らず、例えば、ベーパ槽11内面のIPA蒸気ゾ ーンより上の部分をHF処理の対象外としてもよい。また、ドレパン16等をN i製とし、その表面に鏡面仕上げおよびHF処理を施してもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の半導体ウエハ乾燥機は、そのベーパ 槽内で乾燥される半導体ウエハの表面への金属イオン付着を防いで、その品質低 下を防止する。しかも、Ni材は石英に比べて安く、更に、衝撃に付する強度が 著しく高く、破損のおそれが殆どなく、使用期間も長い。従って、経済性に著し く優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】IPA蒸気乾燥機の概略構成図である。
【符号の説明】
10 IPA蒸気乾燥機 11 ベーパ槽 12 パン 13 ヒータ 15 クーラー 20 半導体ウエハ 21 キャリア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベーパ槽内に蒸気乾燥用の液体を収容
    し、その液面より上に支持されたパン内に半導体ウエハ
    をセットし、ベーパ槽内の液体を加熱蒸発させてその蒸
    気によりパン内の半導体ウエハを乾燥する半導体ウエハ
    乾燥機において、前記ベーパ槽およびパンをNiにより
    構成し、その少なくとも前記液体または蒸気と接する面
    を鏡面仕上げとし、且つその表面にHF処理による不動
    態膜を被覆したことを特徴とする半導体ウエハ乾燥機。
JP2724692U 1992-03-30 1992-03-30 半導体ウエハ乾燥機 Pending JPH0579944U (ja)

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JPH0579944U true JPH0579944U (ja) 1993-10-29

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