JPH0580703U - モールダーカッター - Google Patents
モールダーカッターInfo
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- JPH0580703U JPH0580703U JP2833692U JP2833692U JPH0580703U JP H0580703 U JPH0580703 U JP H0580703U JP 2833692 U JP2833692 U JP 2833692U JP 2833692 U JP2833692 U JP 2833692U JP H0580703 U JPH0580703 U JP H0580703U
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- Japan
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- cutter body
- back blade
- cutter
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Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 毛羽立ちのない平滑な切削面を得ることがで
きるモールダーカッターを提供する。 【構成】 カッターボディ10に4本の本刃取付基部1
1が突設され、ここに本刃12が固定されている。この
本刃12の回転方向側には裏刃挿入溝13が形成され、
ここに裏刃20が収納されている。裏刃20は、調節ね
じ19を回転させて調節ブロック15を移動させれば、
上下に移動させることができる。カッターボディ10の
うち裏刃挿入溝13に隣接する部分には、楔打ち込み穴
21が形成され、ここに楔部材23が打ち込まれてい
る。これにて裏刃20はカッターボディ10に簡単且つ
確実に固定され、強い遠心力にも耐え得る。
きるモールダーカッターを提供する。 【構成】 カッターボディ10に4本の本刃取付基部1
1が突設され、ここに本刃12が固定されている。この
本刃12の回転方向側には裏刃挿入溝13が形成され、
ここに裏刃20が収納されている。裏刃20は、調節ね
じ19を回転させて調節ブロック15を移動させれば、
上下に移動させることができる。カッターボディ10の
うち裏刃挿入溝13に隣接する部分には、楔打ち込み穴
21が形成され、ここに楔部材23が打ち込まれてい
る。これにて裏刃20はカッターボディ10に簡単且つ
確実に固定され、強い遠心力にも耐え得る。
Description
【0001】
本考案は木材のモールディング加工を行うに際して使用されるモールダーカッ ターに関する。
【0002】
従来、この種のカッターは、回転軸に取り付けられるカッターボディに複数枚 の刃先をボルト等によって交換可能に固定した構成が一般的であった。
【0003】 ところで、この種のカッターにて木材の切削加工を行うと、いわゆる先割れの 現象が発生して切削面が毛羽立ち、逆目と称される表面状態となってしまうこと があった。このような現象は、カッターの回転方向と素材の繊維方向との関係が 不適切な場合に発生することが知られているが、素材の繊維方向は1本の木材で も局部的に変化するものであるから、これをカッターの回転方向に適切に合わせ ることは不可能である。
【0004】 このような表面の毛羽立ちを抑えるには、仕上げかんな盤に適用されているよ うに、刃先の裏側に裏刃を重ねて取り付ける構成も一応考えられる。しかし、仕 上げかんな盤のように刃先が固定側にあって材料が相対的に動かされるものとは 異なり、モールディング用のカッターではカッターボディを3000rpm以上 の高速で回転させ、刃物類に極めて大きな遠心力が作用するという特殊な事情が ある。このような大きな遠心力に耐えるためには刃物類の固定に高い信頼性が要 求されるから、単に一般的なボルトによる固定方法よりも一層確実な固定方法を 採用することが望まれる。しかも、裏刃の適切な位置は素材の柔らかさによって 相違するため、平滑な切削面を得るには裏刃を本刃に対して頻繁に調節する必要 がある。従って、裏刃をろう付け等によって固着することは実用的ではないし、 また、確実な固定が要求されながらその固定作業を簡単に行い得ることが望まれ るという相反した要望がある。
【0005】 このような困難な事情から、従来、モールダーカッターには裏刃を取り付けた ものは実際には提供されていなかったのである。このため、従来、モールダーに て加工した後には、逆目による毛羽立ちを取り除くために、プロフィルサンダー 等によって仕上げ加工を施すことが一般的であった。
【0006】
このように従来のモールダーカッターによる仕上げ面には毛羽立ちが発生し易 く、この点の改良が望まれていた。
【0007】 そこで、本考案は、毛羽立ちのない平滑な切削面を得ることができるモールダ ーカッターを提供することを目的とする。
【0008】
本考案のモールダーカッターは、回転軸に取り付けられるカッターボディと、 このカッターボディに固定された本刃と、カッターボディのうち本刃の切削方向 側の面に沿って形成された裏刃挿入溝と、この裏刃挿入溝内に移動可能に収納さ れた裏刃と、カッターボディに形成された楔打ち込み穴と、この楔打ち込み穴に 圧入されることにより裏刃を本刃側との間で挟着固定する楔部材とを具備せる構 成に特徴を有する。
【0009】
上記手段のモールダーカッターでは、カッターボディに取り付けられた本刃に は裏刃が設けられているから、本刃によって素材の切削が行われ、同時に裏刃に より素材に先割れ現象が発生することが抑えられることになる。
【0010】 また、上記手段のモールダーカッターでは、カッターボディに形成された楔打 ち込み穴には楔部材が圧入され、これにて裏刃挿入溝内の裏刃が本刃側との間で 挟着固定された状態にある。従って、裏刃はボルト締め方式のような間欠的な固 定ではなく全体に強い力でモールダーカッターに固定されることになり、カッタ ーボディの高速回転に伴う強い遠心力にも十分に耐えることができる。しかも、 裏刃の固定に際しては、楔部材を楔打ち込み穴に打ち込むだけでよく、また裏刃 の位置調節を行うにはその楔部材を楔打ち込み穴から叩き出して緩めてやればよ い。
【0011】
このように、本考案のモールダーカッターによれば、本刃に重ねて設けた裏刃 により先割れ現象の発生が抑えられるから平滑な切削面を得ることができる。し かも、裏刃を楔部材の打ち込みによって行うから、その作業が簡単であるばかり か、固定が確実になされて高い信頼性を確保することができる。
【0012】
以下本考案のいくつかの実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】 (第1実施例) この実施例は図1ないし図3に示してある。図1には一部しか図示していない が、カッターボディ10は全体としてほぼ円柱状をなしており、その外周面には 例えば90゜の角度間隔で4本の本刃取付基部11が突設されている。この本刃 取付基部11のうち、カッターボディ10の回転方向(図1に矢印にて示す)に 関して後方となる側面の先端部は傾斜面となって図1に示すように尖っており、 その先端部の反対側の面に一段と低くなった段差部11aが形成されると共に、 その段差部11a内に嵌め込むようにして本刃12がろう付けにより固定されて いる。
【0014】 カッターボディ10には、前記本刃取付基部11よりも回転方向に関して先方 となる側に裏刃挿入溝13が形成され、この裏刃挿入溝13の下方部は広く形成 されてブロック収納凹所14とされている。そして、このブロック収納凹所14 内には上面(カッターボディ10の外周側の面)が例えば45゜程度の傾斜面と なった調節ブロック15が左右方向に移動可能に収納されている。この調節ブロ ック15の図中右側には板ばね16が設けられ、この調節ブロック15を常に図 中左向きに付勢している。
【0015】 一方、カッターボディ10の周面には凹所17が間欠的に形成されると共に、 この凹所17と前記ブロック収納凹所14とを連通させるようにねじ孔18が形 成され、ここに調節ねじ19が螺合されている。この調節ねじ19の凹所17側 の端面にはマイナスドライバーを挿入可能なドライバー溝19aが形成され、そ の反対側の端部は上記調節ブロック15に接触している。これにより、調節ねじ 19は調節ブロック15を上記板ばね16との間に挟み付け、調節ねじ19の螺 螺退に応じて調節ブロック15を左右に移動させ得るようにしている。
【0016】 前記裏刃挿入溝13内には裏刃20が本刃12の切削方向側の面に重なるよう に収納されている。この裏刃20は、ほぼ長方形をなすと共に本刃12と重ね合 わせられる反対側の面の上端部が傾斜面状となって先端が尖り、下方(カッター ボディ10の中心側)が僅かにその厚さ寸法を大きくされた例えば0.5゜程度 のテーパ断面形状である。また、この裏刃20の下端部は前記調節ブロック15 の傾斜面に対応する斜面状となってその調節ブロック15に接しており、調節ブ ロック15の左右移動に応じて裏刃20が上下に移動する。
【0017】 さて、カッターボディ10のうち上記裏刃挿入溝13に隣接する部分には、そ の軸方向に沿って楔打ち込み穴21が形成されている。この楔打ち込み穴21は 断面が円形をなすと共に奥方ほど僅かに狭くなるテーパー状をなしており、ここ からカッターボディ10の外周面に連なってスリット22が形成されている。そ して、この楔打ち込み穴21には図3に示すような僅かに先細テーパー状の円柱 形の楔部材23が圧入され、これによりスリット22を拡開させながら裏刃20 を本刃12との間で挟着固定している。
【0018】 次に、上記構成の作用を説明する。 裏刃20をカッターボディ10に固定するには、次のようにする。即ち、楔打 ち込み穴21内に楔部材23が圧入されていない状態で、裏刃20を裏刃挿入溝 13内に落とし込む。次に、楔打ち込み穴21内に楔部材23の先端を挿入し、 その後端部を木槌等で叩いて楔部材23を楔打ち込み穴21内に押し込む。これ により、スリット22を拡開させながら楔部材23が圧入されるため、裏刃挿入 溝13が狭くなるようにカッターボディ10が変形し、この結果、裏刃20が本 刃12との間で挟着固定される。 一方、切削時、裏刃20は、その先端が本刃12の先端から僅かに後退した状 態とされるが、切削面を平滑にするにはその後退量は素材の柔らかさに応じて調 節することが望ましい。本実施例ではその調節を次のようにして行う。
【0019】 まず、楔打ち込み穴21内に圧入されている楔部材23の先端側に例えばポン チを宛がい、これを木槌で叩いて楔部材23を楔打ち込み穴21内から叩き出す 。これにより楔部材23が穴21から抜け出て裏刃20の移動が自由になるから 、調節ねじ19のドライバー溝19aにマイナスドライバーを差し込んでこれを 所要角度だけ回転させる。ここで例えば裏刃20の本刃12先端からの後退量を 大きくしようとするときには、調節ねじ19を螺退方向に回転させる。すると、 調節ねじ19の螺退に伴い調節ブロック15が板ばね16の弾発力によって図1 中左方向に移動し、これに応じて裏刃20が同図中下方に後退する。また、逆に 裏刃20の本刃12先端からの後退量を小さくしようとするときには、調節ねじ 19を螺進方向に回転させればよい。
【0020】 このようにして調整したカッターにより木材の切削を行えば、本刃12による 先割れが材料中にあまり深く進まないうちに切り屑が裏刃20によって折り曲げ られるから、切削中における先割れ現象の発生が抑えられ、毛羽立ちがない平滑 な切削面が得られる。また、裏刃20は楔部材23の圧入により裏刃挿入溝13 内で全体的に締め付けられて確実に固定された状態にあるから、たとえカッター ボディ10が高速度で回転して強大な遠心力が作用したとしても、裏刃20が外 れるおそれは全くなく、高い信頼性を確保することができる。勿論、本刃12は カッターボディ10に直接にろう付けされているから、強い遠心力にも十分に耐 えることができる。
【0021】 (第2実施例) この実施例は図4に示してあるが、第1実施例と同一部分には同一符号を付し て詳細な説明を省略し、相違するところのみ説明する。
【0022】 同図に示すように、本刃取付基部31はカッターボディ10とは別部品として 構成されており、本刃32をろう付けにより固定した長方形の板状をなし、カッ ターボディ10に形成した収納溝33内に収納して取り付けられる。この折、そ の本刃取付基部31にはカッターボディ10内に納められる部分に多数の溝にて コルゲート部34が形成され、収納溝33の対応側面にも同様なコルゲート部3 5が形成されており、両者が係合して位置決め及び滑り止めが図られている。
【0023】 一方、カッターボディ10には、裏刃20のための裏刃挿入溝13と上記収納 溝33とを挟む位置に前記第1実施例と同様な2つの楔打ち込み穴21が形成さ れている。これらの楔打ち込み穴21には、それぞれ楔部材23が圧入され、こ れにて本刃取付基部31と裏刃20とが両側から挟み付けられた状態となってカ ッターボディ10に固定されている。
【0024】 この実施例によれば、前記第1実施例と同様な効果を得ることができることは 勿論であり、その上、本刃取付基部11が着脱可能であるから、本刃12の研磨 や交換が容易になるという利点が得られる。
【0025】 (第3実施例) この実施例は図5に示してあるが、第1実施例との相違は楔部材40の形状に ある。その他の構成は第1実施例と同様であり、従って、同一部分には同一符号 を付して詳細な説明を省略し、相違するところのみ説明する。
【0026】 本実施例における楔部材40は角柱状をなし、裏刃20側の側面は裏刃20の 側面に平行であり、その反対側の面が斜面状となって全体としてテーパー状をな している。勿論、楔打ち込み穴21はこの楔部材40に対応した形状で、裏刃2 0側の内壁面が裏刃20の側面に平行であり、その反対側の面が斜面状となって いる。
【0027】 この実施例によっても、前記各実施例と同様に裏刃20を簡単且つ確実に固定 できる。しかも、楔部材40の裏刃20側の面を裏刃20に平行としたことから 、締め付け力が一層均一化されて裏刃固定の信頼性がより高まることになる。
【0028】 その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、例 えば調節ブロック15と調節ねじ19との組合わせに代えて、頭部が軸部に対し て偏心した偏心頭ボルトを利用し、その頭部が裏刃20の下端部に接するように 配置することにより裏刃20を上下させるように構成してもよい等、要旨を逸脱 しない範囲内で種々変更して実施することができるものである。
【図1】本考案の第1実施例を示し、図2中のI−I線
に沿った断面図
に沿った断面図
【図2】モールダーカッターの部分正面図
【図3】楔部材の斜視図
【図4】本考案の第2実施例を示す断面図
【図5】本考案の第3実施例を示す断面図
10…カッターボディ 12,32…本刃 13…裏刃挿入溝 15…調節ブロック 20…裏刃 23,40…楔部材
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸に取り付けられるカッターボディ
と、このカッターボディに固定された本刃と、前記カッ
ターボディのうち前記本刃の切削方向側の面に沿って形
成された裏刃挿入溝と、この裏刃挿入溝内に移動可能に
収納された裏刃と、前記カッターボディに形成された楔
打ち込み穴と、この楔打ち込み穴に圧入されることによ
り前記裏刃を前記本刃側との間で挟着固定する楔部材と
を具備してなるモールダーカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028336U JP2564417Y2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | モールダーカッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028336U JP2564417Y2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | モールダーカッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580703U true JPH0580703U (ja) | 1993-11-02 |
| JP2564417Y2 JP2564417Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12245772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992028336U Expired - Fee Related JP2564417Y2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | モールダーカッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564417Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS579503U (ja) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | ||
| JPS5867628U (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-09 | 三菱重工業株式会社 | 組立ホブ |
| JPS62162420A (ja) * | 1986-01-09 | 1987-07-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 組立ホブ |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP1992028336U patent/JP2564417Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS579503U (ja) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | ||
| JPS5867628U (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-09 | 三菱重工業株式会社 | 組立ホブ |
| JPS62162420A (ja) * | 1986-01-09 | 1987-07-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 組立ホブ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2564417Y2 (ja) | 1998-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |