JPH058187B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH058187B2 JPH058187B2 JP1625984A JP1625984A JPH058187B2 JP H058187 B2 JPH058187 B2 JP H058187B2 JP 1625984 A JP1625984 A JP 1625984A JP 1625984 A JP1625984 A JP 1625984A JP H058187 B2 JPH058187 B2 JP H058187B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- aminoanthraquinone
- purity
- sulfolane
- mixture
- Prior art date
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアントラキノン化合物の改良された製
法に関するものである。 従来、1−アルキルアミノアントラキノン化合
物は、1−アントラキノンスルホン酸あるいはそ
の塩をアルキルアミン類と反応させることにより
製造されてきた。しかしながら、1−アントラキ
ノンスルホン酸の製造には水銀を触媒として使用
しなければならず、その環境汚染問題の点から別
のルートが探索されている。 1−アントラキノンスルホン酸以外の化合物か
ら合成する方法として、 (1) 1−ニトロアントラキノンを使用する方法
(たとえば西ドイツ特許公開2629524号、
2622838号など)、 (2) 1−ハロゲノアントラキノンを使用する方法
〔J.C.S.7783(1968)〕、 (3) 1−アミノアントラキノンとメタノールより
合成する方法(DRP 288825)、 (4) 1−アミノアントラキノンとパラホルムアル
デヒドより合成する方法(USP1828588) などが知られている。しかしながら、(1)の方法
は、高純度の1−ニトロアントラキノンの合成が
容易でなく、工業的に有利とはいえない。(2)の方
法は、1−ハロゲノアントラキノンが1−アント
ラキノンスルホン酸を原料としており、環境汚染
問題の位置づけは、スルホン酸の場合と変わらな
い。(3)および(4)の方法は得られる1−メチルアミ
ノアントラキノンの純度および収率は低く満足す
べきものではない。 本発明者等は、新しい無公害プロセスとして既
に技術の確立している1−アミノアントラキノン
を原料とした1−アルキルアミノアントラキノン
の合成法について鋭意検討した結果、1−アミノ
アントラキノンをスルホラン(テトラハイドロチ
オフエン)中、アルカリの存在下、ハロゲン化ア
ルキルと反応させると選択的にモノアルキル化が
起こり、高純度、高収率で1−アルキルアミノア
ントラキノンが得られることを発見し、本発明を
完成した。 すなわち、本発明は、1−アミノアントラキノ
ンをスルホラン中、アルカリの存在下、ハロゲン
化アルキルと反応させることを特徴とする一般式
() (式中、Rは置換されていてもよいアルキル基
を表わす) で示されるアントラキノン化合物の製法である。 本発明において、使用するスルホランの量は1
−アミノアントラキノンに対し、1〜20倍量、好
ましくは、2〜10倍量である。アルカリとしては
アルカリ金属あるいはアルカリ土類金属の水酸化
物、炭酸塩、重炭酸塩であるが、苛性カリが特に
好ましい。またハロゲン化アルキルのアルキルと
してはたとえば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、
sec−ブチル、t−ブチル、n−アミル、i−ア
ミル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシル、オク
チル、ドデシル、アリル、メタクリル、ヒドロキ
シエチル、ヒドロキシブチル、メトキシエチル、
エトキシエチル、ブトキシエチル、エトキシエト
キシエチル、フエネチル、フエノキシエチル、シ
アノエチル、シクロヘキシルなどがあげられ、ハ
ロゲンとしては塩素、臭素、沃素があげられる。
ハロゲンが臭素あるいは塩素の場合、触媒として
沃度、沃化カリなどを使用してもよい。1−アミ
ノアントラキノンとハロゲン化アルキルの反応モ
ル比は1:(1〜3)であり、反応温度は0〜150
℃、好ましくは20〜100℃である。また、スルホ
ラン中に水あるいは不活性溶剤を含んでいてもよ
い。この反応をスルホラン以外の極性溶媒、たと
えばジメチルスルホキシド中で行なうと、反応が
完結しにくくまた、副生成物が多い。 本発明で得られる一般式()で示されるアン
トラキノン化合物は、それ自体、着色材として使
用される。また、染顔料の中間体としても有用で
ある。以下、具体例でその製法を示す。実施例
中、部とあるのは重量部を示す。 実施例 1 1−アミノアントラキノン10部(純度99.0%)、
苛性カリ10.0部およびスルホラン100部の混合物
に沃化メチル12.9部を滴下し、40℃で4時間、保
温、攪拌する。水100部を加えた後、過、洗浄、
乾燥する。1−メチルアミノアントラキノン10部
を得た。純度97.0% 実施例 2 1−アミノアントラキノン10部(純度99.0%)、
苛性カリ10.0部およびスルホラン100部の混合物
に臭化n−アミル13.5部を滴下し、60℃で5時
間、保温、攪拌する。冷却後、水100部を加えた
後、過、洗浄、乾燥する。1−アミルアミノア
ントラキノン12部を得た。純度93.0% 実施例 3 1−アミノアントラキノン10部(純度99.0%)、
苛性カリ5.0部、沃化カリ0.5部およびスルホラン
100部をオートクレーブに仕込んだ後、塩化メチ
ル9.1部を仕込み、80℃で4時間、保温、攪拌す
る。圧を抜いた後、水300部中に排出し、過、
洗浄、乾燥する。1−メチルアミノアントラキノ
ン9.8部を得た。純度95.2% 実施例 4 1−アミノアントラキノン10部(純度99.0%)、
炭酸カリ9.3部およびスルホラン80部の混合物に
沃化n−ブチル16.5部を滴下し、60℃で、6時間
未反応がなくなるまで保温、攪拌する。冷却後、
水50mlを加え過、洗浄、乾燥する。1−ブチル
アミノアントラキノン12.5部を得た。 純度94.2% 実施例 5〜12 実施例1において沃化メチルのかわりに次表に
示す沃化アルキルをそれぞれ使用するとそれぞれ
対応するアルキルアミノアントラキノンが得られ
る。 【表】
法に関するものである。 従来、1−アルキルアミノアントラキノン化合
物は、1−アントラキノンスルホン酸あるいはそ
の塩をアルキルアミン類と反応させることにより
製造されてきた。しかしながら、1−アントラキ
ノンスルホン酸の製造には水銀を触媒として使用
しなければならず、その環境汚染問題の点から別
のルートが探索されている。 1−アントラキノンスルホン酸以外の化合物か
ら合成する方法として、 (1) 1−ニトロアントラキノンを使用する方法
(たとえば西ドイツ特許公開2629524号、
2622838号など)、 (2) 1−ハロゲノアントラキノンを使用する方法
〔J.C.S.7783(1968)〕、 (3) 1−アミノアントラキノンとメタノールより
合成する方法(DRP 288825)、 (4) 1−アミノアントラキノンとパラホルムアル
デヒドより合成する方法(USP1828588) などが知られている。しかしながら、(1)の方法
は、高純度の1−ニトロアントラキノンの合成が
容易でなく、工業的に有利とはいえない。(2)の方
法は、1−ハロゲノアントラキノンが1−アント
ラキノンスルホン酸を原料としており、環境汚染
問題の位置づけは、スルホン酸の場合と変わらな
い。(3)および(4)の方法は得られる1−メチルアミ
ノアントラキノンの純度および収率は低く満足す
べきものではない。 本発明者等は、新しい無公害プロセスとして既
に技術の確立している1−アミノアントラキノン
を原料とした1−アルキルアミノアントラキノン
の合成法について鋭意検討した結果、1−アミノ
アントラキノンをスルホラン(テトラハイドロチ
オフエン)中、アルカリの存在下、ハロゲン化ア
ルキルと反応させると選択的にモノアルキル化が
起こり、高純度、高収率で1−アルキルアミノア
ントラキノンが得られることを発見し、本発明を
完成した。 すなわち、本発明は、1−アミノアントラキノ
ンをスルホラン中、アルカリの存在下、ハロゲン
化アルキルと反応させることを特徴とする一般式
() (式中、Rは置換されていてもよいアルキル基
を表わす) で示されるアントラキノン化合物の製法である。 本発明において、使用するスルホランの量は1
−アミノアントラキノンに対し、1〜20倍量、好
ましくは、2〜10倍量である。アルカリとしては
アルカリ金属あるいはアルカリ土類金属の水酸化
物、炭酸塩、重炭酸塩であるが、苛性カリが特に
好ましい。またハロゲン化アルキルのアルキルと
してはたとえば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、
sec−ブチル、t−ブチル、n−アミル、i−ア
ミル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシル、オク
チル、ドデシル、アリル、メタクリル、ヒドロキ
シエチル、ヒドロキシブチル、メトキシエチル、
エトキシエチル、ブトキシエチル、エトキシエト
キシエチル、フエネチル、フエノキシエチル、シ
アノエチル、シクロヘキシルなどがあげられ、ハ
ロゲンとしては塩素、臭素、沃素があげられる。
ハロゲンが臭素あるいは塩素の場合、触媒として
沃度、沃化カリなどを使用してもよい。1−アミ
ノアントラキノンとハロゲン化アルキルの反応モ
ル比は1:(1〜3)であり、反応温度は0〜150
℃、好ましくは20〜100℃である。また、スルホ
ラン中に水あるいは不活性溶剤を含んでいてもよ
い。この反応をスルホラン以外の極性溶媒、たと
えばジメチルスルホキシド中で行なうと、反応が
完結しにくくまた、副生成物が多い。 本発明で得られる一般式()で示されるアン
トラキノン化合物は、それ自体、着色材として使
用される。また、染顔料の中間体としても有用で
ある。以下、具体例でその製法を示す。実施例
中、部とあるのは重量部を示す。 実施例 1 1−アミノアントラキノン10部(純度99.0%)、
苛性カリ10.0部およびスルホラン100部の混合物
に沃化メチル12.9部を滴下し、40℃で4時間、保
温、攪拌する。水100部を加えた後、過、洗浄、
乾燥する。1−メチルアミノアントラキノン10部
を得た。純度97.0% 実施例 2 1−アミノアントラキノン10部(純度99.0%)、
苛性カリ10.0部およびスルホラン100部の混合物
に臭化n−アミル13.5部を滴下し、60℃で5時
間、保温、攪拌する。冷却後、水100部を加えた
後、過、洗浄、乾燥する。1−アミルアミノア
ントラキノン12部を得た。純度93.0% 実施例 3 1−アミノアントラキノン10部(純度99.0%)、
苛性カリ5.0部、沃化カリ0.5部およびスルホラン
100部をオートクレーブに仕込んだ後、塩化メチ
ル9.1部を仕込み、80℃で4時間、保温、攪拌す
る。圧を抜いた後、水300部中に排出し、過、
洗浄、乾燥する。1−メチルアミノアントラキノ
ン9.8部を得た。純度95.2% 実施例 4 1−アミノアントラキノン10部(純度99.0%)、
炭酸カリ9.3部およびスルホラン80部の混合物に
沃化n−ブチル16.5部を滴下し、60℃で、6時間
未反応がなくなるまで保温、攪拌する。冷却後、
水50mlを加え過、洗浄、乾燥する。1−ブチル
アミノアントラキノン12.5部を得た。 純度94.2% 実施例 5〜12 実施例1において沃化メチルのかわりに次表に
示す沃化アルキルをそれぞれ使用するとそれぞれ
対応するアルキルアミノアントラキノンが得られ
る。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1−アミノアントラキノンをスルホラン中ア
ルカリの存在下、ハロゲン化アルキルと反応させ
ることを特徴とする一般式() (式中、Rは置換されていてもよいアルキル基
を表わす。) で示されるアントラキノン化合物の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1625984A JPS60161951A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | アントラキノン化合物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1625984A JPS60161951A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | アントラキノン化合物の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60161951A JPS60161951A (ja) | 1985-08-23 |
| JPH058187B2 true JPH058187B2 (ja) | 1993-02-01 |
Family
ID=11911559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1625984A Granted JPS60161951A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | アントラキノン化合物の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60161951A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19635426A1 (de) * | 1996-09-02 | 1998-03-05 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung substituierter Aminoanthrachinone |
| RU2583164C1 (ru) * | 2015-03-12 | 2016-05-10 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт высокотемпературной электрохимии Уральского отделения Российской Академии наук | Способ измерения влажности воздуха |
| CN109956878B (zh) * | 2017-12-26 | 2021-12-17 | 江苏道博化工有限公司 | 溶剂染料中间体的合成方法 |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1625984A patent/JPS60161951A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60161951A (ja) | 1985-08-23 |
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