JPH0583809U - 追従制御装置 - Google Patents
追従制御装置Info
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- JPH0583809U JPH0583809U JP1869992U JP1869992U JPH0583809U JP H0583809 U JPH0583809 U JP H0583809U JP 1869992 U JP1869992 U JP 1869992U JP 1869992 U JP1869992 U JP 1869992U JP H0583809 U JPH0583809 U JP H0583809U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動体追従のためのセンサが3個で済むよう
な追従制御装置を提供する。 【構成】 移動体に装着されて定周期のパルス状の超音
波を送波する発信器と、該発信器からの前記超音波を受
けて被駆動体を前記移動体の動きに追従して変位せしめ
る駆動制御部とから成る。該駆動制御部は、前記超音波
を該駆動制御部の左右両側で検出するための第1、第2
の超音波受波器(16L、16R)及び前記駆動制御部
を間にした上下のうちの一方で検出するための第3の超
音波受波器(16U)と左右方向駆動系、上下方向駆動
系及び制御部(50)を有する。制御部は、前記第1、
第2の超音波受波器からの第1、第2の受波信号にもと
づいて前記被駆動体を左右方向に回動させるための左右
方向駆動信号を左右方向駆動系に出力すると共に、前記
第1〜第3の超音波受波器からの第1〜第3の受波信号
にもとづいて前記被駆動体を上下方向に回動させるため
の上下方向駆動信号を上下方向駆動系に出力する。
な追従制御装置を提供する。 【構成】 移動体に装着されて定周期のパルス状の超音
波を送波する発信器と、該発信器からの前記超音波を受
けて被駆動体を前記移動体の動きに追従して変位せしめ
る駆動制御部とから成る。該駆動制御部は、前記超音波
を該駆動制御部の左右両側で検出するための第1、第2
の超音波受波器(16L、16R)及び前記駆動制御部
を間にした上下のうちの一方で検出するための第3の超
音波受波器(16U)と左右方向駆動系、上下方向駆動
系及び制御部(50)を有する。制御部は、前記第1、
第2の超音波受波器からの第1、第2の受波信号にもと
づいて前記被駆動体を左右方向に回動させるための左右
方向駆動信号を左右方向駆動系に出力すると共に、前記
第1〜第3の超音波受波器からの第1〜第3の受波信号
にもとづいて前記被駆動体を上下方向に回動させるため
の上下方向駆動信号を上下方向駆動系に出力する。
Description
【0001】
本考案は移動体の移動に追従して被駆動体、例えばビデオカメラを変位させる 追従制御装置に関し、特に、移動する被写体に設けられた発信器から放射される 超音波、電波などを受信して、被写体を最適に撮像すべくビデオカメラを左右、 上下方向などに回動変位させる制御を行う追従制御装置に関する。
【0002】
従来、ビデオカメラにより被写体、例えば遊戯する子供の撮影を行う際には、 撮影者によりビデオカメラを子供の移動に追従して随時子供に対向せしめ、且つ ビデオカメラの操作を行う必要がある。このため、撮影中の全時間にわたり専用 の撮影者である人手を要するものとなる。
【0003】 本考案者は上記の問題点に鑑み、移動体に追従して変位することにより、専用 の撮影者を要することなく、撮影が行われるような物体自動追従装置を提案した (特開平3−224011号)。
【0004】 この装置は、要約して言えば、移動する被写体に定周期でパルス状あるいはバ ースト状の超音波あるいは電波を放射する発信器を装着し、ビデオカメラは三脚 等の支持器体に設けた左右及び上下方向に回動可能な載置台にセットしたもので ある。載置台は左右方向及び上下方向の各駆動系を備え、制御装置からの駆動信 号にもとづいて変位する。制御装置は、載置台の左右両側及び上下両側に配置し た4つの超音波あるいは電波のセンサを含み、これらのセンサからの検出信号に もとづいて左右方向回動あるいは上下方向回動用の駆動信号を出力する。
【0005】 以上の説明で明らかなように、上記物体追従装置は発信器からの超音波を受け るために左右上下の4つのセンサが必要であり、その検出信号を処理するための 増幅器やフィルタ、波形整形回路も4種類必要となる。
【0006】 それ故、本考案の課題は、移動体追従のためのセンサが3個で済むような追従 制御装置を提供することにある。
【0007】
本考案によれば、移動体に装着されて定周期のパルス状の超音波を送波する発 信器と、該発信器からの前記超音波を受けて被駆動体を前記駆動体の動きに追従 して変位せしめる駆動制御部とから成り、該駆動制御部は、前記超音波を該駆動 制御部の左右両側で検出するための第1、第2の超音波受波器及び前記駆動制御 部の上下のうちの一方で検出するための第3の超音波受波器と、前記第1、第2 の超音波受波器からの第1、第2の受波信号にもとづいて前記被駆動体を左右方 向に回動させるための左右方向駆動信号を出力すると共に、前記第1〜第3の超 音波受波器からの第1〜第3の受波信号にもとづいて前記被駆動体を上下方向に 回動させるための上下方向駆動信号を出力する制御部と、前記左右方向駆動信号 にもとづいて前記被駆動体を左右方向に回動させる左右方向駆動系と、前記上下 方向駆動信号にもとづいて前記被駆動体を上下方向に回動させる上下方向駆動系 とを含むことを特徴とする追従制御装置が得られる。
【0008】 なお、前記発信器は更に、前記被駆動体を左右方向に回動させるための左右方 向指定信号の発生手段と、前記被駆動体を上下方向に回動させるための上下方向 指定信号の発生手段と、前記左右方向指定信号と前記上下方向指定信号とを電波 にて送信する送信手段と、前記超音波の送波と前記電波の送信とを切換える動作 モード切換え手段とを備え、前記駆動制御部は更に、前記電波を受信するための 少なくとも1個の電波受信器を備えて、前記第1〜第3の受波信号を受けている 時にはこれら第1〜第3の受波信号にもとづいて前記左右方向及び上下方向駆動 系を制御する第1の駆動モードによる制御を行い、前記電波受信器からの受信信 号を受けている時には該受信信号にもとづいて前記左右方向及び上下方向駆動系 を制御する第2の駆動モードによる制御を行うことを特徴とする。
【0009】 また、前記制御部は、前記第1、第2の受波信号におけるそれぞれのパルスの 1時間差t1 を検出して該時間差t1 を0にするような前記左右方向駆動信号を 出力すると共に、前記第1、第2の受波信号におけるそれぞれのパルスにもとづ いて前記第1、第2の超音波受波器を結ぶ仮想線上であって前記第3の超音波受 波器の真下あるいは真上の位置における前記超音波のパルスの到来タイミングを 算出した後該算出された到来タイミングと前記第3の受波信号におけるパルスと の時間差t2 を検出し該時間差t2 を0にするような前記上下方向駆動信号を出 力することを特徴とする。
【0010】 前記制御部はまた、前記第1の駆動モードにおいては前記時間差t1 が大きい ほど回動速度が速くなるように前記左右方向駆動系を可変速で制御することを特 徴とする。
【0011】
以下に本考案の実施例をビデオカメラの追従制御装置として適用した場合につ いて説明する。図1において、三脚10上に水平に回動可能なように雲台11が 設置さている。雲台11内にはモータによる駆動機構や制御部(いずれも後述す る)等が内蔵されており、上面には図2に簡単に示されているように、上下方向 に回動可能なようにカメラ載置台12が設置されている。カメラ載置台12には ビデオカメラ13がセットされる。雲台11の正面及び両側面にはそれぞれ、赤 外光を受光するための赤外センサ14が設置されている。雲台11の両側には更 に、そこから離れるように水平方向に延びる支持部材15R,15Lと、上方に 延びる支持部材15Uとが設けられており、これら支持部材15R、15L、1 5Uの先端にはそれぞれ、超音波を受波するための超音波受波器16R、16L 、16Uが設けられている。赤外センサ14、超音波受波器16R、16L、1 6Uで検出された信号は、後述する信号処理回路を経由して雲台11内の制御部 に供給される。
【0012】 なお、図2に示すように(図1では省略)、カメラ載置台12と支持部材15 Uとはリンク機構17で連結されている。リンク機構17は、カメラ載置台12 に取り付けられ円弧状の長穴を有する板17−1と支持部材15Uに取り付けら れ前記長穴に遊嵌状態にある軸17−2とからなる。支持部材15Uはその根元 部分で軸支されてカメラ載置台12の上下方向の回動に伴って前後方向に回動可 能にされている。このことにより、後述する被写体の動きに追従してビデオカメ ラ13が上向きの時には超音波受波器16Uも上向きとなり、逆に下向きの時に は超音波受波器16Uも下向きとなって超音波受波面が超音波発振源に正対する ようにしている。
【0013】 図3を参照して、発信器20は図1に示された雲台11に設置された赤外セン サ14、超音波受波器16R、16L、16Uに対して左右方向の回動及び上下 方向の回動を指定する信号を送信するためのものであり、被写体に装着される。 内部の回路構成を概略的に示した図4と共に説明すると、発信器20は一定周期 のパルス状の超音波を連続的に送波する超音波送波部21と電波としての赤外線 を必要に応じて照射する赤外線照射部22とを有する。
【0014】 超音波送波部21は、超音波発振用IC部211、方形波発振用IC部212 、NANDゲート213、増幅器214、及び超音波放出部215とから成る。 一方、赤外線照射部22は、発光ダイオード用IC部221と赤外線用の発光ダ イオードによる発光部222とを有する他に、前述した左右及び上下方向の回動 を必要に応じて指定する左回動指定信号、右回動指定信号、上方回動指定信号、 及び下方回動指定信号の送出をそれぞれ起動する操作ボタン223L、223R 、223U、223Dを有する。更に、発信器20の動作モードを停止、超音波 送波部21のオン(以下、これをADF「Automatic Directi on Finder」モードと呼ぶ)、赤外線照射部22のオン(以下、これを REM「Remote」モードと呼ぶ)のいずれにするかを設定するための動作 モード切換えスイッチ224を有する。
【0015】 ところで、図3から明らかなように、超音波放出部215は発信器ケースの上 面の先端寄りに、赤外線の発光部222は発信器ケースの先端部にそれぞれ設け られている。そして、発信器ケースの上面であって超音波放出部215の設置箇 所より中央寄りの位置には、発信器20を被写体としての人の衣服の胸ポケット 等に掛けるためのフック225が設けられている。これは、本発信器20をRE Mモードで使用する時には、本発信器20を手で持ち発光部222を雲台11の 方向に向けて手指で操作ボタン223L、223R、223U、223Dのいず れかを押し続けることで前述した4種類の回動指定信号のいずれかを選択的に照 射し、本発信器20をADFモードで使用する時には、本発信器20を衣服の胸 ポケットに掛けた状態で定周期のパルス状の超音波を連続的に送波するためであ る。言い換えれば、本発信器20をADFモードで使用する時には、超音波を連 続的に送波するので手で持つ必要は無く、雲台11に対して常に正対する可能性 の高い衣服の胸ポケットに掛けておけば良い。そしてこの時、超音波放出部21 5は胸ポケットから露出した状態に置くのが望ましく、これは前述の超音波放出 部215とフック225との位置関係により可能となる。
【0016】 次に、本考案の特徴は、ビデオカメラ13の向きを発信器20の移動、すなわ ち被写体の移動に追従させるために、発信器20から送波された超音波を検出す るための超音波受波器を3個で済むようにした点にあり、以下これについて説明 する。
【0017】 図5は雲台11に内蔵された信号処理回路、制御部、モータによる駆動部の構 成を示した図である。図5において、信号処理回路としては、超音波受波器16 Rで検出した超音波検出信号を処理するための回路としてバンドパスフィルタ3 1R、増幅器32R、検波器33Rを有する。同様に、超音波受波器16Lで検 出した超音波検出信号の処理回路として、バンドパスフィルタ31L、増幅器3 2L、検波器33Lを、超音波受波器16Uからの超音波検出信号を処理するた めにバンドパスフィルタ31U、増幅器32U、検波器33Uをそれぞれ備えて いる。また、赤外センサ14で検出した4種類の回動指定信号を処理するための ICによる処理回路34を備えているが、これは後述する制御部50に内蔵させ て良い。
【0018】 制御モード切換え手段としては、ADFモード及びREMモードにおける回動 制御を左右方向の回動制御のみ(接点35a側)とするか、左右及び上下方向の 回動制御とする(接点35b側)かを切換えるための回動モード切換えスイッチ 35がある。これは、上下方向の追従の必要が無い場合を考慮してのものであり 、回動モード切換えスイッチ35が接点35a側にある時には、制御部50は発 信器20からの超音波あるいは回動指定信号にもとづいて左右方向のみの回動制 御を行う。
【0019】 別の制御モード切換え手段として、発信器20からの信号にもとづいて追従動 作を行う追従モード(接点36a)とするか、発信器20とは切離して単に左右 方向の往復回動を繰り返す監視モード(接点36b)とするかを切換えるための 動作モード切換えスイッチ36がある。監視モードは、ビデオカメラ13を監視 用カメラとして利用することを考慮したものである。37は監視モードにおける 左右方向の回動角度を設定するための角度設定器であり、ここで設定された電圧 はA/Dコンバータ38でディジタル信号に変換されて制御部50に入力される 。
【0020】 制御部50は上述した信号処理回路、モード切換えスイッチ、角度設定器から の信号にもとづいて左右方向、上下方向の回動制御を行うものであり、マイクロ プロセッサで実現される。
【0021】 次に、モータによる駆動部としては、ドライバ41RL、モータ42RLを含 む左右方向の駆動系(雲台11の駆動系)とドライバ41UD、モータ42UD を含む上下方向の駆動系(カメラ載置台12の駆動系)とがある。回動モード切 換えスイッチ35が接点35b側にあり、動作モード切換えスイッチ36が接点 36a側にある状態では、制御部50は赤外センサ14で受信した左右の回動指 定信号にもとづいて左右方向の駆動系を制御すると共に、上下方向の回動指定信 号にもとづいて上下方向の駆動系を制御する。同じ状態で、超音波受波器16R 、16L、16Uからの信号がある場合には、制御部50は超音波受波器16R 、16Lからのパルス状信号の時間差t1 を検出しこの時間差t1 を0にするよ うに左右方向の駆動系を制御する。制御部50はまた、超音波受波器16R、1 6L、16Uからのパルス状信号にもとづいて、後述する方法で上下方向の駆動 系を制御する。
【0022】 なお、左右方向及び上下方向の回動角度範囲及び回動速度について一例をあげ ると次のようになる。左右方向の回動角度は360度の全方位であり、上下方向 の回動角度は水平状態を基準にして±15度の範囲である。回動速度については 、左右方向の回動速度は、ADFモード、すなわち超音波による追従動作モード では5〜70度/secの範囲で可変であり、REMモード及び監視モードでは 10度/secの定速である。一方、上下方向の回動速度はADFモード、RE Mモードのいずれにおいても5度/secの定速である。
【0023】 ADFモードで左右方向の回動速度を可変としているのは、被写体の動きが左 右方向に関して速い場合があることを考慮したものである。被写体の動きが左右 方向に関して早くなると、超音波受波器16R、16Lに到来するパルス信号の 時間差t1 は大きくなる。制御部50は、時間差t1 が大きくなるほど左右方向 の回動速度を速くして追従性能をあげるようにしている。しかしながら、制御部 50からドライバ41RL、41UD出力される信号はいずれも定速用の信号で ある。このため、制御部50にDC/DCコンバータ43を接続し、ADFモー ドにおいては制御部50から時間差t1 に応じた信号をDC/DCコンバータ4 3に供給するようにしている。このことにより、DC/DCコンバータ43はそ の入力信号、すなわち時間差t1 に応じた可変値の信号を変換しドライバ41R Lに対して加速あるいは減速用の信号を供給する。
【0024】 44は左右方向の駆動系の駆動軸、あるいは上下方向の駆動系の駆動軸の回動 角度を検出してフィードバックするための回動角度検出器であり、ここでは便宜 上1個のみを図示している。
【0025】 次に、3個の超音波受波器16R、16L、16Uで左右及び上下方向の追従 動作を可能とする制御部50の制御動作について説明する。図6において、超音 波受波器16R、16Lは同一水平線11上にあり、超音波受波器16Uは超音 波受波器16R、16Lよりも上方であって超音波受波器16R寄りに位置して いる。図7において、超音波受波器16R、16L、16Uからの信号を処理し て制御部50に供給する信号をそれぞれPR 、PL 、PU とする。
【0026】 制御部50は、左右方向の回動制御の場合には超音波受波器16R、16Lか らの信号PR 、PL を受けてこれらのパルスの立下がりの時間差t1 を算出し、 この時間差t1 を0とするような信号をドライバ41RLに出力する。図7では 、信号PR が信号PL より早く到来しているから被写体は超音波受波器16Rに 近い方に位置していることになり、この場合制御部50は雲台11を図1中左回 りで回動させるような信号をドライバ41RLに出力する。その結果、ビデオカ メラ13が被写体、厳密に言えば発信器20に正対する位置まで回動すれば、上 記時間差t1 は0となる。
【0027】 次に、上下方向の回動制御を行うためには、通常、超音波受波器16Uとこれ に対し垂直方向に関して対をなすもう一つの超音波受波器が必要となる。ここで 、もし超音波受波器16Uが超音波受波器16Rの真上にあれば、制御部50は 信号PU とPR とを比較して上下方向の回動制御が可能となるが、このような構 成の実現は難しい。そこで、本考案では仮想水平線11上であって超音波受波器 16Uの真下の位置に超音波受波器16Dがあるものと仮定し、超音波受波器1 6Uに近い方の超音波受波器16Rからの信号PR をもとに仮想の超音波受波器 16Dに到来するパルス状信号のタイミングを算出する。このタイミングは信号 PR の立下がり時刻を基準にした時間差ta で表わされる。
【0028】 図8(a)において、発信器20が超音波受波器16Lに近い方にある場合、 仮想の超音波受波器16Dに到来するパルス状信号のタイミングは信号PR に比 べて時間差ta だけ早くなるはずである。図8(b)において、発信器20まで の距離、角度等の条件が同じとすると、発信器20が超音波受波器16Rに近い 方にある場合、仮想の超音波受波器16Dに到来するパルス状信号のタイミング は信号PR に比べて時間差ta だけ遅くなるはずである。
【0029】 ここで、超音波受波器16Rと16L間の距離及び超音波受波器16Rから仮 想の超音波受波器16Dまでの距離はあらかじめ決まっており、超音波受波器1 6R、16Lへのパルス状信号の立下がりの時刻もわかるので、これらの値から 仮想の超音波受波器16Dでのパルス状信号の立下がりの時刻も算出できる。
【0030】 以上のような観点から、制御部50は信号PR 、PL のあるパルスをもとに時 間差ta を算出し、信号PR がPL より早く到来した場合(図8b)、信号PR の次のパルスの立下がり時刻T1 に時間差ta を加えた時刻に仮想の超音波受波 器16Dでのパルスの立下がり時刻T2 を想定する。これは図7に信号(PR − ta )として示されている。逆に、信号PL がPR より早く到来した場合(図8 a)には、制御部50は信号PR の次のパルスの立下がり時刻T1 より時間差ta だけ速い時刻に仮想の超音波受波器16Dでのパルスの立下がり時刻を想定す る。
【0031】 制御部50は更に、上述のようにして想定した時刻T2 と信号Pu の立下がり 時刻T3 との間の時間差t2 を算出し、この時間差t2 を0とするような信号を ドライバ41UDに出力する。図7では、信号(PR −ta )が信号PU より早 く到来しているから被写体は仮想の超音波受波器16Dに近い方に位置している ことになり、この場合制御部50はカメラ載置台12を図2中下方に回動させる ような信号をドライバ41UDに出力する。その結果、ビデオカメラ13が発信 器20に正対する位置まで回動すれば、上記時間差t2 は0となる。
【0032】 以上の説明で明らかなように、制御部50は、上下方向の回動制御の場合には 、超音波受波器16R、16L、16Uからの各パルスについて隣接する2つの パルスを利用し、上記の動作を時間差t2 が0になるまで繰り返す。
【0033】 以上本考案を一実施例について説明したが、本考案は様々な変更が可能である 。例えば、発信器20の送信源は、赤外線、超音波に限らず、レーザ光や通常の 電波を利用しても良い。また、超音波受波器16Uは雲台11の上方に配設され ているが、下方に配設するようにしても良い。
【0034】
以上説明してきたように、本考案によれば移動体追従のためのセンサが3個で 済み、これに付随する信号処理回路を減らすことができる。
【図1】本考案による追従装置の内のビデオカメラ側の
外観を示した図。
外観を示した図。
【図2】図1における雲台とカメラ載置台との関係を側
面から見た場合について概略的に示した図。
面から見た場合について概略的に示した図。
【図3】本考案に使用される発信器の外観図。
【図4】図3に示された発信器に内蔵される回路の一例
を示した図。
を示した図。
【図5】図1に示された雲台に内蔵される制御装置の構
成を示した図。
成を示した図。
【図6】本考案による3つの超音波受波器の位置関係を
示した図。
示した図。
【図7】本考案の制御部による上下方向の回動制御動作
を説明するために超音波受波器から得られる信号の波形
を示した図。
を説明するために超音波受波器から得られる信号の波形
を示した図。
【図8】本考案の制御部による上下方向の回動制御動作
を説明するために発信器と超音波受波器との位置関係を
示した図。
を説明するために発信器と超音波受波器との位置関係を
示した図。
11 雲台 12 カメラ載置台 13 ビデオカメラ 14 赤外センサ 16R、16L、16U 超音波受波器 20 発信器
Claims (4)
- 【請求項1】 移動体に装着されて定周期のパルス状の
超音波を送波する発信器と、該発信器からの前記超音波
を受けて被駆動体を前記移動体の動きに追従して変位せ
しめる駆動制御部とから成り、該駆動制御部は、前記超
音波を該駆動制御部の左右両側で検出するための第1、
第2の超音波受波器及び前記駆動制御部の上下のうちの
一方で検出するための第3の超音波受波器と、前記第
1、第2の超音波受波器からの第1、第2の受波信号に
もとづいて前記被駆動体を左右方向に回動させるための
左右方向駆動信号を出力すると共に、前記第1〜第3の
超音波受波器からの第1〜第3の受波信号にもとづいて
前記被駆動体を上下方向に回動させるための上下方向駆
動信号を出力する制御部と、前記左右方向駆動信号にも
とづいて前記被駆動体を左右方向に回動させる左右方向
駆動系と、前記上下方向駆動信号にもとづいて前記被駆
動体を上下方向に回動させる上下方向駆動系とを含むこ
とを特徴とする追従制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の追従制御装置において、
前記発信器は更に、前記被駆動体を左右方向に回動させ
るための左右方向指定信号の発生手段と、前記被駆動体
を上下方向に回動させるための上下方向指定信号の発生
手段と、前記左右方向指定信号と前記上下方向指定信号
とを電波にて送信する送信手段と、前記超音波の送波と
前記電波の送信とを切換える動作モード切換え手段とを
備え、前記駆動制御部は更に、前記電波を受信するため
の少なくとも1個の電波受信器を備えて、前記第1〜第
3の受波信号を受けている時にはこれら第1〜第3の受
波信号にもとづいて前記左右方向及び上下方向駆動系を
制御する第1の駆動モードによる制御を行い、前記電波
受信器からの受信信号を受けている時には該受信信号に
もとづいて前記左右方向及び上下方向駆動系を制御する
第2の駆動モードによる制御を行うことを特徴とする追
従制御装置。 - 【請求項3】 請求項1あるいは2に記載の追従制御装
置において、前記制御部は、前記第1、第2の受波信号
におけるそれぞれのパルスの時間差t1 を検出して該時
間差t1 をOにするような前記左右方向駆動信号を出力
すると共に、前記第1、第2の受波信号におけるそれぞ
れのパルスにもとづいて前記第1、第2の超音波受波器
を結ぶ仮想線上であって前記第3の超音波受波器の真下
あるいは真上の位置における前記超音波のパルスの到来
タイミングを算出した後該算出された到来タイミングと
前記第3の受波信号におけるパルスとの時間差t2 を検
出し該時間差t2 を0にするような前記上下方向駆動信
号を出力することを特徴とする追従制御装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の追従制御装置において、
前記制御部は、前記第1の駆動モードにおいては前記時
間差t1 が大きいほど回動速度が速くなるように前記左
右方向駆動系を可変速で制御することを特徴とする追従
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992018699U JP2587932Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 追従制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992018699U JP2587932Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 追従制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583809U true JPH0583809U (ja) | 1993-11-12 |
| JP2587932Y2 JP2587932Y2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=11978884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992018699U Expired - Lifetime JP2587932Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 追従制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587932Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5876268U (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-23 | 株式会社日立製作所 | ビデオカメラ用自動旋回装置 |
| JPH03224011A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-03 | Mitsumi Electric Co Ltd | 物体自動追従装置 |
| JPH03245684A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-01 | Hitachi Ltd | 撮像装置 |
| JPH0437278A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Fujitsu General Ltd | 監視カメラの指向制御装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1992018699U patent/JP2587932Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5876268U (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-23 | 株式会社日立製作所 | ビデオカメラ用自動旋回装置 |
| JPH03224011A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-03 | Mitsumi Electric Co Ltd | 物体自動追従装置 |
| JPH03245684A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-01 | Hitachi Ltd | 撮像装置 |
| JPH0437278A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Fujitsu General Ltd | 監視カメラの指向制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2587932Y2 (ja) | 1998-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980924 |