JPH0584312B2 - - Google Patents
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- JPH0584312B2 JPH0584312B2 JP18993185A JP18993185A JPH0584312B2 JP H0584312 B2 JPH0584312 B2 JP H0584312B2 JP 18993185 A JP18993185 A JP 18993185A JP 18993185 A JP18993185 A JP 18993185A JP H0584312 B2 JPH0584312 B2 JP H0584312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- present
- parts
- thiocyanopyrimidine
- Prior art date
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は一般式()
【式】
〔式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わ
す。〕で示されるジアルコキシチオシアノピリミ
ジン誘導体、その製造法およびそれらの誘導体を
有効成分として含有する農園芸用殺菌剤に関する
ものである。 従来の技術 従来からピリミジン誘導体に関しては非常に多
くの研究がなされており、、膨大な数の化合物が
合成され、農医薬の分野で特徴ある生理活性を有
する化合物が多数見い出されてきた。しかしなが
らピリミジン核にチオシアノ基が導入された農園
芸用殺菌剤が実用に供された例は未だ知られてい
ない。チオシアノ基を有するピリミジン誘導体の
生物活性については殆んど知られていない。わず
かに、薬学雑誌、83、1086(1963)にチオシアノ
ピリミジン誘導体とそのin vitroに於る抗菌活性
について記載されている程度である。この文献に
は15種のチオシアノピリミジン誘導体とその抗菌
活性について記載されており、最も高活性な化合
物は2−(または4−)クロロ−6−メチル−4
−(または2−)チオシアノピリミジンであり、
5位に置換基を有するものの抗菌力は一般に低い
傾向にあると記載されている。また記載されてい
る15種の化合物のうちアルコキシ基を含有するも
のはない。 また製造法に関してはケミカル アンド フア
ーマコイテイカル ビユレテイン(Chem.
Pharm.Bull.(Japan))、6 334に次の記載があ
る。
す。〕で示されるジアルコキシチオシアノピリミ
ジン誘導体、その製造法およびそれらの誘導体を
有効成分として含有する農園芸用殺菌剤に関する
ものである。 従来の技術 従来からピリミジン誘導体に関しては非常に多
くの研究がなされており、、膨大な数の化合物が
合成され、農医薬の分野で特徴ある生理活性を有
する化合物が多数見い出されてきた。しかしなが
らピリミジン核にチオシアノ基が導入された農園
芸用殺菌剤が実用に供された例は未だ知られてい
ない。チオシアノ基を有するピリミジン誘導体の
生物活性については殆んど知られていない。わず
かに、薬学雑誌、83、1086(1963)にチオシアノ
ピリミジン誘導体とそのin vitroに於る抗菌活性
について記載されている程度である。この文献に
は15種のチオシアノピリミジン誘導体とその抗菌
活性について記載されており、最も高活性な化合
物は2−(または4−)クロロ−6−メチル−4
−(または2−)チオシアノピリミジンであり、
5位に置換基を有するものの抗菌力は一般に低い
傾向にあると記載されている。また記載されてい
る15種の化合物のうちアルコキシ基を含有するも
のはない。 また製造法に関してはケミカル アンド フア
ーマコイテイカル ビユレテイン(Chem.
Pharm.Bull.(Japan))、6 334に次の記載があ
る。
【化】
即ち2,4−ジクロロ−5−ニトロピリミジン
(1)〜を酢酸中でチオシアンカリと反応させると2−
クロロ−5−ニトロ−4−チオシアノピリミジン
(2)〜が得られる、ここで2〜をEtSNと反応させると
2−エチルチオ−5−ニトロ−4−チオシアノピ
リミジン(3)〜が得られるのに対しMeONa又は
EtONaと反応させるとチオシアノ基も置換され
2,4−ジアルコキシ−5−ニトロピリミジン(4)〜
が得られる。 事実本発明者らも下記に示した類似の反応を試
たところチオシアノ基が置換されてしまい目的物
を得ることは出来なかつた。
(1)〜を酢酸中でチオシアンカリと反応させると2−
クロロ−5−ニトロ−4−チオシアノピリミジン
(2)〜が得られる、ここで2〜をEtSNと反応させると
2−エチルチオ−5−ニトロ−4−チオシアノピ
リミジン(3)〜が得られるのに対しMeONa又は
EtONaと反応させるとチオシアノ基も置換され
2,4−ジアルコキシ−5−ニトロピリミジン(4)〜
が得られる。 事実本発明者らも下記に示した類似の反応を試
たところチオシアノ基が置換されてしまい目的物
を得ることは出来なかつた。
【化】
また植物病原菌が農園芸上、生産に及ぼす影響
は極めて大きいものがあり、近年では各種作物病
害に対して各種の殺菌剤が利用され、ある程度安
定的な生産が望めるようにはなつたが、まだ不十
分な点も数多く残されている。 例えば各種作物の灰色かび病、菌核病等では薬
剤耐性菌の出現がベンズイミダゾール系、或はジ
カルボン酸イミド系殺菌剤の防除効果をほとんど
期待できないものにしている。また各種作物のう
どんこ病防除剤については古くからの薬剤ではそ
の効果も十分でなく、また昨今開発され実用化さ
れている新しい殺菌剤ではその防除可能な病害の
スペクトルが狭い薬剤が多く、うどんこ病としば
しば同時期に発生する灰色かび病等にはほとんど
防除効果を持たない薬剤がほとんどである。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、うどんこ病、灰色カビ病等に
よる作物病害を同時防除できる病害スベクトル巾
が広く、これまでの薬剤と活性構造を異にする新
規な農園芸用殺菌性化合物、殺菌組成物およびそ
れらの製造法を提供することにある。 問題点を解決するための手段および作用 本発明者らは前記問題点を解決するためチオシ
アノピリミジン誘導体について鋭意検討した結果
従来、5位に置換基が導入されたチオシアノピリ
ミジン類の殺菌活性は低下するとの文献記載があ
るにもかかわらず、5位にメチルチオ基を有する
2,4−ジアルコキシ−5−メチルチオ−6−チ
オシアノピリミジン類がうどんこ病を初めとして
多くの植物病原菌に対して非常に優れた効果を有
し、しかも5位に置換基を有することにより効果
が非常に強められることを見い出した。すなわ
ち、本発明は一般式()
は極めて大きいものがあり、近年では各種作物病
害に対して各種の殺菌剤が利用され、ある程度安
定的な生産が望めるようにはなつたが、まだ不十
分な点も数多く残されている。 例えば各種作物の灰色かび病、菌核病等では薬
剤耐性菌の出現がベンズイミダゾール系、或はジ
カルボン酸イミド系殺菌剤の防除効果をほとんど
期待できないものにしている。また各種作物のう
どんこ病防除剤については古くからの薬剤ではそ
の効果も十分でなく、また昨今開発され実用化さ
れている新しい殺菌剤ではその防除可能な病害の
スペクトルが狭い薬剤が多く、うどんこ病としば
しば同時期に発生する灰色かび病等にはほとんど
防除効果を持たない薬剤がほとんどである。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、うどんこ病、灰色カビ病等に
よる作物病害を同時防除できる病害スベクトル巾
が広く、これまでの薬剤と活性構造を異にする新
規な農園芸用殺菌性化合物、殺菌組成物およびそ
れらの製造法を提供することにある。 問題点を解決するための手段および作用 本発明者らは前記問題点を解決するためチオシ
アノピリミジン誘導体について鋭意検討した結果
従来、5位に置換基が導入されたチオシアノピリ
ミジン類の殺菌活性は低下するとの文献記載があ
るにもかかわらず、5位にメチルチオ基を有する
2,4−ジアルコキシ−5−メチルチオ−6−チ
オシアノピリミジン類がうどんこ病を初めとして
多くの植物病原菌に対して非常に優れた効果を有
し、しかも5位に置換基を有することにより効果
が非常に強められることを見い出した。すなわ
ち、本発明は一般式()
【式】
〔式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わ
す。〕で示されるジアルコキシチオシアノピリミ
ジン誘導体を提供するものである。 本発明に係る一般式()で示されるジアルコ
キシチオシアノピリミジン誘導体は新規化合物で
あり、うどんこ病、灰色カビ病等の多くの植物病
原菌に対して非常に優れた効果を有し、多くの作
物病害の防除に有用である。しかも作物に対して
は全く安全であり、例えばトマト、キユーリ、お
よびジヤガイモ等に対して全く薬害を示さない。
また動物に対する毒性も低い。 さらに本発明は前記一般式()で示されるジ
アルコキシチオシアノピリミジン誘導体の新規製
造法をも提供する。すなわち、本発明に係る一般
式()で示されるジアルコキシチオシアノピリ
ミジン誘導体の製造法は一般式()
す。〕で示されるジアルコキシチオシアノピリミ
ジン誘導体を提供するものである。 本発明に係る一般式()で示されるジアルコ
キシチオシアノピリミジン誘導体は新規化合物で
あり、うどんこ病、灰色カビ病等の多くの植物病
原菌に対して非常に優れた効果を有し、多くの作
物病害の防除に有用である。しかも作物に対して
は全く安全であり、例えばトマト、キユーリ、お
よびジヤガイモ等に対して全く薬害を示さない。
また動物に対する毒性も低い。 さらに本発明は前記一般式()で示されるジ
アルコキシチオシアノピリミジン誘導体の新規製
造法をも提供する。すなわち、本発明に係る一般
式()で示されるジアルコキシチオシアノピリ
ミジン誘導体の製造法は一般式()
【式】
〔式中、Rは前記の意味を表わし、Xはハロゲン
原子を表わす〕で示されるピリミジン誘導体に、
一般式() M−SCN () 〔式中、Mはアルカリ金属またはアンモニウムを
表わす。〕で示されるチオシアン酸塩類とを有機
酸中で反応させることを特徴とするものである。 本発明にかかる一般式()のジアルコキシチ
オシアノピリミジン誘導体の製造法を以下に説明
する。本発明の化合物は次式に従つて製造するこ
とができる。
原子を表わす〕で示されるピリミジン誘導体に、
一般式() M−SCN () 〔式中、Mはアルカリ金属またはアンモニウムを
表わす。〕で示されるチオシアン酸塩類とを有機
酸中で反応させることを特徴とするものである。 本発明にかかる一般式()のジアルコキシチ
オシアノピリミジン誘導体の製造法を以下に説明
する。本発明の化合物は次式に従つて製造するこ
とができる。
【式】
出発物質()は本発明者らの出願による特開
昭60−8273に記載の方法に従つて製造することが
出来る。次に本発明にかかわる2,4−ジアルコ
キシ−5−メチルチオ−6−チオシアノピリミジ
ン類()の製造法について詳しく説明する。従
来の技術の項で説明した様にあらかじめチオシア
ノ基を導入しておき、次いで残りのハロゲン原子
をアルコキシ基で置換する方法では本発明の化合
物は得られない。また本発明の経路である出発物
質()からでも通常の溶媒、例えばメタノール
やエタノール等のアルコール類、アセトン、ジメ
チルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジンおよ
びテラヒドロフラン等の非プロトン性極性溶媒、
テトラヒドロフランやジオキサン等のエーテル類
およびトルエンやベンゼン等の芳香族炭化水素類
では全く反応しない。しかしながらギ酸、酢酸、
プロピオン酸等の有機酸中、特に好ましくはギ酸
中で反応させることにより非常に高収率で目的物
()が得られる。溶媒として用いる有機酸量は
通常出発原料に対し0.5〜30重量倍、好ましくは
2〜10重量倍である。反応温度としては50℃から
溶媒の沸点まで可能であるが70℃〜90℃で行なう
のが望ましい。またMSCN()は1〜1.5当量使
用する。この場合MとしてはNa、K及びNH4等
が使用できる。これらの条件下で通常反応は2〜
6時間前後で完結する。 反応終了後、反応液を大量の水中へ投入し、析
出した固体をロ過することにより容易に粗製物を
得ることができる。以降、常法に従い再結晶法、
カラムクロマトグラフイ等で精製することにより
高純度品を得ることが出来る。 さらに本発明は本発明に係る前記一般式()
で表わされるピリミジン誘導体を有効成分として
含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤を提供
するものである。本発明化合物を含有する農園芸
用殺菌剤は各種作物のうどんこ病、さび病をはじ
めとして灰色かび病等巾広い病害に対して優れた
防除効果を示す。 本発明化合物の施用方法としては種子消毒、茎
葉散布、土壌処理等が挙げられるが、通常当業者
が利用するどのような施用方法にても十分な効力
を発揮する。施用量および施用濃度は対象作物、
対象病害、病害の発生程度、化合物の剤型、施用
方法および各種環境条件等によつて変動するが、
散布する場合にはアール当り5〜200gが適当で
あり、望ましくはアール当り10〜100gである。
散布濃度としては100〜1000ppmが適当であり、
望ましくは200〜500ppmである。 本発明の農園芸用殺菌剤は他の殺菌剤や殺虫
剤、除草剤、植物成長調節剤等の農薬、土壌改良
剤または肥効性物質との混合使用は勿論のこと、
これらとの混合製剤も可能である。 本発明の化合物は、そのまま施用してもよいが
固体または液体の希釈剤を包含する担体と混合し
た組成物の形で施用するのが好ましい。ここでい
う担体とは、処理すべき部位へ有効成分の到達を
助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送、取扱い
を容易にするために配合される合成または天然の
無機または有機物質を意味する。 適当な固体担体としてはモンモリロナイト、カ
オリナイトなどの粘土類、ケイソウ土、白土、タ
ルク、パーミキユライト、石膏、炭酸カルシウ
ム、シリカゲル、硫安などの無機物質、大豆粉、
鋸屑、小麦粉などの植物性有機物質および尿素な
どがあげられる。 適当な液体担体としてはトルエン、キシレン、
クメンなどの芳香族炭化水素、ケロシン、鉱油な
どのパラフイン系炭化水素、四塩化炭素、クロロ
ホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水
素、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
類、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエー
テル類、メタノール、プロパノール、エチレング
リコールなどのアルコール類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、水などがあげられ
る。 さらに本発明化合物の効力を増強するために、
製剤の剤型、適用場面等を考慮して目的に応じて
それぞれ単独に、または組合わせて以下のような
補助剤を使用することもできる。 乳化、分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目
的ではグリニンスルホン酸塩などの水溶性塩基、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エ
ステル等の非イオン性界面活性剤、ステアリン酸
カルシウム、ワツクス等の滑剤、イソプロピルヒ
ドロジエンホスフエート等の安定剤、その他メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カ
ゼイン、アラビアゴム等があげられる。しかし、
これらの成分は以上のものに限定されるものでは
ない。 本発明化合物の組成物の有効成分量は、通常粉
剤では0.5〜20重量%、乳剤では5〜30重量%、
水和剤では10〜90重量%、粒剤では0.1〜20重量
%、フロワブル剤では10〜90重量%である。 実施例 次に本発明に係る一般式()で示されるジア
ルコキシチオシアノピリミジン誘導体の具体例を
挙げると、2,2−ジメトキシ−5−メチルチオ
−6−チオシアノピリミジン、2,4−ジエトキ
−5−メチルチオ−6−チオシアノピリミジン、
2,4−ジ−n−プロポキシ−5−メチルチオ−
6−チオシアノピリミジン、2,4−ジ−iso−
プロポキシ−5−メチルチオ−6−チオシアノピ
リミジンである。 次に本発明化合物の製造方法を合成例をあげて
具体的に説明する。 合成例 1 2,4−ジメトキシ−5−メチルチオ−6−チ
オシアノピリミジン(化合物番号1)の合成 温度計、還流冷却器および撹拌器機を備えた50
ml四つ口フラスコに6−クロロ−2,4−ジメト
キシ−5−メチルチオピリミジン2.2g(0.01モ
ル)およびギ酸15mlを装入し溶解させた。次にチ
オシアン酸カリ1.5g(0.015モル)を加え70−80
℃で3時間反応させた。反応液を多量の水中に投
入し析出した結晶をロ取した。乾燥後酢酸エチル
から再結晶して2,4−ジメトキシ−5−メチル
チオ−6−チオシアノピリミジンの精製品1.7g
(収率71%)を得た。mp116−7℃ NMR;δDMSO−d6 TMS(ppm):2.32(3H、s)、
4.02(3H、s)、4.05(3H、s) 合成例 2 2,4−ジエトキシ−5−メチルチオ−6−チ
オシアノピリミジン(化合物番号2)の合成 6−クロロ−2,4−ジエトキシ−5−メチル
チオピリミジン2.5g(0.01モル)およびチオシ
アン酸カリ1.2g(0.012モル)を用いて合成例1
と同様にして2,4−ジエトキシ−5−メチルチ
オ−6−チオシアノピリミジン2.0g(収率73%)
を得た。mp107−11℃。 NMR;δDMSO−d6 TMS(ppm):1.12(3H、t、J
=8Hz)、1.40(3H、t、J=8Hz)、2.36(3H、
s)、4.20(2H、q、J=8Hz)、4,46(2H、
q、J=8Hz) 合成例 3 2,4−ジ−n−プロポキシ−5−メチルチオ
−6−チオシアノピリミジン(化合物番号3)
の合成 6−クロロ−2,4−ジ−n−プロポキシ−5
−メチルチオポリミジン5.5g(0.02モル)、ギ酸
30mlおよびチオシアン酸カリ3.0g(0.03モル)
を用いて70℃で6時間反応させた。反応終了後反
応液を水中に排出し析出物を酢酸エチルで抽出し
た。水洗、脱水後溶媒を留去した後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(溶出溶媒;n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=95:5)で精製して2,4−ジ
−n−プロポキシ−5−メチルチオ−6−チオシ
アノピリミジン3.9g(収率65%)を得た。mp54
−6℃。 NMR;δCCl4 TMS(ppm):1.09(6H、t、J=8
Hz)、1.87(4H、q、J=8Hz)、2.28(3H、
s)、4.40(4H、t、J=8Hz) 合成例 4 2,4−ジ−iso−プロポキシ−5−メチルチ
オ−6−チオシアノピリミジン(化合物番号
4)の合成 6−クロロ−2,4−ジ−iso−プロポキシ−
5−メチルチオピリミジン4.3g(0.0155モル)、
ギ酸40mlおよびチオシアン酸カリ2.26g(0.0233
モル)を使用して80℃で2時間反応させた。合成
例3と同様に処理して2,4−ジ−iso−プロポ
キシ−5−メチルチオ−6−チオシアノピリミジ
ン3.1g(収率67%)を得た。 mp93−4℃。 NMR;δCCl4 TMS(ppm):1.36(6H、d、J=6
Hz)、1.42(6H、d、J=6Hz)、2.26(3H、
s)、5.1−5.6(2H、m) 次に本発明の農園芸用殺菌剤の製造法を製剤例
により説明する。有効成分化合物は前記合成例中
化合物番号で示す。「部」は「重量部」をあらわ
す。 製剤例 1 水和剤 化合物(1):30部、ケイソウ土:44部、白土:20
部、リグニンスルホン酸ナトリウム:1部および
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム:2部を
均一に粉砕混合して水和剤100部を得た。 製造例 2 乳剤 化合物(2):20部、シクロヘキサノン:10部、キ
シレン:50部およびソルポール(東邦化学製界面
活性剤)20部を均一に溶解混合し、乳剤100部を
得た。 製剤例 3 粒剤 化合物(4):7部、ポリエチレングリコールノニ
ルフエニルエーテル:1部、ポリビニルアルコー
ル:3部およびクレー:89部を均一混合し、加水
造粒後、乾燥し粒剤100部を得た。 製剤例 4 粉剤 化合物(4):2部、炭酸カルシウム:40部、およ
びクレー:58部を均一に混合し、粉剤100部を得
た。 製剤例 5 水和剤 化合物(1):50部、タルク:40部、ラウリルリン
酸ナトリウム:5部、アルキルナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム:5部を混合し、水和剤100部を
得た。 製剤例 6 フロワブル剤 化合物(1):40部、カルボキシメチルセルロー
ス:3部、リグニンスルホン酸ナトリウム:2
部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム
塩:1部および水54部をサンドグラインダーで湿
式粉砕し、フロワブル剤100部を得た。 次に本発明化合物の農園芸用殺菌剤としての効
力を試験例によつて説明する。なお試験例におい
て以下の化合物を対照として用いた。 A:2−クロロ−6−メチル−4−チオシアノピ
リミジン B:テトラクロロイソフタロニトリル(ダコニー
ル) C:1−(ブチルカルバモイル)−2−ベンズイミ
ダゾールカルバミド酸メチル(ベンレート) 対照化合物Aは前述の“薬学雑誌”83巻、1086
ページ(1963)に記載の化合物、Bはうどんこ病
防除剤として市販の薬剤、Cは灰色かび病防除剤
として市販の薬剤である。 試験例 1 キユウリうどんこ病防除試験 12cm素焼鉢に4本づつ栽培したキユウリ(品
種:相模半白)の第1本葉が展開したときに、所
定濃度の薬剤(供試化合物を前記製剤例1の方法
に準じて水和剤を調製し、これを水で所定濃度に
希釈したもの)をスプレーガン(1.0Kg/cm2)を
使用して3鉢当り30ml散布した。風乾後キユウリ
うどんこ病菌胞子を接種し、温室内(18℃〜27
℃)に8日間保つた後、葉における病斑の形成程
度を調査した。 各葉ごとに病斑面積割合を観察評価し発病度指
数を求め、それぞれの区について次式によりより
病度を求めた。 り病度=4n4+3n3+2n2+1n1+0n0/N なお、評価基準は次のとうりである。 発病程度指数0:病斑面積割合0% 〃 1: 〃 1〜5% 〃 2: 〃 6〜25% 〃 3: 〃 26〜50% 〃 4: 〃 51%以上 n0:発病程度指数0の葉数 n1: 〃 1 〃 n2: 〃 2 〃 n3: 〃 3 〃 n4: 〃 4 〃 N=n0+n1+n2+n3+n4 結果を表−1に示した。
昭60−8273に記載の方法に従つて製造することが
出来る。次に本発明にかかわる2,4−ジアルコ
キシ−5−メチルチオ−6−チオシアノピリミジ
ン類()の製造法について詳しく説明する。従
来の技術の項で説明した様にあらかじめチオシア
ノ基を導入しておき、次いで残りのハロゲン原子
をアルコキシ基で置換する方法では本発明の化合
物は得られない。また本発明の経路である出発物
質()からでも通常の溶媒、例えばメタノール
やエタノール等のアルコール類、アセトン、ジメ
チルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジンおよ
びテラヒドロフラン等の非プロトン性極性溶媒、
テトラヒドロフランやジオキサン等のエーテル類
およびトルエンやベンゼン等の芳香族炭化水素類
では全く反応しない。しかしながらギ酸、酢酸、
プロピオン酸等の有機酸中、特に好ましくはギ酸
中で反応させることにより非常に高収率で目的物
()が得られる。溶媒として用いる有機酸量は
通常出発原料に対し0.5〜30重量倍、好ましくは
2〜10重量倍である。反応温度としては50℃から
溶媒の沸点まで可能であるが70℃〜90℃で行なう
のが望ましい。またMSCN()は1〜1.5当量使
用する。この場合MとしてはNa、K及びNH4等
が使用できる。これらの条件下で通常反応は2〜
6時間前後で完結する。 反応終了後、反応液を大量の水中へ投入し、析
出した固体をロ過することにより容易に粗製物を
得ることができる。以降、常法に従い再結晶法、
カラムクロマトグラフイ等で精製することにより
高純度品を得ることが出来る。 さらに本発明は本発明に係る前記一般式()
で表わされるピリミジン誘導体を有効成分として
含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤を提供
するものである。本発明化合物を含有する農園芸
用殺菌剤は各種作物のうどんこ病、さび病をはじ
めとして灰色かび病等巾広い病害に対して優れた
防除効果を示す。 本発明化合物の施用方法としては種子消毒、茎
葉散布、土壌処理等が挙げられるが、通常当業者
が利用するどのような施用方法にても十分な効力
を発揮する。施用量および施用濃度は対象作物、
対象病害、病害の発生程度、化合物の剤型、施用
方法および各種環境条件等によつて変動するが、
散布する場合にはアール当り5〜200gが適当で
あり、望ましくはアール当り10〜100gである。
散布濃度としては100〜1000ppmが適当であり、
望ましくは200〜500ppmである。 本発明の農園芸用殺菌剤は他の殺菌剤や殺虫
剤、除草剤、植物成長調節剤等の農薬、土壌改良
剤または肥効性物質との混合使用は勿論のこと、
これらとの混合製剤も可能である。 本発明の化合物は、そのまま施用してもよいが
固体または液体の希釈剤を包含する担体と混合し
た組成物の形で施用するのが好ましい。ここでい
う担体とは、処理すべき部位へ有効成分の到達を
助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送、取扱い
を容易にするために配合される合成または天然の
無機または有機物質を意味する。 適当な固体担体としてはモンモリロナイト、カ
オリナイトなどの粘土類、ケイソウ土、白土、タ
ルク、パーミキユライト、石膏、炭酸カルシウ
ム、シリカゲル、硫安などの無機物質、大豆粉、
鋸屑、小麦粉などの植物性有機物質および尿素な
どがあげられる。 適当な液体担体としてはトルエン、キシレン、
クメンなどの芳香族炭化水素、ケロシン、鉱油な
どのパラフイン系炭化水素、四塩化炭素、クロロ
ホルム、ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水
素、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
類、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエー
テル類、メタノール、プロパノール、エチレング
リコールなどのアルコール類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、水などがあげられ
る。 さらに本発明化合物の効力を増強するために、
製剤の剤型、適用場面等を考慮して目的に応じて
それぞれ単独に、または組合わせて以下のような
補助剤を使用することもできる。 乳化、分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目
的ではグリニンスルホン酸塩などの水溶性塩基、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エ
ステル等の非イオン性界面活性剤、ステアリン酸
カルシウム、ワツクス等の滑剤、イソプロピルヒ
ドロジエンホスフエート等の安定剤、その他メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カ
ゼイン、アラビアゴム等があげられる。しかし、
これらの成分は以上のものに限定されるものでは
ない。 本発明化合物の組成物の有効成分量は、通常粉
剤では0.5〜20重量%、乳剤では5〜30重量%、
水和剤では10〜90重量%、粒剤では0.1〜20重量
%、フロワブル剤では10〜90重量%である。 実施例 次に本発明に係る一般式()で示されるジア
ルコキシチオシアノピリミジン誘導体の具体例を
挙げると、2,2−ジメトキシ−5−メチルチオ
−6−チオシアノピリミジン、2,4−ジエトキ
−5−メチルチオ−6−チオシアノピリミジン、
2,4−ジ−n−プロポキシ−5−メチルチオ−
6−チオシアノピリミジン、2,4−ジ−iso−
プロポキシ−5−メチルチオ−6−チオシアノピ
リミジンである。 次に本発明化合物の製造方法を合成例をあげて
具体的に説明する。 合成例 1 2,4−ジメトキシ−5−メチルチオ−6−チ
オシアノピリミジン(化合物番号1)の合成 温度計、還流冷却器および撹拌器機を備えた50
ml四つ口フラスコに6−クロロ−2,4−ジメト
キシ−5−メチルチオピリミジン2.2g(0.01モ
ル)およびギ酸15mlを装入し溶解させた。次にチ
オシアン酸カリ1.5g(0.015モル)を加え70−80
℃で3時間反応させた。反応液を多量の水中に投
入し析出した結晶をロ取した。乾燥後酢酸エチル
から再結晶して2,4−ジメトキシ−5−メチル
チオ−6−チオシアノピリミジンの精製品1.7g
(収率71%)を得た。mp116−7℃ NMR;δDMSO−d6 TMS(ppm):2.32(3H、s)、
4.02(3H、s)、4.05(3H、s) 合成例 2 2,4−ジエトキシ−5−メチルチオ−6−チ
オシアノピリミジン(化合物番号2)の合成 6−クロロ−2,4−ジエトキシ−5−メチル
チオピリミジン2.5g(0.01モル)およびチオシ
アン酸カリ1.2g(0.012モル)を用いて合成例1
と同様にして2,4−ジエトキシ−5−メチルチ
オ−6−チオシアノピリミジン2.0g(収率73%)
を得た。mp107−11℃。 NMR;δDMSO−d6 TMS(ppm):1.12(3H、t、J
=8Hz)、1.40(3H、t、J=8Hz)、2.36(3H、
s)、4.20(2H、q、J=8Hz)、4,46(2H、
q、J=8Hz) 合成例 3 2,4−ジ−n−プロポキシ−5−メチルチオ
−6−チオシアノピリミジン(化合物番号3)
の合成 6−クロロ−2,4−ジ−n−プロポキシ−5
−メチルチオポリミジン5.5g(0.02モル)、ギ酸
30mlおよびチオシアン酸カリ3.0g(0.03モル)
を用いて70℃で6時間反応させた。反応終了後反
応液を水中に排出し析出物を酢酸エチルで抽出し
た。水洗、脱水後溶媒を留去した後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(溶出溶媒;n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=95:5)で精製して2,4−ジ
−n−プロポキシ−5−メチルチオ−6−チオシ
アノピリミジン3.9g(収率65%)を得た。mp54
−6℃。 NMR;δCCl4 TMS(ppm):1.09(6H、t、J=8
Hz)、1.87(4H、q、J=8Hz)、2.28(3H、
s)、4.40(4H、t、J=8Hz) 合成例 4 2,4−ジ−iso−プロポキシ−5−メチルチ
オ−6−チオシアノピリミジン(化合物番号
4)の合成 6−クロロ−2,4−ジ−iso−プロポキシ−
5−メチルチオピリミジン4.3g(0.0155モル)、
ギ酸40mlおよびチオシアン酸カリ2.26g(0.0233
モル)を使用して80℃で2時間反応させた。合成
例3と同様に処理して2,4−ジ−iso−プロポ
キシ−5−メチルチオ−6−チオシアノピリミジ
ン3.1g(収率67%)を得た。 mp93−4℃。 NMR;δCCl4 TMS(ppm):1.36(6H、d、J=6
Hz)、1.42(6H、d、J=6Hz)、2.26(3H、
s)、5.1−5.6(2H、m) 次に本発明の農園芸用殺菌剤の製造法を製剤例
により説明する。有効成分化合物は前記合成例中
化合物番号で示す。「部」は「重量部」をあらわ
す。 製剤例 1 水和剤 化合物(1):30部、ケイソウ土:44部、白土:20
部、リグニンスルホン酸ナトリウム:1部および
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム:2部を
均一に粉砕混合して水和剤100部を得た。 製造例 2 乳剤 化合物(2):20部、シクロヘキサノン:10部、キ
シレン:50部およびソルポール(東邦化学製界面
活性剤)20部を均一に溶解混合し、乳剤100部を
得た。 製剤例 3 粒剤 化合物(4):7部、ポリエチレングリコールノニ
ルフエニルエーテル:1部、ポリビニルアルコー
ル:3部およびクレー:89部を均一混合し、加水
造粒後、乾燥し粒剤100部を得た。 製剤例 4 粉剤 化合物(4):2部、炭酸カルシウム:40部、およ
びクレー:58部を均一に混合し、粉剤100部を得
た。 製剤例 5 水和剤 化合物(1):50部、タルク:40部、ラウリルリン
酸ナトリウム:5部、アルキルナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム:5部を混合し、水和剤100部を
得た。 製剤例 6 フロワブル剤 化合物(1):40部、カルボキシメチルセルロー
ス:3部、リグニンスルホン酸ナトリウム:2
部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム
塩:1部および水54部をサンドグラインダーで湿
式粉砕し、フロワブル剤100部を得た。 次に本発明化合物の農園芸用殺菌剤としての効
力を試験例によつて説明する。なお試験例におい
て以下の化合物を対照として用いた。 A:2−クロロ−6−メチル−4−チオシアノピ
リミジン B:テトラクロロイソフタロニトリル(ダコニー
ル) C:1−(ブチルカルバモイル)−2−ベンズイミ
ダゾールカルバミド酸メチル(ベンレート) 対照化合物Aは前述の“薬学雑誌”83巻、1086
ページ(1963)に記載の化合物、Bはうどんこ病
防除剤として市販の薬剤、Cは灰色かび病防除剤
として市販の薬剤である。 試験例 1 キユウリうどんこ病防除試験 12cm素焼鉢に4本づつ栽培したキユウリ(品
種:相模半白)の第1本葉が展開したときに、所
定濃度の薬剤(供試化合物を前記製剤例1の方法
に準じて水和剤を調製し、これを水で所定濃度に
希釈したもの)をスプレーガン(1.0Kg/cm2)を
使用して3鉢当り30ml散布した。風乾後キユウリ
うどんこ病菌胞子を接種し、温室内(18℃〜27
℃)に8日間保つた後、葉における病斑の形成程
度を調査した。 各葉ごとに病斑面積割合を観察評価し発病度指
数を求め、それぞれの区について次式によりより
病度を求めた。 り病度=4n4+3n3+2n2+1n1+0n0/N なお、評価基準は次のとうりである。 発病程度指数0:病斑面積割合0% 〃 1: 〃 1〜5% 〃 2: 〃 6〜25% 〃 3: 〃 26〜50% 〃 4: 〃 51%以上 n0:発病程度指数0の葉数 n1: 〃 1 〃 n2: 〃 2 〃 n3: 〃 3 〃 n4: 〃 4 〃 N=n0+n1+n2+n3+n4 結果を表−1に示した。
【表】
【表】
試験例 2
灰色カビ病(インゲン葉試験)
所定濃度(500ppm)の薬剤(各供試化合物を
前記製剤例1の方法に準じて水和剤を調製し、水
で希釈したもの)に展開したインゲンの子葉(ト
ツプクロツプ)を約30秒間浸漬し、風乾した。予
めPSA培地上にて平板培養した灰色カビ病菌菌
そう円板(直径5mm)を葉面上に接種し、湿室に
入れ22℃暗黒下におき、4日後に病斑の直径を調
べ、次式より防除率を算出した。 結果を表−2に示す。 防除率(%) =(1−処理区の平均病斑直径/無処理区の平均病斑
直径)×100
前記製剤例1の方法に準じて水和剤を調製し、水
で希釈したもの)に展開したインゲンの子葉(ト
ツプクロツプ)を約30秒間浸漬し、風乾した。予
めPSA培地上にて平板培養した灰色カビ病菌菌
そう円板(直径5mm)を葉面上に接種し、湿室に
入れ22℃暗黒下におき、4日後に病斑の直径を調
べ、次式より防除率を算出した。 結果を表−2に示す。 防除率(%) =(1−処理区の平均病斑直径/無処理区の平均病斑
直径)×100
【表】
試験例 3
灰色カビ病(キユウリ果実試験)
キユウリ果実(市販)を良く洗い、4〜5cmに
切り、500ppmの薬剤(各供試化合物を前記製剤
例1に準じて水和剤を調製し水で希釈したもの)
に約30秒間浸漬し風乾した。予めPSA培地上に
て平板培養した灰色カビ病菌(5〜7日間)の菌
そう上に風乾したキユウリ果実を立てる。その後
22℃湿室状態に4日間保ち、キユウリの表面の菌
そうの生育長を調べ、次式より防除率を算出し
た。結果を表−3に示す。 防除率(%) =(1−処理区の菌そう生育長/無処理区の菌そう生
育長)×100
切り、500ppmの薬剤(各供試化合物を前記製剤
例1に準じて水和剤を調製し水で希釈したもの)
に約30秒間浸漬し風乾した。予めPSA培地上に
て平板培養した灰色カビ病菌(5〜7日間)の菌
そう上に風乾したキユウリ果実を立てる。その後
22℃湿室状態に4日間保ち、キユウリの表面の菌
そうの生育長を調べ、次式より防除率を算出し
た。結果を表−3に示す。 防除率(%) =(1−処理区の菌そう生育長/無処理区の菌そう生
育長)×100
【表】
試験例1〜3の結果より本発明化合物群はキユ
ウリうどんこ病、さらには灰色かび病といつた全
く異なる植物病害に対して従来より広く使用され
てきている市販の殺菌剤に比べ極めて高い防除効
果を示していることは明らかである。また化学構
造が比較的近似である前出文献に記載の2−クロ
ロ−6−メチル−4−チオシアノピリミジンでは
病害防除効果はほとんど認められず、本発明化合
物はこれまでのいかなる知見からも予想すること
のできない優れた特性を有することは明らかであ
る。 発明の効果 以上の説明より明らかなように本発明に係るジ
アルコキシチオシアノピリミジン誘導体およびそ
れらを含有する組成物は農園芸用殺菌剤として全
く種類の異なるキユウリうどんこ病、灰色かび病
といつた植物病害に対し、市販薬剤に比べ優れた
防除効果を有していることは明らかである。 また従来のハロゲン化チオシアノピリミジンか
らアルコキシ化を経てジアルコキシピリミジンを
得る方法ではチオシアノ基もアルコキシ化されて
しまい、目的物を得ることはできなかつた。 本発明に係るジアルコキシチオシアノピリミジ
ン誘導体の製造法は全く新しい反応工程で、しか
も反応溶媒として有機酸、特にギ酸を用いること
により容易に、かつ高収率で目的物を得ることが
できる。
ウリうどんこ病、さらには灰色かび病といつた全
く異なる植物病害に対して従来より広く使用され
てきている市販の殺菌剤に比べ極めて高い防除効
果を示していることは明らかである。また化学構
造が比較的近似である前出文献に記載の2−クロ
ロ−6−メチル−4−チオシアノピリミジンでは
病害防除効果はほとんど認められず、本発明化合
物はこれまでのいかなる知見からも予想すること
のできない優れた特性を有することは明らかであ
る。 発明の効果 以上の説明より明らかなように本発明に係るジ
アルコキシチオシアノピリミジン誘導体およびそ
れらを含有する組成物は農園芸用殺菌剤として全
く種類の異なるキユウリうどんこ病、灰色かび病
といつた植物病害に対し、市販薬剤に比べ優れた
防除効果を有していることは明らかである。 また従来のハロゲン化チオシアノピリミジンか
らアルコキシ化を経てジアルコキシピリミジンを
得る方法ではチオシアノ基もアルコキシ化されて
しまい、目的物を得ることはできなかつた。 本発明に係るジアルコキシチオシアノピリミジ
ン誘導体の製造法は全く新しい反応工程で、しか
も反応溶媒として有機酸、特にギ酸を用いること
により容易に、かつ高収率で目的物を得ることが
できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() 【式】 〔式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わ
す。〕で示されるジアルコキシチオシアノピリミ
ジン誘導体。 2 一般式() 【式】 〔式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わ
し、Xはハロゲン原子を表わす。〕で示されるピ
リミジン誘導体に、一般式() M−SCN () 〔式中、Mはアルカリ金属またはアンモニウムを
表わす。〕で示されるチオシアン酸塩類とを有機
酸中で反応させることを特徴とする一般式() 【式】 〔式中、Rは前記の意味を表わす。〕で示される
ジアルコキシチオシアノピリミジン誘導体の製造
方法。 3 一般式() 【式】 〔式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わ
す。〕で示されるジアルコキシチオシアノピリミ
ジン誘導体を含有することを特徴とする農園芸用
殺菌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18993185A JPS6251673A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ジアルコキシチオシアノピリミジン誘導体、その製造法および農園芸用殺菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18993185A JPS6251673A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ジアルコキシチオシアノピリミジン誘導体、その製造法および農園芸用殺菌剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6251673A JPS6251673A (ja) | 1987-03-06 |
| JPH0584312B2 true JPH0584312B2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=16249602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18993185A Granted JPS6251673A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ジアルコキシチオシアノピリミジン誘導体、その製造法および農園芸用殺菌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6251673A (ja) |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP18993185A patent/JPS6251673A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6251673A (ja) | 1987-03-06 |
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