JPH058533A - 剥離型自己発色感圧記録シートおよびその製造方法 - Google Patents

剥離型自己発色感圧記録シートおよびその製造方法

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JPH058533A
JPH058533A JP3190898A JP19089891A JPH058533A JP H058533 A JPH058533 A JP H058533A JP 3190898 A JP3190898 A JP 3190898A JP 19089891 A JP19089891 A JP 19089891A JP H058533 A JPH058533 A JP H058533A
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pressure
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JP3190898A
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Junji Harada
純二 原田
Hideki Sekiguchi
英樹 関口
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】剥離紙不要の自己発色型感圧記録シートを製造
する。 【構成】自己発色型感圧記録シートの記録上に、放射線
硬化性のシリコーン樹脂からなる剥離剤を塗布して、放
射線照射により硬化することにより、良好な感圧記録特
性を維持したまま耐水性、耐油性、耐傷性および剥離性
を有する剥離型感圧記録体を得る。得られた剥離型感圧
記録体の裏面に粘着層を設けて剥離紙不要のラベル感圧
記録体とすることができる。 【効果】放射線硬化性の剥離剤が、感圧記録層上に剥離
層を形成することにより耐水、耐油性で感圧記録特性の
良い自己発色型感圧記録体が得られ、ラベル感圧記録体
とした場合に剥離紙が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、剥離型自己発色感圧記
録シートに関するもので、支持体上に設けた単一形態の
自己発色型感圧記録層上に、放射線硬化性のシリコーン
樹脂層からなる剥離層を有する剥離型自己発色感圧記録
シートであり、耐水性、耐薬品性、耐油性、耐擦傷性で
あり、塵発生抑制型の記録シートとして、ラベル、伝
票、クリーンルーム用記録用紙として使用できる物であ
る。
【0002】
【従来の技術】自己発色感圧記録シートは、いわゆるノ
ーカーボン複写紙から発展したものであり、セルフコン
ティンドペーパーとも呼ばれている。その構成は、無色
染料(以下発色剤と称する)を内包するマイクロカプセ
ルの塗料を支持体に塗設する工程と、さらにその塗設上
に酸性白土、フェノール樹脂、有機酸性物質などの電子
受容性物質(以下顕色剤と称する)を塗設する工程との
都合2工程から成る2層塗布による製造方法(塗布順序
を逆にしたものも含む)や、上記2工程の成分、または
片一方をそれぞれマイクロカプセルとして、均一に混合
して一層塗布で製造する方法(特公昭47−16096
号公報)が知られている。このような自己発色感圧記録
シートは、発色剤と顕色剤の全量が相互、近傍に存在す
るため、濃い発色濃度のものが得やすいが、製造時や取
扱い時の摩擦などによる意図しない不本意な発色汚れが
発生しやすいという問題を有する。
【0003】自己発色感圧記録シートは、その使用され
る条件において、実用上の必要な発色性能と不必要な発
色汚れの抑制とを両立させなければならない宿命にあ
り、従来から発色性と発色汚れという相反する性質の両
方を満足させるための努力が払われている。さらに、こ
のような自己発色感圧記録シートは連続伝票の荷物への
貼り付け用やその下紙に用いられることが多く、そのた
め耐水性、耐油性、耐汚染性、記録性などが同時に要求
され、それらの条件を同時に満たすのは極めて困難であ
った。さらに連続伝票において、そのうちの1枚を貼り
合わせ用に用いると、その下紙は剥離紙でなければなら
ず、伝票構成上、最も下層において用いられることが多
く、必然的に発色濃度が低いものであった。さらに、こ
のような構成においては、同面積の剥離紙が必要であ
り、例えば連続してラベル貼りつけを行なった場合など
に排出された剥離紙が著しく作業の邪魔になるだけでな
く、一般に剥離紙は再生できないために廃棄に問題があ
り、また使用に際しては感圧紙と剥離紙を合わせた厚み
が厚くなるといった問題があった。
【0004】これまでに、たとえば自己発色感圧記録シ
ートの記録層上に真空密着法によるラミネート層を設け
る(特公昭49−10857号公報)方法や、溶融ラミ
ネート法によるプラスッチク層を有する記録シート(実
開昭52−149709号公報)およびこれらの保護層
上に剥離層を設けるなどの例が知られている。しかし、
現実的には溶融ラミネートや貼り合わせにより保護層を
設けた場合においては、不必要な発色汚れの防止はでき
るものの、本来最も必要とされるべき発色性能を犠牲に
した不満足なものしか得られていないのが実状であっ
た。
【0005】自己発色型感圧記録層上に、重合性モノマ
ーやオリゴマーを塗布して、加熱あるいはエネルギー線
により被膜化する方法や、可溶性ポリマー溶液を塗布し
て乾燥し被膜を設ける方法においては、厚みの薄い保護
層はできるが、マイクロカプセルの破壊により著しい発
色カブリを生じるか、樹脂によってマイクロカプセルが
囲い込まれ、本来の自己発色型感圧記録性をほとんど失
い、発色濃度、発色速度ともに許容できないまで低下す
るものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、剥離型自己発色感圧記録シートにおいて、その
本来の発色性を犠牲にすることなく、かつ摩擦による発
色カブリを減少させ、同時に耐水性、耐油性、耐汚染性
などを満足し、かつ剥離性を有する自己発色感圧記録シ
ートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上の様
な問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下の様な方
法を見い出した。すなわち紙またはフィルム支持体上
に、発色剤を含有するマイクロカプセルと顕色剤を含有
する塗料を、同時または積層状態に含有する記録層を形
成してなる自己発色型感圧記録シートにおいて、該記録
層上に放射線照射により硬化したシリコーン樹脂からな
る剥離層を設けたことを特徴とする剥離型自己発色感圧
記録シート、および剥離型自己発色感圧記録シートを用
いるラベルの発明である。本発明に用いられる放射線硬
化性のシリコーン樹脂は、ポリジアルキルシロキサンの
分子主鎖の末端、あるいは側鎖にアクリロイル基または
メタクリロイル基を導入したシリコーン樹脂であり、無
機顔料が含まれていても良い。本発明の剥離型自己発色
感圧記録シートは、紙またはフィルム支持体の少なくと
も片面に、発色剤を含有するマイクロカプセルと顕色剤
を含有する塗料を、同時または積層状態に含有する記録
層上に、放射線硬化性シリコーン樹脂を塗布し、放射線
照射により硬化することにより得られる。この場合の放
射線照射は、紫外線照射、電子線照射、又はその両者で
あることが好ましい。本発明に用いられる剥離型自己発
色感圧記録シートの裏面に粘着層を設けて剥離型自己発
色感圧記録ラベルとして用いることができる。
【0008】この剥離型自己発色感圧記録シートにおい
ては、剥離紙が不必要であるためコスト上のメリットが
あるばかりでなく、剥離層がオーバーコート層の役割を
兼ね、光沢、耐水性、耐薬品性、耐傷性にすぐれ、また
自己発色型感圧記録層の上にオーバーコート層、あるい
はラミネート層が必要でないため、重ね合わせた厚みが
薄くなり、感圧記録時において良好な記録濃度で発色で
きることが明らかとなった。
【0009】以下に本発明の詳細を説明する。本発明の
感圧記録体の支持体として用いられる原紙には、グラシ
ン紙、上質紙、アート紙、コーテッド紙などの一般紙を
用いることができ、木材パルプ、合成パルプ、填料、サ
イズ剤、紙力増強剤、染料等、通常抄紙で用いられる原
材料を必要に応じて使用することが可能である。支持体
として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリアミド等のプラスッチクシートお
よびこれらの合成繊維からなる合成紙や不織布、または
合成樹脂を紙に片面、または両面にラミネートしたラミ
ネート紙、金属箔、または金属箔と紙、合成樹脂フィル
ムとの貼り合わせ品マイカ紙、ガラスペーパーなども使
用可能である。
【0010】本発明に利用し得る自己発色型感圧記録層
については、特に制限されることなく、従来から公知の
ものを使用できる。例えば、マイクロカプセル化の方法
やマイクロカプセルの壁材、発色剤や発色剤を溶解する
油、あるいは顕色剤、接着剤、マイクロカプセル保護剤
などである。マイクロカプセル化法としては、コアセル
ベーション法(米国特許2800458号明細書な
ど)、界面重合法(特公昭47−1763号公報な
ど)、インサイチュー重合法(特開昭51−9079号
公報など)などが使用できる。
【0011】マイクロカプセルの壁材としては、ポリウ
レタン、ポリ尿素、エポキシ樹脂、尿素/ホルマリン樹
脂、メラミン/ホルマリン樹脂などが使用できる。
【0012】発色剤としては、トリアリルメタン系化合
物、ジアリールメタン系化合物、キサンテン系化合物、
チアジン系化合物、スピロピラン系化合物などが使用で
き、一般に感圧記録材料や感熱記録材料に用いられてい
るものであれば特に制限されない。
【0013】発色剤を溶解する油としては、ジアリール
アルカン系、アルキルナフタレン系、アルキル化ビフェ
ニル、水添ターフェニルの如き芳香族合成油、ケロシ
ン、ナフサ、パラフィン油、塩素化パラフィンの如き脂
肪族合成油、綿実油、大豆油、亜麻仁油の如き植物油な
どが使用できる。
【0014】マイクロカプセルの保護剤としては、セル
ロース粉末、デンプン粒子、タルク、焼成カオリン、炭
酸カルシウムなどが使用できる。
【0015】顕色剤としては、粘土類(例えば酸性白
土、アタパルジャイトなど)、有機酸(例えばサリチル
酸の如き芳香族カルボキシ化合物またはこれらの金属塩
など)、有機酸と金属化合物の混合物、酸性重合体(例
えばフェノール/ホルムアルデヒド樹脂、サリチル酸系
樹脂またはこれらの金属塩など)などが使用できる。
【0016】本発明の剥離型自己発色感圧記録シート
は、裏面に保護被覆層、粘着層、剥離層、発色剤層ある
いは顕色剤層などを単独で、あるいは同時に設けること
ができる。さらに、本発明の表面には印刷層、インク受
理層、筆記層、発色剤層、顕色剤層、粘着剤層、剥離層
などを設けることができる。
【0017】本発明において感圧記録層の形成に使用さ
れるバインダーとしては、デンプン類、ヒドロキシエチ
ルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースなどのセルロース誘導体、
カゼイン、ゼラチンなどのプロテイン、酸化デンプン、
エステル化合物デンプンなどのサッカロースの如き水溶
性天然高分子化合物、ポリビニルアルコール、変性ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸アミド/アク
リル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド/アクリル
酸エステル/メタクリル酸3元共重合体、スチレン/無
水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、ラテックス、ポリ
アクリルアミド、スチレン/無水マレイン酸共重合体な
どの如き水溶性合成高分子化合物やラテックス類、エチ
レン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩等の水溶性
接着剤、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル
酸エステル、スチレン/ブタジエン共重合体、アクリロ
ニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル/ブ
タジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン/ア
クリル酸共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体等の
ラテックスなどがあげられる。
【0018】感圧記録層に使用される顔料としては、ケ
イソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸
化ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−ホルマリン樹脂
等が挙げられる。
【0019】その他に、助剤としてステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸金属塩。パラフ
ィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリエチレ
ン、ステアリン酸アミド、カスターワックス等のワック
ス類。また、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ス
ルホン酸変性ポリビニルアルコール等の分散剤、ベンゾ
フェノン系、ベンゾトリアゾール系などの紫外線吸収
剤、さらに界面活性剤、蛍光染料などが必要に応じて添
加される。
【0020】本発明の感圧記録体において、感圧記録層
の形成方法としては、ブレード塗工法、エアナイフ塗工
法、グラビア塗工法、ロールコーティング塗工法、バー
塗工法、落下カーテン塗工法等の公知の塗工方法が利用
可能である。感圧記録層は、乾燥後、カレンダーで平滑
化処理をすることが好ましい。
【0021】さらにカール防止のためにバックコートを
施したり、ジャミング防止のために導電処理を行った
り、支持体と感圧記録層の間にアンダーコート層を設け
る等、感圧記録材料製造分野における各種の公知技術を
必要に応じて付加することができる。
【0022】また、本発明の構成として、発色濃度を得
る上で支持体と記録層の間に炭酸カルシウム、タルク、
シリカ、クレー、硫酸バリウム、炭酸マグネシウム、ケ
イ酸マグネシウム、硫酸鉛、鉛白、亜鉛華、硫化亜鉛、
サチン白、酸化チタン、酸化アンチモン、雲母、ベント
ナイト、ケイ酸カルシウム、石膏、水酸化アルミニウム
などの無機顔料またはポリスチレン、ポリビニルトルエ
ン、スチレン/ジビニルベンゼン共重合体、ポリメタク
リル酸メチル、尿素/ホルムアルデヒド重合体、ポリエ
チレンなどの微紛有機顔料を含む下引き層を設けること
は何等差し支えない。
【0023】本発明において用いられる剥離層を形成す
る剥離剤は、剥離剤の水性エマルジョンあるいは放射線
硬化性シリコーン樹脂であることが好ましく、剥離剤と
しては各種シリコーン化合物、フッ素化合物、長鎖アル
キル基を含む化合物などであり、放射線硬化性のシリコ
ーン樹脂としては、一般的なシリコーン樹脂(主にポリ
ジメチルシロキサン)の分子主鎖の末端あるいは側鎖に
アクリロイル基またはメタクリロイル基を導入した樹脂
で、含シリコーンアクリレート、含シリコーンメタクリ
レートまたはその誘導体である。商品名ではFM071
1、FM0721、FM0725、PS583(以上、
チッソ(株))、KP−600、X−62−7100、
X−62−7112、X−62−7140、X−62−
7144、X−62−7153、X−62−7157、
X−62−7158、KNS−5200、X−62−7
166、X−62−7168、X−62−7177、X
−62−7180、X−62ー7181、X−62−7
192、X−62−7200X−62−7203、X−
62−7205、X−62−7931(以上、信越化学
(株))、RC149、RC300、RC450、RC
802、RC710、RC720(以上、ゴールドシュ
ミット社)、EBECRYL350、EBECRYL1
360(以上、ダイセルUCB(株))などが挙げられ
る。さらに長鎖アルキル基を含有するアクリレートある
いはメタクリレートおよびそのシリコーン変性化合物も
良好な放射線硬化性の剥離剤となる。これらは、単独も
しくは2つ以上を混合して使用することができる。ま
た、これらの放射線硬化性シリコーン樹脂には剥離層の
表面強度を増加させる目的で、あるいは放射線硬化性を
向上させる目的で、硬化助剤として一般の紫外線硬化性
樹脂、電子線硬化性樹脂を、剥離強度に過度の影響を与
えない範囲で混合して用いることができる。
【0024】スティッキング、あるいはブロッキング防
止用にこれらの剥離層を形成する樹脂に有機あるいは無
機顔料を含有させることが可能でたとえばカオリン、焼
成カオリン、タルク、ろう石、ケイソウ土、炭酸カルシ
ウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグナシウム、炭酸
マグネシウム、酸化チタン、炭酸バリウム、尿素−ホル
マリン樹脂、スチレン等のプラスティックビーズなどが
挙げられる。
【0025】感圧記録層への剥離剤の染み込みを低減さ
せる目的で、感圧記録層と剥離層の間に中間層を設ける
ことが可能で、好ましくは中間層は水溶性高分子を塗
布、乾燥した層である。ここで言う水溶性高分子とは例
えば以下の物質が挙げられる。
【0026】天然高分子および半合成高分子としてデン
プン、酸化デンプン、エーテル化デンプン、ジアルデヒ
ド化デンプン、エステル化デンプンなどの変性デンプン
化合物、アルギン酸ソーダ、アルギン酸プロピレングリ
コールエステルなどのアルギン酸化合物、カゼイン、ゼ
ラチン、プルラン、デキストラン、キチン、キトサン、
ゴムラッテクス、アラビアゴム、フノリ、天然ガム、デ
キストリン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒ
ドロキシセルロース、カルボキシメチルセルロースなど
の変性セルロース化合物などが挙げられる。合成高分子
としては完全ケン化あるいは部分ケン化ポリビニルアル
コール、アセトアセチル化ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルアルコールと多価カルボン酸とのエステル化物、
カルボキシ変性化ポリビニルアルコール、スルホン酸変
性化ポリビニルアルコール、オレフィン変性化ポリビニ
ルアルコール、ニトリル変性化ポリビニルアルコール、
アミド変性化ポリビニルアルコール、ピロリドン変性化
ポリビニルアルコールなどの変性化ポリビニルアルコー
ル化合物、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ア
ミド、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アンモニウム、
ポリアクリル酸ソーダなどのポリアクリル酸化合物、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリビニル
エーテル、ポリマレイン酸共重合体、ポリアクリルアミ
ド、水溶性アルキド樹脂などが挙げられる。また、厳密
な意味での水溶性高分子ではないが、スチレン/無水マ
レイン酸共重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、ブ
タジエン/メタクリレート共重合体、アクリロニトリル
/ブタジエン/アクリル酸ラッテクス、などの合成高分
子を水に分散したエマルジョンを水溶性高分子溶液の代
わりに用いることができる。水溶性高分子としては上記
のような高分子を単独で、あるいは混合して水溶液とし
て必要ならば消泡剤、分散剤などを併用して用いること
ができる。
【0027】剥離層の塗布量および中間層の塗布量は限
定されるものではないが、筆圧低下を避ける目的からよ
り薄いことが望まれ、好ましくは0.2g/m2 〜10
g/m2以下、より好ましくは0.5g/m2〜3g/m
2以下 の範囲内である。本発明の放射線硬化性のシリコ
ーン樹脂および中間層を形成する樹脂を塗布する方法と
しては、グラビアロールおよびトランスファロールコー
ター、バーコーター、ロールコーター、エアナイフコー
ター、Uコンマコーター、AKKUコーター、スムージ
ングコーター、マイクログラビアコーター、エアナイフ
コーター、リバースロールコーター、4本あるいは5本
ロールコーター、ブレードコーター、ディップコータ
ー、バーコーター、ロッドコーター、キスコーター、ゲ
ートロールコーター、スクイズコーター落下カーテンコ
ーター、スライドコーター、ダイコーター、などいかな
るコーターを用いてもよい。
【0028】本発明による剥離型自己発色感圧記録シー
トにおいては、これらの支持体、または自己発色型感圧
記録層、水溶性高分子中間層、硬化した剥離層上に印刷
して用いることができる。また、本発明において接着性
と濡れ性を良くするための表面のコロナ処理等による表
面処理を行なうことは何等差し支えない。
【0029】本発明に用いる紫外線照射装置としては、
例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、メタル
ハライドランプ等があり、オゾン発生の少ないオゾンレ
スタイプもある。一般に出力30w/cm以上のランプ
を複数本並行して使用する。
【0030】本発明に用いる電子線照射は、透過力、硬
化力の面から加速電圧が100〜1000KVであり、よ
り好ましくは100〜300KVの電子線加速器を用い、
ワンパスの吸収線量が0.5〜20Mradになるようにす
ることが好ましい。加速電圧、あるいは電子線照射量が
この範囲より低いと、電子線の透過力が低すぎて十分な
硬化が行なわれず、またこの範囲より大きすぎると、エ
ネルギー効率が悪化するばかりでなく、樹脂、添加剤の
分解、原紙の強度低下など品質上好ましくない影響が現
われる。
【0031】電子線加速器としては、例えば、エレクト
ロカーテンシステム、スキャンニングタイプ、ダブルス
キャンニングタイプ等の何れでも良い。また電子線照射
の工程において、オーバーコート層上に合成樹脂フィル
ム、金属箔、あるいは金属ドラムなどを密着させてその
表面形状を転写しながらオーバーコート層の硬化を行う
ことができる。
【0032】なお、電子線照射に際しては、酸素濃度が
高いと電子線硬化樹脂の硬化が妨げられるため、窒素、
ヘリウム、二酸化炭素等の不活性ガスによる置換を行
い、酸素濃度を600ppm 以下、好ましくは400ppm
以下に抑制した雰囲気中で照射することが好ましい。
【0033】本発明の感圧記録体は、支持体上、あるい
は感圧記録層上に文字印刷や地紋印刷を施し、その上に
本発明による剥離層を設けることもできる。また、本発
明の剥離型自己発色シートは、その裏面に発色層、ある
いは顕色層、またはその両方を同時に設けて、他の感圧
記録シートとともに一連の複写シートとして用いること
ができる。また、本発明の剥離型自己発色感圧記録シー
トは他の剥離型自己発色感圧記録シート、ノーカーボン
複写シート、カーボン複写シート、粘着シート、印刷シ
ート、透明フィルムなどと組合わせて一連の複写シート
として使用できる。
【0034】
【作用】本発明は、自己発色感圧記録シートにおいて、
記録層上に塗布した放射線硬化性シリコーン樹脂が記録
層中に浸透しにくいことを利用し、塗布直後に紫外線あ
るいは電子線照射により常温で硬化せしめ、剥離性を有
する保護膜を作るものである。硬化した剥離性の保護膜
の働きで発色カブリがなく、かつ良好な加圧発色性を有
し、耐擦傷性、耐水性、耐油性、耐汚染性、塵発生抑制
性などに優れ、感圧記録シートのみならず、剥離シート
としても利用できる剥離型自己発色感圧記録シートが得
られる。
【0035】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。以
下に示す部及び%のいずれも重量基準である。また、塗
抹量を示す値は断わりのない限り乾燥後の塗抹量であ
る。
【0036】予備操作 (自己発色型感圧記録層の作製)自己発色型感圧記録層
に用いる発色剤内包マイクロカプセルは、クリスタルバ
イオレットラクトン10部をハイゾールSAS N−2
96(日本石油化学(株)製)90部に加熱溶解し内相
油とした。メラミン10部と37%ホルマリン25部を
水100部とともにpH8にて加温し、メラミン/ホル
マリン初期重縮合物を得た。次いで内相油を5%のスチ
レン/無水マレイン酸共重合体水溶液150部に乳化
し、この乳化液に上記メラミン/ホルマリン重縮合物を
添加して、系のpHを5.6に保ちつつ、液温を70℃
に2時間保持してメラミン/ホルマリン樹脂膜を持つ発
色剤内包のマイクロカプセル分散液を得た。得られたマ
イクロカプセルの平均粒子径は約6μmであった。
【0037】自己発色型感圧記録層用の塗料は以下の処
方により作製した。単位は乾燥重量部である。 発色剤内包のマイクロカプセル 100部 顕色剤(住友デュレズ(株)製PR26298)50部 デンプン粒子 300部 カオリンクレー 70部 酸化デンプン 100部
【0038】自己発色感圧記録シートは以下の様にして
作製した。すなわち、坪量40g/m2の上質紙に、上
記配合の自己発色型感圧記録層を塗布量が8g/m2
なるように塗設して自己発色感圧記録シートを得た。
【0039】実施例1 予備操作において作製した剥離型自己発色感圧記録シー
トの記録面に、紫外線硬化型シリコーン樹脂(信越化学
工業製、商品名KNS5300)を4本ロールコーター
で0.8g/m2になるように塗布し、紫外線照射装置
(ウシオ電気(株)製、ラピッドキュア)によって行
い、剥離型自己発色感圧記録シートを得た。
【0040】実施例2 予備操作において作製した自己発色感圧記録シートの記
録面に、4本ロールコーターを用いて電子線硬化性樹脂
シリコーン樹脂(信越化学工業製、商品名x−62−7
168)を0.6g/m2の塗布量で塗布し、窒素置換
を行った電子線照射装置(日新ハイボルテージ製、キュ
アトロン)に導入して電子線加速電圧200kV、照射電
流20mAの条件で3Mradの電子線照射を行い、剥離型自
己発色感圧記録シートを得た。
【0041】実施例3 予備操作において作製した自己発色感圧記録シートの記
録面に、4本ロールコーターを用いて顔料としてシリカ
/アルミナ合成物、シルトンAMT−100(水澤化学
工業(株)製品)を20%含む電子線硬化性樹脂シリコ
ーン樹脂(信越化学工業製、商品名x−62−716
8)を0.8g/m2の塗布量で塗布し、実施例2と同
様に電子線照射を行い、剥離型自己発色感圧記録シート
を得た。
【0042】実施例4 予備操作において作製した自己発色感圧記録シートの記
録面に、4本ロールコーターを用いて、硬化助剤として
電子線硬化性樹脂(アロニックスM309、東亜合成化
学工業(株)製品)を5%含む電子線硬化性樹脂シリコ
ーン樹脂(信越化学工業製、商品名x−62−716
8)を0.8g/m2の塗布量で塗布し、窒素置換を行
った電子線照射装置(日新ハイボルテージ製、キュアト
ロン)に導入して電子線加速電圧200kV、照射電流2
0mAの条件で1.5Mradの電子線照射を行い、剥離型自
己発色感圧記録シートを得た。
【0043】実施例5 予備操作において作製した自己発色感圧記録シートの記
録面に、水溶性高分子からなる中間層として、エアーナ
イフコーターを用いてカチオン化デンプンの5%溶液を
乾燥重量0.5g/m2になるように塗布し乾燥した。
さらにその上に4本ロールコーターを用いて、電子線硬
化性樹脂シリコーン樹脂(信越化学工業製、商品名x−
62−7168)95%とスチレンビーズ5%の混合樹
脂を、0.6g/m2の塗布量で塗布し、実施例2と同
様に電子線照射を行い、剥離型自己発色感圧記録シート
を得た。
【0044】実施例6 予備操作において作製した剥離型自己発色感圧記録シー
トの記録面に、紫外線硬化型シリコーン樹脂(信越化学
工業製、商品名KNS5300)を垂直自由落下カーテ
ンコーターを用いて、0.8g/m2となるように自己
発色型感圧記録層上に塗布し、紫外線照射装置により紫
外線照射を行い剥離型自己発色感圧記録シートを得た。
【0045】実施例7 実施例1で得られた剥離型自己発色感圧記録シートの裏
面に、アクリルエマルジョンタイプの粘着剤(東洋イン
キ製、商品名BPW−3110H)をアプリケーターに
より、塗工厚み20μm(wet)となるように塗布、
50℃で3分間温風乾燥し、室温で冷却して感圧粘着層
を有する剥離型自己発色感圧記録シートを形成した。こ
のサンプルは、それ自身を重ね合わせてラベル化した後
においても引き剥し時には良好な剥離特性を示した。
【0046】実施例8 予備操作において用いた坪量40g/m2の上質紙の代わ
りに、坪量40g/m2の合成紙(王子油化(株)製)
とした以外は、予備操作、および実施例1と同様にして
剥離型自己発色感圧記録シートを得た。
【0047】比較例1 予備操作で得られた剥離型自己発色感圧記録シートに剥
離層を設けることなくそのまま評価に用いた。
【0048】比較例2 予備操作で得られた剥離型自己発色感圧記録シートに、
熱硬化型のシリコーン樹脂(信越化学工業製、商品名K
L−838)に低温硬化型白金触媒(商品名CAT P
L−8)を1%混合して、グラビアロールで固形分0.
6g/m2となるように塗布、60℃の温風循環式乾燥
機にて熱硬化し剥離層を有する剥離型自己発色感圧記録
シートを得た。
【0049】比較例3 予備操作において作製した剥離型自己発色感圧記録シー
トの記録面に、ポリエチレンの溶融ラミネーターを用い
て、連続生産し得る最低の塗布厚(約7μm程度)にお
いて低密度ポリエチレン(密度0.918g/cm3
メルトインデックス7)をラミネートし、その上に熱硬
化型のシリコーン樹脂(信越化学工業製、商品名KL−
838)に低温硬化型白金触媒(商品名CAT PL−
8)を1%混合して、グラビアロールで固形分0.6g
/m2となるように塗布、60℃の温風循環式乾燥機に
て熱硬化し、剥離層を有する剥離型自己発色感圧記録シ
ートを得た。
【0050】比較例4 予備操作において作製した剥離型自己発色感圧記録シー
トの記録面上に、エマルジョン型のシリコーン離型剤
(信越化学工業製、商品名KM763)10%およびア
ルギン酸ナトリウム90%(乾燥固形分)の溶液を、乾
燥塗布量で1.0g/m2となるように塗布、60℃の
温風循環式乾燥機にて熱硬化し、剥離層を有する剥離型
自己発色感圧記録シートを得た。
【0051】試験 実施例1〜7および比較例1〜5において得られた剥離
型自己発色感圧記録シートの発色濃度、発色速度、複写
性、耐摩擦性、耐油性、耐水性、剥離強度、残留接着
率、ラブオフについての評価を行った。それぞれの結果
を表1に示す。
【0052】[発色濃度]それぞれの剥離型自己発色感
圧記録シートの発色濃度は、複数枚重ねて上から一定加
重を加えて発色させた際の、上から2枚目の発色濃度を
マクベス反射濃度計で測定し、中間層や剥離層などの保
護層を有しない剥離型自己発色感圧記録シート(比較例
1で作製したもの:以下比較品と称する)の値を100
として相対値で表わした。
【0053】[発色速度]発色速度は、上記発色濃度試
験の際の発色具合いにより比較品と比較して優劣の基準
で判定した。
【0054】[複写性]複写性は、上記発色試験におい
て充分に認識し得る発色を有する剥離型自己発色感圧記
録シートの枚数により、比較品の場合を100としその
相対値で表わした。
【0055】[耐摩擦性]耐摩擦性は、それぞれの剥離
型自己発色感圧記録シートの記録層側の面をスチールウ
ールで軽く擦り、その発色具合いにより判定した。
【0056】[耐油性、および耐水性]耐油性、および
耐水性は、それぞれの剥離型自己発色感圧記録シートの
記録層側に、それぞれキシレン、または水を1滴たら
し、裏側まで滲み込む時間により判定した。
【0057】[剥離強度]上質紙上に粘着剤(東洋イン
キ(株)製、製品名BPS)を塗布し、標準粘着シート
として使用した。得られた剥離型感圧記録体(幅15m
m)を20℃、湿度65%の恒温恒湿器内で24時間放
置した後、重量2000gの圧着ローラーで標準粘着シ
ートに圧着し20℃、湿度65%の恒温恒湿器内で2時
間放置後、テンシロン(東洋ボールドウィン(株)社
製)で剥離角180°、剥離速度30cm/分の条件で連
続して引き剥したときの荷重を剥離強度として、表1に
結果を示した。
【0058】[残留接着率]得られた剥離型感圧記録体
(幅15mm)を20℃、湿度65%の恒温恒湿器内で2
4時間放置した後、重量2000gの圧着ローラーで標
準粘着シートに圧着し、20℃、湿度65%、圧力0.
1kg/cm2の条件下で24時間加圧した。標準粘着
シートを剥離型感圧記録体より剥した後、表面を良く磨
いた厚さ0.5mmのステンレス鋼板にはりつけ、重量
2000gの圧着ローラーで圧着し、20℃、湿度65
%の恒温恒湿器内で1時間放置後、テンシロンで剥離角
180°、剥離速度30cm/分の条件で連続して引き
剥したときの荷重を剥離強度として求める。次に、表面
を良く磨いた厚さ0.5mmのステンレス鋼板に標準粘
着シートをはりつけ、20℃、湿度65%、圧力0.1
kg/cm2の条件下で24時間加圧した。常圧に戻し
てから、重量2000gの圧着ローラーで圧着し20
℃、湿度65%の恒温恒湿器内で1時間放置後、テンシ
ロンで、剥離角180°、剥離速度30cm/分の条件
で連続して引き剥したときの荷重を剥離強度として求め
る。残留接着率R(%)は数1により求められる。剥離
型感圧記録体へ接触後の粘着シートの剥離強度=Aと
し、剥離型感圧記録体へ未接触の粘着シートの剥離強度
=Bとする。
【0059】
【数1】R=(A/B)×100
【0060】[ラブオフ]剥離型感圧記録体の剥離層を
指で強く擦り、剥離層のはがれを目視により判定し、剥
離層表面に変化が全くない場合をラブオフ良好とし○印
で、剥離層表面に剥がれがみられた場合にはラブオフ不
良として×印にて、ごくわずかに剥離層のはがれ見られ
た場合には△印で表わし、表1に結果を示した。
【0061】
【 表1】
【0062】評価・・実施例1〜8において得られた、
放射線照射により硬化したシリコーン樹脂層を有する剥
離型自己発色感圧記録シートは、いずれも平滑であり、
現行品の自己発色感圧記録シート(比較例1)に比較し
て、発色カブリの発生がなく、耐水性、耐油性、耐摩擦
性に優れており、発色性、発色濃度、発色速度に関して
も、現行品の自己発色感圧記録シートと比較して遜色の
ないものであった。また、複数枚重ねた場合の複写性に
ついても、同様に現行品の自己発色感圧記録シートと比
較して遜色のないものであった。粘着層と重ね合わせて
用いた場合においては、良好な剥離強度を有し、粘着層
側にシリコーンの移行の少ない剥離層を形成することが
できた。また、剥離面強度も強く、ラブオフしなかっ
た。
【0063】これに対して、比較として比較例2〜4で
得られた、熱硬化による剥離層、ラミネート層上での剥
離層形成、エマルジョンタイプの熱硬化による剥離層を
有する自己発色感圧記録シートは、剥離剤が記録層に染
み込んで発色性を阻害したり、剥離面の強度が弱く、ラ
ブオフを起こしたり、粘着層へ剥離成分が移行して残留
接着率を低下させるなど、記録特性、剥離特性ともに満
足できるレベルではなかった。比較例3で得られた溶融
ポリエチレンラミネート層を有する剥離型自己発色感圧
記録シートは耐水性、耐油性、耐摩擦性においては、現
行品の自己発色感圧記録シートに比べて優れているもの
の、発色性が低下しており、特に複数枚重ねて印字した
場合の複写枚数において、現行品あるいは実施例の剥離
型自己発色感圧記録シートと比べて劣っていた。
【0064】
【発明の効果】本発明は、自己発色感圧記録シート上
に、放射線照射により硬化したシリコーン樹脂による剥
離層を設けることにより、自己発色感圧記録シートに発
色カブリの発生をおこさせることなく、複写性、発色濃
度、発色速度などの発色特性を保持したまま耐水性、、
耐油性、耐摩擦性を与えることができる。自己発色型感
圧記録層上の剥離層は、保護被膜としての働きも兼ね備
え、有効な耐擦傷性、低周囲汚染性、塵発生抑制性を付
与することができる。また、本発明の物品は、表面が良
好な剥離特性を有することから、貼りつけ用伝票に用い
た場合でも剥離紙が不要で経済性が高く、記録濃度の高
い複写が得られ、連続伝票用、貼り付け伝票用、記録
用、無塵記録紙など多くの用途にもちいることができる
ものである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙またはフィルム支持体上に、発色剤を
    含有するマイクロカプセルと、顕色剤を、単層または積
    層状態に含有する記録層を形成してなる自己発色型感圧
    記録シートにおいて、該記録層上に放射線照射により硬
    化したシリコーン樹脂からなる剥離層を設けたことを特
    徴とする剥離型自己発色感圧記録シート。
  2. 【請求項2】 該放射線照射により硬化したシリコーン
    樹脂が、ポリジアルキルシロキサンの分子主鎖の末端、
    あるいは側鎖にアクリロイル基またはメタクリロイル基
    を導入したシリコーン樹脂を硬化したものであることを
    特徴とする請求項1記載の剥離型自己発色感圧記録シー
    ト。
  3. 【請求項3】 該放射線照射により硬化した剥離層中
    に有機あるいは無機顔料が含まれることを特徴とする請
    求項1記載の剥離型自己発色感圧記録シート。
  4. 【請求項4】 該記録層と剥離層の間に中間層が設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載の剥離型剥離型自己
    発色感圧記録シート。
  5. 【請求項5】 紙またはフィルム支持体上に、発色剤を
    含有するマイクロカプセルと、顕色剤を、単層または積
    層状態に含有する記録層上に、放射線硬化性シリコーン
    樹脂を塗布し、放射線照射により硬化することを特徴と
    する剥離型自己発色感圧記録シートの製造方法。
  6. 【請求項6】 該放射線照射が紫外線照射であることを
    特徴とする請求項5記載の剥離型自己発色感圧記録シー
    トの製造方法。
  7. 【請求項7】 該放射線照射が電子線照射であることを
    特徴とする請求項5記載の剥離型自己発色感圧記録シー
    トの製造方法。
  8. 【請求項8】 該放射線硬化性シリコーン樹脂が、垂直
    自由落下カーテンコーターにより塗布されることを特徴
    とする請求項5記載の剥離型自己発色感圧記録シートの
    製造方法。
  9. 【請求項9】 記録層上に放射線照射により硬化したシ
    リコーン樹脂からなる剥離層を設けた自己発色型感圧記
    録シートにおいて、記録層を有さない面に粘着層を設け
    た剥離型自己発色感圧記録ラベル。
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