JPH0587487B2 - - Google Patents
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- JPH0587487B2 JPH0587487B2 JP59268779A JP26877984A JPH0587487B2 JP H0587487 B2 JPH0587487 B2 JP H0587487B2 JP 59268779 A JP59268779 A JP 59268779A JP 26877984 A JP26877984 A JP 26877984A JP H0587487 B2 JPH0587487 B2 JP H0587487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- acetaminophene
- tablet
- tablets
- hydroxypropylcellulose
- Prior art date
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- Glanulating (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、乾式直接打錠法によりアセトアミノ
フエン含有錠剤を製造する方法に関し、更に詳述
すると、錠剤材料中に成型性の劣るアセトアミノ
フエン粉末が含まれていても打錠性よく、圧縮成
型性、硬度等の特性に優れたアセトアミノフエン
含有錠剤を製造する方法に関する。 従来の技術及び発明が解決しようとする課題 従来、成型性の劣るアセトアミノフエン粉末を
含む錠剤材料を用いて乾式直接打錠法により錠剤
を製造する場合、錠剤の圧縮成型性を高めるため
にポリエチレングリコール、ゼラチン、デキスト
リン、セルロース等の結合剤の微粉末を錠剤原料
に混合することが知られている(特公昭45−
15755号)。また、成型性の劣る粉末の成型性を高
めるため、微結晶化したセルロースを更に極微粉
化し、これを成型性の劣る粉末と練合して該粉末
に展延コーテイングすることも提案されている
(特公昭46−8718号)。 しかしながら、前者の方法は、結合剤微粉末を
多量に使用する必要があり、従つて製造工程やコ
スト、品質等の点で不利が生じるという問題があ
る。また、後者の方法は、セルロース極微粉の粉
末へのコーテイングが均一となり難く、従つて得
られた錠剤の品質にばらつきが生じるという問題
がある。 課題を解決するための手段及び作用 本発明者らは、上記事情に鑑み、成型性に劣る
アセトアミノフエン粉末の成型性を高めることに
つき種々検討を行つた結果、1〜15%(重量%、
以下同じ)濃度のヒドロキシプロピルセルロース
水溶液をアセトアミノフエン粉末の表面に上記ヒ
ドロキシプロピルセルロース量がアセトアミノフ
エン粉末量の0.1〜5%となるようにスプレーコ
ーテイングし、これを乾燥することにより、結合
剤としてのヒドロキシプロピルセルロースを少量
した用いない場合でもアセトアミノフエン粉末表
面にヒドロキシプロピルセルロースが均一にコー
テイングされ、成型性に優れた水溶性高分子物質
コーテイングアセトアミノフエン粉末が得られる
と共に、このコーテイングアセトアミノフエン粉
末を錠剤材料に混合し、これを乾式直接打錠法に
よつて打錠した場合、打錠性がよく、圧縮成型
性、硬度等の特性に優れた錠剤を得ることができ
ることを知見し、本発明をなすに至つたものであ
る。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 本発明に係る錠剤の製造方法は、1〜15%濃度
のヒドロキシプロピルセルロース水溶液をアセト
アミノフエン粉末の表面に上記ヒドロキシプロピ
ルセルロース量がアセトアミノフエン粉末量の
0.1〜5%となるようにスプレーコーテイングし、
これを乾燥してヒドロキシプロピルセルロースコ
ーテイングアセトアミノフエン粉末を得ると共
に、このコーテイングアセトアミノフエン粉末を
混合した錠剤材料を乾式直接打錠法により打錠し
てアセトアミノフエン含有錠剤を得るものであ
る。 また、上記ヒドロキシプロピルセルロースの水
溶液は、上述したようにヒドロキシプロピルセル
ロースの濃度を1〜15%とすることが必要であ
り、濃度が1%より低いとスプレー時間及び乾燥
時間が長時間必要となり、製造効率が低下すると
共に、コストも高くなる。また、濃度が10%より
高いと水溶液の粘度が高くなり、スプレー圧を高
くする必要が生じ、しかも粉末表面に均一にコー
テイングすることが困難になり、かつ二次凝集が
発生するのでこれを粉砕する工程が必要となり、
従つて製造工程が複雑になると共に、均一な品質
の錠剤を得ることが困難になる。なお、ヒドロキ
シプロピルセルロースのより好ましい濃度は1〜
5%である。 本発明は上述したヒドロキシプロピルセルロー
スの水溶液をアセトアミノフエン粉末にスプレー
し、このアセトアミノフエン粉末の表面にヒドロ
キシプロピルセルロースをコーテイングするもの
である。 なおこの場合、アセトアミノフエン粉末の平均
粒度は150μ〜840μとすることが好ましい。 アセトアミノフエン粉末へのヒドロキシプロピ
ルセルロースのコーテイング量は、上述したよう
にアセトアミノフエン粉末に対し0.1〜5%とす
ることが必要であり、コーテイング量が0.1%よ
り少ないと粉末の成型性が改善されず、また5%
より多いと錠剤の崩壊性が悪くなり、多量の崩壊
剤が必要となるため、コストが高くなる。なお、
コーテイング量のより好ましい範囲は1〜3%で
ある。 なお、アセトアミノフエン粉末にヒドロキシプ
ロピルセルロース水溶液をスプレーし、これを乾
燥する方法、条件に制限はなく、公知のスプレ
ー、乾燥方法、条件を採用できる。 本発明においては、上記ヒドロキシプロピルセ
ルロースをコーテイングしたアセトアミノフエン
粉末を他の錠剤材料と混合し、これを用いて通常
の装置、方法により乾式直接打錠法で錠剤を製造
するものである。 この場合、錠剤材料の他の成分に限定はなく、
賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、有効成分等を適宜配合
できる。 発明の効果 以上説明したように、本発明に係る錠剤の製造
方法によれば、錠剤材料中に成型性の劣るアセト
アミノフエン粉末が含まれていても、アセトアミ
ノフエン粉末の表面にヒドロキシプロピルセルロ
ースを被覆したことによりその成型性が向上し、
従つて打錠性に優れ、圧縮成型性、硬度等の良好
な特性を有するアセトアミノフエン含有錠剤を得
ることができる。しかも、本発明によれば、ヒド
ロキシプロピルセルロース(結合剤)を少量しか
使用しない場合でもアセトアミノフエン粉末表面
に均一にヒドロキシプロピルセルロースをコーテ
イングできるため、多量の結合剤使用に伴うコス
ト高、コーテイングの不均一性に伴なう錠剤品質
のばらつきといつた問題が生じない。 次に実施例及び比較例を示し、本発明を具体的
に説明する。 〔実施例1〜5、比較例1〜5〕 容量5の流動層造粒機に3Kgのアセトアミノ
フエン粉末を入れ、これに第1表に示す濃度でヒ
ドロキシプロピルセルロース(HPC)を1の
水に溶解した水溶液を吸気温度70℃、排気温度50
℃の条件でそれぞれスプレーコーテイングし、ヒ
ドロキシプロピルセルロースがコーテイングされ
た各アセトアミノフエン粉末A〜E(本発明品)
を得た。なお、ヒドロキシプロピルセルロースの
アセトアミノフエン粉末へのコーテイング量は第
1表に示す通りである。
フエン含有錠剤を製造する方法に関し、更に詳述
すると、錠剤材料中に成型性の劣るアセトアミノ
フエン粉末が含まれていても打錠性よく、圧縮成
型性、硬度等の特性に優れたアセトアミノフエン
含有錠剤を製造する方法に関する。 従来の技術及び発明が解決しようとする課題 従来、成型性の劣るアセトアミノフエン粉末を
含む錠剤材料を用いて乾式直接打錠法により錠剤
を製造する場合、錠剤の圧縮成型性を高めるため
にポリエチレングリコール、ゼラチン、デキスト
リン、セルロース等の結合剤の微粉末を錠剤原料
に混合することが知られている(特公昭45−
15755号)。また、成型性の劣る粉末の成型性を高
めるため、微結晶化したセルロースを更に極微粉
化し、これを成型性の劣る粉末と練合して該粉末
に展延コーテイングすることも提案されている
(特公昭46−8718号)。 しかしながら、前者の方法は、結合剤微粉末を
多量に使用する必要があり、従つて製造工程やコ
スト、品質等の点で不利が生じるという問題があ
る。また、後者の方法は、セルロース極微粉の粉
末へのコーテイングが均一となり難く、従つて得
られた錠剤の品質にばらつきが生じるという問題
がある。 課題を解決するための手段及び作用 本発明者らは、上記事情に鑑み、成型性に劣る
アセトアミノフエン粉末の成型性を高めることに
つき種々検討を行つた結果、1〜15%(重量%、
以下同じ)濃度のヒドロキシプロピルセルロース
水溶液をアセトアミノフエン粉末の表面に上記ヒ
ドロキシプロピルセルロース量がアセトアミノフ
エン粉末量の0.1〜5%となるようにスプレーコ
ーテイングし、これを乾燥することにより、結合
剤としてのヒドロキシプロピルセルロースを少量
した用いない場合でもアセトアミノフエン粉末表
面にヒドロキシプロピルセルロースが均一にコー
テイングされ、成型性に優れた水溶性高分子物質
コーテイングアセトアミノフエン粉末が得られる
と共に、このコーテイングアセトアミノフエン粉
末を錠剤材料に混合し、これを乾式直接打錠法に
よつて打錠した場合、打錠性がよく、圧縮成型
性、硬度等の特性に優れた錠剤を得ることができ
ることを知見し、本発明をなすに至つたものであ
る。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 本発明に係る錠剤の製造方法は、1〜15%濃度
のヒドロキシプロピルセルロース水溶液をアセト
アミノフエン粉末の表面に上記ヒドロキシプロピ
ルセルロース量がアセトアミノフエン粉末量の
0.1〜5%となるようにスプレーコーテイングし、
これを乾燥してヒドロキシプロピルセルロースコ
ーテイングアセトアミノフエン粉末を得ると共
に、このコーテイングアセトアミノフエン粉末を
混合した錠剤材料を乾式直接打錠法により打錠し
てアセトアミノフエン含有錠剤を得るものであ
る。 また、上記ヒドロキシプロピルセルロースの水
溶液は、上述したようにヒドロキシプロピルセル
ロースの濃度を1〜15%とすることが必要であ
り、濃度が1%より低いとスプレー時間及び乾燥
時間が長時間必要となり、製造効率が低下すると
共に、コストも高くなる。また、濃度が10%より
高いと水溶液の粘度が高くなり、スプレー圧を高
くする必要が生じ、しかも粉末表面に均一にコー
テイングすることが困難になり、かつ二次凝集が
発生するのでこれを粉砕する工程が必要となり、
従つて製造工程が複雑になると共に、均一な品質
の錠剤を得ることが困難になる。なお、ヒドロキ
シプロピルセルロースのより好ましい濃度は1〜
5%である。 本発明は上述したヒドロキシプロピルセルロー
スの水溶液をアセトアミノフエン粉末にスプレー
し、このアセトアミノフエン粉末の表面にヒドロ
キシプロピルセルロースをコーテイングするもの
である。 なおこの場合、アセトアミノフエン粉末の平均
粒度は150μ〜840μとすることが好ましい。 アセトアミノフエン粉末へのヒドロキシプロピ
ルセルロースのコーテイング量は、上述したよう
にアセトアミノフエン粉末に対し0.1〜5%とす
ることが必要であり、コーテイング量が0.1%よ
り少ないと粉末の成型性が改善されず、また5%
より多いと錠剤の崩壊性が悪くなり、多量の崩壊
剤が必要となるため、コストが高くなる。なお、
コーテイング量のより好ましい範囲は1〜3%で
ある。 なお、アセトアミノフエン粉末にヒドロキシプ
ロピルセルロース水溶液をスプレーし、これを乾
燥する方法、条件に制限はなく、公知のスプレ
ー、乾燥方法、条件を採用できる。 本発明においては、上記ヒドロキシプロピルセ
ルロースをコーテイングしたアセトアミノフエン
粉末を他の錠剤材料と混合し、これを用いて通常
の装置、方法により乾式直接打錠法で錠剤を製造
するものである。 この場合、錠剤材料の他の成分に限定はなく、
賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、有効成分等を適宜配合
できる。 発明の効果 以上説明したように、本発明に係る錠剤の製造
方法によれば、錠剤材料中に成型性の劣るアセト
アミノフエン粉末が含まれていても、アセトアミ
ノフエン粉末の表面にヒドロキシプロピルセルロ
ースを被覆したことによりその成型性が向上し、
従つて打錠性に優れ、圧縮成型性、硬度等の良好
な特性を有するアセトアミノフエン含有錠剤を得
ることができる。しかも、本発明によれば、ヒド
ロキシプロピルセルロース(結合剤)を少量しか
使用しない場合でもアセトアミノフエン粉末表面
に均一にヒドロキシプロピルセルロースをコーテ
イングできるため、多量の結合剤使用に伴うコス
ト高、コーテイングの不均一性に伴なう錠剤品質
のばらつきといつた問題が生じない。 次に実施例及び比較例を示し、本発明を具体的
に説明する。 〔実施例1〜5、比較例1〜5〕 容量5の流動層造粒機に3Kgのアセトアミノ
フエン粉末を入れ、これに第1表に示す濃度でヒ
ドロキシプロピルセルロース(HPC)を1の
水に溶解した水溶液を吸気温度70℃、排気温度50
℃の条件でそれぞれスプレーコーテイングし、ヒ
ドロキシプロピルセルロースがコーテイングされ
た各アセトアミノフエン粉末A〜E(本発明品)
を得た。なお、ヒドロキシプロピルセルロースの
アセトアミノフエン粉末へのコーテイング量は第
1表に示す通りである。
【表】
次に、上記粉末A〜Eをそれぞれ下記成分と均
一に混合して各錠剤材料を得た後、この材料を乾
式直接打錠法により打錠して実施例1〜5の錠剤
を製造し、これら錠剤の硬度及びキヤツピング率
を下記方法で調べた。また、比較のためアセトア
ミノフエン粉末にヒドロキシプロピルセルロース
をコーテイングせず、アセトアミノフエン粉末に
対して第2表に示す混合量でヒドロキシプロピル
セルロース粉末を単に混合する以外は実施例1〜
5と同様の方法でそれぞれ比較例1〜5の錠剤を
製造し、同様に錠剤硬度及びキヤツピング率を調
べた。更に、ヒドロキシプロピルセルロースをア
セトアミノフエン粉末にコーテイングせず、また
これを混合しない対照例の錠剤を同様に製造し、
同様の測定を行つた。結果を第2表に示す。成分 アセトアミノフエン+ 29.3% ヒドロキシプロピルセルロース アスピリン 47.9〃 カフエイン 11.5〃 ステアリン酸マグネシウム 0.2〃コーンスターチ 11.1〃 計 100.0〃 硬度・キヤツピング率測定法 (1) 硬度:錠剤破壊強度測定機 (2) キヤツピング率:錠剤摩損度試験機、10個、
5分間
一に混合して各錠剤材料を得た後、この材料を乾
式直接打錠法により打錠して実施例1〜5の錠剤
を製造し、これら錠剤の硬度及びキヤツピング率
を下記方法で調べた。また、比較のためアセトア
ミノフエン粉末にヒドロキシプロピルセルロース
をコーテイングせず、アセトアミノフエン粉末に
対して第2表に示す混合量でヒドロキシプロピル
セルロース粉末を単に混合する以外は実施例1〜
5と同様の方法でそれぞれ比較例1〜5の錠剤を
製造し、同様に錠剤硬度及びキヤツピング率を調
べた。更に、ヒドロキシプロピルセルロースをア
セトアミノフエン粉末にコーテイングせず、また
これを混合しない対照例の錠剤を同様に製造し、
同様の測定を行つた。結果を第2表に示す。成分 アセトアミノフエン+ 29.3% ヒドロキシプロピルセルロース アスピリン 47.9〃 カフエイン 11.5〃 ステアリン酸マグネシウム 0.2〃コーンスターチ 11.1〃 計 100.0〃 硬度・キヤツピング率測定法 (1) 硬度:錠剤破壊強度測定機 (2) キヤツピング率:錠剤摩損度試験機、10個、
5分間
容量5の流動層造粒機に3Kgのアセトアミノ
フエン粉末を入れ、これに60gのヒドロキシプロ
ピルセルロースを1の水に溶解した水溶液(ヒ
ドロキシプロピルセルロース濃度6%)を吸気温
度70℃、排気温度50℃の条件でスプレーコーテイ
ングし、アセトアミノフエンの重量に対して2%
のヒドロキシプロピルセルロースをコーテイング
した粉末を得た。 次に、上記粉末1.53Kg、アスピリン2.5Kg、カ
フエイン0.6Kg、スターチ等の賦形剤0.58Kg及び
ステアリン酸マグネシウム0.01Kgを均一に混合し
て錠剤材料を得た後、この材料を乾式直接打錠法
により打錠して錠剤を製造した。 上記実施例6の錠剤は、圧縮成型性に優れ、か
つ硬度が適度なものであつた。 次に、アセトアミノフエン粉末をコーテイング
する水溶性高分子物質としてヒドロキシプロピル
セルロースを用いた場合の効果を他の水溶性高分
子物質を用いた場合と比較した実験例を示す。 〔実験例〕 容量5の流動造粒機に3Kgのアセトアミノフ
エン粉末(平均粒径500μm)を入れ、これに実
施例1〜5と同様の方法で第3表に示す各種の水
溶性高分子物質をアセトアミノフエンに対して
0.1〜5%噴霧したものを下記成分と混合し、こ
れを直径11mm、打錠圧1.5tで打錠し、得られた錠
剤の硬度とキヤツピング率を実施例1〜5と同様
にして測定した。結果を第3表に示す。 成分 アセトアミノフエン+ 30% 水溶性高分子物質 無水カフエイン 10〃 結晶セルロース 44〃 コーンスターチ 15〃ステアリン酸マグネシウム 1〃 計 100.0%
フエン粉末を入れ、これに60gのヒドロキシプロ
ピルセルロースを1の水に溶解した水溶液(ヒ
ドロキシプロピルセルロース濃度6%)を吸気温
度70℃、排気温度50℃の条件でスプレーコーテイ
ングし、アセトアミノフエンの重量に対して2%
のヒドロキシプロピルセルロースをコーテイング
した粉末を得た。 次に、上記粉末1.53Kg、アスピリン2.5Kg、カ
フエイン0.6Kg、スターチ等の賦形剤0.58Kg及び
ステアリン酸マグネシウム0.01Kgを均一に混合し
て錠剤材料を得た後、この材料を乾式直接打錠法
により打錠して錠剤を製造した。 上記実施例6の錠剤は、圧縮成型性に優れ、か
つ硬度が適度なものであつた。 次に、アセトアミノフエン粉末をコーテイング
する水溶性高分子物質としてヒドロキシプロピル
セルロースを用いた場合の効果を他の水溶性高分
子物質を用いた場合と比較した実験例を示す。 〔実験例〕 容量5の流動造粒機に3Kgのアセトアミノフ
エン粉末(平均粒径500μm)を入れ、これに実
施例1〜5と同様の方法で第3表に示す各種の水
溶性高分子物質をアセトアミノフエンに対して
0.1〜5%噴霧したものを下記成分と混合し、こ
れを直径11mm、打錠圧1.5tで打錠し、得られた錠
剤の硬度とキヤツピング率を実施例1〜5と同様
にして測定した。結果を第3表に示す。 成分 アセトアミノフエン+ 30% 水溶性高分子物質 無水カフエイン 10〃 結晶セルロース 44〃 コーンスターチ 15〃ステアリン酸マグネシウム 1〃 計 100.0%
【表】
【表】
第3表の結果から明らかなように、アセトアミ
ノフエンをコーテイングする水溶性高分子物質と
しては、アセトアミノフエン含有錠剤のキヤツピ
ング発生率及び硬度の点からヒドロキシプロピル
セルロースの効果が最も顕著であることが認めら
れる。これに対し、他の水溶性高分子物質は低コ
ーテイング量では効果がなく、そのコーテイング
量を増すことによつてキヤツピング発生率が減少
するが、コーテイング量を増やしてキヤツピング
の発生をなくすためには、高濃度で従つて高粘度
の水溶性高分子物質水溶液を調製する必要が生
じ、スプレー操作性等の点で問題が生じたり、実
際上、高濃度での水溶性調整が困難である(特に
アラビアゴムやカルボキシメチルセルロースナト
リウム)という問題を生じる。また、低濃度で従
つて低粘度の水溶液を使用して繰り返しコーテイ
ングすることも考えられるが、この方法は製造時
間が長くなるためコスト高となる。 なお、ゼラチンは温度依存性があり、長時間高
温の溶液とすると、加水分解し、冷却するとゲル
化を起こすことから確実なフイルムコーテイング
ができないので、実際的ではない。従つて、ヒド
ロキシプロピルセルロースが最も適切であること
が認められる。
ノフエンをコーテイングする水溶性高分子物質と
しては、アセトアミノフエン含有錠剤のキヤツピ
ング発生率及び硬度の点からヒドロキシプロピル
セルロースの効果が最も顕著であることが認めら
れる。これに対し、他の水溶性高分子物質は低コ
ーテイング量では効果がなく、そのコーテイング
量を増すことによつてキヤツピング発生率が減少
するが、コーテイング量を増やしてキヤツピング
の発生をなくすためには、高濃度で従つて高粘度
の水溶性高分子物質水溶液を調製する必要が生
じ、スプレー操作性等の点で問題が生じたり、実
際上、高濃度での水溶性調整が困難である(特に
アラビアゴムやカルボキシメチルセルロースナト
リウム)という問題を生じる。また、低濃度で従
つて低粘度の水溶液を使用して繰り返しコーテイ
ングすることも考えられるが、この方法は製造時
間が長くなるためコスト高となる。 なお、ゼラチンは温度依存性があり、長時間高
温の溶液とすると、加水分解し、冷却するとゲル
化を起こすことから確実なフイルムコーテイング
ができないので、実際的ではない。従つて、ヒド
ロキシプロピルセルロースが最も適切であること
が認められる。
Claims (1)
- 1 1〜15重量%濃度のヒドロキシプロピルセル
ロース水溶液をアセトアミノフエン粉末の表面に
ヒドロキシプロピルセルロース量がアセトアミノ
フエン粉末量の0.1〜5重量%となるようにスプ
レーコーテイングし、これを乾燥してヒドロキシ
プロピルセルロースコーテイングアセトアミノフ
エン粉末を得ると共に、このコーテイングアセト
アミノフエン粉末を混合した錠剤材料を乾式直接
打錠法により打錠して錠剤を得ることを特徴とす
るアセトアミノフエン含有錠剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26877984A JPS61145111A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | アセトアミノフェン含有錠剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26877984A JPS61145111A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | アセトアミノフェン含有錠剤の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61145111A JPS61145111A (ja) | 1986-07-02 |
| JPH0587487B2 true JPH0587487B2 (ja) | 1993-12-16 |
Family
ID=17463170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26877984A Granted JPS61145111A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | アセトアミノフェン含有錠剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61145111A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0587383A1 (en) * | 1992-09-10 | 1994-03-16 | Halliburton Company | A method of making a cement agglomeration. |
| JP5576606B2 (ja) * | 2005-05-18 | 2014-08-20 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 微生物の腸内投与用組成物 |
| CN109069455B (zh) * | 2016-05-10 | 2020-10-09 | 日本脏器制药株式会社 | 对乙酰氨基酚制剂的制造方法 |
| JP2019182758A (ja) * | 2018-04-04 | 2019-10-24 | アリメント工業株式会社 | キャッピング抑制被覆粉末及び該キャッピング抑制被覆粉末を含有する錠剤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5759803A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-10 | Takeda Chem Ind Ltd | Granule of l-sodium ascorbate, its preparation, and tablet comprising it |
| AR226763A1 (es) * | 1980-12-22 | 1982-08-13 | Monsanto Co | Metodo de preparacion de una granulacion analgesica de acetaminofeno |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP26877984A patent/JPS61145111A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61145111A (ja) | 1986-07-02 |
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