JPH058921B2 - - Google Patents
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- JPH058921B2 JPH058921B2 JP60252488A JP25248885A JPH058921B2 JP H058921 B2 JPH058921 B2 JP H058921B2 JP 60252488 A JP60252488 A JP 60252488A JP 25248885 A JP25248885 A JP 25248885A JP H058921 B2 JPH058921 B2 JP H058921B2
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- Japan
- Prior art keywords
- water
- gel
- aqueous
- aqueous gel
- acetoacetylated
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は水性ゲルの製造方法に関する。さらに
詳しくは、常温で製造することができ、透明性が
よく、低温および高温のいずれでも離水性がきわ
めて小さい水性ゲルの製造方法に関する。 [従来の技術およびその問題点] 水中に数パーセントの寒天を入れ、加熱溶解し
て水溶液としたのち、冷却すると、プリン状にゲ
ル化して水性ゲルがえられる。このほかゼラチ
ン、アルギン酸、カラギーナンなども同様にして
ゲル化することにより水性ゲルがえられる。 これらの天然物のゲルは、加熱溶解する工程が
必要であり、しかもえられたゲルがもろく、軟弱
であり、透明性がきわめてわるいという欠点があ
る。またゼラチンには、にかわ臭を発生するとい
う難点がある。また、ポリビニルアルコール水溶
液へ硼酸や硼砂を加えると、水性ゲルがえられる
が、きわめて軟弱であり、凍結して融解したり、
高温で長時間保持したり、凍結および高温への加
熱を繰返したりすると離水が発生するという欠点
がある。またゲル化が部分的に起こりやすく、均
一な水性ゲルがえられにくいという製造上の欠点
がある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者は前記問題点を解決するあめに鋭意水
性ゲルの研究を行なつた結果、各種の水溶性高分
子化合物のアセトアセチル化物の水溶液が、特定
の架橋剤によつて常温で速やかにゲル化し、透明
な水性ゲルが発生することを見出し、本発明を完
成するに至つた。 すなわち、本発明はアセトアセチル化した水溶
性高分子化合物、ポリエチレンイミン、アミノシ
ラン化合物およびヒドラジツド基を有する化合物
から選ばれた1種または2種以上の架橋剤、なら
びに水を混合して架橋ゲル化することを特徴とす
る水性ゲルの製造方法に関する。 本発明で用いられるアセトアセチル化した水溶
性高分子化合物としては、ポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、デンプンなどの水溶性高分
子化合物をアセトアセチル化したものである。 これらは単独でまたは組合せて用いることがで
きる。 水溶性高分子化合物をアセトアセチル化する方
法としては、ポリビニルアルコールを例にとつて
説明すると、ポリビニルアルコールを酢酸溶媒中
に分散させておき、これに式: で示されるジケテンを添加する方法、ポリビニル
アルコールをジメチルホルムアルデヒドやジオキ
サンなどの溶媒にあらかじめ溶解しておき、これ
にジケテンを添加する方法、ポリビニルアルコー
ルにジケテンガスまたは液状ジケテンを直接接触
させる方法がある。 アセトアセチル化水溶性高分子化合物のアセト
アセチル化度は1〜15モル%、好ましくは2〜12
モル%の範囲が適当である。かかるアセトアセチ
ル化度が1モル%未満では架橋反応が進行しにく
いため水性ゲルがえられにくく、15モル%を超え
ると水溶性高分子化合物の種類によつては水に溶
けにくくなる。 本発明で用いられる架橋剤としては、ポリエチ
レンイミン、アミノシラン化合物およびヒドラジ
ツド基を有する化合物があげられる。これらは単
独でまたは組合せて用いられる。 本発明で用いられるポリエチレンイミンとして
は、一般式: (式中、R1,R2およびR3はそれぞれ水素原子
またはCH2CH2NH2,XおよびYは整数を示す)
で表わされ、分子量が100〜100000のポリエチレ
ンイミン、またアミノシラン化合物としては、N
−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシ
シランなどのアミノシラン化合物が好適である。 本発明で用いられるヒドラジツド基を有する化
合物としては、ジヒドラジツド化合物ないしポリ
ヒドラジツド化合物が適しており、たとえばヒド
ラジツド化合物、ジヒドラジツド化合物のギ酸、
シユウ酸などの有機塩類、ジヒドラジツド化合物
のメチル、エチル、プロピル、ブチル、アリルな
どの一置換体、1,1−ジメチル、1,1−ジエ
チル、4−n−ブチル−メチルなどの非対称二置
換体ならびに1,2−ジメチル、1,2−ジエチ
ル、1,2−ジイソプロピルなどの対称二置換体
などがあげられる。ことに好適なヒドラジツド基
含有化合物は、カルボジヒドラジド、シユウ酸ジ
ヒドラジド、マロン酸ジヒドラジド、コハク酸ジ
ヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバチン
酸ジヒドラジド、ドデカン二酸ジヒドラジド、イ
ソフタル酸ジヒドラジド、テレフタル酸ジヒドラ
ジド、グリコリツク酸ジヒドラジド、ポリアクリ
ル酸ヒドラジドなどである。 分子内にアセトアセチル基を有する水溶性高分
子化合物と、ポリエチレンイミンとは、推測では
あるが下式のごとき反応機構により架橋構造を形
成し、水を包含してゲル化し、水性ゲルを生成す
る。 分子内にアセトアセチル基を有する水溶性高分
子化合物と、ヒドラジツド基含有化合物とは、推
測ではあるが下式のごとき反応機構により架橋構
造を形成し、前記と同様にして水性ゲルを生成す
る。 以上の反応は、いずれも加熱する必要がまつた
くなく、室温で速やかに進行して透明な水性ゲル
を生成する。 本発明の製造方法による水性ゲルには、目的に
応じて着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、PH調
整剤などを包含させることができる。 これらの反応は室温で、早いばあいには2〜3
秒間で進行し、水性ゲルが生成する。勿論、アセ
トアセチル化高分子化合物の種類のアセトアセチ
ル化度、架橋剤の種類や使用割合、両者の溶液濃
度、PHなどを調節することによりゲル化時間を自
由に調節することができる。 このほか、粉末状のアセトアセチル化高分子化
合物と、粉末状の架橋剤を混合しておき、必要な
ときに適量の水を加えて攪拌溶解することによ
り、水性ゲルを製造することができる。またいず
れか一方が水溶液のばあいでも、両者を混合攪拌
するだけで水性ゲルを製造することができる。 本発明の製造方法によれば、寒天やカラギーナ
ンのごとく、加熱溶解したのち冷却してゲル化さ
せるという工程を必要とせず、常温で単に攪拌混
合するだけで、無臭、強靱でかつ弾性のあつ透明
な水性ゲルがえられ、凍結融解しても、高温に保
存しても、あるいは高温、凍結を繰返しても離水
しないというすぐれた水性ゲルがえられる。 なお、えられる水性ゲルの硬さは、架橋剤の種
類や使用割合、両者の溶液濃度、PHなどを調整す
ることにより、流動性のあるソフトなものから、
強靱で弾性のあるハードなものまで広範囲にコン
トロールすることができる。したがつて、本発明
の製造方法によつてえられた水性ゲルは、緩衝
剤、賦形剤、パツプ剤、防音材、断熱材、細菌の
培地、商品のウインド見本などの幅広い用途に用
いることができる。 実施例と比較例をあげて本発明を説明する。 実施例 1 アセトアセチル化度5.5モル%、ケン化度99モ
ル%、重合度1100のアセトアセチル化ポリビニル
アルコールの10%水溶液90重量部に対して、N−
β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメト
キシシランの10%水溶液10重量部を添加し、室温
にて攪拌混合し、100mm×100mm×25mmの容器に流
し込んだところ、透明性のすぐれた水性ゲルがえ
られた。 このとき、ゲル化前の溶液のPHは9.3、ゲル化
時間は2分間であつた。またこのゲルを室温に1
週間放置後のゲルに対する針入深さは3mm
(200g/cm2の静荷重)であつた。さらに、このゲ
ルを−20℃の冷凍室に24時間放置して凍結後、室
温に解凍したところ、離水はまつたくなかつた。
また、このゲルを、70℃の恒温機中に24時間放置
したところ、離水はまつたくなかつた。 〔試験方法〕 (イ) ゲル化時間 室温(25℃)で、架橋剤を添加混合後、混合液
の粘度がBL型粘度計で500〜1000cp(攪拌不可の
領域)にいたるまでの時間。 (ロ) 透明性 肉眼判定 ○:透 明 △:半透明 ×:不透明 (ハ) 針入深さ 直径4mmのプローブに200g/cm2の静荷重を加
えたときのプローブのゲル中への針入深さ(架橋
剤添加混合1週間後) (ニ) 離水 ゲル100gを密閉した状態で所定の条件下に放
置後、分離した水の重量を測定し、最初のゲル重
量に対する百万率で表わす。 (i) 凍融離水 −20℃の冷凍室に24時間放置して凍結後、室温
で解凍後の離水率(%) (ii) 高温離水 70℃の恒温機中に24時間放置後の離水率(%) 実施例2〜4および比較例1〜6 下記のアセトアセチル化水溶性高分子化合物の
水溶液と、下記の架橋剤水溶液とを第1表のごと
く組合せて用いたほかは実施例1と同様にして水
性ゲルをえた。えられた水性ゲルの物性は第1表
に示すとおりであつた。 (アセトアセチル化水溶性高分子化合物の水溶
液) AA化 PVA (アセトアセチル化度5.5モル%、
ケン化度99モル%、重合度1100のアセトアセ
チル化ポリビニルアルコールの10%水溶液) AA化 HEC (アセトアセチル化度4.1モル%
のアセトアセチル化ヒドロキシエチルセルロ
ースの2%水溶液) AA化 MC (アセトアセチル化度5.2モル%の
アセトアセチル化メチルセルロースの2%水
溶液) AA化 CMC (アセトアセチル化度3.8モル%
のアセトアセチル化カルボキシメチルセルロ
ースの2%水溶液) AA化デンプン (アセトアセチル化度4.3モル%
の可溶化デンプンの5%水溶液) 〔架橋剤の水溶液〕 AEAPTMS 〔N−β(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシランの10%水溶
液〕 GX (グリオキザールの10%水溶液) COHD (カルボキシヒドラジツドの5%水溶
液) PPGGE (ポリプロピレングリコールグリシジ
ルエーテルの10%水溶液) Bt化ME (ブチル化メラミン樹脂の10%水溶
液) TAT 〔ジ−n−ブトキシビス(トリエタノー
ルアミン)チタネートの10%水溶液〕 TLA (チタニウムラクテートの10%水溶液)
詳しくは、常温で製造することができ、透明性が
よく、低温および高温のいずれでも離水性がきわ
めて小さい水性ゲルの製造方法に関する。 [従来の技術およびその問題点] 水中に数パーセントの寒天を入れ、加熱溶解し
て水溶液としたのち、冷却すると、プリン状にゲ
ル化して水性ゲルがえられる。このほかゼラチ
ン、アルギン酸、カラギーナンなども同様にして
ゲル化することにより水性ゲルがえられる。 これらの天然物のゲルは、加熱溶解する工程が
必要であり、しかもえられたゲルがもろく、軟弱
であり、透明性がきわめてわるいという欠点があ
る。またゼラチンには、にかわ臭を発生するとい
う難点がある。また、ポリビニルアルコール水溶
液へ硼酸や硼砂を加えると、水性ゲルがえられる
が、きわめて軟弱であり、凍結して融解したり、
高温で長時間保持したり、凍結および高温への加
熱を繰返したりすると離水が発生するという欠点
がある。またゲル化が部分的に起こりやすく、均
一な水性ゲルがえられにくいという製造上の欠点
がある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者は前記問題点を解決するあめに鋭意水
性ゲルの研究を行なつた結果、各種の水溶性高分
子化合物のアセトアセチル化物の水溶液が、特定
の架橋剤によつて常温で速やかにゲル化し、透明
な水性ゲルが発生することを見出し、本発明を完
成するに至つた。 すなわち、本発明はアセトアセチル化した水溶
性高分子化合物、ポリエチレンイミン、アミノシ
ラン化合物およびヒドラジツド基を有する化合物
から選ばれた1種または2種以上の架橋剤、なら
びに水を混合して架橋ゲル化することを特徴とす
る水性ゲルの製造方法に関する。 本発明で用いられるアセトアセチル化した水溶
性高分子化合物としては、ポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、デンプンなどの水溶性高分
子化合物をアセトアセチル化したものである。 これらは単独でまたは組合せて用いることがで
きる。 水溶性高分子化合物をアセトアセチル化する方
法としては、ポリビニルアルコールを例にとつて
説明すると、ポリビニルアルコールを酢酸溶媒中
に分散させておき、これに式: で示されるジケテンを添加する方法、ポリビニル
アルコールをジメチルホルムアルデヒドやジオキ
サンなどの溶媒にあらかじめ溶解しておき、これ
にジケテンを添加する方法、ポリビニルアルコー
ルにジケテンガスまたは液状ジケテンを直接接触
させる方法がある。 アセトアセチル化水溶性高分子化合物のアセト
アセチル化度は1〜15モル%、好ましくは2〜12
モル%の範囲が適当である。かかるアセトアセチ
ル化度が1モル%未満では架橋反応が進行しにく
いため水性ゲルがえられにくく、15モル%を超え
ると水溶性高分子化合物の種類によつては水に溶
けにくくなる。 本発明で用いられる架橋剤としては、ポリエチ
レンイミン、アミノシラン化合物およびヒドラジ
ツド基を有する化合物があげられる。これらは単
独でまたは組合せて用いられる。 本発明で用いられるポリエチレンイミンとして
は、一般式: (式中、R1,R2およびR3はそれぞれ水素原子
またはCH2CH2NH2,XおよびYは整数を示す)
で表わされ、分子量が100〜100000のポリエチレ
ンイミン、またアミノシラン化合物としては、N
−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシ
シランなどのアミノシラン化合物が好適である。 本発明で用いられるヒドラジツド基を有する化
合物としては、ジヒドラジツド化合物ないしポリ
ヒドラジツド化合物が適しており、たとえばヒド
ラジツド化合物、ジヒドラジツド化合物のギ酸、
シユウ酸などの有機塩類、ジヒドラジツド化合物
のメチル、エチル、プロピル、ブチル、アリルな
どの一置換体、1,1−ジメチル、1,1−ジエ
チル、4−n−ブチル−メチルなどの非対称二置
換体ならびに1,2−ジメチル、1,2−ジエチ
ル、1,2−ジイソプロピルなどの対称二置換体
などがあげられる。ことに好適なヒドラジツド基
含有化合物は、カルボジヒドラジド、シユウ酸ジ
ヒドラジド、マロン酸ジヒドラジド、コハク酸ジ
ヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、セバチン
酸ジヒドラジド、ドデカン二酸ジヒドラジド、イ
ソフタル酸ジヒドラジド、テレフタル酸ジヒドラ
ジド、グリコリツク酸ジヒドラジド、ポリアクリ
ル酸ヒドラジドなどである。 分子内にアセトアセチル基を有する水溶性高分
子化合物と、ポリエチレンイミンとは、推測では
あるが下式のごとき反応機構により架橋構造を形
成し、水を包含してゲル化し、水性ゲルを生成す
る。 分子内にアセトアセチル基を有する水溶性高分
子化合物と、ヒドラジツド基含有化合物とは、推
測ではあるが下式のごとき反応機構により架橋構
造を形成し、前記と同様にして水性ゲルを生成す
る。 以上の反応は、いずれも加熱する必要がまつた
くなく、室温で速やかに進行して透明な水性ゲル
を生成する。 本発明の製造方法による水性ゲルには、目的に
応じて着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、PH調
整剤などを包含させることができる。 これらの反応は室温で、早いばあいには2〜3
秒間で進行し、水性ゲルが生成する。勿論、アセ
トアセチル化高分子化合物の種類のアセトアセチ
ル化度、架橋剤の種類や使用割合、両者の溶液濃
度、PHなどを調節することによりゲル化時間を自
由に調節することができる。 このほか、粉末状のアセトアセチル化高分子化
合物と、粉末状の架橋剤を混合しておき、必要な
ときに適量の水を加えて攪拌溶解することによ
り、水性ゲルを製造することができる。またいず
れか一方が水溶液のばあいでも、両者を混合攪拌
するだけで水性ゲルを製造することができる。 本発明の製造方法によれば、寒天やカラギーナ
ンのごとく、加熱溶解したのち冷却してゲル化さ
せるという工程を必要とせず、常温で単に攪拌混
合するだけで、無臭、強靱でかつ弾性のあつ透明
な水性ゲルがえられ、凍結融解しても、高温に保
存しても、あるいは高温、凍結を繰返しても離水
しないというすぐれた水性ゲルがえられる。 なお、えられる水性ゲルの硬さは、架橋剤の種
類や使用割合、両者の溶液濃度、PHなどを調整す
ることにより、流動性のあるソフトなものから、
強靱で弾性のあるハードなものまで広範囲にコン
トロールすることができる。したがつて、本発明
の製造方法によつてえられた水性ゲルは、緩衝
剤、賦形剤、パツプ剤、防音材、断熱材、細菌の
培地、商品のウインド見本などの幅広い用途に用
いることができる。 実施例と比較例をあげて本発明を説明する。 実施例 1 アセトアセチル化度5.5モル%、ケン化度99モ
ル%、重合度1100のアセトアセチル化ポリビニル
アルコールの10%水溶液90重量部に対して、N−
β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメト
キシシランの10%水溶液10重量部を添加し、室温
にて攪拌混合し、100mm×100mm×25mmの容器に流
し込んだところ、透明性のすぐれた水性ゲルがえ
られた。 このとき、ゲル化前の溶液のPHは9.3、ゲル化
時間は2分間であつた。またこのゲルを室温に1
週間放置後のゲルに対する針入深さは3mm
(200g/cm2の静荷重)であつた。さらに、このゲ
ルを−20℃の冷凍室に24時間放置して凍結後、室
温に解凍したところ、離水はまつたくなかつた。
また、このゲルを、70℃の恒温機中に24時間放置
したところ、離水はまつたくなかつた。 〔試験方法〕 (イ) ゲル化時間 室温(25℃)で、架橋剤を添加混合後、混合液
の粘度がBL型粘度計で500〜1000cp(攪拌不可の
領域)にいたるまでの時間。 (ロ) 透明性 肉眼判定 ○:透 明 △:半透明 ×:不透明 (ハ) 針入深さ 直径4mmのプローブに200g/cm2の静荷重を加
えたときのプローブのゲル中への針入深さ(架橋
剤添加混合1週間後) (ニ) 離水 ゲル100gを密閉した状態で所定の条件下に放
置後、分離した水の重量を測定し、最初のゲル重
量に対する百万率で表わす。 (i) 凍融離水 −20℃の冷凍室に24時間放置して凍結後、室温
で解凍後の離水率(%) (ii) 高温離水 70℃の恒温機中に24時間放置後の離水率(%) 実施例2〜4および比較例1〜6 下記のアセトアセチル化水溶性高分子化合物の
水溶液と、下記の架橋剤水溶液とを第1表のごと
く組合せて用いたほかは実施例1と同様にして水
性ゲルをえた。えられた水性ゲルの物性は第1表
に示すとおりであつた。 (アセトアセチル化水溶性高分子化合物の水溶
液) AA化 PVA (アセトアセチル化度5.5モル%、
ケン化度99モル%、重合度1100のアセトアセ
チル化ポリビニルアルコールの10%水溶液) AA化 HEC (アセトアセチル化度4.1モル%
のアセトアセチル化ヒドロキシエチルセルロ
ースの2%水溶液) AA化 MC (アセトアセチル化度5.2モル%の
アセトアセチル化メチルセルロースの2%水
溶液) AA化 CMC (アセトアセチル化度3.8モル%
のアセトアセチル化カルボキシメチルセルロ
ースの2%水溶液) AA化デンプン (アセトアセチル化度4.3モル%
の可溶化デンプンの5%水溶液) 〔架橋剤の水溶液〕 AEAPTMS 〔N−β(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシランの10%水溶
液〕 GX (グリオキザールの10%水溶液) COHD (カルボキシヒドラジツドの5%水溶
液) PPGGE (ポリプロピレングリコールグリシジ
ルエーテルの10%水溶液) Bt化ME (ブチル化メラミン樹脂の10%水溶
液) TAT 〔ジ−n−ブトキシビス(トリエタノー
ルアミン)チタネートの10%水溶液〕 TLA (チタニウムラクテートの10%水溶液)
【表】
【表】
[発明の効果]
本発明の製造方法によれば、寒天やカラギーナ
ンのごとく、加熱したのち冷却してゲル化させる
という煩雑な工程を必要とせず、常温で単に攪拌
混合するだけで、無臭、強靱でかつ弾性のある透
明な水性ゲルが速やかにえられ、凍結融解を繰返
しても離水しないというすぐれた水性ゲルがえら
れる。
ンのごとく、加熱したのち冷却してゲル化させる
という煩雑な工程を必要とせず、常温で単に攪拌
混合するだけで、無臭、強靱でかつ弾性のある透
明な水性ゲルが速やかにえられ、凍結融解を繰返
しても離水しないというすぐれた水性ゲルがえら
れる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) アセトアセチル化した水溶性高分子化合
物、 (B) ポリエチレンイミン、アミノシラン化合物お
よびヒドラジツド基を有する化合物から選ばれ
た1種または2種以上の架橋剤、ならびに (C) 水 を混合して架橋ゲル化することを特徴とする水
性ゲルの製造方法。 2 水溶性高分子化合物がポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースおよびデンプンから選ばれた
1種または2種以上である特許請求の範囲第1項
記載の水性ゲルの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25248885A JPS62112604A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 水性ゲルの製造方法 |
| DE19863609928 DE3609928A1 (de) | 1985-03-27 | 1986-03-24 | Waessrige gelzusammensetzung, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung in der metallbearbeitung |
| US06/843,430 US4708821A (en) | 1985-03-27 | 1986-03-24 | Process for preparing aqueous gel and use thereof |
| GB08607285A GB2172891A (en) | 1985-03-27 | 1986-03-24 | Process for preparing aqueous gel and use thereof |
| FR868604268A FR2579604B1 (fr) | 1985-03-27 | 1986-03-25 | Procede pour preparer un gel aqueux, le gel ainsi obtenu et son utilisation en tant que support pour un parfum ou un desodorisant et en tant que lubrifiant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25248885A JPS62112604A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 水性ゲルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112604A JPS62112604A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH058921B2 true JPH058921B2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=17238068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25248885A Granted JPS62112604A (ja) | 1985-03-27 | 1985-11-11 | 水性ゲルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62112604A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01121317A (ja) * | 1987-11-05 | 1989-05-15 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 含水ゲル |
| JP4976679B2 (ja) * | 2005-10-25 | 2012-07-18 | 住友精化株式会社 | 吸水性樹脂およびその製造方法 |
| CN101903407B (zh) | 2007-12-17 | 2012-07-11 | 帝人株式会社 | 纤维素衍生物及其水凝胶 |
| US9434201B2 (en) * | 2010-05-17 | 2016-09-06 | Eastman Kodak Company | Inkjet recording medium and methods therefor |
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Family Cites Families (2)
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-
1985
- 1985-11-11 JP JP25248885A patent/JPS62112604A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112604A (ja) | 1987-05-23 |
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