JPH0592355U - 多段式立体駐車装置 - Google Patents
多段式立体駐車装置Info
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリューシャフト駆動方式であって、3台
以上の車両を格納できる多段式立体駐車装置を実現する
こと。 【構成】 モータユニット13,15と動力伝達機構を
床面に配置し、スクリューシャフト6〜9とこれを覆う
支柱2〜5を立てる。又各スクリューシャフトとモータ
ユニットを動力伝達機構を介して結合する。そして第1
の車載台20は支持部22を有し、スリューシャフトの
回転により昇降する。第1の車載台22は昇降力を受け
ると共に、吊下シャフト27を介して第2の支持部25
を懸架する。そして第1の車載台20に車両を格納して
上昇させる。次に第2の車載台23に他の車両を格納し
て上昇させ、床面に第3の車両を格納する。
以上の車両を格納できる多段式立体駐車装置を実現する
こと。 【構成】 モータユニット13,15と動力伝達機構を
床面に配置し、スクリューシャフト6〜9とこれを覆う
支柱2〜5を立てる。又各スクリューシャフトとモータ
ユニットを動力伝達機構を介して結合する。そして第1
の車載台20は支持部22を有し、スリューシャフトの
回転により昇降する。第1の車載台22は昇降力を受け
ると共に、吊下シャフト27を介して第2の支持部25
を懸架する。そして第1の車載台20に車両を格納して
上昇させる。次に第2の車載台23に他の車両を格納し
て上昇させ、床面に第3の車両を格納する。
Description
【0001】
本考案は複数の車載台を有する多段式立体駐車装置に関するものである。
【0002】
近年自動車が普及しているが、その保管設備の整備が立ち遅れている。特に1 家族や1事業所で複数台の自動車を保有することが多く、限られた土地面積に多 くの自動車を格納できる立体駐車装置の設置が望まれている。
【0003】 一般家庭又は小規模の事業所単位で利用される駐車場として、2台の車両を格 納する2段式駐車装置がある。この2段式駐車装置の大半は4本又は2本の支柱 を有し、各支柱の上端部からワイヤ又はチェーンを介し、車輪載置用の床板を懸 架して車載台を上下動自在としている。又他の2段式駐車装置として、油圧装置 とリンク機構を用いて車載台を上下動自在としたものもある。
【0004】
このような車載台を各支柱の上部から懸架する形式の立体駐車装置は、懸架用 のワイヤ又はチェーンが切断されると車載台が落下する恐れがあり、落下防止の 安全装置や駆動軸の暴走回転を防ぐ安全装置が設けられねばならなかった。この ような安全装置は、立体駐車装置全体の価格に占める割合が少なくはなく、構成 部品の増加と組立工程の複雑化をもたらしている。又油圧装置とリンク機構を用 いた立体駐車装置は、安全性に優れる反面、油圧装置自身の価格が高く、家庭用 の駐車装置としては不向きである。
【0005】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、スクリューシャフ ト駆動により各車載台を安全に昇降させる駐車装置であって、3台以上の車両を 格納でき、且つ地上に設置できる多段式立体駐車装置を実現することを目的とす る。
【0006】
本願の請求項1の考案は、駆動用動力源と、ねじ部が形成され、回転自在に垂 直に軸支された複数のスクリューシャフトと、駆動用動力源の動力をスクリュー シャフトに伝えて同時に回転させる動力伝達機構と、各スクリューシャフトを保 持する複数の支柱と、スクリューシャフトと噛合するスクリューナットに連結さ れ、スクリューシャフトの回転により昇降する第1の車載台と、第1の車載台に 固定された軸受に摺動自在に垂直に保持され、軸受に係合する係止部を上端部に 有する吊下シャフトと、吊下シャフトの下端部に固定され、第1の車載台により 吊下げられて昇降する第2の車載台と、を具備することを特徴とするものである 。
【0007】 本願の請求項6の考案は、駆動用動力源と、ねじ部が形成され、回転自在に垂 直に軸支された複数のスクリューシャフトと、駆動用動力源の動力を各スクリュ ーシャフトに伝えて同時に回転させる動力伝達機構と、各スクリューシャフトを 保持する複数の支柱と、スクリューシャフトと噛合するスクリューナットに連結 され、スクリューシャフトの回転により昇降し、最上部に位置する第1の車載台 と、第L(L=1,2,3・・N−1,Nは段数)の車載台に固定された軸受に 摺動自在に垂直に保持され、軸受に係合する係止部を上端部に有する第Lの吊下 シャフトと、第Lの吊下シャフトの下端部に固定され、第Lの車載台により吊下 げられて昇降すると共に、第Lの吊下シャフトを垂直に保持する軸受を有する第 L+1の車載台と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】
このような特徴を有する本願の請求項1の考案によれば、車両を格納させるに は、第1及び第2の車載台を下降させ、互いに積層した状態にする。次に1台目 の車両を第1の車載台に格納する。駆動用動力源が所定方向に回転すると、その 回転力が動力伝達機構により伝達され、各スクリューシャフトは同方向に回転す る。そうするとスクリューシャフトに噛合したスクリューナットが上昇する。こ のためスクリューナットを含む支持部が持ち上げられ、第1の車載台が上昇する 。次に下方に位置する第2の車載台に2台目の車両を格納する。そして駆動用動 力源を再び動作させると、第1の車載台は更に上昇する。やがて第1の車載台に 固定した軸受に、吊下シャフトの係止部が突き当たり、第2の車載台が持ち上げ られる。第1及び第2の車載台が定位置まで上昇すると、床面に直接3台目の車 両が格納できる状態となる。このように限られた土地に3台の車両が格納される こととなる。
【0009】 又本願の請求項6の考案によれば、車両を格納させるには、第1〜第Nの車載 台を全て下降させ、互いに積層した状態にする。次に1台目の車両を第1の車載 台に格納する。駆動用動力源が所定方向に回転すると、その回転力が動力伝達機 構により伝達され、各スクリューシャフトは同方向に回転する。そうするとスク リューシャフトに噛合したスクリューナットが上昇する。このためスクリューナ ットを含む支持部が持ち上げられ、第1の車載台が上昇する。次に下方に位置す る第2の車載台に2台目の車両を格納する。そして駆動用動力源を再び動作させ ると、第1の車載台は更に上昇する。やがて第1の車載台に固定した軸受に、吊 下シャフトの係止部が付突き当たり、第2の車載台が持ち上げられる。以下同様 にして第L+1(L=1,2・・N−1)の車載台に車両を格納し、第Lの車載 台の上昇により、第Lの吊下シャフトを介して第L+1の車載台を持ち上げる。 こうすれば限られた土地に最大N+1台の車両が格納されることとなる。
【0010】
以下本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本考案の 一実施例における多段式立体駐車装置1の外観を示す斜視図であり、例えば3段 式の立体駐車装置を示している。図2は多段式立体駐車装置1の昇降機構部を示 す一部切欠き斜視図である。図3はその動力伝達機構を示す下部切欠斜視図であ り、図4は動力伝達機構を示す下部断面図である。
【0011】 図1において多段式立体駐車装置1には、4組の支柱2〜5と、各支柱の中心 軸に沿ってスクリューシャフト6〜9が設けられている。又図3,図4に示すよ うに各支柱2〜5は、最下端のコーナブロック2a〜5aにより床面に設置され る。
【0012】 支柱2〜5は断面形状が矩形となるように鋼板を曲げ加工し、その一側面に沿 って溝を設けた筒状部材であり、夫々内向きの面に長手方向のスリットを有して いる。スクリューシャフト6〜9はその長さが多段式立体駐車装置1の高さにほ ぼ等しく、全長に渡って台形のねじが外周に形成されたものである。図3,図4 に示すように多段式立体駐車装置1の前方に位置するスクリューシャフト7,8 の下端部に、スプロケット7a,8aが夫々固定されている。又後方のスクリュ ーシャフト6の下端部にも、2つのスプロケット6a,6bが固定されている。 又スクリューシャフト9の下端部にも、2つのスプロケット9a,9bが夫々固 定されている。各スプロケット6a〜9bはチェーンと噛合して各スクリューシ ャフト6〜9を夫々回転させるギアである。
【0013】 図3,図4に示すようにスプロケット6a,7a間、及びスプロケット9a, 8a間に夫々チェーン10,11が張架されている。チェーン10,11は、鋼 板まゆ形リンクをピンで接続し、これにブッシュとローラをはめたローラチェー ンである。スクリューシャフト6の後方にモータユニット13が床面に取付けら れる。モータユニット13は、スクリューシャフト6の駆動用動力源であり、ギ アボックスとモータにより構成される。ギアボックスの出力軸にスプロケット1 3aが取付けられ、スクリューシャフト6のスプロケット6bとの間に駆動用の チェーン14が張架される。同様にスクリューシャフト9の後方にも、図4に示 すようにモータユニット15が床面に取付けられる。モータユニット15は、ス クリューシャフト9の駆動用動力源であり、モータユニット13と同一のギアボ ックスとモータにより構成され、モータユニット13と同期して回転する。又ギ アボックスの出力軸にスプロケット15aが取付けられ、スクリューシャフト9 のスプロケット9bとの間に駆動用のチェーン16が張架される。
【0014】 さて各支柱2〜5は床面にコーナブロック2a〜5aにより固定されている。 コーナブロック2a〜5aは、スクリューシャフト6〜9を回転自在に保持する ためのスラスト軸受及びラジアル軸受(図示せず)と、床面に固定される基礎板 とを有している。コーナブロック2a〜5aは、基礎板を介し立設したアンカー ボルトにより床面に固定される。特に後方のコーナブロック2a,5aは床面に ボルトとナットで最初に固定される。次に前方のコーナブロック3a,4aの基 礎板には長穴3b,4bが設けられ、床面に対して前後に基礎板を微動調節しな がらアンカーボルトとナットで固定する。即ち長穴3b,4bは、チェーン10 ,11のテンションを調節するための取付穴である。チェーン10,11には夫 々チェーンカバー10a,11a(一部図示せず)が取付けられる。
【0015】 次に多段式立体駐車装置1の車載台及びその昇降機構について図1,図2を用 いて説明する。第1の車載台20は後述の支持部を介し4つのスクリューシャフ ト6〜9に昇降自在に取付けられた最上段の車載台である。又第2の車載台23 は、第1の車載台20より下方に位置する車載台である。第1及び第2の車載台 20,23は少なくとも車両の各車輪を載置できる床板を有するパレットである 。これらの車載台20,23は、後述するように互いに積層できる形状に構成さ れている。
【0016】 第1の車載台20は、前後に設けた第1のフレーム21によって左右の床板2 0a,20bが固定された構造となっている。第1のフレーム21は、後述する ようにスクリューシャフト6〜9に昇降自在に係合する第1の支持部22により 溶接又はボルト締めで連結されている。左右の床板20a,20bは、しま鋼板 をその断面がトレー状となるよう曲げ加工をしたもので、その後部に図示のよう に車両のタイヤ移動の抵抗となる鞍部が設けられている。
【0017】 第2の車載台23も左右の床板23a,23bを有し、前後に設けた第2フレ ーム24により固定されている。床板23a,23bも、しま鋼板をその断面が トレー状となるよう曲げ加工をしたもので、その溝幅は第1の車載台20の床板 20a、20bより広くなるよう構成される。又車両の進入側には台形状の踏板 23c,23dが設けられている。第2のフレーム24は、後述するように四隅 に第2の支持部25が取付けられる。又第2の車載台23は4本の吊下シャフト 27により第1の車載台20より吊下げられる。
【0018】 図5は支持部22,25の構成を示す縦断面図,図6(a),(b)は夫々支 持部22,25の構成を示す横断面図である。ここではスクリューシャフト7と 連結される支持部について示すが、他の3隅の支持部についても同様である。さ て図2及び図5,図6(a)に示すように、支持部22はスクリューナット22 a,ガイド板22b,アングル22c,アングル取付板22dにより構成される 。スクリューナット22aはスクリューシャフト7と噛合する軸受であり、円筒 形の部材の内面に形成された雌ねじと、円筒部の上端位置に一体に形成されたフ ランジを有している。このフランジの上面にはボルトを介してガイド板22bが 固定される。ガイド板22bは板状の部材であり、耐摩耗性と剛性を有する樹脂 で形成され、その中心に開口部を有するものである。ガイド板22bは図5,図 6(a)に示すように支柱3の内部を上下方向に摺動し、支持部22全体を案内 するものである。
【0019】 次にガイド板22b上にアングル取付板22dが固定される。アングル取付板 22dは矩形の鋼板であり、その中心にスクリューシャフト7を通す開口部を有 している。又アングル22cはアングル取付板22dとフレーム21とを連結す る支持部品であり、その形状は厚肉の鋼材がクランク状に加工されたものとなっ ている。尚アングル取付板22dとアングル22cは鋳造により一体に形成され たものでもよく、少なくとも第1及び第2の車載台20,23に積載される車輪 荷重に耐える剛性のものでなければならない。このような支持部22は、第1の 車載台20において、各スクリューシャフト6〜9に対応して4組設けられてい る。
【0020】 次に図2,図6(a)に示すように、フレーム21は断面形状が矩形の中実鋼 材であり、車載台20の床板20a,20bの前端部及び後端部を例えば溶接で 固定すると共に、左右のアングル22cと連結される。アングル22cの側面に 軸受26が取付けられている。軸受26はその中心軸が垂直となる円筒状の摺動 軸受であり、吊下シャフト27が挿入される。吊下シャフト27は円柱状の鋼材 であり、第2の車載台23上に第1の車載台20の底面より所定の間隔を保って 車両を格納するに必要な長さを有するものである。吊下シャフト27の両端部は 雄ねじが形成されている。軸受26は吊下シャフト27の上端部に設けた係止ナ ット27aと係合し、第2の車載台23を吊下げる働きをするものである。この ように構成された軸受26及び吊下シャフト27は、第1の車載台20の各支持 部22に設けられる。
【0021】 次に第2の車載台23を保持する支持部25について図2,図5,図6(b) を用いて説明する。支持部25は支持部22と異なり、スクリューナットはなく 、ガイド板25b,アングル25c,アングル取付板25dにより構成される。 ガイド板25b,アングル取付板25dは支持部22のものと同一である。一方 、アングル25cはアングル22cとその形状が異なる。即ちアングル25cは その中心線に沿う断面形状がクランク形であるが、フレーム24と結合する部分 に、フレーム24と同一幅を有するL形の保持部が形成されている。尚アングル 取付板25dとアングル25cは、支持部22の場合と同様、鋳造により一体に 加工したものでもよい。
【0022】 図6(b)に示すように、フレーム24には断面がコの字状の溝24aとフレ ア24bが形成される。フレーム24は鋼板を曲げ加工したもので、フレア24 bは第2の車載台23の床板23a,23b及び踏板23c,23dの縁部と当 接する耳状の部分である。床板23a,23bの前の縁部は、図6(b)に示す ように内側のフレア24bにより固定される。又、踏板23c,23dは、フレ ーム24の外側のフレア24bに固定される。一方、第1の支持部22のアング ル22cの垂直部分は、第2の支持部25のアングル25cより多段式立体駐車 装置1のセンタライン側に突出している。
【0023】 次に図2,図6に示すように、アングル25cの側面に軸受26と同軸に軸受 28が固定される。軸受28はその中心軸が垂直となる円筒状の軸受であり、軸 受26と異なり、吊下シャフト27を軸支して固定する。又軸受28は、吊下シ ャフト27の下端部に取付けた2組の係止ナット27bで鋏持され、吊下シャフ ト27は軸受28を介して支持部25を上方に支持する。尚このような構成の軸 受28は、第2の車載台23の夫々の支持部25に設けられる。
【0024】 尚、支柱2〜5は、図2の2点鎖線で示すようにその断面形状が角筒状となる よう鋼板が曲げ加工されたものであるが、幅の狭いスリット2c〜5cを有して いる。図6で示すように例えばスリット3cは、アングル22c,25cが上下 に移動できる程度の幅を有するもので、人が直接スクリューシャフト6〜9や支 持部22,25の構成部品に触れないようにしたものである。
【0025】 車幅や車軸間寸法の異なる多段式立体駐車装置1を組立てるには、図4に示す ようにコーナブロック2a〜5aを夫々床面に対し夫々特定の位置で固定すれば よい。尚モータユニット13,15は図4に示す位置に限定されるものではなく 、4本のスクリューシャフト6〜9のいずれか2組に近接する位置に取付ければ よい。又図1に示すように格納すべき車両の高さに応じて、支柱5の側面にリミ ットスイッチ28a〜28cが、床面から上方にこの順序に取付けられる。更に 支柱4の側面に昇降スイッチ29が取付けられる。昇降スイッチ29は、上昇ボ タンと下降ボタンを有し、モータユニット13,15の電源の開閉と回転方向を 指示するスイッチである。
【0026】 このように構成された多段式立体駐車装置1の動作について説明する。今仮に 図2に示すように、第2の車載台23はそのフレーム24が床面近くまで下降し ているとし、第1の車載台20は上方に静止しているとする。この場合第1の車 載台20を下降させるには、昇降スイッチ29の下降ボタンを操作する。そうす るとモータユニット13,15は同方向に同期回転し、図4に示すようにスプロ ケット13a,15aの回転力がチェーン14,16を介してスクリューシャフ ト6,9のスプロケット6b,9bに伝達される。
【0027】 そうするとスリューシャフト6,9が回転し、その回転力が夫々チェーン10 ,11を介し前方のスクリューシャフト7,8のスプロケット7a,8aに伝達 される。このため4本のスクリューシャフト6〜9は同方向に回転し、第1の支 持部22のスクリューナット22aが4組とも同時に下降する。このため第1の 車載台20が下降する。この場合、吊下シャフト27は第2の車載台23と共に 静止しており、軸受26は吊下シャフト27と摺動して下降する。やがて、フレ ーム21及び支持部22は、第2の車載台23のフレーム24の溝24aに収納 される。又第1の車載台20の床板20a,20bも、第2の車載台の床板23 a,23bに収納される。このため第1の車載台20が第2の車載台23に積層 した状態となる。
【0028】 さて図7,図8は3段式立体駐車装置1aに複数の車両が入出庫する状況を示 した説明図である。図7(a)は、前述したように第1の車載台20が第2の車 載台23と積層し、互いに密着した状態を示している。この場合、第1の車載台 20の床板20a,20bが床面から高くならず、踏板20c,20dを経て容 易に車両を格納できる。
【0029】 図7(a)に示すように3段式立体駐車装置1aが空車の場合、第1及び第2 の車載台20,23は共に床面まで降下しているので、もし必要であれは、この 3段式立体駐車装置の更に奥に設けた他の立体駐車装置に、第1の車載台20を 経由して車両を進入させることができる。
【0030】 次に第1の車載台20に一台目の車両を格納する。そして昇降スイッチ29の 上昇ボタンを操作すると、モータユニット13,15が上昇方向に回転し、図7 (b)に示すように第1の車載台20がスクリューシャフトの回転により上昇す る。やがてリミットスイッチ28bが動作し、モータユニット13,15が停止 する。そうすると図7(c)に示すように第2の車載台23に2台目の車両を格 納できる状態となる。
【0031】 次に図8(a)に示すように2番目の車両を第2の車載台23に格納する。そ して昇降スイッチ29を再び操作すると、図8(b)に示すように第1の車載台 20が更に上昇を始める。そうすると図2において支持部22の軸受26が係止 ナット27aに突き当たる。更に各スクリューシャフト6〜9の回転により第1 の車載台20が上昇すると、第2の車載台23が吊下シャフト27により吊下げ られて上昇する。このとき第2の車載台23は、第2の支持部25のガイド板2 5bが支柱2〜5の内面と摺動しているので、前後左右に振動することなく上昇 する。やがて、支柱最上部に設けたリミットスイッチ28cが動作し、モータユ ニット13,15が停止する。
【0032】 更に3台目の車両を格納させるには図8(c)に示すように床面に直接車両を 入庫すればよい。又各車両を出庫させるには図7,図8に示すような手順を逆に して車両を搬出する。
【0033】 尚このような多段式立体駐車装置1を縦列に配置すると、更に多くの車両を格 納することができる。即ち車両が格納された第1又は第2の車載台20,23を 図7(c),図8(c)に示すような状態まで上昇させ、これより後方に設けら れた他の多段式立体駐車装置1に、前方の立体駐車装置1の床面を通過すること により多くの車両を入出庫できる。
【0034】 又本実施例は2つの車載台20,23を設け、3台の車両を格納できるように したが、4台以上の車両を格納することもできる。この場合には最上部に位置す る第1の車載台にスクリューナットを有する支持部22と同様の支持部を設け、 これより下方に位置する第2,第3・・・第Nの車載台には支持部25と同様の 支持部を設ける。そして他の吊下シャフトを用いて第2以下の車載台を懸架する ようにする。このような連結機構を用いると、4台以上の車両を格納することが できる。
【0035】 例えば、このような構成を用いて5段式の立体駐車装置を実現するには、上部 から下方に向かい順次第1,第2,第3,第4の車載台を設ける。第1の車載台 の支持部にはスクリューナットを取付ける。又、第1の車載台は第1の吊下シャ フトを介し第2の車載台を懸架する。同様にして第2の車載台にも図2に示す支 持部22と同様の軸受を設ける。そして第3の車載台にもそのアングルに軸受を 設け、第2の吊下シャフトを固定すれば、第2の車載台は第3の車載台を懸架す ることができる。以下同様にして第3の車載台は第4の車載台を懸架する。各車 載台の床板を上方から下方の車載台の順にその幅を広くするように構成すれば、 第1〜第4の車載台が床面で積層できる状態になる。尚各床板を保持するフレー ムについても順次その断面形状を変更しなければならない。
【0036】 更にこのような多段式立体駐車装置は、スクリューシャフト及び支柱を夫々独 立したコーナブロックを介して床面に固定するよう構成しているので、車幅や車 軸間寸法に合わせて任意の大きさの車載台を搭載できる立体駐車装置が実現でき る。又、各支柱が立体駐車装置の設置面の各4隅に固定されるので、地震や不意 の車両の衝突等による振動を受けても、立体駐車装置が転倒する恐れがない。
【0037】
以上詳細に説明したように本考案によれば、上部に位置する第1の車載台が、 吊下シャフトを介し下部に位置する車載台を懸架するような構成にしているので 、3台以上の車両を格納することができる。このような多段式立体駐車装置が地 上に設置されても、各車両を順次入出庫することができる。又この多段式立体駐 車装置は、第1の車載台より若干大きな床面に設置できるので、土地面積に対し 実効床面積が広く取れるという優れた効果が得られる。同一家族又は同一事業所 に設置すれば、管理が容易となり、各車両の使用頻度に基づいてその格納場所を 指定しておけば、取り扱いの支障が少なくなる。
【図1】本考案の一実施例における多段式立体駐車装置
の外観を示す斜視図である。
の外観を示す斜視図である。
【図2】本実施例の多段式立体駐車装置における車載台
の昇降機構を示す斜視図である。
の昇降機構を示す斜視図である。
【図3】本実施例の多段式立体駐車装置の動力伝達機構
を示す下部切欠き斜視図である。
を示す下部切欠き斜視図である。
【図4】本実施例の多段式立体駐車装置の動力伝達機構
を示す下部断面図である。
を示す下部断面図である。
【図5】本実施例の多段式立体駐車装置における車載台
の昇降機構を示す縦断面図である。
の昇降機構を示す縦断面図である。
【図6】本実施例の多段式立体駐車装置における車載台
の昇降機構を示す横断面図である。
の昇降機構を示す横断面図である。
【図7】本実施例の多段式立体駐車装置における車両の
入出庫状態を示す説明図(その1)である。
入出庫状態を示す説明図(その1)である。
【図8】本実施例の多段式立体駐車装置における車両の
入出庫状態を示す説明図(その2)である。
入出庫状態を示す説明図(その2)である。
1 多段式立体駐車装置 2〜5 支柱 2a〜5a コーナブロック 2c〜5c スリット 6〜9 スクリューシャフト 6a,6b,6c,7a,8a,9a,9b スプロケ
ット 10,11 チェーン 13 15 モータユニット 20 第1の車載台 23 第2の車載台 20a,20b,23a,23b 床板 21,24 フレーム 22,25 支持部 22a スクリューナット 22b,25b ガイド板 22d,25d アングル取付板 22c,25c アングル 24a 溝 24b フレア 26,28 軸受 27 吊下シャフト 27a,27b 係止ナット 28a〜28c リミットスイッチ 29 昇降スイッチ
ット 10,11 チェーン 13 15 モータユニット 20 第1の車載台 23 第2の車載台 20a,20b,23a,23b 床板 21,24 フレーム 22,25 支持部 22a スクリューナット 22b,25b ガイド板 22d,25d アングル取付板 22c,25c アングル 24a 溝 24b フレア 26,28 軸受 27 吊下シャフト 27a,27b 係止ナット 28a〜28c リミットスイッチ 29 昇降スイッチ
Claims (6)
- 【請求項1】 駆動用動力源と、 ねじ部が形成され、回転自在に垂直に軸支された複数の
スクリューシャフトと、 前記駆動用動力源の動力を前記スクリューシャフトに伝
えて同時に回転させる動力伝達機構と、 前記各スクリューシャフトを保持する複数の支柱と、 前記スクリューシャフトと噛合するスクリューナットに
連結され、前記スクリューシャフトの回転により昇降す
る第1の車載台と、 前記第1の車載台に固定された軸受に摺動自在に垂直に
保持され、前記軸受に係合する係止部を上端部に有する
吊下シャフトと、 前記吊下シャフトの下端部に固定され、前記第1の車載
台により吊下げられて昇降する第2の車載台と、を具備
することを特徴とする多段式立体駐車装置。 - 【請求項2】 前記支柱は、 前記各スクリューシャフトを被う筒状部材であって、相
向い合う側面の長手方向にスリットが形成されるもので
あることを特徴とする請求項1記載の多段式立体駐車装
置。 - 【請求項3】 前記第1の車載台は、 第1のフレームと、 前記第1のフレームに固定され、車両を搭載する床板
と、 前記スクリューシャフトと噛合するスクリューナット、
前記スクリューナットに固定されて前記各支柱の内部側
面に摺動自在に保持されるガイド板、前記ガイド板に保
持されると共に、前記各支柱のスリットを貫いて前記第
1のフレームを端部で固定するアングル、を含む複数の
第1の支持部と、を有することを特徴とする請求項2記
載の多段式立体駐車装置。 - 【請求項4】 前記第2の車載台は、 第2のフレームと、 前記第2のフレームに固定され、車両を搭載する床板
と、 前記スクリューシャフトが貫通する開口を有し、前記各
支柱の内部に摺動自在に保持されるガイド板、前記ガイ
ド板に保持されると共に、前記各支柱のスリットを貫い
て前記第2のフレームを端部で固定するアングル、を含
む複数の第2の支持部と、を有することを特徴とする請
求項2記載の多段式立体駐車装置。 - 【請求項5】 前記第2のフレームは、 前記左右の第2の支持部に固定され、前記第1の車載台
のフレームを収納する断面形状が凹状の溝と、 前記第2の車載台の床板縁部を固定する耳状のフレア
と、を含むものであることを特徴とする請求項4記載の
多段式立体駐車装置。 - 【請求項6】 駆動用動力源と、 ねじ部が形成され、回転自在に垂直に軸支された複数の
スクリューシャフトと、 前記駆動用動力源の動力を前記各スクリューシャフトに
伝えて同時に回転させる動力伝達機構と、 前記各スクリューシャフトを保持する複数の支柱と、 前記スクリューシャフトと噛合するスクリューナットに
連結され、前記スクリューシャフトの回転により昇降
し、最上部に位置する第1の車載台と、 第L(L=1,2,3・・N−1,Nは段数)の車載台
に固定された軸受に摺動自在に垂直に保持され、前記軸
受に係合する係止部を上端部に有する第Lの吊下シャフ
トと、 前記第Lの吊下シャフトの下端部に固定され、第Lの車
載台により吊下げられて昇降すると共に、第Lの吊下シ
ャフトを垂直に保持する軸受を有する第L+1の車載台
と、を具備することを特徴とする多段式立体駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992038954U JP2525207Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 多段式立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992038954U JP2525207Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 多段式立体駐車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592355U true JPH0592355U (ja) | 1993-12-17 |
| JP2525207Y2 JP2525207Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=12539590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992038954U Expired - Fee Related JP2525207Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 多段式立体駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525207Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109812101A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-05-28 | 唐山学院 | 一种升降旋转立体停车库 |
| CN111706131A (zh) * | 2019-03-17 | 2020-09-25 | 陈伟达 | 升降旋转移动一体化智能装备 |
| CN114506570A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-05-17 | 张家港华仁再生资源有限公司 | 一种废旧汽车存放架 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5149731U (ja) * | 1974-10-12 | 1976-04-15 | ||
| JPS61198129A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-02 | Canon Inc | 画像記録装置 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP1992038954U patent/JP2525207Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5149731U (ja) * | 1974-10-12 | 1976-04-15 | ||
| JPS61198129A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-02 | Canon Inc | 画像記録装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN114506570A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-05-17 | 张家港华仁再生资源有限公司 | 一种废旧汽车存放架 |
| CN114506570B (zh) * | 2022-01-11 | 2023-11-28 | 张家港华仁再生资源有限公司 | 一种废旧汽车存放架 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2525207Y2 (ja) | 1997-02-05 |
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