JPH0592673U - 差圧・圧力発信器 - Google Patents
差圧・圧力発信器Info
- Publication number
- JPH0592673U JPH0592673U JP3952592U JP3952592U JPH0592673U JP H0592673 U JPH0592673 U JP H0592673U JP 3952592 U JP3952592 U JP 3952592U JP 3952592 U JP3952592 U JP 3952592U JP H0592673 U JPH0592673 U JP H0592673U
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- barrier
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被測定流体が腐食性ガス流体である場合に、
バリアダイヤフラムの接液側部分での耐蝕性を所要の状
態で確保し、適切な圧力測定を可能とする。 【構成】 検出部ボディ内に封入した圧力伝達用封入液
によって、バリアダイヤフラムに作用している圧力が測
定される。検出部ボディの外側面側に配設されたバリア
ダイヤフラムの接液側に、耐蝕性を保つためのダイヤフ
ラムカバー30が密接して配置されている。このダイヤ
フラムカバーは、その内部に耐ガス透過性を有する金属
層31を形成した軟弾性材料によって形成されている。
バリアダイヤフラムの接液側部分での耐蝕性を所要の状
態で確保し、適切な圧力測定を可能とする。 【構成】 検出部ボディ内に封入した圧力伝達用封入液
によって、バリアダイヤフラムに作用している圧力が測
定される。検出部ボディの外側面側に配設されたバリア
ダイヤフラムの接液側に、耐蝕性を保つためのダイヤフ
ラムカバー30が密接して配置されている。このダイヤ
フラムカバーは、その内部に耐ガス透過性を有する金属
層31を形成した軟弾性材料によって形成されている。
Description
【0001】
本考案は各種プロセス流体の圧力等を検出するための差圧・圧力発信器に関し 、特にその被測定プロセス流体として腐食性流体を用いる際に採用して好適な耐 蝕性をもつ接液部を備えた差圧・圧力発信器に関する。
【0002】
たとえば管内流体の流量を測定しようとする場合、管内にオリフィス板を設け て流体抵抗とし、その上、下流側での圧力差を所定の演算式に基づき流量を算出 測定することが行なわれている。この種の差圧測定用として用いられる差圧発信 器における検出部は、概略図3に示すような構成とされている。
【0003】 これを簡単に説明すると、図中符号1,2は検出部本体ボディを構成する左、 右一対の検出部ボディで、それぞれの外側面に形成されたバックプレート面1a ,2aには略波形円板状を呈する高圧側および低圧側のバリアダイヤフラム3, 4が装着されている。なお、各バックプレート面1a,2aはそれぞれ前記バリ アダイヤフラム3,4と略同形の波形断面を有する円形状に形成され、かつこれ らバリアダイヤフラム3,4との間に測圧室5,6を形成するようになっている 。さらに、各バリアダイヤフラム3,4の外側面には、前述したように管内オリ フィス上流側の高圧PHと、下流側の低圧PLとがそれぞれ印加される。
【0004】 また、検出部ボディ1,2間にはボディ内室が形成されており、このボディ内 室は波形円板状センタダイヤフラム7によって左、右一対の室7a,7bに仕切 られ、その一方室7aが前記高圧側の測圧室5に圧力媒体流通用の通孔8a,9 aを介して連通されるとともに封入回路10に連通され、また他方室7bが前記 低圧側の測圧室6に通孔8b,9bを介して連通されかつ同様に封入回路11に 連通されている。
【0005】 一方、検出部ボディ1,2の外周部上端部には、それぞれステンレス等によっ て形成された内筒12aと外筒12bからなるヘッダ12が配設され、その内部 にはセンサ部13が配設されている。このセンサ部13は、前記封入回路10, 11を仕切る従来周知の半導体感圧センサ14と、この感圧センサ14を保護す るとともに前記内筒12aと外筒12bの開口端をシールする保護体15とで構 成されている。
【0006】 この場合、高圧側の封入回路10は内筒12a内部と連通し高圧PHを感圧セ ンサ14の表面側に与えている。また、低圧側の封入回路11は、内筒12aと 外筒12bとの間隔通路16を介して保護体15内等に形成された通路に連通さ れ低圧PLを感圧センサ14の内側面に与えている。そして、前記各測圧室5, 6から通孔8a,9a;8b,9b、封入回路10,11を経て感圧センサ14 の高圧側と低圧側とに至る間の導通路中にはシリコンオイル等の封入液17が圧 力伝達媒体としてそれぞれ封入されている。なお、図中18は前記高圧側および 低圧側の圧力流体の通孔および導通路に設けられた絞り部材である。また、図中 19A,19Bは前記検出部ボディ1,2の外側に組付けられプロセス側の被測 定流体を導入しバリアダイヤフラム3,4に作用させるための高圧室、低圧室を 形成するカバー部材である。
【0007】 そして、このような構成による差圧発信器において、バリアダイヤフラム3, 4にプロセス側から高圧PH、低圧PLがそれぞれ印加されると、このときの差 圧(PH−PL)が半導体感圧センサ14に加えられるため、このセンサ14は 差圧に応じて変形し、その変形量が電気的に取り出され、図示せぬ増幅器で増幅 された後、計器などに表示されたり、遠隔発信されるものであった。
【0008】 ところで、上述したような差圧・圧力発信器において、被測定流体として腐食 性の高いプロセス流体を用いるにあたっては、接液部となる測圧用バリアダイヤ フラム3,4を高い耐蝕性を有する材料で形成し、耐蝕性を持たせることが要求 される。しかし、このような高い耐蝕性を有する金属材料であるチタン、モネル 、タンタルあるいはハステロイ等の中には、バリアダイヤフラム形状にプレス成 形することができないものがあり、またコスト高を招くといった実用面での問題 もある。
【0009】 このため、このようなバリアダイヤフラム3,4を耐蝕性金属材料で形成して これを直接被測定流体に晒す代わりに、これらのバリアダイヤフラム3,4は一 般的な耐蝕性材料(たとえばSUS316L等のステンレス鋼材)等で形成し、 かつその接液側にテフロン等の保護カバー20,20を当てて設けることが従来 から行われていた。すなわち、このような保護カバー20を、図4からも明らか なように、バリアダイヤフラム3,4と略同一形状に形成し、かつこれをバリア ダイヤフラム3,4に沿わして設けていた。この場合、この保護カバー20とバ リアダイヤフラム3,4との当接面にグリースを塗布し、この保護カバー20を 、バリアダイヤフラム3,4と接液側での圧力変動に伴って一体的にしかも滑ら かに動かすことができるようになっている。
【0010】
しかしながら、上述したようなテフロン等の保護カバー20を、バリアダイヤ フラム3,4の外側面に沿わして配設するにあたって、以下のような問題を生じ ている。 すなわち、上述したような保護カバー20では、被測定流体が液体である場合 には効果が得られるものの、気体に対してはガスが透過するため、この保護カバ ー20とバリアダイヤフラム3,4との間に気体が入り込み、バリアダイヤフラ ム3,4が腐食し、耐蝕性を確保できないばかりでなく、気体等の影響によって 圧力変動に伴なう動きが妨げられ、結果として圧力測定に誤作動を生じるといっ た問題があった。
【0011】 このような気体に対しての解決策として、保護カバー20の表面に蒸着等で金 属層を形成することが考えられているが、このような金属層は薄いために被測定 流体に接液する側では寿命の点で問題となるものであった。さらに、このような 蒸着等の金属層は表面に凹凸があるために、バリアダイヤフラム3,4側では動 きの円滑性を欠き、ヒステリシスの原因となる等の問題もあった。
【0012】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、被測定流体が腐食性を 有する気体等の流体である場合にあっても、バリアダイヤフラムによる接液側部 分での耐蝕性を所要の状態で確保し、適切な圧力測定を行なえる差圧・圧力発信 器を得ることを目的としている。
【0013】
このような要請に応えるために本考案に係る差圧・圧力発信器は、検出部ボデ ィの外側面側に配設されたバリアダイヤフラムの接液側に密接されかつ内部に金 属層を形成した軟弾性材料からなるダイヤフラムカバーを配設するようにしたも のである。
【0014】
本考案によれば、バリアダイヤフラムの接液側に、金属層を内部に形成してい る軟弾性材料からなるダイヤフラムカバーを密接して配置させており、このダイ ヤフラムカバーの金属層によって、被測定流体が腐食性を有する気体であっても 、そのバリアダイヤフラム側への透過を防ぎ、バリアダイヤフラムの接液側部分 での耐蝕性を確保し、しかも適切な圧力測定を行なえる。
【0015】
図1および図2は本考案に係る差圧・圧力発信器の一実施例を示すものであり 、その要部となるダイヤフラムカバー30のみを示している。なお、差圧・圧力 発信器における検出部全体の概略構成は前述した図3に例示した通りで、この図 3およびその符号を参照して以下の説明を行なう。
【0016】 さて、本考案によれば、図3に示したような差圧・圧力発信器における検出部 において、検出部ボディ1,2の外側面側に配設されたバリアダイヤフラム3, 4の接液側に、内部に金属層31を形成した軟弾性材料からなるダイヤフラムカ バー30を密接した配設するようにしたところに特徴を有している。
【0017】 ここで、本考案を特徴づけるダイヤフラムカバー30は、テフロン等の合成樹 脂材のような軟弾性材料により、バリアダイヤフラム3,4の形状に合わせて形 成され、かつ上述したテフロン等による樹脂層32,32間に、金メッキ膜やア ルミ膜等が金属層31として介在して設けられている。
【0018】 特に、このような金属層31によれば、樹脂材に比べてガスの透過係数がかな り低く、これにより被測定流体が腐食性を有するガス流体であっても、そのバリ アダイヤフラム3,4側への透過を防止し得るものである。
【0019】 このような金属層31を有するダイヤフラムカバー30は、たとえば一側の樹 脂層32を形成するテフロン板に、メッキ、蒸着あるいはライニングやコーティ ングによって金メッキ膜またはアルミ膜を、金属層31として形成し、さらにそ の後に金属層21の表面に、他方の樹脂層32としてテフロン材をライニングあ るいはモールド成形によって形成することにより、簡単に形成し得るものである 。
【0020】 そして、このような構成によれば、バリアダイヤフラム3,4の接液側に、金 属層31を内部に形成している軟弾性材料からなるダイヤフラムカバー30を密 接して配置させ、かつこのダイヤフラムカバー30の金属層31によって、被測 定流体が腐食性を有するガス気体であっても、そのバリアダイヤフラム3,4側 への透過を確実に防止することができ、これによりバリアダイヤフラム3,4の 接液側部分での耐蝕性を確保し、所要の圧力測定を行なえる。
【0021】 また、このように金属層31を内部に入れ、その両側に樹脂層32,32を有 するダイヤフラムカバー30にあっては、バリアダイヤフラム3,4側との滑り 等を得るために、グリースを塗布するといった必要性もなくせるという利点もあ る。
【0022】 なお、本考案は上述した実施例構造には限定されず、差圧・圧力変換器の検出 部構造を始めとする各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得るものであり、種 々の変形例が考えられよう。
【0023】
以上説明したように本考案に係る差圧・圧力発信器によれば、検出部ボディの 外側面側に配設されたバリアダイヤフラムの接液側に、内部に金属層を形成した 軟弾性材料からなるダイヤフラムカバーを密接して配設させたので、簡単な構造 にもかかわらず、バリアダイヤフラムの接液側に密接している軟弾性材料からな るダイヤフラムカバー内部の金属層によって、被測定流体が腐食性を有する気体 であっても、そのバリアダイヤフラム側への透過を防ぎ、これによりバリアダイ ヤフラムの接液側部分での耐蝕性を適切かつ確実に確保し、しかもこのダイヤフ ラムカバーをバリアダイヤフラムと一体的に動かし、適切かつ確実な圧力測定を 行なえるという実用上種々優れた効果がある。
【図1】本考案に係る差圧・圧力発信器の一実施例を示
し、特徴とするダイヤフラムカバーの要部拡大断面図で
ある。
し、特徴とするダイヤフラムカバーの要部拡大断面図で
ある。
【図2】図1の一部をさらに拡大して示す要部断面図で
ある。
ある。
【図3】本考案を適用して好適な差圧・圧力発信器の検
出部構造の従来例を説明するための概略断面図である。
出部構造の従来例を説明するための概略断面図である。
【図4】図3で用いたバリアダイヤフラムの保護カバー
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
1 検出部ボディ 2 検出部ボディ 3 バリアダイヤフラム 4 バリアダイヤフラム 5 測圧室 6 測圧室 7 センタダイヤフラム 14 感圧センサ 17 圧力伝達用封入液 30 ダイヤフラムカバー 31 金属層 32 樹脂層
Claims (1)
- 【請求項1】 検出部ボディ内に封入した圧力伝達用封
入液の移動によって差圧力を測定する差圧・圧力発信器
において、 前記検出部ボディの外側面側に配設されたバリアダイヤ
フラムの接液側に密接して配置される軟弾性材料からな
るダイヤフラムカバーを備え、かつこのダイヤフラムカ
バーの内部に金属層を形成したことを特徴とする差圧・
圧力発信器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3952592U JPH0592673U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 差圧・圧力発信器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3952592U JPH0592673U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 差圧・圧力発信器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592673U true JPH0592673U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12555465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3952592U Pending JPH0592673U (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 差圧・圧力発信器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592673U (ja) |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP3952592U patent/JPH0592673U/ja active Pending
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