JPH0939541A - 空気ばね式懸架機構の制御装置 - Google Patents

空気ばね式懸架機構の制御装置

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JPH0939541A
JPH0939541A JP7210990A JP21099095A JPH0939541A JP H0939541 A JPH0939541 A JP H0939541A JP 7210990 A JP7210990 A JP 7210990A JP 21099095 A JP21099095 A JP 21099095A JP H0939541 A JPH0939541 A JP H0939541A
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JP
Japan
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air spring
roll
lateral acceleration
speed sensor
control
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JP7210990A
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Masaaki Saito
昌明 西頭
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール制御中に横加速度センサまたは操舵速
度センサが失陥しても、暫時ロール制御を継続すること
により、車体の急激な姿勢変化を抑える。 【解決手段】 車体8と各アクスルとの間に空気ばね
3,13と減衰力可変式油圧緩衝器10とを各別に介装
し、各空気ばね3,13と副空気槽4,14との間にば
ね定数を可変とする電磁開閉弁5,15を挿入接続す
る。車速センサ22と横加速度センサ23と操舵速度セ
ンサ24の各信号に基づき車体のロール制御を判定し、
この判定結果に応じて空気ばね3,13のばね定数と油
圧緩衝器10の減衰力を加減する。ロール制御中に例え
ば横加速度センサ23の失陥が検出されても暫時ロール
制御を継続し、操舵角が所定値以下になつてから所定時
間経過した後にロール制御を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の空気ばね式懸
架機構、特にバスの走行状態に応じて空気ばねのばね特
性と油圧緩衝器の減衰力を加減する空気ばね式懸架機構
の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭63-145114 号公報に開示さ
れるように、小型乗用車では車速、横加速度、操舵速度
が予め定めた条件を満した時に、旋回時の車体のロール
量を小さくするように懸架機構の硬さを調整する電子制
御式懸架機構が実用化されている。
【0003】上述の電子制御式懸架機構を空気ばねを備
えた大型バスに採用した時には、小型乗用車に比べて、
懸架機構のばね定数が小さく車両の重心が高いために、
ロール制御中に横加速度センサまたは操舵速度センサが
故障ないし失陥した時、ロール制御を直ちに中止すると
車両の姿勢が急激に変化し、操縦安定性が損われる恐れ
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、ロール制御中に横加速度センサ、操舵速度
センサまたは操舵角センサが失陥ないし故障した時にも
ロール制御を継続し、操舵角または横加速度が所定値以
下になつてから所定時間経過した後にロール制御を中止
するようにし、車両の急激な姿勢変化を抑止する、空気
ばね式懸架機構の制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は車体と各アクスルとの間に空気ばね
と減衰力可変式油圧緩衝器とを各別に介装し、各空気ば
ねと副空気槽との間にばね定数を加変とする電磁開閉弁
を挿入接続し、車速センサと横加速度センサと操舵速度
センサとを備え、各センサの信号に基づき車体のロール
を判別し、ロールの判別結果に応じて空気ばねのばね定
数と油圧緩衝器の減衰力を加減する空気ばね式懸架機構
の制御装置において、ロール制御中に横加速度センサの
失陥が検出された時はロール制御を継続し、操舵角が所
定値以下になつてから所定時間経過後にロール制御を中
止することを特徴とする。
【0006】また、本発明の構成は車体と各アクスルと
の間に空気ばねと減衰力可変式油圧緩衝器とを各別に介
装し、各空気ばねと副空気槽との間にばね定数を加変と
する電磁開閉弁を挿入接続し、車速センサと横加速度セ
ンサと操舵速度センサとを備え、各センサの信号に基づ
き車体のロールを判別し、ロールの判別結果に応じて空
気ばねのばね定数と油圧緩衝器の減衰力を加減する空気
ばね式懸架機構の制御装置において、ロール制御中に操
舵速度センサの失陥が検出された時はロール制御を継続
し、横加速度が所定値以下になつてから所定時間経過後
にロール制御を中止することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明はロール制御中に横加速度
センサまたは操舵速度センサ(操舵角センサでもよい)
が失陥した時、ロール制御を直ちに中止するのではな
く、所定の条件が整つてからロール制御を中止し、これ
により車両の急激な姿勢変化を回避し、車両の操縦安定
性を確保する。
【0008】つまり、ロール制御中に横加速度センサの
失陥が検出された時は、ロール制御をしばらく継続し、
操舵角が所定値以下になつてから所定時間経過後にロー
ル制御を中止する。また、ロール制御中に操舵速度セン
サ(操舵角センサでも同じ)の失陥が検出された時は、
ロール制御をしばらく継続し、横加速度が所定値以下に
なつてから所定時間経過後にロール制御を中止する。
【0009】
【実施例】図1,2に示すように、大型バスにおける前
輪2の空気ばね式懸架機構は懸架腕3aを空気ばね3に
より車枠8に支持され、空気ばね3は電磁開閉弁5を経
て副空気槽4に接続される。また、空気ばね3は図示し
てない主空気槽から加圧空気を公知のレベリング弁を経
て供給されるか、空気ばね3の空気をレベリング弁を経
て外部へ排出されるようになつている。後輪12の空気
ばね式懸架機構は後輪12を支持する前後方向のビーム
13aの端部を、前後1対の空気ばね13により車枠8
に支持される。1対の空気ばね13は電磁開閉弁15を
経て副空気槽14に接続される。また、空気ばね13は
図示してない主空気槽から加圧空気を公知のレベリング
弁を経て供給されるか、空気ばね13の空気をレベリン
グ弁を経て外部へ排出されるようになつている。各空気
ばね3,13のばね定数は、電磁開閉弁5,15を閉じ
ると大きく(硬く)なり、電磁開閉弁5,15を開くと
小さく(軟かく)なる。
【0010】前輪2を支持する懸架腕3aと車体の間に
油圧緩衝器10が接続され、同様に後輪12を支持する
ビーム13aの各端部と車体の間に油圧緩衝器10が接
続される。各油圧緩衝器10は減衰力をソフト、ミデア
ム、ハードの3段階に加減する回転型の減衰力制御弁を
一体に備えており、減衰力制御弁はアクチユエータ51
により正逆回転駆動される。
【0011】図3,4に示すように、各車輪を懸架する
油圧緩衝器10はシリンダ41にピストン44を嵌挿し
て室43と室45を区画し、ピストン44から上方外部
へ突出するロツド42を車体に、シリンダ41を懸架部
材にそれぞれ連結して構成される。油圧緩衝器10はピ
ストン44の内部に減衰力制御弁50を備えられる。即
ち、ピストン44の内部に弁室46が設けられ、弁室4
6の内部に逆カツプ形の弁体47が嵌挿される。弁体4
7は上方へ突出するロツド42aを結合される。ロツド
42aは中空のロツド42に嵌挿され、かつロツド42
の上端部に配設した電動機またはアクチユエータ51に
より回動される時、室43と室45を結ぶ通路48の面
積を加減し、油圧緩衝器10の減衰力を加減するように
構成される。
【0012】このため、図4に示すように減衰力制御弁
50の弁室46は径外方へ延びる1対の通路48を室4
3へ連通される一方、弁室46の下端を室45へ連通さ
れる。弁室46に嵌挿される弁体47は、周壁に通路4
8と連通可能の大孔径の通孔sと中程度の孔径の通孔m
と小孔径の通孔hとを備えており、通孔sが通路48に
連通する図示の状態から、弁体47を反時計方向へ回動
すると通孔mが通路48に連通し、逆に弁体47を時計
方向へ回動すると通孔hが通路48に連通する。
【0013】図5に示すように、本発明では車速センサ
22、横加速度センサ23、操舵速度センサ24の各信
号に基づく電子制御装置21の出力により、各電磁開閉
弁5,15を駆動して空気ばね3,13のばね定数を加
減し、また、アクチユエータ51を駆動して各油圧緩衝
器10の減衰力を加減する。つまり、車速センサ22、
横加速度センサ23、操舵速度センサ24の各信号は波
形整形回路53を経て電子制御回路21へ入力され、各
センサ22〜24の信号に基づく電子制御装置21の信
号が駆動回路55,55aへ送られ、駆動回路55によ
り各車輪の電磁開閉弁5,15が、駆動回路55aによ
り各車輪のアクチユエータ51がそれぞれ駆動される。
各駆動回路55,55aには断線検出回路55bが備え
られ、断線検出回路55bの信号は電子制御装置21へ
入力される。
【0014】本発明は横加速度センサ23または操舵速
度センサ24が失陥した時、ロール制御を直ちに中止す
るのではなく、所定の条件が整つてからロール制御を中
止し、これにより車両の急激な姿勢変化を回避し、車両
の操縦安定性を維持するものである。
【0015】図6,8〜10は上述の制御をマイクロコ
ンピユータからなる電子制御装置21により行う制御プ
ログラムの流れ図である。図6のp11〜p18と図8
のp21〜p34と図9,10のp41〜p67は制御
プログラムの各ステツプを表す。p11で制御プログラ
ムを開始し、12で演算部を初期化し、p13で横加速
度センサ23により横加速度を読み込む。p14で横加
速度センサ23の失陥を検出する。p15で失陥対策処
理ルーチンを行い、p16でロール制御判定ルーチンを
行い、p17で油圧緩衝器10の減衰力を加減するアク
チユエータ51を駆動し、p18でp13へ戻り、以下
同様のプログラムを繰返し実行する。
【0016】図7に示すように、横加速度センサ23は
検出値が−2gから+2gに相当する例えば電圧であ
り、検出値が−2g以下か+2g以上に相当する値の時
は、図6の制御プログラムのp14で横加速度センサ2
3が失陥したものと判定する。操舵速度センサ24の失
陥についても、図6に示す横加速度センサ23の場合と
同様に行う。
【0017】図8に示すように、車速センサ22、横加
速度センサ23、操舵速度センサ24、電磁開閉弁5,
15またはアクチユエータ51が失陥した場合の失陥対
策ルーチンはp21で開始し、p22でアクチユエータ
51が失陥しているか否かを判別する。アクチユエータ
51が失陥している場合は、p23で電磁開閉弁5,1
5が失陥しているか否かを判別する。電磁開閉弁5,1
5が失陥している場合はp34へ進み、電磁開閉弁5,
15が失陥していない場合は、p24で空気ばね3,1
3のばね特性をソフトにし、p34へ進む。
【0018】p22でアクチユエータ51が失陥してい
ない場合は、p25で電磁開閉弁5,15が失陥してい
るか否かを判別する。p25で電磁開閉弁5,15が失
陥している場合は、p26でロール制御中か否かを判別
する。ロール制御中の場合は車速が0か否かを判別し、
車速が0の場合はp29へ進み、車速が0でない場合は
p28で油圧緩衝器10の減衰力をハードにし、p34
へ進む。p26でロール制御中でない場合は、p29で
油圧緩衝器10の減衰力をミデアムにし、p34へ進
む。
【0019】p25で電磁開閉弁5,15が失陥してい
ない場合は、p30で車速センサ22が失陥しているか
否かを判別する。車速センサ22が失陥している場合は
p31へ進み、車速センサ22が失陥していない場合
は、p32で横加速度センサ23が失陥しているか否か
を判別する。横加速度センサ23が失陥している場合は
p31へ進み、横加速度センサ23が失陥していない場
合は、p33で操舵速度センサ24が失陥しているか否
かを判別する。操舵速度センサ24が失陥している場合
は、p31で空気ばね3,13のばね特性をソフトに
し、かつ油圧緩衝器10の減衰力をミデアムにし、p3
4へ進む。p33で操舵速度センサ24が失陥していな
い場合は、p34で本プログラムへ戻る。
【0020】図9に示すように、横加速度センサ23が
失陥した時のロール制御判定ルーチンはp41で開始
し、p42でアクチユエータ51が失陥しているか否か
を判別する。アクチユエータ51が失陥している場合は
p67へ進み、アクチユエータ51が失陥していない場
合は、p43でロール制御フラグが1か否かを判別す
る。p43でロール制御フラグが1の場合は、p44で
車速が0か否かを判別する。p44で車速が0の場合
は、p45でロール制御フラグをクリアしてp59へ進
む。p44で車速が0でない場合は、p46で横加速度
センサ23が失陥しているか否かを判別する。横加速度
センサ23が失陥している場合は、p47で操舵角が所
定値以下になつてから所定時間経過したか否かを判別す
る。操舵角が所定値以下になつてから所定時間経過して
いない場合はp59へ進み、操舵角が所定値以下になつ
てから所定時間経過した場合はp48でロール制御フラ
グをクリアし、p59へ進む。この際、操舵角は操舵速
度センサ24の出力を積分することにより求める。
【0021】p46で横加速度センサ23が失陥してい
ない場合は、p49で横加速度の絶対値がしきい値−1
よりも小さいか否かを判別する。横加速度の絶対値がし
きい値−1よりも小さい場合はp45へ進み、横加速度
の絶対値がしきい値−1よりも大きい場合は、p50で
横加速度の向きが変つたか否かを判別する。横加速度の
向きが変つた場合はp45へ進む。つまり、例えば制御
開始の時(フラグをセツトした時)に右旋回中であつて
も、現時点で左旋回に変るとロールがより大きくなり、
車両が不安定になるから、ロール制御を中止する。p5
0で横加速度の向きが変つていない場合はp59へ進
む。
【0022】p43でロール制御フラグが1でない場合
は、p51で横加速度センサ23が失陥しているか否か
を判別する。横加速度センサ23が失陥している場合は
p59へ進み、横加速度センサ23が失陥していない場
合は、p52で車速が15km/h未満か否かを判別す
る。車速が15km/h未満の場合はp59へ進み、車
速が15km/h以上の場合は、p53で操舵速度が所
定値δよりも小さいか否かを判別する。操舵速度が所定
値δよりも小さい場合はp59へ進み、操舵速度が所定
値δよりも大きい場合は、p54で操舵方向が横加速度
から求まる旋回方向と逆か否かを判別する。操舵方向が
横加速度から求まる旋回方向と逆の場合はp59へ進
み、操舵方向が横加速度から求まる旋回方向と同じ場合
は、p55で横加速度の絶対値がしきい値−2よりも小
さいか否かを判別する。
【0023】p55で横加速度の絶対値がしきい値−2
よりも小さい場合はp59へ進み、p55で横加速度の
絶対値がしきい値−2よりも大きい場合は、p56で操
舵方向が左か否かを判別する。操舵方向が左の場合はp
57で左旋回ロール制御フラグをセツトし、p59へ進
む。p56で操舵方向が右の場合は、p58で右旋回ロ
ール制御フラグをセツトし、p59でロール制御フラグ
が1か否かを判別する。ロール制御フラグが1でない場
合はp67へ進み、ロール制御フラグが1の場合は、p
60で右旋回ロールフラグが1か否かを判別する。
【0024】p60で右旋回ロールフラグが1の場合
は、p61で横加速度の絶対値がしきい値−3よりも大
きい(等しい場合を含む)か否かを判別する。横加速度
の絶対値がしきい値−3よりも大きい場合は、p62で
右旋回ロール制御2にフラグをセツトし、左右車輪のば
ね特性をハードに、左右車輪の減衰力をハードにし、p
67へ進む。p61で横加速度の絶対値がしきい値−3
よりも小さい場合は、p63で右旋回ロール制御1にフ
ラグをセツトし、左車輪のばね特性をハードに、右車輪
のばね特性をソフトにし、左右車輪の減衰力をミデアム
にし、p67へ進む。
【0025】p60で右旋回ロールフラグが1でない場
合は、p64で横加速度の絶対値がしきい値−3よりも
大きい(等しい場合を含む)か否かを判別する。横加速
度の絶対値がしきい値−3よりも大きい場合は、p65
で左旋回ロール制御2にフラグをセツトし、左右車輪の
ばね特性をハードに、左右車輪の減衰力をハードにし、
p67へ進む。p64で横加速度の絶対値がしきい値−
3よりも小さい場合は、p66で左旋回ロール制御1に
フラグをセツトし、左車輪のばね特性をソフトに、右車
輪のばね特性をハードにし、左右車輪の減衰力をミデア
ムにし、p67で本プログラムへ戻る。
【0026】図10に示すように、操舵角センサ(操舵
速度センサ24でもよい)が失陥した時のロール制御判
定ルーチンはステツプp46〜p49(ステツプp50
はなし)が、図9に示す横加速度センサ23が失陥した
時のロール制御判定ルーチンのステツプp46〜p50
に入れ替る点で異なる。図10の実施例では、操舵角セ
ンサにより操舵角を直接検出しているが、操舵速度セン
サ24の出力を積分して操舵角を求めるようにしてもよ
いことは言うまでもない。
【0027】図11に示すように、横加速度のしきい値
は各センサ22〜24、電磁開閉弁5,15およびアク
チユエータ51に応じて決め、3段階のロール制御を行
う。図12に示すように、上述の制御において、操舵速
度のしきい値は車速に応じて線60で示すように設定す
る。
【0028】図13に示すように、本発明によれば、各
センサ22〜24および駆動部が正常な状態では、操舵
角が線61に示すように変化すると、操舵速度が線62
で示すようなしきい値に設定される。また、横加速度が
線63で示すようにしきい値−1よりも大きくなつた
時、線64で示すようにロール制御を行う。つまり、電
磁開閉弁5,15によりばね定数を、アクチユエータ5
1により減衰力をそれぞれ制御する。横加速度がしきい
値−1よりも小さくなれば、所定時間taだけ遅れて、電
磁開閉弁5,15とアクチユエータ51を中立の位置へ
戻す。
【0029】一方、ロール制御中に例えば横加速度セン
サ23が線63aで示すように失陥すると、直ちにロー
ル制御を中止するのではなく、線64aで示すように操
舵角が0になつてから所定時間tbだけ遅れて、ロール制
御を中止ないし終了する。
【0030】なお、従来のロール制御では、図13で線
64bで示すように、横加速度センサ23が失陥したこ
とを判別するための時間tcだけ遅れてロール制御が中断
されるので、車体に急激な姿勢変化が生じ、操縦安定性
が損なわれる恐れがある。
【0031】ロール制御を途中で変更するためのロール
制御の判定は、図6に述べた制御に限らず、例えば横加
速度センサ23が故障した場合と、操舵速度センサ24
が失陥した場合とについて、それぞれ別々に制御するよ
うにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のように、ロール制御中に
横加速度センサまたは操舵速度センサが失陥しても、ロ
ール制御を直ちに中止するものではないので、車体の姿
勢が急激に変化し、操縦安定性が損われる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気ばね式懸架機構を備えた大型
バスの斜視図である。
【図2】同空気ばね式懸架機構の空圧回路図である。
【図3】同空気ばね式懸架機構の油圧緩衝器の側面断面
図である。
【図4】同平面断面図である。
【図5】同空気ばね式懸架機構の制御装置を表すブロツ
ク図である。
【図6】同制御装置のマイクロコンピユータによる制御
プログラムの流れ図である。
【図7】同制御に使用されるセンサの動作特性を説明す
る線図である。
【図8】同制御プログラムの流れ図である。
【図9】同制御プログラムの流れ図である。
【図10】同制御プログラムの流れ図である。
【図11】同制御装置の制御内容を説明する線図であ
る。
【図12】同制御装置の制御内容を説明する線図であ
る。
【図13】同制御装置の制御内容を説明する線図であ
る。
【符号の説明】
2:前輪 3:空気ばね 3a:懸架腕 4:副空気槽
5:電磁開閉弁 8:車枠 10:油圧緩衝器 1
2:後輪 13:空気ばね 13a:ビーム 14:副
空気槽 15:電磁開閉弁 21:電子制御装置 2
2:車速センサ 23:横加速度センサ 24:操舵速
度センサ 51:アクチユエータ 53:波形整形回路
55:駆動回路 55a:駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体と各アクスルとの間に空気ばねと減衰
    力可変式油圧緩衝器とを各別に介装し、各空気ばねと副
    空気槽との間にばね定数を加変とする電磁開閉弁を挿入
    接続し、車速センサと横加速度センサと操舵速度センサ
    とを備え、各センサの信号に基づき車体のロールを判別
    し、ロールの判別結果に応じて空気ばねのばね定数と油
    圧緩衝器の減衰力を加減する空気ばね式懸架機構の制御
    装置において、ロール制御中に横加速度センサの失陥が
    検出された時はロール制御を継続し、操舵角が所定値以
    下になつてから所定時間経過後にロール制御を中止する
    ことを特徴とする、空気ばね式懸架機構の制御装置。
  2. 【請求項2】車体と各アクスルとの間に空気ばねと減衰
    力可変式油圧緩衝器とを各別に介装し、各空気ばねと副
    空気槽との間にばね定数を加変とする電磁開閉弁を挿入
    接続し、車速センサと横加速度センサと操舵速度センサ
    とを備え、各センサの信号に基づき車体のロールを判別
    し、ロールの判別結果に応じて空気ばねのばね定数と油
    圧緩衝器の減衰力を加減する空気ばね式懸架機構の制御
    装置において、ロール制御中に操舵速度センサの失陥が
    検出された時はロール制御を継続し、横加速度が所定値
    以下になつてから所定時間経過後にロール制御を中止す
    ることを特徴とする、空気ばね式懸架機構の制御装置。
  3. 【請求項3】前記操舵速度センサの代りに操舵角センサ
    を備えた、請求項1,2のいずれかに記載の空気ばね式
    懸架機構の制御装置。
JP7210990A 1995-07-27 1995-07-27 空気ばね式懸架機構の制御装置 Pending JPH0939541A (ja)

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